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XtremIOの仮想コピーの概要

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Academic year: 2021

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ホワイト ペーパー 要約 このホワイト ペーパーでは、書き込み可能でスペース効率が極め て高いイン メモリ コピーへの独自のアプローチとして XtremIO 仮 想コピーを紹介します。ここでは XtremIO の仮想コピー テクノロ ジーの重要な要素とベスト プラクティスについて説明します。 2016 年 3 月

XtremIO の仮想コピーの概要

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Copyright © 2016 EMC Corporation. All rights reserved. (不許複製・禁無断転載) EMC Corporation は、この資料に記載される情報が、発行日時 点で正確であるとみなしています。この情報は予告なく変更される ことがあります。 この資料に記載される情報は、「現状有姿」の条件で提供されて います。EMC Corporation は、この資料に記載される情報に関す る、どのような内容についても表明保証条項を設けず、特に、商 品性や特定の目的に対する適応性に対する黙示の保証はいたし ません。 この資料に記載される、いかなる EMC ソフトウェアの使用、複製、 頒布も、当該ソフトウェア ライセンスが必要です。

最新の EMC 製品名については、EMC の Web サイトで EMC Corporation の商標を参照してください。

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目次

エグゼクティブ サマリー ... 5 従来のスナップショット ... 6 従来のボリューム管理 ... 6 Copy-on-Write スナップショット ... 6 Redirect-on-Write スナップショット ... 8 その他のコピー テクノロジー ... 11 従来のスナップショット:効率性とパフォーマンス ... 11 レガシー スナップショットのユースケース ... 12 XtremIO の仮想コピーの概要 ... 12 XtremIO の仮想コピーの作成 ... 13 機能 ... 14 比較 ... 15 アーキテクチャのメリット ... 16 複数ボリュームの相互一貫性のあるコピー ... 20 コンシステンシー グループ ... 21 スナップショット セット ... 21 存在ビットマップ ... 22 仮想コピーの削除 ... 23 ガベージ コレクション不要... 24 ボリューム スナップショット グループ ... 24 シャドウ書き込みの削除 ... 25 機能の更新 ... 27 ガイドラインの更新 ... 29 タグ ... 29 ユースケース ... 30 バックアップ操作のオフロード ... 30 主なメリット ... 30 バックアップに使用する XVC の作成 - バックグラウンド ... 31 テストと開発のユースケース ... 33 主なメリット ... 36 論理データ保護 ... 36 オフロード処理とデータ解析 ... 38 主なメリット ... 39

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VMFS(仮想マシン ファイル システム)で XVC を使用してバルク VM をプロビジョニング .. 40

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エグゼクティブ サマリー

XtremIO のアレイは、XVC(XtremIO 仮想コピー)テクノロジーを活用しています。XVC テクノロジーは、バックエンド メディアに影響を及ぼさない独自のイン メモリ メタデータ 処理で、コピー操作を抽象化します。XVC では、ほぼあらゆる容量のあらゆるデータ セ ットを、瞬時に高パフォーマンスでコピー可能です。インライン重複排除や圧縮などのデ ータ サービスで、極めて高いスペース効率を達成し、本番環境やその他のコピーには 影響しません。 重要なビジネス プロセスでは、一般的に、開発、分析、運用、データ保護などの多様な 目的で、それぞれ専用のデータベース インスタンスとアプリケーション データのコピー が複数必要になります。組織の俊敏性、競争力を高める場合、「多ければ多いほど」(プ ロセス サイクル全体で運用のセルフ サービスを増やし、より多くのコピーをより多くの 頻度で作成すること)が望まれます。コピー データ管理(ガートナーおよび IDC では CDM と記述)には複数のアプローチが存在しますが、このようなアプローチでは、ストレ ージの無秩序な増加、コピー回数の制限、パフォーマンスの制限、複雑な運用プロセス といった問題に根本的に取り組む必要があります。 XtremIO は強固で一貫した IOPS とレイテンシーで、アプリケーションのダウンタイムを 発生させることなく、必要に応じてパフォーマンスをスケールアウトできるため、本番およ び非本番アプリケーションに優れたパフォーマンスを提供します。本番 SLA に影響を及 ぼすことはありません。 XVC テクノロジーを利用すると、コピーが作成された特定のポイント イン タイムとまった く同じ状態でデータを取得して、ボリューム データのコピー イメージを瞬時に作成できま す。XVC テクノロジーを使用すると、ユーザーはボリューム データの状態を保存して、 後で(必要に応じて)特定のボリューム データにアクセスできます。ソース ボリュームが 変更された後でもアクセスできます。 XVC は、メタデータとデータの両方のコピー(書き込み可能と読み取り専用)について、 初めてスペース効率を維持できる、ユニークな方法で実装されています。XtremIO 固有 のイン メモリ メタデータ アーキテクチャと組み合わせることで、XVC では、高パフォー マンス、低レーテンシーでの読み取り/書き込み可能なコピーを、多数持つことが可能に なります。 XVC は、メタデータおよび物理スペースを効率的に使用し、瞬時の作成が可能で、パフ ォーマンスへの影響なく、クラスター内のその他のボリュームと同じデータ サービス(シ ン プロビジョニングやインライン データ削減など)を提供します。 XVC は、以下のようなさまざまなユースケースを可能にする、XtremIO の iCDM の主 要な基盤です。  テストおよび開発環境の管理  データベースの分析とオフロード処理  データ保護  オペレーション  VM のバルク プロビジョニング

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XVC は使いやすく、クラスター内の標準ボリュームと同様に表示され、管理されます。

従来のスナップショット

従来のスナップショットは、主に、スペース効率の高いデータ保護を提供するために考 案されました。ボリュームまたはボリュームのグループのスナップショットを取得すると、 必要に応じてロール バック可能な、元のデータ セットのポイント イン タイム コピーが作 成されます。 従来のボリューム管理 従来のブロック ストレージ アレイでは、論理ボリュームはそのボリューム内の論理アド レスの範囲です。 図 1:従来のボリューム管理 論理アドレスは、ディスク上の物理データ ブロックにマッピングされます。実際のマッピ ング手順は、論理ボリューム マネージャーの責任です。この手順は、シン プロビジョニ ング、階層化、重複排除、圧縮、その他の要因に応じて、簡単な場合も複雑な場合もあ ります。 Copy-on-Write スナップショット スナップショットのレガシー実装は、「copy-on-first-write」というテクノロジーに基づいて いました。このスキームでは、元データが格納されている領域に関するメタデータが、ス ナップショット作成時にコピーされ、そのスナップショット用にクラスター内に新しいストレ ージ プールが定義されて確保されます。まだ物理コピーは作成されていません。新しい 書き込みにより、本番ボリュームと予約済みスナップショット プール間のデータの移動 操作がトリガーされます。 I/O フローは次のとおりです。 1. クラスターが新しい書き込みを受け取る。 2. システムが、本番ボリュームから元のデータを読み取る。 3. クラスターは、予約済みスナップショット プールに元のデータを書き込む。 4. クラスターは、新しいデータで本番データを上書きする。

