経済計算 を通 した生活環境把握 について
乗 本 秀 樹
OntheCo‑prehensionofDailyLifeCircu‑stancesthroughEcono‑icCo‑putation HidekiNoRIMOTO
Abstract
ThispaperaimstoexplorethemeaningOfeconomiccomputationactionsinourdailylives,andtoemphasize theimportanceofdiscussionabouttheconceptualdoubtsbroughtfrom theactions.Throughtheaccumulation oftheseefforts,wecould contributeto preparethefinancialbusinessand financial/monetary educaton more comprehensibly.
1.生活経済計算への関心
現代社会では、生活経済計算 の大部分 を商品の売 り主や雇 い主や金融機 関な どが行 う。暮 らした り働 くうえで、私 たちは とくだんの経済計算 を必要 としない。 この便利 さは捨てがたいが、計算への関心を 失 ってはな るまい。 自身 の生活や人生 を主宰す る私たちは、すべてを社会化 して しまうわけにはいかな
いのである。 それ どころか、お りにふれて計算 し考え議論す ることは有益である
。以下では、 この ことにつ いて考えてみよう
。2.生活経済計算の意義
( 1 )生活展開 と経済計算
みずか ら生活経済計算す ることの意味を考え るために、調理 を例 にとってみよう。買えば済んで しま う時代 に、私 たちは調理 にこだわ る。 レス トラ ンや学生食堂で食べた り、 スーパーや コンビニでで きあ いを買 う。 あるいは、電子調理機器で最小限の処理 を行 う。一 日あるいは一生のあいだに食べ る品数や 量 の多 くがそのような方法でまかなわれているのに、家庭科や一部 のテ レビ番組 な どでは、 なお、 みず か ら調理す ることにこだわ る。 なぜ、 そ うなのか。
この疑問 にはさまざまに答え ることがで きるが、次 のような答え も可能である1 ) 。
すなわち、食材 を選んだ り手 にとった り包丁 や火や水 を使 うなかで、私 たちは食 をめ ぐる生活環境を 具体的 に感 じとり確かめ る。その ことによって、農林漁業、食品製造業 あるいは食品管理行政の諸主体 に質問や要望や提案 を した り、生産す る人 々と連携 した り共感す る余地が広 が る。調理す ることを厭わ ない とき、対話 によって食生活環境を向上 させ ることが よ り容易 にな ると思 われ るのである
。この考え方 を生活経済計算 とい う行為 に類推す ると、次のようである。すなわち、計算す ることによ り、私 たちは暮 らしや仕事 の経済 をよ り敏感 に感 じた り見当づ けることがで きる。 そ して、販売店、金 融機 関あるいは行政機関な どに質問 した り提案す る力量 が高 ま り、生活経済環境 の改善 のためによ り多
く貢献 できよう2 ) 。
筆者 は先 に 日常生活 に展開す る経済計算 の形態 と意義 を
4タイプにおいて とらえたが、上 のことは、
そのほか に もタイプがあることを示唆す る3 ) 。 それは、計算す る主体が 自身 の生活環境 を探 り把握す る とい うタイプない し特質 と言え よう
。(2)生活経済計算の主題
日常 の暮 らしや仕事 のなかで、学生 や生活者 は さまざまな経済計算主題 に遭遇す る。 「1 年 間近 く働 いてきたアルバイ ト先で
、 12月の始めに、『 今月の就業 日数を減 さな くていいかな。お父 さんに迷惑 じゃ ないかな。』 と言 われた。 どうい う意味なのだろう
。」 「 車 内ポスターに、『 実質年利
15‑ 18%。 10万 円 を
30日間借 りて も、 1500円かか りません。』 と宣伝 して い る。力説す るほ どの ことなのだ ろ うか。」「この団地では、交通費支 出を多 く要す る。実態 と原 因を確かめた うえで、地域で対策 が講 じられない か。」、 とい ったように。‑ 表 1に、主題項 目を列挙 してお こう
。表
1生活経済計算の諸項 目
A
家計の把握
収入項 目と支 出費 目 エ ンゲル係数 可処分所得 固定費 と家計 自由度 家計の貸借対照表 耐久消費財 と減価償却
B
利子 と金融
預貯金利息計算 と単利 ・複利 わ りびさという操作 ロー ン返済の諸方法 と実質金利
C保険 と年金
危険 と保険 保険加入の意思決定 保険料決定の原理 ( かけ捨 て保険 と貯蓄性保険 資金運用 とわ りびき計算) 就業 と税 ・社会保険負担 公的年金 の受給額
D
資金運用 と資産価額
株式の売買 株式評価額 土地 の価額
E所得税
給与所得 ( 収入 と所得) さまざまな所得控除 所得税額の算 出
F物価 ( 指数)
消費者物価指数算 出の諸方法 購買力平価 消費者物価指数を用 いた実質計算 地域の消費者物価指数算出
Gその他
中長期生活資金循環 家事労働評価 最低生活費 就業時間選択
こうした問題 につ いて、学校 や生涯学習活動 の場で教師やイ ンス トラクターに支え られなが ら計算 し 答え ようとす る。 その過程で、 さまざまな ことに気づ く。素人で も計算で きることや制度 ・商品が精巧 かつ周到 に用意 されていることに驚 いた り、腑 に落 ちないことが らに出 くわす こともあろう。理解でき た ことが らにつ いては、技術 として経済生活の設計 に生かす ことがで きよ う4 ) 。納得で きないことが ら につ いては、学習者 たちで議論 しあった り関連す る企業や行政機関 に説明を求め るとよい。
3.
