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Ⅰ 償却資産の申告のあらまし 1 申告していただく方 工場や店舗の経営 駐車場やアパートの貸し付けなど 事業の用に供することができる資産は 償却資産として固定資産税の課税対象となっています 事業を行っている会社や個人の方で 毎年 1 月 1 日現在において償却資産を所有されている場合には 地方税法第

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(1)

さいたま市 固定資産 様式

平成31年度 固定資産税(償却資産)

申 告 の 手 引

-目 次-

(期限間近になりますと窓口が混雑しますので、お早めにご提出くださいますようご協力を  お願いいたします。) ◆申告書を郵送で提出される場合には、「〒 330 − 9588 さいたま市浦和区常盤 6 丁目 4 番 4 号  ときわ会館1階 さいたま市 固定資産税課 家屋・償却資産係」に郵送してください。 ◆申告書の2枚目(控用)に受付印の押印を必要とする方で、郵送により提出される場合は、切手を  貼付した返信用封筒を同封してください。  ◆本市の「申告書」及び「種類別明細書」はさいたま市ホームページ(http://www.city.saitama.jp/)  内からダウンロードすることができます。

申告書の提出期限 … 平成31年1月31日(木)

申告書の郵送先及び提出窓口は、さいたま市 固定資産税課です。

 詳細については最終面をご覧ください。

申告書は資産の所在する区ごとに作成してください。

 記入例については15~20ページをご覧ください。

Ⅰ 償却資産の申告のあらまし ページ 1 申告していただく方 1 2 提出する書類 1~2 3 電算処理により全資産申告をされる場合 2 Ⅱ 償却資産とは 1 償却資産の範囲 3~4 2 償却資産の主な種類 4 3 業種ごとの主な償却資産 5 4 家屋と償却資産の区分 5~6 5 リース資産と納税義務者 7 6 取得価額における消費税の取扱い 7 7 国税の取扱いとの比較 8 Ⅲ 償却資産の課税について ページ 1 償却資産の評価から課税まで 9~10 2 減価率、減価残存率一覧表 10 Ⅳ その他 1 非課税及び課税標準の特例が適用される資産 11~12 2 不申告等があった場合 13 各種お願い 13 Ⅴ 償却資産 Q&A 13~14 Ⅵ 申告書等の記入例《申告書・種類別明細書》 15~20 Ⅶ 耐用年数表(抜粋) 21~22 マイナンバーの記載について 最終面 申告書の提出及びお問合せ先 最終面

(2)

 工場や店舗の経営、駐車場やアパートの貸し付けなど、事業の用に供することができる資産は、 償却資産として固定資産税の課税対象となっています。事業を行っている会社や個人の方で、毎年 1月1日現在において償却資産を所有されている場合には、地方税法第383条(固定資産の申告) の規定により、その資産について所定の事項を申告していただく必要があります。

 Ⅰ 償却資産の申告のあらまし

1 申告していただく方

2 提出する書類

◎資産の所在する区ごとに申告書を作成してください。

≪1.初めて申告される方≫ ・・・・・ 全資産を申告してください。 ≪2.前年度までに申告されている方≫ ・・・・・ 増減した資産について申告してください。 ※電算処理により全資産申告をされる方は、2ページをご覧ください。 (例)1年決算法人で、決算日が9月30日の場合 対象者 ①平成30年1月2日から平成31年1月1日の間に、新たにさいたま  市内で事業を始められた方 ②その他、今年度初めて償却資産の申告を行う方 対象資産 平成31年1月1日現在、さいたま市内に所在し、事業の用に供するこ とのできる全資産 提出する申告用紙 ①償却資産申告書 ②種類別明細書(増加資産・全資産用) その他 該当する償却資産のない方は、申告書右下の「17 備考(添付書類等)」 の「3. 該当資産なし」に○をつけ、また、「次年度以降の資産増加予定」 の「(有・無)」のいずれかに○をつけてください。 対象者 前年度(平成30年度)までに申告されている方 対象資産 平成30年1月2日から平成31年1月1日までの増加及び減少資産 (ただし、平成30年1月1日以前の増加及び減少でも未申告の資産に ついてはこれを含めてください。) 提出する申告用紙 ①償却資産申告書 ②種類別明細書(増加資産・全資産用) ③種類別明細書(減少資産用) その他 ①前年中に増加又は減少資産が無い場合には、申告書右下の「17 備考(添  付書類等)」の「2. 増減なし」に○をつけてください。 ②法人にあっては、特に決算日以降の増加・減少資産についても、下図  の例を参照し、漏れのないようにご注意ください。 H30.1.1 以前に取得した資産でも 未申告の資産は申告の対象 平成 31 年度の申告の対象となる期間 H 31.1.1(賦課期日) H 30.9.30 H 30.1.2 H 29.9.30