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このスキームを利用すると、元のデータが保存されている領域に関するメタデータのみ が、スナップショット作成時にコピーされます。データの物理コピーは作成されません。 その後ボリューム マネージャーは、元のボリュームに対する書き込みの実行時に、元 のボリューム上で変更されているブロックをトラッキングします。書き込まれている元の データは、元のデータが上書きされる前に、スナップショット用に確保された、指定済み ストレージ プールにコピーされます(そのため「copy-on-write」と呼ばれる)。 これは、書き込みのたびに、追加で 2 回の I/O 動作のペナルティが課されることを意味 します。SSD などの高パフォーマンス メディアを使用する場合にはアプローチが多少異 なると思うかもしれません。それは必ずしも正しくありません。データ移動管理の面で、 この方法論では依然としてかなりのオーバーヘッドが発生するためです。これは書き込 み/読み取り処理の両方のレーテンシーに影響し、複雑なスナップショット トポロジー(ス ナップショットのスナップショットなど)の柔軟性とパフォーマンスを制限し、SSD メディア の耐久性にもマイナスの影響を与えます。 図 2:Copy-on-Write:ホスト書き込み 短所  スナップショットが取得されるときにメタデータがコピーされ、時間と容量が 消費されるため、メモリ内で管理できない。  予約済みスナップ プールは、使用率が不十分でも、多くの場合は前もって 割り当て済みとしておく必要があり、スペースが不足する場合がある。  パフォーマンスは、特に書き込みの場合にかなり低下する。  複雑なスナップショット トポロジーにより、深刻なパフォーマンスの低下が 発生する。

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読み取り処理は、同様な方法で実行されます。本番ボリュームへの読み取り I/O は、常 に本番データ予約済みプールから実行されます。スナップショットへの読み取りは、変更 されていないブロックの本番プールと、変更されたブロックのスナップショット予約済みプ ールから実行されます。 図 3:Copy-on-Write:ホスト読み取り Redirect-on-Write スナップショット このスキームでは、スナップショット作成時のコピー対象は、元のデータが保存されてい る領域に関するメタデータのみです。データの物理コピーは作成されません。ボリュー ム マネージャーは、元のボリュームに対する書き込みが実行されている間に、元のボリ ューム上で変化するブロックをトラッキングします。ただし、新しいデータが本番ボリュー ムに書き込まれる場合は、データはストレージ プールに直接書き込まれ、ボリューム マ ネージャーは新しい物理データ領域に本番ボリュームのメタデータを更新(リダイレクト) します(そのため「redirect-on-write」と呼ばれる)。 短所:  複雑なスナップショット トポロジーにより、深刻なパフォーマンスの低下が 発生する。

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図 4:Redirect-on-Write:ホスト書き込み 短所  一般的に、メタデータはスナップショットの作成時にコピーされるため、時間と容量が消費さ れる。  場合によっては、スナップショットを読み取り/書き込み可能にするために、追加の操作が必 要となる。  実装によっては、メタデータが読み取り専用であるため、スナップショットの取得時にメタデ ータがコピーされない。ただし、スナップショットが読み取り/書き込みでアクセスされると、メ タデータがコピーされるため、時間とメモリが消費される。

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スナップショットの作成時に、ボリューム マネージャー内で、本番ボリュームのメタデータ とスナップショット ボリュームのメタデータが、同じ物理ブロックをポイントします。本番ボ リュームが新しい書き込みを受け取ると(ブロック B と D の LBA(論理ブロック アドレス) が上書きされると仮定)、メタデータ ポインターが新しいブロックの領域に更新されます。 物理ブロックが存在する領域を判定するために、ボリューム マネージャー内のメタデー タ ポインターを使用して読み取りが実行されます。 図 5:Redirect-On-Write:ホスト読み取り Redirect-on-write スナップショットは、データ効率は優れていますが、メタデータ効率は 優れていません。この方法論では、スナップショット作成プロセス中に、元のボリューム のメタデータのセット全体をコピーする必要があるためです。 短所:  各スナップショットはメモリ内で大量のメタデータを消費するが、アレイ内の メモリの分量には限度があるため、メタデータを SSD にデステージする必 要がある。これにより、オール フラッシュ アレイでもパフォーマンスに影響 が出る。

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その他のコピー テクノロジー ボリュームのコピー作成では、その他のテクノロジーを利用できます。クローンは、通常、 静的なスナップショットから取得され、データのフル コピーを提供します(クローンは通 常、物理的に離れたハード ディスク ドライブまたは SSD に作成されるため)。クローン はクラスター内で本番ボリュームと同じパフォーマンスを実現できる可能性があります が、クローンにデータがコピーされるため、クローンの作成には通常、非常に長い時間 がかかります。SLA は、クローン操作の作成中に影響を受ける可能性があります。さら に、クローンは容量とメタデータを 2 倍消費するため非効率です。 より効率のよいクローンを動的ソースから作成するために、スプリット ミラーを使用しま す。本番ボリュームとクローンの間でミラーリングが確立されます(クローンが本番に追 いつくまで、継続的に行われる同期化プロセスです)。完了すると、管理者はデータの独 立したコピーを提供するためにクローンを分割できます。 両方のテクノロジーとも、優れたパフォーマンスを提供します。ただし、いずれのオプショ ンでも、作成時間と更新時間が非常に長くなります。クローンとスプリット ミラーの両方と も、メタデータとデータ容量において非効率です。 従来のスナップショット:効率性とパフォーマンス スナップショットに書き込むとフラグメント化が発生します。redirect-on-write と copy-on-write の両方で同じ結果になります。また、複数のスナップショットが作成されるとき、元 のデータへのアクセス、すべてのスナップショットのメタデータの変更のトラッキング、フ ラグメント化、スナップショット削除後の照合により、パフォーマンスが大幅に低下します。 redirect-on-write スナップショットを削除するには、スナップショット メタデータのスキャ ンと処理、スナップショットのみに属する対応データ ブロックの削除が必要なため、スナ ップショット予約済みプールから本番ボリューム プールへのデータの移行が必要となる 可能性もあります。このプロセスを完了するためにかかる時間は、元のボリュームのサ イズに比例しています。元のボリュームからの(スナップショットの作成後に)変更された ブロックの分量に比例するのではありません。 Copy-on-write スナップショットは、元のボリュームへの書き込みが効率的ではありませ ん。copy-on-write スナップショットと redirect-on-write スナップショットは両方とも、一定 時間にわたりデータのフラグメント化およびメタデータの大幅な変更に対応する必要が あります。これは、スナップショットが取得されたら、元のボリューム上の I/O パフォーマ ンスに多くの場合マイナスの影響が及ぶことを意味します。 このようなパフォーマンスに関する問題は、従来のデュアル コントローラー アーキテク チャでは軽減できません。アクティブ/パッシブ アーキテクチャではなおさらです。この主 な理由は、ボリュームまたはスナップショットの管理に関与できるのは、ボリュームまた はスナップショットあたり 1 台のコントローラーのみ(または最大でも 2 台のコントローラ ー)であるためです。拡張性がないため、スナップショットおよび本番ボリュームが多数

