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「市民講演会 看取りとはなんなのか 〜自宅で死にたいを実現するために〜」

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(1)公益財団法人 在宅医療助成. 勇美記念財団. 2018年度(前期)指定公募 「市民の集い開催への助成」 完了報告書. テーマ. 「市民講演会 看取りとはなんなのか~自宅で死にたいを実現するために~」. 平成30年11月24日(土) 第1回目. 令和. 元年6月1日(土) 第2回目. 申 請 者 : 本間 啓介 所 属 機 関 : 高齢者等の地域ケアを進める会 提出年月日 : 令和 元年 7月 9日.

(2) 謝辞 当会では、平成 30 年度の助成金を受け、医療と介護の連携推進のための企画 テーマとして『看取りとはなんなのか~自宅で死にたいを実現するために~』 の市民講演会を2度行いました。開催に際しましては、ご支援、ご協力をいた だき誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、無事終了することが 出来ました。 この度「公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団」様の助成により11 月に開催いたしました市民講演会では、日本在宅ホスピス協会小笠原文雄氏を 招き『なんとめでたいご臨終』をテーマに患者本人や見送る家族へのケア、誰 にとっても満足できる死とは何かについてお話を伺いました。 その後、苫小牧市で在宅診療を行っている3名の医師をシンポジストに迎え 『痛みなく、辛くなく、苦しみなくを実現するために』をテーマに苫小牧市で の在宅医療の歴史や現状、課題などを市民ともに知り考える機会となり、地域 の力をつないで、最後まで自立して生きる事を支えるチームケアや苫小牧での 看取りの文化を創り、根付かせていくことの大切を市民へ周知、学ぶことがで きました。 また、6月に開催いたしました市民講演会では、写真家・ジャーナリストの 國森康弘氏を招き『写真が語る、いのちのバトンリレー~悲しくもあたたかい 死の先に~』をテーマに命をまっとうしようとする時、別れを大切な人たちと 感謝や幸せだったことを伝えながら命をつなぐ壮大なバトンリレーであること、 人のつながりを結びなおす地域の復興や町づくりに通じることを伺いました。 その後、苫小牧市で訪問看護等を行っている2名の看護師をシンポジストに、 國森氏をアドバイザーに『苫小牧市における看取りを考える』をテーマに実践 報告を行いました。かなえたい願いを実現するために看護の視点から意識し支 えた事から自宅で穏やかに亡くなるためには、本人やご家族の不安や恐怖、悲 しみ、揺らぎに向き合い、意思決定のプロセスにおけるコミュニュケーション を大切にすることの重要性等を、一同学ぶ機会となりました。苫小牧市で在宅 での看取りが根付くためには『あたたかい死』、しっかりとお別れができること、 いろいろな人たちと繋がることと参加者に伝えることが出来ました。 助成をいただきました二つの市民講演会を通して、苫小牧市民の皆様に日々 の生活の中での人と人との繋がりや生き方、死に方を考え、それを実現するた めの苫小牧での現状や課題を明らかにすることに大きく寄与することができま した。 企画・運営にともに携わっていただきました関係者の皆様、参加された皆様、 そして「公益財団法人 在宅医療助成 勇美財団」様に心より感謝申し上げま す。. ありがとうございました。.

(3) まとめ. -感想に変えてー. 当会では、医療と介護の連携推進と、在宅での看取りが苫小牧で根付いてい くための市民周知の企画テーマとして2度の市民講演会を「公益財団法人 在 宅医療助成 勇美記念財団」様の助成により開催することが出来ました。 平成 28 年度にも貴財団様から助成を頂き、医療と介護の連携のための多職種 研修会を『看取り期における多職種連携について』にテーマを絞り実施した経 緯があり、今回、最後まで自立して生きることを支えるチームケアや苫小牧で の看取り文化を創り、根付かせていくことの大切さを学んだことを生かした企 画を行いたいと考えました。 この度の、お二方の講師がともに触れられた“あたたかい死”様々な場面で 感じられる“あたたかい空気感”を、多くの実践に裏付けられたそれぞれの専 門家の視点からの映像や音楽を交えたご講演は、自分の生き方や死に方や家族 とのかかわり、生活を営む地域など身近で触れるあたりまえの日常を見つめな おし明日に繋がる、参加者の心にす~と染み入る素晴らしく感銘を受ける内容 でした。 また、それぞれの講演会に続くシンポジウムには、11 月は在宅診療をおこな っている3名の医師の方、6月は訪問看護等で看取りを行っている2名の看護 師の方が実践を通じて苫小牧市での在宅での看取りの現状を、市民の方にわか りやすく『看取りとはなんなのか~自宅で死にたいを実現するために~』の共 通のテーマに沿ってお話をいただき、当会の目的を果たすことができたのでは と考えております。 参加された方へのアンケートでも、講演やシンポジウムへの意見や感想だけ ではなく、「あなたは不慮の死以外で、どこで死を迎えたいと思っていますか」 「その思いは、今回の講演会を受けてかわりましたか」 「もし自宅での死を考え た場合、現時点での不安や支障となることはなんですか」 「今後の苫小牧におけ る看取りについてご意見ください」などについて貴重なご意見をいただきまし た。当会が引き続き取り組むうえでの参考とし、医療と介護の連携推進と、在 宅での看取りが苫小牧で根付いていくための市民への啓蒙に役立てていきたい と考えております。 この地域でお互い助け合い、繋がり合って生き、大切な人らにあたたかく看 取られる、そんな安心して生きられ死ねるまちづくりに向け活動をさらに進め ていきますので、今後ともご支援賜りますようにお願い申し上げます。.

