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雑誌名 技術部活動報告集

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Academic year: 2021

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平成19年度工学部先端科学技術育成センターにおけ る開催行事等について

著者 嶋崎 喜代治, 町原 秀夫, 川崎 孝俊, 峠 正範, 新 川 真人

雑誌名 技術部活動報告集

巻 13 (2007年度)

ページ 55‑56

発行年 2008‑03‑31

URL http://hdl.handle.net/10098/7235

(2)

− 55 −

平成 1 9 年度工学部先端科学技術育成センターにおける開催行事等について

福井工学部先端科学技術育成センター・工学部技術部第一技術室 嶋 崎 喜 代 治 . ' 町 原 秀 夫 川 │ 崎 孝 俊 . ' 峠 正 範 新 川 真 人d

工学部先端科学技術育成センター(以下,宕JI成CIRCLE)は,宕IJ成教育部門・精密工作部門・起業化育成部 門の3部門から成り立っており,技術部の職員は テクノアドバイザー"として主に精密工作部門に所属する形 で活動を行っている 業務内容としては,研究補助,授業補助,技術指導,運営及び安全管理,地域貢献等,

多岐に渡る.本報では,平成19年度に先端科学技術育成センターを活用して実施された様々な行事の一部を 紹介する.

1工作後械安全講習会

例年,学生の工作機械使用実績としてはおよそ 2,000時間程度あり,その内訳は研究活動における実験装 置作成がその 80%程度を占めている(図t参照) しかしながら,工作機械に触れた経験のある学生は機械工 学科の学生がほとんどであり,それも学部T年生における工作実習でのみというのが現状である

このような中で,学生による事故のない安全な作業環境実現のためには,学生に対する安全教育が不可欠 である そこで,創成 CIRCLEのテクノアドバイザーが講師となり,年度内に工作機械に触れる学生を対象 左した安全講習会を実胞している なお,原則として本講習会を受講し,受講証を与えられた学生に対して のみ,今後の工作機械の利用を許可している

1.1講習内容

講習としては,旋盤,フライス盤,ボーノレ盤及びその他の機械(コンタマシン,グラインダ等)の操作及 び安全上の注意点を説明する形式としている.なお,これらの工作機械は,例年使用頻度が高いものである (図2参 照 ト 図3に,講習会の様子を示す ここで,テクノアドバイザーがー方的に説明するのではなく,

実際に講習者に機械に触れさせ,その動きの中で諸注意を行っている また,講習時間は各機械およそ30分 としている

1.2安全よの注意点

(1 )作業前の打ち合わせ 作業を行う前には必ず作業者が図面を持参した上でセンター職員と直接打ち合 わせを行うよう指導した それによって適切な工作方

法,工作機械及び工具を選定し,作業者による事故リ スクを低減することを目的としている

( 2 )

作業中の注意点 作業中は安全靴を履き,作業 内容によっては保護眼鏡,防塵マスクを着用すること を徹底させた。また,機械への巻き込みを防くため,

服装,装飾品及び軍手の使用についても十分留意する ように指導した。さらに,ワークをパイス等の治具に 固定し,工作機械を稼動させる前に職員による点検を 受けるように指示した

2

大学開催事業等への対応

先端科学技術育成センターが発足し,およそ 2年が経過したその間,およそ30の事業にお いてテクノアド、バイザーが応対している.

CNC機(4%) 平成 19年度に大学で開催された,元気プロ

ジェクトまつり, SSp (サイエンス・パートナ ーシップ・プロシェクト)事業,理数系教員指 導力向上研修等の各種事業に対して,活動補助 を実施した.表唱に平成19年度に創成CIRCLE において対応した事業の一部を示す.

研削盤(2百)

 

工学部技術部

先端科学技術育成センター・テクノアドバイ ザ ‑

工学部先端科学技術育成センター

( 11略)

図t 工作機械利用目的内訳

その他(11目)

フライス盤

( 2 8

( 3 5 % )

図2 工作機械利用目的内訳

(3)

− 56 −

図3 安全講習会の棟子 表t平成 19年度実施事業内容(一部)

日 時 内 容 参加者数

2

7年 5月 26日 福井大学一日遊学 100

2007年 6月 25日 丹生両校講義 10名 2007年 7月 31日 文部科学省視察

2007年 7月 31日 spp事業 30名 2007年 B月 10日 オープンキャンパス 160名 2007年 8月 21日 一日体験入学 30名 2007年 10月 20日 E気プロジェクトまつり 40名 2007年 11月 23日 代議士視察

2008年 1月 12日 教師のためのエネルギー環境教育 50名 実践セミナー

3企業からの見学者への対応

先端科学技術育成センターの特徴のひとつに,他の高等教育機関にはほとんどない最新鋭工作機械がある.

これらを活用し,企業との共同試作,研究を実施することによって大学の研究・技術成果を社会に還元する ことは今後の重要な活動であると考えられる.

平成 18年度には県内企業を対象とした高度技術者研修を実施した.本研修は,ヤ7ザキマザック(株) ,  (株)松浦機械製作所,宇野酸素 (株)から講師として招き,またテクノアドバイザーが講師補助を務め,

参加者に CNC複合旋盤,立形 5軸マ、ンニングセンタ, 3次元レーザ加工機及び3D‑CAD/CAMを活用した研 修会である 実際に会社に設備が導入されているケースやこれからの導入を考えているケース等様々あり,

今後は参加者の多様なニーズに即応した研修会の企画が必要となる.

4

創成教育活動への対応

工学部各学科において実施されている創成科目では,学生が設計し,それらを実際に機械加工によ り作成 するという場合が多く見られる その場合の技術指導及び安全管理も先端科学技術育成センターの重要な業 務のひとつである

また,先端科学技術育成センターにおいて認定している学生提案型創成教育活動に対しても技術支援を実 施している.これらはテクノアドバイザーによる高度な技術指導及び支援を必要とするものであり,創成教 育活動等におけるテクノアドバイザーの役割は今度益々糟加すると考えられる

5.まとめ

先端科学技術育成センターで実施された事業等について紹介した これらは活動の一部であり,学内研究 者の研究補助,授業補助及び安全管理等様々な業務を分担し,活動を行っている

今後,その業務内容の多様化, 高度化が予想されるが,依頼 者が十分な満足度を得られるよう対応してい きたい.

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