生活経済計算で気づ くこと
( 1 )計算例 ‑ ロー ン返済額の算出一
生活経済計算の過程で どのようなことに気づ くのか。筆者が大学 と短期大学の授業で学生 に考えて も らった経験 のなかか ら、 ロー ン返済額算 出を とりあげて例示 してみよう
。計算課題 は、次 のようである
。̲ 二 二 二 ̲̲ ̲ :: ∴ ∴ ̲ tt ̲
」 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 」
① この問いには、少 な くとも
3通 りの答え方が ある5 ) 。 その 1つ は、 ア ドオ ン方式 による方法 であ る。
計算手順 は、以下 のよ うであ る
。表面年利 を
12で割 って月利 を求 め る。0.036÷12‑0.003 20
月間 に生 じる利息 は、
1,000,000×0.003×20‑60,000
円
元本 は
1,000,000円なので、支払 わな けれ ばな らない総額 は、1,000,000+60,000‑1,060,000
円
これを
12月 に分 けて均等 に支払 うか ら、毎月返済額 は
1,060,000÷20‑53,000円
あ るいは、次 の方法 で もよい。
毎月返済す る元本 は、
1,000,000÷20‑50,000
円 毎月支払 う利子 は、
1,000,000×0.003‑3,000
円 これ らの合計 が毎月返済額 で ある
。50,000+3,000‑53,000
円
② 第二 の方法 は、元金均等返済方式 による
。まず、毎 回均等 に返済す る元本額 を求め る
。1,000,000÷20‑50,000
円
す なわ ち、 負債残 高 は毎月
50,000円ずつ減 る。 それ に応 じて支払 い利子 も150円ずつ減 る。 その様子 な らびに各 回の支払 い総額 は、表
2のよ うであ る。表
2元金均等返済方式による返済例
返済回 その回に返済す その回までの 左の負債残高に その回に支払う
(時 期)る負債元本
(A)1月間の負債残高 支払う利子
(ち)合計額
(A+ち)1回 ( 月後)
50,000円
1,000,000円
3,000円
53,000円
2
回 ( 月後)
50,000 950,000 2,850 52,850 3回 ( 月後)
50,000 900,000 2,700 52,70019
回 ( 月後)
50,000 100,000 300 50,300③ 第三 は、元利均等残債返済方式 による方法 で あ る 。 「 元利均等残債返済」 とは、元金返済 と利子支 払 いか らな る支払 い額 が毎 回均等で あ り、毎 回支払 い額 の うちの直前
1月 間利子 を越 え る部分 が残 っ て い る債務 の返済 にあて られ る、 とい う意味で ある。
元利均等残債返済方式 の公式 を用 い る。す なわ ち、負債元本 を
A円、月利 を r 、返済月数 を
n月 とす ると、毎月返済額
(Ⅹ円)は、下 のよ うに表 され る6 ) 。
Ar(1+∫)n
Ⅹ = (1+∫)n‑1
この式 に、A‑1
,000,000、∫‑0.003、m‑20を代入す ると、Ⅹ‑
(
1,000,000×0.003× (1+0.003)2 0 ) ÷ 〈
(1+0.003)2 0‑1 )
‑51,590
円
実際に計算 してみると、計算作業 の難易 と返済金額 の多寡 において、各方法 はずいぶん異な る。そ の様子 は、表
3のようである
。表
3 3つの返済方式 の特徴
\
ア ドオ ン方式 元利均等残債返済 方式 元金均 等返済 方式 計 算 の 難 易 かん たん やや複 雑 ( 公式を利用) 比較 的かんたん 各回 の返済額 均 等 均 等 は じめ多 くしだいに減 る
(2)気づ くことか ら
そ して、計算過程で、次 のような疑問が生 じる
。① どの計算方法が正 しいのか。複数 の計算方法があって よいのか。
ア ドオ ン方式 の場合 に支払 い額が最 も多 いが、 これは、計算過程で 「 最終回支払いまで当初元本が 減 らな
