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地域再生計画
1 地域再生計画の名称
地域資源を活用した広域観光プロジェクト ~海・まち・山、多彩な資源が織り成す 地域産業の振興~
2 地域再生計画の作成主体の名称 和歌山市
3 地域再生計画の区域 和歌山市の全域
4 地域再生計画の目標
和 歌 山 市 は 、 紀 伊 半 島 の 北 西 部 、 紀 の 川 の 河 口 に 位 置 し 、 北 は 緑 豊 か な 和 泉 山 脈 、 西 は 紀 淡 海 峡 に 面 し 、 黒 潮 の も た ら す 温 暖 な 気 候 と 季 節 感 豊 か な 自 然 に 恵 ま れ た 人 口 370,364 人(平成 22 年国勢調査)、面積 208.84k㎡の都市である。
和歌山市の歴史や文化は、古くは万葉の昔から培われてきており、徳川御三家の一つ、
紀州徳川家が治める 55 万5千石の紀州藩の城下町として栄えた時代を経て、和歌山市の シンボルである和歌山城をはじめとする名所・旧跡を遺すとともに、優れた人物を数多く 輩出している。
明治 22 年4月の市制施行以来、和歌山県の県都として発展し、近畿圏南部において文 化や経済など様々な面で中心的な役割を担ってきた。大阪中心部から約 70km、鉄道や 車で約1時間の距離に位置しており、空の玄関口・関西国際空港から約 40 分と至近距離 にあり、世界との距離が一番近い県都、中核市である。
関西国際空港に LCC が就航した 2012 年3月以降、年々外国人観光客数が増加し、平成 27 年には平成 23 年に比べ宿泊客数が約 18 倍の増加となり(表1)、それに伴う観光消 費額増加による経済効果が今後も期待でき、また、京奈和自動車道の整備により、世界遺 産を有する京都・奈良・和歌山の3府県を結ぶルートの利便性が飛躍的に高まるなど、観 光客を誘致する絶好の機会を迎えている。
6,056 14,772 22,517
60,080
107,381
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000
H23 H24 H25 H26 H27
外国人宿泊者数
(表1)
( 人 )
2
し か し な が ら 、 本 市 で は 、 和 歌 山 城 、 友 ヶ 島 、 た ま 電 車 等 、 ま ち な か ・ 海 ・ 山 そ れ ぞ れのエリアに観光客から人気のある地域資源を有しているが、市と観光協会との役割があ いまいであり地域観光を強力に推進する主体が不在であることにより、プロモーションや マーケティングにおいて効果的な観光戦略が立案されていないことに加え、周辺の観光地 や民間事業者・交通事業者・宿泊業者との連携不足が生じ、地域が一体となった観光地づ くりの体制が構築されていないことから、観光消費(地域内消費)に伸びしろがあるとい う課題を抱えている。また観光産業と農業・漁業等他産業との連携が不十分であるため、
消費効果が各産業に行き渡らず限定的なものとなっており、ポテンシャルを充分に発揮で きていないという状況にもある。
そのため、本市の観光拠点である和歌山城を中心に、加太・友ヶ島で人気のある海のエ リア(西エリア)を走る南海電鉄(加太線・多奈川線)及び猫が駅長を務める「たま電車」
で観光客に人気のある山のエリア(東エリア)沿線の和歌山電鐵貴志川線というご当地鉄 道と連携し、沿線に存在する魅力的な観光資源をつなぎ、観光消費に大きな効果がある外 国人観光客をはじめとする本市への来訪客の更なる増加・滞在時間の延長、ひいては消費 の 拡 大 を 目 指 す 。 将 来 的 に は 、 沿 線 周 辺 自 治 体 を 含 め た 広 域 観 光 ル ー ト を 形 成 し 、 高 野 山・熊野等集客力のある観光地との広域的な観光誘客体制を構築する。また、多様なメン バーで構成される和歌山市版DMOの設立により、地域観光の強力な推進体制を構築し、
地域一体となった観光産業の確立を目指す。DMOが主体となり、民間事業者との合意形 成を図りながら地域資源を有効活用し、地域全体で稼げる観光産業を目指していくととも に、海のエリアの海産物及び山のエリアの農産物をはじめとした地場産品のブランド化・
販売促進を通じた農商工と観光を融合させた施策を展開することで、地域産業の振興を図 り、雇用の創出や地域経済の好循環を生み出し、地域を再生する。
【数値目標】
事業開始 前(現時 点)
平成 29 年 3月末
