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フランス法における行政行為の職権取消終草

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Academic year: 2021

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(1)

フランス法における行政行為の職権取消

椴取消論の形成(以上、お巻八号)

限法理の論理構造 株取消論の動稲(以上、本号)

権取消論の進展

制限法理の論理構造

権利が取り消され得ないという私人に対する保障である」。 できることであり、他方で、権限ある機関の決定から生じた ozqgEE苦ロ)によって自身や下級機関の処分の統制を確保 行政機関が取消権(司28弓号店門『怠る。すなわち、一方で、 る二つの原理を調和させる必要性が、問題を難しくしてい 「ともに我々の公法において根本的であると考えられてい 的安定性

フランス法における行政行為の験権取消

〆’町、、

、、_,,

筑波大学大学院

斉 藤

B

制限法理を確立した前記カシエ夫人判決に際して、論告担当官リヴエは、論告の冒頭でこのように述べていた。そして、これに続けて、根本的な問題を提起した。二O世紀初頭までの判例のように、「〔違法処分の職権取消を無期限に認める〕理論では、社会関係の中に、国民生活にとって明らかに有害である不安定な環境2508Z52ロBEZι巾)を作り出してしまい、また、行政に対してより完全な活動の自由を与えるという、この理論が一見すると示しているかもしれない利点さえも、おそらく、性急で軽率な行動という十分に熟していないイ(防)ニシアテイブの危険性によって相殺されてしまうであろう」。ここでは、法的安定性に対する二重の意味での脅威が見出されている。行政による職権取消の可能性は、処分後において、行政活動と深く関わる国民生活を不安定なものにしてしまい、また処分過程においても、慎重な熟慮を欠いたまま質

(第∞∞巻第九号)

(2)

フランス法における行政行為の職権取消

を許してしまうM

lリウも述べているように︑これら

2b

︶にとっての危険あろう

底的な視座として︑法的安

性が明確にされたのである

なお︑この当時︑リヴも判例も法的安定性に

てはおらず︑むしろ︑既権の概念が援用されてきたが︑その実質的根拠を問︑つならば︑法的安定性の尊重

たはずであるJ

lヌが指摘するように︑

﹁ 実

際︑国

民は活動する際︑行政の決に依拠している

民には︑法関係に定の静態性︵由

Et

2︵ 思

口 広

zeAE巾︶が必要なのである0

そうすると︑適法性の原理と法的安定性の要請との相

中で︑後尊重によって体的な帰結をくための法論理

現として︑既得権が援用されてきたとえられるのであ

ニ権利形成的行為・既得権

85R

をもっ私人の

法的地位をしているこれを形成する行政行為は︑権利形J成的行為︵

RS QS RR

母号島田︶と性格づけられるしたが

って︑権利形成的行為によって私人に対して定の法的地位

る権利の形成に否定的な論者にも︑行政の地位を改定化させる必要から取消制限を接に正化するもおり︑そ

うすると︑ここでは︑権利の理解が判例の価を分けていた

ように思われるそれは主観的権利ではないとの指摘も見られるところで︑そうであるならなおさら︑いかなる権利であ

るのかが問題となる

M

lヌは︑権利形成的行

を ︑

その名において行

為をなした公共団体以外のがその維持に対して利益をもっ

EZ

に対して確定的

55

8円︶形成することを

的及び効果とする行

為﹂と定して︑利益性と確定的法効をメルクマールとし

わがの特許ないし権行為よりも広い概念であることは間違いないと思われると述べてお

り︑フランスでも︑大多数の行政行為は関係を形成・付与し︑その結果︑権利がじる﹂といわれている不利益処

分が第に権利を形成することもあるため益処分と同じなのではないものの︑権利に固有の合はなく︑正当な利益とほとんど変わらないようである

判例においては︑定さないままに権利形成的行為で

あると判断されており︑しかも︑法令の仕組みは同じままに

︵ 印

判例が変更されることもある権利形成的行為は法令

フランス法における行政行為の職権取消︵

︵ 第

号 ︶

が形成されることで︑既権が生じるそしてその結果︑職

権取消は制限されることになる

前述のとおり︑判例では︑O世紀初頭まで︑権利の形成

処分に限られていたしかし︑職権取消法理を打ち立

法な権利形成的行為という範騰を

般的に承認することによって︑違法処分に対しても権利の

形式を認めて︑取消制限を及ぼしたこの点︑権利否認論を

とるデユギl

法処分から権利はじないと批判されることが多かったそこで︑判例の正化に取り組ん

M

lヌである

者が外見上取得した権利の

を導く外観法理

52

ι

8土 .

