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島 田 良 子

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Academic year: 2021

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An  E m p i r i c a l  Study on  E x t e n s i v e  W r i t i n g   In蹴u c t i . on

泊

EFLClasses a t  J a p a n e s e   Se n i o r   Hi gh  S c b ∞ l s  

教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻 言 語 系 ( 英 語 ) コ ー ス

島 田 良 子

1.窃院の目的と暖磯

指 導 教 員

伊 東 治 己

育成するためには、先ず、たくさん書かせること 国際化の時代となり、異文化問コミュニケ} によって、書くことに慣れさせる指導が有効で ションの手段としての英語、とりわけ、口頭で はないかと考える。そこで、この論文では、日 の英語運用能力が鼠見されるようになっている。 本の高等学校のライティング指導を改善するー しかし、インターネットの普及が急速に進み、 つの方策として、extensive耐也事指導を提ロ昌 メールやホームページなど活字でのコミュニケ

ーションの機会が以前よりも増加し、スピーキ ングに劣らず、ライテイング、はコミュニケーシ ョンの手段として重要な位置を占めるようにな りつつあるぶしかしながら、‑この認識は高等学 校の英語老櫛に必ずしも共有されているとは言 えなし、普通科高校では、依然、大学入試のた めの指導が中心であり、実蹴句コミュニケーシ ョン能力の育成を重視している英語教師は、ど ちらかといえばスピ}キングでのコミュニケー ションに関心をもっているo このことが示すよ うに、高等学校の教育現場では、コミュニケー ションとしてのライティングに対する認知度が 低い状況にある。

現行の学習指導要領では、英語ト英語

H

・ ライティングの授業でライティングを扱うこと になっている。しかし、実際切こは、伝縦令な 部分英作将口文英訳を通した交法の授業となっ ている。ライティングの授業の中で、文法の指 導も必要ではあるが、ライティングの機会が非 常に少ないことは大きな問題である。コミュニ ケーションの手段としてのライティング能力を

し,その方法や効果について検証する。

2.論文の概要

第ーに、ライティング指導の払嘆亘煮を明らか にするために、 L2ライティング指導の歴史的 変遷と、学習指導要領の変遷を概観した。加え て、現行の英語I、英語H及びライティングの 教科書を分析し、ライティングがどのように扱 われているかを検証した。更に、公立高等学校 の英語教師を対象にライティング指導に関する アンケートを実施し、分析することにより教育 現場におけるライティング指導の現状を托渥し た。以上のことから早急な改善が望まれる、 2 つの課題を確認した。第1点目は、ライティン グによるアウトプットの機会が少ないこと、第 2点目は、ライティング指導が文法指導に取っ て代わられていることである。

第二に、これらの2つの課題を改善するため の一方策としてほ飴凶vewriting指導を提唱 した。先ず、 exte:凶vewriting指導を、生徒に たくさん書かせることによって、書くことに慣 れさせるための指導方法と定義した。その定義

‑ 286ー

(2)

をもとに、extensivewriting指導の意義を議論 し、以下の4点を提示した白第1点目は、

extensivew出 ng指導にはs凶lle自 由gの度 合いが強く、その中でsy,御!mlem叫ngも行わ れること、第2点目は、e武ensivewri也事指導 で書かせる量は、最低文単位とし、まとまりの ある文章を書かせることを目標とすること、第 3点目は、必ずしも速く書くことは要求しない こと、第4点目は、フィ}ドパックは生徒がた くさλ暑くような気持ちになるように内容に関 するコメントに留めることである。次に、この 定義と意義を踏まえて、 extensivewriting指導 のガイドラインを3点示した。第1点目は、授 業中に書く活動をできるだけ頻繁に導入するこ と、第2点目は、段離句に多くの量を書けるよ うにすること、第3点目は、たくさA春かせる ための具体的な学習支援をすることである。こ れらのガイドラインに沿って、その指導事例と して f書くことに慣れさせるための指導j・「た くさん書かせるための指導

J

・「まとまった内容 を書かせるための指導jを提案し、それぞれの 具体的教材を例示した。

第三に、extensivew出 ng指導の有効性と実 施可能性を検証するために、 2つの標準的な公 立高等学校の2年生41名を対象に調査を実施 した。 exte凶 vewriting指導を、ライティング と異文仕漣解の授業の中で、 5分間程度で10 回実施した。その際には、それぞれの授業担当 教師と教材やフィードパックの方法について適 宣話し合うことにより、生徒の現状に即した指 導となるように配慮した。この指導の前後には、

生徒に同じ耕オを使って英作文を書かせ、それ をデータ化し、単語数と事国語t数の増減を分析 したその結果、単語数もτ!..unit数も朝日して いることが検証された。更に、extensi.vew討垣ng

指導は、文単位でのライティングを促進し、生 徒の書く量を増やすことにつながることが明ら かになった。以上のことから、extensivewri也事 指導は、生徒にたくさん書かせるのに有効な指 導であると結論付けた。また、extensivewri討ng 指導は、 5分間程度の活動であり、使用する教 材は、授業で扱う教科書の内容に合わせて作成 できるので、ライティングキ場財の選択が自由 にできる異文仕浬解の授業では進度に支障なく 実施できることも実証された。

3.今後の課題

本論文では、日本の高等学校におけるライテ イング指導を改善するための一つの方策として extensive WI地 19指導を街置し、その有効性と 実施可能性を実証した。しかし、低飴nsive wri倫理指導が生徒のライティングの質の向上

を促進するかどうか、適切な導入時期や指導期 間、スピーキングや他の技能に及ぼす影響、フ ィードパックの方法などの課題に関しては、今 後、教育現場での実践を通して更なる研究を継 続していきたい。

‑ 287一

参照

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