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下顎骨骨折の統計学的考察

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下顎骨骨折の統計学的考察

―骨折線数を考慮した分類による検討

昭和大学医学部形成外科学講座

阿 部 央

要約:下顎骨骨折は顔面骨骨折の中でも,骨折線数や骨折部位が診断や治療上問題になりやす い.これまでの「骨折線数を考慮しない部位別分類(以下,従来法)」と,今回調査した「骨 折線数を考慮した分類」(以下,新分類法)を比較検討する.今回の新分類では骨折線の数が 1 つの場合をⅠ型,2 つの場合をⅡ型,3 つをⅢ型,4 つ以上をⅣ型としてレトロスペクティブ に 検定を用い年齢,性別,原因,X 線における骨折線部位,骨折線数,他の骨折や合併症の 有無,治療方法,入院期間など詳細な調査を試みた.調査対象は,過去 14 年 4 か月に昭和大 学病院形成外科を受診した症例について行い,統計学的検討を行った.新分類法では従来法と 比較してタイプ別の治療期間の標準偏差(全型平均)約 17 から 8 へ,分散(全型平均)が約 287 から 64 へ低値を示し,入院期間の詳細な予測が可能となった.骨折の発生部位は受傷機 転に影響されやすく,同時に社会背景により大きく変動するため,骨折線数別の発生部位を見 出すことで受傷年代別の骨折状態や治療方針,詳細な入院期間の予測が可能となり,さらにク リニカルパスやインフォームドコンセントに有用と考える.

キーワード:顔面骨骨折,下顎骨骨折,部位別骨折,骨折線数,入院期間

 顔面は身体全体の面積に比べその割合は小さい.

一方で,社会生活を送ることやコミュニケーション を図る上で大変重要な役割を担っている.顔面の機 能と形態は,互いに重要な関係であり,その基本と なるのは顔面骨である.そのため顔面骨骨折による 変形や欠損は機能面,社会活動面において多大な負 担を患者に強いる事になるため,顔面骨骨折の治療 はそれを念頭において進めなければならない.下顎 骨骨折の分類は従来,下顎骨の骨折のある箇所を主 体とした部位別分類が主流であった.しかし,下顎 骨は顔面骨の中でも唯一長管骨形態を有しており骨 折の部位だけでなくその骨折の形態つまり骨折線の 数や方向が治療方法に影響する.また 1 症例当りの 骨折線数はこれまでの報告から平均 1.4 から 2.0 線

(今回は 1.6 線)であり,個々の症例に対する包括 的な把握には部位別の分類だけでは不十分であっ た.そこで骨折線数に注目した分類も必要と考え,

従来法と新分類法を比較検討し,その両立が重要で あることを明らかにした.今回の分類は骨折線の数 が 1 つの場合をⅠ型,2 つの場合をⅡ型,3 つをⅢ 型,4 つ以上をⅣ型とした.

研 究 方 法  1.対象

 1997 年 4 月から 2011 年 7 月までに昭和大学病院 形成外科を受診した顔面骨骨折 1735 症例のうち,

下顎骨骨折の見られる 153 症例を対象とした.

 2.方法

 性別,年齢,原因,骨折部位,骨折線数や組合 せ,入院期間,他の骨折や合併症の有無などの項目 について診療録および X 線写真をもとに調査した.

診断は下顎骨の頤部(結合部),体部,角部,下顎 枝部,関節突起部,筋突起部の骨折について検討し た.なお骨折線数の算定においては歯槽骨骨折を除 く下顎骨下縁にかかるもの,形状にかかわらず連続 した線をなすものを 1 線とし,骨折線が複数領域に わたる場合は全長の占める割合の高い領域部の骨折 とした.

 1.下顎骨骨折の頻度(Fig. 1)

 下顎骨骨折は全体の 9%であった.

原  著

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217  2.受傷年齢・性別

 下顎骨全体では平均年齢 36.2 歳(最年少 3 歳,

最年長 92 歳),男性 110 例,女性 43 例(男女比お よそ 5:2 であった.新分類法では全ての型(以下,

全型)において男性が多い傾向にあった.また,0 から 40 歳代ではⅡ型を中心としたⅠ型からⅢ型が 多く,50 歳代から 60 歳代ではⅣ型が突出して多 かった(Fig. 2).受傷原因は全型では転倒・転落が 最 も 多 く, 次 い で 交 通 事 故, 殴 打 の 順 で あ っ た

(Fig.  3).Ⅰ型では転倒・転落,殴打が多く,一方

Ⅱ型以上では自殺,交通事故が多く見られた(Fig. 

4).