(3)

提 出 書 類 一 覧 表

3 電算処理により全資産申告をされる場合

申告書(増加・全資産)種類別明細書 種類別明細書(減少) 備 考 1.初めて 申告される 方 該当する資産あり ○ ○(全資産) 該当する資産なし ○ ・申告書右下の「17 備考 (添付書類等)」の3に○ ・資産増加予定の(有 ・ 無)いずれかに○ 2.前年度 までに申告 されている 方 ①取得・移動による受  入れ・未申告資産が  ある場合 ○ ○ ② 売却・滅失・移動・その他 ○ ○ 上記①と②がある場合 ○ ○ ○ 増減なし ○ ・申告書右下の「17 備考 (添付書類等)」の2に○ 廃業・解散・転出 ○ ○ ・申告書右下の「17 備考 (添付書類等)」の 4 に○ ・日付記入 電算申告をしている方 ○ ○(全資産) ○(減少がある場合) 償却資産申告書 ①総務省令で定める第26号様式により、記載事項の全てを記入してください。 ②所有者コード、評価額(ホ)欄、決定価格(ヘ)欄及び課税標準額(ト)欄に ついて、必ず記入してください。 ③独自に作成した用紙を使用する場合は、さいたま市から送付しました申告書 を参考に所有者コードを記入し、未記入の申告書と併せてご返送ください。 種類別明細書 ①必ず全資産を申告してください。(資産の種類ごとに区分して、合計額を 記入してください。) ②前年中の増加・減少資産も、資産の種類ごとに区分して申告してください。 ※ eLTAX により電子申告を行う場合には、前年度の増加・減少資産の明細 書をPDF等で添付してください。 ③全資産について、評価額を記入してください。 ④課税標準の特例の適用がある場合には、その特例率及び課税標準額を記入 してください。特例ごとの集計表も併せて提出していただきますよう、ご 協力をお願いします。 ⑤評価額の最低限度額は、取得価額の100分の5に相当する額です。 ⑥改良費のうち資本的支出として資産計上した場合は、本体部と区分して申 告してください。 ⑦耐用年数省令の改正等により耐用年数を変更された資産がある場合は、種 類別明細書の摘要欄に改正前の耐用年数及び改正年を記入してください。

(4)

 固定資産税における償却資産とは、土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産で、 その減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は必要 な経費に算入されるもののうち、その取得価額が少額である資産その他の政令で定める資産以外 のもの(これに類する資産で法人税又は所得税を課されない者が所有するものを含む。)をいいま す。  なお、「事業の用に供する」とは、必ずしも所有者がその償却資産を自己の営む事業のために使 用する場合だけでなく、事業として他人に貸し付ける場合等においても、償却資産に該当するこ ととなります。

