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Social Intelligence []... [] ( ) ( ) 一 般 の 情 報 他 人 の 情 報 人 コンテキスト 付 与 ソーシャル メディアの 普 及 により 受 け 手 は 自 分 の 認 識 を 発 信 機 械 コンテキスト 分 析 私 の 情 報 神 沼 靖 子, 内 木

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(1)

一般社団法人 電子情報通信学会 信学技報

THE INSTITUTE OF ELECTRONICS, IEICE Technical Report INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS

コンテキスト・コンピューティングの構想

−情報の共有と個人化の方法論として−

牧野 友紀

道村 唯夫

飯沢 篤志

*

小林 茂

**

和泉 憲明

***

†日本ユニシス株式会社 〒

135-8560 東京都江東区豊洲 1-1-1

‡富士ゼロックス株式会社〒

220-8668 神奈川県横浜市西区みなとみらい 6-1

*リコーIT ソリューションズ株式会社〒104-6042 東京都中央区晴海 1-8-10 X-42F

**先端 IT 活用推進コンソーシアム http://www.aitc.jp

*** (独)産業技術総合研究所 〒305-8568 茨城県つくば市梅園 1-1-1 つくば中央第 2

E-mail: †[email protected], ‡[email protected],

*[email protected], **[email protected], ***[email protected]

あらまし コンテキスト・コンピューティングのコンセプトモデルを研究部会の活動成果として報告する.ここ では,検索エンジンを代表とする機械中心でもなく,SNS などを代表とする人中心でもなく,関心事の意味内容を 中心としたアプローチの詳細を述べる.具体的には,クラウド環境・スマホ環境を前提としたポスト・セマンティ ックWeb として,人々の関心事をコンテンツの単位とし,参加者の関心事へのチェックイン・チェックアウトによ り,社会的な共有コンテンツが意味的に組織化・構造化されるパラダイムを発表する. キーワード コンテキスト・コンピューティング,情報共有,情報の個人化,

A Concept of Context Computing

Methodology about Information sharing and Personalization−

Tomonori MAKINO

Tadao MICHIMURA

Atsushi IIZAWA

*

Shigeru KOBAYASHI

**

and

Noriaki IZUMI

***

†Nihon Unisys, Ltd 1-1-1 Toyosu, koto-ku, Tokyo 135-8560 Japan

‡Fuji Xerox Co., Ltd. 6-1, Minatomirai, Nishi-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 220-8668, Japan

* RICOH IT Solutions Co., LTD. X-42F, 1-8-10 Harumi, Chuo-ku, Tokyo, 104-6042 Japan

** Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive (AITC) http://www.aitc.jp

*** National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) Tsukuba Central 2, 1-1-1 Umezono

Tsukuba, Ibaraki, 305-8568 Japan

E-mail: †[email protected], ‡[email protected],

*[email protected], **[email protected], ***[email protected]

Abstract This report provides a concept model of context computing as a part of a white paper on Context Computing

Research Group of Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive (AITC). Details of our approach concentrating on the semantic content of concerns are given from a stand point about a hybrid system of search engines and social networking systems. Especially, check-in and check-out function about users' concerns enables shared social contents semantically organized and structured, as a detailed mechanism of the Semantic Web in the environment of cloud computing and smart phones.

Keyword Context Computing,Information Sharing,Information Personalization,

1. はじめに

近 年 , コン ピ ュ ー タ 等 の 情 報 通 信 技術 の 発 展 は , イ ン タ ー ネッ ト 環 境 の 整 備 に よ り 加 速さ れ ,結 果と し て , い つ で もで も ど こ で も , 多 種 多 様 な情 報 へ の ア ク セ ス が 可 能 とな り , 情 報 取 得 と い う 課 題は 問 題 視 さ れ な く な っ て いる .同 時 に,個 人 に 適 し た情 報 を い か に 適 時・ 適 所 で 活用 で き る か と い う 新 た な 課題 が 明 確 化 さ れ る よ う に なっ た . こ の よ うな 社 会 的 な 文 脈 か ら , 最 近, 専 門 家 の 情 報 を 重 要 視す る だ け で は な く , 自 分 自身 の 主 観 や 身 近 な 一般社団法人 電子情報通信学会 信学技報 THE INSTITUTE OF ELECTRONICS, IEICE Technical Report INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS KBSE2013-76 (2014-01)

