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新 製 品 ・ ・ 新 技 術

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Academic year: 2021

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原料ビン

スーパーミル

回転数調整

回転数調整 ダンパ

サンプラー

加湿混練機 自動粒度 測定装置 自動粒度 調整装置

微 粉 製品砂

電磁フィーダ

生コンはセメント,水,粗骨材,細骨材(砂)をそれぞれブ レンドして作られるが,使用される砂には天然砂と人工の砕砂 がある。天然砂は河川,海,山から採取されるが,とくに,河 川,海からの採取は自然環境の破壊につながり,年々規制が厳 しくなってきている。

砕砂は従来,湿式方式が多く採用されているが,洗浄水で微 粉を抜く工程で濁水が発生し,濁水処理により発生する汚泥が 産業廃棄物となるという環境上の問題がある。また,従来の砕 砂は粒子の粒形が悪く,天然砂にくらべて生コンの流動性が悪 くなるという欠点があった。

当社では汚泥などの環境上の問題がない乾式方式で,天然砂 に近い粒形の人工砂が製造でき,自動粒度調整装置により粒度 の調整も自在で,高品質で安定した人工砂を生産することが可 能な新製砂システム「アストロサンディー」を開発,商品化し た。

1.システム

製砂システムのフローを第 1 図に,また,アストロサンデ ィーの生産能力を第 1 表に示す。本システムは乾式方式で製 砂主機としてローラおよびライナ部に新開発のセラミックスを 使用し,耐摩耗性を大幅に向上させたスーパーミルを採用し,

振動篩い,エアセパレータ,加湿混練機などで構成され,自動 粒度調整装置を装備することにより,粒形,粒度の優れた砕砂 を安定して生産することができる。

2.特徴

1)汚泥(産業廃棄物)などの環境上の問題がない乾式方式で ある。

2)製砂主機として採用したスーパーミルは関西マテック㈱と 共同開発,商品化したもので,ロータの中心部に投入された 原料が複数列のピンシールド内で複数回衝撃破砕されるた め,産物の粒形,粒度ともにこれまでの製砂システムではえ られなかった天然砂に近い高品質の砂の生産が可能である。

3)産物粒度はスーパーミルのロータの回転数で決まり,粒度 の調整も回転数の変更のみで可能(インバータを標準装備)。 自動粒度調整システムは,製品砂を自動的にサンプリング,

粒度測定をおこない,製品砂が所定の粒度分布となるように システムの運転条件を自動的に調整するシステムで,本シス テムを装備することにより,目標粒度を入力するだけで一定 の粒度の砂の生産ができるように自動的にコントロールする ことが可能である。したがってオペレータの熟練技術を必要 とせず,自動運転が可能である。

4)スーパーミルはロータおよびライナ部に新開発のセラミッ クスを使用し,長寿命化を計るとともにランニングコストの 低減を実現した。

5)スーパーミルの破砕室を構成するハウジングは二つに分か れており,油圧機構により開閉できる構造で,点検,メンテ ナンスが容易である(写真 1)。

6)システムがユニット化されており,省スペースで据え付け,

基礎工事が簡単である。

新 製 品 ・ ・ 新 技 術

供給量 t/h

原料粒度別砕砂生産能力 t/h

13〜0mm 5〜0mm 5〜2.5mm

50 型 50 35〜40 40〜45 30〜40

100 型 100 70〜80 80〜90 60〜80

新製砂システム「アストロサンディー 」

大槻文和・稲吉秀幸・加納雅行

機械本部・破砕機部

第 1 表 アストロサンディーの生産能力

(注)13mm を越える原料の場合は上流にアストロファインを追加する。

第 1 図 製砂システムのフロー 写真1 スーパーミルの外観

問い合わせ先:機械本部 破砕機部技術室 TEL(0794)45−7747 FAX(0794)45−7753 KOBE STEEL ENGINEERING REPORTS/Vol. 47 No. 3(Nov. 1997)

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