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パーリ学仏教文化学 (11) - 010報告・森 祖道「バンコクにおける仏教研究の新動向」

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(1)

報 告

〉 バ ン コ ク に

仏教 研

新動

森 祖  道

 

伝統的な .

L

座仏教の タイ,特にその首都バ ン コ で は , パ ー 教研究 の分野 におV て, 近年, 従来の 保守的 な仏 教 体 鯛の 中で は考えら れな い よう な新 しい 研究の 動 向が 生 まれつ つ る。 例 えば, ピ ー タ ー ・ キ リ よ る, ミャ ン マ ー よ り国境を越えて タ イに流入 して来る仏 教 写 本 な どの購入 収 集 保存事業, マ ヒ ドン大学での タイ版 パ ー 三蔵 並び にア ッ タ カ ター文 献 などの

CD

ROM

版の 完 成 ダン マ カーヤ爾団に よ る

PTS

版パ ー り 三

CD

ROM

完 成 , プ ー ミバ ロ 比 丘財 団に よ るユ ニ ークパ ー リ文献の校 訂出版事業な どが その 一例である。 こ れ らの 諸事業の現況と今後の 計 画, 見 通 しにつ い て, 筆者は かねて よ り, 格劉の関心 を抱い てい たの で , 一 度, 現 地 を視 察 し,関係者よ り直接 詳 しい 事情 説 明 をたい と考えてい た。 こ の 希望が叶っ て 去る

1997

3

月7 日よ り

4

日間, バ ンコ ク に滞在 し, 上記の 各事 業の 現場を訪 問 する こ とがで きた。 この 旅 行には, 日本よ り双 樹 社の 野 中俊 介 氏が 同行 し, バ ン コ ク で 東 京 大 学の下 田 正弘 氏が合 流, また全行程に お い て, ダン マ カ ー財団 ナ プ ト比 丘

Thanaviiddho

東 京大 学 大 学院 生), シテ ィ ワン ノ ー比 丘

Siddhivanno

京都 大学大学 院 , イ ギ リス 出身の ニ コ

C

.ウ ッ ズ氏 (

Nicholas

 C . Woods 国 際 部長)の お 世話に な っ た。 以下は, 上記の

4

ヶ 所 それぞれの現状報 告で ある。

1

ャンマ ー写本収 禦保 存 事業

 

カ ナ ダの 出身で, か っ ては タイで比丘 と なっ て い こ ともある ピー ター ・ ス キ [

J

Peter

 

Skilling

)が

1971

年以来の 長年に わ た るバ ン コ ク滞在

(2)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service

Soolety  for  the  Study  of  Pall  and  Buddhlst  Culture

90 パ ーリ学 仏 教 文 化学 中に, ミャ ンマ ーの各種の 貝葉 写 本 などが , 国境 を越 えて大 量に タ イに流入 密 売 さ れ てい る こ と を知 り, その 散逸 を恐れて, 1993年後半よ り個人で その 購人収集に乗 り出 して苦心 して い るとい うこ と は, 以前より耳に してい た。 彼は経済的に も, 大量 に密売さ れてい る写 本 など を独 力で購 入 すること に 限 界 を感 じ, こ の 収集 保 存事業につ い て イ ギ リス の パ ー リ文献協会 (

PTS

)に 相 談 した。  その 結 果,

1995

年 頃 よ り

PTS

は本事 業に対 する援助 を協会の正規の事業 の一つ 加え , ス キ リン グ氏へ の バ ッ ク ア ッ プ を開始した。 現在の とこ ろ,

PTS

はス キ リン グ氏の生活費, 収 集 品の 保 管 場所の 維持管理 費, 雇 用 人の 人件費な ど, 主と して 基礎的経費を負担してい るが, 多額の経費が 必 要であ る肝心 の物 品購人費や その保存 整理費 などの , 主 目的達 成の た めの 資 金 まで は到 底 支 出で きない 。 そ こ で