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他 人 が 評価 す る 情 報 も 重 要 で あ る とい う 観 点 か ら , 集 合 知 の 延 長 と し て の 社 会 知 能 (Social Intelligence) と い う 考 え方 が 提 唱 さ れ て い る[1].こ こ で は ,共 有 さ れ た 情 報 に関 し て , 多 数 決 な ど に よ る積 算 に 基 づ く 価 値 判 断 だ けで は な く , ど の よ う な 主 観性 が 考 慮 で き る か を 重 要 視し て い る . 以 上 の 技術 的 な 観 点 か ら , 本 報 告 では , コ ン テ キ ス ト ・ コ ンピ ュ ー テ ィ ン グ と し て , 人と 機 械 の 協 働 が ど う あ る べき か を 議 論 す る . こ こ で は, 従 前 , 機 械 に 備 わ っ て いな か っ た 知 性 で , 人 間 に しか 行 え な か っ た 意 味 処 理 に関 し て , 部 分 的 な タ ス ク を切 り 出 し て 機 械 処 理 可 能 にす る こ と に よ り , 人 間 が 行え な か っ た よ う な 大 量 の 情報 を 対 象 に し て 考 え る . そし て , 限 定 的 で は あ る が 高速 大 量 処 理 が 可 能 な 機 械 の能 力 を 用 い , 玉 石 混 交 で ある 大 量 の ネ ッ ト 上 の コ ン テン ツ か ら , 適 時 ・ 適 所 の 情報 を ど の よ う に し て 個 人 に提 供 す る か を 検 討 す る . 特に , 情 報 の 受 容 者 に よ っ て異 な る 価 値 あ る 情 報 を , どの よ う に 選 択 し , そ し て ,加 工 し , 洗 練 さ せ る か に つい て , と り ま と め る . そ し て ,こ の 検 討 結 果 に 基 づ い て ,本 報 告 で は , 情 報 を 個 人化 す る 方 法 論 に つ い て , 提案 す る . 特 に , 機 械 だ け で計 算 し 評 価 す る こ と は 難 しい 情 報 内 容 に 関 し て , 流 通す る 大 量 の 情 報 の 中 か ら 個人 に と っ て 有 意 な 情 報 を 効率 良 く 識 別 し 取 得 す る 仕 組み を 定 義 し , 個 人 に よ っ て異 な る 情 報 の 有 意 性 を 与 える . 以 上 の 方法 論 に 関 し て,本 報 告 で は,次 の 観 点 から , プ ロ ト タイ プ シ ス テ ム を 構 築 し,評 価 し て い る.ま ず , 人 が 得 意で 機 械 が 不 得 意 な 処 理 は ,人 が 自 然 な イ ン タ ラ ク シ ョン の 中 で 担 う こ と と す る .そ し て , コ ン テ ン ツ 提 供 者の 多 様 性 を 受 け 入 れ , 属 人的 に コ ン テ ン ツ を 整 理 し ,予 め 与 え ら れ た ア ル ゴ リ ズム に よ り , コ ン テ ン ツ の 内容 を 評 価 し , 一 次 加 工 す る. そ し て , コ ン テ ン ツ 受 容者 の 多 様 性 に 合 わ せ て 取 り出 し , 二 次 加 工 す る . ま た, イ ン タ ラ ク シ ョ ン の 設 計に よ り , 機 械 が 計 算 す る 対象 を 限 定 し , 求 め る 値 を 特定 す る こ と で , 計 算 量 を 低減 す る . ま た , 集 約 す る コン テ ン ツ の 価 値 を 最 大 化 する ア ル ゴ リ ズ ム を 定 式 化 し, プ ロ ト タ イ プ シ ス テ ム を実 装 す る .

2. コンテキスト・コンピューティングのモデル

コ ン テ キス ト ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グに つ い て , 提 案 の 背 景 と, 目 指 す こ と を 述 べ る .

2.1. コンテキスト・コンピューティング提案の背景

機 械 が 不得 意 な 処 理 が ま だ ま だ 多 く存 在 す る し , 人 間 は 大 量デ ー タ の 高 速 処 理 は で き ない . こ こ に 人 と 機 械 が 協 働す る 価 値 が あ る と 考 え る . 人 間 は, 抽 象 化 な ど に よ り 情 報 を コン テ キ ス ト 付 き で 解 釈 して い る . 神 沼 ・ 内 木 の 情 報の 送 り 手 ・ 表 現 ・ 受 け 手 の関 係 を 表 す 図[2]を 元 に,コ ン テ キ ス トの 効 用 を 述 べ る(図 1). 人 は , 一 般 の 情 報, 他 人 の 情 報 に コ ン テ キ スト を 付 与 す る . 表 現 さ れ た情 報 か ら , 機 械 が コ ン テ キ ス ト を 分 析 し , 個 人 に 適 し た 情 報(私 の 情 報 ) を 提 示 する . ソ ー シ ャ ル ・ メ デ ィ アの 普 及 に よ り , 受 け 手 は 自分 の 認 識 を 発 信 す る こ と で, 一 般 の 情 報 に 追 加 す る とい う ル ー プ を 形 成 す る . ソーシャル・メディアの普及により 受け手は自分の認識を発信 私の情報 一般の情報 他人の情報 神沼 靖子,内木 哲也,基 礎 情報システム論、共立 出版,1999 人⇒コンテキスト付与 機械⇒コンテキスト分析 図 1: コ ン テ キ ス ト の 付 与 コ ン テ キ ス ト 付 き 情 報 生 成 ル ー プ に お け る 人 と 機 械 の 役 割分 担 を 整 理 す る . 人 が 得 意で 機 械 が 不 得 意 な こ と と して , 抽 象 化 , 名 寄 せ , 定 性的 な 価 値 判 断 が あ る . 抽 象化 は , 対 象 か ら 注 目 す べ き要 素 を 重 点 的 に 抜 き 出 し て 他 は 無 視(捨 象 )す る こ と で あ り , 状 況 判 断 , 特 徴・パ ー タ ン の モ デル 化 ,汎 化・具 体 化 が含 ま れ る . 名 寄 せ は意 味 の 同 定 で あ り , 複 数 の情 報 を 関 連 付 け る こ と が でき る . 定 性 的 な 価 値 判 断 は, 良 い 悪 い , 好 き 嫌 い の 判断 で あ り , そ も そ も 機 械 には 出 来 な い と 考 え る . 逆 に, 機 械 に さ せ た い こ と で ,人 間 が 不 得 意 な こ と は,与 え ら れ た 定義 に 基 づ く 信 頼度 な ど の 高 速 計 算 , 大 量 デ ータ の 取 り 扱 い , モ ニ タ リ ング で あ る .