(4) 在宅診療・看取りのイメージ画像です。. 平成 30年. 11月24日(土). 13:30~17:00(受付 13:00~). 講. 参加費 無料. 苫小牧市労働福祉センター (苫小牧市末広町1丁目15番7号). 演 (13:30~15:30). 一 部. 『 なんとめでたいご臨終 』 講師:小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック 理事長. 小笠原 文雄 氏. 講師略歴 名古屋大学医学部卒業。平成元年開院。日本在宅ホスピス協会会長。『なんとめでたいご臨終』 (小学館)他著書多数。新聞連載・テレビ・ラジオ出演多数。講演等も精力的にこなす。. 二 部. シンポジウム. (15:40~17:00). 『 苫小牧市における今と今後の看取りについて(仮題) 』 登壇者:在宅診療を行っている関係者 申込み不要. 主催:高齢者等の地域ケアを進める会. 共催:苫小牧市. 後援:北海道苫小牧保健所、苫小牧市医師会、苫小牧市歯科医師会、苫小牧市薬剤師会、苫小牧市社会福祉協議会、苫小牧市町内会連合会. 問い合わせ. 苫小牧市民生委員児童委員協議会、苫小牧市老人クラブ連合会、北海道看護協会苫小牧支部、苫小牧ケアマネージャー連絡会、苫小牧市 地域包括支援センター連絡協議会、北海道医療ソーシャルワーカー協会、東胆振地区訪問看護連絡会、日胆緩和ケア研究会、苫小牧市社. 居宅介護支援事業所 緑陽. 会福祉施設連絡協議会、北海道老人保健施設協議会、北海道社会福祉士会日胆地区支部、苫小牧市グループホーム連絡会、苫小牧市小規 模多機能居宅介護事業所連絡協議会、北海道新聞苫小牧支社、苫小牧民報社. (順不同). 池崎. ☎74-3344. ※参加者にとまチョップポイント100ポイントプレゼント。希望者には「苫小牧市エンディングノート」を配布します。 ※会場は駐車場が狭いため、公共交通機関か乗り合わせでお越しください。市役所の駐車場も利用できます。. この講演会は公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けています。.

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(46) 平成 30 年度. 市民講演会. アンケート集計. 119 名/200 名 回収率:59.5%. ●性別. 男:21名. ●年齢. 20 代:0名 30 代:6名. ●職種. 女:77名. NA:21名 40 代:24名 50 代:22名 60 代以上:65名 NA:2名. 一般市民:51名. 民生委員:2名. 医療職:26名. ケアマネ:21名. 介護職:2名. 相談職 その他 5% 5%. NA 4%. 介護職 2%. 相談職:6名. その他:6名 NA:5名. 民生委員 2%. 医療職 22%. 講演会 大変良かった:76名 普通:3名. 良かった:35名. 期待外れ:2名. 種. 一般市民 43%. ケアマネ 17%. ●講演会について. 職. NA 期待外れ 3% 普通 2% 2%. NA:3名 良かった 29%. 大変良 かった 64%. 【自由記載】 ・明るいうちに家に帰りたかったので途中で退場しまして申し訳ありません。次回はゆっくりとお話を聞き たいと思っています。 ・病院は絶対ダメ…としか聞けなかった。駄ジャレが多くて耳障りだった。声量が少し大きかった。 ・「どうせ死ぬなら」と何度も出てきましたが、どの段階でその様な気持ちになっていくかが難しい所かな と感じた。 ・自宅で最期を迎えたい人にとって、希望がかなうのは幸せなことだというのはわかるが、痛い、苦しい、 痒いなどが上手にコントロールされることが大事だと思う。 ・非常に遠距離での往診もされていますが、処方箋や死亡診断書などはどうしているのですか?(ipad での診療のみの場合など) ・内容もりだくさんで、楽しく聞けました。めでたくご臨終したい、そういう方が苫小牧にもふえてほしい。 ・実例をあげて下さるので身につまされ感謝です。 ・本を再度読んで考えてみます。 ・こういう講演会は初めてです。来れて良かった。 ・近くに小笠原先生の様な医院先生がいないと思っている。 ・本は読んでいましたが、改めて必要性を感じました。 ・とてもわかりやすかった。1人でも笑って死ねるってこと、とても以外でした。 -1-.

(47) ・苫小牧市民全員に今日のお話を聞く機会を設けてほしいと思ったくらい良かったです。そして、急性期、 慢性期、クリニック全ての医師にも聞いてほしいと思いました。そのくらい必要な話だと思いました。 ・一般市民の方にも在宅医療のことを知ってもらいたいと思っていたので、とても良かったと思う。 ・人が生まれてから、死を迎えることはあたりまえのことですが、最後のときをどこで迎えたいか(すごし たいか)改めて考える機会になりました。できれば最後まで笑顔で、自宅ですごしたいと思います。 ・身近な出来事で、とても参考になりました。幸福な死をむかえたいと思います。 ・ご臨終の参考にさせていただきます。 ・家で死ぬこと、看取りについて、たのしく話してくれ(ともすると暗くなってしまいがちなテーマだと思 っていたが、 )ポジティブにきくことができました。家族にこんなさいごを迎えさせたい、自分もそうな りたい、と、思うことができました。ありがとうございました。 ・独居でも看取りができる事がわかったのは大変参考になりました。 ・たとえ数日でも在宅に戻って亡くなることの意義がよくわかりました。 ・大変参考になった。感動する内容もあり自分の人生においても考える内容だった。 ・死に対する向き合い方の考えがかわりました。 ・本が購入できなく、残念でした。 ・「どうせ死ぬんだよ」何か触れてはいけない所と思っていましたが、目からうろこの話が多かったです。 亡くなって皆で笑顔で写真の裏にはいろいろあったんですネェ。 ・緩和ケアにぴんぴんコロリがあるなんて思ってもいなかった。独居でどのように自宅で死ねるのか、もっ と詳しく知りたくなった。 ・暗い話題をこうして明るく笑って話し合うことが大切だと思いました。老親と話す機会が持てれば良いな あと思います。 ・先生のような医師がいたらいいなあと思いました。 ・ユーモアを交え、あっという間の講演でした。写真や事例がとってもわかりやすかったです。 ・自宅で最期を迎えたい人がほとんどだとは思いますが、苫小牧は、在宅医療を担う意思が少なすぎます。 医師会としてももっと取りくんでほしいです。 ・とても楽しく、わかりやすいお話でした。自分自身も、家族も含め「めでたいご臨終」を迎えられるよう、 生活していきたいと思います。 ・家族が笑って死を迎えるというのはよかったです。 ・楽しかった。 ・在宅看取りは、不可能と思っていましたが、若しかしたら、それも選択可能と思い始めました。 ・話術もすばらしく、時間がアッという間に過ぎました。 ・小笠原先生の本を読んで、自分が主体で最期を迎える様に常日頃から希望を伝えることが必要と強く思い ましたので勉強します。 ・ 「どうせ死ぬんだから」が本当にストンと気持ちにおちました。 ・具体例をまじえての説明とても良かった。 ・悲しい話が楽しくなり、必要以上の心配が少し減りました。 ・今まで考えてこなかった事なので大変良かった。. -2-.

