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農業融資財務分析基礎 信用事業業務検定試験予想問題と解説 農業融資財務分析基礎 目 次 第 1 回予想問題 1 第 2 回予想問題 17 第 1 回解説と解答 31 第 2 回解説と解答 63

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農業融資財務分析基礎

信 用 事 業 業 務 検 定 試 験

予想問題と解説

目  次

第1回予想問題……… 1

第2回予想問題………17

第1回解説と解答………31

(3)

本書の利用にあたって

1.信用事業業務検定試験は,平成 30 年度からは通信教育と連動する形で検定試験 の見直しを行います。   全 13 科目のうち,農業融資実務(1科目)を除いた 12 科目について,予想問 題を作成しています。   本書には,「農業融資財務分析基礎」にかかる予想問題(2回分)が収録されて います。 2.12 科目のなかには,名称が従来と類似しているものもありますが,出題範囲と なる通信教育のテキストを今年度から変更しておりますので,実質は新しい科目 となります。通信教育のテキストおよび,本書を活用して,受験準備を行ってく ださい。 3.解説に,平成 30 年度の通信テキストの参照ページを記載していますが,今後, 通信テキストの改訂により参照ページが変更になる可能性がありますので,ご注 意ください。 4.解説は,原則として選択肢の順序にあわせて記述してありますが,説明の都合上 必ずしもこの順序になっていないものもあります。 5.この予想問題と解説は,問題作成日(平成 30 年8月1日)を基準にしておりま すので,勉強にあたっては,その後の「法令・規則・制度等」の改正・変更にご 注意ください。 本書の内容についての照会先        〒100-0006 東京都千代田区有楽町1−12−1 農林中金アカデミー通信検定部 TEL 03−3217−3071 ( ダイヤルイン)

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〔問 1 〕 青色申告に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 青色申告を選択していない事業者は,黒色申告の事業者と呼ばれる。 (2) 青色申告の事業者は,記帳をする代わりに決算書の作成が求められている。 (3) 青色申告の事業者は,いくつかの税金計算の特例を使うことができる。 〔問 2 〕 簿記に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 簿記とは,日々の取引を決算書に記録することをいう。 (2) 簿記のルールでは,左側を貸方,右側を借方という。 (3) 仕訳をもとに帳簿を作る方法を複式簿記という。 〔問 3 〕 決算書に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 損益計算書は,1 年間の収入と経費を集計して,所得金額(利益) を計算す るものである。 (2) 貸借対照表は,ある時点の財政状態を表し,損益計算書は,ある期間の経営 成績を表す。 (3) 貸借対照表は,年初と年末のそれぞれにおいて,収入と経費がどれだけある かを表すものである。 〔問 4 〕 収入金額に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 農地を貸したことによる地代収入は不動産所得の収入になるので,農業所得 の収入には含まれない。 (2) 今年 12 月に売った野菜の代金を翌年 1 月に受け取った場合に,この野菜の 売上を今年の売上に計上することを現金基準という。 (3) JAから受け取る出資に対する剰余金の分配は配当所得の収入になるので, 農業所得の収入には含まれない。 〔問 5 〕 棚卸しに関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 未収穫農産物は,栽培に要した種苗費,肥料費,農薬費の合計額が,棚卸し の計算に用いる仕入価格となる。 (2) 個人農家の決算書にある「収入金額の内訳」には,農産物の期末棚卸高も記 載されている。 (3) 農産物の場合,期末棚卸高については,その販売価格を経費からマイナスする。

第1回予想問題

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〔問 6 〕 減価償却に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 定率法で計算した減価償却費が,保証率で計算した金額を下回った場合は, 改定償却率により減価償却費を計算する。 (2) 個人農家が 9 月に取得して事業供用した固定資産は,9 月から 12 月までの 4 か月分の減価償却費を計算する。 (3) 個人農家が固定資産を事業用と家事用との兼用で使用している場合でも,そ の減価償却費の全額を経費にすることができる。 〔問 7 〕 取得価額 800,000 円,年初の帳簿価額 640,000 円,耐用年数 5 年,償却方法・ 定率法の場合の今年 1 年分の減価償却費を次から選びなさい。 (耐用年数 5 年の定率法償却率は 0.400) (1) 160,000 円(800,000 円÷ 5 年) (2) 256,000 円(640,000 円× 0.400) (3) 320,000 円(800,000 円× 0.400) 〔問 8 〕 修繕費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 修理の金額が 20 万円以上であれば,修繕費ではなく資本的支出に該当する。 (2) 用途変更のための模様替え,改造,改装に要した金額は資本的支出に該当する。 (3) 機械の部分品を特に高性能なものに交換した際,通常の交換より多くかかっ た金額は資本的支出に該当する。 〔問 9 〕 人件費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 白色申告の事業者は,配偶者が専従者に該当する場合であっても,その給与 は経費にすることができないが,代わりに専従者控除として一人につき 86 万 円を経費にすることができる。 (2) 原則として,生計が一緒である家族に対する給料は経費にすることができな い。 (3) 個人農家が自分自身に対して払う給料も,経費にすることができる。 〔問 10 〕 その他の経費に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 自宅の住宅ローンの利息は,住宅ローン控除という名称で経費にすることが できる。

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〔問 11 〕 青色申告特別控除額に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。 (1) 青色申告特別控除は,複式簿記の方法により帳簿を作成し,貸借対照表と損 益計算書を添付した確定申告書を提出した場合であっても,申告期限に遅れて しまったら 65 万円の控除を取ることができない。 (2) 白色申告の場合であっても,10 万円の青色申告特別控除の適用がある。 (3) 不動産所得と事業所得がある場合,65 万円の特別控除は不動産所得から先 に控除する。 〔問 12 〕 肉用牛の特例を受ける要件として,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 肉用牛を,市場を通さず売却していること。 (2) 売却金額が,1 頭あたり税抜 100 万円(交雑種 80 万円,乳用種 50 万円)未 満であること。 (3) 年間の売却頭数が 1,500 頭以下であること。 〔問 13 〕 現金・預金に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 貸借対照表に記載する現金預金には,プライベートの預金も記載しなければ ならない。 (2) 預貸率(預金/借入金)の計算にあたっては,借入金に住宅ローンも含めなけ ればならない。 (3) 貸借対照表には,預金の種類に応じて,普通・定期・その他と区分して記載 することになる。 〔問 14 〕 固定資産の区分に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 時の経過や使用により価値が減少しない固定資産を非減価償却資産という。 (2) 形がある固定資産を有形固定資産,形がない固定資産を無形固定資産という。 (3) 有形固定資産,かつ,非減価償却資産に該当する資産の代表例は,電話加入 権である。 〔問 15 〕 事業主が従業員に払う給与につき行う源泉徴収に関する次の記述につい て,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 従業員に払う給与から所得税を源泉徴収し,原則として翌月 10 日までに税 務署に納付しなければならない。 (2) 納期の特例を適用すると,源泉徴収した税額は,毎月ではなく,1 年分をま とめて翌年 1 月 20 日までに納付すればよいこととされる。 (3) 従業員から源泉徴収した税額は,一般的に預り金という科目で処理される。