2.2. コンテキスト・コンピューティングが目指すこと

コ ン テ キス ト ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グは , 人 と 機 械 の 適 切 な 役割 分 担 に よ り 可 能 と な る .最 終 目 標 は , 人 間 の 知 性 ・ 知 能(Intelligence)を 最 大 化 ・ 活 性 化 す る た め に ,人 間 を大 量 の デ ー タ 処 理(雑 用 ,労 働 )か ら 解 放 し , 知 的 な 活動 に よ り 集 中 で き る よ う にす る こ と で , 人 間 の 能 力 を拡 張 す る こ と で あ る.そ れ を 実 現 す るた め に , 情 報 の 関係 性 , す な わ ち コ ン テ ン ツ間 の 依 存 関 係 を コ ン テ キ スト と し て 定 義 し , 蓄 積 さ れた コ ン テ キ ス ト を あ ら か じめ 定 め ら れ た 計 算 に 従 っ て機 械 が 集 約 す る こ と に よ り, 人 間 の 操 作 に 対 し て 機 械が 必 要 な コ ン テ ン ツ を 適 切に 表 示 ・ 編 集 ・ 活 用 で き るよ う に す る . コ ン テ キス ト ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グに 基 づ き 社 会 知 能 を 実 現す る 1 つ の コ ン セ プ ト モ デル を 図 2 に 示 す . コ ン テ ンツ 提 供 者 は , コ ン テ ン ツ の依 存 関 係 に , 事 実 ・ 伝 聞・ 解 釈 な ど の 関 係 , 反 対 ・賛 成 な ど の 関 係 を コ ン テ キ ス ト と し て 付 与 す る . 機 械(コ ン ピ ュ ー タ )は 提 供 者 が付 与 し た コ ン テ キ ス ト を ,特 定 の ア ル ゴ リ ズ

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ム に よ り計 算 ・ 加 工 す る こ と で 受 容者 が 欲 す る コ ン テ キ ス ト に合 わ せ 情 報 を 個 人 化 す る .情 報 の 細 部 を 見 極 め る 視 点を 「 虫 の 目 」 と 呼 ぶ . 虫 の目 を 通 し て 自 分 に 関 連 す る個 別 の 情 報 を 得 る こ と が でき る . 情 報 空 間 の 全 体 像 を見 渡 す 視 点 を 「 鳥 の 目 」 と呼 ぶ . 鳥 の 目 を 通 し て 自 分が 属 す る 社 会 の 全 体 像 を 得る が で き る . 機 械 が 計 算 す る(計 算 可 能 に な る )コ ン テ ン ツ 間 の 依 存 関 係 は積 算 さ れ る . こ れ に よ り 情報 の 信 頼 性 を 計 算 す る こ とが で き る . 例 え ば , あ る 情報 と 写 真 の 間 に 証 拠 の 関 係が あ る と , そ の 情 報 に は 一定 程 度 の 信 頼 性 が 付 与 さ れる . 情 報 の 名 寄 せ に よ っ ても 信 頼 性 は 向 上 す る . ハ ッシ ュ タ グ に よ る 名 寄 せ や ,関 心 事 ラ ベ ル を 援 用 し た 情報 ト ピ ッ ク の 名 寄 せ を , 情報 提 供 者 が 行 う こ と に よ り, 機 械 に よ る 情 報 抽 出 の 精度 を 高 め る こ と が で き る . 機 械 に よる 定 点 観 測 機 能 に よ り ,情 報 変 化 の 特 異 点 を 検 出 する こ と も で き る . こ の よ うに 潮 目 を 読 み , 未 来 を 見 通す 視 点 を「 魚の 目 」と 呼 ぶ .魚 の 目を 通 し て . 自 分 が 属す る 社 会 の 動 き を 捉 え る こと が で き る . こ の よ うに 人 と 機 械 が 協 働 作 業 す るこ と で , 社 会 知 能(Social Intelligence)を 形 成 し て いる . 鳥の目 虫の目 社会知能を実現するシステム ソーシャル メディア 報道機関 ニュース 公共情報 コンテキスト付き の情報 +投稿者の背景 +メタ・データ +参照者の アノテーション 自分に 関連する 個別の 情報 自分が 属す 社会の 全体像 個人化した情報 一般的な情報 魚の目 自分が 属す 社会の 動き 全体像を見渡す視点 細部を見極める視点 潮目を読み、 未来を見通す視点 ソーシャル メディア 報道機関 ニュース 公共情報 集約アルゴリズム 証拠理論 図 2: 社 会 知 能 を 実 現 す る コ ン セ プ ト モ デ ル