PTS

で は, 目下, 広 く世界の 識者有志に呼び か けて, 幅広い 募 金活動を行なっ てい る とこ ろ であ る。  それ は と もか く,ス キ リン グ氏の報 告書ω よれ , 現 在 までの 購入 保存品や この ロ ジェ ク トの 将 来計 画 などは , お よ そ次の とお りで ある。   1 )パ ー ・ミャ ンマ ー語 ・ク ン語 ・ル ー語 な どの 写 本。 その 内容

  

はパ ー 聖典注 釈

Nissaya

文学な ど 。  

2

) ミ ャ ン マ ー ・タ イ 語 ・ク ン ・シ ャ ン 語 な ど の 手漉 き 紙 本

  

parabaik

)な ど。 その 内 容は , 韻 文聖典 ・パ リッ タ聖 典 ・占星術 ・呪   術 関係 (

yantra

)など。  

3

)独特の ミャ ンマ ー装飾で飾られ た行事規則書 (

kammavaca

)  

4

)その キ リグ氏直接に よる と, その 総 数は ざっ と

5

  点に達 するとの こ とであ っ た。  ま た, こ の 保存プロ ジェ ク トの 将来計画は, 何 よ りもまず物品の 散逸を防 止 する た めの 入保 存, 次い でその分類整理, 目録の作成, そし て将来, ミ ャ ンマ ーの 国情 世情 が 安 定 した時に,すべ て の保存品 をミャ ンマ ー返還 , しか るべ き地そ れを所研 究所 を して ,研究 者に研 究の 便を図 る, N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(3)

〈報 告〉バ ン コ ク に おけ仏教 研 究の動 向 91 1 . 収集さ れ ただ けで カタロ グ化を待つ ミャ ンマ ー写本 類 とい よう な遠 大かつ 理想 的 な もの である。 (写真 1 )  

2

. マ ヒ ド ン大学の タ イ版パ ー

CD

ROM

作 成

 

バ ン コ クの マ ヒ ドン大学 (

Mahidol

 University)の 理 学 部属 する コ ン ピ ュ ー ター ・セ ン ターの 所 長 を勤め る タ ン ウォ ンサ ン博 士 Assoc . 

Prof

. Dr

Supachai

 

Tangwongsan

)に よっ て 1994 年に タ イ版(2)の パ ー リ

F

こ蔵 (45巻) 並び に ア ッ タカ タ ー文献 (

55

巻), その 他, テ ィ ー 一 部 な どの 諸 本

15

巻)が ,揃っ て

CD

ROM

BUDSIR

・IV ) 出版 さ れ た , 周知の こ とで ある。 こ れ は, 三蔵が その注 釈 とパ ラ レル な . 形で読解可 能とい う, まっ た く画期 的 な電 子テキス トで あっ て , シャ ム 文字版とロ ー 字版 同時に発 売され た。 た だ, タ イ版の資料 的価値 は十分に認め つ つ も, わ れ わ

(4)

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92

パ ー学 仏 教 文 化 学

れ非タイ人に とっ て は や は りこの 版が国 際 的標 準版としては認め られてい

ない とい う点に限 界 を感 じる わ けである。 しか し少な くと もt その アッ タ カ

タ ー部分に関して は, 拙書

Pjli

 

A

 

1

hakatha

 

Correspondence

 7始

18

  を介 し

て ,

PTS

版 との照 合は容 易で ある の で , 

PTS

版 との併用 に よ る利用価値は 多大で ある。  本

CD

ROM

版の 実際上の制作 責任 者, タ ン ウォ ンサ ン博 士は コ ン ピュ ー ター 工学の専 門 家であっ て仏 教 学者で は ない の で, パ ー 文 献 につ い て の専 門的 知識 に は欠け るとこ ろがある。 そ こで彼は仏 教の専 門 家の 助 言や示唆 を 受けな が ら, こ れ を完成 した わけで ある。 問題 は, 本