い」 ことが前提 されているためである。 この ことも含 めていずれの方法 も合法的であ り、 その 意味でいずれ も正 しい。む しろ、借 り入れの 目的に応 じて適切 さが判断 され るべ きであろう。住宅 ロー ンや教育 ロー ンのように長期多額な借入金の返済 においては、元金均等返済方式や元利均等残債返済 方式が適切である。逆 に、短期間少額 の借入金 の場合 には、 ア ドオ ン方式であ って も不都合 さの度合
いは少ない。
それ に して も、多 くの学生 の うちには、 「同一水準 の利子 ( 表面金利)に関 して、異 な る複数 の計算 方法 ( 実質的な負担)があ ってよいのか」 とい う疑問が必ずや生 まれ る。「 複数 の計算方法があることを 貸 し手 と借 り手 の双方が よ く知 った うえで、合意 して特定 の方法 を選ぶのであれば問題 な
い」が、そ うした合意形成が図 られ る場面 は多 くないのではないか7 ) 。む しろ、返済方法や適用金利が予め書面 に印刷 されているな ど、貸 し手主導 で返済額算 出方法が決定 されているようである8 ) 。
② 実質金利 はい くらか。
利子負担 の多少 は実質金利 によって端的に示 され る。 しか し、実質金利 を生活者 自身が計算す るの は容易ではない9 ) 。
む しろわか りやすいのは、総支払 い額か ら負債元本額を差 し 引 いた残余 の金額、すなわち利子支払 い総額を比較す る方法である。借 り入れ に際 して しば しば支払いを求め られ る保証料や手数料 を利子 支払 い総額 に加算 した うえで負担の多少 を判断す るために も、 この方法 によるのか適切であろう
。③ 単利 の発想 と複利 の発想。
年利 と月利 は どのような関係 にあるのか。月利 は どのように積 み重な って、年利 にな るのか。
1
カ月 ごとに利息計算 され る預貯金があるとしよう。 ある
1月間に生 じた利子が元本 に加え られて、
翌月 の月始 め元本 を形成す る。 この 2月 目始 め元本 に生 まれ る利子 と 2月 目始 め元本 の和が、3月 目 の月始 め元本 を形成す る‑。‑ このような複利 の考え方で年利
(良)と月利
(r )の関係 を求め ると、
次 のようになる
。1+氏‑ (1+∫)12
したが って
r‑ (1+氏)1/12‑1だが、実務では、月利が このように算 出され ることはない。年利 を単純 に
12で割 ることによって 得 られ るので あ り、単利 の発想 による。 ロー ンで利子 を負担す る側 において は、
(1+氏)1/12‑1と
R/12
の どちらが大 きいか気 にな るところであるが、R> 0であるかぎ り後者が前者を上 回る1 0 ) 。
さらに、単利 と複利 とが計算過程で併用 され るの も釈然 としな
い川。すなわち、元利均等残債返済
方式 は、公式 の導 出過程 ( 注
4))か ら推察 され るよ うに、複利 の発想 に支え られている。他方、代入
され る月利 r の値 は単利 として算 出され る。単利法で算 出された月利が、複利法 の算式 に組 み込 まれ るのである。単利か複利かは、生 じた利子を元本組み入れす るか否か という計算上の約束であるか ら、
併用 を避 けるのか 自然 なように感 じられ る。 また、単利 と複利 はそれぞれ に、 「昨 日と同 じ分量 のよ いこと ( 悪いこと)が、今 日も、明 日も生 じる」、 「昨 日よ りも今 日、今 日よ りも明 日に、 よいこと ( 悪 いこと)が増 してい く」 という世界ない し世界観 のちかいを表す と考え られないだろうか。 それで もな
お、両者 を併用で きるのだろうか。‑ ためにす る議論 に陥 ることは避 けなければな らないが、気 に な るところである
。4.
現代生活環境の理解
手計算を行 いなが ら気づ くのは、金額数値の多寡だけでな く、貸 し手 と借 り手 のあいだにおいてひい ては社会 において、金銭貸借の根本事項 について了解 し合 うことの大切 さである。 それは、消費者教育 な どが求める根本的なことが らで もある。本稿ではロー ン返済額算 出局面で気づ くことを とりあげたが、
保険、税な どでそれぞれ に異な る性質 の疑問や驚 きが展開す ることであろう
。筆者 は、先 に、 わが国の家庭経済学 の主題 と方法を以下の
4点 に整理 した ( 図
1)1㌔拙稿 ([注]‑12)) よ り転載。
図
1家庭経済学の枠組み
A.
