解析手法 より算出した計算値とを比較する.また,主桁のフ
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(2) CS7-036. における回転角は主桁のウェブとフランジの先端の変位より算出して. 支間長により決定. おり,計算値においても桁のフランジの変位から求めている.試験開始 2500. 単純支持辺. 時において回転角はn=7.95の計算値よりも低い値を示しており,走行. Ec=26.4kN/mm2 ν=0.201. 回帰直線の勾配は大きく変化しており,桁近傍でひび割れが発生してい x. ることが伺える.図 図‑5には輪荷重載荷時のRC床版の中央線上に作用す. 自 由 辺. 5000. 回数21万回前後まで直線的に増加し,n=10の計算値に達する.その後, 自 由 辺. 車両進行方向 単純支持辺. y 98.1kN. る橋軸直角方向の曲げモーメントの分布図を示している.図より輪荷重. 98.1kN. center. 直下には正の曲げモーメントが発生しており,床版下面にもひび割れ発. h 45°. 生の可能性があると推測される.. フランジ突出 部. 4.桁近傍の曲げモーメント 図‑6で示すPC床版の計算モデルに本手法 を適用し,橋軸直角方向の曲げモーメントを算出する.計算に当たって. b. 0. b0/2 150. 50. 支間長;1.5m 98.1kN. 次の仮定を用いる.1)桁との間で授受される鉛直方向の反力はフランジ. 98.1kN center 98.1kN. 98.1kN h. の先端から45°の角度のハンチを介して,一様に分布する状態で床版. 45° フランジ突出 部. 下面に作用する.2)ハンチ部のコンクリートの剛性を桁の剛性に加算す る.ここでは桁の剛性は無限大としている.3)床版の材料特性に前述の. b. 0. 75. b0/2 175. 50. 支間長;2.5m. 実験床版のものを用いている.. 98.1k N. 98.1k N. 98.1k N. center. 98.1k N. 98.1k N. 98.1k N. 算出の際には,支間長を1.5m,2.5m,3.0mに,ハンチ高さを8cm,10cm. h 45°. にそれぞれ設定し,桁のフランジ幅を1cm(線支承)から80cmまで変化. フランジ突出 部. b. 0. b0/2. させた.道示による設計曲げモーメントと比較するため,輪荷重の載荷. 25 100. 175. 50. 支間長;3.0m. 位置および接地面積,衝撃係数,アスファルト舗装による分散状態を. 図‑6 片持版のモデル図. 道示と同じとして,片側フランジの中央(フランジ幅の1/4点)に作用す. る活荷重,および死荷重による橋軸直角方向の曲げモーメントMyを算出した.なお,床版の版厚は道示による最小 版厚としている.図‑7は活荷重と死荷重によるMyの計算値,および道示による設計曲げモーメントを表したもので ある.ハンチの高さによって計算値には若干の差異が伺え,フランジ幅を大きく変化させることにより計算値は徐々 に減少する.また,道示による設計曲げモーメントは計算値と比較して大きな値となっている.実橋床版の自由辺 近傍ではある程度の曲げ剛性を有する高欄が設置されていることを考慮すれば,道示の設計曲げモーメント式は安 全すぎると推察される. 支間長;3.0m. 支間長;2.5m. 支間長;1.5m ‑200.0. ‑90.0. ‑260.0. -85.1. ‑85.0. -179.4. ‑180.0. ‑80.0. ‑220.0. ‑160.0. ‑200.0. My(kN・m/m). My(kN・m/m). My(kN・m/m). ‑75.0 ‑140.0. ‑70.0. ‑65.8. ‑120.0. ‑65.0 ‑60.0. ‑236.2. ‑240.0. ‑65.8. ‑57.4. ‑55.0. ‑56.8. ‑50.0. ‑55.6 ‑55.0. ‑53.8 ‑53.3. ‑45.0. ‑100.0. ‑52.2. ‑50.6. ‑180.0. ‑118.1. ‑160.0. ‑118.1. ‑90.0. ‑80.0. ‑49.0. ‑51.7 ‑50.1 ‑48.6. ‑88.3. ‑140.0. ‑83.6 ‑82.0. ‑60.0. ‑78.0 ‑76.5. ‑73.3 ‑69.3 ‑71.8 ‑68.0. ‑65.1. 0. 10. 20. 30. 40. 50. 60. 70. 80. 90. ‑103.8. ‑116.8. ‑100.0. ‑102.3. ‑80.0. ‑40.0. ‑40.0. ‑116.8. ‑120.0. ‑66.4. ‑99.6 ‑95.5 ‑91.4 ‑87.6 ‑98.2 ‑94.2. ‑83.8. ‑90.2 ‑86.4 ‑82.8. ‑60.0 0. 10. 20. 30. 40. 50. 60. 70. 80. 90. U.Flg(cm). U.Flg(cm). 計算値(ハンチ高さ;8cm). 0. 10. 20. 30. 40. 50. 60. 70. 80. 90. U.Flg(cm). 計算値(ハンチ高さ;10cm). 設計曲げモーメント. 図‑7 固定端モーメントの比較 5.まとめ 以上のことより,本解法は桁で支持された片持版の解析を行うことができ,床版の片持部における桁近 傍以外の点での曲げモーメントの算出でも十分威力を発揮するものと考えられる.また,片持部の設計曲げモーメ ント式は支間長が大きくなるにつれ,安全側に推移する傾向にある. 参考文献 1)松尾,谷口,檜垣,堀川:混合法による少数主桁橋 PC 床版の解析,第二回道路橋床版シンポジウム,2000 年 10 月 2)日本道路協会:道路橋示方書・同解説,1996 年 3)土木学会:鋼構造物設計指針 part B 合成構造物,1998 年. -453-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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