(48) ●シンポジウムについて. シンポジウム 大変良かった:50名 普通:4名. 期待外れ NA 24% 1%. 良かった:36名. 期待外れ:1名. 悪かった:0名. 普通 3%. NA:28名. 大変 良かった 42%. 良かった 30%. 【自由記載】 ・足元が暗くなり不安ですので途中で失礼いたしました…。 ・総合病院でも居宅訪問受診が出来るのか?やはり個人病院にかかり、先生との関わりをもっていた方が良 いのか?悩みます。 ・シンポジウムを聞きたいが親が心配で帰らないといけない。非常に残念です。 ・笑いながら死の話を聞いたのは初めて。ユーモアがあって身に感じました。 ・先生方の話をもっと聞きたかったです。 ・現実を漠然と知りましたかつ…… ・シンポジウム蓮池 Dr.の資料あると良かった。苫小牧の GH でのみとりの現状を知りたかった。施設での対 応の内容等。 ・それぞれの先生の人がら、雰囲気がわかって良かった。 ・時間が不足気味でかけ足の内容でした。 ・もう少し時間がほしかった。 ・話がはやかったので、高齢の方は理解できたか不安です。もうすこし時間にゆとりが必要。 ・一般の人にも在宅でのみとりを少しでも理解してもらえたらよいと思います。 ・苫小牧の現状を知ることができました。 ・民生委員の大切さ、ご近所の大切さ。民生委員-良い人を選んでほしい。誰が選んでいるのか。伊賀先生 の説明が目と耳から聞けたので良く分かった。今頼っている先生が三人の中の一人でしたので安心しまし た。 ・在宅医療がうけられるのだと知り少し安心しました。 ・苫小牧での在宅医療の実情が少しわかって良かったです。入院か在宅かを選べるようで一安心。 ・時間がたりないくらいでした。 ・3 人の Dr.の訪問診療への思いやお考えを聞かせて頂きました。ありがとうございました。 ・それぞれの Dr.の思いや業務内容が理解できた。 ・知識として入れた。先生の立場からのお話が良かったです。 ・在宅をやられている所は少ないと思いました。高齢者が増えているのに足りているのでしょうか。 ・よく知らないテーマに丁寧に説明して戴き、誠にありがとうございました。 ・苫小牧の在宅診療の現状を知ることができて良かった。 ・それぞれの先生の話を聞けてとても良かった。一般の人の質問を聞きたい。(専門職だけじゃなく) ・先生方がお忙しい中、大切なお話をして頂き感謝したいと思います。心身共に健康でお仕事を頑張って頂 きたいです。 ・パワーポイントは、講演者が操作した方がスムーズだと思います。 ・往診医の生の声がきけたので参考になりました。 -3-.

(49) ・市内の先生の思いにふれ、在宅を指示する時のはげみになりました。今後、その恩をもっている利用者に 出会うことがありましたら、おねがし自分自身もスキルをたかめていきたいと思います。 ・地域の先生方のとりくみを知ることができて良かった。 ・有意義な会でした。ありがとうございます。 ・それぞれの先生のお考えが聞けて大変良かったです。 ・苫小牧でもこんなに在宅医療をがんばって診てくれる先生たちがいるのを知りたのもしく思いました。 ・苫小牧の実際(事例)を通して、在宅で最期を迎えることの話が聞けると良かったです。 ・それぞれの先生の話が良かった。もっとくわしく知りたいです。シンポジウムがメインでゆっくり各先生 の話をききたかった。. ●あなたは不慮の死以外で、どこで死を迎えたいと思っていますか。 (複数回答) ●上記の思いは、今回の講演会を受けて変わりましたか。 死を迎えたい場所 変化. その他ー変わった 4% その他ー変わらない 施設ーNA 施設ーわからない 3% 2% 1% その他ーわからない 3% 施設―変わらない 2%. 自宅―変わった 20%. 施設―変わった 2% 病院―わからない 2%. 自宅―変わらない 29%. 病院―変わらない 6% 病院―変わった 5% 自宅―NA 5%. 自宅―わからない 5%. 自宅―変わった. 自宅―変わらない. 自宅―わからない. 自宅―NA. 病院―変わった. 病院―変わらない. 病院―わからない. 病院―NA. 施設―変わった. 施設―変わらない. 施設―わからない. 施設―NA. その他―変わった. その他―変わらない. その他―わからない. その他―NA. NA―変わった. NA―わからない. NA―NA. ◇自宅―変わった:26名 >理由 ・一人なので、家で 1 人で死を迎えられるかは不安。 ・病院と思っていましたが自宅の良さも今日はじめて感じました。 ・痛みに対応してもらえるか?と思っていましたが在宅でも可能と知って、少し考えがかわりま した。 ・病院より、自宅の方の薬の調整の方が幅広く良いとわかった。 ・今回の講演で思いが強くなりました。 ・自分らしく、つらくなく死ねたらと。 ・毎日の生活の中でホットして安心して迎えたい。 ・よりいっそう自宅ですごしたいと思いました。 ◇自宅―変わらない:38名 >理由 ・家族に迷惑をかけずに。 ・なれた場所で、自分のペースですごしたいため。 ・施設や病院は人手はあるが、どうしたって多少の制約があるから。 ・できるだけ、元気で、好きな事をしていたい。 -4-.

(50) ・自分の好きなことをして、好きなように死にたいので。 ・自分の思いを家族に伝えるチャンスがあると思うから。 ・薬のアナフィラキシなので病院に入れない。 ・自分で苦労して建てた家なので自宅で死にたい。 ・一番心なごむ場所だから。 ・すみなれた自分の家で好きな時間をすごしながら死にたい。 ・痛い延命をして長生きしたくない。病院の霊安所に行きたくない。 ・実の姉と二人で生活していますので、自分が頑張って姉を看取っていきたいと思います。 ◇自宅―わからない:6名 >理由 ・希望は住み慣れた我が家と思いますが、息子夫婦の負担になるのはまた心苦しいです。 ◇自宅―NA:7名 >理由 ・延命治療望まない。 ・ペットと共にいたい。病室では死にたくない。 ・家族にみとられたい。 ◇病院―変わった:6名 >理由 ・急死から献体までの流れを具体的に知りたい。 ・男の人が働いているので仕事を休むと金銭的に大変になるのでめんどうを見てくれる人がいな い。 ・病院と思っていましたが自宅の良さも今日はじめて感じました。 ・痛みに対応してもらえるか?と思っていましたが在宅でも可能と知って、少し考えがかわりま した。 ◇病院―変わらない:8名 >理由 ・迷惑かけないから。 ・家族がいない時の対応が?なので。 ・自分は病院で死にたいけど、親は家で看取りたい。 ・家族に迷惑をかけずに。 ◇病院―わからない:2名 >理由 ・子供に迷惑をかけたくないから。 ◇病院―NA:5名 >理由 ・自宅に訪問していただける病院又医師がいるか?今のところはいない。 ◇施設―変わった:3名 >理由 ・一人なので、家で 1 人で死を迎えられるかは不安。 ・たぶん自宅には住んで居ないので。 ・急死から献体までの流れを具体的に知りたい。 -5-.

