会
議
録(要旨)
附属機関又は 会議体の名称
平成26年度第8回豊島区介護保険事業計画推進会議
事 務 局 ( 担 当 課 ) 保健福祉部介護保険課
開 催 日 時 26年9月30日(火)18時00分 ∼20時00分
開 催 場 所 区民センター4階 第3・4会議室
議 題
(1)介護保険事業計画推進会議
①第5期計画「重点的に推進すべき施策」の進捗状況調査結果に ついて
②地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な 方針について
③「第6期介護保険事業計画」の構成及び施策の位置づけの方向 性について
④認知症施策検討会議の経過報告について ⑤基幹型地域包括支援センターの設置について (2)地域密着型サービス運営委員会
公開の
可否
会 議 公開(傍聴人数2人)
会 議 録 公開
出席者
委 員
宮崎牧子、長倉真寿美、草薙豊、小野祥子、瀧井達子
岡田実、山根明子、髙田靖、佐野雅昭、横田勇、久保村寿美
吉田英昭、宮長定男、魚津亮太、黒田雅枝、志村裕子
理 事 者
保 健 福 祉 部 長 、 池 袋 保 健所 長 、 高 齢 者 福祉 課 長 、介 護 保 険 課 長 、障 害
者 福 祉 課 長 、 西 部 生 活 福祉 課 長 、 中 央 保健 福 祉 セン タ ー 所 長 、 高齢 者
医療年金課長、長崎健康相談所長
(午後6時00分開会)
○会長 ただいまより、第8回豊島区介護保険事業計画推進会議を開催する。
初めに、事務局より本日の資料の確認をお願いする。
【介護保険課長より配布資料の確認】
○介護保険課長 本日、傍聴希望者が2名いるが、傍聴を認めてよろしいか、会長にお諮
りする。
○会長 傍聴についてお諮りする。傍聴を認めてよろしいか。
(異議なし)
○会長 傍聴を認める。傍聴の方の入室をお願いする。
それでは、議事に入る。
本日の最初の議事は、第5期計画「重点的に推進する施策」の進捗状況調査結果につ
いてである。事務局より説明をお願いする。
【介護保険課長より資料1の説明】
○会長 ご質問があればお願いする。
○委員 A3横の物の囲みで2段目であるが、閉じこもり・うつ予防プログラムというこ
とで、26年7月現在の実施状況に4カ月で304件の実績があったということだが、
この304件の実績のうち、いわゆる閉じこもりになっているような場合の理由、精神
的なもの、あるいは、身体的な理由によるもの、それこそいわゆる性格みたいなので、
出て歩かないのが趣味みたいな方もいるのではないかと思うが、その辺の傾向はどのよ
うになっているのか。
○地域ケア推進係長 閉じこもりというのは、生活アンケートチェックで閉じこもり・う
つ傾向が高かった方に対して、私どもの職員、保健師や看護師等が電話をかけ、アポを
とって訪問するという事業であるが、電話でいいですと言われる方もいるが、訪問して
確認すると、いろいろな方がいるが、ちょうど生活アンケートチェックをやったときは
具合が悪かったとか、だから閉じこもり・うつ傾向になっていたとか、あるいは、本当
に心配な方もいる。そういう方は何度か訪問して介護予防事業につなげたり、あるいは
担当包括の訪問、アウトリーチの支援につなげたりとかして進めているし、あと、その
ときの状態が悪い方が大半である。訪問すると、きょう、仕事に行っていないとか、言
われることも結構ある。
○委員 その中で、いろいろなケースを見て、例えば包括のほうにアクセスを試みるとか、
ほかのいろいろな機関との連携を図るというのは、事例というのは、大体どのくらいあ
るか。
○地域ケア推進係長 半数ぐらいである。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 3ページの介護予防の推進のところで方向性について確認させていただきたいが、
制度改正により、地域支援事業から新しい総合事業に移行する中で」というふうに書い
ているが、国のほうでは多様な担い手による事業の推進というふうに言っているが、や
はり多様な担い手といっても、完全にボランティアの方たちでできることと、そうでな
いこと、さまざまあろうかと思うが、整理とか見込みみたいなところを少しお話いただ
きたい。
○高齢者福祉課長 本当に難しいところだと思っているが、当然、ボランティアの方がで
きるところは徐々に広げていかなければいけないところであるが、なかなか簡単ではな
いと思っている。
まずは、現在、既に介護予防事業を実施されている事業者等もあるので、その辺の事
業者等を軸に、多様なサービス等をまずは構築し、同時に、地域の方々をリハ職等を派
遣するなりしてちょっとずつ育成し、そういった多様なサービスが少しずつ膨れていけ
ばいいのかなと考えているところである。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 1ページ目のところで、真ん中のほうの徘回高齢者位置情報サービスの助成とい
うところだが、報道でもいろいろ徘徊をして行方不明になるというような報道があるが、
実績自体は、数的には下がってはきているが、こういった便利な機能というか、告知に
問題があるのか、それとも使い勝手がいまいちなのか、その辺の課題を教えていただき
たい。
○高齢者福祉課長 徘回高齢者の対策は、今非常に注目されており、考えていかなければ
いけないところであるが、このサービスについては、GPSを使った機器を貸与し、そ
れでというところだが、幾つか課題として聞いているところでは、実際に徘回されると
きに持たないで出られてしまうということも少なくない。そういったこともあって、当
然、あったほうがいいのでサービスの一つとして必要かと思うが、それ以外に実際に町
に出られてしまったときにどのように対応していくのかといった、その辺をしっかり今
後つくっていかなければいけないのではないのかと考えているところある。
○委員 実際、私は事業者代表ということだが、現場でやられているケアマネジャーの勉
強不足というのもあるのかもしれないが、この介護保険のサービスと、こういった一般
施策のサービスを使い分けて上手に組み合わせるというのがなかなかできないケアマネ