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ある場合は、コントローラー上でかなりのオーバーヘッドが発生して、スナップショット、 本番ボリューム、またはその両方のパフォーマンスに影響します。 レガシー スナップショットのユースケース スナップショットは、主に「ライブ」本番データのバックアップ用コピーを作成することを目 的とし、本来は作成してから短期間使用するものでした。スナップショットを使用すること で、管理者は短期間にわたり本番アプリケーションを凍結し、スナップショットを取得して から、通常の運用を再開することができました。こうした作業により、本番データの静的 コピーが作成されました。これは通常読み取り専用モードでアクセスされ、外部のバック アップ デバイスにバックアップできました。スナップショットが短期間のみ使用されてい た理由には、パフォーマンスの問題、容量使用率に関する考慮事項、サポートされるス ナップショット数の制限などがありました。 redirect-on-write テクノロジーが開発されてからは、主にテストや開発プロセスで、スナ ップショットが長期間使用されるようになりました。ただし、多くの場合パフォーマンスに 影響を与えるため、スナップショットの使用は制限されていました。これは、copy-on-write スナップショットの実装による、本番環境のパフォーマンスの大幅な低下でも、 redirect-on-write スナップショットの実装による、読み取りレーテンシーの増大でも、ア レイ内のリンクされたメタデータのデータ スキャンや、コントローラーの CPU とデータ フ ラグメント化に対するオーバーヘッドが起因しています。

XtremIO の仮想コピーの概要

XtremIO の仮想コピーは、書き込み可能または読み取り専用です。読み取り専用コピ ーでは、コピーの不変性を維持できます。本番ボリュームから、またはその他の本番ボ リュームのコピーから仮想コピーを作成できます。 XVC は、次の例を含む多数のユースケースで使用されています。  論理的な破損の保護:頻度の高いポイント イン タイム コピー(RPO の間隔により、 数秒、数分、数時間)を作成し、論理データ破損からのリカバリに使用します。XVC は必要な期間、システムに保持できます。論理データ破損が発生した場合は、アプ リケーションの以前の状態のスナップショット(論理データ破損の前)を使用して、既 知の正常なポイント イン タイムまでアプリケーションを復旧できます。また、バックア ップのコピーから本番ボリュームの完全なリストアを実行できます。  バックアップ:バックアップ サーバー/エージェントに提示する仮想コピーを作成しま す。コピーは、本番サーバーからバックアップ プロセスをオフロードするために使用 できます。  テストと開発:本番データの仮想コピーを作成し、本番システムの(スペース効率が 高く、高パフォーマンスな)コピーを複数作成してから、それをテストや開発目的で使 用できます。XtremIO 仮想コピー テクノロジーでは、無制限のコピー階層が使用で きるため、複数のテストや開発プロセスに対応します。新規または更新された本番

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データでテスト環境と開発環境を更新できます。更新操作は簡単かつ迅速です。テ スト/開発サーバー用の SCSI エンティティは、更新中に基盤となるデータのみを変 更して保存されるため、ホスト側の SCSI バスの再スキャンが回避されます。CLI ま たは RESTful API を介して、すべての環境のスクリプトを容易に作成できます。  ほぼリアルタイムのデータ解析:ETL など、本番サーバーのデータ処理をオフロード する手段として、XVC テクノロジーを使用します。たとえば、データに対して(本番サ ーバーのパフォーマンスに影響を与える可能性がある)負荷の高いプロセスを実行 する必要がある場合、XVC を使用すると、本番データの最新コピーを作成して別の サーバーにマウントすることができます。こうすることで、プロセスは本番サーバーの リソースを消費することなく、(別のサーバーで)実行されます。この機能は、ほぼリ アルタイムの解析能力をオン デマンドで実現します。 XtremIO の仮想コピーの作成 ボリューム、ボリュームのセット、コンシステンシー グループから XVC を作成する方法 の詳細については、「XtremIO ストレージ アレイ ユーザー ガイド」を参照してください。

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機能 XtremIO の仮想コピーは、次の機能を提供します。  コピーを即座に作成し、本番ボリュームの有効な書き込み可能コピーを提供。  コピーはソース ボリュームの読み取り/書き込みまたは読み取り専用*コピー。  コピーはクラスター内の通常のボリューム。  コピーがシステム内の任意のボリュームと同じデータ サービスを備えているため、イ ンライン グローバル重複排除とシン プロビジョニング機能が絶えず動作。  メタデータとデータの両方で効率的なコピー。  コピーに予約済み領域は不要。  システムが複数のボリュームで一貫したコピー イメージをサポート(コンシステンシ ー グループ)。  任意の階層レベルまたは範囲で、あらゆるコピーからコピーを作成可能。  ボリュームまたはその XVC を削除しても、子コピーまたは親 VMC/ボリュームに影 響しない。  システムで、本番ボリュームや任意のコピー上で、予測可能かつ一貫したパフォー マンスを提供。  本番ボリュームをバックアップ コピー イメージのいずれかから簡単にリストア可能。  すべての SCSI 情報を保持(そしてホスト側 SCSI バスの再スキャンの必要性を排 除)したまま、テスト/開発環境を簡単に更新、または新しい情報で更新可能。 * 読み取り専用で作成された XVC は変更不可です。読み取り専用コピーに書き込みアクセスするには、新しい読み取り/書き込み コピーをソースの読み取り専用コピーから作成する必要があります。

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比較

表 1 では、さまざまなコピー テクノロジーと XtremIO 仮想コピーの主な相違点の一部を 比較しています。 表 1:従来型コピー テクノロジー対 XtremIO 仮想コピー Copy-on-Write Redirect-on-Write フル クローン XtremIO の仮想 コピー スペース効率に 優れたデータ 可 可 × 可 + インライン デ ータ削減 スペース効率に 優れたメタ データ × × × 可 ボリュームとス ナップショットの メタデータ ディスクとメモリか ら提供されるメタ データ ディスクとメモリか ら提供されるメタ データ ディスクとメモリか ら提供されるメタ データ メタデータは 100%メモリ内に 常駐 Creation Time 即時 即時 長い時間 即時 本番へのパフォ ーマンス インパ クト インパクトが 大きい 中程度のインパ クト クローンの完成後 はインパクトなし インパクトなし スナップショット のパフォーマ ンス Degraded Degraded 本番と同じになる 可能性がある 本番と同じ 高速な削除 × × × 可 削除の制限 限られている 限られている 該当なし 親や子に影響を与 えずに階層ツリー 内の任意のコピー を削除可能 トポロジーの 制限 限られている スナップショット オン スナップショ ットのサポート スナップ オン スナ ップのサポート なし あらゆるトポロ ジー 事前のスペース の確保 可 スペースの確保が 必要 可 × データ サービス の制限 可 データ サービスに 制限がある × いいえ。完全な データ サービスが 利用可能 任意のコピー 階層の子同士で 瞬時にリストア/ 更新 × ごく限定的 再同期が必要と なる可能性、本番 SLA に影響を及 ぼす可能性あり はい。トポロジー 内の任意のコピー 間で瞬時に リストア/更新