労働 ・収入 ・消費 ・貯蓄な どにつ いて、理論的 ・実証的な考察 を行 う
。B.
家庭 内外の諸主体 の動勢 と結 びつ きを把握す る
。C. A、Bや後述D
を総合 して、経済生活設計、経済生活設計教育、政策 ・企業活動への提案 に生 かす。
D. A、 B、 C で、現代生活の理解 や経済 ・生活の理論 をめ ぐって、新 しい問いに出会 うことがあ る。 そ うした問いを積極的 に解 きほ ぐす ことも、家庭経済学 の課題である
。本稿で述べた生活経済計算の意味論が
Dを志向す るものであることは、 い うまで もない。
[ 注]
1 ) 豊かな時代 に ものつ くりにこだわ ることの意味 については、乗本秀樹 『家庭科 に学ぶ生活論 と教育論』 ( 家政 教育社
、2002年) を参照の こと。
2) 実務 の慣習 に支え られ る一方で 情報技術や商品の革新 に導 かれなが ら展開す る金融世界 には、対話 によって確 かめた り納得 しなければな らない ことが多 いようである。対話 については、J.ハーバーマス ( 長谷川宏訳)
『イデオ ロギー としての技術 と科学』 ( 紀伊国屋書店
、1988年) が参考 になる
。3)
乗本秀樹 「 家庭経済学への計算的主題の導入 について 」( 『 三重大学教育学部研究紀要 ( 社会科学)第
60巻』、
2009
年)
、155‑156貢を参照の こと。 そこでは、生活主体の経済計算過程が以下のようにとらえ られる
。①快 ( 幸福、効用、満足) の多少 を比較す ることによ り、財やサー ビスを最適 に選択 し組み合わせ ることがで きる。私たちが このように精妙な能力 を もつ ことが、研究や教育で前提 されている
。②栄養、衛生、経済な どにわた って望 ま しい数値基準が生活の外か ら示 され る。それ らの数値が個人 や家庭で 調整 されて達成基準 にされる。そ うした基準を内面化 し達成す る力 を身 につ けることが成長だ とされる
。③生活 における快の基準あるいは費用 の感覚が、社会や個人 の歴史的状況のなかで どのように培われ るか。た とえば、近年 における 「もったいない」への関心 は、 この ことを問 う
。④人生や家族生活展開の画期 に、経済計算や数値基準設定 を戦略的に行 う。経済面での生活設計である
。4)
「 技術」 については、前掲乗本 「 家庭経済学への計算的主題の導入 について」を参照の こと。
5)
元利均等残債返済方式 を応用 したステ ップ償還方式や クレジッ トカー ドで用 い られ るリボル ビング方式な どが あるが、 ここでは割愛す る
。6)
元利均等残債返済方式の毎回返済額 を示す公式 は、以下のように導 かれ る
。各回返済額 の現在価額 の合計が元本 と等 しければ、融資 した側 は納 左の現在価額 得す る ( 適正 な利潤 は rに含 まれ る
)。Ⅹ/(1+r)円 A‑Ⅹ/(1+r)+Ⅹ/(1+r)2+‑ +Ⅹ/(1+r)n1+Ⅹ/(1+r)n x/(1+r)2
上式の両辺 に
1+rをかけると、
Ⅹ/(1+r)n1
x/(1+r)n
(1+r)A‑Ⅹ+Ⅹ/(1+r)
+
‑ +Ⅹ/(1+r)n‑2+Ⅹ/(1+r)n1下式か ら上式 をひ くと、
rA‑Ⅹ‑Ⅹ/(1+r)n
これを Ⅹについて解 く
。7) 括弧内の部分 は、川井克倭教授の ご教示 による
。8) 多 くの場合 に、貸 し手 において適切な配慮がなされているようである。た とえば、教育 ロー ンや住宅 ロー ンの 多 くに元利均等残債返済方式が適用 される
。9)
ア ドオ ン方式の実質金利 (i ) は、下式を lについて解 くことによって得 られる ( 3‑( 1 )‑ ①例題を参照の こと)。
53,000 i
(1+
i)20 1,000,000(1+
i)20‑1通例 は、予 め算 出された金利表 を もとに実質金利が割 り出される ( 岩崎和雄 『 新時代の クレジッ トシステム』、
産業能率大学出版部
、1982年)。
10)R/12> (1+R)1′1
2
‑1すなわち単利月利>複利月利であるから、 当然、 ( 1+単利月利)1 2> (1+複利月利)1 2であ
る。l l )これは、学生ではな く、筆者 に生 じた疑問である
。12)