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<論文>エレクトロニック・バンキングと支払システムの変貌 利用統計を見る

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(1)

ムの変貌

著者

辻 信二

著者別名

Tsuji Shinji

雑誌名

経営論集

26

ページ

91-112

発行年

1986-02-25

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00005784/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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エ レ クト ロ ニ ッ ク・ バン キ ン グと

支払シ ステ ムの変 貌

辻 信= 一 _ 1. ま え が き 一 問 題 の 提 起 ―2. 支 払 シ ス テ ム の 構 造3. エ レ クト ロ ・ マ ネ ー の 出 現4. ノソ ・ バ ン クに よ る 決 済 機 能 へ の 接 近5. こ れ か ら の 支 払 シ ス テ ム6. あ と が き-? ネ ー の 将 来-1 。 まえ がき 問題 の提起-預 金 ・貸出業 務 91 を強 く意 識し てきた の で あ っ 近 年。 エレ クトl==lニッ ク 。バン キン グの進 展に 伴 っ て, 決済機 能や 支払シ ステ ムに関す る議論 が活 溌に なって きた。 本来, 決 済機能 とは貨幣 の もつ 最 も基 本的 な役割 であ る。 また 銀行に とっ て仲 介機能 となら ぶ二大機 能 の一 つ であ る。 ところ が,そ の割 にはこれ まで あま り議論 さ れ るこ とのない 分野 であ った。 す なわち 「従 来, 経 済学にお い ては, 貨幣につ いてそ の機 能率発 生 が論じ ら れ るこ とはあっ て も, これに関 連し た 社会的 清算制 度( 支払システムのこと一 引用者) が取 り扱わ れ るこ とは 比較的 少なか った[15]」。また 「銀行 の長い 歴 史の中 で,銀 行家 もまた一 般も, 銀行 の金融仲 介機能 て, 支払 決済サ ービ スは, これに伴 うまさ に 「サ ービス」 とし て位 置づけ ら れて きた とい って よい[1]」 状態 であ った。 こ の よう に,重 要な役 割を 担 って いるに も拘 ら ず, いわ ば 自明 の事柄 とし て後 景に押し やられ ていた問 題 が, エレ クトロ ニ クスとい う技 術革新 の イン パ クトを うけ て, 正面から 考察 の対 象とさ れ るよ うにな って きた のであ る。 そ の イン パ クト の一つ は, 支払 シ ステ ム運営 の ツール とし てエレ クトT3 ニ クス技術 が広汎 に利用 され始 めた こと。 す

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なわちElectronicFundsTrans-fer (EFT) の 発 展 で あ る 。 も う 一 つ は , エ レ ク ト ロ ニ ク ス 技 術 を 利 用 し て , 従 来 銀 行 に 固 有 の 業 務 と 考 え ら れ て き た 決 済 機 能 に ノ ソ ・ バ ン ク が 接 近 し 始 め た こ と 。 そ れ が わ が 国 で 論 議 の 高 ま る き っ か け と な っ た 。 も ち ろ ん 両 者 は 密 接 に 関 連 し 合 っ て お り , 両 々 相 侯 っ て 支 払 シ ス テ ム の 変 貌 を 促 し つ っ あ る 。 最 近 の 金 融 問 題 と い え ば , 何 と い っ て も 「 金 融 自 由 化 」 が 中 心 で あ る が , そ れ と 並 ん で , こ の 決 済 機 能 を め ぐ る 問 題 も 見 逃 が す こ と の で き な い 重 要 な テ ー マ だ と 言 わ な け れ ば な ら な い 。

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そ こ で 本 禍 の 目 回 ば , 沢 倚 機 能 や 文 払 シ ス ア ム の 仕 組 み と こ れ に 係 お 心 取 近 の 諸 問 題 を , で き る だ け 現 実 に 則 し て 整 理 し , あ わ せ て 今 後 の 展 望 を 考 え る 手 懸 り を 探 り た い , と い う こ と に あ る 。 た だ し , 上 述 し た と こ ろ か ら 判 る よ う に 本 件 に 関 す る 文 献 は 乏 し く , ま た 実 際 の 制 度 や 仕 組 み は , 実 務 の 局 外 者 に は 窺 い え な い と こ ろ が 多 い の で , 本 稿 も き わ め て 初 歩 的 な ア プ ロ ー チ に す ぎ な い 注1)。 本 論 に 入 る 前 に , 若 干 の 用 語 に つ い て 触 れ て お こ う 。 ① 「 決 済 」 と は , 第 三 者 に 対 す る 資 金 (fund ) の 移 転 (transfer ) で あ る 。 し か し 最 近 で は , 自 己 の 勘 定 内 で 種 々 の 口 座 に 資 金 を 移 し 替 え る こ と が 多 く な っ て き て お り , こ れ も 資 金 の 移 転 に ほ か な ら な い 。 こ の よ う に , 第 三 者 に 対 す る 決 済 の み な ら ず レ 自 己 勘 定 内 の 移 動 も ふ く め た 資 金 移 転 の す べ て を , こ こ で は 「 支 払 ( ペ イ ノ ソ ト )」 と よ ぶ 。 支 払 は 決 済 を ふ く み , そ れ よ り や や 広 い 概 念 と い う こ と に な る 。 ② 本 稿 で 「 銀 行 」 と は , 民 間 の 預 金 金 融 機 関 一 般 を 代 表 す る 言 葉 と し て 用 い る 。 な ぜ な ら 普 通 銀 行 と そ の 他 の 相 互 ・ 信 金 ・ 信 組 な ど の 金 融 機 関 と の 開 に , 機 能 上 の 差 異 は 一 切 な い と 考 え る か ら で あ っ て , こ れ は ア メ リ カ に お い て も 同 様 で あ ろ う 。 し た が っ て , こ こ で ノ ソ 。バ ン ク と は , 証 券 ・ 信 販 な ど 預 金 金 融 機 関 以 外 の 金 融 業 を 指 しa ち ろ ん 流 通 ・ 万通 信 な ど 非 金 融 業 を 含 む), ア メ リ カ に お け る よ う に , 商 業 銀 行 以 外 の 貯 蓄 金 融 機 関 ま で を ノ ソ 。 バ ン ク に 含 め る こ と は し な い 。 。 .I ⑧ わ が 国 で 「 エ レ ク ト ロ ニ ッ ク 。バ ン キ ン グ 」 と い え ば , フ ァ ー ム 。バ ン キ ン グ , ホ ー ム 。バ ン キ ン グ ,POS な ど の , い わ ゆ る 「 外 部 接 続 」 だ け を 指 す 場 合 が 多 い 。 し か し 金 融 業 務 の エ レ ク ト1=;zニ ク ス 化 は , 今 に 始 ま っ た わ け で は な い の で あ っ て,40 年 代 初 頭 に お け る 普 通 預 金 の 全 店 オ ン ラ イ ン と

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エレクトロニック. バンキングと支払システムの変貌93 い う画 期 的 な イ ノベ ーシ ョン も, ま さ にこ::.レ クト ロ ニ ッ ク 。バ ソ キ ン グモ0 ・ も ので あ っ た。 周 知 の通 り, エ レ ク ト ロ ニ ク ス技 術 の発 展 は コン ピ ュ ー タ ー とコ ミ ュ ニ ケ ーシ ョン の 結 合 (C &C )を も た らし , そ れ に よっ て 社 会 が 大 き く 変 わ りつ っ あ る。 エレ ク ト=2 ニ ッ ク 。バ ン キ ン グ とは , こ の よ うなc &c の技 術 に 支 え ら れ た 新し い 金 融 サ ー ビ ス業 務 の 展 開 を 指 す と考 え る。 そ の具 体 的 な 中 身 が, い わ ゆ るEFT (エレ クト ロニック・フ ァンド・トランスファー) で あ る。 な お , 参 考 文 献 は 末 尾 に 一 括し て 掲 げ , 本 文 中 の 引 用 箇 所 に は , そ の文 献 番 号を[ ]内 に付 記し た 。 (注i) 本稿執筆に先立って,日本銀行,野村総合研究所,富士銀行などの二,三 の方々から,有益なご示唆と資料の提供を頂いた。 2. 支払シ ステ ムの構造 (1) 決済機能の三つの条件 決済機能につい て考え るには, まず現金 通貨 が存 在せ ず, 預金通 貨だけ で 決済 が行なわ れてい る世界を 想定 す るこ とが便利で あ る。 そ こで大 量 の決済 が円 滑に処理 され るた めには, 次 の三 つ の条件 が必 要不可欠 であ ることがわ か る。 ① 決済手 段 とし て, 信用 のあ る流動 的な資 産が 存在し てい ること。 ② その移転 のた め の仕 組み が, 効率 的に 作動し てい るこ と。 ③ これ 心よっ て生じ た 最終 的な 債権 ・債 務を 清 算す る 「共同 シ ステ ム」 が構築 され てい ること。 以下, その内容を, わ が国 の実 状を 念頭 にお きなが ら考 察し て ゆこ う。 前 述し た よ うに, 決済 とは, 第三 者 に対 す る「資 金」 の 「移転 」であ る。 現金通貨 であ れば,そ れを 手 渡す こ とに よっ て比較 的容易 に移転 が完了 す る (手交貨幣)。し かし 預 金通貨 の場 合, そ れは銀行 の帳 簿に記 載され た, も し くは コンピ ューター の磁気 デ ィス クに記 憶 された 「記号」 にす ぎない から, これを 手渡 すわけ には ゆかない。 そ こで, 支払 人A の預金勘定 の残 高を 減ら し(debit,引落し).同額 だげ 受取 人B の預金勘定 の残 高を 増や す(credit,入金) とい う操作 に よって√A からB に資 金 が 移転し た の と同じ 結果 を得 るこ とが