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〔問 16 〕 元入金に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 元入金とは,会社でいうところの資本金にあたり,金額は毎年同額である。 (2) 事業主勘定は,1 年以上繰り越すことなく,翌年の期首に,元入金に足し引 きして精算される。 (3) 貸借対照表で,元入金の期首の金額と期末の金額は,同額が記載される。 〔問 17 〕 所得区分に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 生命保険の満期到来により,満期返戻金を受け取った場合,これは農業所得 の収入金額に含める。 (2) 災害により,農産物の収益を補償する保険金を受け取った場合,これは農業 所得の収入金額に含める。 (3) 事故により,自身のケガや入院を保障する保険金を受給した場合,所得税は 非課税とされる。

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個人農家の下記資料を基に〔問 18 〕~〔問 22 〕に答えなさい。      損益計算書      (単位:円) 収入金額 販売金額 7,800,000 農産物の期首棚卸高 180,000 農産物の期末棚卸高 160,000 小計 ( ① ) 必要経費 租税公課 100,000 種苗費 110,000 肥料費 300,000 農具費 80,000 農薬・衛生費 270,000 減価償却費 140,000 利子割引料 30,000 雑費 120,000 小計 1,150,000 差引金額 ( ? ) 貸倒引当金 繰戻額 55,000 専従者給与 2,760,000 貸倒引当金 繰入額 ( ② ) 青色申告特別控除額 650,000 所得金額 3,225,500 貸借対照表 負債・資本 1 月 1 日 12 月 31 日 1 月 1 日 12 月 31 日 230,000 280,000 借 入 金 1,400,000 ( ? ) 普 通 預 金 1,200,000 1,450,000 売 掛 金 1,000,000 900,000 貸倒引当金 55,000 49,500 農 産 物 ( ③ ) ( ? ) 農 機 具 等 850,000 710,000 事 業 主 借 0 元 入 金 2,005,000 2,005,000 事 業 主 貸 3,530,000 (   ?   ) 3,875,500 3,460,000 7,030,000 合 3,460,000 ( ④ )

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〔問 18 〕 ①に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 7,780,000 (2) 7,800,000 (3) 7,820,000 〔問 19 〕 ②に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  49,500 (2)  55,000 (3) 900,000 〔問 20 〕 ③に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  160,000 (2)  180,000 (3) 7,800,000 〔問 21 〕 ④に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 3,460,000 (2) 5,930,000 (3) 7,030,000 〔問 22 〕 この個人農家の決算書の分析として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 事業主貸として 3,530,000 円が計上されているので,この金額が事業から事 業以外に移っていると言える。 (2) 翌年 1 月 1 日の元入金は,5,880,500 円(2,005,000 円+ 3,875,500 円)である。 (3) 貸借対照表に建物の記載がないので,この事業主の自宅は借家だとわかる。

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農業法人の下記資料を基に〔問 23 〕~〔問 30 〕に答えなさい。 貸借対照表 平成 30 年 3 月 31 日時点      (単位:円) 資産の部 負債の部 【( ? )】 【2,715,000】 【( ① )】 【960,000】 現金預金 1,210,000 買掛金 450,000 売掛金 1,100,000 未払金 280,000 農産物等 310,000 預り金 90,000 仕掛品 150,000 未払法人税等 140,000 貸倒引当金 △ 55,000 【固定資産】 【10,330,000】 【固定負債】 【1,700,000】 (有形固定資産) (10,330,000) 長期借入金 1,700,000 建物 1,700,000 農機具 650,000 負債の部 合計 2,660,000 果樹・牛馬等 380,000 純資産の部 育成仮勘定 300,000 【資本金】 【3,000,000】 土地 7,300,000 【利益剰余金】 【7,385,000】 繰越利益 7,385,000 純資産の部 合計 10,385,000 資産の部 合計 13,045,000 負債・純資産 合計 13,045,000

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損益計算書 自 平成 29 年 4 月 1 日 至 平成 30 年 3 月 31 日     (単位:円) 【売上高】 8,700,000 【売上原価】 期首農産物棚卸高 290,000 当期農業原価 5,600,000 合計 5,890,000 期末農産物棚卸高 ( ② ) 5,580,000 売上総利益 3,120,000 【販売費及び一般管理費】 2,580,000 営業利益 540,000 【営業外収益】 貸倒引当金戻入 50,000 雑収入 90,000 140,000 【営業外費用】 支払利息 80,000 80,000 ( ③ ) 600,000 ( ? ) 600,000 法人税,住民税及び事業税 210,000 当期純利益 390,000 株主資本等変動計算書 自 平成 29 年 4 月 1 日 至 平成 30 年 3 月 31 日 資本金 資本準備金 利益剰余金 純資産合計 利益準備金 繰越利益 当期首残高 3,000,000 0 0 ( ? ) ( ? ) 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 390,000 390,000 当期変動合計 0 0 0 390,000 390,000 当期末残高 3,000,000 0 0 ( ④ ) ( ? )