ジャーも少なくないと思うが、こういったサービスもあるというようなことをわかりや
すく告知していくというのもぜひ今後やっていただきたい。
○高齢者福祉課長 全くおっしゃるとおりであり、今後、総合事業が実施されて、ますま
す多様なサービスが入ってくるので、本当に包括支援センターの職員もそうだし、ケア
マネジャーが多くのサービスをわかっていていただかなければならないので、ケアマネ
ジャーたちをいかに育てていくかというのは、区として大変重要な課題であると思って
いる。
とか、ご家族も含めてだが伺って、つくっている企業側にも返していくと、それでより
よい物をつくっていただくということも必要ではないかと思う。
そのほか、いかがか。
○委員 資料1の2枚目の一番上の囲みの小規模多機能についてだが、そこの右のほうに
平成26年7月現在というところの項目があって、なかなか新規参入が見込めないとい
う状況の中で、今年になって公募をされていて、2カ所公募していて、7月23日現在、
選定作業中となっているが、実際、公募で応募があったのかということと、あればその
進捗状況と、なければ課題、その右にある今後の課題としてどのように具体的に考えら
れていることがあるのか。
○介護保険課事業者指導グループ係長 公募の直接の担当が本日、会議を欠席しているの
で、指定の面のほうから話をさせていただく。26年度末、27年3月前後に事業所の
開設が1件あるという情報を我々のほうに提供いただいており、区内3カ所目の事業所
が開設のほうで準備が進んでいるというところまでは介護保険課のほうで把握している
状況である。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 中身を知りたいのだが、サポーターというのは3種類ほどあって、1ページの下
から2段目に、認知症の介護者等支援事業で介護者サポーターというのがあり、2ペー
ジに認知症サポーターの養成講座があり、認知症サポーターというのはわかっているが、
3ページの一番最初のところで介護予防サポーターというものがある。1ページ目の介
護者サポーター、2ページの介護予防サポーターについて、どういう人がなっているの
かというのと、このサポーターになるにはどんな研修を受けているかということを簡単
に教えていただきたい。
○高齢者福祉課介護予防係長 介護予防サポーターについての説明をさせていただく。
介護予防サポーターについては、2日間にわたる研修を受けていただき、サポーター
の活動をしていただくということで、内容に関しては、サポーターになったときに従事
をしていただく際に必要となる、運動プログラムをサポートしていただく際に必要な機
能の知識であったり、状態に応じたサポートの仕方と実践などの研修を受けていただい
て、私どもが展開している介護予防プログラムのサポートをしていただいたりというと
ころである。
あとは、サポーターがグループを組んでいただいて、おたっしゃ応援団として地域に
出張して、「おたっしゃ21」の健診を地域からの意向があったときに30名程度まで
のグループの皆様に対して介護予防のお話とか、健康度チェックなどの活動もしていた
だいている。
○高齢者福祉課認知症担当係長 1ページにある介護者サポーターの説明をさせていただ
く。資料にもあるように、認知症介護者の会というものが区に5カ所あり、この介護者
ためには、認知症についての理解、介護者の心理、そういったところを講義という形で
5回ほど受けていただき、その講習を受けた方たちの中でボランティア活動をしたいと
いう方たちを募っての介護者サポーターの活動になっている。
○高齢者福祉課長 補足させていただく。サポーターというものが何通りかできてしまっ
ているが、これまで事業ごとに、必要なボランティアを募って介護者サポーターという
名称をつけて管理させていただいていたところであるが、いずれもボランティアで、特
別な資格が必要というわけでもない。同じような性格のものであるので、そういったサ
ポーターたちのボランティアを一つにまとめてバンクみたいな形でうまく活用できると、
今後いいのではないかと、今後ますますボランティアの活躍する場はふえると思うので、
そういったことも考えていかなければいけないというふうに考えている。
○会長 こういったボランティアをしたいというような方は、年々どんな状況か。どんな
ところにお声かけをしながら募っているのかとか、その辺を聞かせていただきたい。
○高齢者福祉課長 事業によってばらばらになってしまっているところはあるが、基本的
には地域包括支援センターのほうにまず情報が入ってくる。ただ、本当にそこら辺がは
っきり明確に周知されているわけではないと思うので、そこら辺も含めて整理しなけれ
ばいけないというふうに思っているところである。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 1ページの認知症・虐待専門対応事業の第6期計画策定に向けたというところで、
「相談をためらうケアマネジャー等が一部に見られるので」というところが気になった
が、現場でケアマネジャーとかヘルパーが一番利用者との接点があって、虐待の発見に
つながると思うが、この相談をためらうというのは、どういうことなのか教えていただ
きたい。
○地域ケア推進係長 実際、相談に当たっていただくのは弁護士の方とか、精神科医の先
生である。そうすると、どうしても敷居が高いようなイメージを持ってしまう。もとも
とは包括のほうに相談される。それで包括だけでは対応が難しい場合には、こうした専
門相談があるので、勧めていただくが、やはりそこでどうしても一緒に包括のところへ
行くといっても、いや、でもやっぱりいいわよとなってしまう方が結構いる。
そういう意味で、私ども、どうしたらもう少し気軽に相談していただけるのかという
ことをいろいろ包括ともあわせて、あるいは、参加していただいたケアマネの方に伺っ
たりして、敷居をできるだけ低くするようには努めているが、なかなか、一度相談した
方は、これはいいということで、また相談していただけるが、初めての方が、ちょっと