(1)申告の対象となる資産

 平成31年1月1日現在において、事業の用に供することができる資産が申告の対象となります。 なお、次に掲げる資産についても申告が必要です。  ① 償却済資産(減価償却が終わり、帳簿上備忘価額で計上されている資産)  ② 建設仮勘定で経理されている資産  ③ 簿外資産(帳簿に記載されていないが、本来は減価償却が可能な資産)  ④ 遊休資産(稼働を休止しているが、いつでも稼動できる状態にある資産)  ⑤ 未稼動資産(すでに完成しているが、未だ稼働していない資産)  ⑥ 租税特別措置法の規定を適用し即時償却をしている資産 (例)中小企業者等の少額資産の損金算入の特例適用資産(租税特別措置法第28条の2、第67条の5)

Ⅱ 償却資産とは

1 償却資産の範囲

取得価額

固定資産税(償却資産)

の取扱い

国税の取扱い

個人の場合

(平成 11 年 1 月 1 日 以後に取得した資産)

10万円未満

申告対象外

必要経費

10万円以上

20万円未満

申告対象外

3年間一括償却

申告対象

減価償却

20万円以上

申告対象

減価償却

法人の場合

(平成 10 年 4 月 1 日 以後に開始された事業 年度に取得した資産)

10万円未満

申告対象外

損金算入

申告対象外

3年間一括償却

申告対象

減価償却

10万円以上

20万円未満

申告対象外

3年間一括償却

申告対象

減価償却

20万円以上

申告対象

減価償却

(2)少額の減価償却資産の取扱い

(5)

(3)申告の対象とならないもの

 ① 自動車税、軽自動車税の課税対象となるもの  ② 無形減価償却資産(特許権・営業権・商標権・ソフトウェア等)  ③ 繰延資産(開業費・試験研究費等)  ④ 棚卸資産(貯蔵品・商品等)  ⑤ 生物(ただし、観賞用・興行用等の生物は申告対象となります。)  ⑥ 法人税法第64条の2第1項又は所得税法第67条の2第1項に規定するリース資産で、    所有者が取得した際の取得価額が20万円未満のもの(平成20年4月1日以後契約分)

2 償却資産の主な種類

資 産 の 種 類 細     目   (例) 第 1種 構  築  物 土 地 に 定 着 し た 土 木 設 備 広告塔、門、外灯、構内舗装(駐車場の舗装路 面も含む。)、煙突、緑化施設等 建物附属設備 建 物 附 属 設 備 変電設備、蓄電池電源設備、建物から独立した諸 設備等 ※詳しくは6ページ【家屋と償却資産の区分表】  をご覧ください。 建 物 の 所 有 者 と 異 な る 者 (テナント等)が施工した設備 店舗内造作設備、照明設備、給排水衛生設備、 ガス設備、空調設備等 第 2 種 機械及び装置 製 造 機 械 設 備 電気機器製造設備、食品加工設備、金属製品製 造設備、その他物品製造・加工・修理等に使用 する機械及び装置等 土 木 建 設 機 械 建設機械に該当する大型特殊自動車(ナンバー プレートの分類番号が「0」、「00 ~ 09」、「000 ~ 099」のもの)、ブルドーザー、パワーショベ ル等 工 作 機 械 旋盤、フライス盤、ボール盤等 搬 送 設 備 クレーン、コンベアー等 そ の 他 設 備 ガソリンスタンド設備、クリーニング設備、 洗車業用設備、機械式駐車設備等 第 3 種 船   舶 モーターボート等 第 4 種 航 空 機 ヘリコプター等 第 5 種 車 両 及 び 運 搬 具 大型特殊自動車(ナンバープレートの分類番号が「9」、「90 ~ 99」、 「900 ~ 999」のもの)、台車等 (自動車税、軽自動車税の課税対象となるものを除く。) 第 6 種 工 具・ 器 具 及 び 備 品 机、いす、キャビネット、金庫、電子計算機、陳列ケース、複写機、看板、 医療機器、理容又は美容機器、冷暖房用機器、娯楽用器具、厨房用品、 切削工具、測定工具等

(6)