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〔問 23 〕 ①に当てはまる語句として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 非固定負債 (2) 流動負債 (3) 通常負債 〔問 24 〕 ②に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 150,000 (2) 290,000 (3) 310,000 〔問 25 〕 ③に当てはまる語句として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 経常利益 (2) 税引前当期純利益 (3) 所得金額 〔問 26 〕 ④に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  3,390,000 (2)  7,385,000 (3) 10,385,000 〔問 27 〕 営業利益率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 4.5%  390,000 円/ 8,700,000 円× 100(%) (2) 6.2%  540,000 円/ 8,700,000 円× 100(%) (3) 6.9%  600,000 円/ 8,700,000 円× 100(%) 〔問 28 〕 当座比率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  9.3%   1,210,000 円/ 13,045,000 円× 100(%) (2)  17.7%  (1,210,000 円+ 1,100,000 円)/ 13,045,000 円× 100(%) (3) 240.6%  (1,210,000 円+ 1,100,000 円)/ 960,000 円× 100(%) 〔問 29 〕 自己資本比率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  9.3%   1,210,000 円/(2,660,000 円+ 10,385,000 円)× 100(%) (2) 23.0%   3,000,000 円/(2,660,000 円+ 10,385,000 円)× 100(%) (3) 79.6%  10,385,000 円/(2,660,000 円+ 10,385,000 円)× 100(%)

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〔問 30 〕 次の剰余金の配当に関する記述について,正しい組み合わせを 1 つ選び なさい。  法人が株主に配当を行う場合,配当金の(A)の金額を,資本準備金とあわせて, 資本金の 4 分の 1 の金額になるまで,(B)に積立てをしなければならない。 (1) A 半分 B 純資産 (2) A 4 分の 1 B 資本準備金 (3) A 10 分の 1 B 利益準備金 〔問 31 〕 「勘定合って銭足らず」に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 損益計算と収支計算の結果が一致しない最大の原因は「タイムラグ」である。 (2) 信用経済のもとでは,原材料を購入したり,商品を仕入れたりした場合の決 済方法は,掛け又は手形決済が一般的である。 (3) 発生主義とは,すべての取引に関して,現金で決済されたときに損益を認識 する方法である。 〔問 32 〕 「勘定合って銭足らず」に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 現金主義においては,商品の「販売」と代金の「回収」が常に一致する。 (2) 発生主義とは,お金の「出」「入り」に関係なく,収益と費用の「発生」に もとづいて損益を認識する方法である。 (3) 「利益」と「収支」は,ほとんどの取引で一致する。 〔問 33 〕 損益計算と収支計算に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選び なさい。 (1) 仕入金額,販売金額が決まっている取引であっても,決済条件が異なれば損 益計算と収支計算の結果はズレることになる。 (2) 発生主義のもとでは,決済条件によって損益計算が変わる。 (3) 現金主義においても,損益計算と収支計算がズレることがある。 〔問 34 〕 損益計算と収支計算に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。

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〔問 35 〕 仕入と売上原価に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 売上原価は必ずその年において仕入れたモノから構成される。 (2) 「売上原価」とは,仕入のうち売上に貢献した原価相当額のことである。 (3) 商売において,売上より売上原価が大きくなることはよくある。 〔問 36 〕 在庫に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 仕入れた商品のうち,まだ売れていないものを在庫としてカウントする。 (2) 在庫が増えるとその分お金が不足することになる。 (3) 在庫が不良化や陳腐化などにより棄損した場合,結果としてお金は増える。 〔問 37 〕 経費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 年末に広告宣伝のためパンフレットを作成,配布したが,請求書が届いたの が年明けだった場合,経費の計上は年明けにすべきである。 (2) 減価償却資産を買った場合,その後は減価償却費が計上されることになるが, 減価償却費はお金の支出を伴わない経費である。 (3) 損益計算上赤字であっても,資金収支が黒字であれば簡単には倒産しないも のである。 〔問 38 〕 取引にともなうお金のながれ(プロセス)について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 仕入→支払手形→買掛金→現金支出 (2) 売上→売掛金→受取手形→現金収入 (3) 仕入→在庫→売上→売掛金→受取手形→現金収入 〔問 39 〕 仕入支出と売上収入に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。 (1) 仕入れた商品が販売されお金になるまでの時間が,その仕入代金をお金で支 払うまでの時間よりも長い場合は,売上が伸びれば伸びるほどお金が増えるこ とになる。 (2) 買掛金のサイト,支払手形のサイトが短ければ短いほど,お金が不足する期 間は長くなる。 (3) 商品仕入に対する支払いから売上代金の回収までの間 10,000 円が不足する 取引条件の場合,その条件が変わらない限り,売上が 2 倍になると資金不足も 2 倍になる。

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〔問 40 〕 資金繰りに関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 資金繰りの捉え方は,その内容により大まかに 2 つに分けることができ,ま ずは「目先のお金のやりくり」であり,もうひとつは「将来を見通した計画的 な資金の運用と調達」である。 (2) 資金繰りとは,基本的に不足するお金のやりくりを考えることである。 (3) 損益計算上多くの利益が出ていても,資金不足が続けば簡単に経営破たんし てしまうものである。 〔問 41 〕 現金増減の法則について正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 買掛金が増えれば,現金は増える。 (2) 支払手形が減れば,現金は増える。 (3) 現金が増えれば,必ず利益も増える。 〔問 42 〕 貸借対照表に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 貸借対照表の元入金は,お金の調達状況を表している。 (2) 貸借対照表の負債は,お金の運用状況を表している。 (3) 事業主貸は,最終的に元入金に集約される。 〔問 43 〕 貸借対照表に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 貸借対照表上,負債は,さらに流動負債と固定負債に区分される。 (2) 支払手形や買掛金は,流動負債に分類される。 (3) 1 年以内に返済期限を迎える借入金は,固定負債である。 〔問 44 〕 固定資金の運用に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 設備投資に充てた資金の回収には相当の時間がかかる。 (2) 固定資金の運用は,できるだけ流動資金でまかなうべきである。 (3) 設備投資を行う場合の資金調達は,元入金や長期借入金で行うことが望まし い。

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〔問 45 〕 固定資金の運用に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 資金貸借対照表上,流動資金の運用と調達および固定資金の運用と調達の境 界線は右下がりが望ましい。 資金貸借対照表 流動資金の運用 流動資金の調達 固定資金の運用 固定資金の調達 (2) 流動資金の運用に,固定資金の調達が流れていることが望ましい。 (3) 流動資金の余裕が日常の資金繰りを楽にする。 〔問 46 〕 設備資金の調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 固定資金の運用が,長期借入金による調達でまかなわれている限り,固定資 金が不足することはない。 (2) 減価償却費は会計上の費用であるが,お金の支出をともなわないものである。 (3) 設備投資を,長期借入金による調達でまかなう場合には,必ず返済原資を確 保しておくことが重要である。 〔問 47 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 商売を行っていくうえで必要なお金を運転資金というが,これは流動資産か ら流動負債を差し引くことで計算される。 (2) 営業運転資金の不足分は,他の流動資金や固定資金で調達されることになる が,できれば長期の固定資金でまかなわれることが望ましい。 (3) 営業運転資金の不足は,ビジネスそのものの財務体質,すなわち,事業主自 身のビジネスに対する考え方が表れているといえるが,これは将来的に変わる ことはない。