敷居が高いところがあるのかと、そんなふうに感じている。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 ちなみに平成24年度の虐待防止法に基づく、いわゆる擁護者によるものと、そ
れから施設、事業者によるものと、その辺のいわゆる相談件数と認定件数、これについ
○地域ケア推進係長 擁護者による虐待のほうは、大体30から40ぐらいで推移してい
る。施設における虐待のほうは、特養等を含めて、年2件ぐらい出ている。特養あるい
はグループホームあるいはデイサービス、そうした形で通報等は上がってきている。
○委員 認定件数は。
○地域ケア推進係長 大体、30から40、その年度によって違っている。施設における
ほうは、通報があっても事実確認が難しくて、調査に必ず入るが、結局は証拠が特にあ
るわけではないので、ほとんどが聞き取りと、あとご本人に身体のところにあざがあっ
たりするかどうかということで、もうその時点ではそれが見られないので、なかなか実
際にあったかどうかの事実認定はわからないことが多い。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 4ページのちょうど真ん中ぐらいのアウトリーチ事業についてだが、普通に大事
な事業だと思うが、平成26年5月現在の実施状況のところに、平成22年度に行った
「一人暮らし高齢者等の実態調査」に基づいて、まだアウトリーチが行われていない方
を引き続き見守っているということ、見守りにつなげるようにしているということだろ
うと思うが、具体的には、誰がご本人に会っているのかということ、この要否について
の判断は、担当課が高齢者福祉課になっているが、どういう形でやっているのかという
こと、どれぐらいの件数が上がっているのかということ、さらに、6期に向けてのとこ
ろで、平成25年度の「一人暮らし高齢者等の実態調査」ということで、この情報に基
づいて今後行っていくということだと思うが、ひとり暮らしの方とか、高齢者のみの世
帯だけではなくて、高齢の親と中齢の子どもで、すごく多いのはなぜか中齢の息子の組
み合わせで、子どものほうも何らか課題を抱えているというケースが非常に多いわけだ
が、そのあたりのカバーについては、やはりひとり暮らしの高齢者もしくは高齢者のみ
の世帯ということになるのか。
○地域包括サポート係長 まず1点目の25年度に実施した高齢者の実態調査は、民生委
員にまず依頼をして、1軒1軒訪問してもらって調査票に記入をしてもらったものを包
括支援センターにご提出いただいている。
包括支援センターの見守り支援事業担当の者が各包括に2名配置している。その2名
が実態調査票の中で、例えば、週に何回か人と会う、緊急連絡先はあるか、主治医がい
るかとか、そういった日常の生活、人との関係等が項目にあるので、それを一人ずつチ
ェックして、その中から、この方は、「今は見守りで大丈夫」とか、この人は「見守り
を超えて緊急の対応が必要ではないか」ということを1件1件チェックする。まだ最終
的なところまで出ていないが、それは包括支援センターの職員がやっている。
2点目について、委員がおっしゃったように、確かにひとり暮らしの高齢者だけでは
なく、高齢者と若い方の二世帯の方でも、今、危険な状態であることがある。今おっし
ゃったように若い方と一緒にいても、その方が精神を病んだり、障害をお持ちだったり、
えられる。本年度、実態調査をやったときには、私どもで把握している限りそういう危
険のある方に対しての実態調査も包括支援センターの職員が行っている。ただ、見えな
い部分があるので、それは民生委員の情報と、地域の方の情報等に基づいてアウトリー
チをしているところである。
25年度の実態調査は大体7,000件強回っている。
具体的にひとり暮らし高齢者以外の方たちの支援に関しては、まだまだ今後やってい
く必要があるかと思う。
○委員 調査が7,000件ぐらい出ているということで、実際にどれぐらいお会いにな
るものなのか。
○地域包括サポート係長 民生委員に回っていただいているので、ほとんど90%以上、
100%に近い。民生委員が会えない場合は、包括支援センターの職員に必ず申し送り
をするので、その後に必ず包括支援センターの職員が訪問している。
○委員 すごく負荷もかかるというか、大事だけど、すごく業務が多くなる。
そうすると、今後こういう方が増えてくると、その体制でいいかどうかというのもす
ごく心配になるところで、オーダーメイド型の見守りの仕組みをつくることがすごく大
事だと思うが、それを地域全体に広げて、できるだけ定型の形でこの方をこういうふう
に、このルートに乗っけていけばというような仕組みにしていかないと、数が増えれば
増えるほど、手が回っていかないので、そのあたりも今後一緒に考えていかなければい
けないと思う。
○地域包括サポート係長 今、地域のネットワークの構築に向けて、頑張っているところ
である。民生委員だけではなくて、新聞販売所など戸配業者と、今、連携を進めている
ところである。
○高齢者福祉課長 1点、補足させていただく。本当に先生がおっしゃったとおりでして、
高齢者がどんどんふえる中で、しかも高齢者だけではないし、そういったものに行政だ
けでやっていくということは、今後難しいだろうし、こういった全数調査をどういう形
でやったらというのはなかなか難しいところかと思っている。
これまで、地域の体制が十分ではないというところも含め、3年に一度、全数調査、
それも75歳以上に限定してやってきているところであるが、これまで2回、全数調査
もやっており、ちょっとずつ状況もわかってきたところもある。また、今後の新しい地
域包括ケアシステムの対応等も考え、今後、どういうふうにやったらいいのか、もうち
ょっと効率のいいやり方があるのではないのか、対象も、また75歳以上だけでいいの
かというところもあるので、その辺、しっかりと考えてまいりたい。
○会長 ほかにいかがか。
かなり第6期に向けたところの方向性の中ではボランティアに頼らなくてはいけない