 3.骨折線数別分類・頻度

  骨 折 頻 度 は,Ⅰ 型 50 %,Ⅱ 型 42 %,Ⅲ 型 7 %,

Ⅳ型 1%であった(Fig. 5).

 1)Ⅰ型

 骨折部位別頻度は多い順に関節突起部 47%,頤 部 27%,角部 13%,体部 9%,筋突起部 3%であっ

Fig. 1 Anatomical distribution of facial bones involved 

with fractures

Fig. 2 Etiology  of  mandible  fracture  types  according  to the age of patients

Fig. 3 Etiology of mandible fractures

Fig. 4 Etiology of mandible fracture types

Fig. 5 Mandible  fractures  distribution  of  the  number  of fracture lines

signifi cance of diff erence between type Ⅰ and type Ⅱ  p > 0.275

signifi cance of diff erence between type Ⅰ and type Ⅱ 

& type Ⅲ & type Ⅳ p > 0.935

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218 た.左右差は,およそ 5:3 であり左右の有意差は 認められなかった(p > 0.109).

 2)Ⅱ型

 頤部を含んだ骨折(33%)が最も多く,次いで関 節突起部を含んだ骨折(31%),角部を含んだ骨折

(17%),体部を含んだ骨折(16%),筋突起部を含 んだ骨折(2%)の順で多かった.また左右差はお よそ 5:4 であり有意差は認められなかった(p 値

> 0.167).骨折部位別組み合わせで,最も多かった のは頤部と関節突起部の組み合わせ(29.7%)で,

次 い で 頤 部 と 角 部(28.1 %), 関 節 突 起 部 と 体 部

(12.5%)であった.

 3)Ⅲ型

 頤部と両側関節突起部(80%),次いで頤部と関 節突起部と筋突起部(10%),頤部(2 線)と筋突 起部(10%)であり,全例頤部を含む骨折であった.

 4)Ⅳ型

 右側関節突起部(2 線)と頤部と左側関節突起部

(50%),両側関節突起部と体部と筋突起部(50%)

であり,全例とも両側関節突起部を含む骨折であっ た.

 4.治療方法

 Ⅰ型は保存的治療が約 6 割であるが,Ⅱ型以上で は観血的治療が 7 割以上を占めた(Fig. 6).

 5.入院日数(Fig. 7,Fig. 8)

 1)他の骨折や合併症を含む下顎骨骨折全体で入 院日数

 ①全型

 平均入院日数 26.7 日(最短 4 日,最長 142 日),

標準偏差 16.94,分散 287.04 であった.

 ②Ⅰ型

  平 均 入 院 日 数 21.6 日( 最 短 4 日, 最 長 58 日 ),

標準偏差 11.46,分散 131.34,観血的治療を行った 症例では平均日数 21.1 日,保存的治療例では 8.3 日 であった.

 ③Ⅱ型

 平均入院日数 30.3 日(最短 6 日,最長 142 日),

標準偏差 21.61,分散 467.14,観血的治療例では平 均日数は 26.5 日,保存的治療では 16.9 日であった.

 ④Ⅲ型

  平 均 入 院 日 数 29.4 日( 最 短 6 日, 最 長 45 日 ),

標準偏差 10.57,分散 111.64 で,観血的治療例では 平均日数は 32.0 日,保存的治療では 6.0 日であった.

 ⑤Ⅳ型

 平均入院日数 31.5 日,標準偏差 14.5,分散 210.25 で全て観血的治療例であった

 2)他の合併症や骨折を含まない下顎単独骨折の 入院日数

 ①全型

 平均日数 24.7 日(最短 5 日,最長 46 日),標準

Fig. 6 Treatment methods according to types

Fig. 7 Hospitalization average days according to types  each  of    patients  of  mandible  fractures  with  other  injuries  and  only  mandible  fractures patients without any injury

Fig. 8 Variance  according  to  types  each  of    patients   of  mandible  fractures  with  other  injuries  and  only mandible fractures without any injury

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219 偏差 8.00,分散 63.87

 ②Ⅰ型

 平均日数 19.9 日(最短 5 日,最長 37 日),標準 偏差 7.34,分散 53.84

 ③Ⅱ型

 平均日数 23.9 日(最短 11 日,最長 43 日),標準 偏差 9.12,分散 83.16

 ④Ⅲ型

 平均日数 28.0 日(最短 6 日,最長 40 日),標準 偏差 10.57,分散 111.71

 ⑤Ⅳ型

 平均日数 31.5 日(最短 17 日,最長 46 日),標準 偏差 14.5,分散 210.30

 顔面の骨折の中で鼻骨骨折や頬骨骨折は機能的と 言うよりも審美的な治療が大きな比重を占めるが,

上下顎骨折,眼窩底骨折は機能的な治療に重点が置 かれる.特に下顎骨骨折は咀嚼や言語運動に大きく 関与しているため,骨折の形態によっては観血的手 術が必須となる.このことから顔面骨骨折の 9%を 占めた下顎骨骨折のその割合は小さいものの,慎重 に治療方針を選択することが重要である.今回,顔 面骨骨折の発生頻度は高い順に鼻骨,頬骨,下顎骨 であり骨の外力に対する強度と矛盾しない結果を得 た.