3 業種ごとの主な償却資産

4 家屋と償却資産の区分

業  種 申告対象となる主な償却資産の例示 各 業 種 共 通 駐車場設備、受変電設備、舗装路面、庭園、門、塀、外構、外灯、ネオンサイン、広告塔、 看板、簡易間仕切、応接セット、ロッカー、キャビネット、ルームエアコン、パソコン、 コピー機、レジスター、金庫ほか 小 売 店 商品陳列ケース、陳列棚、陳列台、自動販売機、冷蔵庫、冷凍庫ほか 飲 食 店・ 喫 茶 店 接客用の家具及び備品、自動販売機、厨房設備、カラオケ機器、テレビ、放送設備、冷蔵庫、冷凍庫、室内装飾品ほか 理 容 業・ 美 容 業 パーマ器、消毒殺菌機、サインポール、理・美容いす、洗面設備、タオル蒸器、テレビ、 看板ほか ク リ ー ニ ン グ 業 洗濯機、脱水機、乾燥機、プレス機、ビニール包装設備、看板ほか 医 院・ 歯 科 医 院 各種医療機器(ベッド、手術台、X線装置、分娩台、心電計、電気血圧計、保育器、 脳波測定器、CT装置、MRI装置、各種検査機器、歯科診療用ユニット)、各種事務 機器、待合室用いすほか 工         場 受変電設備、旋盤、ボール盤、プレス機、金型、洗浄給水設備、構内舗装、溶接機、 貯水設備、福利厚生設備ほか 建 設 業 ブロックゲージ、ポンプ、ポータブル発電機、ブルドーザー、パワーショベル、 コンクリートカッター、ミキサー、大型特殊自動車ほか パ チ ン コ 店 ゲ ー ム セ ン タ ー パチンコ台、パチスロ台、ゲームマシーン、両替機、玉貸機、カード発行機、島台、 景品陳列台ほか 自 動 車 修 理 業 旋盤、ボール盤、プレス、溶接機、オイルクリーナー、グラインダー、ドリル、ホーニング、 コンデンサーほか ガソリンスタンド アスファルト舗装、周囲の塀・側溝、看板(ポールを含む)、独立キャノピー、地下のガ ソリンタンク、照明設備、オートリフト、洗車機、ガソリン計量器、消火設備ほか 金 属 加 工 業 旋盤、ボール盤、フライス盤、研削盤、鋸盤、プレス機、せん断機、溶接機、グラインダー、 取付工具、切削工具ほか 不 動 産 貸 付 業 金属造・コンクリート造の塀、駐車装置(機械設備、ターンテーブル)、発電機設備、 側溝、中央監視装置、駐車場舗装、門、塀、共同住宅の附帯設備(駐車場の舗装路面、 門、フェンス、植栽等)ほか 駐 車 場 業 柵、屋外照明設備、舗装路面、駐車装置(機械設備、ターンテーブル)、駐車場料金精算機ほか 印 刷 業 各種印刷機、活字盤鋳造機、裁断機ほか  家屋の所有者が付加した建築設備等のうち、構造上一体となり、家屋自体の効用を高めるもの は家屋に含めて評価しますが、それ以外(構造的に簡単に取り外しが可能なもの等)のものは償 却資産として取り扱います。  家屋の所有者以外の者(テナント等)が取り付けた家屋の附帯設備(内部仕上・床仕上・天井仕上・ 電気設備・給排水設備・ガス設備等)で、事業の用に供することができる資産(特定附帯設備)は、 当該資産を取り付けたテナント等を所有者とみなし、償却資産として課税します。  家屋と償却資産の区分の例示については、6ページ【家屋と償却資産の区分表】をご覧ください。

(7)