(51) ◇施設―変わらない:2名 >理由 ・子供たちに負担かけたくない。 ◇施設―わからない:1名 >理由 ・高齢になったら施設に入る予定なので、娘一人、自分は一人なので世話は無理だと考えている。 ◇施設―NA:2名 ◇その他―変わった:5名 >理由 ・自分のこととしてあまり考えたことがなかった。現実的でした。 ・その時の状況、又、協力体制によって考えます。 ・不明。今後考える。 ・まだわかりません。自分が死ぬことがまだ考えられないから。 ・病院と思っていたが 今回参加して考えが揺らいでいる。 ◇その他―変わらない:4名 >理由 ・その時の状況による。独居、子供に迷惑をかけたくない。 ・その時の状況で気持ちは変わると思います。年齢、病気、家族のことなど。 ・世話をしてくれる者がいないので、場所はどこでも良いと思ってます。動物が好きなので、 死ぬ時に犬猫がいる環境であれば他には何も望みません。 ◇その他―わからない:3名 >理由 ・今まで考えたことがなかったので、考えるきっかけになりました。 ・家族がいればどこでも。家族がよければ家がいい。 ◇その他―NA:1名 >理由 ・自宅でと言いたいところですが子供の事等考えると簡単には言えないです。 ◇NA―変わった:4名 NA―変わらない:0名 NA―わからない:1名 >理由 ・考えていなかった。 ◇NA―NA:5名. ●もし自宅での死を考えた場合、現時点での不安点や支障となることはなんですか。 ・独居である。 ・妻の負担。 ・家族の思い ・同居先のパートナーの家なので、まだ約束していないので不安。 ・訪問看護の看護師が足りず、なかなかサービス導入出来ない。 ・在宅医療をうける面でも、手話通訳うけられる体制でお願いしたい。 -6-.

(52) ・もしがんとなった時、PCA ができるという事、でも自分自身の意思がつよくなければ家族にも迷惑がかかる。 又、家族の医療知識も必要と思います。 ・相談できる人(子共)がいないので不安。 ・在宅診療者が増えた場合、先生方の対応が不安。 ・家族の各思い…考え方・・・!? ・不安なし。元気です。 ・苦しんでいるのに病院へ連れて行かなかった時の罪悪感? ・家族の負担のみ。 ・24 時間の支援体制が整っているかどうか。 ・介護保険制度の利用の制約や○○ ・子供たちに迷惑を掛けたくありませんし、特に仕事をもっているので自由が無いと思うので。 ・検死、終活ノートに書いておいてそれは本当に生かされるのか。 ・在宅医療が十分に利用できるのか。金銭面。つらさ、痛み、苦痛がコントロールきちんとできるか。 ・家族への負担。 (4名) ・きっと独居だと思うので介護力なく経済的にもきびしくなると思う。 ・独居であることが予想される。 ・排泄、食事、着替えができなくなった時に、家族に負担が大きくなる。家族に迷惑をかけたくなくて病院へ 入院することになってしまいそう。 ・自分で身の廻りの事が出来なくなった時の身辺の世話をしてもらう事の心配!! ・訪問診療医が少ない。 ・介護の重さ。 ・コスト面。 ・娘の家族と同居。看取り要員が居ないのでどうなることか。朝出勤、通学で、夜までは一人で家事労働をし ている 87 才。 ・家族。 ・この先一人暮らしになると思うのでネットワークを利用して最後の時を迎える事ができるのか、自分の希望 を伝えられるシステムを具体的に知りたい(意思を伝えられるうちに・・・) ・現在は私の住んでいる町内に蓮池先生が開院されたので安心しております。 ・家族の負担。 (2名) ・訪問医の増員。病院(医師、職員)の意識改革。 ・家でと思うが、うまくいくかどうか心配。 ・マンパワー不足、まだ学生の娘と 2 人暮らしのため娘の学校生活の負担にならないか心配。 ・おひとり様でいく可能性が高いので、最後の場面で医療に送られる可能性が高い。必要のない医療処置をさ れる可能性が高い。 ・独身なので、独居の場合の最後まで自宅で過ごすための社会資源が住んでる地域にあるか否か。今は苫小牧 に住んで居るが死を迎える事を覚悟した時に、どこに住んでいるかわからないので。 ・特に無し。 (3名) ・家族に負担をかけたくない。経済面。 ・苫小牧の在宅医の存在の状態。 ・自宅で動けなくなった時。 ・よくわからないがたくさんあるように思う。 -7-.

(53) ・家族の無理解によって、安心して暮らせるか不安。 ・家族、親族、ご近所さん。周囲の理解。反対する人への説明労力。自宅での看取りの良さの伝え方の難しさ。 介護医療サービス利用について、見取りに対しての知識、経験が、ケアマネ自体も少ない。 ・残された家族が心配。 ・主人。 ・今の政治(せいどで)介護の人が来てくれるか? ・主治医が病院の場合、最後の時に救急車を呼ぶことができない。 ・子供しかいないので子供に負担をかけたくない。 ・24時間介護してもらう人がいるか?不安。 ・痛みが心配。 ・家族に負担はかけたくない。 ・独居にて、なかなか決意につながらない。人的サポート、心の拠り所サポート、誰が? ・身のまわり(ケア、家事)ができる人がいない。一人でいる時に死んだらこわい。 ・費用→サービス利用費(ヘルパーや訪看、入浴など)けっこうかかる。不安→独居だったら一人ですごす長 い時間って不安にならないかな… ・在宅医が少ない。家族の負担(経済的、身体的) ・死に臨してはいないのかもしれないが、振り出しからか、日常の生活を楽しく…。 ・多分独居になると思うので、協力体制の強化を望みます。 ・一人暮らしであること。家族の想いがわからない。 ・世話人がいない。でも独居でも在宅で死を迎えられると知り、うれしくなりました。ペットがまだ生きてい たら、何が何でも家にいて一日でも長く一緒にいたい。そしてペットたちの行く末をきちんと決めて旅立ち たいです。 ・在宅医療を担う医師・医療機関不足。訪問看護師不足。 ・介護者の負担増&医療関係者との意思疎通が難しい。 ・家族に負担をかけるのではないかというのが1番不安です。 ・一人暮らしの方で看取りをしたことが7~8年前にあり、主治医を見つけ、調整など大変でしたが、今は増 えていることが聞け、安心しました。 ・家族の意向。 ・親族が近くいないこと。 ・自宅で看取る場合、その家族が自宅での死を受け入れられるか、恐怖の軽減できるか。 ・子供達が遠くに住んでいます。 ・1人でも本当に大丈夫か?まだ理解出来ない。. ●今後の苫小牧市における看取りについてご意見ください。 【自由記載】 ・これから考えていかないと… ・最後の質問の中で警察が入る入らない方法を整えるとよいのでないか。 ・訪問診療が増える事が必要なのだと思いました。 ・今後に役立てていこうと思います。看取りの文化が少ない地域と感じています。これから整えていくことは 大変だと思いますが、おこなっていかないといけないことと感じています。 -8-.