ようなところが多々あるが、住民の年齢も高くなってきているので、そういったところ
と、そうではないことも踏まえると、そこでは、やはり専門職がどう地域の中に入って
いくかというようなところが大きいと思うので、ネットワークというようなところで行
政の力も発揮していただかないといけないところだと感じた。
委員の皆様のご意見などを踏まえ、また検討していただきたいと思う。
それでは、次の議題に移る。二つ目の議題は、地域における医療及び介護を総合的に
確保するための基本的な方針についてである。9月12日に告示された方針について、
ポイントとなるところを事務局にご説明いただく。
【介護保険課長より資料2の説明】
○会長 何かご質問があればお願いする。
○委員 第6期に向けて、かなり重要な議論になってくるものだと思うが、今後の我々が
議論していく上での参考のためにもお願いしたいのは、毎年、区長会の要望書というの
を出している。それから、都が、国に対して要望もしている。その介護保険と医療にか
かわる部分の要望した内容を、資料として次回の会議に出していただきたい。
○会長 ご要望がありましたので、よろしくお願いする。
そのほか、いかがか。
○委員 先ほどの厚いほうの9ページのところにあった医療と介護の連携を推進するとい
うところ。豊島区では、既に3年ぐらい前から、在宅医療連携推進協議会というのを開
いて、三師会を中心に、そういったところをやっているが、今後、これを進めていく上
で、どこが所管するのか。今は地域保健課だが、今後は、介護の部分が入ってくると、
どこが所管して、うまく調整をしていくのか。
○介護保険課長 非常に重要なご指摘だが、既に、豊島区では先生方に出ていただいてい
る在宅医療連携推進会議ということで、医師会の先生方、歯科医師会の先生方、薬剤師
会の先生方が集まっているところに、介護の中で活躍していただいている委員の方々も
入って、継続的に連携する会議を開いている。実質的には、そこでもう連携は図られて
いるものだと思っており、今後、それを介護保険の中で位置づけるときに、どういった
連携がうまくいくのか。
ただ、基本的には、医療をつかさどっているところはやはり保健所であると考えてい
るので、行政内部、常に指摘されるように縦割りにならないように気をつけて、来年に
向けて計画の中にも盛り込んでいきたいと思う。先生方の今のやっていただいている事
業が、もう少し発展的になっていけるようなふうに、介護の側から連携をさせていただ
きたいなと思っているところである。
○会長 特に、後期高齢者が多くなって、在宅で介護をしていくということになると医療
的なケアがかなり重要になってくるということにおいては、やはり医療と介護に携わっ
ている人たちが、どう地域の中でネットワークを組んでいくかというようなことが今以
上に求められることだと思うので、そういった点では、三師会の先生方も、また、それ
で、話をしていただきたい。ほかに、よろしいですか。
○委員 先生のご指摘のとおりだと思う。あとは、区がどういう方向性で向かっていくか
ということは非常に大きなことで、例えば、認知症の消費税財源でやるのには何をどれ
ぐらいいくのかというのを、ある程度、お示しいただけると、それでは、その部分につ
いて、こういうことがかかわっていけるとかというような具体的な話ができると思う。
どれぐらいの期間で、どれぐらいのことを決めていく予定になっているか、まだ具体的
なことは決まっていないと思うが、ある程度、教えていただきたい。
○介護保険課長 まず、全般的なお話で申し上げると、先ほどの資料を見ていただくと2
枚目のところ、最初に説明させていただいた基金につきまして、介護のところでの取り
組みは平成27年度から基金を使えるということが今、国で示されている。ただ、どう
いう事業をどのように組むかということは、後ほど、また説明をするが、認知症対策で
あるとか、あとは人材確保のところで、どのようにして取り組むかということ。あるい
はサービスの確保ということで、いろいろな介護事業所、報酬にかかわりのないところ
で介護の事業者に対して必要な支援をするような事業も認められていくというふうには
伺っている。もう少し具体的に、枠組みであるとか、そういったものが示されれば、で
きるだけ早い時期に、予算の問題もあるので、組み立てていきたいと思っている。
認知症については、高齢者福祉課長からご回答させていただく。
○高齢者福祉課長 認知症については、後ほど施策検討会議でご報告させていただくが、
実質は、先生方もご存じですけれども、これからまだまだ検討していかなければいけな
いことがいっぱいあるが、医療・介護連携という線から、これまでは十分踏み込めてい
ない部分があるので、その辺、基金をいかに活用するかというあたりも意識して、今後、
しっかりと詰めていきたいと思っている。
○委員 大体、1年か、半年かという意味においては、どういうふうに進んでいくものな
のか。
○介護保険課管理グループ係長 基金に関しては、単年度ごとに市町村計画を立てて国に
要望していくと聞いている。介護サービスの拡充に基金を活用すると言われているが、
具体的にどういったものに使えるかが現時点で示されていないので、今後の動向を踏ま
え、27年度に単年度の計画を策定する予定である。
○会長 介護保険にかかわることがぎりぎりにならないと示されないということで、本当
に行政も頭を痛めているところではあるが、わかり次第、この会議の中でもお示しして
いきたいと思う。
そのほか、いかがか。
○委員 その点で1点、お願いしておきたいのだが、今、基金については、毎年度、単年
度ごとに要請をして積み上げていくというか、そういう方法になっているが、しかし、
一方では、我々もかかわっている第6期の介護保険事業計画においては、通常3年のサ
やはり基金活用で我々がやっていく部分というのが単年度でいくということになると、
正直言って、頭を痛めているのを私も応援する思いで言うが、どうやって整合性をとっ
ていくのか。一方では2025年を目指してちゃんと整合性のあるのを作るようにと、
しかし基金活用の部分については単年度の積み上げというのでは、これはやはり非常に