 骨折線数別にⅠ型からⅣ型に分類してみると骨折 部位別頻度はⅡ型では頤部に骨折が見られることが 多く,関節突起部骨折が多いという報告7,8)との相 違が見られているが,これは頤部と関節突起部の合 併骨折が多いためであろう.Ⅲ型では全例頤部を含 む骨折,Ⅳ型では全例両側関節突起部を含む骨折と なった.また全型で 6 割以上が頤部と関節突起部が 占めていることが分かったが,渡邊ら1),山本ら2)

の報告でも関節突起部が最も多く,次いで多い頤部 と合わせて 6 割以上を占めており矛盾しない結果で あった.つまり,骨折の発生部位においては従来法 と大差なく頤部と関節突起が多いと言ってよい.頤 部と関節突起部は外力に対し応力の集中しやすい部 位である.頤部は下方に突出した形態であり受傷し やすい.そして頤部は外力を受けた場合,単独では 骨折しにくいが下顎骨全体に及ぼす破壊傾向が高い ため他の部位の合併骨折を起こしやすい.特に,頤

部骨折の外力は緩衝されずに関節突起部へ直接かか るため,Ⅱ型以上では互いの合併骨折が多くなった と考えられた.また顔面骨骨折における部位別頻度 でも他施設のからの報告3‑6)と同様の結果が得られ,

当施設が偏った症例とは考えにくく,当施設での症 例を統計学的に調査することは可能と考えた.

 年代別では 20 歳代を中心とした 40 歳代まではⅠ 型からⅢ型までのⅡ型をピークとする山型が認めら れたが,Ⅳ型は認められなかった.行動範囲の広い 若年層は受傷頻度も高くなる傾向があると考えられ た.50 歳代から 60 歳代ではⅣ型が顕著に認められ たため,ここを境に 40 歳代までと 50 歳代以上に分 類した(Fig.  9).つまり 50 歳代以上では加齢に伴 う骨基質の膠原線維および有機性接合質の変化など 骨粗鬆症が進み,骨強度の減弱や反射機能,防御反 応の低下から転倒・転落を起こしやすく重症化しや すい傾向があった.

 次にⅠ型とⅡ型ではその受傷原因に相違が見られ ておりⅠ型では転倒・転落,殴打がその主な原因で あり,Ⅱ型では自殺や交通事故が多く認められてい ることから外力が大きければ骨折線数も増えると考 えられた.比較的外力の弱い転倒・転落,殴打で は,Ⅰ型の割合が多くなる傾向があり,一方で制御 不能な強い外力を受ける自殺や交通事故ではⅡ型以 上の割合が多くなったと考えられる6)

 治療方法は,Ⅰ型の約 6 割が保存的治療であるの に対しⅡ型とⅢ型では観血的治療が大部分を占めて いた.Ⅳ型は観血的治療のみであった.Ⅱ型以上の 骨折では顎間固定期間の短縮や咬合機能の早期回復 を図るため,観血的治療を選択しやすい傾向が強い と考えられた.

Fig. 9 Etiology  of  mandible  fracture  types  according  to two parts of the age of patients

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220  平均入院日数は他の骨折や合併症の治療のために 入院期間を延長した症例を除外した下顎骨単独骨折 では,Ⅰ型からⅣ型へと入院期間が増加しており顎 間固定期間の増加が影響していると考えられた.一 方で骨折線数が増えると平均入院日数の分散値が大 きくなることから,入院日数の予測を立てにくくな る傾向がある.Ⅲ型とⅣ型では該当する症例数が少 ないことから分散値が変化せず,入院期間の予測が 立てにくくなると思われた.他の骨折や合併症を含 む群と含まない群で比較すると,含まない群ではⅠ 型とⅡ型の分散値や標準偏差が低値を示したことか ら,入院期間の予測が可能と考えられる.これまで の報告では他の骨折や合併症を含む下顎骨骨折全体 の平均入院日数を算定していた.今回の型別平均入 院日数の算出では,他の骨折や合併症を除いた下顎 骨単独骨折の症例を用いることで,入院期間がある 程度予測可能となった.型別の平均入院期間を算出 することで,今後のクリニカルパスや患者へのイン フォームドコンセントに有用な結果が得られた.