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アーキテクチャのメリット

XtremIO の仮想コピー アーキテクチャには次のようなメリットがあります。  書き込み処理とパフォーマンスが、本番ボリュームでもコピーでも同じ。  スペース効率の高いメタデータ:  仮想コピーを作成してもメタデータが消費されない。  グローバルに一意な新しいデータ ブロックにのみメタデータが消費される。  パフォーマンス インパクトなし:  仮想コピーの作成による影響なし。  すべてコピー階層レベルで読み取りパフォーマンスが同等。  高い拡張性:  多数のコピーをサポート。  多数のコンシステンシー グループをサポート。  インライン データ削減機能を強化した方法である「redirect-on-unique-write」:  グローバルに一意な新しいデータ ブロックにのみスペースを消費。  新しい書き込みでは物理データの移動なし。  チューニングなし、最適化なし。一貫して均等に分散されたシステム リソース:  クラスターのすべてのストレージ コントローラーは、エンティティ タイプにかかわ らず、絶えず I/O データ フローとメタデータの管理に関与。  強化された CPU 処理能力およびメモリが引き続き利用可能(1 台のコントローラ ーを経由、対、複数のコントローラーを経由)。  一貫して均等なワークロードの分散を利用可能なリソース全体でプロビジョニング。  フラッシュ メモリ向けに最適化:  XtremIO 仮想コピーは、最大のフラッシュ耐久性に最適化。  コピーの作成時や書き込み中はデータ移動なし。  インライン データ削減は、容量の効率性とフラッシュの耐久性に付加価値を提 供する。  フラッシュ メディアで追加のメリット(パフォーマンス面)を提供。  システムは、効率的なメタデータと容量使用率を提供。

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XtremIO の仮想コピー テクノロジーは、I/O を適切なデータ タイムスタンプに誘導する ユニークなメタデータ ツリー構造を使用し、アレイのコンテンツ アドレス指定機能、イン メモリ メタデータ、システムの SSD メディアに最適化されたデュアル ステージ メタデー タ(インライン データ削減を実行)を活用することで実装されます。この活用によって、高 パフォーマンスを維持する効率性に優れたコピー テクノロジーを実現しながら、複数の コピーを作成できる機能と、単一のコピーが対応できる I/O の量という両方の側面から、 メディアの耐久性が最大化されます。 図 6:Address-to-Content マッピング 図 6 は、書き込まれたすべてのブロックのアドレスがフィンガープリントにマッピングされ ていることを示す論理ボリュームの図です。このマッピングは Address-to-Content マッ ピングと呼ばれます。さらに、コンテンツから、SSD に書き込まれている実際の一意の 物理ブロックへの別個のメタデータ マッピングがあります(つまり、デュアル ステージ メ タデータ構造を形成)。 すべての XtremIO ボリュームまたは仮想コピーはシン プロビジョニングされているため、 書き込まれたことのないアドレスは空白のままになり、メタデータ(またはデータ)スペー スを占有しません。したがって、XtremIO のシン プロビジョニングは、100%の設置効率 を備えています。 仮想コピー作成時に、システムはクラスターに含まれる実際のボリュームの親メタデー タに対するポインターを生成します。このため、コピーの作成は非常に簡単な操作で、ク ラスターに影響を及ぼしません。また、物理容量や論理容量を消費しないため、本番 SLA に影響しません。仮想コピーの容量の消費は、変更で新しいブロックの書き込みが 必要になった場合にのみ発生します。 図 7:XtremIO の仮想コピー

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コピーが作成されるとき、ボリュームの既存のメタデータは、本番ボリュームとコピーで 共有される「親」エンティティとなります。新しい空のコンテナーが、本番ボリュームと仮 想コピー ボリュームの両方に対する後続の変更のために作成されます。したがって、コ ピーを作成する作業は瞬間的に行われ、データまたはメタデータのコピーは必要ありま せん。 新しいブロックが親に書き込まれると、新しい書き込みを反映するために親ボリューム のメタデータが更新され、ブロックがクラスターに格納されます。これは、標準の書き込 みフロー プロセスを使用して行われます。このブロックは、コピーと親ボリュームの間で 共有されている限り、書き込みの後でクラスターから削除されることはありません。これ は、ボリューム上の新しい場所への書き込み(未使用の LBA)と、すでに書き込まれて いる場所での再書き込みの両方に適用されます。 クラスターは、ツリー構造経由でコピーのメタデータと親のメタデータの両方を管理します。 図 8 では、コピーと親ボリュームがこの構造の「葉」に相当するものとして表現されてい ます。 図 8:メタデータ ツリー構造 メタデータは、(コピー元の親から)変更されていない全コピー間で共有されます。コピー が、既存のデータと異なるデータ ブロックを持つ LBA 専用の独自のメタデータを維持す ることで、経済的なメタデータ管理を実現します。 新しいコピーが作成されると、クラスターは常に、ソースとなったエンティティから 2 枚の 葉(2 つの子エンティティ)を作成します。これらの葉の 1 枚はコピーを、もう 1 枚はソー ス エンティティを示します。ソース エンティティのメタデータ コンテナーは、それ以降直 接使用されることはなくなりますが、メタデータの管理目的で(のみ)クラスターに維持さ れます。

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図 9 には、XtremIO システムの 16 ブロックのボリュームが表示されています。(A(t0)/ S(t0)とマークされた)1 行目は、最初の仮想コピーが作成されたときのボリュームを示し ます(t0)。t0 では、親(A(t0))とコピー(S(t0))が同じデータとメタデータを持っています。こ れは、S(t0)が A(t0)の読み取り専用コピーであるためです(親と同じデータを保有)。 図 9:コピーの作成 注:16 個あるブロックのうち、使用されているのは 8 ブロックのみです。ブロック 0 とブロ ック 4 は、重複排除の結果、物理容量の 1 ブロック分のみしか消費しません。ドット地の 空白ブロックは、シン プロビジョニングされたブロックを表しています。これは、物理容量 を消費しません。 図 9 に示されているように、S(t1)で仮想コピーを作成する前に 2 つの新しいブロックが 以下のとおり P に書き込まれます。  H8 は、LBA 3 で H2 を上書きする。