※上の表は、主な設備等を例示したものです。一般的な区分であり、この例示によらない場合もあり  ます。 設備等の種類 設備等の分類 設備等の内容 家屋と設備等の所有関係 同じ場合 異なる場合 家屋 償却資産 家屋 償却資産 建築工事 内装・造作等 床・壁・天井仕上、店舗造作等工事一式 ○ ◎ 電気設備 受変電設備 設備一式 ◎ ◎ 予備電源設備 発電機設備、蓄電池設備、無停電電源設備等 ◎ ◎ 中央監視設備 装置一式 ◎ ◎ 電灯コンセント設備、 照明器具設備 屋外設備一式 ◎ ◎ 屋内設備一式 ○ ◎ 電力引込設備 引込工事 ◎ ◎ 動力配線設備 特定の生産又は業務用設備 ◎ ◎ 上記以外の設備 ○ ◎ 電話設備 電話機、交換機等の機器 ◎ ◎ 配管・配線、端子盤等 ○ ◎ LAN設備 設備一式 ◎ ◎ 放送・拡声設備 マイク、スピーカー、アンプ等の機器 ◎ ◎ 配管・配線等 ○ ◎ インターホン設備 設備一式 ○ ◎ 監視カメラ(ITV)設備 受像機(テレビ)、カメラ ◎ ◎ 配管・配線等 ○ ◎ 給排水衛生設備 給排水設備 屋外設備(屋外給水管・屋外排水管等)、引込工事、 特定の生産又は業務用設備 ◎ ◎ 配管、高架水槽、受水槽、ポンプ等 ○ ◎ 給湯設備 局所式給湯設備(湯沸器用等) ◎ ◎ 局所式給湯設備(ユニットバス用、床暖房用等) ○ ◎ ガス設備 屋外設備、引込工事、特定の生産又は業務用設備 ◎ ◎ 屋内の配管等 ○ ◎ 衛生設備 設備一式(洗面器、大小便器等) ○ ◎ 空調設備 空調設備 ルームエアコン(壁掛型)、特定の生産又は業務用設備 ◎ ◎ 上記以外の設備 ○ ◎ 換気設備 設備一式 ○ ◎ 防災設備 避雷設備 設備一式 ○ ◎ 火災報知設備 設備一式 ○ ◎ 消火設備 消火器、避難器具、ホース及びノズル、ガスボンベ等 ◎ ◎ 消火栓設備、スプリンクラー設備等 ○ ◎ その他の設備等 運搬設備 工場用ベルトコンベア、垂直型連続運搬装置 ◎ ◎ エレベーター、エスカレーター、小荷物専用昇降機等 ○ ◎ 厨房設備 顧客の求めに応じるサービス設備(飲食店・ホテル・ 百貨店等)、寮・病院・社員食堂等の厨房設備 ◎ ◎ 上記以外の設備 ○ ◎ 洗濯設備 洗濯機・脱水機・乾燥機等の機器、顧客の求めに応じるサービス設備(ホテル等)、寮・病院等の洗濯設備 ◎ ◎ その他 冷蔵・冷凍倉庫における冷却装置、ろ過装置、POS システム、広告塔、ネオンサイン、文字看板、袖看板、 簡易間仕切(衝立)、機械式駐車設備(ターンテーブル を含む。)、駐輪設備、ごみ処理設備、メールボックス、 カーテン・ブラインド等 ◎ ◎ 外構工事 外構工事 工事一式(門、塀、緑化施設、舗装路面等) ◎ ◎

家屋と償却資産の区分表

(8)

 リース資産は、その契約の内容により、 資産を貸している方に申告していただく場合と、実際に 資産を借りて事業をしている方に申告していただく場合があります。大きく分類すると、リース資 産の契約に応じて次のように申告していただきます。 ※平成20年4月1日以降に締結した所有権移転外ファイナンス・リースについては、所得税・法 人税法における所得の計算上、売買取引として取り扱うよう変更されていますが、固定資産税(償 却資産)においては、従前のとおり所有者である賃貸人(リース会社等)が申告する必要があります。 なお、地方税法施行令第49条ただし書きにより、法人税法第64条の2第1項又は所得税法第 67条の2第1項に規定するリース資産で、所有者が取得した際の取得価額が20万円未満のも のは申告対象外です。 ※「売買にあたるようなリース」とは、ファイナンス・リースのうちリース期間経過後にその資産を 無償又は名目的な対価によって譲渡する場合や無償と変わらない名目的な再リース料で再リース する条件の取引です。 ※割賦販売により購入した資産は、所有権が売主に留保されている場合(所有権留保付売買)にお いても、原則として買主の方が申告することになります。