(54) ・訪問ケアがもっと充実すると良いと思う。 ・急性期の医療機関の医師にも在宅医療についての教育が必要だと思います。 ・ペット問題は深刻で、本人ほど家族はペットを大切に思っていないと悲惨な事になります。猫ハウスは現在 150匹以上いるそうです。これ以上は受入が困難とのこと。もっとオープンに話し合い(自分だけでなく ペットまで世話をしてほしいとなかなか言えないのでは?)、これから旅立つ方々が本当に安心して最期を 迎える事ができる体制作りが必要と思います。 ・今日の講演のような形を、どこの病院でも在宅医療をどんどん取り入れてほしい。 ・一度入院してしまっても最期をむかえる時、退院したい希望はかなえられるようにしてもらいたいです。 ・町内会で考えてみる必要があるのではないか。汚い字で申し訳ありません。 ・在宅医を増やして、簡単に先生にお願いできる環境作り。少なくても、自分の外来でみている患者さんを往 診してくれないと、広がらないのでは…?患者さんから発信する案良いと思います。 ・マンパワー不足、在宅 Dr.不足、市民の理解度の低さにより難しい状況だと思います。 ・急性期 HP や患者、家族の考えも自宅の看取りにシフトされていない印象がある。在宅を支えるヘルパー訪 問 Ns.訪問診療も少なく、まだ看取りを主とすると準備(心構えも含め)の時間もかかる印象がある。 ・①地域での協力チームの力がまとまることを願う。②地域連携センターの働きが良く見えていないので聞き たい。 ・夫の母を看取りましたが、大変良くしていただいたので満足してます。 ・看取りについて初めてのお話を聞きました。苫小牧市ではどのような状況、又その様な相談場所があるかも まったく知りません。 ・ケースがあれば相談して行きたいと思う。 ・親が地方にいるので看取りの先生が沢山増えてほしい。 ・発展途上だと思う。Dr.が少ない。 ・1人家族に対して不安が多い。介護の人がいない足りない、なかなか対応してくれにくい。民生委員が来た ことがない。ケアマネ等の申請がわからない。 ・自宅で最後死にたいが、今のところ子供たちに迷惑かかるかと思っています。 ・家で亡くなった時、素直に救急車を呼びますが、若し息絶えていると警察官が来て、大変なことになります。 もう少し、在宅看取りの注意点を広報してほしい。 ・苫小牧市の在宅が見えない。 ・生の終わりを自宅で迎えるための高齢者に、今回の様な講演を数多くして、知識として教育して欲しい。現 在の医療費の高騰に歯止めをかけて欲しい!!死の寸前の救急車の呼び方も止めるよう教育して欲しい。 ・連携している方々がいる事を知った。 ・施設における看取りについて、入居者はそこが最後の家と思って入所されている方も多いと思われます。 (サ 高住勤務)看取りの出来る施設も増える必要があると思います。 ・医療者不足、サービス不足、色々な不足事項が少しずつ改善されて在宅での看取りがもっとできればいいな あと思います。 ・このような講演会、シンポジウムがあり、出席してよかった。これからも行ったらよいと思う。在宅医療制 度が進めばよいと思う。 ・地域のグランドデザインを描く人たちを集めて、教えて頂ければ幸いです。 ・苫小牧市民はもっと生について死について勉強する必要があると思います。 ・病院にかかっていないので苫小牧市の看取りシステムがどうなのか分かりません。どういう希望がありどう したいのか高齢者の意見をどう吸い上げ反映しているのでしょうか。 -9-.

(55) ・訪問看護師を増やすべき。 ・訪問診療をしてもらえる、在宅医が少ないと感じている。24時間対応の、介護や医療(訪看等)が不足し ている。 ・在宅訪問の医者、ホームヘルパー等の円滑な運営がなされているか疑問。孤独と苦痛に耐えられるか、ここ ろもとない。 ・まだまだ地域連携が足りない。 ・介護サービス特にヘルパーの数が少ないので、結局家族の力が必要となってしまう。 (迷惑をかけてしまう)。 訪問診療のできる病院も少なく、訪問看護も少ないため利用したくても空きがなく利用できない。 ・医療と介護 相互の積極的な勉強会が必須。 ・在宅看取りがあたりまえのこととなるように、24時間の介護体制とまずは医師の考え方から変わってほし い。 ・家で看取れること、そういうお医者さんがいることをもっと知ってほしい。どこに問い合わせれば良いかわ からない人が多いので情報をもっと広めるべき。 ・この度は初めての参加ですのでとまどいました。次回も参加致したいと思っています。ありがとうございま した。 ・まだ病院信仰が強い市民が多い。在宅療養が広がらず、知らない人も多いので市民啓発の継続があるとよい と思います。 ・苫小牧市の連携センターの活動の見える化が重要。 ・支援体制については一部の病院だけだと思うのでその充実が望ましい。 ・自宅で、が普通の選択となる様、友人にも勧め、話し合いたいと思います。安心出来る様受け入れの方も宜 しくお願いいたします。 ・あまりなじみが無い様な気がしています。 ・講座の有る時は何時でも聞きに来ます。 ・家で希望通りに死ねる体制に期待しています! ・嫁さんの理解をとる方法を勉強したい。 ・特別なことではなく、あたり前に、在宅での看取りを選択できる地域になってほしいと思います。 ・看取りの先生がもっとほしいです。. -10-.