平成 30 年
3月末 平成 31 年 3月末
平成 32 年 3月末
平成 33 年 3月末
KPI 増 加分の 累計 外国人宿泊客数
(単位:人) 107,381 30,000 35,000 40,000 42,000 45,619 192,619 和歌山城入場者
数
(単位:人)
200,000 205,000 - - - - -
友ヶ島観光客入 込客数
(単位:人)
40,000 43,000 - - - - -
観光消費額
(単位:百万
円) 43,951 1,337 1,350 1,400 1,460 1,538 7,085 新商品の開発件
数(単位:件) 0 0 1 2 3 4 10
3 5 地域再生を図るために行う事業
5-1 全体の概要
急 増 し て い る 外 国 人 観 光 客 を は じ め と し た 観 光 客 の 誘 致 を 最 大 の 目 標 と し 、 宿 泊 施 設 の増加等関連施策にあわせて、官民が連携したDMOを立ち上げ、マーケティング・プロ モーションの強化や地域資源の魅力向上、鉄道やサイクリングロードを活用した広域連携 に取り組むことで、滞在時間の延長・消費拡大を図り、稼げる観光産業を実現するととも に、エリア特性・地域資源を生かした体験型観光・商品開発等による農商工政策との政策 連携を図ることで、観光のみならず地域産業の振興を目指す。
5-2 第5章の特別の措置を適用して行う事業 地方創生推進交付金【A3007】
1 事業主体 和歌山市
2 事業の名称及び内容:ご当地鉄道でつなぐ広域観光プロジェクト
和歌山城、加太・友ヶ島、たま電車など本市の代表的な観光資源があるまちなかエ リア・海エリア・山エリアの魅力を向上させるとともに、それらのエリアを結ぶご当 地鉄道(南海電鉄加太線・和歌山電鐵貴志川線)やサイクリングロードを活用した広 域観光ルートの形成に加えて、旅行会社や観光客に対するワンストップ窓口となり、
地域観光を推進する主体となる和歌山市版DMOを立ち上げ、戦略的なマーケティン グ・プロモーションの展開に取り組むことによる、外国人観光客をはじめとする観光 客数増加への取組を主軸としながら、DMOに地域商社機能を併せ持たせることで、
エリア特性・地域資源を生かした体験型観光・商品開発に取り組む農商工と観光を融 合させた地域産業振興施策を一体的なプロジェクトとして実施するものである。
3 事業が先導的であると認められる理由
【官民協働】
・行政は、大学と連携した分析調査等によるデータの提供や事業の自立に向けた支援 を行う。和歌山市版DMOは鉄道事業者・観光事業者・宿泊業者との合意形成を図 りながら、総合的な観光戦略を立案し、地域観光をマネジメントする。また、鉄道 事業者や商工会議所、商業施設との連携を強化することで、観光商品の開発や地場 産品の販路拡大を促進する。官民が一体となり、本事業を推進することにより、観 光振興及び地域産業振興を実現する。
【地域間連携】
・大阪府岬町や紀の川市など鉄道やサイクリングロードなどにより結ばれている地域 との間で、観光客の増加に加え、滞在型観光に向けた連携を図ることで、それぞれ の地域のブランド力・知名度の向上、農商工の振興に相乗効果を発揮できる事業で ある。また、高野山・熊野など集客力のある観光地と広域的な連携を図り、和歌山 城をはじめとする本市の魅力的な観光地を含めた広域での観光客の流れをつくるこ とで更なる誘客を促進する。
【政策間連携】
4
・和歌山市版DMOの設立により、本市観光を総合的に推進していくことが可能とな り、農商工と連携した地域ブランド商品の開発、販売促進や体験型観光の促進によ り地域産業の振興・雇用の創出に相乗効果が得られる。また、まちなかエリアでの 宿泊施設・商業施設等再開発事業にあわせて和歌山城を含むエリアにおいて観光客 増加を目指した取組を実施することで、宿泊者数の増加・滞在時間の延長による消 費の拡大が図られ、中心市街地の活性化にも寄与する。観光部局を中心に、農商工 部局・まちづくり部局・交通部局が一体となって事業を推進することで、観光と地 域産業を融合させ、地域経済を活性化させる事業である。
【自立性】
・平成 28 年度中に設立予定の和歌山市版DMOは、立ち上げ後の数年間は市からの 補助金等の支援を受け事業を実施するが、5年後を目途に、地域ブランドの確立・
販売、着地型旅行商品の造成や新商品の開発・販売等による収益事業及び広告料・
会費による財源を確保し、自立した運営を目指す。
【その他の先導性】