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〔問 48 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 金融機関に借入れの申込をする場合,資金不足の原因を明確に説明できるこ とが望ましい。 (2) 手形の割引は,資金調達方法としてポピュラーであるが,多用は避けるべき である。 (3) 当座貸越は,一度契約しておけば限度額まではいつでも決裁できる便利な資 金調達方法であり,金利も手形割引よりも安い。 〔問 49 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 営業運転資金が大きく不足している状況において,その多くを長期借入金で 調達していたとすると,大きな問題である。 (2) 売上債権をコントロールする場合には,まず得意先との取引条件を明確にし ておくことが必要である。 (3) 運転資金を確保するためには,資産全体のなかでも大きな割合を占める売上 債権や棚卸資産を適正にコントロールすることが重要である。 〔問 50 〕 個人事業主の資金繰りに関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 個人事業主の元入金は毎年変動するものであり,金融機関としてはその推移 について注視しておく必要がある。 (2) 貸借対照表は,個人事業主が所得税の青色申告の届出をしていれば,その作 成が義務づけられるものである。 (3) 個人事業主は,青色申告の届出をすることで,いろいろな特例を受けること ができる。

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〔問 1 〕 青色申告に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 青色申告の事業者になっても,帳簿の内容に虚偽があると,青色申告が取り 消されることがある。 (2) 青色申告と白色申告の違いは帳簿の有無であり,税金計算に違いはない。 (3) 青色申告は,それを選択する申請をしないと適用がない。 〔問 2 〕 簿記に関する記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 資産が増えるときは,借方に科目と金額を記載する。 (2) 収益が増えるときは,借方に科目と金額を記載する (3) 費用が増えるときは,貸方に科目と金額を記載する 〔問 3 〕 決算書に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 個人農家の決算書は,貸借対照表と損益計算書のふたつが中心とされている。 (2) 経営体が個人と法人のいずれであっても,農業を営む場合は決算書の様式は 一緒である。 (3) 損益計算書は,1 年間の収入と経費を集計して,所得金額(利益)を計算する ものである。 〔問 4 〕 収入金額に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 農産物の災害による損害につき支払いを受ける受取共済金は,所得税が非課 税とされているため,農業所得の収入金額には含めない。 (2) 販売代金を受け取ったときに収入金額を計上することを現金主義という。 (3) 販売用で作った農産物を自宅の食卓で消費した場合は,収入金額に含めなく てよい。 〔問 5 〕 棚卸しに関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 販売用動物は,買入価格(又は種付費)と年末までの飼料費の合計額が,棚卸 しの計算に用いる仕入価格となる。 (2) 棚卸しとは,決まった時期に,残っている商品の数を数える作業である。 (3) 農産物以外の棚卸資産の場合,期首棚卸高については,その仕入価格を経費 からマイナスする。

第2回予想問題

(22)

〔問 6 〕 減価償却に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 取得価額が 20 万円未満の固定資産は,3 年間で 1 / 3 ずつ減価償却するこ とができる。 (2) 青色申告の事業者は,取得価額が 30 万円未満の固定資産について,年間の 合計が 300 万円までであれば,その全額をその年の経費にすることができる。 (3) 取得価額が 10 万円未満であり,かつ,1 年未満の期間で使用される物品は, 固定資産に計上する必要はなく,購入金額の全額を,買った年の経費にするこ とができる。 〔問 7 〕 取得価額 800,000 円,年初の帳簿価額 640,000 円,耐用年数 5 年,償却方法・ 定額法の場合の今年 1 年分の減価償却費を次から選びなさい。 (1) 128,000 円(640,000 円× 0.200) (2) 160,000 円(800,000 円× 0.200) (3) 256,000 円(640,000 円× 0.400) 〔問 8 〕 修繕費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 資本的支出に該当する場合,その支出金額は減価償却により経費にすること になる。 (2) 機械の部分品を特に高性能なものに交換した際,通常の交換より多くかかっ た金額は資本的支出に該当する。 (3) 機械装置が地盤沈下により海水等の浸害を受けたことにより破損し,新たに 購入しなおした場合のその機械装置の購入費用は修繕費に該当する。 〔問 9 〕 人件費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 農産物を従業員に配ることは,原則として,その従業員に対する現物の給与 とされる。 (2) 原則として,生計が一緒である家族に対する給料は経費にすることができな い。 (3) 個人農家が自分自身に対して払う給料も,経費にすることができる。 〔問 10 〕 その他の経費に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 自身や家族を対象とする共済掛金は経費として計上できる。

(23)

〔問 11 〕 青色申告特別控除額に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。 (1) 青色申告特別控除は,確定申告書の提出がその期限を過ぎてしまっても,帳 簿が作成されており,損益計算書を添付した確定申告書を提出していれば,10 万円の控除を取ることができる。 (2) 青色申告特別控除前の事業所得が 30 万円である場合,青色申告特別控除と して 65 万円を控除できる要件を満たしていても,控除額は 30 万円となる。 (3) 簡易な方法(単式簿記)により帳簿を作成している場合であっても,青色申告 の事業者であれば,青色申告特別控除として 65 万円を控除することができる。 〔問 12 〕 肉用牛の特例に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びな さい。 (1) 青色申告の事業者でなくても,適用を受けることができる。 (2) 肉用牛を,家畜市場,中央卸売市場などで売却していることが要件のひとつ とされている。 (3) 売却金額が,1 頭あたり税抜 300 万円未満であることが要件のひとつとされ ている。 〔問 13 〕 売掛金に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 販売基準を適用する事業者は,まだ代金を受け取っていなくても,農産物を 売ったら収入金額に計上し,売掛金を認識する。 (2) 農産物の売り先が破産などをしてしまったため売掛金を回収できないことを 「共倒れ」という。 (3) 現金基準を適用する事業者は,代金を受け取ったら収入金額に計上するので, 売掛金は発生しない。 〔問 14 〕 育成中の果樹・牛馬等に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 年末時点で育成中の果樹・牛馬等に関する種苗費などは育成仮勘定とされ, 成熟までは経費にすることができない。 (2) 育成中の果樹・牛馬等が成熟したときは,その育成にかかった金額をすべて その時の経費にすることができる。 (3) 育成中の果樹牛馬等から収入が生じた場合には,その収入金額を育成費用か ら差し引くか,継続して販売価額とするかを選択することができる。

