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青年期女性のダイエット行動における変容段階と心理的要因の関係

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Academic year: 2021

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平成13年5月15日 第48巻 日本公衛誌 第5号 395

青年期女性のダイエット行動における

変容段階と心理的要因の関係

アカマツ リエ 赤松 利恵 シマイ サトシ 島井 哲志 目的 本研究の目的は,青年期女性のやせ志向によるダイエット行動において,行動の変容段階 と心理的要因の関係を明らかにすることであった。 方法 心理尺度には,意思決定バランス(KC-DBI),過食状況効力感(KC-SAM),抑制状況 効力感(KC-DEM6)を用いた。調査対象者は,女子短大・大学生889人であり,BMIによ り「やせ」群と「普通」群の2群に分け比較検討した。 結果 KC-DBI,KC-SAM(否定的感情,空腹,リラックス)KC-DEM6で変容段階の主効果 が認められ,SAMのリラックスでは体型の主効果も認められた。体型と変容段階の交互作 用はみられなかった。実行期の人は他の段階の人に比べ,ダイエットのメリットを高く評価 し,否定的感情で過食状況効力感が低かった。また,ダイエットの誘惑に対抗する自己効力 感も低かった。この結果から,青年期女性のダイエット行動の防止教育で,ダイエットによ るメリットについて考えさせる教育や食行動に関する自己効力感を教育することが有効であ ることが示唆された。さらに,過食状況効力感のリラックスで体型の主効果がみられたこと から,「普通」体型の関心期で過食に注意する必要が考えられた。 考察 本研究の結果から,青年期女性のダイエット行動の防止教育についていくつかの方法が提 案された。より効果的な教育が確立普及されるために,今後さらにこの領域の研究が期待さ れる。 Key words : 青年期女性,ダイエット行動,心理的要因,行動変容段階

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