・鉄道事業者との連携や宿泊施設の整備等ハード・ソフト両面において関連する複数 の事業と一体的に本事業を実施することにより、更なる誘客や宿泊客の増加及び広 域観光の促進に相乗効果を発揮させるとともに、地域ブランドの開発、販売促進や 体験型観光と関連付けることにより、観光消費額の拡大のみならず地域産業の振興 を図る点において、新規性のある事業である。
4 重要業績評価指標(KPI)及び目標年月 事業開始前
(現時点)
平成 29 年 3月末
平成 30 年 3月末
平成 31 年 3月末
平成 32 年 3月末
平成 33 年 3月末
KPI 増加分の 累計 外国人宿
泊客数
(単位:
人)
107,381 30,000 35,000 40,000 42,000 45,619 192,619
観光消費 額
(単位:
百万円)
43,951 1,337 1,350 1,400 1,460 1,538 7,085
新商品の 開発件数
(単位:
件)
0 0 1 2 3 4 10
5 評価の方法、時期及び体制
毎年度、3月末時点の KPI の達成状況を取りまとめて、外部有識者で構成する市 の附属機関や議会の関与を得ながら検証結果報告をまとめる。また、必要に応じて和 歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略や今後の事業経営方針に反映させる。検証結 果は HPで公表する。
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6 交付対象事業に要する費用
① 第5条第4項第1号イに関する事業【A3007】
・総事業費 278,826千円
7 事業実施期間
地域再生計画認定の日から、平成 33 年3月 31 日(5ヵ年度)
8 その他必要な事項 なし
ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 寄 附 活 用 事 業 に 関 連 す る 寄 附 を 行 っ た 法 人 に 対 す る 特 例 ( 内 閣府)【A2007】
1 事業名:和歌山市の名所魅力向上事業
(和歌山城の桜魅力向上事業・友ヶ島の魅力向上事業)
2 事業区分:観光の振興
3 事業の目的・内容
(目的)
本事業では、和歌山市の中心地に在る和歌山城と、北西端に位置する加太地区の沖 にある無人島である友ヶ島の観光資源としての潜在能力に着目し、磨きをかけること で、観光名所としての魅力の向上を目指す。
本市は、関西国際空港からも近い地理的条件もあって観光客数は増加してきており、
その中でも、和歌山城と友ヶ島は人気のある観光スポットである。
史跡である和歌山城は外国人観光客にも人気の施設で、日本の春の象徴である桜の 花と関連付けた整備を行う。また、友ヶ島は、昔と変わらぬ豊かな自然や、昔の戦跡 や登録有形文化財に指定された灯台が人気で、そのイメージを壊さないように整備し、
観光名所としての魅力を向上させ和歌山市の知名度やイメージアップに繋げる。
この異なるタイプの観光名所の魅力を向上させることにより、幅広い層の観光ニー ズに対応し、また、両施設の人気が向上すれば、立地的な面から観光客の回遊性、流 動性の向上が期待でき、公共交通の活用や滞在時間の延長による経済波及効果も期待 できる。
(事業の内容)
・和歌山城の桜魅力向上事業
和歌山市には桜の名所と言われるところもあるが、全国的な認知度・知名度とも高 いわけでなく、持っているポテンシャルを充分生かしきれていないと言える。そこで、
和歌山城を桜のお城・公園として知名度を高めるような整備をして、観光地としての 魅力を高め、桜の名所としてのイメージ向上・定着を図る。
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和歌山城は紀州徳川家の居城で、緑茂る小高い山に建つ白亜の城は、日本三大連立 式平山城の一つに数えられる。国宝に指定されていた天守閣は空襲で焼失したが、現 天守閣が昭和 33 年に鉄筋コンクリートで復元された。その天守閣の人気は高く、天 守閣を望む場所は人気の写真撮影スポットでもある。
城内には現在約 600 本の桜が植えられており、春には花見客で賑わうが、天守閣と 桜を併せて眺める景観があまりないため、天守閣と桜を併せて眺められ、それを背景 に写真撮影できる場所を、新たな観光スポットとして整備する。