3. 「関心事」と「チェックイン」機構で意味内

容を構造化するプロトタイプシステム

3.1. システムの目的

コ ン テ キス ト ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グの 一 つ の 実 装 案 と し て ,意 思 決 定 を 支 援 す る ソ ー シャ ル ・ メ デ ィ ア を 提 供 す るプ ロ ト タ イ プ シ ス テ ム System LA を 開 発 し 実 現 可 能 性を 検 証 し た .System LA は 利 用 者 が 共 通 の 関 心 事 で 情報 共 有 す る 環 境 を 提 供 し ,利 用 者 は 問 題 を 解 決 す る 複数 の 代 替 案 を 相 互 に 評 価 して 意 思 決 定 に 役 立 て る . System LA は ク ラ ウ ド 環 境 に コ ンテ ン ツ を 蓄 積 す る サ ー バ ーと イ ン タ ー ネ ッ ト に 接 続 した ス マ ー ト デ バ イ ス のWeb ブ ラ ウ ザ を ク ラ イ ア ン トと し て 構 成 し ,利 用 者 が 現 地現 場 で 用 い る こ と を 想 定 して い る ( 図 3). 集約 System LAサーバー(クラウドサービス) コンテンツ 特定の問題 問題のモデル化 意思決定 SystemLAクライアント(スマホアプリ) 参照 体験3: System LA に よ る 意 思 決 定 支 援

3.2. 機能概要

(1)情 報 共 有 の 場の 作 成 と 参 加 利 用 者 は自 ら 問 題 解 決 の た め に 特 定の 「 関 心 事 」 毎 に 情 報 共有 の 場 を 設 け ,利 用 者 は 興味 の あ る「 関 心事 」 を 選 択 して 「 チ ェ ッ ク イ ン 」 す る こと 参 加 者 と な り , 他 の 参 加者 の コ ン テ ン ツ が 参 照 で き, 自 ら も コ ン テ ン ツ を 投 稿で き る よ う に な る . (2)代 替 案 の 評 価と し て の コ ン テ ンツ コ ン テ ンツ は , 問 題 を 解 決 す る 代 替案 を 表 す 「 関 心 項 目 」 とそ の 評 価 , ま た 根 拠 や 状 況を 説 明 す る テ キ ス ト , 写 真か ら な る . 参 加 者 は そ の 時の 状 況 に 関 連 す る 関 心 項 目を 選 び 評 価 し コ ン テ ン ツ を投 稿 す る . (3)コ ン テ ン ツ の集 約 サ ー バ ー で は 参 加 者 が 評 価 し た 関 心 項 目 を 対 象 に , 予 め 与 えた 集 約 ア ル ゴ リ ズ ム で 参 加者 個 々 の 評 価 を 補 完 的 に 集約 し , ま た , そ の 時 間 的 な変 化 を 分 析 し ク ラ イ ア ン トで 提 示 す る . 集 約 す る 集 団は , 参 照 し て い る 参 加 者 と共 通 な 属 性 を 持 つ 類 似 集 団と 関 心 事 全 体 の 参 加 者 を 切り 替 え て そ の 差 を 知 る こ とが で き る .

3.3. 計算を可能にするコンテンツの構造化

人 が 意 図 す る 意 味 内 容 を 崩 さ ず 各 個 人 の コ ン テ ン ツ を 機 械が 集 約 し 集 団 と し て 新 た な知 見 を 得 る た め に , 数 理 的 に計 算 可 能 な コ ン テ ン ツ を 人的 な 操 作 に よ り 構 造 化 す る. 図 4 は シ ス テ ム 内 部 の 構造 と 制 御 を 示 す .