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 H2 は LBA D に書き込まれる。A(t0)の LBA 3 に格納されたデータとフィンガープリン トが同一(H2)のため、物理容量をほとんど消費しない。 S(t1)は読み取り/書き込みコピーです。これには、親のソース エンティティとは異なる 2 つの追加ブロックが含まれます(LBA 2 と LBA 3 に)。 従来のスナップショットの実装(変更されたブロックのスペースを確保して各スナップショ ットのメタデータの全コピーを確保)とは異なり、XtremIO では仮想コピーに専用の物理 スペースを確保する必要はなく、メタデータの「膨張」も起こりません。仮想コピーは必要 なときにこのようなリソースのみを使用し、リソースは、クラスターのグローバル リソース プールから消費されます。XtremIO にはプール管理はありません。 ボリュームを表すコピー ツリー内の(そのボリュームから作成されるすべてのコピーを 含む)すべてのアクセス可能なエンティティは、VSG(ボリューム スナップショット グルー プ)と呼ばれるエンティティにより管理されます。 XtremIO の仮想コピーは、新しい書き込みのメタデータ(未共有ブロック)のみを消費し、 具体的にはコピーの親エンティティからの共有メタデータを使用します。これにより、クラ スターは、動的でエンティティの変更量に比例した極めて小さいストレージ オーバーヘッ ドで、大量のコピーを効率的に管理できます。 たとえば、t2、LBA の時点では、ブロック 0、3、4、6、8、A、B、D、F は親エンティティと 共有されています。このコピーでは LBA 5(H6)のみが一意です。そのため、XtremIO の消費するメタデータ ユニットは 1 つだけです。残りのブロックは親と共有され、正確な ボリューム データと構造をコンパイルするために、親のデータ構造を使用します。 複数ボリュームの相互一貫性のあるコピー XtremIO は、ボリューム セット上の仮想コピー作成をサポートしています。セット内のボ リュームからのコピーはすべて、相互一貫性があります。ボリューム セットでのコピーは、 コピー操作用のボリューム セットを選択するか、ボリュームをコンシステンシー グルー プ コンテナーに配置してコンシステンシー グループのコピーを作成することで、手動で 作成できます。作成されたすべてのコピーと関連づけられたスナップショット セット(論理 オブジェクト)が作成されます。 クラスターは数マイクロ秒以内でボリュームを停止することで、新しく作成された仮想コ ピーの相互一貫性の維持を保証します。操作が短いインターバルで繰り返された場合 でも、システム パフォーマンスへの影響はありません。ソース ボリュームのみが、仮想 コピーの作成操作中に停止されます。 整合性を保証するために、クラスターは停止手順の実行中にソース ボリュームへの書 き込みに対するホストへの受信確認を一時的に保持することで、停止中にイニシエータ ーから新しい書き込みが生成されないようにします。このため、作成されたすべてのコピ ーで相互一貫性が保たれます。

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コンシステンシー グループ XtremIO では、データ保護などの用途で複数のボリュームをグループにまとめることが できます。複数のボリュームがまとめて 1 つのコンシステンシー グループに配置される と、コンシステンシー グループのすべてのメンバーで一貫したコピーを作成できます。 複数のボリュームのコピーを作成する必要が繰り返し生じる場合には、複数のボリュー ムをまとめて配置することをお勧めします。コンシステンシー グループで仮想コピーを作 成すると、コンシステンシー グループの各メンバー ボリュームがコピーを作成します。 作成されたすべてのコピーと関連づけられたスナップショット セット(論理オブジェクト) が作成されます。 ボリュームがコンシステンシー グループに追加されると、そのボリュームに位置(オフセ ット)が割り当てられます。更新される適切なオブジェクトと関連づけられるように、リスト アや更新の操作中、このオフセット位置が使用されます。このオフセットは、スナップショ ット セット オブジェクト内で維持されます。 ボリュームは、複数のコンシステンシー グループのメンバーになることができます。コン システンシー グループ番号とさまざまな制限事項に関する最新情報については、現行 の「XtremIO リリース ノート」ドキュメントを参照してください。 スナップショット セット 仮想コピーを作成するたびに、システムは、ポイント イン タイム コピーを示す新しいス ナップショット セット オブジェクトを作成します。これは、ソース オブジェクトが 1 つのボ リュームか、ボリューム セット(ボリューム リストまたはコンシステンシー グループ)かと は無関係に発生します。 スナップショット セットは特定のポイント イン タイムの論理グループで、すべての新規作 成ボリュームがそのポイント イン タイムを示す条件を維持します。これは、同じコピー作 成操作で作成された別のボリュームとの相互関連性を得るために使用できます。

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存在ビットマップ XtremIO のストレージ アレイには、存在ビットマップと呼ばれる追加のデータ構造があ ります。 図 10:XtremIO 仮想コピー ツリー XtremIO の仮想コピー テクノロジーを導入すると、コピーのコピーを無制限に作成でき ます。このようなカスケード コピーを可能にするシステムでは、データの取得元の場所 を見つけることが、読み取りパフォーマンスに影響する可能性がある課題となります。コ ピー内の各 LBA では、データはそのコピー ボリューム自体(その LAB がスナップショッ トの取得後に作成された場合)か、その親の 1 つに見つかることがあります。 スペース効率の高いコピーからの読み取りに使用するネイティブ アルゴリズムは、デー タがコピー ボリューム自体に書き込まれているかどうかをチェックします。そうでない場 合は、その親をチェックし、次にその親をチェックする、というように進みます。その LBA への書き込みが一度もないなどの場合は、元の親の位置を検出する必要があり、検索 に時間がかかります。このアルゴリズムは、読み取りに対して大幅なパフォーマンスの 低下をもたらします。さらに、パフォーマンスはチェーンの長さに応じて異なるため、予測 できません。さらに、ルート ボリュームから遠く離れているコピーは、ルートに近いコピー よりもパフォーマンスが低下します。

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存在ビットマップのデータ構造とアルゴリズムは、スペース効率の高いコピーで読み取り 処理を最適化します。存在ビットマップは、ルート ボリュームからの距離に関係なく、す べてのコピーで予測可能な均一のパフォーマンスを提供します。 ビットマップを含む VSG(ボリューム スナップショット グループ)ごとに 1 つの構造があ ります。元のボリュームの LBA ごとに 1 つです。各ビットマップ内のビット数は、VSG ご とのボリュームの最大数に等しくなります。データがボリュームに書き込まれるたびに、 元のボリュームであるか、スナップショットであるかに関係なく、LBA のビットマップ内で そのボリュームに対応するビットが設定されます。 図 10(22 ページ)のマップ内のビットマップは LBA ごとに構成され、LBA はコピーごと に LBA が書き込まれています。ビットマップ内の各インデックスは、コピーを表します。 たとえば、LBA 0 には A(t0)のみが書き込まれます。したがって、時間 t1 の後に作成さ れるコピー用のすべての LBA 0 の読み取りは、A(t0)に格納されているメタデータ情報に より実行される必要があります。 特定の LBA からデータを読み取るとき、クラスターは最初に特定の LBA に関連づけら れているビットマップを読み取ります(通常、1 つのキャッシュ行に収まるので、非常に効 率的)。その後、データを読み取るためにアクセスする必要があるビットマップ内ボリュ ームを見つけます。その後クラスターは、そのボリュームへ直接移動し、データを取得し ます。ビットマップの操作は、パフォーマンスの面で経済的であるため、コピー チェーン 内のコピーの深さが、読み取りパフォーマンスや書き込みパフォーマンスに影響を及ぼ すことはありません。 仮想コピーの削除 XVC の削除は、エンティティ間の変更済みブロックの量にのみ比例します。クラスター はコンテンツ対応機能によって、コピーの削除を処理します。 一意のデータ ブロックにはそれぞれ、クラスター内にある対象ブロックのインスタンス数 を示すカウンターがあります。ブロックが削除されると、カウンターの値は 1 つずつ減少 します。このカウンターの値がゼロのブロック(クラスターのボリュームまたはスナップシ ョット全体に、このブロックを参照する LBA が存在しないことを示している)は、新しい一 意のデータがクラスターに入ってきた時点で、XDP(XtremIO のデータ保護)によって上 書きされます。 ツリー内でコピーを削除すると、削除されたエンティティの子のメタデータを、その孫のメ タデータと統合するプロセスがトリガーされます。このプロセスにより、ツリー構造が断片 化されることがなくなります。