宮 ﹁ g n

巾︶による説明があり得るが︑それでは出訴期間

意の私人に対しては職権取消が不可

能になってしまう

また︑適法性の推定︵℃芯

85 EC

広岡白﹈志︶を援用するとすれば︑職権取消のためには行政によ

る違法性の承認が必であるから︑矛盾がじてしまう

M

l

定期間の経過後は︑﹁取得

されたとえるであろう状況の激変よりも︑:::違法性の維

持による方が社会的利益はされない無秩序よりも不正の方がよいのであり︑法的安定性の要が違法処分によ

︵ 山

る権利の形成をく︑と解されたのであった︒違法処分によ

語でもあり︑そうでない行為には取消制限が及ばないだけに

結論を左する鍵概念であるにもかかわらず︑暖昧な概念な

のであるそこで︑大多数の説は︑権利形成が定される

行政行為をリスト化することで消極的に定義するに留まる

例えば︑非権利形成的行為には︑行政

D

ロ 舎

c E

色︑確認的ないしは

宣言的行為2252

E

庶 ロ E 55

︑不正手段によって詐取された行為︵白円丹市C

EEE E宮 内

︑不存在︵無効︶め行為︑消極的行為︑大半の

察許可︑公用収用に際しての公益性認定︵ι合管住吉

qE

E

m︶ E

げられる

ところで︑行政行為からじる権利と既得権との関係につ

説は︑両者を概念上区別せずに理解してきた

り︑権利形成的行為は︑必然的に既得権を生じさせるものと

されてきたのである

近代フランス法における既得権の概念は︑民法典条に

づく法律の不遡及性原則の妥範囲を闘するものとして︑旧

法と新法の抵触問

法 ︶

という文脈において用いられ

てきたものであるそこでは︑旧法にづきされた権利

︵ 母

C

は︑新法に対して保護されると論じられた

行政法においては︑かつて越権訴訟では法律侵犯︵︿互邑S

求するために既権の侵犯もが

︵ 第

九号

(3)