(24)

〔問 15 〕 事業主が従業員に払う給与につき行う源泉徴収に関する次の記述につい て,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 従業員に払う給与から消費税を源泉徴収し,翌月 10 日までに税務署に納付 しなければならない。 (2) 納期の特例を適用すると,1 月から 6 月までに源泉徴収した税額は 7 月 10 日までに,7 月から 12 月までに源泉徴収した税額は翌年 1 月 20 日までに納付 することができる。 (3) 従業員から源泉徴収した税額は,一般的に預り金という科目で処理される。 〔問 16 〕 元入金に関し,次に当てはまる語句の組み合わせとして,正しいものを 1 つ選びなさい。 翌年の元入金=(A)+今年の青色申告特別控除前の所得金額−(B)+(C) (1) A 今年の元入金 B 今年の事業主借 C 今年の事業主貸 (2) A 今年の元入金 B 今年の事業主貸 C 今年の事業主借 (3) A 今年の元入金 B 今年の現金残高 C 今年の借入金残高 〔問 17 〕 損益通算に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 損益通算をすることができる損失金額は,事業所得(農業所得)から生じた損 失に限られる。 (2) 不動産所得の所得金額が 200 万円,農業所得の損失金額が 150 万円である 場合,損益通算をした後の所得金額は,50 万円となる。 (3) 青色申告の事業者であれば,損益通算しても相殺しきれない損失金額があれ ば,翌年以降 3 年間で生じた所得金額と通算することができる。

(25)

個人農家の下記資料を基に〔問 18 〕~〔問 22 〕に答えなさい。      損益計算書      (単位:円) 収入金額 販売金額 8,300,000 農産物の期首棚卸高 250,000 農産物の期末棚卸高 230,000 小計 ( ① ) 必要経費 租税公課 100,000 種苗費 220,000 肥料費 310,000 農具費 100,000 農薬・衛生費 240,000 減価償却費 100,000 利子割引料 20,000 雑費 80,000 小計 1,170,000 差引金額 ( ? ) 貸倒引当金 繰戻額 60,500 専従者給与 3,240,000 貸倒引当金 繰入額 ( ② ) 青色申告特別控除額 650,000 所得金額 3,214,500 貸借対照表 資 産 負債・資本 1 月 1 日 12 月 31 日 1 月 1 日 12 月 31 日 250,000 280,000 借 入 金 1,600,000 1,100,000 普 通 預 金 1,200,000 1,460,000 売 掛 金 1,100,000 1,200,000 貸倒引当金 60,500 66,000 農 産 物 ( ? ) ( ③ ) 農 機 具 等 890,000 790,000 (   B   ) 0 (   C   ) 2,029,500 2,029,500 (   A   ) 3,100,000 (   ?   ) 3,864,500 3,690,000 7,060,000 合 3,690,000 7,060,000

(26)

〔問 18 〕 ①に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 8,280,000 (2) 8,300,000 (3) 8,320,000 〔問 19 〕 ②に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  60,500 (2)  66,000 (3) 1,200,000 〔問 20 〕 ③に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  230,000 (2)  250,000 (3) 8,300,000 〔問 21 〕 ABC に当てはまる語句として,正しい組み合わせを 1 つ選びなさい。 (1) A 事業主貸  B 事業主借  C 資本金 (2) A 事業主借  B 事業主貸  C 元入金 (3) A 事業主貸  B 事業主借  C 元入金 〔問 22 〕 この個人農家の決算書の分析として,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 事業主貸として 3,100,000 円が計上されているので,この金額が事業から事 業以外に移っていると言える。 (2) 貸借対照表に建物の記載がないので,この事業主の自宅は借家だとわかる。 (3) 損益計算書の差引金額より下の項目は,税金計算上の特例なので,事業その ものの所得金額は,差引金額で判断するべきである。

(27)

農業法人の下記資料を基に〔問 23 〕~〔問 30 〕に答えなさい。 貸借対照表 平成 30 年 3 月 31 日時点      (単位:円) 資産の部 負債の部 【流動資産】 【2,550,000】 【流動負債】 【1,090,000】 現金預金 1,230,000 買掛金 470,000 売掛金 1,000,000 未払金 360,000 農産物等 260,000 預り金 110,000 仕掛品 115,000 未払法人税等 150,000 貸倒引当金 △ 55,000 【( ① )】 【10,100,000】 【( ? )】 【1,450,000】 (有形固定資産) (10,100,000) 長期借入金 1,450,000 建物 1,670,000 農機具 460,000 負債の部 合計 2,540,000 果樹・牛馬等 300,000 純資産の部 育成仮勘定 470,000 【資本金】 【3,000,000】 土地 7,200,000 【利益剰余金】 【7,110,000】 繰越利益 7,110,000 純資産の部 合計 10,110,000 資産の部 合計 12,650,000 負債・純資産 合計 12,650,000

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損益計算書 自 平成 29 年 4 月 1 日 至 平成 30 年 3 月 31 日     (単位:円) 【売上高】 9,300,000 【売上原価】 期首農産物棚卸高 ( ② ) 当期農業原価 5,700,000 合計 5,930,000 期末農産物棚卸高 260,000 5,670,000 ( ③ ) 3,630,000 【販売費及び一般管理費】 2,750,000 ( ? ) 880,000 【営業外収益】 貸倒引当金戻入 66,000 雑収入 90,000 156,000 【営業外費用】 支払利息 100,000 100,000 経常利益 936,000 税引前当期純利益 936,000 法人税,住民税及び事業税 320,000 当期純利益 616,000 株主資本等変動計算書 自 平成 29 年 4 月 1 日 至 平成 30 年 3 月 31 日 資本金 資本準備金 利益剰余金 純資産合計 利益準備金 繰越利益 当期首残高 3,000,000 0 0 6,494,000 9,494,000 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 616,000 616,000 当期変動合計 0 0 0 616,000 616,000 当期末残高 3,000,000 0 0 ( ④ ) ( ? )

(29)

