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酬 小倉隆

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Academic year: 2021

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地域医療

Pl−061

乳幼児の固形食移行に関する縦断的研究 一基準食品の摂食状況と食べられること

に影響を与える要因について一

P1−062

当院で腸重積症と診断した過去4年間の

小倉隆 四元みか1 2、川越佳昭1

社会医療法人 真美会 中野こども病院 放射線科 1鹿児島県歯科医師会 地域歯科保健委員会、

2医療法人順正会 よつもと矯正歯科

【目的】

鹿児島県歯科医師会で2010年に県下の保育園・幼稚園で噛 めない、飲み込めない子(噛めない、いつまでも口にためて いる、食が細い、食べるのが遅い、偏食がひどい等と思わ れる園児)の割合を求めたところ、3歳未満で16.8%、3歳 以上で1・3.5%であった。そこで地域歯科保健における咀囎 機能の発達支援の取組みとして、健診や保育現場での保健 指導に用いることのできる指標を作成し、さらに食べられる ようになるためにどのような支援が必要であるかを検討す ることとした。

【方法】

乳幼児の固形食移行過程に関する研究を行ったSakashitaら の手法に倣い、県内の一自治体で平成21年生まれの1,310 人を対象に、6,7ヶ月〜3歳児の乳幼児健診の機会におかゆ から長ねぎまでの20基準食品の摂取についてアンケート調 査を行い、各食品の健診毎の摂取状況を求めるとともに、

食べられるようになる要因について分析を行った。

【結果および考察】

1,249人の延べ3,652枚のアンケートが得られ、食べられる 平均食品数は21ヶ月頃までは急速に増加したがそれ以降は 緩やかになり、3才6ヶ月には19品以上食べられる子が過半 数を占め、平均食品数は17.7に達した。各食品について健 診毎の摂取状況が求められ、固形食移行期の食品摂取のめ やすが得られた。食べられる食品数に影響を与える要因に ついて検討したところ、出生時体重、授乳方法、出生順位、

食品の経験に関連性が認められた。平均出生時体重は7ヶ 月で食品数との間に正の相関が認められたが、その後関係性 は低下した。授乳方法については、3歳6ヶ月で母乳群と混 合群が人工乳群より食品数が多い傾向があったが有意差は なかった。ただし食べられない子の割合は人工乳群が母乳 群より多かった。出生順位では順位が下がるほど食べられ る食品数が多く、食品の経験も早かった。また食べられる 食品数は全ての健診でまだあげていない食品数と強い負の 相関があった。さらに食べられる子と食べられない子につ いて食品数の経時的変化について調べた結果、7か月よりも 1歳7ヶ月で食べられるかどうかがが3歳6ケ月の食品数に 強く影響を与えていた。以上のことから3歳6ヶ月で食べら れるようになるためには、1歳半頃までに十分な食体験を積 むことが重要と思われた。

【はじめに】

腸重積症は小児救急の代表的疾患であり、腸管の血行障害、

通過障害が引き起こされ、放置すれば腸管壊死・穿孔・腸閉 塞に至る。当院では、腸重積症と診断された患児に対し、

非観血的整復が可能である場合は、高圧涜腸による整復を 施行している。過去4年間で腸重積症85例を経験した。また 最近注目されている、ロタワクチンによる腸重積症のリスク についても検討したので報告する。

【対象と方法】

対象:H23年4月からH27年3月までの4年間、腸重積症と診 断した85例を対象とした。方法:年齢、性別、ロタワクチン 接種の有無、臨床症状として間欠的腹痛、血便、嘔吐の有 無について検討し、画像検査では、超音波検査、腹部単純 X線写真による評価をした。また、再発率、観血的整復が必 要、発症から来院までの時間についても検討した。

【結果】

男児55名、女児30名で、年齢は0歳から8歳(中央値:1歳)

であった。1歳未満は24例(28%)で、0〜2歳までが72例 と全体の85%を占めている。1歳未満でのロタワクチン接種 者は2名いた。臨床症状では、間欠的腹痛58例(69%)、血 便34例(40%)、嘔吐35例(41%)で、主訴が3つ有は6例

(7%)、2つ有は31例(37%)、1つ有は48例(56%)であっ た。主訴1つ有では、間欠的腹痛35例(73%)、血便6例

(13%)、嘔吐7例(14%)であった。超音波検査では、83例

(98%)とほぼ全例でtarget signが認められた。再発は7例

(8%)、観血的整復が考慮され転院したのが10例(12%)で あった。

【考察】

国内の年齢表記のある14文献をまとめた1歳未満の症例は 約58%と言われているが、当院では28%であった。男女比 については、約2:1と報告されているが、当院においても L8:1とほぼ同じであった。1歳未満でロタワクチン接種後 に、腸重積症の発症が2例あるが、ワクチン接種から22日後 と、5カ月後であるため、ワクチンによる副反応ではないと 考える。またワクチン接種が2011年に開始されてから、当 院において腸重積症の増加は見られていない。よって現時 点で当院においては、ロタワクチン接種による腸重積症の発 症は認められていない。間欠的腹痛、血便、嘔吐全ての症 状が揃っていることは少なく、半数以上は1つの症状しか見 られず、特に間欠的腹痛が7割を占めていることがわかっ た。target signはほぼ全例に認められることから、症状が1 つだけでも腸重積症が疑われる場合には、積極的に超音波 検査を施行することが必要である。

般 演題・ポスター6月24日禽

The 63rd Annual Meeting ofthe」apanese Society of⊂hild Health 149 Presented by Medical*Online

参照

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