Title
倍音スペクトル削除法による三線音の音高判別
Author(s)
和宇慶, 琢磨; 山城, 毅; 渡久地, 實
Citation
琉球大学工学部紀要(61): 85-89
Issue Date
2001-03
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12000/1474
Rights
琉球大学工学部紀要第61号,2001年 85
倍音スペクトル削除法による三線音の音高判別
和'i:腱琢l蒋*’1|城毅.*渡久地資惑*Tl'(〕pitclldistincti(〕l1ofSansllinsoundusingovertonespectrumdeletionmethod
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Abstract ’'1()killawiL、tll(qrIpi器t111origil1MHtrillgI、(IillHtruwlltwlli〔?hisctLlled,,Sanshin',、Thesemusicalil1stru‐ 11,(M欄ilr(、l山lyl1(’1)tLHI、(|〔lultiH()wI1s(,()【・《、唖L比〔|”KllllkllllHi,'・Inth脇I〕iLpel.,wel)rol)osedhowtotranscript tlM、H〔)1111〔luI・thPSiul筒l1illw1l(1llitiHl〕layedt()tlle111usi〔qlL1notG1.A;p1.⑬pr〔)cessingweattemptpitchdisbinc‐ ti(〕11(〕f5ill1潟1,il】筍()1m(1.Fbrdi5till(1ti()ntheI〕it(9hW⑧triedbytlle〔)vert()11espectrulndeletioI1method・In iMI(Iiti()11.W(、g()tthent仇L(FktilllcofthPSfll1IslLiIls()undl)yusFtllesl】arpnessofstandi【lgupofit・The (li局tillctiollwithtlli筋l11cthodwi1葛。()l1efr()mallactualcollsecutiveSanshinsound,andgoodresultswere ol〕tMJl(、(lill〕(juttheSiIlgl絵S()uXld. KeyWbrds:Pitchdistin(1t1011,0V〔91tonespoctrum1Sanshin,Transcription 象となるが,三線曲の多くは演奏者の唄とともに演奏きれ たり,ときには他の楽器とともに演奏きれるため[51,こ の方法は適していないと思われる。 本研究では周波数軸上のスペクトル列を用いてピッチを 判別する方法を用いることにし,三線の音のうち,高調波 にあたる倍音成分に着目して,周波数スペクトル分布から 倍音スペクトルを削除することにより,音高を判別する。 発音時点の測定については,音の立ち上がりが鋭いとい う三線音の特徴を用いて,発音時点を測定する。 2.三線音の特徴 まず,三線の調弦(チューニング)について述べる。三 線にはいくつかの調弦法があるが,もっとも標準的に使わ れるのが「本調子」と呼ばれる調弦法である。これは第一弦開放をc2(ド),第二弦開放をFMファ),第三弦開放を
03(ド),それぞれ調弦する方法であるが[51,161,調弦は演
奏者の声の高さなどによっても,微妙に異なり,必ずしも ピアノなどで演奏した上記の音と同じ音高に調弦されるわ けではない。本研究で用いる三線音は,国際標準周波数による12平
均率音階に当てはまる基本周波数を持つ音高に調弦するも のとする。 なお,国際標準周波数による12平均率音階[21ではA3の音の基本周波数が4401Hzlとなる音階で,この音階での
C2の音の基本周波数は130.8[Hzl,Fhは174.6(Hzl,C3は
26L6[Hz]となる。 他の調弦法には一場調,二場調,三下認,一二場調があるが[5],[61,本稿では,説明は省略する。
三線で演奏できるもっとも低い音が第1弦の開放音であり,エエ四では「合」という符号で表記される。前述の
Lまえがき 楽器や肉声で滅奏された曲を楽譜に書き直す作業を採 譜といい,音楽的な専門知識や技術を必要とされる作業で ある.この作業をコンピュータ上で自動的に行なう自動採 識は,Pb+r認識のIljでも重要な研究テーマといえ,これま でにも,さまざまな研究がなきれている[11:i2I[31141,|小 iIlI繩には弓線(サンシン)という,水上の三味線に似た 独特の弦楽器があり,この二級で頑饗する楽曲が数多く存 イIiしている。これらの'''1はL工四(クンクンシー)と呼ば れる三線独自の楽譜を用いて演奏され[51,{61,現在も新し い曲が演奏されているが,西洋音楽などに用いられる,五 線譜ほどの普及率は鯉いと思われる。もし,三線の演奏か ら五線譜,工工四の両方に自動採譜が行えるならば,より 多くの人が三線を演奏することができるようになり,また アドリブなどの含まれている実際の演奏から,より正確な 楽譜を作ることも可能になる。 そこで,本研究は、三線曲の自動採譜を行い,楽譜を作成 するための前処理として,三線の曲から三線音の音高(ピッチ)と,発音の時点を判別することを試みた[11.