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コンテ キスト 付与 コンテンツ構造化 証拠理論 拡張アル ゴリズム フィルタリング 関心事作成者 参加者 System LA モデル 作成 人的 属性 チェック イン 集約 Facebook 投稿 参加 閲覧 ID連携 作成 関心事4: System LA の 内 部 構 成 始 め に 関心 事 モ デ ル を 作 成 す る .解 き た い 問 題 を 定 義 し 集 団の 属 性 ・ 状 況 と 最 善 な 解 との 因 果 関 係 の 仮 説 を 立 て 関心 事 を 設 定 す る.そ の 関 心 事 に は,解 と な る 複 数 の 代替 案 を 関 心 項 目 と し て 定 義し , 関 心 項 目 の 評 価 に 相 関す る 参 加 者 の 属 性 を 予 め 定義 し て お く . 参 加 者 は 関 心 事 に 結 び 付 け た コ ン テ ン ツ を 発 信 可 能 と す る た め に System LA に チ ェ ッ ク イ ンす る . チ ェ ッ ク イ ン 時 に 関心 事 に 結 び 付 け ら れ た 参 加者 属 性 を 開 示 す る . 参 加 者 は, テ キ ス ト ・ 写 真 等 の コ ンテ ン ツ 作 成 時 に , 関 心 事 に結 び 付 いた 関 心 項 目 を 評価 す る . 評 価 で は , 複 数 の 関心 項 目 を 選 択 し 各 項 目 に その 項 目 が ポ ジ テ ィ ブ , ネ ガテ ィ ブ か の 評 価 値 を 与 え る. コンテンツ 参加者 参加者 属性 関心事 関心事属性 関心項目 評価 テキスト 写真 a.モデル作成 b .チェックイン c.コンテンツ投稿 1 * 1 * 1 * 1 * 1 * * * * * * * * * 1 0..1 1 0..1 * 1 1 * ポジティブ ネガティブ 0..1 * 0..1 * 図 5: 構 造 化 コ ン テ ン ツ の RDF モ デ ル SystemLA で は ,図 5 の よ う な モ デ ルの 構 造 化 コ ン テ ン ツ を 柔軟 な 構 造 を 表 現 で き る RDF で 構 築し た .関 心 項 目 の 評価 を 数 値 化 し,集 計 す る こと に よっ て 計 算 可 能 な 構 造化 コ ン テ ン ツ を 実 現 し た .計 算 機 に よ っ て 自 動 的 に 付加 さ れ る 参 加 者 属 性 や , 人手 に よ っ て 関 連 付 け さ れ る関 心 項 目 の 評 価 等 を 利 用 して , 機 械 と 人 と が 協 力 し 合っ て 構 造 化 コ ン テ ン ツ の 構築 を 実 現 し て い る . この RDF モ デ ルに 対 し て RDF ス キ ー マ の 主 要 な部 分 は , 図 6 の 通 り で あ る . 関 心 事 型, 参 加 者 型 , コ ン テ ン ツ 型を 持 つ 関 心 事 ク ラ ス , 参 加者 ク ラ ス , コ ン テ ン ツ・ク ラ ス に対 し て Syatem LA の 名 前 空 間 で 定 義 さ れ た プ ロパ テ ィ を 用 い て 互 い に 関 連付 け て い る . 実 装 上 で は ,関 心 事 ID, 人物 ID, コ ン テン ツ ID を 設け , そ の ID の 参 照 で 関 連 付 け て い る .関 心 項 目 , 評 価 , テ キ ス ト, 写 真 に つ い て は , 実 装 上で は 簡 易 的 に 直 接 リ テ ラ ルを 使 用 し て い る . 関心事 関心事属性 参加者 参加者属性 関心項目 コンテンツ テキスト 写真 ポジティブ 評価 ネガティブ la:concern la:context la:concern la:context la:cItem la:concern la:cItem la:cItem la:eValue la:estimate la:photo la:text la:creator la:context6: 構 造 化 コ ン テ ン ツ の RDF モ デ ル

3.4. 機械によるコンテンツの集約

集 約 ア ルゴ リ ズ ム は , 問 題 解 決 の 種類 に よ り 変 更 で き る 構 造 と し た が , 初 版 の シ ス テ ム で は , 証 拠 理 論