和歌山城の北西に隣接する和歌山市管理の汀公園は、その条件に絶好のロケーショ ンにあり、アングルを考慮した場所に桜の成木を植えると、和歌山城と桜を背景にし た景観を提供できる。和歌山城内からの桜の景観に加え、今までになかった景観を補 完できるため、花見の名所としてのPRをしていくうえでの強みになると考える。
現在の花見の風習は、8代将軍徳川吉宗が主導した「享保の改革」の一環として、
隅田川堤や飛鳥山、御殿山などに桜を植樹して、さらには花見客用の飲食店までつく らせて、庶民の花見を奨励したのがはじまりといわれている。吉宗の郷里の紀州には 長保寺という見事な桜のある寺があり、桜に親しんで育った吉宗は、この寺の桜を偲 び、江戸のあちこちに桜を植えさせたのだともいわれている。
本年は徳川吉宗の将軍就任 300 年ということで、徳川吉宗に関連したイベントを実 施しており、吉宗を介して花見に縁が深い和歌山の地を、「桜のまち、桜の名所」に 育て、アピールする絶好の機会ととらえている。
また、本市では、市民からの提案も踏まえた、桜の苗木を市内各所に植樹する事業 を進めており、官民ともに桜で和歌山市を盛り上げていこうという機運が高まってい る。
和歌山市内に新たに桜の観光スポットを整備し、和歌山城の桜の名所としての魅力 を向上させることで、桜のお城としての知名度を向上・定着させ、市内はもとより関 西圏からの来場者の増加に繋げる。
・友ヶ島の魅力向上事業
友ヶ島は瀬戸内海国立公園の紀淡海峡、和歌山市北西加太沖に浮かぶ無人島群で、
島へは船で渡っていく。戦前の砲台跡が点在する一方、緑深い照葉樹林が繁り、様々 な植物・磯の生きものなどが生息する自然の宝庫で、友ヶ島深蛇池湿地帯植物群落と して和歌山県天然記念物に指定されている。
友ヶ島への観光客は、ハイキングや磯遊び、キャンプなど、友ヶ島にある豊かな自 然を目的に来島していた。近年、メディアから、アニメ「天空の城ラピュタ」に島内 の砲台跡の雰囲気が似ていると取り上げられたことを契機に、SNS等のクチコミを 通じて人気が急上昇し、来島者数が急増している。
このように、友ヶ島は、豊富な自然と戦跡の組み合わせが観光客を呼び込む重要な ツールとなっているが、近年、大雨や台風など自然災害の影響もあって、島内の環境 が著しく悪化している。倒木、がけ崩れの発生、通路の陥没などが起こり、島内施設 の利用に支障が生じている。また、外来種植物の繁殖による自然環境の悪化も目立っ てきている。
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そこで、「豊かな自然」と「戦跡」を期待して来島してくれる方の、期待に応えら れるよう島内環境を整備する。友ヶ島の環境を回復することは、単なる保全ではなく、
友ヶ島の観光資源としての価値を高める手段であり、島の魅力の向上に寄与する事業 であると考える。
来島者に、安全に島内観光を楽しんでいただき、満足していただくことでリピー ターの増加に繋げ、近年の状況のようにクチコミで友ヶ島の良さを発信してもらえれ ば、さらなる観光客を呼び込むという好循環も期待できるため、「豊かな自然」と
「戦跡」を求めて来島する観光客の満足度を向上させることが、更なる来島者の増加 に繋がると考える。
また、友ヶ島の魅力をホームページ等を通じて発信し、友ヶ島の「豊かな自然」と
「戦跡」を求めている人の来島への喚起を促していく。
4 地方版総合戦略における位置付け
本事業の内容は、和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略上、安定した雇用を創 出する分野の観光資源の魅力向上を達成するための施策である。総合戦略の基本目標 として観光客入込客数(618 万人(H26) → 700 万人(H31))を定めており、本 プロジェクトは、この目標の達成に寄与するものである。
5 事業の実施状況に関する客観的な指標(重要業績評価指標KPI)
事業 和歌山城の桜魅力向上 事業
友ヶ島の魅力向上事業 年月
KPI 和歌山城入場者数 友ヶ島観光客入込客数
申請時 200,000人 40,000人 H28.3
初年度 205,000人 43,000人 H29.3
6 事業費 (千円)
和歌山城の桜魅力 向上事業
年度 H28
事業費計 1,500 区分 委託料 1,500
友ヶ島の魅力向上 事業
年度 H28
事業費計 1,500 区分 委託料 1,500
7 寄附の見込額 (千円)
和歌山市の名所魅 力向上事業
年度 H28
事業費計 3,000 寄附額計 3,000 寄附法人 株式会社ブレイザーズ
スポーツクラブ
100