フランス法における行政行為の職権取消

を許してしまうM

lリウも述べているように︑これら

2b

︶にとっての危険あろう

底的な視座として︑法的安

性が明確にされたのである

なお︑この当時︑リヴも判例も法的安定性に

てはおらず︑むしろ︑既権の概念が援用されてきたが︑その実質的根拠を問︑つならば︑法的安定性の尊重

たはずであるJ

lヌが指摘するように︑

﹁ 実

際︑国

民は活動する際︑行政の決に依拠している

民には︑法関係に定の静態性︵由

Et

2︵ 思

口 広

zeAE巾︶が必要なのである0

そうすると︑適法性の原理と法的安定性の要請との相

中で︑後尊重によって体的な帰結をくための法論理

現として︑既得権が援用されてきたとえられるのであ

ニ権利形成的行為・既得権

85R

をもっ私人の

法的地位をしているこれを形成する行政行為は︑権利形J成的行為︵

RS QS RR

母号島田︶と性格づけられるしたが

って︑権利形成的行為によって私人に対して定の法的地位

る権利の形成に否定的な論者にも︑行政の地位を改定化させる必要から取消制限を接に正化するもおり︑そ

うすると︑ここでは︑権利の理解が判例の価を分けていた

ように思われるそれは主観的権利ではないとの指摘も見られるところで︑そうであるならなおさら︑いかなる権利であ

るのかが問題となる

M

lヌは︑権利形成的行

を ︑

その名において行

為をなした公共団体以外のがその維持に対して利益をもっ

EZ

に対して確定的

55

8円︶形成することを

的及び効果とする行

為﹂と定して︑利益性と確定的法効をメルクマールとし

わがの特許ないし権行為よりも広い概念であることは間違いないと思われると述べてお

り︑フランスでも︑大多数の行政行為は関係を形成・付与し︑その結果︑権利がじる﹂といわれている不利益処

分が第に権利を形成することもあるため益処分と同じなのではないものの︑権利に固有の合はなく︑正当な利益とほとんど変わらないようである

判例においては︑定さないままに権利形成的行為で

あると判断されており︑しかも︑法令の仕組みは同じままに

︵ 印

判例が変更されることもある権利形成的行為は法令

フランス法における行政行為の職権取消︵

︵ 第

号 ︶

が形成されることで︑既権が生じるそしてその結果︑職

権取消は制限されることになる

前述のとおり︑判例では︑O世紀初頭まで︑権利の形成

処分に限られていたしかし︑職権取消法理を打ち立

法な権利形成的行為という範騰を

般的に承認することによって︑違法処分に対しても権利の

形式を認めて︑取消制限を及ぼしたこの点︑権利否認論を

とるデユギl

法処分から権利はじないと批判されることが多かったそこで︑判例の正化に取り組ん

M

lヌである

者が外見上取得した権利の

を導く外観法理

52

ι

8土 .

宮 ﹁ g n

巾︶による説明があり得るが︑それでは出訴期間

意の私人に対しては職権取消が不可

能になってしまう

また︑適法性の推定︵℃芯

85 EC

広岡白﹈志︶を援用するとすれば︑職権取消のためには行政によ

る違法性の承認が必であるから︑矛盾がじてしまう

M

l

定期間の経過後は︑﹁取得

されたとえるであろう状況の激変よりも︑:::違法性の維

持による方が社会的利益はされない無秩序よりも不正の方がよいのであり︑法的安定性の要が違法処分によ

︵ 山

る権利の形成をく︑と解されたのであった︒違法処分によ

語でもあり︑そうでない行為には取消制限が及ばないだけに

結論を左する鍵概念であるにもかかわらず︑暖昧な概念な

のであるそこで︑大多数の説は︑権利形成が定される

行政行為をリスト化することで消極的に定義するに留まる

例えば︑非権利形成的行為には︑行政

D

ロ 舎

c E

色︑確認的ないしは

宣言的行為2252

E

庶 ロ E 55

︑不正手段によって詐取された行為︵白円丹市C

EEE E宮 内

︑不存在︵無効︶め行為︑消極的行為︑大半の

察許可︑公用収用に際しての公益性認定︵ι合管住吉

qE

E

m︶ E

げられる

ところで︑行政行為からじる権利と既得権との関係につ

説は︑両者を概念上区別せずに理解してきた

り︑権利形成的行為は︑必然的に既得権を生じさせるものと

されてきたのである

近代フランス法における既得権の概念は︑民法典条に

づく法律の不遡及性原則の妥範囲を闘するものとして︑旧

法と新法の抵触問

法 ︶

という文脈において用いられ

てきたものであるそこでは︑旧法にづきされた権利

︵ 母

C

は︑新法に対して保護されると論じられた

行政法においては︑かつて越権訴訟では法律侵犯︵︿互邑S

求するために既権の侵犯もが

︵ 第

九号

(4)

