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小児肺炎の血液像に就て

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Academic year: 2021

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154 .東京女警學會第四圓縮、會言巳事 は稻々不良,乃至は不良を示して居ります。叉7例中5例が第1子であipました。これ 等の例で注目すべき事は何れのものも血清注射時期が治癒例に比して,判れてみる事 であり、ます。爾合併症も,「ヂフデリー」2例,百日勢門,叉氣管枝肺炎の按復期に嚢 疹に先行して肺炎を起せるもの等があり,之等の種々なる悪い條件のあるたあ卑清の 力る及ばなかった,と解して.もよいのではないかと考えます。 實施:方法と致しましては,:父兄,近親者の洋字を滅菌的に探取し,一書夜氷室に静 置し,i翌日」血清の分離するを待ち患者の二大腿筋肉内に注射致しました。的野を要する ときは探血後直ちに,遽心沈澱器にかけて血清を得ました。叉血清の代りに,聖血の 際,ゴ拘櫛酸「ソt一・一ダ」を0.3%の割に混じ,直ちに注射した竜のもあります。爾使用 量,回数,注射間隔,は各症例につき年齢,聖歌により 一一致して居りません。 絵括と致しまして,中等度重症乃至重篤なる21例の晦疹肺炎に,.健康なる爾親,又 は兄姉,近親者の血清,叉は杓磁酸加血液を,一回量5∼30ccを隔日,叉は連日,一 同乃至七四に亘りて注射し,21例中14例に於ては早きは第r同の注射で, おそくも 数同の後には病症の輕快におもむくを認めました。一般に治療に當っては種々の方法 を合併して慮用するものであり,叉自然治癒と云ふ事もありますから,一療法の効果 の如何を速断する理には参りませんが,前蓮の如き注射前後の歌聖より推察するに, 興りおくれすに施行するなちば,しかも唯一同でなく再三繰返して注射するならば, 麻疹肺炎に謝し,可威の有劾作用を有するものと考へます。

45.小児肺炎の血液像に就て

東京女子醤學專門學校小晃科教室 吉 成 京 子 小骨肺炎の血液像に饗しては,古くから色kの人によりなされた報告がありますが それらの事に就ては,時聞の關係上全部省略致しまして,當院小見科に入院した肺炎 患平中,47例の血液像に就て述べさせて戴きます。 しらべた患者の年齢は,瀾2ケ月から,13年i9ケ月迄で,男児34名,女児13名であ ります。 肺炎:は之を,、rクループ」性肺炎,偏「ク7L e一プ」性肺炎,氣管枝肺炎,.麻疹肺炎,百 日咳肺炎:に分け,更に肺炎の杢経過を,初期,野冊,消腿期,恢復期に分けました。 然し乍ら,初期に於けるものは例激が少なく,主として極期及それ以後の観察となり ました事は,患者の種々なる事情で止むを得ませんでした。 一一一一第 7 =奮 478 一

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東京女帯學會第四回田會記事 15Jr 杢例中五例死亡して居り,合併症によるもの二例,合併症なく極期に於て死亡せる もの一例,その他は病勢溝槌の如く見えても,、衰弱によるもの.か死亡したものであり ました。 第一に白血球激に就て どの種の肺炎:に於ても極期には虹にF仙丁数は増加を示し,減少症には遭遇しませ ん.でした。∵例百日咳肺炎に於て,八二四千の著.しき塘多を示した他は,重症例も輕 症例も,合併症を起した例も,死亡せる例も,極期に於ける白血球数は,ほN“ 一一萬か ら三萬でありました。その後の経過は病勢消燧と共に漸次減少致しまして,二二期に はほ1“正常数にもどります。「クループ」性肺炎に於ては「クリーゼ」直前に既に白血球 激は八千四百になったのもありますが,.肋膜炎を併稜したものに於ては「クリーゼ」後 も未だ増多を示して居りました。 白血.球分三二態に就て 「クループ」性肺炎,氣二二肺炎,麻疹肺炎は三期に於ける白血球増多は,中性嗜好 細胞増多によるものでありますが,百日咳肺炎に於ては極期に於て、も淋巴球増多を示 すものがあり, 3ζ中性嗜好細胞増多を示すものもありますe百日咳肺炎で三期に中 性嗜好細胞増多による白血球増多を起した例に於ては,白血球数は,八三四千と云ふ 著しい増多を示しました。而して病勢消槌と共にどの種の肺炎に於て誌,.中性嗜好細 胞は減回し,淋巴球数は増加し,途には中性嗜好細胞と淋巴球との位置は極言の時と 反回になります。この時も合併症を起したものに於ては,申性嗜好細胞の減少.は容易 に起りませ’んで,淋巴回数もなかなか増加しませんでした。 中性嗜好細胞核型推移に就ては 何れの種類の肺炎に於ても,極期には中性嗜好細胞の核は,左方移動を示し,叉重 症例に於ては,骨髄細胞,幼若型も出現して居りました。その後良好の経過をとった ものに於ては速やかに三等の推移もなくなりましたが重症にて極期のまS死亡した例 では,高度の中性嗜好細胞増多及参核左方移動を持つたまS死亡し,長い経過をとり 途に死亡した例に於ては中性嗜好細胞激は漸次減少し,淋巴球増多を示したものもあ 9ますが,その場合でも骨髄細胞はまだ出現して居り,核左方移動はもどって居!ま せんでした。績嚢症とし膿胸を起した例に於ては一時病勢消裾の如くみえても爾高度 の核型左方移動を示して居りました。 中性嗜好細胞原形質の攣化として 1.毒性穎粒,どの種の肺炎に於ても認められ二期に張く,消槌期に向って減少し 一角等 7 .魅… 479 一

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156 東京女學署會第四回縮會詑事 恢復期には消失して居ります。 2.ヂーレの小忌,どの種の肺炎にも出現し,極三厩浩槌期に認められ最高,「クル ープ“性肺炎に於て極期に9鬼に認められたのがありました,恢復期には酒失して居り ます。 3・其の他原形質に室泡が認められます。「モノチーテン」はどの種の肺炎に於ても 極期に増加し,その後の維過に就ては按復期に向ってta N“減少して居りますが申には、 反って増加して居るのもありましたが良好の維過をとった例に於ては,病勢消槌と共 に漸次減少して居ります。 ’「1「Eオジン」嗜好細胞及び盤基性嗜好細胞 「エオジン」嗜好細胞はどの種の肺炎に於ても極期に溝失,叉は減少し病勢泊裾と共 に再び現はれ,再現は経過良好なる事を示しますが,膿胸を績配した例に於ても肺炎 としての諸隅隅輕快の時は4%に認めたれた例があります,けれども之も治癒例であ りました。 盤基性嗜好細胞は「エオジン稽好細胞とほY’同じ消長をとります。 「プラスマa細胞及びチaルクの刺戟型 どの種の肺炎に撃ても見出され,時期は,極期,浩裾期に多くダ恢復:期には消失致 します。麻疹肺炎には出現例が多いやうでありました。 ‘赤血球数,血色素量に就ては特別の事は見出されませんでした。 赤血球沈降速度 「クル”プ」性肺炎,麻疹肺炎,氣管枝肺炎は極期に於て著明の促進を示し,病勢泊 槌と共に漸次その程度を弱めますが,押脚喉肺炎に於ては極期に於てもぼS’正常範園 にありました。

座 長(特別講演) 吉 岡 彌 生

特別講演(午後5時一6時)

小児肺炎の豫防に就て

(本誌二二欄滲照) 閉 會 の 僻

磯田仙三郎

副會長 吉 岡 正 明

一第 7 巻480一

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