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(64) 令和元年度 み. 市民講演会. と. 看取りとはなんなのか ~自宅で死にたいを実現するために~. 写真絵本『いのちつぐ「みとりびと」 』 (農文協、現12巻)の第1巻『恋ちゃんはじめての看取り』より. 令和 元年. 6月 1日(土). 13:30~17:00(受付13:00~). 一 部. 講 演. 参加費. 苫小牧市民会館 小ホール. 無料. (苫小牧市旭町3丁目2番2号). (13:30~15:20). 『 写真が語る、いのちのバトンリレー ~悲しくもあたたかい死の先に~ 』 講師:写真家、ジャーナリスト. 二 部. シンポジウム. 國森. 康弘氏. (15:30~17:00). 『 苫小牧市における看取りを考える. 』. シンポジスト:勤医協苫小牧病院在宅診療部 師長 訪問看護ステーションプレモ 看護師 主催:高齢者等の地域ケアを進める会. 斉藤 小百合. 氏. 梅木 真弓. 氏. 共催:苫小牧市 申込み不要. 後援:北海道苫小牧保健所、苫小牧市医師会、苫小牧歯科医師会、苫小牧薬剤師会、苫小牧市社会福祉協議会、苫小牧市町内 予定. 会連合会、苫小牧市民生委員児童委員協議会、苫小牧市老人クラブ連合会、北海道看護協会苫小牧支部、北海道医療. 問い合わせ. ソーシャルワーカー協会、東胆振地区訪問看護連絡会、日胆緩和ケア研究会、北海道社会福祉士会日胆地区支部、苫小 牧市ケアマネージャー連絡会、苫小牧市地域包括支援センター連絡協議会、苫小牧市社会福祉施設連絡協議会、北海道. 居宅介護支援事業所 緑陽. 老人保健施設協議会、苫小牧グループホーム連絡会、苫小牧市小規模多機能居宅介護事業所連絡協議会、北海道新聞苫 小牧支社、苫小牧民報社(順不同). 池崎. ☎74-3344. ※ 参加者にとまチョップポイント100ポイントプレゼント。会場には手話通訳者がおります。. この講演会は公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けています。.

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(86) 令和元年度. 市民講演会. アンケート集計. 102 名/160 名 回収率: 75%. ●性別. 男:21名. 女:64名. ●年齢. 20 代:1名. 30~40 代:27名. ●職種. NA:17名 50 代:22名. 一般市民:38名. 民生委員:2名. 医療職:24名. ケアマネ:24名. 介護職:2名. 60 代以上:51名. NA:1 名. 相談職 その他 8% 5% 介護職 2%. 相談職:8名. NA:5名. ケアマネ 23% 民生委員 2%. ●講演会について. 普通:4名. 種. 一般市民 37%. 医療職 23%. 大変良かった:58名. 職. 講演会 普通 4%. 良かった:34名. 期待外れ:1名. 期待外れ NA 5% 1%. NA:5名 良かった 33%. 大変良 かった 57%. 【自由記載】 ・中学生と高校生の息子たちにも聞かせてあげたいです。 ・温かみのある多数の写真が現実的に感じました。 ・最後のトイレの神様の歌が今日の講演の全てです。ありがとうございました。 ・写真での説明で、とても印象に残り、良かったです。 ・看取られる番になった私ですがいやされました・・・。 ・トイレの神様の歌で写真をみて泣かされました。 ・病院希望の私・・ですが、今の苫小牧・私の気持ちはちとゆれる・・・けども病院でしょうねえ。 ・感動的な看取りの話でした。 (3) ・前回もお話お聞きしました。今回もとても良かったです。 ・苫小牧という町にはないものを感じました。地域の付き合いが多いところでは、自宅で亡くなりたい方も 多いと感じました。 ・人の死とむきあうことが、さけたいと思うかその地域で幸せに死をむかえることがその人らしくすばらし いと思う。 ・写真と共に色々な場面で回想され、ストーリーになっている感じでした。ご家族とのかかわりがしっかり 出来てないと難しいと思ってみてました。 -1-.

(87) ・自分らしくいられること。 ・今後共継続される様に希望します。 ・だけど少し長くて眠かったが、話し方が上手なのでひきこまれる所もあった。 ・前回、参加できなかったので…。横のつながりの大切さ、つながりを結びなおすという言葉が心に残りま した。 ・合意(本人家族の)が大事。専門者の本人意思のくみとりリスクが大変だと思う。 ・写真があり、あきない。もちろん話自体もあきない。心に残る。 ・色々な死にいく姿をみる事ができた。 ・自分は父親との関係がこじれたまま、認知症で和解出来ないまま、亡くなった。 ・著書を知っていたので、期待通りで大変よかった。もっと若い世代、医療者も聞いてほしい、見てほしい 内容であり、告知の方法をもっと工夫してほしい。 ・内容は良かったが、時間が長かったので疲れた。寝ている人もいた。休憩を挟んで欲しかったです。 ・H29 年度も参加させていただきましたが、何度みてもじんとくる映像でした。 ・機会があれば、ぜひ子供にも聞かせたいと思いました。 ・看取りは人事ではなく仕事でもつきものである為、最後に後悔のないようにしたいと思います。 ・写真からその人の「生」から「死」を深く感じ取りました。先生が人と人のつながりを大切にもって遺族 との関りも継続していた姿勢、心強く打たれました。 ・命について、死生観について、深く考えられる時間でした。苫小牧の小、中学校でも講演していただきた いです。 ・先生が「あたたかい死」と呼んでらっしゃった様な死の場面の写真からは、あたたかさが伝わってくる様 な気がしました。 ・中高生や若い世代の方々にも広く知られてほしいと思う内容だった。 ・写真がすばらしい. ●シンポジウムについて 大変良かった:28名 普通:13名 悪かった:0名. シンポジウム 期待外れ NA 1% 21%. 良かった:39名. 期待外れ:1名 NA:21名. 大変 良かった 42%. 普通 13% 良かった 38%. 【自由記載】 ・臨床宗教師、という言葉をはじめて聞きました。自宅でみとる為に必要だと思います。 ・訪問診療が利用出来る事が分かり参加して良かったです。 ・在宅での看取りが普及するようになってほしい。 ・苫小牧市でも本人の意思に寄り添って対応して下さる事業所があるとのこと、知らない方も沢山いらっし ゃるので伝えたいと思いました。 ・医療について連携をとるのが難しく参考になりました。 ・グリーフケア等、資料では、わからない話がたくさん聞けて大変良かったです。 -2-.