CD

ROM

い ヴ ァ ー ジ ョ ンは どん な もの となる のか , あるい は次に如何なる研 究計画を 立て て い るの か, とい うこ とである。 そ こ で こ の 点につ い て 声接,尋ね た と ころ, 彼の 当面の 計画は次の如 くであっ た。  

1

)ウ ィ ン ドウズ版対応 ー ジ ョ ン の 作成。  

2

PTS

版 と対 照 して, 語句の 相 違 する部 分を色を変えて表示 する。  

3

)タ イ文字または ロ ーマ 字で表記されて い る現在の テ キス トを , ナ ー   リー文字, ミャ ンマ ー文字 文 字に よ も表 示 , 印剛可能に     する。  

4

)コ ン ピュ ー ターの 音声に よっ て 表示さ れ たパ ー リ文の発音 ・朗読を   口 。  

5

) 対応 せ る

PTS

版の巻お よ び頁 を注 記 表示 する。  

6

)パ ー リ 三と その タイ語 訳 対照 版の 作 成。 以上の よ うな多 様なる新 構 想が 色々 とある ようだ が, どの 計 画が ど んな 順序 で い つ 完成すの かは明瞭で は ない 。 タン ウ ォ ンサ ン博士は, 自身の研究の 動 機 ない しは 目的と して , しき りに “

for

 

fUn

” (楽 しみ の た め )とい う言 葉を凵 に し, 「仏 教 布 教 」 とか 「パ ー リ聖 典 普 及の た め」 な ど とは決 して言 わ なか っ た。 この 点が, か えっ て コ ン ピュ ー タ ーの 専門家ら しくて , 大変印象 的で あっ た。 (写真

2

) N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(5)

〈報 告〉バ ンコ ク に おける仏教研究の 新 動 向 93

2.マ ヒ ドン大学コ ン ピュ ーターセ ンター所 長タン ウォ ンサン博 士(中央)と筆 者ら

3

. ダンマ カー ヤ財 団の

PTS

版三 蔵の

CD

ROM

の 作 成

 バ ン コ クの ワ ッ ト ・プラ ・タン マ カーイ寺 (

Wat

 

Phra

 

Dhalnmakaya

)を 母体と して , 1970年 にバ ン コ クの 北 郊,

Patumthani

に設立 さ れた ダンマ カ ー ヤ財 団 (

Dhammakaya

 

Foundation

)は, その後, 短い 間 に急 発展 を遂 げつ つ ある 。 その規 模は, 現在, 約

400

万平方メ ー ル の , 660人の 出家 者 と400人の 在 家 者 が修行生活を送 り, (短期出家者は年に約

3000

人), 日曜 日 ご とに来 訪 する信 者の数は約

1

万 人, 年に

3

度の 大 行事の 時に は約

10

万人の 人が参集 する, と報 告さ れてい る   。  こ の ようなタイ仏教 界の しい動 向は, タ イ国自身の , 特に首都バ ン コ ク の 近代 化な らび に経 済社 会 的な急成 長 と密接な関係が あ る と考えられ る。 す な わち, バ ン コ ク を中心 に, とい うよ りは, 今の と こ ろバ ン コ の みに集 中 して経 済 成 長 を遂 げつ つ る タ イにおい て, 地方の 農村地帯よ りバ ン コ クに 移 住 し, バ ン コ クの 近代 的経 済 活動の 担い 手 と なっ た新都 市民層が , そ れ ぞ れの 出地 方の 統 的な寺 院より物理的に も遠 く離れ た結果, 新移住地で あ るバ ン コ ない しは その周 辺に新た に自分た ちの 精神的拠 り所 と しての 身近 i

(6)