ピッチ判別の方法には,時間軸上の波形に着目した,自 己相関法,ピークトゥービーク法,ゼロ交差検出法などが ある。しかし,この方法では複数の音が重なった,多重音については対応が出来ない[71.本研究では,三線曲が対
受理;2000年12月25日 平成12年度電気関係学会九州支部連合大会にて発表. ・大学院理工学研究科電気麺子工学専攻 (GraduaLeSLudent,BIectrica】andEIectronicEngJ ・・電気電子工学科 (Dept.◎『ElectriciLIandEiectEonicEX1gineeringwFなc,DfEng.)和字塵・山城・渡久地:倍音スペクトルWU除法による三線音の音高判別 86 次に,解析の対象とした・具緑青の11洲l波形をFig.1に ,jくし,比較のためliiilじ弦楽器のヴァイオリン音,ピアノ宵 の'1$''1|波形をFig.2,Fig.;lに,|くす`)なお,雌本l11jl波数 は2(iL61H二l(Cvl1ヌドの御である:: これらの時''11変化を比1校してみると, ̄Z線(『(よヴァイオ リンffと比べて持統時iillが少なく,また,アタック11$から 部1;がピークに通するまでのn$1111は,ピアノ)ザも二線lifも 随<,そして減蕊していくという波形であるが,イト銃11洲 は=線ffの力が短い。 次に!_二三綿満の周波数クM1の嚇徴について述べる:,二級 Hi,ヴァイオリンバと,ピアノifのlIlil波数スベクトルクMTを FiH、4-F増.(jに,jくす,》これらのスペクトル分Wjを観る と,」11;イNlilil波救である2(il(i[雄|の機数IlWにⅢ倣数スペク トルが」[Mわれている,  ̄{線;ザ'よふつうスペクトルがあるはずの,雑本胤波数成 分(2〔iL61Hzl)が'1、さいという,珍しいオ蝋を持ち,また, 僻謙成分(懸本1hM波数の幣数緋)は,他楽器に比べ,倒次 レベルまで駁かに}i}ている。 本調子で調弦した場合,c2の音高となり,基本周波数は 1308[Hzlとなる。 次にもっとも高い音についてであるが,物理的にはある 程度の高音域まで出せるのだが,一般的な減奏における砿 高音は第3弦の下の方を押弦して弾く,「イ五」という音と なり,前述の本調子で調弦した場合,D4の背高と対応し ており,基本周波数は587.3:l[Hzlである。なお,」ニー[:四 に用いられる「工」などの符号(よ≦線の指使い(勘所と呼 ぶ)に直結しており,どの鯛でも変化しない音名(C,D, Eなど)ではなく,調性によって変化する階名(ド,し,ミ など)に近いものである[61。 「工」などの音が,どのiqf,「ljに対応するかは1iii旭の,洲雌 で定まるが,-12記してある災「id(よ,′iぞて本,淵]9.の勝行であ りルゲに断らない限り,今鮫もそうすろものとすわ⑪ ⑭駒ロ刃■団⑩刀■旧0組、幻四③包扣③飼麺ヴ ー 豐喋 (冊70(◎区配40、少へ 02回QjmmOOJmIDf⑩12皿gIOエmInJmlU四m記匹口画jpD2qAp。、泌四■
時間(point/44100[sec])
0 2.000 4.0006.00C 周波数(IIL) 8,0,010,COO FigL三線音(26L61II"1)の時間波形 Fig.4三線音(26L6(Hzl)の周波数スペクトル分布 IOD 叩・』00hM|、服.、〉〒5.RwP9nT。〉①▲0ⅡnV 100100 000 5 Eu (難】}L州鯛)騨蝿← -100 02,000 40006,000 周波数(i-lz) 8,0DC10,ODUpl0jo"0…000鮒概瞬柵.HIi…叩駒,Moo100,,,,