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で き る。 す なわ ち勘定 の 「振替 」 に よっ て決済 が行 なわ れ る(振替貨幣)。 こ の振替を 円 滑に行 な うに は, そ のため の仕組 みが必 要で あ る。 まず当事 者から の 「指 図」 がなけ れば なら ない。 指 図り や り方に二 通 りあ る。 一 つは 小 切手 であ る。 小切 手は 銀行 に対す る支払委 託であ るから, 呈示 された 銀行 は, そ の券面 額をA の 口座から 引落 す。一 方, 小切手 が 入金 され たB の 口座 は, それ が同一 地域 内で手 形交 換を 経由す る場 合であれ , 異地 域間で取立 に かけら れた 場合 であ れ, 券面額 だけ 増加す る。 結果 とし て資金 はA からB に 移転し たこ とに な る。 手 形 も, 期 日が到 来すれば小 切手 と変 りは ない。 も う一 つ が振込 であ る。 この場 合,指 図はA から 銀行 に 対し て 直接に なさ れ, そ の指 図に基づ い て銀 行はA の 口座を 引落す とと もに, 相 手銀 行に対しB の 口座へ の入金を 指 示す る。A が減っ てB が増え れば, そ れ が資 金の移転 であ る。 自動支 払 の場合 も, あら かじ め 口座から の引 落し を 包括 的に 指図し てお く とい う違 い があ るだけ であっ て, 原理は振込 と同じ であ る。 こ うし た 小切 手 と振込 に よる勘定 振替に よっ て, 毎 日, 大 量 ・巨 額 の 決済 が行 なわれ てい る。 これを 円 滑・迅 速かつ 確実 に処理 す る こと が, 銀 行制度 の重 要な役 割であ る。 そ のため に様 々な工夫 が積み重 ねら れ て きた。 ①小切 手 につい ては 古 くから 手形 交換 制度 が発達し た。 わ が国 の場合, 昭 和59 年中 の全 国手形交 換 高は4 億1,500 万枚,2,244 兆6,200 億 円 であ っ た(第1 表参 照)。ア メリ カの よ うな小切 手社 会では,全国 の小 切手振 出 枚数 が年 間400 億枚 に も上 り, そ の処 理 のた め にいわ ゆ るペ ーパ ー・ クライシ スを 現 出し てい る ことは, よく知ら れてい る通 りであ る。 ②一 方, 振込 のた め の銀行 間 の伝達 手段 は, 文書 に よる ものから 電報 ・電話, そし てテレ タ イプを 経 て, 現在で はそ の大 部分 が コン ピ ュータ ーと通 信回 線を 直結し た ネッ ト ワー クを通じ て 処理 され てい る。まず個 々の銀行 内に ネット ワー クが形成 さ れ(為替オンライ ン),次い で 各銀 行 の ネッ トワー クが,「全国銀 行デ ータ通 信シ ステ ム」 に よ っ て,一 つ に統 合さ れた。 こ の全 銀シ ステ ムは 逐 次加盟 金 融機 関を 拡大し , 現 在約4 万 の店舗 を 結ぶ一 大 オン ラ イン ・シ ステ ムであ る。 そ の処理量 は昭 和59 年中 に3 億3,500 万 件,553 兆6,400 億円 であ っ た が(同上),こ のほか 巨 額に上 る同一 銀 行 内 の取 引 があ る。 こ うし た仕 組みを 経 由 す るこ とに よっ て 始めて,AB 間 の決済 が可能 にな る。 し かし , そ れ で話 が終 わった わけ ではない。 たし か にAB 間 の勘定振替 は

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ヱ レ クト ロ ニ ッ ク. バ ソ キン グ と 支 払 シ ス テ ムの 変 貌95 それで済むが,それはAB の 債権・債務を夫 々の取引銀行 が肩替お ったにすぎない。A の口座をdebit し た銀行には その代り金を相手銀行に支払 わねばならぬ債務が発生し,B の口座をcredit し た 銀行 にはその代り金を相手銀行か 第1 表 手形交 換と全銀システム( 昭和59 年実績) 全国手形交換高 件数 415,385千枚 金額 22,446,253億円 全銀システム 他行為替取扱高 件数 335,336子件 金額 5,536,422憶円 出 所 : 仝mm 「 金 融I −j/ ・ ふ 〃f ゛●W丿 ぶ ●・f-¶W ら受取 る権利 が生じ てい る。 こめ銀行 間 の債権 ・債務 が清算(決済)さ れ な い限 り,AB の決済 が最 終的 に完了し た とは言 えない。 もし 銀行 の数 が少く取 引 量 も限ら れてい るなら ば, この銀 行間 の決済 は, 現金や中央 銀行 小切手を受 け 渡し す るこ とに よって, 或いは かつ ての為替 決 済がそ うであ った 様に,お 互い に資 金を 預け 合い これを 貸 ・借記す ることに よって, 処理可 能であ る。し かし 銀行数 ・取 引件数 が 増嵩し ,し か も迅速 な 取扱いを 要求さ れる よ うにな る と, 全部 を ま とめ て一 度 に, つ ま り 多 角的 (multilateral) に 処理 す る必 要 が生じ てく る のは当 然 であろ う。 モ のため の仕 組みが, 上述 の手形交 換制 度や 全銀シ ステ ムの中 に組 み込 まれ てい る。 す な わち毎 日の尨大 な取引 に よって 生じ た 銀行 相互 間の債 権 ・債務を, 銀行毎 に 集 計し て, そ の最終的 な ネット の差 額だけ が, 翌営業 日に 日本 銀行におけ る 各銀行 の預け 金をプ ラス・マ イナスす る ことに よって 清算され る。 この 日銀 預け 金 の振替 が終わ って始 めて, 一 日 の大量 な決済 が 完了し た ことに なる の であ る。 この ように 現代 の決済 シ ス テ ム は, ① 顧客 が銀行 に決済 口座を も ち, ②銀行 が 日本銀 行に 決済 口座を もつ, とい う二段 階の構成 で成 り立 っ て い る。 いわ ば 日本銀 行 が全 決済 シ ステ ムのセン タ ー機 能を 果し てい るのであ って, この② の上半 分がなけ れば, 決済は 完結し ない。 このこ とは 特に留 意 すべ きであ る。 (2) インフラストラクチャーの重要性 以上のように, 決済機能には冒順 に述べた三つ の条件が不可欠であること が判った。そし て,そのいずれもが銀行制度によって提供されて い る が 故 に,決済機能は銀行に固有の機能だと言われてきたのである。 すなわち①預

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金通貨, ② 小切手お よび振込 関連業 務, ③銀 行間決済 シ ス テ ム, の三つであ る。 ①は 決済 勘定 であ り, ② と③を 併わ せて為替機 能 と よぶ場 合 もあ る。 両 者 が結び付い て 決済機 能を果 す のであ って, そのい ずれを 欠い ても, 決済ぱ 実 現し ない。 西川 元彦 教授 に よれば, 金融 部門 の四つ の機能 のな か にあ っ て,「準備 の 集 中」 と 「決済 の集中」 とは 相互促進的 に発 展し て きた。 ここで 準備 とは非 金融部門 の手 元 流動性 であ り, モ れが金融部 門に集中 さ れ る ことに よって, 決済 もまた集 中し ,「現代 の金融部門は, ……全 経済を 覆 い 尽くす ほ どの『 決 済 機関 』 となっ てい る[13]」。 と同時 に, 決済 が集中し て 効率 的に 行なわ れる から, 準 備も集中 す る, とい う相互依存 関係にあ る。 こ の よ うに 考えれば, 準 備は 「池」 であ り, 決済は多 数 の池を 結びつけ る「 流 れ」 で あ る, と言 う こ とが でき る。 と ころ で, この 流れが実 現す るために必 要な, 前 述 の② 小切 手 ・振込関連 業 務お よび ③銀行 間 決済シ ステ ムは, 手形交 換制度 にせ よ全 銀シ ステ ムにせ よ, 銀 行 が年 月 と コス トを かけ,共 同し て構築し ・運営し て きた一 種 のイン フラス トラ クチ ャーであ る。 この イン フ ラスト ラ クチ ャーなし には, 現代社 会0 尨 大 な 日々の 決済を円 滑 に処理す ることは 亡きない 。 そし て 決済 が円 滑 に ゆか なけ れば, 全 経済 活動 の運行に支 障を 来た す ことは 明ら か であろ う。 この よ うに 決済 シ ス テ ムの基 盤には, 銀行共 同シ ステ ム とし て の イン フラス トラ クチ ャー かお るよ そ れ は外から は見 えない, 縁 の下 の力持ち であ るにも 拘 らず, 経 済社 会に 不可 欠 の重 要性を 持 ってい る。 そ の こ とを 改 めて強調し てお きたい 注2)。 もち ろ ん, イソ アラスト ラクチ ャニは全国 に唯一 つ で あ る必要 はない。 西 ド イツで は, 商業 銀行 ・貯 蓄 銀行 ・信用協同 組合・郵 貯 の各業 態 が 「それぞ れ独 自 の振替 決済 ネ ット ワー クを 持 ってお り[5]」, ア メ リ カ で は 「連邦 準備 制度 の提 供す るFEDWIRE と銀行 間 の機構 であ るBANKWIRE とが併存 し て競争し てい る[1]」。 そし てわ が国 で も, 上 述し た銀 行間共同シ ステ ムが唯 一 の もの ではない。 決済シ ス テ ムとし て注 目すべ き イン フラス トラ クチ ャー がも う一 つ 出来つ つ あ る。 す なわち 郵貯 であ る。 これ まで主 とし て預 ( 貯) 金業 務を中 心にし て 発 展し てきた 郵便 貯金 が,近 年, 送金・ 決済業 務へ の進 出を 積 極化し てきた