5 リース資産と納税義務者

リース契約の内容 資産を貸している方 資産を借りている方 通常の賃貸借契約によるリース資産 (所有権移転外ファイナンス・リースなど) ○ (申告必要) × (申告不要) 売買にあたるようなリース資産 × (申告不要) ○ (自己の資産として申告が必要)

6 取得価額における消費税の取扱い

 償却資産の取得価額は、原則として国税の取扱いの例によって算定します。したがって、次の表 のとおり取り扱うことになります。 事業者の区分 償却資産の取得価額における消費税 の取扱い 法人税又は所得税における固定資産 の取得に係る取引の経理方式 免税事業者 取 得 価 額 に 含 め る 税 込 経 理 方 式 課税事業者 取得価額に含めない 税 抜 経 理 方 式 取 得 価 額 に 含 め る 税 込 経 理 方 式

(9)

※1 圧縮記帳は認められていませんので、国庫補助金等で取得した資産で取得価額の圧縮を行った   ものについては、圧縮前の取得価額を申告してください。 ※2 法人の方は本来の耐用年数を用いて毎年減価償却することもできますが、この場合は固定資産   税(償却資産)の課税対象となりますので、耐用年数省令に応じた耐用年数を記入の上、申告   してください。 ※3 法人又は個人の方は本来の耐用年数を用いて毎年減価償却することもできますが、その場合は   固定資産税(償却資産)の課税対象となりますので、耐用年数省令に応じた耐用年数を記入の上、   申告してください。

7 国税の取扱いとの比較

項    目 固定資産税の取扱い 国税の取扱い 償 却 計 算 の 基 準 日 賦課期日(1月1日) 事業年度(決算期) 減 価 償 却 の 方 法 一般の資産は定率法 (減価率は10ページの表を 使用します。) 定率法、 定額法の選択制度 【定率法の場合】 ・平成24年4月1日以降に取得された資産は  「定率法 ( 200%定率法 )」を適用 ・平成19年4月1日から平成24年3月31日  までに取得された資産は「定率法 ( 250%定  率法 )」を適用 ・平成19年3月31日以前に取得された資産は  「旧定率法」を適用 前年中の新規取得資産 半年償却(1/2) 月割償却 圧 縮 記 帳 の 制 度    認められません ※1 認められます 特別償却、 割増償却 ( 租 税 特 別 措 置 法 ) 認められません 認められます 増 加 償 却 ( 所 得 税、 法 人 税 ) 認められます 認められます 評 価 額 の 最 低 限 度 取得価額の100分の5 1円 改 良 費 の 評 価 方 法 区分評価 (改良を加えられた資産と 改良費を区分して評価) 原則として区分評価 少額の減価償却資産 (使用可能期間が1年未満又は 取得価額が10万円未満の資産) 必要な経費又は損金に 算入したものは課税対象外 ※2 必要な経費又は損金に算入が可能 (所得税法施行令第138条又は 法人税法施行令第133条)  一 括 償 却 資 産 (取得価額が20万円未満の 減価償却資産)       必要な経費又は損金に 算入したものは課税対象外 ※3 必要な経費又は3年間で損金に算入が可能 (所得税法施行令第139条又は  法人税法施行令第133条の2) 中小企業者の方等が租税 特別措置法を適用して取 得した10万円以 上30万 円未 満の 減 価 償 却資 産 課税対象になります 必要な経費又は損金に算入が可能 (租税特別措置法第28条の2又は 同法第67条の5)      

(10)