(88) ・訪問診療の垣根を低くとらえることができた。 ・聞かせたい、考えてもらいたい対象が市民であれば、事例の紹介内容はもう少しわかりやすい用語のほう が市民の方はイメージしやすいと思う。特に薬は名前ではなく何の薬なのかそもそもその情報はいるのか など。スライドは文字が小さく見えにくかった。 ・個人での介護がむずかしいのはわかっても、在宅介護の支援が少しずつ進んでいるのがわかり安心出来る。 ・苫小牧での足りないサービスについて、もっと討議できればと思いました。 ・知らなかった事が少し分かった。 ・このような機会を何回も開いた方が良い。医療従事者向けではなく、対象を一般家庭とした機会。 ・グリーフケアーお話を聞いてみただけで頭が下がる思いがしました。これからもあんまり頑張りすぎず、 頑張っていただきたいです。 ・在宅療養支援は今後増加されると思います。その対応準備が必要と思います。支援よろしくお願いします。 ・子供に迷惑をかけたくないので病院でと思っていましたが他の選択肢もあることを知りました。 ・プレモさんは非常に熱心に取り組まれていると感動しました。グリーフケアを理解できました。ケアマネ はまだまだ軽いし、うすい(自分だけかも…). ●あなたは身内の方を看取った経験はありますか。. 看取ったことはない:32名 自宅で看取った:13名 病院で看取った:61名 施設で看取った:3名 NA:1名. 看取りの場所. 施設で看 取った NA 1% 3%. 病院で看 取った 55%. 看取ったこ とはない 29%. 自宅で看 取った 12%. ●あなた自身は不慮の死以外で、どこで死を迎えたいと思いますか。 ●上記の思いは、今回の講演会を受けて変わりましたか。 死を迎えたい場所 その他ー変わらない その他―変わった 4% その他ーわからない 変化 2% 3% 施設―わか NA-―変わったNA-わからない 1% らない 1% 施設ー変わらない 5% 3% 自宅―変わった 5%. 施設―変わった 1%. 自宅―変わらない 28%. 病院ーNA 1%. 自宅―わからない 5%. 病院―わからない 11%. 自宅―NA 4% 病院―変わらない 20%. 病院―変わった 7%. -3-. 自宅―変わった. 自宅―変わらない. 自宅―わからない. 自宅―NA. 病院―変わった. 病院―変わらない. 病院―わからない. 病院―NA. 施設―変わった. 施設―変わらない. 施設―わからない. その他―変わった. その他―変わらない. その他―わからない. NA-変わった. NA-わからない.

(89) ◇自宅―変わった:5名 >理由 ・住み慣れた環境の中で家族に見守られながら最後をむかえたいと思うから!! ・生活の場だから。 ◇自宅―変わらない:29名 >理由 ・自宅が落ち着くから。 ・思い出のある家で。 ・自分たちが苦労して建てた家だから。 ・誰にも気遣わなくていいから。 ・配偶者に負担のない場所。 ・死をむかえるまでの時間の長さにもよると思うが、やはり自宅と思う。 ・手術や薬物治療を希望しない。 ◇自宅―わからない:5名 >理由 ・病院嫌い。 ◇自宅―NA:4名 >理由 ・住み慣れた愛着のある所だから。時間が自由。 ◇病院―変わった:7名 >理由 ・みとりの人がいない。 ・公営住宅のためストレッチャーがエレベーターに入らない。 ・安心だから。 ◇病院―変わらない:20名 >理由 ・家族に迷惑をかけたくないから。 ・夫婦 2 人だけなのでつれ人に迷惑かけたくないので。 ・看てくれる家族、看てほしい家族が考えられないから。 ・既に施設に入所しているので、やはり最期は病院でとなるでしょう。 ・誰もいないから。 ・病院は年々決まりと安全ばかりにとらわれ、つまらない場所となっているから。 ・自宅とは思うが家族のことを思うと病院。 ・安心だから。 ◇病院―NA:1 名 ◇病院で看取った―病院―わからない:11名 >理由 ・家族に負担をかけたくない。家族に対するサポート力に不安。 ・私は身内が少ないので、遠いし迷惑をかけたくない、お金は残している。 ・妻だけなので、ただ70歳をこえれば、自宅でも良いかな。 ・自宅ではないから。 ・子供が小さいので。 ・夫婦2人だけなので。. -4-.

(90) ◇施設―変わった:1名 >理由 ・看取ってくれる家族がいない。講演会を聞いてから自宅を希望したいと思いました。色々な手 段は、自分が1人になった時出来るか不安です。 ◇施設―変わらない:3名 >理由 ・身内がいないから。 ・自宅が望ましいが、現状を考えると、世話する家族がいない。緊急時の対応、行政の制度どこ まで利用可能か?との隙間を利用出来る制度の不安、経済面等・・・・自宅は困難かと思われる。 尚、施設においても、診療・看護がどこまで可能なのか。一般市民としてよくわからないので周 知の機会を多くしていただきたい。 (行政を含めて) ◇施設―わからない:5名 >理由 ・自宅ではないから。 ・夫婦2人だけなので。 ◇その他―変わった:2名 >理由 ・まだピンときてない。 ・環境による、自宅でできる環境であれば自宅で。 ◇その他―変わらない:4名 >理由 ・家族がそばにいてくれるなら、家族が負担にならず、都合いい場所でいい。 ◇その他―わからない:3名 >理由 ・苦しまなければどこでもいい。 ・希望は自宅だがやはり病院なのでは。老衰で最期をむかえたいが、その為には時間が必要で計 画通りにはいかないので自宅で1人ぐらしは可能なのか? ◇NA―変わった:1名 ◇NA―わからない:1名 >理由 ・わからない? たぶん病院でしょうね。. ●もし自宅での死を考えた場合、現時点での不安点や支障となることはなんですか。. 【自由記載】 ・状態にもよりますが、家族にかかる負担が心配。家族は看取ってあげたいけれど、自分は…と思います。 ・家族にとても迷惑がかかりそうと思う。 ・自分の事が何一ツできなく、寝たきりになってもサポートしてもらえる体制が整うとは少々難しいのではな いでしょうか…。 ・みとる方の覚悟も必要だと思う。 ・現在の年金で不慮の死以外は想像できないので何とも言えない。 ・家族への負担、不安になってしまう事、介護サービスの受け入れできる事業所や、スタッフが少ないためな かなか思ったように利用できないと感じるから。 ・ADL がどの程度にもよるし、介護してくれる家族に負担をかけたくないということが一番考えると思います。 ・家族の負担、金銭的な問題。(2) ・緊急時などの医療、家族への介護負担など。 -5-.