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エーレ クトl=1ニ ッ ク 。バン キン グと 支払シ ステ ムの変 貌97 こ と は, よ く 知 ら れ る 通 り で あ る 。 郵 貯 に は 小 切 手 勘 定 は な い が , 郵 便 振 替 制 度 は 古 く か ら 存 在 し て い た 。 そ れ に 加 え て 公 共 料 金 等 の 自 動 振 込 み ( 昭57 年 ), 給 料 等 の 自 動 受 取 り ( 昭58 年 ) な ど の 業 務 を 開 始6 昭59 年 に は 全 国 オ ン ラ イ ン 網 を 完 成 し て , 決 済 の た め の イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ ー と し て の 機 能 が 一 段 と 強 化 さ れ た 。 と く に 郵 貯 の 場 合 は 全 国1 万9,000 の 普 通 局 ・ 特 定 局 が 一 つ の 企 業 体 を な し て い る の で あ る か ら , 決 済 機 能 の 三 つ の 条 件 の う ち ③ の 銀 行 間 シ ス テ ム を 必 要 と せ ず , す べ て 企 業 内 の 振 替 で 完 結 す る 。 そ れ だ け 効 率 的 で あ る と 言 え よ う 。 最 近 ノV ・ バ ン ク が 郵 貯 と の 共 用 カ ー ド の 開 発 な ど に 熱 心 で あ る の は , 訣 済 シ ス テ ム と し て の 郵 貯 の 利 用 に 着 目 し た も の に ほ か な ら な い 。 従 来 商 品 を め ぐ っ て 対 立 し て き た 銀 行 対 郵 貯 問 題 に , 決 済 シ ス テ ム と し て の イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ ー を ど ち ら が 提 供 す る か と い う, も う 一 つ の 官 業 と 民 業 の 競 争 が 加 お っ た こ と に な る 。 注2 ) このほか,BANCS などのCD オンラ イン,給与・配当金振込のためのMT 交換等も,同じくインフラストラクチャーである。 3. エレ クトロ ・マ ネー の出 現 (1) アメリカにおけるEFT の状況 上 述し たと ころ から も判 る よ うに, 現代 の支払 シ ス テ ムは, エレ クト ロ ニ クス技術 の利用 に よっ てい ちじ るし く発 展す ることが で きた。 そ れ がエレ ク トロニ ック・ ファン ド・ト ラン ス フ ァー(EFT )であ る。EFT とい う言 葉はア メリ カで生 まれた。 ア メリ カの ような小切 手社 会 で は, 従来から資金 移転は も っぱら 小切 手に よって行 なわ れ, 振 込に よる方式it, わ が国や西ド イツと違 って, ほ と んど発達し てこ なかった。し かし 小切 手発行枚数 の激増は 決済シ ス テ ムを 物 理的に 危機に陥 れ, 小切 手に代 る 決済 方法の必要 性が差 迫 った も のとな って きた。 そ の要請 に 応えた のがエレ クトl= ・ニクス, なかんず くc&c の技術 であ る。し たがっ て, ア メリ カで は小切 手によらない資金 移転 は, エレ クト ロ ニ クスに よって 始 めて可能 にな った と 言って よく,EFT は 何 より も「小 切手 に代 るもの」 とし て登場 でし た のであ る。ペ ーパ ー・マ ネーからコニーレ クトl==・・マ ネ ーへ, と は そ う い う意味 であ る注^)。これに対し てわ が国 では,す でに振 込 とい う資 金 移転方 法が普及し て いたと ころ へ, エレ クト ロ ニ クス技 術 が導入 され て, そ の効 率を 高 めた ので

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第2 表 ア メリカにお け ろEFT の 成長( 単位:J-V/億枚,件) 1970 1979 1985 1990 小切手発行枚数 18.5 32.0 38.0 40.0 EFT 取扱件数 - 2.0 5.0 14.0 出所:ElectronicBanking[17]I あるから,EFT の出現はア メV カほ ど劇的で は な か っ た。 し かし 経緯は どうであれ, 14.O 現在,小切手によらない資金 移転 の大 部 分がエレ クト ロニ クス技 術を 利用し てい るのは確 かであ って, 現代 の決済 は, ①現 金, ② 小切 手, ③EFT の三 つ0 方 法に よって行 なわれてい る, と 言って差 支え ない。 今 のところ まだ 現金や 小切 手 のウェ イトは 高い が, 次第 にEFT がそ の比重 を 増大し つ つ あ る ことは 明ら かであ る(第2 表参照)。 それ ではEFT とは具体 的 に どうい うも0 を 指 す の か。 ア メリカの場 合EFT の 名の下 に 様々なサ ービスや 仕組 みが混在し てい るが, 整 理すれ ば次 の四つ の グル ー プに分け る ことがで き よう。 ①directdeposit お よびdirectdebit 。 前者はわ が国 の給与振 込 と同じ く, 現金や 小 切手を 使わ ずに 直接 預金 口座に入金 す る手続き。 主 に連 邦政府 の年 金支払 と企業 の給 料支払 に 利用され てい る。 また後 者は わ が国 の自動支払 に 相当 す るもの で, 保険会 社 への保険 料支払な ど定期 かつ 定額 の継 続的支払 に 用 いら れ る。 予 め 口座0 引 落し を授 権す るのでpreauthorizedpayment とも い う。 企業 の定 型的 支払 に も利用可能 であ る。 も っと もdirectdeposit,directdebit と い うサ・¬ビ スそ れ 自体 が,EFT な のでは ない。 わ が国 で給与 振込や 自動支払 は。 全店 オ ンラ イン の始ま る以 前 から, 紙ベ ー ス ・手 作業ベ ー スで行なわれ てい た。 そ れ が現 在は 企業 体 の 持ち 込む 磁気 テ ープ(M /T)を コン ピ ュー ターにかけ て 大量処 理 されてい る が, 同 様に ア メリカでは,ACH(AutomatedClearingHouse )に よる磁気 テー プ交換 シ ステ みに よって, これら のサ ービス が可能 にな っ て い る。 だからEFT なので あ る。ACH はわ が国のMT 交 換 サービ ス に相当 す る。 ②WireTransfer と総 称 される銀 行間 ネ ッ ト ワ ー ク。 こ れ に はFedWire,BankWire,CHIPS,SWIFT の四つ のシ ステ ムがあ る。 い ず れ も 銀行 間 の資金 移動を 取扱 うネ ット ワー クで, わ が国 の金 銀-y ステ ムに 相当す る。 た だし 主 とし て銀行 間 のフ ェデ ラル・ ファン ド取引 や コルレ ス勘定 の振 替を中 心 とし , 顧客一 顧客 の取 引は 大 口のものに 限られ てい る とい う点で,

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エレクトpiニッr;.A ソキングと支払システムの変貌99 小 口を 含む すべて の顧 客間取引を 取扱 うわ が国の全銀 シ ステ ムとは, 性格を 異にし てい る。 いわ ば ホール セ ール のElectronicbanking であ る。 こ のうちFedWire は, 連邦 準備制 度が運営 す るも の で, 各連 銀 ・加盟 金融機関 のほか 財務 省 も参 加し てい る。 企業 は電 話もし くは テレ ッ クスな ど のハード コピ ーを使 っ て銀 行に依 頼し , これを利 用す るこ とが でき る。資 金 決済は連銀 の準備預 金 勘定に よっ て個別に 行なわれ る。 一方BankWire は, 全米お よび カナ ダの銀 行に よる共 同経営 で,1982 年 現 在180 行 が加盟。 もと もと銀行間 の資 金 決済 機能を持 だ なか った が,現 在は 連銀 の準 備預金 勘定を ご決済口座とし て利用 す る様にな った (BankWirel またはCashWire と呼ば れる)。ほか にCHIPS は,主 とし て ユー ロダラ ー取引 な ど国際 金融取引 に係 わ る銀行 間 の資 金振 替を 行 な う も の。 ニ ュー3 ―ク手形 交 換所 協会 が運営 し, ニュ ーヨ ーク連 銀 の準備預 金勘定 で決済す る。 またSWIFT は, 国際間 の銀行取引 に伴 う情報 を 送信 す るも のだ が, 銀行 間0 資金 決済機 能は ない。 ③ATM 。わ が国 と同じ く カ ード に よる現金 自動支 払機 お よ び 自動 預 入 機。ATM がし ばし ばEFT の主 役 とし て喧伝され る のは ,一 見 す ると奇 異 拡感じ られ る。 な ぜなら 自,分 の 口座 に現金を 出し 入れ す るこ とは, 何ら第三 者に対す る資 金 の振 替を 意 味せ ず,し た がって決済で はない。 に も拘 らずそ れがEFT に数えら れ るのは , 上述し た よ うにEFT の役 割は 小切 手に代 る ものだからで あ る。 そ れ に よっ て小切 手を 使 わず に口 座を 現金 化す ることが 可能になった。 そ の上。 わ が国 のBANCS な ど と同じ く, 幾 つか の ネット ワークが形 成さ れATM の共 同利 用 が進 んでい るO で,現 金 利用 のため の 空 間的・時 間的制 約 が大 きく軽 減され るとい う効果を 生 んだ。