〔問 23 〕 ①に当てはまる語句として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 非流動資産 (2) 固定資産 (3) 減価償却資産 〔問 24 〕 ②に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 230,000 (2) 260,000 (3) 290,000 〔問 25 〕 ③に当てはまる語句として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 売上総利益 (2) 差引金額 (3) 営業利益 〔問 26 〕 ④に当てはまる金額として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  6,494,000 (2)  7,110,000 (3) 10,110,000 〔問 27 〕 経常利益率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  9.3%  936,000 円/ 10,110,000 円× 100(%) (2) 10.1%  936,000 円/ 9,300,000 円× 100(%) (3) 25.8%  936,000 円/ 3,630,000 円× 100(%) 〔問 28 〕 流動比率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  17.6%  (1,230,000 円+ 1,000,000 円)/ 12,650,000 円× 100(%) (2)  20.2%   2,550,000 円/ 12,650,000 円× 100(%) (3) 233.9%   2,550,000 円/ 1,090,000 円× 100(%) 〔問 29 〕 自己資本比率として,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1)  9.7%   1,230,000 円/(2,540,000 円+ 10,110,000 円)× 100(%) (2) 23.7%   3,000,000 円/(2,540,000 円+ 10,110,000 円)× 100(%) (3) 79.9%  10,110,000 円/(2,540,000 円+ 10,110,000 円)× 100(%) 〔問 30 〕 労働生産性の計算式として,正しい組み合わせを 1 つ選びなさい。   労働生産性=(A)/(B) (1) A 付加価値額 B 従業員数 (2) A 人件費   B 付加価値額 (3) A 人件費   B 従業員数

(30)

〔問 31 〕 「勘定合って銭足らず」に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 損益計算の結果である利益と収支計算の結果である収支は,最終的には必ず 一致する。 (2) 信用経済のもとでは,原材料を購入したり,商品を仕入れたりした場合の決 済方法は,掛け又は手形決済が一般的である。 (3) 会計上は,原則としてすべての取引は現金主義により損益を認識する。 〔問 32 〕 「勘定合って銭足らず」に関する次の記述について,正しいものを 1 つ 選びなさい。 (1) 発生主義により計算された利益には,当然に現金の裏付けがある。 (2) 一般的に,売上の代金回収よりも,仕入等の支払いが先行するため,お金は 不足になりがちになる。 (3) 「利益」と「収支」は,ほとんどの取引で一致する。 〔問 33 〕 損益計算と収支計算に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選び なさい。 (1) 収穫基準が適用される農産物は,収穫された時点において販売されたものと みなすため,未販売農産物が発生すると,その分お金が増える。 (2) 損益計算上,利益が出ているケースでも,その決済条件によっては資金不足 が生じる場合がある。 (3) 売掛金や受取手形の売上債権が減少すると,その分のお金が減少する。 〔問 34 〕 損益計算と収支計算に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。 (1) 収穫済みの未販売農産物がある場合,損益計算上利益は増えるがお金は増え ない。 (2) 商品を手形で仕入れ,現金で販売したケースでは,お金は増えない。 (3) 現金で仕入れ,売上も現金の場合,利益と同額のお金が増える。 〔問 35 〕 仕入と売上原価に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 仕入れた商品が売れ残ると,その分利益率は悪化する。

(31)

〔問 36 〕 在庫に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 仕入と売上原価は,ほとんどの場合一致する。 (2) 仕入れた商品が売れ残った場合,(仕入−売上原価)に相当する在庫が増える ことになる。 (3) 残っていた在庫が売れた場合,損益計算上の利益に対してお金はその分増え る。 〔問 37 〕 経費に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 貸倒引当金は,将来の貸倒れのリスクを見積もり,その一部を必要経費とし て計上しておくものである。 (2) 黒字倒産とは,利益もお金も潤沢にあっても何らかの事情で経営破たんして しまうことである。 (3) 減価償却費が計上された場合,損益計算上の利益に対してその分お金が増え る。 〔問 38 〕 取引にともなうお金のながれ(プロセス)について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 仕入→買掛金→支払手形→現金支出 (2) 売上→受取手形→売掛金→現金収入 (3) 仕入→在庫→売上→売掛金→受取手形→現金収入 〔問 39 〕 仕入支出と売上収入に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ 選びなさい。 (1) 在庫期間,売掛金のサイト,受取手形のサイトが長ければ長いほど,お金が 不足することはない。 (2) 仕入れた商品が販売されお金になるまでの時間が,その仕入代金をお金で支 払うまでの時間よりも長い場合は,売上が伸びれば伸びるほどお金が不足する ことになる。 (3) 買掛金のサイト,支払手形のサイトが短ければ短いほど,お金が不足する期 間は長くなる。 〔問 40 〕 資金繰りに関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 資金繰りとは,お金の「出」とお金の「入り」のバランスを取りながら必要 なときに必要な額のお金を用意することである。 (2) 資金繰りの 1 つの捉え方である「目先のお金のやりくり」は,主に個人事業 主や創業間もない会社にとって切実な問題である。 (3) 業績が良ければ,資金繰りに失敗しても経営破たんすることはない。

(32)

〔問 41 〕 現金増減の法則について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 修繕費が増えると,現金は増える。 (2) 減価償却費が増えると,現金が増える。 (3) 利益が増えると,現金は減る。 〔問 42 〕 貸借対照表に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 個人事業主の貸借対照表は,資産,負債,資本(元入金)によって構成されている。 (2) 貸借対照表の負債は,お金の運用状況を表している。 (3) 事業主借は元入金の構成要素であり,お金の調達状況を表している。 〔問 43 〕 貸借対照表に関する次の記述について,正しいものを 1 つ選びなさい。 (1) 元入金は,銀行借入金と同様,返済義務がある。 (2) 元入金の中身は,すべて事業主自身が投下したお金である。 (3) 元入金には,これまでの儲けのうち内部に留保した利益が含まれる。 〔問 44 〕 固定資金の運用に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 設備投資は,固定資金でまかなうのが,資金繰りの大原則である。 (2) 固定資金の運用を,流動資金で調達した場合,いずれお金が回らなくなる。 (3) 元入金による設備投資は望ましくない。 〔問 45 〕 固定資金の運用に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 資金貸借対照表上,流動資金の運用と調達および固定資金の運用と調達の境 界線は右上がりが望ましい。 資金貸借対照表 流動資金の調達 流動資金の運用

(33)