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ガベージ コレクション不要 XtremIO では、ブロックの削除が必要になると直ちに解放済みとしてマークされます。 そのため、SSD のガベージ コレクションは存在せず、孤立ブロックを見つけて削除する ためにクラスターがスキャン プロセスを実行する必要はありません。 XtremIO の仮想コピーの実施は完全にメタデータ中心で行われ、アレイのインライン デ ータ削減を活用するため、データがアレイ内にコピーされることはありません。そのため、 多くのコンカレント コピーを維持できます。 ボリューム スナップショット グループ ボリューム スナップショット グループは、コピー ツリーすべての外部エンティティ(マッピ ング可能なエンティティ)を表すエンティティです。1 つの親から発生するすべてのコピー は、同じボリューム スナップショット グループを共有します。これは、新しいボリュームが クラスター内で定義されるたびに作成されます。 VSG 情報は、GUI の[ボリューム プロパティ]ペインで表示できます。 図 11:GUI のボリューム プロパティ ペイン VSG 情報は、次の CLI コマンドの 1 つを使用して VSG インデックスの下に表示するこ ともできます。  show-volumes  show-volume

xmcli (tech)> show-volumes sg-id=8 Volume-Name Index Cluster-Name Index Vol-Size LB-Size VSG-Space-In-Use Offset Created-From-Volume VSG-Index Small-IO-Alerts Unaligned-IO-Alerts CRM1 8 xbrickdrm353 1 750G 512 733.518G 0 CRM1 8 disabled disabled CRM1 1451292016546 131 xbrickdrm353 1 750G 512 733.518G 0 CRM1 8 disabled disabled CRM1 1451292325841 139 xbrickdrm353 1 750G 512 733.518G 0 CRM1 8 disabled disabled CRM1 1451292427812 147 xbrickdrm353 1 750G 512 733.518G 0 CRM1 8 disabled disabled xmcli (tech)

クラスター内のすべての既存のボリューム スナップショット グループ上で情報を一覧表 示するには、次の CLI コマンドを使用します。

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シャドウ書き込みの削除 ボリュームおよびそのコピー上の同じ LBA に書き込むと、エンティティの共有の親にあ る LBA データが解放されます。これにより、メタデータの消費と物理容量の消費の両方 の面で、アレイの使用率が向上します。 仮想コピーが作成されると、結果は次の 3 つのエンティティを含む簡単な構造となります。  親エンティティ  コピー(新しいエンティティ)  新しい本番エンティティ 図 12 の例では、重複排除されていない一意のデータでボリュームが満杯になっており、 すべての LBA にデータが含まれています。 次のシナリオで、データとメタデータの管理に対する影響を観察します。コピーが LBA 4 に書き込まれ、しばらくすると本番ボリューム上の LBA 4 が上書きされます。

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図 12:シャドウ書き込みの削除

最初に仮想コピーが作成されるとき、本番ボリュームとコピーのいずれにも一意のデー タは含まれていません。読み取りはすべて、親エンティティのメタデータとデータを使用 して実行されます。

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後で LBA 4 への書き込みが、本番ボリュームとコピーの両方に書き込まれると仮定し ます。親 LBA 4 はこれで、コピーと本番ボリューム上で、LBA 4 への更新によりシャドウ イングされます。したがって、親のデータは必要なくなり、クラスターからパージできます。 クラスターは LBA 4 に関連するメタデータを解放し、LBA 4 に格納されたフィンガー プリ ントの参照数を削減します。このフィンガー プリントがクラスターの別の場所で使用され ない場合は、クラスターからフィンガー プリントと対応するコンテンツが削除され、物理 容量と論理容量が解放されます。シャドウ書き込みの削除は、クラスターのパフォーマ ンスに影響することなく非同期に発生します。 機能の更新 XtremIO には、ツリー内の任意のエンティティに SCSI パーソナリティを接続する機能 があります。XtremIO の更新は、新しいコピーを作成するコマンドから呼び出され、既存 の SCSI パーソナリティに新しいコピーを接続します。そのため、イン メモリ コピー ツリ ー内の任意のコピーにマッピングされたボリュームをこの操作で更新できます。 XtremIO の更新プロセスは、次の手順の実行で呼び出されます。 1. 更新する SCSI パーソナリティを選択。 2. 更新元にするエンティティを選択。 3. 更新されたソース エンティティを破棄する必要があるか、それともシステムに保持す る必要があるかを設定。

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次の図は、XtremIO が仮想コピーの 1 つからボリュームを更新するプロセスを示してい ます。 ホストにボリュームが接続され、 別のホストに仮想コピーが接続 されていると仮定します。 1. 更新元とするコピーの新しい コピーを作成(元のコピーは システム内に保持)。 2. 本番ボリュームの SCSI パー ソナリティが、XtremIO のメモ リに作成される新しいデータ コンテナーに移動。 3. コピーの SCSI パーソナリテ ィが他のメタデータが作成さ れたポイント(更新元エンティ ティに依存)に移動。 4. システムが、更新されたエン ティティの古いデータを削除 または保持。 以上の方法を使用すると、仮想コピー ツリーの任意のエンティティを任意のエンティティ に無制限に更新できます。最終的には、SCSI パーソナリティが目的のエンティティのデ ータで更新され、マッピングやホスト側 SCSI バス設定の実行を必要とすることなく、デ ータにアクセスできる結果となります。これにより、多くの管理作業と時間を節約できます。

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ガイドラインの更新 更新のガイドラインは、次のとおりです。  個別ボリューム 任意の個別ボリュームまたは仮想コピーは、ボリューム スナップショット グループの 任意のボリュームまたは仮想コピーから無制限に更新できます。  コンシステンシー グループ コンシステンシー グループから作成されたコピーをあらゆる組み合わせで更新また はリストアできます。  スナップショット セット リストアまたは更新の操作は、同じコンシステンシー グループから生成されたスナッ プショット セットで、あるいはそのコンシステンシー グループから作成された他のス ナップショット セットでのみサポートされます。  ボリューム リスト ボリューム リストから作成されたスナップショット セットでは、リストアや更新の操作 をサポートしていません。 更新操作が開始されると、新しいスナップショット セットが作成され、更新済みの SCSI のエンティティに接続されます。新しいスナップショット セットは、システムで作成された 新しいポイント イン タイムを示します。固定ハンドラーの使用を意図した場合、または更 新操作で使用するよう意図されたオブジェクトを参照した場合(毎日更新を実行する場 合など)には、これで課題が提起される可能性があります。これを実現するには、更新 操作で固定ハンドラーとしてタグを使用する方法を使用します。スナップショット セットで タグを作成してから、タグの「Refresh」オプションを使用します。更新された SCSI のエ ンティティは、スナップショット セットの名前を変更します。ただし、タグは、新たに作成さ れたスナップショット セットで更新するため、固定ハンドラーが有効になります。 タグ XtremIO は、タグの使用をサポートしています。タグは、コンシステンシー グループ、ス ナップショット セット、ボリューム、イニシエーター グループ、スケジューラなど、ほぼあら ゆるタイプのオブジェクトに割り当てることができます。 大量のオブジェクトを使用する場合、または XtremIO の仮想コピーを操作する場合は、 スナップショット セットでタグを使用することをお勧めします。