その意味で は現 金を 使 い 易くし てい る面 もあ る。EFT がcashless,check .less を促 進す る一 方 で, 小切手 →現金 とい う逆 の流れ を 呼ぶ可 能性 もあ るこ とは興味深い。 ④POS,CMS,Homebanking な どの 「外部接 続」。 上 記① ∼ ③は 銀行 内 もし くは銀行間 のこ二レ クトロ ニ クス化であ ったが,さ ら に, 銀行一 顧客 がネ ット ワー クで繋 が るこ とに よっ て,EFT は一 段 と進 展す る。 ,この うちPOS は, 文 字 通 りcashless,checkless の支払を 可 能にし , 消 費者 ・小売業 者双方 に とって, 決 済 の効率化 に貢献す る。た だし 夫 々のカー ドが異なった端 末 機を 必 要 とす るり では利 用範 囲が限 ら れてし ま うから,普

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及 に は銀行 間 の協調 が不可 欠であ る。 一方CMS の利用 は, 対 象企業にと づ て, 資金 の 回収 ・支払 ・管理 ・運用 全般 にわた る効 率化 を実 現す る有力な武 器 とな る。「1981 年には, 資金 量OU 億 ドル以 上 の銀 行 で は84 % が, ……企業 に端 末機を 置い た キ ャッシ ュ・マ ネージ メン ト・サ ービ ス(CMS )を 提供巾 [6]」 の由 であ る。 これに対し ホ ー ム 。バン キン グは, ア メリカでも まだテ イ ク・ オフ す るに 至っ てい ない。 (2) デリバリー・システムの変革 こ の よ うにEFT の中 身は多 種多様 であ るが,大 き く分け れ ば, リーテ イ ル のEFT (上記の①③と④のうちPOS, ホーム・ ベソキン グ)と ホール セール のEFT

(②と④のうちのCMS )とに 分類す るこ とがで き る。 ア メリカで1978 年 に制定 さ れ た 「連邦EFT 法 (ElectronicFundTransferAct )」は, 前者 のり ーテ イルEFT を 対象 とし ,EFT シ メ テ ムに参 加す る消費者 の諸権利を規 定し た もので あ る。 すなわ ち同法 に よれば,「電 子資金 振 替(EFT )とい う用 語は, 金 融機関 に対し て あ る 口座へ の借 方 記入(debit )も し くは 貸方 記入 (credit)を 指 図し , 指示し , あ るい は授権 す るのに, 小 切手 ,手形 , も し く はそ れに 類す る証書 に よら ず, 電子端 末機, 電 話関 連機 器√ コン ピ ュータも し くは磁 気サ ーブを 介し て開始さ れ る資金 振替 を 意味 す る」 と定 義され, 例 示 とし て 「POS 振替,ATM 処理, 資金 の直 接預 入れ もし くは 引 出 し , お よび電 話 に より開始さ れ る振 替[10]」 を 挙げ てい る。 これ に 対 し 「消費者 の 資金振 替を 主た る目的 とし ない もの」 は 「含 まれない 」 とし てい るのは, 同 法 の性 格 が消費 者保護 法にあ る以上, 当 然であ る。 し かし りー テ イルであ る とホールセ ールであ るとを問 わ ず,EFT の発進 は金融 シ ステ ムに大 きな影響を 及ぼ すこ ととな った。 す なわ ちデ リバ リー・ シ ステ ムの変 革 であ る。 一 説に よれば,EFT シ ス テ ムとい う呼 称は誤った ネー ミン グであ っ て, より正 確には 「エレ クト ロニ ッ ク・デ リバ リー・シ ス テム」 と呼 ぶべ きであった と 言 う[19]。ブ リバ リー ・シ ス テ ム と い う言葉を 何 と訳し て よい か判らない が, 商品サ ービ スが ユーザ ーに提供さ れ る手 段 ・ 方 法 とい って よかろ う。 小 売業 にあ っては, 対面 販売 か ら セル フサ ービ ス方 式 や宅 配制 度, さら には 通信販売 ・自動販売 機 な どの無 店 舗販売 まで,様 々 なゲ リラ句 − ・シ ステ ムが存在 す る。 い うま で もな ぐ旧 来の銀行 のデV バ リ

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エレクトl=・ニックぶ ソキングと支払システムの変貌101 こ ・ シ ス テ みは , い わ ゆ る 煉 瓦 と モ ル タ ル (brickandmortar )に よ る 「店 舗 網 」 であ っ た 。:モ こ へATM,POS 端 末 な ど に よる新 し い シ ス テ ムが 導 入さ れて き た め で あ る。y こ こ の新し い 金 融 サ ービ ス の デ リバ リ ー ・ シ ス テ ムは , 次 の二 つ の 構 成 要 素 から 成 り立 っ て い る。 ’ ①POS ,ATM な ど の 端 末 機 や ユ ー ザ ー の コV ピ ュ ー タ ー。 顧 客 は , こ れら の 機 構 に 直 接 ア クセ スし , 銀 行 店 舗 や 行 員 の手 を 経 る こ とな く, 自 動的 に金 融 サ ービ スを 享 受 す る こ と が で き る (多 くの場合, シ ステ ムを始動させるた めにカードが利用さ れる)。 銀 行 相 互 間 に つ い て も 同 様 で あ る。 ② ネ ッ ト ワ ー ク と こ れ に 直 結し た コン ピ ュ ー タ ー 。 端 末 機 の 存 在 だけ で ぱ デ リ バ リ ー ・ シ ス テ ムの 変 革 に な ら ない 。 よ り重 要 な の は , そ れ が ネ ット ワー クと 連 結し て い る こ と で あ る。 周知 の 通 り, エレ クト ロ ニ ク ス 社 会 とは&C の技 術 に よ っ て支 え ら れ た ネ ット ワ ー ク社 会 で あ る。 ネ ッ ト ワ ー クに よっ て 金 融 サ ー ビ ス 乱 諸 々 の 時 間 的 ・空 間 的 制 約を 脱し て デ リバ]J, が可 能 とな っ た 。 では , そ れ に よっ て 何 が 変 っ た か 。 第一 に , 金 融 業 と ユ ーザ ー 双 方 に と っ て, 金 融 サ ー ビ ス の コ スト が 低 減し た 。 労働 集 約 的 な 金 融 業 に お い て, エレ クト=t ニ ッ ク 。バ ン キン グ推 進 の 最 大 の動 機 と な っ た の は ,こ の コ スト 削 減 効 果 で あ る。 わ が 国 で もCD やATM の 展 開 は , 顧 客 に メ リ ッ トを も た ら す と同 時 に , 銀 行 に と っ て も テ ラ ーの 労 働を 大 幅 に 排 除 す る とい う効 果 を 生 ん だ。 また 最 近 の フ ァ ー ム 。バ ン キン グ(CMS ) の 推 進 も, 顧 客 の ニ ー ズ とい う よ り, 渉 外 行 員 の 省 力 化 に ね ら い が あ る と 言 わ れ る[11]。 し かし , そ れ に も 増し て 重 要 な の は , 単 に 既 存 のサ ー ビ ス の コ ス トを 低 下 さ せ た だ け で な く, 従 来 の紙 ベ ー ス ・手 作 業 ベ ー スで は 考 え ら れ もし な か っ た新し い サ ー ビ スを , 低 コ ス ト で 供 給 す る こ と が可 能 に な っ た , とい う点 で あ る。 後 述 す るCMA の よ うな 商 品 を 頭 の中 で 考 え る こ と は で き る か もし れ な い が, 尨 大 な 件 数 を 瞬 時 にし て 低 コ ス ト で処 理 す る こ と は,EFT なし に 捨 不可 能 で あ った 。 そ の 他 の金 融 新 商 品 ・新 サ ービ ス に も, 多 か れ 少 な かれ 判じ こ と が 言 え る。 ニ第二 に,EFT に よ っ て金 融 サ ービ ス の専 門 性 が 稀 薄 に な った 。 小 切手 は