〔問 46 〕 設備資金の調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選び なさい。 (1) 固定資金の調達にあたって,長期借入金よりも元入金を優先すべきである。 (2) 長期借入金の返済原資としては,主に処分後利益と減価償却費がある。 (3) 固定資金の調達にあたって,元入金よりも長期借入金を優先すべきである。 〔問 47 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 運転資金は,流動資産から流動負債を差し引くことで計算される。 (2) 一般的に,流動資産は売掛金などの売上債権や農産物等の棚卸資産が多くの 割合を占めるため,これらがお金として回収されるには相当の期間が必要であ り,営業運転資金はほとんどのケースにおいて不足することはない。 (3) 営業運転資金の不足は,ビジネスそのものの財務体質,すなわち,事業主自 身のビジネスに対する考え方が表れていると言える。 〔問 48 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 「今月の給料が支払えないため,お金を貸してください」というのは,金融 機関に借入れを申し込む理由として妥当である。 (2) 手形の割引は便利であるが,不渡りにはくれぐれも留意しなければならない。 (3) 当座貸越は,一度契約しておけば限度額まではいつでも決裁できる便利な資 金調達方法であるが,金利が他の調達方法よりも高い。 〔問 49 〕 流動資金の運用と調達に関する次の記述について,誤っているものを 1 つ選びなさい。 (1) 一般的に,短期借入金の金利は長期借入金の金利よりも安い。 (2) 売上割引とは,売上債権に関し,条件として決めた期日よりも早く代金を払っ てくれた場合に,早まった日数に応じて利息相当額をディスカウントすること である。 (3) 健全な資金繰りを考えた場合,固定資金として調達したお金が,流動資金ま でまかなっている状態は望ましくない。 〔問 50 〕 個人事業主の資金繰りに関する次の記述について,正しいものを 1 つ選 びなさい。 (1) 青色申告特別控除には,10 万円と 65 万円の 2 つのパターンがあるが,65 万円の特別控除は青色申告の届出をすれば無条件に適用できる。 (2) 元入金がマイナスになっている決算書は,会社に置き換えれば債務超過の状 態である。 (3) 貸借対照表はすべての個人事業主が作成している。

(34)
(35)

目      次

問 1 青色申告 ………  34 問 2 簿記 ………  34 問 3 決算書 ………  34 問 4 収入金額 ………  35 問 5 棚卸し ………  35 問 6 減価償却 ………  36 問 7 定率法の場合の減価償却費の計算 ………  36 問 8 修繕費 ………  36 問 9 人件費 ………  37 問 10 その他の経費 ………  37 問 11 青色申告特別控除額 ………  38 問 12 肉用牛の特例 ………  38 問 13 現金・預金 ………  39 問 14 固定資産の区分 ………  39 問 15 源泉徴収 ………  39 問 16 元入金 ………  40 問 17 所得区分 ………  40 問 18 個人農家の決算書分析① ………  43 問 19 個人農家の決算書分析② ………  43 問 20 個人農家の決算書分析③ ………  43 問 21 個人農家の決算書分析④ ………  44 問 22 個人農家の決算書分析⑤ ………  44 問 23 農業法人の決算書分析① ………  48 問 24 農業法人の決算書分析② ………  48 問 25 農業法人の決算書分析③ ………  48

(36)

問 27 農業法人の決算書分析⑤(営業利益率) ………  49 問 28 農業法人の決算書分析⑥(当座比率) ………  50 問 29 農業法人の決算書分析⑦(自己資本比率) ………  50 問 30 農業法人の決算書分析⑧(剰余金の配当) ………  50 問 31 「勘定合って銭足らず」 ………  52 問 32 「勘定合って銭足らず」 ………  52 問 33 損益計算と収支計算 ………  52 問 34 損益計算と収支計算 ………  53 問 35 仕入と売上原価 ………  53 問 36 在庫 ………  54 問 37 経費 ………  54 問 38 取引にともなうお金のながれ(プロセス) ………  54 問 39 仕入支出と売上収入 ………  55 問 40 資金繰り ………  55 問 41 現金増減の法則 ………  56 問 42 貸借対照表 ………  56 問 43 貸借対照表 ………  57 問 44 固定資金の運用 ………  57 問 45 固定資金の運用 ………  57 問 46 設備資金の調達 ………  58 問 47 流動資金の運用と調達 ………  58 問 48 流動資金の運用と調達 ………  59 問 49 流動資金の運用と調達 ………  60 問 50 個人事業主の資金繰り ………  60

(37)

問 1 青色申告に関する次の記述について, 正しいものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 青色申告を選択していない事業者は,黒 色申告の事業者と呼ばれる。 ⑵ 青色申告の事業者は,記帳をする代わり に決算書の作成が求められている。 ⑶ 青色申告の事業者は,いくつかの税金計 算の特例を使うことができる。

正解 ⑶

《テキスト 1 の P10 から出題》  解 説 ⑴ 青色申告を選択していない事業者は, 白色申告の事業者と呼ばれる。したがっ て⑴は誤りである。 ⑵ 青色申告とは,収入や経費に関する 日々の取引の状況を記帳し,その記帳か ら儲けや税金の計算をすることを言う ので,決算書はもちろん記帳も求めら れている。したがって⑵は誤りである。 ⑶ 青色申告の事業者は,最大で 65 万円 を所得金額から控除できる「青色申告 特別控除」など,いくつかの税金計算 の特例を使うことができる。したがっ て⑶は正しく,これが本問の正解であ る。

簿

問 2 簿記に関する次の記述について,正し いものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 簿記とは,日々の取引を決算書に記録す ることをいう。 ⑵ 簿記のルールでは,左側を貸方,右側を 借方という。 ⑶ 仕訳をもとに帳簿を作る方法を複式簿記 という。

正解 ⑶

《テキスト 1 の P16,19 ~ 20 から出題》  解 説 ⑴ 簿記とは,日々の取引を帳簿に記録 することをいう。したがって⑴は誤り である。 ⑵ 簿記のルールでは,左側を借方,右 側を貸方という。したがって⑵は誤り である。 ⑶ 取引を借方と貸方に分ける仕訳をも とに帳簿を作る方法を複式簿記という。 したがって⑶は正しく,これが本問の 正解である。

問 3 決算書に関する次の記述について, 誤っているものを 1 つ選びなさい。

第1回解答と解説

(38)