苦しい。
やはり財政力の差が本当に出てくる、総合事業との関係を含めて、自治体の側からす
れば、ゆゆしき問題にもなりかねないので、いわゆる保険者である自治体から意見も出
し、それから、そういうものが示されたときには、ここにも報告していただいて、我々
としても意見を上げていけるようにしてほしい。
○会長 そのほか、いかがか。
それでは、次の議題に移る。三つ目の議題は、「第6期介護保険事業計画」の構成及び
施策の位置づけの方向性である。事務局より説明をお願いする。
【事務局より資料3の説明】
○会長 ただいまの資料3につきまして、ご質問やご意見があれば、お願いする。
○委員 前回のときも話を最後のほうにさせてもらったが、今回の介護保険法の改正で、
一番重要なところは、この表の右側の上から三つ目のところに、「第6期中に取り組む
課題」というところの2番目、「新しい総合事業への」というところだと思う。ここが
どういうふうに仕組みづくりができるのか。実際に地域の中に、期待に応えられるよう
な、そういった団体でもグループでも、あるいは組織でもいいが、どれだけあるかとい
うのが、どれだけ把握できているかというのもあるし、今現在どれだけ活動できている
かということもあって、ここを、11月に素案という話だが、この素案のときはどうい
う姿が、この2番目の点についてどういう姿で出てくるのか。
○介護保険課長 重要なご指摘だと思う。総合事業への移行だが、一応来年4月というこ
とが法の定めということになるが、委員等ご存じのように、猶予期間を国としては設け
るということで、29年度の終わりまでに最終的には必ず移行を済ませるということも
1項添えられている。当然、27年の4月に移行するということは、その時点までに今
の予防の訪問介護、予防の通所介護にかかわる部分をどのようにしてフォローしていく
かということが踏まえられなければ、移行はなかなか難しいというふうに考えているの
で、まだ、当然、トップの判断を仰いでからのことになるが、計画を今立てている段階
の私どもの感触で申し上げると、27年の4月は拙速という考えを持っているので、協
議体であるとか、この新しい総合事業をしていくときに、新しいサービスの担い手を探
していく、その生活支援コーディネーターであるとか、協議体というものも、その国の
資料の中には出てくる。そういったものについて、まず土台をつくって、その中で初め
て、この総合事業で区民の方に何が提供できるのかという、今までの予防給付以外のサ
ービスをどれぐらい提供できるのかというところを明確にしなければいけないと思う。
ないと、これまでどおりの予防給付以外のところが適切なのかどうかという判断のとこ
ろで、区の介護保険事業、それに付随するいろいろな事業がきちんと回っていくかどう
かということが決まってくると思うので、そこのところを今年度中に検討を詰めて、土
台として何を持って、生活支援のコーディネーターや協議会をどうやって回していくか
ということを、できるだけ早く明確にするということは、まず計画の中に記載していく。
その時点で、時期を決めるというところが、実際には具体に、今、委員からお話のあっ
た、具体な総合事業のサービスの内容にまで、この計画の策定の中で書き込めるかとい
うと、非常に時期的には厳しいというのが今の現状である。
国から示されている資料の中でも、まだそこの具体性が全くないという状況であるの
で、それに対してどういう報酬が用意されるかということも、当然、年明けになってこ
ないと出てこないということもあるので、できるだけ具体的なものを盛り込むのが当然
計画のあるべき姿だとは思っているが、土台づくりのところまできちんと書き込んで、
その土台にのっとってつくっていくという記載に、今回はぎりぎりとどまるのかな、具
体な総合事業の数字について書き込むことは厳しいのかな、というのが、実際は、今つ
くりかけている側の立場として申し上げられるところかと思っている。
○委員 そうすると、具体的にそういう仕組みができるまでは、来年の4月以降、今でい
う要支援者の人たちに対しては、どういう仕組みでサービスが提供されていくのか。
○介護保険課長 新しい総合事業に移らない場合は、猶予するということを条例に盛り込
む場合は、その猶予期間中は、予防給付は同じように出る。要支援の判定も同じように
出るので、そこで判定は変わらない。要は、自治体が、何年のいつから、この新しい総
合事業を始めるという期限を書いたところから新たに申請をなさる方たちが、この新し
い総合事業の対象になっていくので、例えば28年以降に豊島区がそこに移行するとい
えば、最長で、やはり29年度まで要支援で予防給付を受ける方は継続するというふう
にお考えいただいて結構だと思う。
○委員 それで、総合事業に移行できた後、さきほど報酬の話が出たと思うが、移行した
後の報酬というのは、保険者のほうで決められるということでよいか。例えばボランテ
ィアで、ゼロのサービスもあれば、これまでの介護保険法で支払われている報酬を基準
に決められるものもあると思うが、そういう認識でよいのか。
○介護保険課長 おっしゃるとおりである。予防給付という名称が、そこの部分でなくな
っても、「従前の予防給付と同等のサービス」という表現を国は使っているが、それは、
当然、必要な方には、要支援であっても、プロの手によるサービスは必要ということは、
この間の検討の中でもきちんと書かれている。
やはり、一番課題になってくるのは、認知症の方々に対するサービスをどうするのか
ということで、認知症であっても、今は早期発見、早期に対応するためには、やはりプ
ロの力が必要だということで、そこで要支援同等のサービスが残る。それが、「予防給
たサービスであるとか、あるいはボランティアであるとか、地域の支え手になっていた
だく、高齢者の方に担っていただく方たちに、どれぐらいのものをお支払いするかとい
うことは、これから区が決めていくことになると思う。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 今のお話にあった、その土台となる協議体というのは、どのような形でつくられ