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銀行し か提供できないが, 小切手に代 るEFT に関 与す るのに銀行である必 要はない。 そ うし た制度的側面だけでなく,技術的にもエレ クトロニクスは 銀行業 の専売ではなく,あらゆる金融業や ノソ・バン クによってア クセスが 可能である。い わば銀行業務の「参入障壁」 が低下した のである。 その上, ネットワー クの接続が自由であれば,他のネットワークの機能とデータを容 易に利用することができる。 こうし て銀行業務の門戸 が開放されてきたこと が,EFT のもたらし た最大のインパクトであった。次章に述べるノソ 。バ ン クの進出も,こ うし た変化を背景にし て初めて生じた ものである。 (注3)EFT は振込業務だけ でな く,小 切手関 連業務に も用いられ る。 それがト ラソ ケーシ ョV (Truncation) である。 4. ノン ・ パンクに よる決 済機能 への接近 (1) 「決済機能」論議の理論と現実 さ る昭 和60 年9 月18 日, 都 市銀行懇 話会は 「決済機能 につ い て」 と題す る 統一 見 解を まとめ, ノン 。バン クに よる決済機能 へめ進 出に反対し た。 すな わ ち 「 決済機能 はこれ迄 銀行 に よっ て担われ て きてお り, また銀 行 が担って きた から こそ 決済 シ ステ ムの安定 性, 信頼 性 が確 保さ れ てきた」 の で あ っ て,「単 に技術 的 に可 能であ ること等 々の理 由 から , 安 易に ノン バン ク に 決 済機 能を 認 めてい くこ とはあ まりに問 題 が多い[9]』とい うの が, その主張で あ る。 こ うし た 決済機 能を め ぐる論議 が活 溌化す る契 機 とな ったのは, 次の よう な ノソ ・ バン クに よる新 商品 ・。新サ ービ スの提供 であっ た。 ①CMA (CashManagementAccount )。 メ リル リンチ 社 が オハ イオ州の中 堅銀 行 バン ク・ ワソと提 携し て発売し た,MMF と小 切手 ・ カード な ど銀行 サ ービ ス との複合 商品。 顧客は小 切手を 振出 すこ と がで き, その 小切手 が呈 示さ れ ると, メリル リン チ 本社に金額 が伝送 され て同 社 にあ る顧客 のMMF を 解 約し , 直 ちに バン ク・ ワソの 顧客 の決済 口座 に振込 まれ る。 この 決済 口 座は 形式 的な も ので, バン ク・ ワソ は 「 メリル リン チ社 にとって単 なる支払 い 決済 の 事務 セン ターと化し てい る[8]」 といわ れ る。 顧 客 にとっ て高利回 り のMMF を 決済勘定 とし て使用し た の と変 りな く,事 実 上の 決済機能を メ

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エレ・クトロニック。バンキングと支払システムの変貌103 リル リソ チ 社 が提 供し た こ と に な る。 ② 資金総合口座。CMA の 日本 版 と も言 うべ き も の で あ っ て , 大 和 証 券 と 京 都 信 金 の 提 携 に よ っ て ス タ ー トし た , 一 種 の ス イン グ ・ ア カ ウン ト。 普 通 預金 残 高 が30 万 円 を 超え た 場 合, そ の 超 過 額 (10万円 以上)で中 国 フ ァン ド を 自動 的 に 購 入し , 逆 に 普 通 預 金 残 高 が30 万 円を 下 回 る と , 自 動 的 に 中 国 フ ァ ン ドを 解 約し て 普 通 預 金 に 入 金 す る。 普 通 預 金 残 高 が ゼ=t で よけ れ ば , ① と 同じ に な る ,現 在 四 大 証 券 と の 間 に17fH 金,8 相 銀,1 信 組 が 提 携 中 で あ る。 ③ カード提携。 証 券 会 社 と信 販 あ るい は 銀 行 系 クレ ジ ッ ト ・ カ ー ド 会 社 が業 務 提 携し , 顧 客 の カ ー ド に よ るシ ョ ッピ ン グ代 金 等 の 支 払 資 金 とし て , 中国 フ ァン ドを 解 約し 顧 客 の 決 済 口 座 に振 込 む も の。 解 約 金 額 は 代 金 相当 分 か 残 高 不足 分 か , カ ー ドは 共 用 か 否 か , な ど の違 い は あ る も の の , い ず れ も カ ード 代 金 とい う特 定 の 資 金 決済 に つ い て, 中 国 フ ァン ド が事 実 上 の 決 済 機 能 を も っ て い る と見 倣 す こ と が で き る。 こ の よ うな 種 々 の 複 合 商 品 が 生 ま れ て き た の は, 前 述し た よ うに, 残 高 把 握 ・情 報 伝 送 ・ 解 約 ・ 振 込 と い っ た 手 続 を , 迅 速 ・大 錨:か つ 低 コ ス トで 自動 的 に 処 理 す る技 術 的 な 基 礎 が で き て き た か ら で あ る。 コン ピ ュ ー タ ー と ネ ッ ト ワ ー クなし に こ れ ら の 商 品 の 機 能を 発 揮 さ せ る こ と は , 到 底 で き な か った だろ う。 こ うし て ノソ 。バン クの 金 融 商 品 (MMF や中国 ファンド) が 決 済 勘定 に 転 化す る こ とは , な ぜ 問 題 な の か。 そ れを 銀 行 ・ 証 券 の 垣 根 争 い とい う関 心 か ら の み 採 り上 げ る の は 正し く な い だ ろ う。 通 常 の 金 融 資 産 と 決 済 用 資 産 と の 間 に は , 同じ 金 融 資 産 とい っ て も 大 き な 違 い が あ る か ら で あ る。 通 常 の金 融 資 産 で あ れ ば , そ の価 格 が下 落し て 当 初 の 預 託 額 が払 い 戻 せ な か っ た り, 場 合に よ っ て は 提 供 機 関 の デ フ ォル トそ の 他 に よ っ て 全 く 回 収 不 能 に 陥 った と し て も, そ の リ ス クは 投 資 者 一 人 が 蒙 るだ け で す な。 し かし 決 済 用 資 産 の 場 合 に は , 価 格 変 動 や 換 金 不 能 に よ っ て 決 済 が 不 可 能 に な れ ば , 直 ち に 資 金 を 移転 す べ き 相 手 方 の 被 害 に繋 が り, そ れ は 次 々に 波 及 し て, 決 済シ ステ ム全 体 の 信 頼を 損 う こ と に な るだ ろ う。 ひ い ては 経 済 活 動 全 般 に 支 障 を 来 た す 結 果 とな る。 決 済 シ ス テ ムの 安 定 性 が 大 切 だ と い う意 味 は , ま ず 何 よ り もそ の 点 に あ る の で あ る。し た が っ て, 広 く金 融 資 産 全 般 の な か で 何 が 決 済 用 資 産 とし て 用 い ら れ る か は , 単 な る垣 根 論 争 の次 元 を こ え て, 充 分 検 討 を 要 す る

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問 題 と言 わなけ ればなら ない。 (2) 通貨「予備軍」と;uール作り それ では, こ うし た ノソ 。バン クの金融 商品 はす でに充 分な 決済機能を獲 得し てい るのだ ろ うか。 そ うと は思わ れ な い。 決済機 能 の三つ の条 件の う ち, 流動 性だけ あっ ても, 勘定 振替 の仕 組み と最 終的な 清算シ ステ ムとい う イソフ ラス トラ クチ 申−を 欠い ては, 決済手段 とし て機 能し てい るとは言い 難い から であ る。 上 記 の ようにMMF や 中国 フ ァン ド の解 約金 が顧客の 口 座 に振込 まれ,そ れ が決済に充 当さ れ るとい うこ とは, た とえそ の 口座 が形 式 的 にす ぎない ものであ って 乱 銀 行制 度の 決済機 能に 依存し て 決済 が行な われ る ことを 意 味し てい る。 また一歩 進 んで 顧客 口座を 設定 せず, 解 約金を カード会 社等の 口座に 直接振込 む 方式 が とられ た とし て も, それは 顧客 が行 な うべき解 約→振込 の手続 きを ノソ 。バン クが代 行し た のと同じ であ って, そ こで既 存の支払 シ ステ ムが利用 され てい るこ とに変 りはない。 このよ うに考 えれば, これら の ノソ 。バン ク商品 は, 銀行制 度 の構 築し た イソ フ ラス トラ クチ 十−を 「利用」 す る ことに よって,「事実上(defacto)」 の 決済 性を もつ に至った もの, と解 す るのが正し い と思 われ る。 もち ろ ん ノ ン 。バン クにと っては, そ れ が事実上 の決済機 能を もっ もの とし て 顧客に利 用 され れば充 分 なの 七あ って, そ の背後 に既存 の支 払シ ステ ムの バ ッ クアッ プ かお るか どうかを 問 う必 要は ない。 顧客に とっ ては尚 更であ る。 ニ ューヨ ー ク連 銀 のコ リガン総裁 が, 最近 わ が国 でし ばし ば 引 用 さ れ る 論 文(Arebankspecial? )の なかで次 の よ うに述 べてい るのは, そ の意 味で きわ めて正 鵠 をつい た評 価で あ るよ うに思 われ る。 すなわ ち。 「MMF を 含め これ らの 金融商品 が銀行 の決済 勘定 と同じ よ う な特 質を も っ てい る よ うにみ え るのは, 一 面で これら 金融 商品 の売 買 が銀行の 決済勘定 を 利用し て行 われ るこ とに 起因し てい る。し かし な がら , 技 術の進歩 に よっ て , これら金 融商品 が究極的 に は銀行 の 決済勘定 に 依存し てい るとい う事実 (theirultimatedependenceonabankaccount )が個人 投資 家 にはわ か り に く い よ うな方 法で取扱 われ るこ とが可 能に なっ てい る」 と[16]。 ノン ・ バン ク商品 の この よ うな性 格は, ち ょうど定期 預金 の場合 と似てい る。 定 期預金 ば, た と えば総合 口座 にセ ットされ ること に よって, いつ で も