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94 パ ー学仏 教 文 化 学 3 .ダン マ カ ーヤ 財団の比丘 た ち(昼食直後) な寺院を求め たこ と, そ して こ の ような新 都市民 層 を信 者 対象と して成立 し てい るの が, ダンマ カ ー ヤ で は ない か と考えられ る。 その 意味で は, ダ ンマ カ ー ヤの り方は 目本の い わゆ る新 興宗教 に相 当する と見 られ る。 しか しこ れ は, タンマ ユ ッ ト派と並んで タ イ仏 教 教 団 を構 成す る二 大教 派の 一 るマ ハ ーニ カ イ属 す一寺院と位置られ, 従来の 教団の 枠組 み の 中に収まっ てい る こ の 点は 既成仏 教 教 団よ り名実 共に独 立 した存在 である, わ が国の仏 教系新興宗教各派の 在 り方と は大きく異な る とこ ろ で あ ろ う。 しか し ダン マ カ ー ヤ が, 伝統的保守 的な タ イ仏教に対 する新ら しい 革 新 的勢 力で ある こ とは間違い ない 。 従っ て, この ような ダ ンマ カ ー に対す る宗 教 社 会 学 的研 究は, タイ上座 仏教の将来を考察する 上で大変重 要な ポ イ ン の ・つ となる であろ う。 しか しこ の 興味あ る問題 を本格 的に採り上げる こ とは, 本稿の 目的を越 えた もの で ある の で,今は , ダンマ カ ー ヤが行なっ てい る

PTS

版テ キ ス トの コ ン ピュ ー ター化事業につ い てだけ, 簡単に述べ てお きたい 。  ダンマ カーヤ財 団で は, 目下,

PTS

CD

ROM

Palitext

 ver

1

0

1996

年)の ァ ー ジョ ン

2

を作 成 中で ある。 その内容は, パ

リ三

(7)

〈報告〉バ ン コ ク に お ける仏 教 研 究の新 動 向 95 そ の ア ッ タ カ タ ー も 新 た に 追 加 し な お か つ

PTS

Pali

English

Dictionary

もすべ 力 す , とい うもの で ある c5 ) 。 ただ し, 

PTS

版の ア ッ タ カ ターには誤植その の ミス く, これ を 一 正 して と な ど に は, 多 くの 時 間が 必 要なの で, 予定は 大幅に遅 れて い る。 因み に こ の

Palitext

 1.

0

て は , マ ー ク ・ア 博士の 継な評価 報告が 既に 出版 され て い る  。 い ずれ に せ よ, ダ ンマ カ ーヤ が , イ ギ リス の

PTS

との 出版 交 渉を成功 させて. 本

CD

ROM

の ヴ ァ ー ジ ョ ン

2

を 一 日 も早 く出版す る よう, こ れ に寄せ る期 待は大 きい 。 (写 真

3

4

. ブー ミバ ロ 財 団の出版 事 業

 バ ン コ 市 内

Wat

 

Srakesa

の 中 に所 在 す る 本 財 団 (

Bhfirnibaio

Bhikkhu

 

Foundation

>に よ る ,パ ー リ文 献 出 版事業 は , 以 前 よ り 一 部の 専 門家の 注 目する とこ ろ で はあっ た。 筆者は1986年

3

月, イ ギ 1丿 途に めて こ こ を訪問 した が, その 蒔に入手した出版目録では, こ の 出版事 業の 規模内容やその価値が良く把 握で きな かっ た。 とこ ろ が 今翻, 11年ぶ り にこ こ を再 訪 し, 継 続 的 活 動に よ る その 出版 業 績の 全容に接 して , 認 識 を新 たに した。 本財団は 、 国王 を始め とする多 くの 有力者の援 助に より設立 運営 され, 凝たに沢 山の 写本を収集の 上 . その校 訂 本を系統 的に編 集 出版し てい る。  筆者らが訪れ た事務所は, その校訂編集の場 所で もあっ た。 こ こ で は常 時, 僧欝あわ せ て

2

 人ほ どの 老若男 女の 人が テ キ ス トの 校 訂編 集の 業 務 に携わ り,別 に印翩所の方で は

15

人ほ どの 入が働い てい る との こ とであ っ た。 大き な編纂室の 中で , 数名の 尼僧が勤務してい たの は特に印象的であっ た。 この 時面 談した チ ャ ール トゥ ラ所 長 (