るのか。
○高齢者福祉課長 検討の途中だが、まず、国のほうで、生活支援コーディネーターとい
うものを置きなさいということを言っている。協議体については、そのコーディネータ
ーを補佐するものと考えており、地域で実際にサービスを提供するであろう人たち、今
現在、介護事業者としてサービス提供されている方々も入るでしょうし、あるいは、地
域で、さまざまな地域の活動をされている方、ボランティア等で今後参入するであろう
方々、そういった方々の中からメンバーを選んでいくような形なのかと思っているが、
生活支援コーディネーターが地域の資源を発掘して、サービスをつくっていく、それを
補佐できるような方々に入っていただきたいと思っている。
○委員 それは、ケアマネジャーとかというのとは全然別に、新しい事業者をつくるため
のサポーターというのは、ボランティアなのか。
○高齢者福祉課長 イメージとしては、そういったケアマネジャーが入るような場合もあ
るが、そういった実際のケアをする方々ではなく、そのサービス自体を構築するための
存在なので、地域の、どちらかというとサービス提供者側の方々が中心になってくる。
それだけではないと思うが、そういう方々が主に入ってくるものと思っている。
○介護保険課長 補足させてください。実は、余りにも膨大なのでご用意しておりません
が、国から、今回の改正に関して私どもに示されている資料が大体500ページある。
その500ページの資料の中で、今も委員からご指摘いただいたようなものの資料も、
何ページかにわたって、突然ここで生活支援コーディネーターとか協議体ということを
お聞きになっている方もいらっしゃると思うので、非常にわかりにくいと思うが、ちょ
っと資料が余りにも膨大だったということで、きょうはそこの部分については、皆様の
ところに資料としてお渡ししてないが、次回の会議の前のできるだけ早い段階で、きょ
うお話しいただいた内容にかかわる部分について、国から示されている膨大な資料、7
月に示された資料の中から、話を進めていく上で、わかりやすくなるようなポイントを
引き抜きまして、改めて送らせていただきたい。
まだ、500ページの資料に対して、読み解いたもので、各自治体から国に質問を上
げているが、その質問の答えが、やっと19日になって示されているが、その質問のQ
&Aだけで、180問ぐらいあり、先ほど委員からお示しいただいた総合事業に関して
の部分は、そこのQ&Aからはまだ外されているような状況なので、実はそのQ&Aも
同じぐらい出てくるだろう。そこの部分だけのQ&Aも180問ぐらい出てくるだろう
の資料として送らせていただきたい。 ○委員 わかったら教えていただきたい。 ○会長 そのほか、いかがか。
○委員 今やっている議論の続きみたいなもので、同じところだが、地域密着型サービス に移行するときの報酬については、既存のある事業者も物すごく関心のあるところだと 思うが、まだ全然示されてないのでお答えしづらいだろうが、先に、こういう内容、サ ービスの内容があったらこのぐらいの報酬になるというのを、どのぐらい前に事業所に は提示していくのか。
それで、内容で提示するものなのか、それとも、サービスの質的なものを評価してい くのか。その辺は、わかっている範囲でお願いしたい。
○介護保険課長 多分、今度の年明けの新しい報酬が出てくる。それと同時に、どれぐら いの勘案されたサービスに、どれぐらいの報酬になるというものが、粗いものが示され ると思っている。その粗いものに、報酬に見合うだけのどれぐらいの、例えば人員が確 保できるのかということも非常に難しいところだと思う。
例えば、今示されている資料の範囲だけでいうと、今のその介護予防の給付の事業は、 こういう職種の人がいて、こういう人が入らなければ、当然介護保険の対象にはならな いということだが、今示されている国の内容でいうと、例えば緩和サービスというのは、 雇用されている人であればいい。ボランティアのようなことではだめだ、ちゃんと雇用 形態を結んでください、雇用という形態が結ばれていれば、職種であるとか、こういう サービスの管理責任であるとかということについては、特に問いませんというところま では、国の資料の中に述べられているので、そうなったときに、では、専門職の方を確 保するためのいろいろなものを積み上げたのが今の介護報酬であるから、それはそうい う職種とか人員とかに縛りがなくて、雇用関係があるところで確保されればいいという ことを、国がどれぐらいに見積もってくるかというところで、非常に粗いところは出さ れると思っている。
ただ、情報として入っているのは、報酬も来年の4月には上がるということはある。 そして、まだ確定ではないですが、いわゆる東京というのはいろいろな経費や人件費も 高いということで、国が示している基準よりも、今は18%ぐらい、東京は、報酬が高 く設定されて、区分が、今度その18%が20%に上がるというところまでは情報が入 ってきているので、そういうものも含めて、来年の3月ぐらいには粗いものはお示しで きるかと思っている。
としているサービスを求めている人のところに余りにも事業が偏り過ぎて、行き届かな くなる。多様化ということをすごく言っている割には、何かそういう偏りが出るのでは ないかと思っているが、その辺、どういうふうにお考えになっているのか。
○介護保険課事業者指導グループ係長 通所介護事業所、訪問介護事業所等、現状ですと、 加算という仕組みで、広い意味のサービスの種別が分けられている。委員から話のあっ たリハビリという形の話からすると、リハビリ特化型の加算、個別機能訓練加算という ような名称だが、というような加算であるとか、あとは、レスパイトという形で、12 時間、利用者を預ったというところについては、9時間までは介護報酬で、本体報酬で 認められているので、3時間は加算という形の対処になっている。