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エレ クト ロニ ッ ク. バソ キン グと 支払 シ ステ ムの変 貌105 自 動 的 に 流 動 化 で き る よ う に な っ た が , だ か ら と 言 っ て 定 期 預 金 そ め も の が 決 済 通 貨 に な っ た わ け で は な い 。 で は な ぜ 定 期 預 金 が マ ネ ー サ プ ラ イ の 重 要 な 構 成 要 素 と し てM2 に 含 ま れ る の か と い え ば , そ れ が い つ で も 容 易 に 預 金 通 貨 に 転 化 し う る , い わ ば 通 貨 「 予 備 軍 」 と し て の 役 割 を 担 っ て い る か ら で あ る 。 カ ル ド ア 教 授 の 言 う よ う に 「 … … 不り付 き 預 金 が 支 払 手 段 で あ る か ら で は な く ( 事 実 , そ れ ら は 支 払 手 段 で は な い ), た ん に そ れ ら が き わ め て 容 易 に 支 払 手 段 に 転 換 さ れ る の で , そ れ ら を 除 外 す る ど ん な 『 運 営 目 標 』 も , 政 策 目 標 と し て 十 分 な 意 味 を な さ な い か ら で あ る[20]」。 そ れ と 同 様 に , 前 述 の ノ ン 。バ ン ク 商 品 も , 決 済 勘 定 そ の も の で は な く , 銀 行 制 度 の 支 払 シ ス テ ム を 利 用 し て い つ で も 事 実 上 の 決 済 勘 定 に 転 化 し う る 通 貨 「 予 備 軍 」 だ と 考 え る の が 妥 当 で あ る 。 し か し 予 備 軍 で あ っ て も , 正 規 の 決 済 勘 定 と の 間 の 出 入 り は , き わ め て 迅 速 に , 利 用 者 が そ れ と 意 識 し な い ま ま に 行 な わ れ る 。 こ の よ う に 何 時 で も 転 化 が 可 能 だ と す れ ば , こ れ を 決 済 通 貨 に 準 ず る も の と し て 取 扱 う こ と が 必 要 と 思 わ れ る 。 前 述 の よ う に , 決 済 性 の 資 産 は 通 常 の 資 産 と 異 な っ て , 支 払 シ ス テ ム の 安 定 性 を 確 保 す る と い う 責 任 を 担 っ て い る 。 も し 予 備 軍 が , 本 来 の 決 済 勘 定 と 比 べ て , 価 格 変 動 リ ス ク ・ 回 収 不 能 リ ス ク 等 に お い て よ り リ ス キ ー で あ る と し た ら , 支 払 シ ス テ ム の 信 頼 性 を 損 う 危 険 が あ る 。 そ の 危 険 を 回 避 す る 手 段 と し て , 予 め 何 ら か の 方 法 で 商 品 の 安 全 性 を 高 め て お く こ と が 要 請 さ れ る の で あ る 。 そ の た め に は , 例 え ば 吉 田 暁 教 授 の 言 わ れ る よ う に , こ れ を 預 金 と 見 倣 し , そ の 提 供 機 関 を 銀 行 と 同 様 の 規 制 下 に お く こ と が 一 つ の 方 向 で あ ろ う 。 「 ノ ン バ ン ク が 決 済 機 能 を も つ と い う こ と は , 決 済 に 用 い ら れ る 金 融 資 産 (負 債 ) が ど の よ う な 名 称 を も と う が, … … 預 金 の 提 供 と 同 義 な の で あ っ て , そ の 機 関 は 銀 行 と し て 定 義 さ れ な け れ ば な ら な い[2]」 か ら で あ る 。 こ れ は 上 述 の コ リ ガ ソ 論 文 が ,「 銀 行 と は 決 済 勘 定 を 提 供 す る 資 格 を 有 す る 機 関 で あ る 」 と 定 義 し , 決 済 勘 定 提 供 の 適 格 性 を 有 し て い る 機 関 は 「 定 義 に 基 き 銀 行 と み な し , 規 制 す れ ば よ い の で あ る[16]」 と 述 べ て い る の と 軌 を 一 に し て い る 。 こ の よ う に 預 金 と 同 一 視 し な い ま で 乱 通 貨 予 備 軍 の 質 的 水 準 を 確 保 す る た め に は , ヴ 定 の ル ー ル 作 り が 必 要 で あ る 。 さ も な い と こ の 種 商 品 の 普 及 が 支 払 シ ス テ ム を 動 揺 さ せ る 虞 れ が あ る 。 「 質 」 ば か り で な く ,「 量 」 に つ い て も 同 様 で あ る 。 本 来 の 決 済 勘 定 は 無

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利 息( な い し 低 利) で あ る か ら , 通 貨 需 要 を 超 え て 過 度 に 膨 脹 す る こ と は な い 。 し か し ノ ソ ・ バ ン ク 商 品 の よ う に , 比 較 的 高 利 回 り の 資 産 に 流 動 性 が 付 与 さ れ る と , 収 益 性 と 流 動 性 を 兼 ね 備 え る こ と に な っ て そ の 増 大 に 歯 止 め が か か ら な い 。 こ う し た 商 品 が , エ レ ク ト ロ ニ ク ス の 進 展 と と も に 次 第 に 増 加 し て ゆ く と す れ ば , 金 融 政 策 の 見 地 か ら , 新 た な 対 応 が 求 め ら れ る こ と に な ろ う 。 運 営 目 標 と し て の マ ネ ー の 範 囲 を 拡 げ , 或 い は こ れ を 準 備 預 金 制 度 の 対 象 と す る , な ど の 対 策 が 必 要 に な っ て く る も の と 思 わ れ る 。 ・ ゝ _Lr=MM 〃 。ati-l. ●. − − 二k 。 。。-- 。 も り 一 つ , コ ス ト 負 担 の 開 題 が 冴) る 。 叉 払 シ ス ア ム と い う イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ ー を 利 用 す る 以 上 √ ノ ソ ・ バ ン ク に も 応 分 の 負 担 が 求 め ら れ る が , そ の た め の ル ー ル は ま だ 出 来 上 が っ て い な い 。 も っ と も , 前 述 の よ う に 郵 貯 と い う イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ ー が 整 備 さ れ て く る と , 料 金 競 争 が 起 っ て く る か も し れ な い 。 こ こ で も 官 業 の コ ス ト 意 識 が 問 わ れ る こ と に な る 。 5. こ れ から の支払 シス テ ム (1) 支払サービス業の展開 以 上 が, 支払 シ ステ ムの現状 と当面 す る諸 問題 であ る。し かし:x,レ クト ロ ニ クス技 術 の進 歩の スピ ードを 考え ると, 今後 さらに 様 々な変 貌を 遂げ てゆ くこ とが予想さ れ る。 そ こで, 技術 に全 くの素人 が将来 展望を 行 なった りす る のは無謀 だ とい うことを 承知 の上 で, これから の方 向 を探 って み るこ とに す る。 まず 考えら れ るのは, 企業 が自 社内 もし く は グル ープ 内 の ネット ワー クを 通じ て, 決済 に 関わ るデ ータを 処理し , 銀 行の利用を 節 約し て ゆくこ とであ る。 そ の一 例 とし てす でに 屡 々言及さ れ てい るのが, 薬 局 のボ ラン タ リーチ ェ' ン 「フ ァルマ」(大阪)のVAN 事業 であ る。 本来 は傘下 の加盟 店 と問 屋 と の間 の受 発 注デ ータを 集約し , 在庫管 理を 効 率化す るとと もに, そ こか ら 得ら れる情報を 高度 化し て 加盟 店が共 有す るた めに作 られ たシ ステ ムであ るが, さら に代 金 決済 合 理化 のシ ステ みとし ても機 能す るよ うに なった。 す な わち 従来約200 の加盟 店が, 約40 の問屋 に対し てそれ ぞれ個 別 に代 金を振 込 んでいた のを 改めて,40 社の問 屋 の共通 の「連 名決済 口座」を 作り, 加盟 店 はそ の共 同 口座に月一 回 振込 めば よくノ 問 屋へ の支払 は共 同 口座から 自動 振 替 で引落さ れ る仕組み にな ってい る注4)。これで200 ×40 の振込 が200 +40

