56 急性炎症に対して,湿・四脚布を使用することは一般 に行われている。然し斯る処置が,如何なる影響を炎 症に対して与えるかという点については未だ明かでな い点が多い。 演者は從来行われた濫・冷湿熱の急性炎症に及ぼす 影響の研究,並に自分の行い来った研究をこついて回読的 にのべた。 ’ 王.温’冷熱の皮輝丙深達度に関する研究は多いが, 結局ぱ深部迄影響を与えぬ竜のと考えうる。・特に腹腔 内温度に及ぼす影響ほ少い。 日常使用ぜられる温湯・ 冷水でガFゼをしたして用いる灘射法では,温といい冷 といk,極めて短時聞に皮膚温に近づきその差はとわた てて云う程のことはない。 2.脈管系に及ぼす影響としては,曲面布の時は末梢 血管の傘張による流血量の増加を考えうる。 しかしよ 6重要なのerksll.管轄透過性の問題であろう。 温漁布に よって透過性充進因子が局所に壌量する。 毛細血管透 過性充進因子の増量は,炎症竈の中心部に於てはむしろ 化膿を増進するが,炎症の進展を抑制し,炎症の限局化 を起す。二郎布にはその作用がない。 3.温誓事9冷漁布共tl S立中のHyaluron{dase抑制 因子の漕量を蒼起し,組織内に於ける同酵素の作用を抑 制する。 これは炎症の掻散因子による進展に対し抑制 観果を及ぼす。 この作用ぱ善事布は冷灘布に比して大 きい。 4・喰菌細胞貧喰作用も濫帆布は冷偲布よh大きい。 5・疹痛の輕減作用は両者に於て共に存し,これは個 体によつて差がある。 以上の点から,趣意灘布のうち温灘布の方が炎症の進 展を抑制する効果が大きい檬に思われる。 但し中心竈 では化膿を促進し,一見悪化した檬に見えることがある が,炎症全体としては限局する傾向を示すので湊,る。日 常使用せられる漁布の方法では,その主要作用は疹痛の 輕滅にあって両者の間に差を認め得ない。
主要急性伝染病の流行季と非流行季の相関について (第3報) (第4報) (第5報)
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