そういったようなところの話の中で、今、厚生労働省が示しているのは、柱、核とな る部分については、全事業所が対処できるようにという形を示した上で、その上で、加 算という形の話を提示してきているところから考えると、土台としての部分については、 サービス料というところについては、確保はできているのかと。そういったような加算 のところについては、やはりニーズというところがあった際に、法人の皆様が、ニーズ があるのであれば、そういうような体制を構築して、利用者の受け入れを行ってみよう かというような形の話になっていくかと思っている。
そういった意味で、私たちのほうからも、事業者連絡会等を通じて、制度、それから それにまつわる報酬というところについては、やはり事業者の選択の機会というところ をふやすという意味で、サービス提供体制の確保というところで、これからも続けてい こうと思っている。
○会長 ほかにはいかがか。
○委員 この「第6期中に取り組む課題」というところで、費用負担に関する事項のとこ ろだが、我々は施設代表ですが、いわゆるこの補足給付の資産勘案というところだが、 どのように一体勘案するのかというのがすごく興味深いところで、資産はどこまで調査 するのかというようなことも大変興味のあるところである。そういったところが本当に 大丈夫なのかというところが感想である。
それと、最後に、高齢者総合センターというのが、こんなに盛り込んで、これから大 丈夫なのかという心配を、個人的に持った。
○会長 それでは、次の四つ目の議題のほうに移る。認知症施策検討会議の経過報告につ いてである。事務局よりご説明をお願いする。
【高齢者福祉課長より資料4の説明】 ○会長 何かご質問、ご意見などがあれば、よろしくお願いする。
的に発信したり、それからマルチウエイな情報交換をしたり、それから公募してみたり とか、いろんな形で穴を埋めていけるような作業ができたらいいなと思う。
あと、これうまく全部回ると足りないところも見えてくるし、とてもいいものじゃな いかなと思うので、よろしくお願いしたい。
○高齢者福祉課長 ぜひこれはしっかりとつくっていきたい。もし先生方からも何かご意 見等がありましたら、ぜひ聞かせていただければと思う。
○委員 第6期の計画に結びつけるという点でも、検討会議の内容に期待している。 幾つか意見を述べておきたいのだが、本文のほうの2ページで、1)の認知症診断の 確保のところで、冒頭に区内でというふうにきているが、私はあまり区内にこだわる必 要はないのではないか。我々介護の現場もかなり原因疾病との関係でどう対応するかと いうことに、大分レベルが上がってきており、認知症一般にいう、アルツハイマーだけ ではなく、17とも言われる、現在の技術では、医療では17とも言われる原因疾病に よって、どういう対応をするかというのは、ケアの現場でもかなり注目しているところ である。そういう点では鑑別診断と言うか、確定診断をやってもらうということは非常 に重要な要素であるので、そういう点でケアパスは特に区内にこだわらず、そういう鑑 別診断、確定診断ができるようなレベルのところにもつないでいくという視点が非常に 重要ではないか。
それから3)の統合ケアのためのサービスのところで、医療としての名前が、いわゆ るテーマが挙がっているので、BPSDのコントロールをしてくれる往診医となってい るが、BPSD、つまり行動心理症状についていえば、医療のいわゆる薬などでの対応 の問題というのも重要だが、多くは、私はこの前も述べたように、生活の場で起きてい るわけなので、それに対してどういう対応、ケアをするかというのが実はBPSDを納 める一番大きなポイントかと思う。薬で抑えられるわけではないのです。
そういう意味では、コントロールしてくれる、しかも往診医でできるものでは単純に ありません。もう少し、BPSDに対応するには医療と介護の連携がもっと深くなって いかなければいけない。介護のほうもBPSDに対する見方や研修が、もっとレベルと して高まらなければならない。その辺との関係で見ていく必要があるのではないか。
3点目は、地域と地域ネットワークの問題だが、社会資源を今整理しているところだ ということで、3の表が出ているが、私は前回の会議のときに、それぞれの取り組みは 縦割りだなと。総合的にどうやって地域での見守りネットワークをつくっていくかとい うのが、特に大都市の場合は課題だということを私は前回申し上げて、豊島区はやっぱ りリメンチャルセーフコミュニティのような、そういう運動を作る必要があると申し上 げた。
実は6月4日に大船駅の一つ手前の本郷台という駅で、80代で実はうちのデイサー ビスの方が、列車と衝突して死にまして、名古屋の高裁判決と全く同じパターンだった。 その方の認知症による徘回というのは町の人みんなが知っているのだが、残念ながら朝 9時に出ていくのを救えなかった。本当に悲惨な事故を、この豊島区で起こさないため にも、そういうネットワークについて、もっと突っ込んだ議論と体制づくりが必要なの ではないかというふうに思っている。
最後に4ページのところだが、若年性認知症、まさにこの部分はケアパスで本当に必 要な部分だと思っている。確かに認知症が800万人時代といわれる中で、数にしてみ れば7万とも10万とも言われているが、しかし先日、ある東部の区の包括支援センタ ーから相談がきて、31歳の男性の認知症です。どういうふうに施設なりサービスにつ なげたらいいかという相談を、全国組織から通じてきて、相談に乗った。たまたまその 方の場合は複合的な障害を持っておられる方だったので、症状をお聞きして、むしろ知 的障害の方々のグループホームとか、あるいは身体のほうのグループホームの適合では ないかという振りをやったが、若年が今非常に大きな問題になっていて、認知症の人と 家族の会も、今高齢の部会と若年の部会と、はっきり分かれて対応策をやっている。
ここの部分は区の相談窓口というだけじゃなくて、専門の認知症の人と家族の会の若 年部会にもつなげるとか、そういうことも含めて、広い社会資源を生かしていくような ことにしていただけないかというふうに思っている。ぜひ議論の中身に大いに期待した いと思っている。