(Dempster-Shafer theory of evidence) を 適 用 し た . 現

地 , 現 場で 不 確 実 な 状 況 に い る 参 加者 の 部 分 的 で 曖 昧 な 代 替 案の 評 価 を 補 完 的 に 統 合 し ,代 替 案 を 網 羅 し た 集 団 の 評価 を 得 る こ と を ね ら っ て いる . 関 心 項 目 の1 つ が 最 適 な 解 と 考 え る場 合 は , そ の 関 心 項 目 のみ 選 び ポ ジ テ ィ ブ な 評 価 を与 え る . 複 数 の 関 心 項 目 の何 れ か が 最 適 な 解 と 考 え る場 合 は , そ れ ら の 関 心 項 目そ れ ぞ れ に ポ ジ テ ィ ブ な 評価 を 与 え る.ま た , あ る 関 心項 目 以 外 の 何 れ か が 最 適 な解 と 考 え る 場 合 は , そ の 関 心項 目 に ネ ガ テ ィ ブ な 評 価 を与 え る . 集 約 ア ル ゴ リ ズ ムは , 関 心 項 目 が ポ ジ テ ィ ブな 場 合 そ の 関 心 項 目 に 1 を加 点 し , 複 数 の 関 心 項 目 にポ ジ テ ィ ブ な 評 価 が あ る 場合 は い ず れ か 1 つ の 関 心 項目 が 最 適 な 解 と し て ネ ガ ティ ブ な 評 価 は そ れ 以 外 の 関心 項 目 そ れ ぞ れ に 1 を 加 点し 評 価 を 数 値 化 す る . 参 加者 一 人 の 評 価 が 平 等 に な るよ う に 評 価 値 を 正 規 化 し ,正 規 化 し た 参 加 者 の 評 価 値を 基 に 集 団 の 評 価 を 計 算 する . 図 7 に 統 計 モ デ ル を 示す .

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        i i a a i a i Pl 関心項目 利用者 関心項目 上限確信計数 利用者 関心項目 上限確信計数 =  利用者 関心項目   関心項目利用者  アクティブ関心項目利用者  パッシブ関心項目利用者   上限確信計数     i k k a a i a i      利用者数 利用者 関心項目 利用者   Pla i a i Pla  ,1 0, 1 i 利用者 関心項目              0 ,1 0 1 1 a i a i a i利用者 関心項目関心項目利用者利用者 関心項目 アクティブ                1, 0 0 1 1 a k a k a k利用者 関心項目関心項目 利用者利用者 関心項目 パッシブ 利用者一人一人の投票の重みを 同じにする 過去と現在の差分を利用者が増え ても比較できるようにSPl(i)合計を過 去と現在で同じにする7: 証 拠 理 論 に 基 づ く 統 計 モ デ ル の 定 義

4. ケーススタディへの適用

提 案 す る パ ラ ダ イ ム の 有 用 性 を 検 証 す る た め に ケ ー ス ス タデ ィ と し て , 実 証 実 験 を 実施 し た . 実 験 の 詳 細 を 次 に述 べ る .

4.1. ケーススタディの概要

こ こ で は,2013/6/13 に 開 催 さ れ たサ ッ カ ー2014 年 ワ ー ル ドカ ッ プ 予 選 「 日 本 対 オ ー スト ラ リ ア 戦 」 を 関 心 事 と し設 定 し た .そ して ,「 活 躍 す る 日本 代 表 選 手 が 誰 か 」 を評 価 項 目 に 設 定 し て , 参 加者 の 集 団 的 な 知 見 が ど の よう に 得 ら れ る か を 確 認 ・ 検証 す る た め の 実 証 実 験 を 行な っ た . 関 心 項 目 と し て は 日 本 代 表 個 々 の 選 手 を 定 義 し た . ま た,関 心 項 目 の 評価 に 影 響 す る 参加 者 属 性 と し て「 サ ッ カ ー 観戦 歴 」 を 定 義 し , 離 散 値 に” 一 年 未 満”,” 五 年”,” 十年 ”,” 二 十 年 以 上 ” を 設 定し 相 関 性 を 確 認 し た . 実 験 に は参 加 者 属 性 が 均 等 に 分 か れ る 14 名 が 参 加 し た .