Fig.2ヴァイオリン音(2616[Hzl)の時111j波形 Fig.5.ヴTイオリン音(261.6[Hzl)の周波数スペクトル分布 ワ」。InUn●ザ【□『I(h)F『》■四口、『〕の〃》IB八〉 08■AOSI■ 05 00000 50 ..! (熱型}汁醐)哩膿 DUO4,000 周波照 0 05,00010,00015,00020,00025,0CO 時間(point/44100[secP Fig.aピアノ音(2616[lIzl)の時Illl波形 Fig.6ピアノ音(261.6iHzl)の周波散スペクトル分布i聴蚕{
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剛#P四四琉球大学工学部紀要第61号.2001年 87
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;{・倍音成分による音高判別 :繩#に限らず,令てのifのlVll9lj(ビッチー)は鯉本周波熱 によって決まるⅦつまり,lノリ波数分イijから音高を判別する た。/)には,」,L小iIIjl波救のスヘクトルを調べれば良い雪しか し.先に述べたように芒線i`f'よ離水周波数成分が,他のス ペクトルに比べてノド常に小さく,雄よ周波数にあたるlIIil波 放域のスヘクトルから鵬ノI):周波数成分を特定するのが川難 な場合が多い::そのため.擢水111波数以外のスペクトル, すなわちWfH1i・成分をIljいて瀞,断の判別を行う必要があI), 次に2つのi紬IiIIilIのノノi」(を提案する。 4.スペクトル間隔読み法による音高判別 ’1ヤi1fは、ノiL本Ilil波数の整数僻の周波数を持っているか ら、|`Iil波放スペクトル分布の衿スペクトルの|Ni隅を取るこ とで雑本周波数、つまり求めたいピッチを判別する事がで きる。 そこでまず,スペクトル分布のピーク値を検出しスペ クトルの孔l1lIlを行う。普通,フーリエ変換後の周波数スベ クトルクMjには]離散化や録音,デジタルかなどにより, Fig7のようにノイズが生じるため,上で求めたピークiiiの!''で最大の値を求め,このスペクトル最大値の1/10
でノイズカットを行なう。残った各スペクトルの間隔ノを 求め,離水周波数として音高を判別するという方法がスペ クトル間隔読み法である。 スペクトルの間隔を全ての平均とすると,あるスペク トルが取れずに,誤まってとった間隔が正しい間隔に比べ て,非常にずれてしまい,結果に悪影響を及ぼすと考えら れるため,間隔ノの数を数えて,最も多い間隔か“を基 本周波数とした。 Fig.7にスペクトル間隔読み法のイメージを,Fig.8 にアルゴリズムを示す.毛少
<≦少
=SummaX2] 仁f§/s pltchdetectionG回り
Fig.8.スペクトル間隔読み法(アルゴリズム) り,音高を判別することが出来ない。このため,多重音に も対応した方法として,スペクトル削除法を提案する。 ある音高の楽器音のスペクトル分布から,その音程に対 応する周波数とその整数倍の成分(倍音成分)のスペクト ルを取り除くと,スペクトルはほとんど残らない。例えば, 図4の音のスペクトル分布から261.2[Hご],および440[Hzl 間隔でスペクトル削除を行ったスペクトル分布図をFig. 9,Fig.10にそれぞれ示す。2つの図を比べてみると,音 高の基本周波数に近い周波数間隔で削除したスペクトル分 布,Fig.9に比べ,一致していない周波数間隔によって削 除したスペクトル分布,Fig.10の方がスペクトルがより 多く残っていることが分かる。 この性質を利用し,判別する音域内すべての音高に対し て,対応する基本周波数ごとのスペクトルを削除し,残っ たスペクトルの合計の最も少なかった周波数をその音の基 本周波数とすることで音高判別を行うことにした。 ff「2「「 muX mnx/10 数(HZ) (基音)親→基本周波数は醤