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ユースケース

バックアップ操作のオフロード アプリケーション サーバーからバックアップまたはメディア サーバーにデータを転送す ると、通常、バックアップ操作で多量の環境リソースが消費される可能性があるため、ネ ットワーク使用率が高まり、バックアップ ウィンドウが増大し、アプリケーションに甚大な 影響を及ぼします。これらはすべてバックアップ管理者やストレージ管理者にはよく知ら れた問題です。 XtremIO の仮想コピーは、本番データのバックアップを外部バックアップ デバイスにオ フロードするために使用できます。バックアップは本番コピーの代わりにコピーから取得 できるため、外部バックアップ サーバーにデータを移動するプロセスがオフロードされます。 XVC の使用で実現されているもう 1 つのソリューションは、ProtectPoint です。効率を 重視し、重複排除機能を使用して XtremIO から DataDomain に直接データをバックア ップするために、RecoverPoint でコピーが活用されます。 主なメリット XVC をバックアップ操作に使用する主なメリットは次のとおりです。  以下を利用する、XVC の即時作成、更新、マッピング:  即時の最新状態への更新/更新機能より、バックアップ サイクルの俊敏性をサポ ート。  HBA の再スキャンにかかる時間の節約。HBA の再スキャンでは数百台のデバ イスのマウントに対応するため、すべてのバックアップまたはメディア サーバー で役立つ。  スペース効率の高いコピー:  物理容量または論理容量がまったく確保されていないか、使用されていない。  効率的な論理メモリの消費。  バックアップ サイクル中のリソース節約:  アプリケーション サーバーから直接バックアップする必要がないため、本番 CPU リソースは使用されない。  アプリケーション サーバーから LAN 経由でバックアップ セットが転送されないた め、ネットワーク リソースを削減。

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図 13:バックアップ操作のオフロード - 00 バックアップ コピーは即時更新されるか、日次または週次ベースで本番環境から更新さ れます。バックアップまたはマウント サーバーでは、HBA レベルでの再スキャンは不要 です。 バックアップ サーバーは通常、組織内の何百ものデバイスをマウントするため、このア プローチで多大な時間を節約できます。 バックアップに使用する XVC の作成 - バックグラウンド このセクションでは、XtremIO の仮想コピーを使用してバックアップを作成する方法と、 バック グラウンドの動作についての例を示します。 1. 図 14(32 ページ)に示すとおり、本番ホストは「Prod CG」からボリュームにマッピン グ。コピー作成操作は「Prod CG」から開始(バックアップ動作用のコピーを作成する ために実行)。 2. 新しく作成されたスナップショット セットは、新しく作成されたコピーをホストした後、 バックアップ ホストにマッピングされ、マウントされる。 3. バックアップ スナップショット セットのタグが作成され、「BackupCopyTag」というラ ベルが付与される。このタグは、更新処理中に使用。

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図 14:バックアップ操作のオフロード - 01

バックアップ操作は、ほとんどのお客様の環境で、日常的に実行されているタスクです。 つまり、サイクルごとにバックアップ コピーの更新が必要です。XtremIO の仮想コピー は、このような要件をネイティブにサポートします。この作業に使用するコマンドは、手動 で実行するか、CLI で簡単にスクリプトを作成するか、RESTful API を使用して実行で きます。

この例でバックアップ用 XVC を作成する CLI コマンドは次のとおりです。

create-snapshot-and-reassign from ProdCG to BackupCopyTag

図 15 には、社内の影響が示されています。

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新しいスナップショット セットは作成されると同じボリュームをポイントします(ホスト レベ ルでの再スキャンは不要)。 新しい「SnapshotSet02」は、引き続き「BackupCopyTag」タグでマークされているため、 作成した同じコマンドを次のサイクルでも実行できます。 XtremIO は更新されたボリュームの「バックアップ/元に戻す」コピーを自動的に保持し ます。これは万一、人的エラーが発生した場合に高速リカバリを提供するための措置で す。この「バックアップ/元に戻す」コピーは、「SnapshotSet01」の例では古いスナップシ ョット セット内に配置されています。このスナップショット セットは手動か、「no-backup」 コマンドを使用して引数で削除します。 テストと開発のユースケース XtremIO の仮想コピーは、本番データのテストおよび開発コピーを提供するために活用 できます。複数のマスター コピーを作成して、テストまたは開発のためにゴールデン イ メージとして使用できるように、各コピーを処理(匿名化や浄化のプロセスなど)できます。 その後は、各マスター コピーから複数のコピーを作成して、さまざまな開発チームに提 供できます。多数のコピーのプロビジョニングを簡単かつ瞬時に処理し、プロビジョニン グされたコピーからさらにコピーを作成することもできます。 XVC では、ストレージ容量やパフォーマンスの制限に基づくのではなく、ビジネス効率を 最大化する要求に基づいたコピー作成が可能です。 図 16:テストと開発のユースケース

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さらに、XtremIO の容易な更新プロセスで、開発環境の即時更新も可能となります。 図 17 のツリー レイアウトは、「DevTeam1」が作成されるコピー(スナップショット)環境 を示しています。本番の即時コピーが作成され、DevTeam1 サーバーにマッピングされ ます。 DevTeam1 サーバーで認識されるボリュームのコピーを含む「SnapshotSet01」が作成 される間、本番環境はこの操作の影響を受けません。 「DevTeam1」タグを使用して、SnapshotSet01 が新たに作成された開発コピーをポイ ントするようにタグ付けすることをお勧めします。 図 17:DevTeam1 の開発環境の作成 テスト/開発チームにとって更新操作は極めて有益です。マスター コピーからの開発コピ ーの更新を、これまでになく簡単かつ瞬時に実現できます。

1 つの RESTful API コールまたは 1 つの CLI コマンド(または GUI ウィザード)で、この タスクの実行が可能になります。

この例では、テスト/開発用に XVC を作成する CLI コマンドは次のようになります。

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図 18:DevTeam2 用の追加の開発環境の作成 チーム 1 の開発環境は、本番コピーから即座に更新されます。この操作では、ホスト レ ベルでの HBA の再スキャンを排除するために、すべての LUN 情報も保持されます。 保護の観点から、「バックアップ/元に戻す」ボリュームは、万一人為的なエラーが発生し た場合や、ユーザーがロールバックの実行を必要とする場合に備えて保持されます。バ ックアップのコピーは、常に古いスナップショット セット(上の例では「SnapshotSet01」) に保持されます。バックアップ コピーは、不要の際は削除できます。 XtremIO は、本番ボリュームから約 512 個のコピーを保持できるため、最も要求の高 いお客様の要件をもサポートします。 Devteam1 タグにより、この手順の繰り返しが簡単になり、作成したコマンドを自動的に 使用できます。 QA、本番稼働前、テストなどの開発ライフ サイクルで発生する他のあらゆるコピーにも、 タグでラベルを付与できます。 更新操作はタグ間でも、タグからコンシステンシー グループに対しても、簡単に実行で きます。