一 ︶

二 五

O世紀初頭にこの判例が放棄された後も職権取

︵ 凶 ︶

消や行政行為の不遡及性原則に関して概念が維持される

だ︑法律侵犯の訴えにおいて既得権が認められるためには︑

それが法律上保護されている必要があったようであるが︑特

に職権取消に関する判例では法律からは独立に︑個別的な

行政行為に基づく権利が認められるようになるそして︑そ

うした権利形成的行為の職権取消は出訴期間内に制限され

その経過後は既得権の侵害になると判断されたのであった

こうした判例の理解に際して︑学説は行政行為それ自体の

性質に関心を向けたことから︑権利を形成した行政行為には

不可侵性︵ES

そのためある権利が法的に保護されるべき取得された権

利﹂であるか否かは特に問題とされないむしろ権利形成

的行為が一度なされた以上その維持に対する権利が既得権

て保護されると考えられてきた

先に指摘したと

おり︑権利形成的行為の明確な定義は一不されていない

すると︑既得権に定義が与えられないことも︑ある意味では

当然であろう既得権は︑私人の地位に安定性を保障すべき

と判断された場合に認められるのであって︑その意味で︑一

︵ 凶 ︶

定の結論を導くための﹁機能的概念﹂なのである

部の論者は︑従来の学説における行政行為中

為外の要素を視するヤナコプロスは︑判例において︑出訴

期間の経過によって﹁確定的に取得された権利23

巴 ︿ 巾

gg ZS

E2 こが生じたと述べられている点に注目する

︵ 胤 ︶

経過は︑処分によって形成された効果の安定化をもたらす点

で︑既得権の形成の

成要素である﹂と理解できるのであ

︵ 防 ︶

このように既得権は︑法関係の時間的進展の中に位置

づけることができるそして︑こうした観点からすると︑行

政行為によって形成された権利は︑時間の経過によって確定

的に取得され︑その結果として︑職権取消が制限されること

になるのである

消期

制限

既得権の安定性を実現するためにリヴェが

まさに時間の問題であった

的破庇が処分庁やその階

的上級機関による行政行為の取消を正化するのに十分であ

るとしてもこの命題は︑あらゆる期間に︑原処分がなされ

た日からどんなに時が経過していようと適用されるのであろ

この点︑カシェ夫人判決以前︑大臣の問合せに対し

てコンセイユ・デタ財政部が︑デタによる取

消が可能である限り大臣も取消が可能であるとの意見を

答申したことがあった︵主的

E

巾 ヨ Z

55リヴエはこの見

に舟モ ノ"

J

心の分析を批判して︑既得権を既得の状況

EE EZ

︵ 凶 ︶

湾︶の維持に対する権利﹂として理解したその際に強調さ

れたのが︑﹁時間的に取得された権利25

2c ZE E

︵ 別

RB

こうした再構成の腐矢となったのは︑工場設置の認可の撤

︵ 川

回が争われた事件における論告担当官フルニエの論告であっ

フルニエは︑許認可によって形成される法関係の進展の

有無を分析した上で︑﹁許可の対象となっている私的活動が

継続的でありその結果︑許可の効果が絶えず繰り返される

場合﹂には撤回が可能であるが﹁許可が一度ですべて吉見

sg序回︶与えられる図的作用︵

c u b g

E

55

5

においては︑撤回は不可能であると整理したオヴレはこれ

﹁ 一

図的作用継続的状況

行為が更新されることはないがそれによって生じた状況が時

間的に継続するものとして︑﹁継続的状況を生じさせる

︵ 問 ︶

の任命︑年金給付など︶を加えた

て ︑

オヴレによれば︑職権取消を制限することになる既得権が生

回的作用︵典型的なものとしては

銭給付の決定など︶によって解除条件などを伴わずに権利が

︵ 問 ︶

確定的に形成される場合に限られるのである

説を踏まえつつ︑既得権の形成における行政行

﹁荷主であり︑また︑法律によって創設された訴訟の可能性

によって︑何れにしても︑処分の存続をむ私人がその維持

は確定的に保障されたと考えることを妨げる期間﹂に限定さ

れるべきであると解したそしてこれにより︑﹁行政取消と

争訟取消の可能性から生じる不安定な期間︵克号母

Z W E R E

ことができるのである

こうしたリヴェの提案はヨンセイユ・デタによって採用さ

れ︑職権取消権の行使は︑行政行為の遡及的消滅があり得る

という点で類似の制度である出訴期間内に限定されることと

なった

︒ ﹁

取消権は︑時間の点で︑訴訟の方法による

︵ 防 ︶

取消しの権限に範をとることになるただ︑ォl

リウによれば︑ここには表面的な類似性だけでなく︑出訴期

間に潜む﹁非常に根深い観念﹂が反映している

行政法関係においては︑﹁決定の執行もまた︑短期間のうち

になされ得るというのでなければならないが︑しかし︑訴訟

的対立が調整される前に行政は当然に執行に移れるわけで

はないことから︑行政決定の有効性の問題は早急に解決され

なければならずより正確には︑執行的決定の手続によって

生じた訴訟的対立は早急に取り上げられなければならな

︵ 悶 ︶い ﹂

つまり︑取消期間の制限の背後には︑紛争の期調整

(5)