計して,所得金額(利益)を計算するもの である。 ⑵ 貸借対照表は,ある時点の財政状態を表 し,損益計算書は,ある期間の経営成績を 表す。 ⑶ 貸借対照表は,年初と年末のそれぞれに おいて,収入と経費がどれだけあるかを表 すものである。

正解 ⑶

《テキスト 1 の P15,48 から出題》  解 説 ⑴ 損益計算書は,1 年間の収入と経費 を集計して,所得金額(利益)を計算 するものである。したがって⑴は正し い。 ⑵ 貸借対照表は,ある時点の財政状態 を表し,損益計算書は,ある期間の経 営成績を表す。したがって⑵は正しい。 ⑶ 貸借対照表は,年初と年末のそれぞ れにおいて,その個人の農業に関する 資産と負債がどれだけあるかを表すも のである。したがって⑶は誤りであり, これが本問の正解である。

問 4 収入金額に関する次の記述について, 配は配当所得の収入になるので,農業所得 の収入には含まれない。

正解 ⑵

《テキスト 1 の P23,25 から出題》  解 説 ⑴ 農地を貸したことによる地代収入は 不動産所得の収入となる。したがって ⑴は正しい。 ⑵ 今年 12 月に売った野菜の代金を翌年 1 月に受け取った場合に,この野菜の 売上代金を受け取った翌年 1 月ではな く,売った 12 月に計上することを販売 基準という。したがって⑵は誤りであ り,これが本問の正解である。 ⑶ 出資に対する剰余金の分配は配当所 得の収入となる。したがって⑶は正しい。

問 5 棚卸しに関する次の記述について, 誤っているものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 未収穫農産物は,栽培に要した種苗費, 肥料費,農薬費の合計額が,棚卸しの計算 に用いる仕入価格となる。 ⑵ 個人農家の決算書にある「収入金額の内 訳」には,農産物の期末棚卸高も記載され ている。

(39)

卸しの計算に用いる仕入価格となる。 したがって⑴は正しい。 ⑵ 「収入金額の内訳」には,農産物ご との収入金額のほか,作付面積,収穫 量,期末棚卸高などが記載されている。 したがって⑵は正しい。 ⑶ 農産物は収穫基準が適用されるた め,期首棚卸高の販売価格を収入から マイナスし,期末棚卸高の販売価格を 収入にプラスして収入金額を計算する。 したがって⑶は誤りであり,これが本 問の正解である。

問 6 減価償却に関する次の記述について, 誤っているものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 定率法で計算した減価償却費が,保証率 で計算した金額を下回った場合は,改定償 却率により減価償却費を計算する。 ⑵ 個人農家が 9 月に取得して事業供用した 固定資産は,9 月から 12 月までの 4 か月分 の減価償却費を計算する。 ⑶ 個人農家が固定資産を事業用と家事用 との兼用で使用している場合でも,その 減 価 償 却 費 の 全 額 を 経 費 に す る こ と が できる。

正解 ⑶

《テキスト 1 の P32 ~ 34 から出題》  解 説 ⑴ 定率法の場合,通常の減価償却費が 保証率で計算した金額を下回った場合 は,直前の未償却残高に改定償却率を 乗じて減価償却費を計算する。したがっ ⑵ 固定資産の取得年については,事業 供用月から年末の期間に対応する分の み減価償却費を経費にすることができ る。したがって⑵は正しい。 ⑶ 固定資産を事業用と家事用との兼用 で使用している場合には,事業専用割 合に対応する分のみ減価償却費を経費 にすることができる。したがって⑶は 誤りであり,これが本問の正解である。

定率法の場合の減価償却費の計算

問 7 取得価額 800,000 円,年初の帳簿価額 640,000 円,耐用年数 5 年,償却方法・定率 法の場合の今年 1 年分の減価償却費を次から 選びなさい。 (耐用年数 5 年の定率法償却率は 0.400) ⑴ 160,000 円(800,000 円÷ 5 年) ⑵ 256,000 円(640,000 円× 0.400) ⑶ 320,000 円(800,000 円× 0.400)

正解 ⑵

《テキスト 1 の P31 から出題》  解 説  定率法は,年初の帳簿価額に償却率 (5 年 の 場 合 は 0.400) を 乗 じ て 計 算 する。  640,000 円 × 0.400 = 256,000 円 と な るため,⑵が本問の正解である。

問 8 修繕費に関する次の記述について, 誤っているものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 修理の金額が 20 万円以上であれば,修繕

(40)

⑵ 用途変更のための模様替え,改造,改装 に要した金額は資本的支出に該当する。 ⑶ 機械の部分品を特に高性能なものに交換 した際,通常の交換より多くかかった金額 は資本的支出に該当する。

正解 ⑴

《テキスト 1 の P35 ~ 36 から出題》  解 説 ⑴ 修理の金額が 20 万円以上であって も,その修理の周期がおおむね 3 年以 内であったり,内容が明らかに修繕で あると,資本的支出ではなく修繕費に 該当する。したがって⑴は誤りであり, これが本問の正解である。 ⑵ 用途変更のための模様替え,改造, 改装に要した金額は,修繕費ではなく 資本的支出に該当する。したがって⑵ は正しい。 ⑶ 機械の部分品を特に高性能なものに 交換した際,通常の交換より多くかかっ た金額は資本的支出に該当する。した がって⑶は正しい。

問 9 人件費に関する次の記述について, 誤っているものを 1 つ選びなさい。 経費にすることができる。

正解 ⑶

《テキスト 1 の P37 ~ 39 から出題》  解 説 ⑴ 白色申告の場合,専従者に対する給 与は経費にできないが,給与の支払い があってもなくても,一人につき 50 万 円(本人の配偶者である場合は 86 万円) を経費にすることができる。したがっ て⑴は正しい。 ⑵ 青色事業専従者給与の要件を満たさ ない限り,生計が一緒である家族に対 する給料は経費にすることができない。 したがって⑵は正しい。 ⑶ 個人事業者が自分自身に給与を支払 うことはできない。したがって⑶は誤 りであり,これが本問の正解である。

問 10 その他の経費に関する次の記述につ いて,正しいものを 1 つ選びなさい。 ⑴ 自宅の住宅ローンの利息は,住宅ロー ン 控 除 と い う 名 称 で 経 費 に す る こ と が できる。 ⑵ 相続税,贈与税は租税公課として経費に 計上できない。

参照

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