Manibhan

 

Charutu

董a)の格 別の 厚 意に よ り, 財 団の 出腹物が一セ ッ ト,筆者 を介 して, 愛 知学 院大学図書館に寄繕さ れ る こ と となっ た。 寄贈 図 書はダンマ カ ー 尽力 , 筆者の 手許に安着 した。  次に , その カ タロ フ)を掲 して 読者 便 し た 。 (カ タロ グ中の “ pali−

Thai

” とは, パ ー タ イ語 訳 と が右 見 開 き の 頁に印 繝 さ れ た本を意味する)

(8)

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96 it- iJ"tLtyJS({t\ 1 2 3 4 .Cl)(2)(3)(4)C5){6)(7)(8}l9).aop(11)GZ"siadias(1Oeoagesutzcttz1)op .eeopostzeanea.avcu Pa!isambhidamagga Series Patisambhidamagga,partI

(1980)

Pa!isambhidamagga,partII

(1980)

Saddhammappakasini,partI

(1980)

Saddhammappakasini,partII

(1980)

Saddhammappakasini,partIII

(1980)

Saddhammappakasini,partIV

(1980)

Parisambhidamagga Gapthipada,partI

(19S8)

PatisambhidEmaggaGa4thipada,partII

(1988)

Palisambhidamaggaand Saddhammappakasini Anapanasatikatha

(1984)

Pa!isambhidamagga, Pali-Thai

Pa!isambhidamagga,Pali-Thai,partI

(1989)

Patisambltidamagga,Pali-'Ihai,partII

(1990)

Patisambhidamagga,Pali-Thai,partIII

<1990)

Palisambhidamagga,Pali-Thai,paTtIV

(1990)

SaddhammappakAsini,PAIi-Thai,partI

(1989)

Saddhamrnappakasini,Pali-Thai,partII

C1987)

Saddhammappakasini, Pali-Thai,partIII

(1988)

Saddhammappakasini, Pali-Thai,partIV

(1988)

Saddhammappakasini,Phli-Thai,partV

(1988)

Saddharnmappakasini,Pali-Thai,partVI

(1988)

Saddhammappakasini, Pali-Thai,partVII

(1988)

Saddhammappakasini, Pali-Thai,partVIII

(1989)

Pafisambhidamaggaand Saddhammappakasini Anapanasatikatha, Pali-Thai

(1989)

DhammasafiganT Series

Abhidhammapi!akaDhammasafigaqi

(1981)

Aqhas51ini AIIhakathti,partI

(1982)

AuhasaliniAtthakatha,partII

C1982)

Dhammasafigaptmnla!ika

(1979)

Dhammasafigaptanutika

(1979)

AtthasaliRiAtthakatha

(1982)

DhammasafigaoT, Pali-Thai

AUhas21iniAuhakatha, Pali-Thai,partI

(1988)

AtlhasfiliniAt!hakatha,Pali-Thai,partII

(l988)

(9)

<va21 >?i)J J7i:tsit4-[L#fffia)kk/li}

tsO

AIihasalifiiA!thakatha,Pali-Thai,partIII

(198S>

Be

AghasaliniAtthakatha,Pali-Thai,partIV {I1989)

5. $addavisesa Serjes

BS

SaddafiitiPakaranam Padamala

(1978)

Cva

SaddanitiPakaranam Suttamala

(1979)

tsS

SaddanitiPakararpaqiDhatuffiala

(198e)

6. VinayaSeries

CIE9

VinayapilakaVimativinodanigka,partl

(19SO),

gYn

Vinayapitaka Vimatiyinodanilikfi,partII

(198e)

zz

Vinayapilak3 Vajirabuddhiiika,partl

(l980)

e9

Vinayapi;akaVajirabuddhi!ika,

part

II

(19EM)

