• 検索結果がありません。

累積カーブ活用のおすすめ —在庫モデルの事例

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "累積カーブ活用のおすすめ —在庫モデルの事例"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

プ活用のおすすめ

累積カー

一一在庫宅デルの事例一一

ヌ巳

権藤

11川川l川川11川11川11川111川11川11川11川11川111川11刷111川11川川11聞川11川11川111川11川川11川11川11川11刷11川11川111川11川11川11川11川1111川11附川11川川l目山川11川川11川川11川川11附11川11川11川111川川11川11川11川111川11川11川111川11川11刷1111川11川111川11川11川川11川11川11川1111川11川11川川11川11川川11川聞111川11川11附川11川11川11川11川11川川11聞川11川11川川11川11川11川川11聞111川川11川11川11川11川川11川l川川11川11川川11川111川111川11川川11川川11川川11川11川11川川11川11川11川11聞111捌111刷i刊11111川11川11111川111川11川11川11川川11川川11川11川11川川11川11剛111川11川111川11川111111111川川11川11附11川11川川11聞川11川11川川11川11川11川川11川11川11川111川11川川11川川11川川111川川11川11川11削11川111川11川川11川11附111川1111川111川l川111川11川111川11川11川11川11附11川11111川聞11聞川11叩川11川11川111川11聞111川11附11附111附川11111111川11川川11川11川11川1111川11川11川川11川川11川11附11川川|川川11川11川11川川11聞川11川11川111川11川111川11川111川1111川11附11川11川11川11川11川11川1111川11l 時

在庫量

まえがき

昨年 6 月の OR 誌は創立 30周年記念号として,

rOR

の図解J の特集があった.その中に「累積分布関数の図 的利用 J r パレート図と ABC 分析J r待ち行列と在庫」 など累積カープを活用する話題が紹介されている.ここ では,その落ち穂拾い的な話題として,在庫モデルに累 積カーブを用いた事例を紹介しよう. 図 1 在庫モデルの説明図

入庫累積・出庫累積

在庫毛デルの表現

2

.

時 累積カーブによる在庫モデル このルート公式は,次のようにして導かれる. L 、ま,需要は単位時間に r 発生し,入庫のロットサイ ズを Q とする.在庫にかかわる費用として,単位時間当 り,単位量毎に C1の費用が,また,納入 l 回毎に C

2

の 費用(発注費といわれる)がかかるものとする.ここで, ある期間 (0 , T) について,コストを求めると

C

1

QT

/ 2

+ C

2r

T

/ Q

(1) となる.ここに,第 I 項は平均在庫量 QT/2 にかかる 在庫費用であり,第 2 項は納入回数 rT/Q にかかる発注 費である. 図 2 ここで,この期間の費用 (1) 式を最小にする Q を求め る.第 1 :項と第 2 項の積を求めると C1C2rT2/2 = 一定 となることから,第 1 項と第 2 項を等しいとおいて Q の 値が求められる. 在庫モデルにはルート公式といわれている有名な入庫 の最適なロットサイズを求める公式がある.この公式は OR のどのテキストにも出てくるもので, OR で使われ る基本的な考え方を示しているといえよう. 最適ロットサイズ

3

.

ごんどう はじめ近畿大学 干 731-01 呉市広古新開 5 ー 1-3 普通,在庫モデルは,鋸型の図により説明されている (図 1 ).すなわち,図 1 は横軸に時間の経過をとり縦軸 に在庫量をとって,入庫すると入庫の大きさだけ垂直に 上昇し,その後,時間の経過とともに出庫されて,在庫 は減少する状態を示している. さて,これに対して累積カーブにより表現すると図 2 となる.図 2 は,横輸は図 l と同じく時間の経過を示し ているが,縦軸には入庫量・出庫(需要)量ともに累積 した値を表示している.したがって,入庫累積を示すカ ーブは入庫にともなって垂直に上昇し,その他のときは 水平に推移する.出庫累積(需要累積)を示すカーブは 斜めに上昇し,需要の発生が時間の経過によって変化せ ず一定のときには直線となる.ここで,在庫はこの 2 つ の累積カーブの縦軸の値の差として示される. オベレーションズ・リサーチ