(1)納税義務者

 賦課期日(毎年1月1日)現在における償却資産の所有者が、納税義務者となります。

(2)価格の決定

 課税対象資産一品ごとに、取得価額を基礎として、取得後の経過年数・耐用年数に応じて定率 法による減価償却計算を行い、3月31日までに、市長が価格(評価額)を決定します。

Ⅲ 償却資産の課税について

1 償却資産の評価から課税まで

評価額の計算方法

◎次年度以降の算出方法

 次年度以降は、前年度評価額に減価率を乗じて得た額を控除して計算します。  2年目・3年目・・・と計算して得た評価額が取得価額の100分の5に相当する額を下回る 場合には、取得価額の100分の5に相当する額を評価額とします。 ※       は、小数点第4位を四捨五入します。  減価率については、10 ページ【2 減価率、減価残存率一覧表】をご覧ください。

前年中に取得した資産

     取得価額 ×(1−減価率÷2)※

前年前に取得した資産

     前年度評価額 ×(1−減価率)

(3)課税標準

 賦課期日(毎年1月1日)現在における区ごとの評価額の合計が、課税標準額となります。ただし、 課税標準の特例の適用を受ける資産がある場合の課税標準額は、該当資産の評価額にそれぞれ特 例率を乗じた額となります。

(4)免税点

 償却資産の課税標準となるべき額が、150万円(免税点)に満たない場合は課税されません。  なお、免税点の判定は、資産の所在する区ごとに行います。複数区に資産をお持ちの場合は、 区ごとに申告書を作成し提出してください。  免税点未満(課税標準となるべき額が150万円未満)であっても申告書の提出をお願いします。

(5)税額の計算方法

課税標準額 (1,000 円未満切捨て) 税額 (100 円未満切捨て) 税率 (1.4%) × (例)課税標準となるべき額が 1,567,890 円の場合  1,567,000 円(1,000 円未満切捨て)× 1.4%= 21,938 円  100 円未満を切り捨て、年税額は 21,900 円となります。 =

(11)

(6)納期

 年税額は4回の納期(5月・7月・12月・翌年2月)に分けて納付していただくことができます。 具体的な納期については納税通知書等でお知らせします。

2 減価率、減価残存率一覧表

耐用 年数 減価率 減価残存率 耐用 年数 減価率 減価残存率 前年中取得 1−(減価率/2) 前年前取得 1−減価率 前年中取得 1−(減価率/2) 前年前取得 1−減価率 31 0.072 0.964 0.928 2 0.684 0.658 0.316 32 0.069 0.965 0.931 3 0.536 0.732 0.464 33 0.067 0.966 0.933 4 0.438 0.781 0.562 34 0.066 0.967 0.934 5 0.369 0.815 0.631 35 0.064 0.968 0.936 6 0.319 0.840 0.681 36 0.062 0.969 0.938 7 0.280 0.860 0.720 37 0.060 0.970 0.940 8 0.250 0.875 0.750 38 0.059 0.970 0.941 9 0.226 0.887 0.774 39 0.057 0.971 0.943 10 0.206 0.897 0.794 40 0.056 0.972 0.944 11 0.189 0.905 0.811 41 0.055 0.972 0.945 12 0.175 0.912 0.825 42 0.053 0.973 0.947 13 0.162 0.919 0.838 43 0.052 0.974 0.948 14 0.152 0.924 0.848 44 0.051 0.974 0.949 15 0.142 0.929 0.858 45 0.050 0.975 0.950 16 0.134 0.933 0.866 46 0.049 0.975 0.951 17 0.127 0.936 0.873 47 0.048 0.976 0.952 18 0.120 0.940 0.880 48 0.047 0.976 0.953 19 0.114 0.943 0.886 49 0.046 0.977 0.954 20 0.109 0.945 0.891 50 0.045 0.977 0.955 21 0.104 0.948 0.896 51 0.044 0.978 0.956 22 0.099 0.950 0.901 52 0.043 0.978 0.957 23 0.095 0.952 0.905 53 0.043 0.978 0.957 24 0.092 0.954 0.908 54 0.042 0.979 0.958 25 0.088 0.956 0.912 55 0.041 0.979 0.959 26 0.085 0.957 0.915 56 0.040 0.980 0.960 27 0.082 0.959 0.918 57 0.040 0.980 0.960 28 0.079 0.960 0.921 58 0.039 0.980 0.961 29 0.076 0.962 0.924 59 0.038 0.981 0.962 30 0.074 0.963 0.926 60 0.038 0.981 0.962