一 ︶

二 五

O世紀初頭にこの判例が放棄された後も職権取

︵ 凶 ︶

消や行政行為の不遡及性原則に関して概念が維持される

だ︑法律侵犯の訴えにおいて既得権が認められるためには︑

それが法律上保護されている必要があったようであるが︑特

に職権取消に関する判例では法律からは独立に︑個別的な

行政行為に基づく権利が認められるようになるそして︑そ

うした権利形成的行為の職権取消は出訴期間内に制限され

その経過後は既得権の侵害になると判断されたのであった

こうした判例の理解に際して︑学説は行政行為それ自体の

性質に関心を向けたことから︑権利を形成した行政行為には

不可侵性︵ES

そのためある権利が法的に保護されるべき取得された権

利﹂であるか否かは特に問題とされないむしろ権利形成

的行為が一度なされた以上その維持に対する権利が既得権

て保護されると考えられてきた

先に指摘したと

おり︑権利形成的行為の明確な定義は一不されていない

すると︑既得権に定義が与えられないことも︑ある意味では

当然であろう既得権は︑私人の地位に安定性を保障すべき

と判断された場合に認められるのであって︑その意味で︑一

︵ 凶 ︶

定の結論を導くための﹁機能的概念﹂なのである

部の論者は︑従来の学説における行政行為中

為外の要素を視するヤナコプロスは︑判例において︑出訴

期間の経過によって﹁確定的に取得された権利23

巴 ︿ 巾

gg ZS

E2 こが生じたと述べられている点に注目する

︵ 胤 ︶

経過は︑処分によって形成された効果の安定化をもたらす点

で︑既得権の形成の

成要素である﹂と理解できるのであ

︵ 防 ︶

このように既得権は︑法関係の時間的進展の中に位置

づけることができるそして︑こうした観点からすると︑行

政行為によって形成された権利は︑時間の経過によって確定

的に取得され︑その結果として︑職権取消が制限されること

になるのである

消期

制限

既得権の安定性を実現するためにリヴェが

まさに時間の問題であった

的破庇が処分庁やその階

的上級機関による行政行為の取消を正化するのに十分であ

るとしてもこの命題は︑あらゆる期間に︑原処分がなされ

た日からどんなに時が経過していようと適用されるのであろ

この点︑カシェ夫人判決以前︑大臣の問合せに対し

てコンセイユ・デタ財政部が︑デタによる取

消が可能である限り大臣も取消が可能であるとの意見を

答申したことがあった︵主的

E

巾 ヨ Z

55リヴエはこの見

に舟モ ノ"

J

心の分析を批判して︑既得権を既得の状況

EE EZ

︵ 凶 ︶

湾︶の維持に対する権利﹂として理解したその際に強調さ

れたのが︑﹁時間的に取得された権利25

2c ZE E

︵ 別

RB

こうした再構成の腐矢となったのは︑工場設置の認可の撤

︵ 川

回が争われた事件における論告担当官フルニエの論告であっ

フルニエは︑許認可によって形成される法関係の進展の

有無を分析した上で︑﹁許可の対象となっている私的活動が

継続的でありその結果︑許可の効果が絶えず繰り返される

場合﹂には撤回が可能であるが﹁許可が一度ですべて吉見

sg序回︶与えられる図的作用︵

c u b g

E

55

5

においては︑撤回は不可能であると整理したオヴレはこれ

﹁ 一

図的作用継続的状況

行為が更新されることはないがそれによって生じた状況が時

間的に継続するものとして︑﹁継続的状況を生じさせる

︵ 問 ︶

の任命︑年金給付など︶を加えた

て ︑

オヴレによれば︑職権取消を制限することになる既得権が生

回的作用︵典型的なものとしては

銭給付の決定など︶によって解除条件などを伴わずに権利が

︵ 問 ︶

確定的に形成される場合に限られるのである

説を踏まえつつ︑既得権の形成における行政行

﹁荷主であり︑また︑法律によって創設された訴訟の可能性

によって︑何れにしても︑処分の存続をむ私人がその維持

は確定的に保障されたと考えることを妨げる期間﹂に限定さ

れるべきであると解したそしてこれにより︑﹁行政取消と

争訟取消の可能性から生じる不安定な期間︵克号母

Z W E R E

ことができるのである

こうしたリヴェの提案はヨンセイユ・デタによって採用さ

れ︑職権取消権の行使は︑行政行為の遡及的消滅があり得る

という点で類似の制度である出訴期間内に限定されることと

なった

︒ ﹁

取消権は︑時間の点で︑訴訟の方法による

︵ 防 ︶

取消しの権限に範をとることになるただ︑ォl

リウによれば︑ここには表面的な類似性だけでなく︑出訴期

間に潜む﹁非常に根深い観念﹂が反映している

行政法関係においては︑﹁決定の執行もまた︑短期間のうち

になされ得るというのでなければならないが︑しかし︑訴訟

的対立が調整される前に行政は当然に執行に移れるわけで

はないことから︑行政決定の有効性の問題は早急に解決され

なければならずより正確には︑執行的決定の手続によって

生じた訴訟的対立は早急に取り上げられなければならな

︵ 悶 ︶い ﹂

つまり︑取消期間の制限の背後には︑紛争の期調整

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