8 8 事業の評価の方法(PDCAサイクル)
(効果検証の方法・体制)
外部有識者で構成する市の附属機関において、事業執行状況についての点検及び評 価について調査審議し、改善点を踏まえて次年度の事業手法を改良することとする。
(効果検証の時期・内容)
評価の時期については毎年度事業を実施した結果の数値が把握でき次第速やかに評 価を行うものとする。外部有識者で構成する市の附属機関において、事業執行状況に ついての点検及び評価について調査審議し、改善点を踏まえて次年度の事業手法を改 良することとする。
平成28年度 基準年度 目標1
和歌山城入場者数 約 205,000 人 目標2
友ヶ島観光客入込客数 約 43,000 人
(公表の方法)
上記手法により、毎年度事業を実施した結果の数値が把握でき次第速やかに和歌山 市公式ホームページにて公表する。
9 事業期間:平成 28 年9月~平成 29 年3月
5-3 その他の事業
5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし
5-3-2 支援措置によらない独自の取組 ①地方公共団体独自の取組
イ 企業立地奨励金の拡充 事業概要:
外国人旅行者の急増を受け、更なる市内観光の振興と消費拡大を図るため、ホテ ルや旅館の拡張・新設を3年間の期間限定で支援する。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~平成 30 年度
ロ 和歌山城 wifi 網整備 事業概要:
和歌山城へ無料 wifi 網を整備することで、観光客への利便性を向上させ、誘客 を図る。
9 実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~
ハ 和歌山城周辺イベント事業 事業概要:
和歌山城を中心とした地域でイベントを行うことで、県外からの観光客を誘客す る。忍者衣装での記念撮影などの忍者体験や、竹を燈篭として和歌山城周辺に並 べお城と優しくほのかな燈篭の光が美しい「和歌山城まちなかキャンドルイルミ ネーション・竹燈夜」や、和歌山の「うまいもん」が集まる食のイベント「食祭 WAKAYAMA」、徳川吉宗公将軍就任 300 年記念紀州おどり「ぶんだら節」
や、岡公園茶室紅松庵での市民茶会等を行うことで観光客誘致を促進する。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~
ニ 史跡和歌山城整備計画の見直し 事業概要:
公園全体において、史跡の公開活用を前提としつつ、観光振興の視点も含めて和 歌山城の魅力向上を図る。追廻門から扇の芝にかけての史跡公園整備や岡公園の 再整備、和歌山公園の歴史的資源の魅力を掘り起こし、整備方針の計画を策定す ることで、将来の観光客増加を図る。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~
ホ 加太青少年国際交流センター整備事業 事業概要:
加太地区は、万葉の時代から『形見(かたみ)の浦』と詠まれていた景勝地でも あり、友ヶ島や淡路島、遠くは四国まで望む紀淡海峡の美しい海岸線が続き、昭 和初期を思い起こさせる町並みで、歴史ある建物や史跡を訪ねながら散策できる。
プロモーション不足などもあり、現在の加太地区は、十分な魅力を備えながらも 観光客数の増加に伸びしろを残している状況である。しかし、近年日本アニメの 人気もあり、天空の城ラピュタを思い起こさせる加太の無人島「友ヶ島」を訪れ る観光客は増加している。これを好機ととらえ、加太地区へ観光客を誘客するた め、「和歌山市立少年自然の家」を「加太青少年国際交流センター(仮称)」と して新築リニューアルし、同時に現在の小中学生を対象とした自然体験施設から、
広く一般の人々も利用できる国際交流自然体験施設へと利用対象者の範囲を拡大
10
する。また、外国からの旅行者の利用を促進し、国際交流宿泊施設としての機能 を整備するとともに、高校・大学のサークル活動や合宿の場としても多くの人が 利用できるようにすることで、施設利用者増加に伴う観光消費の拡大を目指す。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 27 年度~平成 31 年度
ヘ 加太周辺観光客誘客整備およびイベント事業 事業概要:
加太地域に、友が島や淡嶋神社などを示す観光案内看板を設置することで観光地 としての魅力の整備を行い、ポスターやパンフレットを作成し加太のイベントや 観光地をPRすることで知名度向上を図る。加太の港の町並みに優しくほのかな 燈篭の光が映える竹燈夜 in 加太イベントや、桜鯛まつり、紅葉鯛まつりを開催 することで、観光客誘致を促進する。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~
ト 加太の産品ふるさと納税返礼品採用 事業概要:
和歌山市のふるさと納税において、加太地域の旅館の宿泊券や、加太の漁港から 新鮮な鯛などの魚介類を返礼品として送付することで、「加太」という観光地を 全国に周知し、現地への観光客誘致を促進する。
実施主体:
和歌山市 事業期間:
平成 28 年度~
チ 加太さかな線「めでたい電車」事業 事業概要:
和歌山市中心部から加太地域までつながる地域鉄道「南海電鉄・加太線」の電車 を、「加太さかな線」と愛称をつけて呼び、加太の名産品である「鯛」デザイン にラッピングし観光列車「めでたい電車」とすることで、観光客へのPRおよび 誘致を促進する。
実施主体:
鉄道事業者(南海電鉄)・加太観光協会・磯の浦観光協会・和歌山市(後援)
事業期間:
平成 28 年度~
11 リ サイクリングロード整備事業
事業概要:
健康志向や環境意識の高まりによる自転車利用ニーズが拡大していることから、
海沿いに加太エリアや和歌浦湾エリアなどを結ぶサイクリングロードを整備し、
和歌山市内の観光拠点を結ぶことにより、観光振興につなげる。
実施主体:
和歌山市、和歌山県 事業期間:
平成 27 年度~平成 29 年度
ヌ 地域公共交通確保維持改善事業 事業名:
鉄道軌道安全輸送設備等整備事業 事業概要:
和歌山市と紀の川市を結ぶ唯一の公共交通機関(全長:14.3km、駅数:14 駅) である貴志川線は、沿線住民の熱心な存続運動と沿線自治体の支援により、平成 18 年4月から和歌山電鐵株式会社に運営が引き継がれ、以来、日本の民営鉄道 で初となるネコの駅長「たま駅長」や車両の改装(「いちご電車」「おもちゃ電 車」「たま電車」「うめ星電車」)等により、今や沿線住民の重要な移動手段で あるだけでなく、和歌山市の重要な観光資源となっている。近年は外国人観光客 が急増しており、その経済効果額は年間で約 36 億円近くと見込まれている。今 後も貴志川線の維持・存続を図り、観光資源として活用していくため、老朽化し たレールや枕木等の設備更新を進め、観光客にとって安全で安心感のある鉄道を 目指す。
実施主体:
鉄道事業者(和歌山電鐵株式会社)
事業期間:
平成 28 年度~平成 32 年度
6 計画期間
地域再生計画認定の日から平成 33 年3月 31 日
7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法
年度ごとに事業進捗に係る達成状況の評価を行い、その評価に基づいて改善すべき事項 の検討等を行いながら目標達成に向けた取組を推進する。
(目標①)外国人宿泊客数 ・評価主体:和歌山市
・評価手法:和歌山県観光客動態調査により外国人宿泊客数実績を算出
(目標②)和歌山城入場者数
・評価主体:和歌山市
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・評価手法:和歌山城天守閣入場者数調査により算出
(目標③)友ヶ島観光客入込客数 ・評価主体:和歌山市
・評価手法:友ヶ島入島者数調査により算出
(目標④)観光消費額
・評価主体:和歌山市
・評価手法:和歌山県観光客動態調査により額を算出
(目標⑤)新商品の開発件数 ・評価主体:和歌山市
・評価手法:DMO による開発商品数により件数を把握
7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容
評 価 の 時 期 に つ い て は 毎 年 度 事 業 を 実 施 し た 結 果 の 数 値 が 把 握 で き 次 第 速 や か に 評 価 を行うものとする。外部有識者で構成する市の附属機関において、事業執行状況について の点検及び評価について調査審議し、改善点を踏まえて次年度の事業手法を改良すること とする。
7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の手法
上 記 手 法 に よ り 、 毎 年 度 事 業 を 実 施 し た 結 果 の 数 値 が 把 握 で き 次 第 速 や か に 和 歌 山 市 公式ホームページにて公表する。