4.2. ケーススタディの実験結果

実 験 の 結果 , 最 終 的 な 関 心 項 目 の 評価 の 高 さ か ら 見 る と,「 サ ッ カ ー 観 戦 歴 」の 参 加 者属 性 に が“ 十 年 ”を 設 定 し た集 団 は ,“ 一 年 未 満 ”や“ 五 年 ”と い う 集 団 と は 異 な る視 点 で 評 価 を 行 っ て い る こと が 分 か っ た . こ の こ と は, サ ッ カ ー 観 戦 歴 と い う 数値 的 な 属 性 値 に よ っ て 抽 出さ れ る 集 団 ( 参 加 者 属 性 が共 通 な 類 似 集 団 ) に よ る 評価 は ,“ 玄 人 好 み で あ る”と い う よ う な,主 観 的 ・ 内 容的 な 共 通 の 観 点 に 対 応 さ せる 可 能 性 を 示 唆 し て い る と考 え ら れ る.特 に ,参 加 者 属性 の 類 似 集 団 は , 全 体 集 団に 対 し て , 評 価 選 手 に 関 する 選 択 と 評 価 内 容 に 関 し ての 特 徴 が 明 確 化 し て い る ( 図8). 参加者全体 「サッカー観戦歴」=“十年” 「サッカー観戦歴」が“十年”の集団が参加者全体と 評価に差があることが分かる8: 実 験 に て 表 出 し た コ ン テ キ ス ト の 多 様 性 関 心 項 目変 数 の 時 間 な 推 移 を 見 る と, 盛 り 上 っ た 場 面 に 応 じて , 評 価 の 高 い 選 手 の グ ラフ が 変 化 す る 様 子 が 見 ら れ, 集 団 的 な 意 識 の 変 化 を 捉え る こ と が で き た (図 9). 0 10 20 30 40 50 60 7: 40 10 :1 8 18 :4 1 19 :2 7 19 :3 7 19 :4 5 19 :5 1 19 :5 5 20 :0 2 20 :0 8 20 :1 2 20 :2 1 20 :2 9 20 :4 1 20 :4 4 20 :5 0 20 :5 3 20 :5 7 21 :0 5 21 :1 0 21 :1 3 21 :1 6 21 :2 0 21 :2 4 21 :3 2 22 :4 3 香川 真司 本田 圭佑 遠藤 保仁 吉田 麻也 清武 弘嗣 乾 貴士 今野 泰幸 東 慶悟 栗原 勇蔵 川島 永嗣 長谷部 誠 岡崎 慎司 前田 遼一 内田 篤人 酒井 高徳 酒井 宏樹 【潮目変化1】後半14分 香川のループシュートが惜しくもバーを たたく 【潮目変化3】後半45分 本田がPKでゴールど真ん中を打ち抜き 同点に追いつく 【潮目変化2】後半37分 オーストラリア先制点。川島の頭上を越しネットを揺らす9: 関 心 項 目 変 数 の 時 間 的 推 移 ま た , 試合 後 に 参 加 者 全 体 の 評 価 と, サ ッ カ ー 専 門 誌 採 点[3]を 相 対 的 な 評 価 に 変 換 し た も の を 比 較 す る と , 順 位の 多 く が 共 通 す る 結 果 と なっ た(図 10). 図 10: 実 験 結 果 と 専 門 誌 評 価 と の 比 較

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4.3. 実験結果の考察

以 上 の こと か ら , 単 純 な テ キ ス ト 中心 の 情 報 共 有 の 仕 組 み にコ ン テ ン ツ に 意 味 を 同 定 する 識 別 子(選 手 名 ) を 付 与 する こ と で , 意 味 的 ・ 内 容 的な 評 価 を 機 械 的 に 計 算 す るこ と が 可 能 に な る こ と が 分か る . ま た , 個 々 人 が 提 供す る 断 片 的 な 情 報 を 統 合 した 結 果 は , 集 合 知 と し て 十分 に 価 値 の あ る も の を 得 られ て い る . こ の 例 で は,「 サ ッ カ ー観 戦 歴 」が“ 一年 未 満 ”や“ 五 年”の 参 加 者 を割 合 と し て 多 く 含 む に も かか わ ら ず サ ッ カ ー 専 門 誌 の評 価 と 同 じ 傾 向 が 得 ら れ てい る . サ ッ カ ー 専 門 誌 で は同 一 評 価( 図 10 の 9.3,8.5)の 選 手 が 多 数 い る が , ここ で の 結 果 は , 同 一 評 価 の選 手 は 少 な く , 選 手 間 の 評価 に 明 確 な 差 が 現 れ て い る. 利 用 者 全体 ( 一 般 ) の 評 価 と 自 分 と同 じ 知 識 ・ 経 験 ( 類 似 集団 ) の 評 価 を 見 比 べ る こ とで , 自 身 の 特 徴 を 知 る こ とが で き , 客 観 的 に 自 分 を 見つ め , 意 を 強 く す る こ と ,別 の 代 替 案 の 可 能 性 を 知 るこ と , 時 間 経 過 に よ り 急 速に 意 識 が 変 わ る 変 化 点 を 捉え こ と が で き る . 一 定 期 間内 の 評 価 を 積 み 重 ね る こ とに よ っ て , 最 終 的 な 評 価は , よ り 現 実 に 即 し た も のと な る 可 能 性 が あ り , 外 面を 気 に す る ア ン ケ ー ト と は異 な る 結 果 を 得 る 可 能 性 があ る と 言 え る .