1

8

8

(26) © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

最適ロット叶イズ(累積カーブによる) 特性双曲線 (xy =

2C

I

/

C2)

τF

Q

ロットサイズ

Q

図 4 のが図 S である.このケース ょう. 図ラの階段状の折れ線と需要の累積カープとの聞の斜 線をつけた部分 a が在庫を示している.この面積は直接 は計測し難いが,この面積の変化は図 5 で打点してある 階段状の図形 b の変化としてとらえることができる.そ れは,需要の累積カープと縦軸とトータルの需要一定の 水平線とで固まれた面積 (a+ b) は需要の累積カーブ により定まり,一定の債となるからである.したがって, 階段状の図形 b の部分を最大にすることが,在庫費用を 最小にすることとなる.これが第 l の性質である. さて,発注回数を固定したときに,どの時点、でどれだ け発注すれば良 L 、かを考えることとする.図 5 において 特に第 i 回目の発注に注目し,図 6 として考察しよう. ここに需要累積カープ上の点 Pi-lo

P

i • P什1 は縦座標 3 の性質を調べてみ 2. 最適ロットサイズ よって

Q =

(2

rC

2

/ C

1) 1/2 この (2) 式をルート公式という. (注「面積一定の長方形の周の長さは正方形のときに 最小となる」ということを用いている) このことを図 3 により示すことが多い.図 3 は横輸を ロットサイズ Q とし,縦軸をコストとすると第 1 項は垂 線で,第 2 項は双曲線で示される.この 2 つの線の交点 によりトータルコスト最小の Q の値が求められることを 示している. さて,累積カーブではどうなるであろうか.図 4 は横 軸に時間をとり縦軸に需要量をとってある.需要のカー ブは直線 (y=r x) として示される.これにつの 双曲線 (x 官 = 2C2/C1これを特性双曲線と呼ぼう)を 描き,この両者の交点を求めるとこの交点の縦座標の値 がQの値を示していることがわかる. (2) 図 3 主主?昨吋

E B

F川

f

P

j

川1jl

LJ一一;

Xj-1 Xj Xj+l 図 S 累積カーブ(一部拡大)

/

(

X

)

需要の発生が一定でないとき

以上は単位時間に発生する需要 r が一定の場合であっ たが,累積カーブの特徴は r が一定でない場合に発揮さ れる.このことは「待ち行列と在庫J においても述べら れているが,さらに補足しよう. トータルの需要は判明していて需要の発生は最初が大 きく次第に減少している場合を累積カーブで表わしたも

4

.

一線 一曲 一双

一性

一特

ー 't

け津村円

総 曲 双 -怯川一

一特

J11lllv

需要累積 ' U

需要累積

時 (27)

1

8

9

作図解法(ステップ 1

)

図 7 P。 H、? 累積カーブ 図 5 1988 年 4 月号 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(3)

市川百累積 Po 与 図 8 作図解法(ステップ 2) が第 i-1 回目,第 i 回目,第 i+1 回目の発注累積量に 相当するにれらの点 P を発注点と呼ぼう). いま,発注点 Pi- t> Pi+1を固定して発注点 Piを動か して CDPiE の面積が最大になるときは, 発注点、 Piに おける需要累積カープの接線を APiB としたとき,発注 点 Piは直線 AB の中点 (A Pi=PjB) となっていると L 、う性質がある.これが第 2 の性質である. 略証需要の累積カープを f

(x

),

CDPi

E の面積を S とすると

s=

(Xi-Xト d

(f(xi+d -f(xd)

S を引で微分してゼロとお〈と,

f(Xi+d

-f(Xi) ー (Xi-Xi_ ,)f'

(

X

;

)

= 0 (3)

がえられる.これを用いると

AD=

(

x

;

)

-f(xト d

=

(Xi-X,) 接線であることより =f(Xi+d ー f(Xj)

= D C

よって , D は AC の中点となり , Pi もAB の中点と なる. (注現実には現われないような特殊な累積カーブ ( 3) 式より についての吟味は省略)

5

.