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エレクトロニック. パソキングと支払システムの変貌107 に節 約 さ れ た わけ で, 振 込 手 数 料 の 大 幅 削 減 が 可 能 と な った 。 最 近 試 行 を 開 始し た, ラ イオン ・ 資 生 堂 な ど8 社 に よ るVAN 会 社 も, は じ め は 受 発 注 な ど情 報 系 サ ービ ス が 主 体 だ が 。 将 来 的 に は 銀 行 と 結 びっ い た 決 済系 サ ービ ス も展 望し て い る と 言 わ れ る。 こ の よ う な 方 向 は, 銀 行 の利 用 回 数 を 減 ら し コ ス ト を 節 約 す る こ と は で ぎ て 乱 既 存 の 支 払 シ ス テ ムに 取 っ て 代 わ る も の で は な い。 し かし ネ ット ワ ー クの 結 び 付 き が 活 溌 に な るに っ れ て , こ うし た 銀 行 利 用 の 節 約 は 次 第 に増 え てゆ く も の と思 わ れ る。 そ の 結 果 , 従 来 銀 行 に よ っ て 行 な わ れ てい た支 払 業 務 の一 部 が, 銀 行 外 で 処 理 さ れ る よ うに な る。 そ れ が 予 想 さ れ る一 つ の方 向 であ る。 も う一 つ は , 本 来 顧 客 の 行 な うべ き 支 払 の た め の 指 図 を , 代 っ て 行 な うサ ービ ス が 可 能 に な っ て い る こ と で あ る。 考 え て み れ ば , 最 近 の金 融 新 商品 ・ 新 サ ービ ス は , 多 か れ 少 な か れ, こ の 丁指 図 代 行 サ ービ ス」 に 依 存し て 成 り・ 立 っ て い る。 た と え ばCMA や 資 金 総 合 口座 の場 合 。 決 済 勘 定 の 残 高 が不 足 し , 或 い は 一 定 残 高を 下 回お っ た 時 , 既 存 の商 品 な ら ば 顧 客 が投 資 勘 定 の解 約と 振 替 を い ち い ち 指 図し な け れ ば な ら な い の に対 し て, こ こ で は 商品 提 供 者( のコこ/ピューター) が 残 高 を モ ニ タ ーし , 顧 客 に 代 っ て 直 ち に 所 定 の 振 替 を行 な っ て く れ る。 こ の よ う に 顧 客 が 直 接 関 与 す る こ とな し に 自 動 的 に 処 理 がな さ れ る と ころ に , こ れ ら 新 商 品 の メ リ ッ ト があ る。 銀 行 の 総 合 口 座 も 同 様 で あ る。 またCMS で も , た と え ば 地 方 支 店 の 口 座 が一 定 残 高 を 超え る と 自 動的 に 中 央 の集 中 口 座 に 振 込 が 行 な わ れ るサ ービ ス も, 顧 客 が 出 す べ き 指 図を 代 行し た もの とい え る。 こ うし た 代 行 サ ービ スは , 顧 客 に と っ て 手 数 料を 支 払 う価 朧 が あ る と 同時 に, 提 供 す る側 も こ れ に 随 伴 す る 様 々な メ リ ット を 期 待 で き る。 そ こ で, こ れを 不 特 定 ・多 数 を 対 象 とし た 「業 」 とし て営 む よ う に な る。 す な わ ち 新し い支 払 サ ービ ス業 の 誕 生 で あ る。 こ の こ と は 上 述し た 企 業 もし く は 企 業 グ ル ープVAN に つ い て も同 様 で あ ろ う。 そ れ が 特 定 企 業 や グル ー プ の 合 理 化 目 的を こ え て,不 特 定 ・多 数 相 手 の サ ービ ス とし て 成 立 す る こ と が可 能 で あ る 。 こ れら 支 払 サ ービ ス 業 の 展 開 如 何 低 こ れ から0 支 払 シ ス テ ム の変 貌 の 大 きな 特 色 に な る も の と 思 わ れ る。 も ち ろ ん, こ れ は 支 払 に関 す るサ ービ ス で あ っ て, 支 払 シ ステ ムモ の も の で は な い 。 最 終 的 な 支 払 シ ス テ ム の 運 営 が 銀

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行 の 機 能 で あ るこ と に 変 りは な い 。 し か し そ の残 さ れた 部 分 よ り も, 周 辺 の 支 払 に 関 連し た諸 々の サ ービ ス に よ っ て, よ り多 く の 付 加 価 値 が 生 み 出さ れ る よ うに な る こ と が予 想 さ れ る。 こ の支 払 サ ービ スを 提 供 す る の は, 銀 行で も よい し. ノソ 。バ ン ク金 融 業 で も よい し , 一 般 企 業 のVAN 業 者 な ど で も よい 。 前 述 の よ うに 技 術 革 新 に よっ て 銀 行業 務 の 門戸 が 開 放 さ れ た 以 上 , 誰 で も 乗 入 れ る こ と が 可 能 で あ る。 そし て夫 々 が よ り 効 率 的 な 支 払 サ ヴ ビ ス を 提 供 し よ うと競 争 す る こ と に よっ て , こ れ か ら の 支 払 シ ス テ ム の 向 上 が期 待 さ れ る の で あ る。 (2) 支払システムは分離できるか と ころ で, この よ うに支払サ ービ ス業 の独立し た 発展 が展 望さ れ る ように な ると, それ に伴 って支 払シ ステ ムや 決済機 能の全体 が, 銀 行 のそ の他の業 務 から 分離 独立し うる とい う議論 が 起って きた。 大蔵 省 ソフト ノミッ クス研究 会 のフ ォ=t− ア ップで, 蝋 山昌一 チ ー ムの報 告 書は次 の よ うに 言っ て い る。「た とえば, 清算サ ービ スを 銀 行から 切 り離 し て通信 会社 がこれを 担当 す るとい っ た こ と も理論 上, 想 像不 可能 ではな い 。‥…・エレ クト ロ ニ ック 。バン キン グとい うと きのエ,レ クト ロ ニッ クの次 こに バン キン グが来 る ことは自 明 で は な く, 種 々考えら れ る清 算諸 制 度の う ち, 銀行 預金を 利用 す る一 形態 がなぜ これまで盛 行し (てきたか)… …は',少 な く とも説明を 要す る 現象であ び15]」。 ま た あ る論 文 に よれ ば,「現在, 銀 行 は預貸業 務 とペ イ メン ト・サ ービ スを セ ットで提供し てい る」 が, 将 来の 方 向とし て「ペ イメン ト 分野は預 貸 分野 と切 り離され 独立 の経 営体 とな り, 現 在 の よ うな『 預貸業 務 と決済業 務 の兼業 』型 の銀行 は 消滅 す る[7]」 だろ う と予 想し てい る。 果たし てそう だろ うか。 この よ うな考 え方 に共 通し てい る の は, 仲 介(預貸金)業 務 と決済業 務と を 共に 銀行固 有 の機 能 であ るとは考 え ず,「銀行 に とっ て最 も固有 の業務」 は 預金 ・貸 金業 務であ っ て,「支払 い メカ ユズ ムの運 営業」 は 「本来 の固有 業 務 とい うよ り,むし ろ そ の副産物」 で, これ まで 「支 払い メカユズ ムの運 営 は 銀行 が中 心で あ った」 のは,「た また まそ うな ってい た」 に す ぎない[≪3, と す る見解 であ る。 し かし, そ うし た 議論 は正し く ない と考え る。 たし か に仲 介業 務 と決済業