7. TheragSthaSeries

Ue

Paramatthadipanl Theragathfi A!thakatha,

part

I

(1982)

#1 ParamatthadipaniTheragathaAlthakatha,partII

<1982>

gpt

ParamatthadipaniTheragathftAlthakatha,paTtIII

(1982)

gS

ParBmatthadipani[IIheiagathaA!!hakatha, partIV t[1982) 8. Nettipakararpany)Series

Uop

Nettipakararparp

<1980)

g/1 NettiAtthakatha

(19gO)

gO

Netti

Tik5

andNettivibhavini

(1982)

9. Buddhavarrysa and CariyEpitBkaSerles

kO

Buddhavaipsaand

Cariyapi!aka

(1984)i

kg

MadhuratthavilAsini: Buddhavamsatthakatha

(1979)

kst

Paramatthadipanl:

Cariyapitakat?hakatha

C1989>

10. Buddhavarpsa and Cariyapitaka,PEIi-Thaj.

se

Bllddhavarpsaagd Cariyapitaka,P51i-[[hai

(1984),

・5e Madhuratthavilasiei:Buddhayaptsa!thakathaPati-Thai,

part

I

5t

Madhuratthaviltisini:BudidhavarpsafghakathaPali-Thai,partII

11. PatimokkhaSer{es

tw

Patimekkha P3tiand KafikhfivitaraniAtthakathfi

(1984)

54

KafikhavitaraniPurafiatikaand Kaft}chavitaraniAbhinavatik2

I- -- . . 12. VisudcthimaggaSerjes

6S

Visuddhimagga,partI

(1984)

5e

Visuddhimagga,partII

C1984)

SO

VSsuddhimagga,partIII

(1984)

tls.1986j(1986>

(l9g4)

97

(10)

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Society for theStudy of Pali and Buddhist Culture

98 it- TJ

#",tyscIt\

tw

Visuddhimagga,Pali-Thai,

partI

(1994)

69

Visuddhirnagga,Pali-Thai,partII

(1995)

"5(i

ParamatthamafijOsa:Visuddhimaggamahatikfi,partI

(1985)

6]) Paramatthamafijnsa: Visuddhimaggamaha!ikfi, partII

(1985)

6Z

Paramatthamafijitsa:Visuddhimaggamaha!ika, partIII

(1985)

(XJIsteSUt:

tw5)

6:9 Safikhepatthajotani:VisuddhimaggacOlatika, partI

(1987)

64)

Sathkhepatthajetani:Visuddhimaggacalatika,

part

II

<1987)

6$

Sankhepattltajotani:VisuddhimaggacOlarika,

part

III

(1987)

ee

Paramatthamafijasa:Visuddhimaggamaha!ika,Pfili-Thai,partI

(1993)

61

Paramatthamafijtisa:Visuddhimaggamahalika,Pali-Thai,partII

(1993)

ee

Paramatthamafijasa:Visuddhimaggamahfitika,Pali-Thai,partIII

(1994)

69

Paramatthamafijasa:Visuddhimaggamaha!Ika,Pali-Thai,partIV

(1995)

aq

PararnatthamafijasE:Visuddhimaggamahatika,Pali-Thai,partV

(1998>

tr1)

ParamatthamafiiUsa: Visuddhimaggamahatika, Pfili-Tl}ai,partVI

(1990)

tr1 Pararnatthamafijtisa:Visuddhimaggamaha!ika,Pali-Thai,partVII

(1990)

e3

ParamattharnafijBsa:Visuddhimaggamahatika,Pali-Thai,partVIII

(1992>

13. Pakinnaka

tr4

Petakopadesapakara4arp

(1980)

eS

LinatthapakasanfiDighanikayaPalikavagga!ika

(1985)

trO

Dharnmapadavivaraqarp

(1988)

trO

Abhidhammavataro

(1989)

ag

Abhidhammavataro,PAli-Thai

(1993)

ag

Sammohavinodani-atthayojana

(1990)

pd

Jatakapa]iand Jatakatghakatha,Pali-Thai,partI

(Not

yetpublished)