Fig.7スペクトル間隔読み法(イメージ) 8765432iUjJJJTLlTiLL用E□1コI
この方法を用いて音高判別を行ったところ,単音につい ては{締成分が豊かに出ない聯殊な奏法を用いた場合以外 については,ほぼ正確に音高を判別することが出来た。 5.スペクトル削除法による音高判別 前節で述べた方法は,単音の場合には良い結果を示した が,本研究では多重音の音についても,音高を判別するこ とを最終的な目的としている。前節の方法は,多重音の場 合,スペクトルの間隔が基本周波数にはならないことによ 0 0 Fig.9261.6[HzI間隔でスペクトルを削除したスペクトル分布和宇慶・山城・渡久地:倍音スペクトル削除法による三線音の音商判別 88 8765432
麺莎
≦ら
0そ参
口 JOOq-DOO6-0[Fi曝肌Md。[,{認,,m,噸でスベグ綱Miikしたスペクトル分布
垣夢
スペクトルi1ill除法のイメージとアルゴリズムを,Fig. 11とFig.12にそオLそれ示す。C1.つ
an] initialvalue dlp8tln?刷嗽 -- min=100000伯:samplingfiPequency i,s,ji=OM11=frequencyofCZ f,fiPI1.、261=0. 』=1. 、n:FFTcuttingperiods住[26]=frequencyofD4 散(HzI、
激(Hzl Fig.12.スペクトル削除法(アルゴリズム) 】鍍放1斤?i側聞 liWl波牧1Hz)11,1波放IHzl A=aUl+a[21+… スペクトルの合計を B=b(11+b(2]+… 26種類について求める C=c[11+c[21+… + 殿小の合計値を調べる(cが最小) + この音はc[Hzlに対応する奇怪 にヨ ー リ員 $}.、癖碧汁 明IU例、IヨエCED奴0面』CDⅢ四zmq6mmqSⅡ、田抽届、、豆 FigILスペクトル削除法(イメージ)一~~~~ ̄■ニーー。、--.。、--- ̄五・--凸一。△●・bb..●-------再・---■q--. ̄・●----~~ ̄---時間[point/44100sec]
Fig.13.連続音における発音時点の測定 6.発音時点の測定 自動採譜は,連続音のそれぞれの音について音高を判別することで処理されるので,各音の発音時点(アタック時
点)を正しく測定する必要がある。 三線音は,Fig.1に示したようにアタック時の音圧が ピークに達するのが非常に速い,つまり音の立ち上がりが 鋭い。このことを利用し,音庄がある閾値を越えた点を発音時点とした。また,三線音は減衰も非常に速く,0.1[sec1
以内では,ほぼ確実に閾値以下になる。 よって、次の発音時点は,最初に発見された発音時点から0.1[secl後の時点以降を探すこととしたが,既に次の音
が始まっていることも考えられる。このことも考慮し,探
索開始時点に近い時点で,発音時点が見つかった場合は,
時間軸とは逆向きの近傍にもっと振幅の大きい時点を探す
ことによって修正をするようにした。 Fig.13に,連続波形の発音時点測定の様子を示す。なお,これは第一弦開放(q),第三弦開放(α),第二弦開
放(F1)の順に弾いたときの波形である。丸のついている
点が測定された発音時点である。 7.結果今回は三線で使う音域(qから、4の26音)について
音高判別を行い,実際に三線で演奏された曲について,発
音時点とその音の音高を調べた。Fig.13の連続ilk形に対
して,実際に音高と発音時点を調べた結果をFig.14に
示す。Fig.14に表示されている,発音時点のポイントはFig.