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エ レ ク 】ヽロ ニ ヅ ク 。バ ソ キソ ダ と 支 払 シ ス テ ム の変 貌109 務 と は 異 質 の 業 務 で あ る 。 し か し 両 者 は 銀 行 の 第 三 の 機 能 で あ る 信 用 創 造 機 能 を 媒 介 と し て , 相 互 に 結 び 付 い て い る こ と を 忘 れ て は な ら な い 。 こ こ で 信 用 創 造 と は , 銀 行 の 信 用 供 与 に よ っ て 預 金 が 創 出 さ れ る こ と を 言 う 。 貸 出 な ど 銀 行 信 用 の 供 与 は , 所 得 現 象 と し て み れ ば 仲 介 機 能 の 一 面 で あ る が , 通 貨 現 象 と い う 見 地 に た て ば 信 用 創 造 機 能 に ほ か な ら な い 。 そ こ で は 貸 出 が 増 え る か ら 預 金 が 増 え る の で あ っ て , そ の 逆 で は な い 。 現 金 通 貨 残 高 を 一 定 と し , 財 政 資 金 の 民 間 預 託 が 行 な わ れ て い る と 想 定 す れ ば , 銀 行 信 用 の 増 加 な し に 預 金 が 増 加 す る こ と は あ り 史 な い 。 そ の 預 金 は 預 金 通 貨 と 準 通 貨 と か ら 成 り , 全 経 済 機 構 に 必 要 な 流 動 性 を 構 成 し て い る 。 つ ま り 銀 行 は 流 動 性 の 唯 一 の 供 給 源 な の で あ る 。 と こ ろ で , 支 払 シ ス テ ム は 前 述 し た よ う に 三 つ の 条 件 の 三 位 一 体 に よ っ て 成 り 立 っ て い た 。 そ の 第 一 の 要 件 で あ る 流 動 性 の 供 給 源 が 銀 行 信 用 供 与 で あ る と す れ ば , 銀 行 の 預 貸 金 業 務 と 支 払 シ ス テ ム は 離 れ 難 く 結 び 付 い て い る と 言 わ な け れ ば な ら な い 。 経 済 情 勢 の 変 動 に 伴 っ て 流 動 性 が 柔 軟 に 伸 縮 す る た め に は , 銀 行 信 用 の 弾 力 的 な 増 減 が 不 可 欠 で あ る 。 信 用 創 造 と 切 り 離 さ れ た 支 払 メ カ ニ ズ ム は 。 硬 直 的 で , 円 滑 さ を 欠 い た も の と な る だ ろ ‰ そ れ ば か り で は な い 。 支 払 シ ス テ ム の 中 枢 に は 中 央 銀 行 が セ ン タ ー 機 能 を 果 た し て い る 。 西 川 教 授 の 言 わ れ る よ う に ,「 こ の セ ン タ ー 業 務 は 全 通 貨 流 通 あ る い は 仝 金 融 市 場 の 「 縮 図 」 で あ る[13 ]」。 金 融 市 場 の 繁 閑 は , 全 決 済 を 集 約 し た 交 換 尻 や 為 替 尻 の 動 向 に 直 ち に 反 映 さ れ る り で あ っ て , こ の セ ン タ ー 機 能 を 離 れ て 目 本 銀 行 の 金 融 調 節 は 機 能 し え な い こ と を 忘 れ て は な ら な い 。 こ の よ う に 考 え れ ば , 支 払 サ ー ビ ス 業 の 活 動 分 野 が 拡 大Tし て ゆ く か ら と い っ て , 全 支 払 シ ス テ ム が 銀 行 の 信 用 供 与 ( 仲 介 業 務 ) か ら 独 立 し て 機 能 し う る と 考 え る の は , 余 り に も 早 計 の よ う に 思 わ れ る 。 再 び コ リ ガ ン 論 文 に よ れ ば , 銀 行 が 「 特 別 な 存 在 」 と し て 「 他 め 金 融 機 関 や 非 金 融 法 人 等 と 区 別 さ れ る の は , 犬 ’I ① 銀 行 は 決 済 勘 定 を 提 供 す る 。 丿 ② 銀 行 は … … 流 動 性 の 本 源 的 な 供 給 源 で あ る 。 ③ 銀 行 は 金 融 政 策 の 波 及 媒 体 で あ る 。 レ こ とy ヽう 三 つ の 性 格 を 有 す る か ら で あ る 」。 そ し て こ り 三 つ は 相 互 補 完 的 で あ り ,「 こ れ ら の 相 互 関 係 こ そ 銀 行 が 特 別 の 存 在 で あ る と い う こ と を 把 握 す る

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ポ イント であ る[16]」 と述べ てい る。 至。言ではあ るまい か。 (注4 ) 「日経ビジ ネス」60年6 月24 日号に よる。 6 あ と が き ー マネー の将 来 貨幣(−ネー)の役割 は, 何 よりも支払 手段 とし て機能 す る こと に あ る。 し た がっ て支払シ ス テ ムの変 貌 は同時 に貨 幣を変貌 させ る こ とでもあ る。 最 後 にマネ ー の将来につ い て考え てお く こ とが必要 であろ う。 何千年 とい う歴 史を 通じ て貨 幣は生成 発展を遂げ て きた。 かつ て0 金 属貨 幣 に代 って銀 行券や 紙幣 が現わ れ, そ の銀行券 は預金通 貨 の 普及 に よって節 約 がい ちじ るし く進 んだ。 日向野幹 也助教 授に よれば, こ の よ うに 「貨 幣史 は ,… …貨 幣から 素材(=実体)とし て の意義 が減 少し て い き, 機能 的意義 が比重を 増し て ゆく過 程で あ る[12]」。 エ ン クト ロ ニッ ク 。バ ンキ ン グは,預 金 通貨 の通貨 とし ての機 能を強 化す る働 きを もつ から, そ れ に よって 「実体 か ら機能 へ」 の貨 幣 の流れ が一 段 と促進 され る ことは間違 い ない。 キ ャッシ ュレ スの方 向に さら に進む ことにな るだろ う。 し かし そ れだけ で はない。 エレ クト ロニッ ク 。バンキ ン グを推 進し てい る 同じ 技術 革新 が, 現金通 貨 のみなら ず, 預金通 貨の比重 も低下 さ せて ゆくこ とにな るだろ う。 なぜ なら , 最近 の新し い金 融商品の大 部 分は, 比 較的 高利 回 りの 投資資 産に 流動 性を 付与す るとい うイノベ ーシ ョン に よって成立 って い る。 総合 口座,NOW 勘定, 現 先取引,MMF, 中国 フ ァン ド,CMA, 資金 総 合 口座, み な然 りであ る。 それ が可 能であ った のは, 技 術 の進 歩 に よって 投資資 産と 決済勘 定 との間の往 復 の取 引 コストが, い ちじ るし く軽減さ れた から に ほかなら ない。 顧客 は無利 息(もし ぐは低利)の決済 勘定 を 極力節 約し て, よ り有利 な 投資資 産を 持 と うとす るだろ う。 そ の結果 は, 鈴木淑夫 氏 の 言 われ る よ うに,「恐 ら く在来型(金利はゼロまたは低水準)の預 金 通貨 は フロ ー と し て は 存在し , 引 き続 き主 要 な決済a/c とし て機 能し よ うが, スト ッ クとし ては 消滅し , す べて投資a/c に振 り替 わ ってし ま うの では ない だろ う か[M ]」。 それ は 「投資a/c に 決済性を付与し た のと同じ こ と で あ る」。 預金 通貨に よって 現金通 貨 の節約 が進 んだが,預 金通貨は また 投 資資 産に よって 節 約さ れ る ○ ・”r 。

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エ レ ク ト μニ ッ ク.A ン キン グと支払 シ ステ ムの変 貌Ill かつてマネーと い え ば 現金通貨だけを意味し た。 次第に預金通貨が加わ り,さらに準通貨も含 まれるようになった。 このように貨幣史はマネーの概 念の拡大する歴史でもあ る。やがてさらに拡大し て, 投資勘定の多くが,前 述のように通貨予備軍とし てマネーに包含されるよう に な る ものと思われ る。そし てその中で現金通貨や無利息ないし 低利の預 金通貨は, 次第にその ウェイトを低下させ, ゼロに近づいてゆくだろ う。し かし,そ うなってもイ ンフ ラストラ ク チ ャ ーの重要性と流動性供給源とし ての信用創造を考えれ ば,支払システムの運営が銀行固有の機能であるとい う本質は変 るまい。そ れが本稿の含意である。 もっともさら に進んで, 最近ア メリカの学者が唱えているといわれるよう に,マネーが存在せず, すべての物が有価証券とのバーターで取引されるよ うなcurrency-less の世界に な っ た ら, 支払システ ムはどうなっているの か,それは本稿の主題を 超えたテーマであるが。 (参 考 文 献) [1 ] 全国銀行 協会連合会『欧米エレ クト ロニッ ク・ バン キン グ調査団報告書』59 年4 月。 [2 ] 吉m 暁 「銀行 の決済機能とは何か」r 金融財政事情』60 年4 月22 日。 [3 ] 吉田暁 「支払決済 システムの進展と今後 の課題」『金融ジ ャー ナ ル』60 年11 月。 [4 ] 「米国におけ るEFT の動向について」『金融』57年5 月。 [5 ] 総合研究開発機構『東京 金融資本市場の国際化』第F 部「 決済機構」59 年12 月。 [6 ] 三井銀行EB 研 究会「エレ クトロ ニック・バンキン グ」 日経新聞 ・基礎コー ス.58 年1 ∼2 月。 [7 ] 「 仮説ペ イノント・サ ービス業 の展開と銀行」『金融財政事'Ifj60 年7 月15 日。 [8 ] 武田清・横山雄 「決済機能,銀行に限定 か開放か」 日経新聞,60 年10 月22 日。 [9 ] 都市銀行懇 話会「決済機能について」60年9 月18 日。 [10] 「連邦EFT 法 ■レ ギ ュレ ーシa ン全訳文」『金融法務事情 』60 年9 月15,25 日。 [11] 金融財政 事情研究会 「1990年EB 未来予測」 [12] 日向野幹也「ジV ノル『貨幣の哲学 』を読む」『経済 セミナ ー』60年6 ∼9月。 [13] 西川元彦 『中央 銀行』東 洋経済新報社。 [14] 鈴木淑夫『 日本金融経済論』東洋経 済新報社。

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[15] 蝋 山昌一 チーム『金融革新 と金融 システ ムの将来』 ソフト ノミックス・フ ォ ロ ―アップ研究会報告 書。 [16 ]E.G.CORRIGAN:Arebankspecial?,AnnualReportoftheFederalReserveBankofMinneapolis,1982, 文 献[18] に所収。(訳文 は日銀資料によ る) [17]LIPIS,MARSCHALL,LINKER:ElectronicBanking ・ [18]J.A.HASLEM:CommercialBankManagement, 第10 章ElectronicFundsTransferSystems. [19]THOMPSON ,EDWARDS:TheChangingWorldofBanking, 第4 章, 第13章。 [20]N. カルドア『 マネタリズム,その罪過』 日本経済評論社。

参照

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