21 とる。対照とぜる椿潟親ポ軟膏は両者殆ど同程度の 滲透を示し,ザセリンとラノリンとの中間にある結果 を示した。 pH 7.0の培地の場合は酸性培地の場合と異なる色 調の滲透層を呈し,その層の深さは,酸性培地と相反 してラノリンがワセ.TJンより厚い色層を示:した。椿油 の色層は4種口内,最も深く親水軟膏は之に次いでい たQ 更に0.1%メチールロr一一ト混入の油脂類に3% の 割にサリチル酸を添加したものに就いて同様の方法で モデル実験を行ったところ,此の場含又同様の結果を 得た。 12.皮膚漂白剤としての白降乗にりいて(算一回目 皮膚科(演)中村敏郎,大塚1末野他2名 皮竃漂白剤の必要性 肝斑,雀卵斑など色素増殖症の局処療法として医学 li勺に必要なことは云うまでもないが,本邦婦人のこれ に対する考え方の人種的な特性から美容的にも必要を 感じるONである。 皮膚漂白剤の現状 この目的に使用されているのには過酸化水素,過酸 化翻砂,過磯酸曹達,硫黄,稀有機酸などがあるが, なお一般に剥離作用を主なる作用と考えて雀卵募の場 合などに使用されている白降末にはむしろ漂白作用の みるべきもののあることを附加したいのである。 白降禾の毒性 白降乗(NH2HgCD は一種のフk銀化合物である点 で,その毒性が問題になるのは云うまでもないことで あるσ吾々の実験に於いては体重10gのマウスに短 時日のうちに総量O.Olgを皮下注射すれば危険であ る。 これに反し経雪煙に与える場合には遙かに大量に追 え,うることを知った。 13.所講翼然女性ホル華ンと合成晶との皮膚疾 患に対する一子効果について (皮膚科)(演)中村敏郎, 大塚末野 掘割敏子(慶大) 吾々は屡々皮鷹疾患就中尋常性座瘡,酒獣,皮脂漏 などの治療に当って所論胃女性ホルモンEstrogenを使 用するのであるが,この場合妊娠馬尿から「エストロ ン」を拙出精製したと云われている「オバホルモy」 「ペラニン」等と,最近の合成による「ビベンジル」系 のものとの聞には効果の上で差異あると感じて来たの である。 即ち,含成のものには天然のものに比較して成分が 欠けているのではあるまいか,また皮膚への有効成分 がこのXではなかろうか,などと想像したのである。 たまたま持田氏に馬に対する女性ホルモンの生理作 用の耐究中「エストロン」の粗製晶と純結晶との間に は差異のあることに着目し,妊娠馬細部より「シンス トロン」を抽出することに成功したのである。 同氏の好意により「シンストロン」と「エストロパ ン」(エストロン10001.0十シンストロン20γ)の分 譲を得ての臨床成績を報告した。尋常性座瘡,潭蟹, 皮脂漏に可成りの効果をみて,吾々の予期に反しなか った。 tt 14.最近iア年間の東京女子医科大学耳臭咽郵亭 教室に於1うるヂフテリF・bの臨床統計的観察
皮膚漂白剤としての白降汞について (第一報)
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