(91) ・無理に生命を維持されることは希望してませんが、きちんとまわりの人々(家族・子供たち)が理解してく れているか? ・介護力。 ・体力的な不安。介護、手続きが家族が不在の場合はと不安になります。 ・まだ考えたことないです。高齢の両親を考えたら自宅でみとることができればいいなと思います。 ・家族の協力が得られるかどうか。単位の家族愛に涙しました。 ・自宅で亡くなることが良いのかどうかもわからない。親族も少なく、近所付き合いも希薄な中、自宅で亡く なることの良さがわかりずらい。 ・現在公営住宅に居住しているので自宅でとなると狭いし色々支障が出る。 ・24 時間のサポート体制と家族の生活リズムのすり合わせ。家族がどこまで理解し安心感が持てるか? ・あるけど今生活するのにギリギリ。 ・緩和ケアの知識や技術を持つ Dr.や Ns.がどの程度いるのか、病院、クリニックの情報が少ないこと、訪問 診療をやっているところも少ないところ。 ・家族のこと。 ・訪問診療を依頼する時に、選択できる機関が少ない。 ・看護に就く人がいない。人に迷惑かける。 ・エレベーターがせまいため移動、運搬が不自由。 ・支援できる家族や人がいるのかが不安。 ・在宅医療の不足。介護力の不足(家族) 。 ・独居の場合気が付かれないのでは…。訪問意思の確保について。 ・息子だけなので介護してもらえないと思うので、自宅で死を考えるのは無理なのでは? ・私の家は持ち家ですがエレベーターのない4階です。その場合遺体を降ろすのがめんどうなのではないかと 心配しています。 ・現在は姉と二人暮らしであるが一人の場合はちょっと難しいかも。 ・家族の負担、資源。 ・往診医の確保。 ・死ぬときは誰も一人だが、生きた証を残したい思いとして、共感、共有できる相手がいるかどうかではない か。苦しまないで眠るように死ねたらよい。人に迷惑をかけないでと思う人が多いと思う。 ・障がいももっていて、一人暮らしで要介護5で何かあった時の連絡体制がきちんと確立されているのかが不 安。 ・人の出入りが多くなる事で落ち着かないのでは、家族にとって。 ・家族が負担をかけたくない。 ・自宅での介護力。 ・家族の介護力。 ・子供たちが介護はしないと言っているので、その反対を押し切って自宅で死ねるか。 ・妻への負担。 ・自分の意思表示が、いつまで続くかが不安。 ・いつくるのかなー。 ・在宅支援が活用出来れば家族の取り組みもしやすい思います。 ・独り暮らしなのでムリかもしれない。 ・子供に負担をかけたくない。 -6-.

(92) ・元気でころり‼は誰でも望む事ですが、死をむかえる時点で自分がどういう状態にあるかが不安です。今私 は 70 歳代ですが死をむかえる時期がきた時、苫小牧市としてはどのように地域、環境が変わっているか… ですネ。 ・家族に負担はないか。 ・どうしたら住み慣れた地域で暮らせたらと考えさせられました。 ・私は、独身です。弟も独身、もちろん、子供、孫もいません。今の介護保険で住んでいるみなさんに支えな がら人生をおえることに、不安、さみしさを解消できるのか?. ●今後の苫小牧市における看取りについてご意見ください。 【自由記載】 ・講演会の継続をお願いしたい ・一人暮らしでも自宅で死ねることが選択できる町になってほしい。 ・もっともっと勉強をして、利用者さんや家族の力になれるケアマネになれるようになりたいです。いろんな 人との協力が出来ればもっと良い苫小牧にしたいです。 ・自宅での看取りの公的環境を整える。 ・在宅医療に力を入れてほしい。 ・訪問診療できる病院が少ない。 ・ろう者夫婦やろう者が独居になった場合の看取り体制で、手話での会話も保証できたら…と思う。看取りで、 神経使い果たす口話や筆談は苦痛だから。 ・看取りについて、考える人は少ない。病院で亡くなる人が多い。 ・在宅医療の充実。 ・悪性黒色皮膚がんにかかった姉を 3 か月間診て自宅で看取りました。訪問診療や訪問看護に来て下さった先 生や看護師の方達が身体障害者の姉を一人の人間として接して下さった事がとてもありがたく、姉が亡くな る 2 日前に「満足」という言葉を残して亡くなりました。(小学校 3 年生までしか行けなかったのですが) 民生委員として回って歩いて、一人暮らしだけではなく、ご夫婦の所にも回るようにしていますが、介護保 険をかけているがいつどうやって使うんだという声や自分たちが使える、例えば、介護予防の為に使えるこ とを知らない方達もまだまだいます。ご一考ください。 高齢者にとっては、字が小さい書類はなかなか読まないということもあります。 ・訪問看護等の充実を希望。地域で見守ることを考えたい。 ・やる気のある人らは増えているが、それを理解する行政職員が少ないため、もっと行政での取り組みをして いってほしい。 ・在宅看護より安心できるように。 ・苫小牧市がお考えになっている事、部長のあいさつにありましたような対応ができるようになっていただき たいと思います。ありがとうございました。 ・施設での看取りが必要。 ・自宅での看取りは一般家庭には浸透していないのが事実。もっといろいろな手段を用い、関心をもってもら うことが大事。 ・施設に入っても長くいられない病院もおなじかも。国の方針だけど高齢者たらい回しの世の中です。不安が よみがえる。もっと介護わかりやすくなれば子供が遠い所いるとなにかと不安です。 ・病院に勤めていますが、以前働いていた市に比べて訪問診療・訪問看護との連携が少なく、退院しては再入 -7-.

(93) 院となることが多く感じます。在宅で看取ることへの医療者自身と家族のハードルも高く感じています。医 療者・医療機関での連携ももっとしていかないといけないと思っています。今日ここで連携の会があること を知れてよかったです。 ・体制が整ってほしい。 ・現場をみるべきです。みて考えてください。 ・私は初めて、こういう会に参加しましたが、この会場に若い人が多いのは感動です。 ・わかりやすい物、制度等。 ・訪問診療が少ない。相談出来るところが少ない。 ・現状では(自分を含めて)わからない。 ・孤立、引きこもり傾向に見える高齢者が少なくなく感じられるので、そういう方々も安心して看取られる街 であってほしい。 ・24 時間対応できるサービスの整備。訪問看護、訪問介護事業所を増やしてほしい。足りていない。 ・引っ越してきたばっかりで、まだ地域のことがよくわかりませんが、今まで訪問看護師をしてきて、ぜひこ こでも関わっていきたいと思いました。 ・色々なスタッフが足りない。 ・訪問看護、訪問医療がもっと増えてほしい。24 時間対応できるヘルパーがいない。結局家族が夜間の対応し なければならないので仕事のしている家族では在宅看取りは難しいと思う。 ・制度がよくわからない。そういった事態に直面した時に包括支援センターに聞きに行くのでは遅いだろうか。 ・訪問診療をやっている病院等、市民にお知らせできてないのではと思います。 ・病院で。 ・医療体制や、サービス体制をどう構築していくのか、課題だと思います。実際、市外に出て、札幌に転居す る人もいるので。. -8-.

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