○高齢福祉課長 いずれも大変重要なご指摘かと思う。今後の議論の中で一個一個検討し てまいりたい。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 4ページで一つ教えてもらいたいのだが、認知症カフェの利用状況を知りたい。 ○高齢者福祉課認知症担当係長 認知症カフェで今区がお願いをしているところは一カ所
である。毎月2回ほど、第一、第三土曜日に実施している。毎回大体10名から15名 くらい、地域の方、認知症の方とご家族が一緒にいらっしゃったり、そういった形で来 ていただいて、お弁当を召し上がっていただいたり、コーヒーを召し上がっていただい たりというところで、交流をしていただいている。
○委員 時間は何時間くらいか。
○高齢者福祉課認知症担当係長 12時オープンでして、12時から14時半ということ でやっている。
○委員 補足させていただく。私の法人が実は委託を受けてやっている。今日も私はつい 最近までの報告書をさっき役員から見させてもらってきたが、だんだん利用者が増えて きており、よく狭いところにたくさんの人が来ているものだというくらいである。
られるというふうになってきている。いろいろな認知症の話もできるようになってきた のと、中には町の人が、この人はどうも認知症も入ってきていると。だからそういう外 傷性のものじゃないのではないかということで、近所の方が連れて来られて、それで私 も一緒に対応をして、どうも認知症だということで、今確定診断を受けているが、そう いう方を連れて来られる場にもなってきているという状況である。
○会長 それでは、五つ目の議題だが、基幹型地域包括支援センターの設置についてであ る。事務局よりご説明をお願いする。
【高齢者福祉課長より資料5の説明】 ○会長 何かご意見やご質問があればお願いする。
○委員 この基幹型というのは、今ある八つの支援センターは多分民間がやっていると思 うが、この基幹型も民間なのか、それとも行政がやるのか。あと、センターという名称 がついているが、今後、実際の業務をやるのかどうか、単に机上のそういうセンターと いうのをつくって、ここに挙げている内容だけをやるのか、どういう方向を考えている のか。
○高齢者福祉課長 これまで大変いろいろな角度からの検討をしてきている。まず2点目 のセンターの機能としてだが、これまで置いていた八つの圏域を持つ包括支援センター と別物と考えている。圏域は持たずに統括的な役割のみを置くセンター、あくまでも八 つのセンターを補佐するため、機能を強化するために置くものと考えている。
それから、直営化、委託化というところだが、これまで区としては地域包括支援セン ターは委託という方向でやってきているが、区の内部の意思決定がされていないので、 ここではっきりこうするというふうに言い切れないところではあるが、今回の基幹型に ついては、直営の方向でやらせていただきたいと、区の内部に置きたいというふうに考 えているところである。
○会長 そのほか、いかがか。
○委員 地域包括支援センターの今後について、今後示されるということだが、基本的な ものだが、豊島区の生活支援員というか、包括センターをこれから強化されるというこ とだが、実際センターをこれから増やす方針があるのか、それとも各センターの増員を する方針なのか、そのあたりは今のところいかがお考えなのか。
○高齢者福祉課長 大変重い課題でして、包括支援センターもどこも、こちらに高齢者人 口が載っているが、かなりキャパ的にはだんだんきつくなってきているところである。
ただ、その間、今の体制のままでいいのかというようなことがあり、それぞれのセン ターの人員等はきちんと検討しなければいけないと考えているが、その辺を考えてとり あえず機能強化、少しでも各包括の負担を減らすためにも、基幹型という存在が多少は 効果的ではないのかなと考えているところである。
○会長 そういう意味で、この八つのセンターを補佐する基幹型の地域包括支援センター ができることによって、今抱えている大変な困難事例とかも抱えているところをうまく ネットワーク、連携しながらというようなこともできるのではないかなと思う。
また、圏域については、この親委員会のところの保健福祉審議会のほうでも検討をし ているところである。
続きまして、地域密着型サービス運営委員会のほうの議案に移る。事務局より説明を お願いする。
【介護保険課事業者指導グループ係長より資料6の説明】 ○会長 ただいまの説明について、何かご質問があればお願いする。
○委員 更新に当たっても、同じように文京区の区長のほうの同意もあったと介してよい か。
○介護保険課事業者指導グループ係長 文京区長からの同意を得て手続をただいま進めて いるところである。
○会長 そのほか、いかがか。
それでは、本日予定していた議事はこれで終了となる。事務局よりほかに連絡事項が あればお願いする。
○介護保険課長 長い時間活発なご議論ありがとうございました。先ほど申し上げたよう に、補足の資料を事前に送らせていただきたいと思っている。
また、次回の会議だが、今回は11月10日の月曜日を既に予定しているので、もし ご都合が悪い先生方がいらっしゃいましたら、申しわけございません。
先ほどのご説明の中で申し上げました素案だが、できるだけ、今回のように資料を先 に送ってお目を通していただけるようにしたいと思っているが、なにぶん今度は文章に したものというか、骨子にできるだけ肉づけをしたものをお示ししたいと思っているの で、ぎりぎり、もしかすると資料だけが先にいくということになるかもしれないが、わ かりやすいものを用意したいと考えている。
○会長 11月10日ということになるが、会場などについては、改めて文書で皆様にお 知らせをするということなので、よろしくお願いする。
【配布資料】
資料1 第5期計画「重点的に推進すべき施策」の進捗状況調査結果について
資料2 地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針について 資料3 「第6期介護保険事業計画」の構成及び施策の位置づけの方向性について 資料4 認知症施策検討会議の経過報告について
資料5 基幹型地域包括支援センターの設置について 資料6 地域密着型事業所の指定更新について
【机上配布】