謝辞 稿を終るに際し,終始御懇篤なる御指導と御校閲 を賜った形成外科学教室主任吉本信也教授に深甚の謝意 を表します.また本研究にあたり貴重なる御教示ならび に御協力を賜りました同教室門松香一講師に厚く御礼申 し上げます.さらに翻訳に御助言,御協力頂きました エーザイ株式会社 Stewart  Geary 医師,ならびに財団法 人東京都保健医療公社荏原病院形成外科青山亮介医師に 深く感謝いたします.また同教室員各位に心より感謝い たします.最後に,長年にわたり心温まる御厚意ならび に御配慮賜りました本学保阪善昭名誉教授に深甚の謝意 を表します.

文  献

1) 渡邉 哲,神谷祐司,藤原成祥,ほか:当科に おける過去 10 年間の顎顔面骨骨折の臨床統計的 検討.愛院大歯誌 40:391‑395,2002.

2) 山本一彦,杉浦 勉,村上和宏,ほか:奈良県 立医科大学口腔外科における 20 年間の顎顔面骨 骨折の臨床統計的検討.日口腔診断会誌 16:

57‑63,2003.

3) 大谷一馬,心石隆敏,宮本博子:顔面骨骨折 301

症 例 の 統 計 的 検 討. 形 成 外 科 33:129‑134,

1990.

4) 古川雅祥,最所祐司,浜中孝臣,ほか:当科に おける顔面骨骨折 5 年間の統計.形成外科 25:

213‑218,1982.

5) 上田晃一,田嶋定夫,近森正幸,ほか:顔面骨 骨 折 の 統 計 的 考 察. 形 成 外 科 33:135‑141,

1990.

6) 小立 健,新橋 武,本宮由貴,ほか:教室に おける顔面骨骨折の統計と検討.日災医会誌 

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16) 岡  達:静的および動的荷重による人下顎骨 表面の歪について.日口腔科会誌 6:74‑92,

1957.

17) 竹内 智,岡  達,市川康明,ほか:下顎骨 の外力による変形・破壊に関する実験的および 数値解析的研究.日口腔外会誌 31:248‑263,

1985.

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1984.

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MANDIBLE FRACTURE STATISTICAL STUDY : EXAMINATION OF A NEW CLASSIFICATION

Mio ABE

Department of Plastic Surgery, Showa University School of Medicine

 Abstract    In facial bone fractures, the treatment for mandible fracture is determined by the loca- tion of the fracture and the number of fracture lines.  To date, we have used a classifi cation system of  fractures based on their location ( old method  in this article) or known as  the classifi cation of location  of fracture as based on the number of fracture lines .  In this study, we compared the old method to a  new classifi cation method based on the number of fracture lines based on each patient ( new method ).  

Fractures were classifi ed as follows : one fracture line on mandibula was called type I, two lines type II,  three lines type III, and four or more lines type IV.  From April 1997 to July 2011, we treated 1735 cases  of facial fractures including 153 cases of mandible fractures.  We studied the mandible fractures.  Of the  patients, 110 were males and 43 were females.  Patient ages ranged from 3 to 92 years, and averaged 36.2  years  old.    The  most  frequent  fracture  involved  nasal  bones (57%),  followed  by    the  zygoma (18%),  mandible (9%) and  maxilla  4%.    In  our  classifi cation  of  mandible  fractures,  the  most  frequent  type  of  mandible fracture was type I (50%), followed by the type II (42%), type III (7%) and type IV (1%).  

The  most  frequent  cause  was  falls (49%) followed  by  traffic  accidents (24%),  assault (12%),  sports 

(8%) and suicide (4%).  In the treatment methods, only type I received conservative treatment (62%) 

more  often  than  operative  treatment (38%).    The  other  types  received  more  conservative  treatment 

(over 70%) than operative treatment.  We found that the new classifi cation system off ered an improved  prediction of the method of treatment and length of hospitalization.

Key words :  facial bone fracture, mandible fracture, the location of the fracture, the number of fracture 

lines, length of hospitalization

〔受付:1 月 25 日,受理:2 月 3 日,2012〕

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Fig. 2 Etiology  of  mandible  fracture  types  according  to the age of patients
Fig. 8 Variance  according  to  types  each  of    patients   of  mandible  fractures  with  other  injuries  and  only mandible fractures without any injury
Fig. 9 Etiology  of  mandible  fracture  types  according  to two parts of the age of patients

参照

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