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主なメリット テストと開発の操作に XVC を使用する主なメリットは次のとおりです。  開発のライフ サイクルをサポートする極めて高い俊敏性。  スペース効率の高いコピー:  リソースは、新しい書き込み用にのみ取得される。  物理容量または論理容量は確保されない。  多数のテスト/開発コピーを作成できるため、適格なエンジニア一人ひとりに高パフォ ーマンス サンドボックスを作成できて、しかも操作に時間がかからない。  テスト環境または開発環境のクイック更新。  重複排除、圧縮、シン プロビジョニングは常に有効化されている。  コピーのコピーがサポートされている。 論理データ保護 論理データの破損から保護するために、本番ボリュームのコピーを作成できます。定期 的に RPO(目標復旧時点)を提供するために、複数のコピーを短いインターバルで作成 できます(バックアップに対する優れた RPO)。 たとえば、30 分ごとに 48 個のコピーを作成し、前回のコピーを削除できます。これによ り、本番ボリュームが最後に変更された日の 30 分の RPO が用意されます。 図 19:論理データ保護用の複数のポイント イン タイム コピー 柔軟な保存ポリシーは、明確に指定したインターバルから毎日/毎週の保存まで、 XtremIO の組み込み型スケジューラを使用して簡単に構成できます。デフォルトのバッ クアップ コピーは、読み取り専用(変更不可)で作成されます。

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これによってバックアップ フィールドが自動化されて、外部スクリプト作成の必要がなく なります。組み込み型スケジューラを使用して作成される XVC は、クラッシュしても整合 性を維持できるコピーのみです。アプリケーション対応型のコピーが必要な場合は、 EMC の AppSync がアプリケーション対応型のサポートでスケジュール設定機能を提 供できます。 図 20:[Scheduler Configuration]ウィンドウ リストア フローは、スケジューラのテーマをサポートしており、リストア操作は「読み取り 専用」コピーからのみ実行できます(更新フローではソースとしてのスナップショット セッ トの使用が有効化する)。

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図 21:リストアのフロー オフロード処理とデータ解析 XtremIO の仮想コピーは、リアルタイム解析の提供にも使用できるため、それによって ユーザーは次のアクションを実行できます。  外部のサーバーに処理をオフロードする。  データをデータ ウェアハウスへロードするための ETL(抽出、変換、ロード)プロセス。  BI(ビジネス インテリジェンス)レポートのほぼリアルタイムの分析を実行する。  OLTP(オンライン トランザクション処理)とリアルタイムを 1 つのプラットフォーム上 で統合する。 図 22:オフロード処理とデータ解析

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主なメリット オフロード処理やデータ解析に XVC を使用する主なメリットには、次のようなものがあ ります。  ブルート フォース SAN コピーを作成する必要なしに、本番データのコピーを即座に 更新  整合性と予測可能なパフォーマンスを備えた、1 つのオール フラッシュ スケールア ウト プラットフォームにさまざまなワークロードを統合  本番データの最新コピーに基づく正確なリアルタイム BI 分析  スペース効率の高いコピー:  物理容量または論理容量をまったく確保していないか、コピー内で使用していない  重複排除とシン プロビジョニングが常に可能  コピーのコピーは、常に一意のデルタのみを含んでいる  本番サーバーからの処理をオフロード:  SAN BW/IOPS を解放する  CPU リソースを解放する  ネットワーク リソースを解放する  本番のコピーに対する高いパフォーマンス

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VMFS(仮想マシン ファイル システム)で XVC を使用してバルク VM をプロビジ ョニング 多数の仮想マシンを含む VMFS ボリュームの XVC を取得することは、VM のクローン 作成の最も速い方法であることが証明されています。この方法は、VAAI XCOPY など、 どの代替方法よりもずっと高速です。 図 23:VM のネイティブ クローンの作成 図 23 は、XVC 機能の使用を実行する VM 向けにネイティブ クローンが作成され、操 作時間を数秒にまで短縮している例を示しています。

VMware 管理者の負担を軽減するため、EMC は VMware Virtual Center の無料プラ グイン(VSI)を提供しています。 この VSI プラグインは、VC から XtremIO を統合管理できるようにすると同時に、以下 のようなその他のメリットを追加します。  XtremIO の統合された管理とモニタリング  VM レベルとデータストア レベルでの自動リストア/更新操作  XtremIO のベスト プラクティスを ESXi インフラストラクチャに適用  (Citrix と View 両方の)VDI 展開のサポート

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 大規模 VM の高速なプロビジョニング  スペース効率の高い VM のクローン作成

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まとめ

XtremIO の仮想コピー機能は、高パフォーマンス、低レーテンシーの、読み取り専用ま たは書き込み可能なコピーを、多数提供します。 XtremIO の仮想コピーは、メタデータと物理スペースにおいて効率的で、瞬時に作成で き、パフォーマンス インパクトがなく、クラスター内のその他のボリュームと同じデータ サービスを備えています(シン プロビジョニングやインライン データ削減など)。 XVC は使用と管理が簡単で、フラッシュ メディアに対する優れたサポートを提供する洗 練されたメタデータ管理エンジンを活用しているため、高パフォーマンスのコピーが可能 です。 XVC テクノロジーは、統合型のコピー データ管理機能を実現する主要な基盤を導入す ることによって、お客様が、スケール アウト プラットフォームの本番や非本番の tier-1 ワークロードと、予想可能な一貫したパフォーマンスを統合できるようにします。 XVC はテストと開発、バックアップ、操作、データ保護、ほぼリアルタイムの解析に活用 できます。

図 4:Redirect-on-Write:ホスト書き込み 短所    一般的に、メタデータはスナップショットの作成時にコピーされるため、時間と容量が消費される。    場合によっては、スナップショットを読み取り/書き込み可能にするために、追加の操作が必要となる。   実装によっては、メタデータが読み取り専用であるため、スナップショットの取得時にメタデータがコピーされない。ただし、スナップショットが読み取り/書き込みでアクセスされると、メタデータがコピーされるため、時間とメモリが消費される。
図 9 には、XtremIO システムの 16 ブロックのボリュームが表示されています。(A ( t0 ) /  S ( t0 ) とマークされた)1 行目は、最初の仮想コピーが作成されたときのボリュームを示し ます(t0)。t0 では、親(A ( t0 ) )とコピー(S ( t0 ) )が同じデータとメタデータを持っています。こ れは、S ( t0 ) が A ( t0 ) の読み取り専用コピーであるためです(親と同じデータを保有)。  図 9:コピーの作成  注:16 個あるブロックのうち、使用されて
図 12:シャドウ書き込みの削除
図 13:バックアップ操作のオフロード - 00  バックアップ コピーは即時更新されるか、日次または週次ベースで本番環境から更新さ れます。バックアップまたはマウント サーバーでは、HBA レベルでの再スキャンは不要 です。  バックアップ サーバーは通常、組織内の何百ものデバイスをマウントするため、このア プローチで多大な時間を節約できます。  バックアップに使用する XVC の作成 - バックグラウンド  このセクションでは、XtremIO の仮想コピーを使用してバックアップを作成する方法と、 バック
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参照

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