13で丸のついている時点であり,目測で計測できる発音
時点と、ほぼ同じ点を測定できている。また,音高につい
ても,-番目の音がO#2,二番目の音がC#3,三併目
の音がF#2と表示されており,全て正しく判別できて
いる。なお,Fig.14中のO#2はαという意味である。
今回,普通に演奏された三線の音については音高,発音
時点とも良好に判別できた。しかし,特殊な奏法を用いた
曲や,テンポが速い曲などは音高,発音点ともかなり精度
2,0004.0006,0008,00010POC L LMllllm/■■二L二J
● 』 。 ← ■ ■ ● ● で ▲ ● ● 守 ● ■ ■ ■ ■ ● の 。 ■ 。 ● ■ ● ● C s ロ ■早 口 ● 口 の ▲ ● ■ 『 q0DC00-j0000000・CII0116.0■000J・□0□000, ■ し 。 ● ● ⑤ 字 ● C ●琉球大学工学部紀要第61号,2001年 89 今後は,音高判別,発音時点測定の両方で,特殊な奏法 に対応した方法および,多重音に対する音高判別法を検討 する必、要がある。 また,最終的には実際の楽譜を作成するほか,当研究室 '二の琉球サンシン自動演奏ロボットへの入力データとして の利用も考えている. 発音時点1737 発汗時点14751 発密時点30980 1.514[sec] 商高=c#2 斤高=C#3 青高=F#2 余体処fllMl$1111 Fil9.11.ギリ別絲果 が低ドしているc 特に,音量の低下が杵しい場合に,発音時点を測定する ことがM1難となるlll1題がある。また,多重音の音高判別に ついてはうまくいかなかった、この点についてはまだ検討 中である『, H、むすび 参考文献 和字慶琢磨,111城毅,渡久地賛:,,倍音スペクトル削除法による三 線音の音程判別..、平成12年度電気関係学会九州支部連合大会論文 集pp750i(2000) 井口征二:,:音楽情報の処理一電子計算機を用いた自動採譜,.,計測 制御,voL19、nQ3pp,314-319.1980 悔本敏孝,青島伸治:,:採譜システムの構築と音高抽出輔度の比較,', 計測自動制御学会鏡文集,vol、29mロ0.10,ppl227-l231,(1993). 三輪多恵子`田所喜昭,斎藤努:服くし形フィルタを利用した採譜 のための異楽器音中のピッチ推定",電子情報通信学会議丈誌(D II),J81-D-II(No.9lpp、1965-1982Sep(1998). '11内秀吉:,'琉球音楽の研究一さんしん-''’''1内秀吉礁鼎鍬究会,(1996). 祖慶FII:w琉球古典音楽-野村流稽古本-',,サン印iiI,ppl-pplq(1962). 長尾具,字津呂武に,島津明,匂坂芳典,井口征二片寄晴弘:”文 [11 111 2忠4 111 今回,三線曲の自動採譜に必要なⅢ三線音の音闘判別と 発音時点を調べる方法を考案し,実際に処理を行い,あ る程度良好な結果を得た。しかし,テンポの速い曲や特 殊奏法では精度が落ちるという問題を残している。また, 多璽音に対応した処理も試みたが,今回は上手くいってい -11 567 11- 字と音の情報処理..,岩波轡店,ppl63-189Ⅲ2000) ない。