オートデスクソフトウェアにおける IFC の利活用 オートデスク株式会社技術営業本部土木分野技術統括井上修 2018 Autodesk, Inc. All rights reserved.

オートデスクソフトウェアにおける

IFCの利活用

オートデスク株式会社

技術営業本部

土木分野技術統括

井上 修

・BIMから生まれたIFC

・相互運用のためのIFC

・オートデスクの取組み

・BIM/IFC活用事例

BIMから

生まれた

BIMとは？

実施設計

生産設計

施工計画と調達

運用と管理

基本計画

基本設計と解析

建設ライフサイクル全般で

属性情報を持つ3Dモデルを活用することで、

建設生産システムの効率化を図る取組み

BIMは

全てのプロジェクトの中心

概要書・面積表

平面図

断面図

立面図

線分

線分

従来の2D/3DCAD

従来のCADとBIMとの違い

BIM

壁

RC

厚さ 200mm

窓

アルミサッシ

ガラス厚 6mm

BIMの

相互運用の

ためのIFC

プロジェクト

チームメンバー

デザイン

アプリケーション

プロジェクト

タスク

プロジェクト

ライフサイクル

共同作業

のためのデータ運用

相互運用

環境性能

gbXML

自動生産

SAT

視覚化

FBX

ERP

API

CAFM /IWMS /

CMMS

DWG

一覧表

CSV

積算

ODBC

GIS

SHP

製品設計

PRT

土木設計

LandXML

スケジュール

CSV

構造解析

CIS/2

CAD

DWG

BIM

IFC

COBie

XLS

様々な形式を用いて、特定の

ワークフロー

に対応したり、

特定の

ビジネスチャレンジ

を解決することが必要

相互運用

_{- ワークフローでの問題解決}

相互運用

をサポート＝＞

IFC

ファイル形式

- プラットフォームに依存しないオブジェクトベースの

オープン ファイル形式

- 開発および管理: buildingSMART International（BSI)

- BIM ベース プロジェクト内での情報共有に

広く使用されているコラボレーション志向の形式

- 世界の約 150 のソフトウェアでサポート､建設業界の

ワークフロー改善に貢献

Autodesk RevitからIFC書出し

Autodesk RevitからIFC読込み

▪

DXFが描画要素(線, 円, 円弧など)で変換する

のに対し、IFCは要素オブジェクト(壁，ドア，

窓など)で変換

IFC(Industry Foundation Classes)

I (Industry)

：建設業界

F (Foundation)

：共有のプロジェクト・モデルの基礎

C (Classes)

：合意のもとに構築するための共通言語としてのクラス

BIMプロセスを考慮した

オートデスク

BSI/IFCへの

オートデスクの取組み

Strategic Advisory

Council Member

の一員として

戦略諮問委員会(SAC)

標準化委員会など

に参画

オートデスクの取組み

buildingSmart International

IFC認定審査に合格

Autodesk Revit IFCオープンソースに利点

▪ 利用者が自由に新しいプロパティセットおよびデータを新規

追加できる

▪ Revitのリリース計画に依存しない更新

▪ IFC standard extensions (MVD)の発表に応じて、迅速に

対応てきる方法を提供

▪ Revitソフトウェア開発チーム外でも、IFC機能への貢献が

できる

▪ １０万回以上のダウンロード

Autodesk Revit IFCはオープンソース

10000

20000

30000

40000

50000

60000

70000

80000

90000

100000

オートデスクの取組み

IFC4への迅速な対応 Autodesk Revit

If

c

Ali

gn

ment

読み込み

If

c

Ali

gn

me

n

t

書き出し

IFC4への迅速な対応 Autodesk Civil 3D 2019

IFC

に対応している

Autodesk

ソフトウェア

Autodesk Revit

Autodesk Navisworks

Autodesk InfraWorks

AutoCAD

Architecture, MEP,

Civil3D

Autodesk Robot

Structural Analysis

Autodesk

BIM360

オートデスクの取組み

BIM/IFC

活用事例

デンバー国際空港

BIM Standards & Technology Platform - $4 B 15yr Redevelopment

更なる

相互運用性

の

クラウド と モバイル

2010s – 現在

クラウドで “接続された”

エコシステム

メインフレーム

1960s – 1980s

AutoCAD エコシステム

“モノカルチャー”

PC

1990s – 2000s

業種別エコシステム

“スモークスタック”

プラットフォームの遷移

コラボレーション

一慣性

解析

BIM/CIMにクラウドの

図面管理

Opentable

法規チェック

VR+施工手順

自動積算

調達

施工手順

出来形管理

品質パトロール

維持管理

意・構・設調整

竣工検査

も”つながる” 時代へ

あらゆる”サービス”, ”もの” がつながる

Autodesk

APIエコノミー “世界は繋がる時代へ”

すべてが自社製品でデザインされているわけではない

▪

Autodesk Forgeはオートデスクのクラウドサービスを構成する様々な機能

をAPIという形で公開し、再利用するための開発プラットフォーム

▪ オートデスクの要素技術を自社の独自技術や外部サービスと組み合わせ、

新規にWebサービスを開発したり自社システムに統合

ー 安井建築設計事務所「BuildCAN」Press Release より

BIMモデルを活用した従来の施設維持管理システム「建築情報

マネジメントシステム」に、空間の快適性とエネルギー低減の

ための機能、そして建築データの一元蓄積・管理機能を付加し

たものです。さらに、Autodesk社の “Forge” を利用し、BIM

データとIoT環境センサー情報を可視化することで、わかりや

すいエネルギー分析をも可能にしました。

系統情報の可視化・活用