5. 関連研究との比較

増 永 は, ソ ー シ ャ ル コ ン ピ ュ ー テ ィン グ の フ ォ ー マ ル モ デ ルを ソ ー シ ャ ル コ ン ピ ュ ー ティ ン グ 基 盤 と し て の 集 約 エン ジ ン と そ の 出 力 に 対 す る群 衆 の 意 見 を 入 力 に フ ィ ード バ ッ ク す る ソ ー シ ャ ル フィ ー ド バ ッ ク と し て 定 義 して い る[4]. Goleman は , ネ ッ ト 時 代 に お け る 心的 状 況 を 考 慮 し た 知 性 と し て , 社 会 知 能 を 提 唱 し て い る[1]. さ ら に , 西 垣 は,論 理 主 義 に基 づ く 普 遍 的 な知 の 探 求 で は な く , 現 代 の 集合 知 を 考 え る に は 主 観 性 が重 要 で あ る と の 観 点 か ら ,こ れ ら を と り ま と め て 論 じて い る[5]. こ れ ら に対 し て , コ ン テ キ ス ト ・ コン ピ ュ ー テ ィ ン グ は , 人が コ ン テ キ ス ト を 付 与 し ,機 械 が コ ン テ キ ス ト 分 析 をし て 個 人 化 し た 情 報 を 提 供す る と い う モ デ ル で あ る .コ ン テ キ ス ト 付 き コ ン テ ンツ を 入 力 と し て , コ ン テ キス ト 分 析 を し , 個 人 に 適 した 情 報 を 提 供 す る 機 械 が ソー シ ャ ル コ ン ピ ュ ー テ ィ ング 基 盤 の 集 約 エ ン ジ ン に 相当 し , 得 ら れ た 情 報 に コ ンテ キ ス ト を 付 与 す る , あ るい は . 関 連 す る コ ン テ ン ツを 生 成 す る こ と を ソ ー シ ャル フ ィ ー ド バ ッ ク と み な すこ と で , コ ン テ キ ス ト ・ コン ピ ュ ー テ ィ ン グ を ソ ー シャ ル コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ の一 形 態 と 考 え る こ と が で き, か つ , 社 会 知 能 の 実 装 と定 義 で き る . ま た , 西 垣 によ る 集 合 知 の 検 証 [5]と 同 等 以 上 の検 証 が ,簡 単 な ケ ース ス タ デ ィ で は あ る が , 体重 な ど の 数 値 で は な く , テキ ス ト 情 報 の 集 計 に 対 し て可 能 に な っ て い る . 今 後 は ,よ り , ト ピ ッ ク を 絞 り 込 みつ つ , 専 門 性 の 高 い 領 域で の 実 証 実 験 な ど を 通 し て, 西 垣 の 集 合 知 の 範 疇 で ,本 研 究 の 意 義 が 検 証 さ れ るべ き で あ る .

6. おわりに

本 報 告 では , コ ン テ キ ス ト ・ コ ン ピュ ー テ ィ ン グ を 提 案 し た. コ ン テ キ ス ト ・ コ ン ピ ュー テ ィ ン グ は 人 だ け で な く, 機 械 だ け で も な く , 機 械が 苦 手 な 部 分 を 人 が 補 い 計算 能 力 を 引 き 出 す , 人 と 機械 が 協 働 す る 情 報 空 間 を 実現 す る パ ラ ダ イ ム で あ る .人 が 情 報 に コ ン テ キ ス ト を与 え る こ と で , 機 械 は 人 が望 む 的 確 な 情 報 が 探 索 で き, 断 片 的 な 情 報 を 集 積 し 情報 の 価 値 を 増 幅 で き る こ とを 示 し た . そ も そ も 人 の 行 動 原 理 は ,「 人 の 振 り 見 て 我 が 振 り な お せ 」で あ る . 同 じ 状 況 ・ 同 じ 目的 に 近 い 他 者 の 行 動 や 思 考が , 強 い 影 響 を 与 え る . ただ し , 物 理 的 , 時 間 的 に 同一 と い う 同 時 同 所 の 制 約 を受 け て し ま う と , 近 視 眼 的, 局 所 的 な 情 報 に 引 き ず られ て 判 断 を 誤 っ た り , 最 適な 行 動 を 見 落 と し た り す る. コ ン テ キ ス ト ・ コ ン ピ ュー テ ィ ン グ に は , 同 時 同 所の 制 約 を 解 放 し , 過 去 の 知恵 や 他 所 の 活 動 も あ た か も身 近 な 物 事 の よ う に 見 せ る効 果 が あ る が 分 か っ た . 本 報 告 にて 提 案 し た 内 容 や 社 会 知 能・ 集 合 知 に 関 す る 知 見 は, 上 述 の 通 り , よ り 具 体 的な 実 証 実 験 で 検 証 さ れ,参 照 実 装 と して と り ま と め られ る べ き で あ る が , こ れ ら は今 後 の 課 題 で あ る .

[1] Daniel Goleman, Social Intelligence: The New Science of Human Relationships, Bantam, 2006. [2] 神 沼 靖 子 , 内 木 哲 也 , 基 礎 情 報 シ ス テ ム 論 ― 情 報 空 間 とデ ザ イ ン ,pp.15-17, 共 立出 版 , 1999. [3] 西 川 結 城, エ ル ゴ ラ ッ ソ 1312 号, pp.3, ス ク ワ ッ ド ,2013. [4] 増 永 良 文 , ソ ー シ ャ ル コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ 入 門 , サ イ エ ンス 社 ,2013. [5] 西 垣 通 , 集 合 知 と は 何 か , 中 央 公 論 新 社 , 2013. 一般社団法人 電子情報通信学会 信学技報 THE INSTITUTE OF ELECTRONICS, IEICE Technical Report INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS

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