$D

Jatakapaliand Jatakat!hakatha,Pali-Thai,

part

II

(1995)

pm

Jatakapaliand Jatakat!hakatba,Pali-Thai,partIII

(1995)

tofeosfi

PhraVisuddhimagga

(1978)

Vacananukrarp,Pali-Thai

(1993)

<Pali-Thai

Dictionary>

Vaeananukrarp,Pali-ThaiAnghrit

<Pali-Thai-Engiish

Dictionary>

vol. 1

(1987),vol,

2

(1987),

vol. 3

(1988),

vol. 4

(1988),vel.

5

(1988),vol.

6

(1989),vol.

7

(1990),vol.

8

<1991)

S;kLo

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J!ts

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iJ -fokerei,

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(11)

〈報 告〉 バ ンコ ク にお け仏 教 研 究の新 動 向 99 4.ブーミ バ ロ財団の パーリ文献編纂室風景 うなパ ー 対訳と, 各種の パ ー び そ れ に準 ずる ような 比 較 的後代 の珍 しい テ キス ト, 例 え ば,

ganthipada

, atthayojana な どをく収め てい る点で あ ろう。 (写真

4

) 注

(1) スキリ ン グ氏が かっ て PTS に提出 した文書 :Fragite Palm−leaves!.A Program to

 Preserve the Buddhist Literature Burma  not  dated); Fragite i)alm −leaves: A

 Program.to Preserレe the Btiddhist Literature of  Burma  (Fcbruary 1995)Frdegite

 Palm −leavest 1996 Report及び彼が 発行 した ニ ュ ース レ ター,  Fragile Palm Leaves  

for

 the preservation of Buddhtst 

titerature

, No .1 (亅anuary  1997)な ど参照。

  従 来, わが 国で 知ら れて い た タ イ版テ キス トは,通常 ,こ れ を 「室 版 」 と呼ん  で い た が, 実際に は,これに も新 古の複数の刊.本シ リーズ があり, その出版事情は  大変複 雑で不 明 な点が多い そこで本 稿で は,「 イ王室版一 1 とい う呼 称使わず,  申に 「タ イ 」 と呼ん で お くこ と とした。マ ヒ ドン大学の CD −ROM 版には,合計

 4種類の 刊 本 シ リーズ が使用 さ れて い る。 Mahido 工University Computing  Center ,

 The BU 」Ds∬R IV on  CD −ROM ’User’s Manuat Bangkok 1994 pp.59−

63

(3> Sodo  Mori  et. al. The Pali孟 α知 伽 Correspondence Table

, PTS: Oxford,

  1994。

(4) Thanavuddho Bhikkhu,「イ仏教歴史と現状

(12)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service

Sooiety  for  the  Study  of  Pali  and  Buddhist  Culture

正oo パ ーリ学仏教 文 化 学

 学 東 洋研 究 所に お け る口頭 発 表 原 稿),Dhammakaya  Foundation ed.,BuddhiSm

 into the Year 200)O:International Conference Proceedings Bangkok 1994.

(5} Cf .  Dha   akaya  Foundation, P解伽 臨 1.0, B副 伽 ’伽 oπ CD

ROM  User’s 

Guide

 

Patumthani

 Thailand

, 1996, p.53.

(6) Mark  Allon

, “An

 Assessent of the Dhammakaya  CD −ROM Palitext version

L ,”

 

Buddhist

 Studies Bukkyδ Kenkya) , Vol. XXVI (March 1997), pp. 109

29

(7) 本カ タロ グ は , 野 中俊 介氏の協 力に より作成 さ れ た。        (平成9年 9月30日脱 稿)   [追 記]  本稿 送付の後 ,上記の報告の 一の つ い て更に新 しい 情報が入っ たの で,それを追 記してお き たい  去 る10月23日 一26日の 4 日間, 京 都の 大 谷 大 学 に おい て 電 子仏典推 進協議 会