作図解法の一事例

4 で述べた 2 つの性質を用いると,次に例示する需要 累積カーブをもとに発注点を求めつの作図解法が得 られる. ステップ 1 (図7) (1)累積需要カーブを描く (2) 特性双曲線を透明な用紙(トレーシングベーパー あるいは OHP のフィルム)作成する. ( 3) 需要累積カーブと特性双曲線を重ねて交点をもと める.この交点を P, とする. (4) 次にこの交点 P, を新たに原点として再び需要累 積カーブと特性双曲線を重ねその交点を P2とする.

1

9

0

(

2

8

)

(5) 以下,交点 Pη が最終需要に近づくまでこれを繰 り返す.これにより,第 1 近似の発注点 P" P2, … .Pη と発注回数 n を求める. ステップ 2 (図 8) 以上の第 i 近似を目安として,改めて,図 8 に示す作 図により発注点を修正する.

(

1

)

P, 需要累積カーブ上の点

(

2

)

A

1 P

1

A

1

は需要累積カープの接線 (A1POは垂直)

(

3

)

B, 直線 A1P1の延長上でP1A1=P1B1 となる点 (4)P

2

B

1

から水平線をひき需要累積カープとの交点

(

5

)

A

2 P2A2は需要累積カーブの接線(A2P, は垂直)

(

6

)

B2 直線A2P2の延長上でP2A2=P2B2となる点 以下, 最後のB点が最終需要に一致するまで, P1 の 位置を修正しながら試行錯誤を繰り返す.この作業には, 中央から両側に目盛りのある直線尺を用いると作業しや すい. この作図解法は,以前「株式配当金の支払い基金設定J というテーマの検討にさいして使用したもので,発注回 数が多くなると煩雑であるが 3 , 4 回の発注までは実 用可能である.

6

.

あとがき

ここでは,在庫モデルの事例を紹介したが,図形で表 現することにより,基準化がしやすく (たとえば,最終 需要を 1 とし,期間も 0 から 1 とするなど)直感を働か せながら考察をすすめられる利点がある.大いに活用し ていただきたい.なお,累積カーブは実務上有効で,そ れぞれその分野での累積カープに特定の名称(たとえば, 電力分野では需要のデュレーションカーブなど)がつけ られていることが多いことを述べてむすびとする. 参芳文献 [ 1 ] 森村英典:在庫管理における最適発注量,オベレ ーションズ・リサーチ,

32

,

6 (

1

8

8

7

)

3

5

3

-

3

5

5

[2 ] 森雅夫:待ち行列と在庫,オベレーションズ・ ・リサーチ,

32,

6 (

1

8

8

7

)

39 ト393

[3 ]

若山邦紘:累積分布関数の図的利用,オベレーシ ョンズ・リサーチ,

32,

6 (

1

8

8

7

)

3

9

3

-

3

9

5

[

4

]

牧野都治:パレート図と ABC 分析,オベレーシ ョンズ・リサーチ,

32,

6 (

1

8

8

7

)

3

9

5

-

3

9

8

オベレーションズ・リサーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

参照

関連したドキュメント

今回の授業ではグループワークを個々人が内面化

が有意味どころか真ですらあるとすれば,この命題が言及している当の事物も

このように、このWの姿を捉えることを通して、「子どもが生き、自ら願いを形成し実現しよう

子どもが、例えば、あるものを作りたい、という願いを形成し実現しようとする。子どもは、そ

ただし、このBGHの基準には、たとえば、 「[判例がいう : 筆者補足]事実的

最愛の隣人・中国と、相互理解を深める友愛のこころ

活用することとともに,デメリットを克服することが不可欠となるが,メ

基準の電力は,原則として次のいずれかを基準として決定するも