(Electronic Buddhist Text lnitiativeEBTI ,会 長 :カル フ ォ ル ニ バ ーク レイ校

L.R .ラ ン カス ター教授)の 第 4 回 (国際) 大会が 開催さ れ た。 その 内容は 必ずし も 仏 教 学に 関する もの とは限 ら なか っ た が,とにかく20か国以 上の国々 か らの 参加者を 得て, コ ンピュ ー ターを駆使 した約30の研 究発表は豪華で あっ た 。 その 中に, 上に述 べ ミ ャ ンマ ー写 本収 集の ス リ ング氏 と,マ ヒ ドン大 学の タンウォ ンサン博士の発 表が含 ま れて い た。 ス キ リン グ氏は, “Fragile

 Pa】m Lcaves:Scanning Honzons ”と

い う 講 題 の もと で 収 集保 管 し てい る コ レ ク シ ョ ンの ス ライ ドを見せ な が ら, その カ

タロ の作 成 と, 写本の写 真版 作 成の計 画につ い て説明 し た が, その た め の資 金 も技

術 もい まだ し とい う状 況の ようであっ た。

 ま た タ ン ウ ォ ン サ ン士 は,

」‘BUDSIR

 for Windows  and  BUI )SIR in Thai

Translation Version” と 題 し発表し た が , その 主た る内容は,ご く最近 (今年の 9 月か10月)に完成 発売 さ れ たばか りの ウ ィ ン ド ウズ対 応の BUDSIR  IV につ い て であっ た。 こ の新 しい

CD

ROM

版は,基本 的に は前版 と同 一 あ る が , た だ ウ ィ ン ド ウ ズ対応 版で あるた めに,操作が大変簡便にな り, またパ ーリ文 を読 誦す コ ンピュ ーター音 声 も加え ら れて い る。 更に, 大 会の プロ グ ラム に は, “The

 Dhammakaya  Pali Text Project” とい う発表 も予定 され てい た がこ れ は中止 と なっ た また この 大会で は,パ ーり文献に関して

もう一つ な発が な さ れ た。 そ れは , イ ン ド

ク の サ ナ研 究 (Vipassana Research Institute)に よっ て完 成され た ミ ャ ン マ ー六結集版全 巻の

CD

ROM につ い て で ある。 本版はデ ー ヴァ ーガ リー文字, ミャ ンマ ー文字, ロ ー 3字体 っ て 選択 的に表 示さ れ, その操作は特に平易で あ る。 その上, 元 の 第六結 集版 , 並びに PTS 版テ キス トの 対 応 頁 も表 示さ れてい る とい 大 変 に優 れ N工 工一Eleotronio  Library  

(13)

〈報 告〉バ ンコ ク における 仏教 研 究の新 動 向 1 1 たもの で ある。 ただ惜 しむ ら く は,第六結 集版の 脚注の 異読は カッ ト さ れて い る の で, 次 版で は必 ずこれ を元 通 りの 形で付加 して ほ しい と, 筆者は強く要望 してお い た, 今 後は.新た に収集 した ミャ ン マ ー本を校 訂 した未刊の テキス トを願 次取 り入 れた新 しい CD −RO 団 版 も作 成 する とい う計 画 も同 時に発 表さ れ た。  と に か くこ れで , IYI ’ S 版, タイ版 , ミャ ンマ ー=ィ パ サ ナとい う3版のパ ー リテ キ ス ト の CD −ROM 版が一応出揃 っ た こ と と な り,別 に.ス リ ランカ版の テキス ト は イン ターネ ッ ト上 に流され てい る と 聞 く。 い ずれ に して も, こ こに 来て, パ ー 1 文献研 究を め ぐ る研 究環 境は まっ た く一穀 し, われ わ れ はこの状 況に対 して,新た な る対応を迫られてい る と言える であ ろう。         (平成 9年11月3 日脱稿)

参照

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