(12)

Ⅳ その他

1 非課税及び課税標準の特例が適用される資産

(1)非課税となる償却資産

 地方税法第348条及び同法附則第14条に規定する一定の要件を備えた償却資産は、固定資 産税が非課税になります。該当する償却資産を所有されている方は、「償却資産申告書」の「10 非課税該当資産 有・無」欄の「有」に〇をつけ、第26号様式別表1《種類別明細書(増加資産・ 全資産用)》の摘要欄に非課税とご記入ください。  また、別途「固定資産税非課税の規定の適用を受けようとする者の申告書」が必要となりますので、 固定資産税課へご請求の上必要事項を記入し、非課税内容に係る資料を添付の上、ご提出ください。

(2)課税標準の特例が適用される償却資産

 地方税法第349条の3、同法附則第15条、同法附則第15条の2及び同法附則第15条の 3に規定する一定の要件を備えた償却資産は、固定資産税が軽減されます。  該当する償却資産を所有されている方は、「償却資産申告書」の「11 課税標準の特例 有・無」 欄の「有」に〇をつけ、第26号様式別表1《種類別明細書(増加資産・全資産用)》の摘要欄に 根拠法令・条項を記入するとともに、特例内容に係る資料を添付の上、ご提出ください。

(3)地域決定型地方税制特例措置(通称:わがまち特例)について

 課税標準の特例措置の一部に、「わがまち特例」が導入されております。さいたま市における対 象資産の特例割合は、以下の表のとおりとなります。なお、申告方法は、(2)と同様です。 ※1 下表対象設備のうち、①~③の要件をすべて満たすものが特例の対象となります。 ①生産性向上に資するものの指標が旧モデル比で年平均1%以上向上していること ②生産、販売活動等に直接使用する設備であること ③中古資産でないこと ※2 特例の対象資産であるかを確認するため、申告書に次の資料を添付の上、ご提出ください。 (ア)生産性向上特別措置法に係る固定資産税の課税標準の特例チェックシート (イ)『先端設備等導入計画に係る認定申請書』の写し (ウ)『先端設備等導入計画に係る認定書』の写し (エ)工業会等による『生産性向上特別措置法の先端設備等に係る生産性向上要件証明書』の写し  所有権移転リース取引又は所有権移転外リース取引が行われリース会社が申告を行う場合は、 対象資産 取得年月 さいたま市の特例割合 適用法令・条項 要件 必要書類 建物附属設備、機械及 び装置、測定及び検査 工 具、器 具 及 び 備 品 平成30年7月5日から 平成33年3月31日まで 0 ゼロ (3年度分) 地方税法附則第15条第47項さいたま市市税条例附則第18条の2 ※1 ※2

中小企業者等が取得した生産性向上に資する先端設備等の特例

対 象 設 備 建物附属設備 最低取得価額が60万円以上 販売開始時期が14年以内 機械及び装置 同160万円以上 同10年以内 測定工具及び検査工具 同30万円以上 同5年以内 器具及び備品 同30万円以上 同6年以内 取得した年の年末まで に認定が受けられない 場合は、翌年度は該当 とならず、減額期間は 2年度分となりますの でご注意ください。 注意!

(13)

対象資産 取得年月 さいたま市の特例割合 適用法令・条項 家庭的・居宅訪問型・事業所 内保育事業の用に供する資産 平成29年4月1日以降 2分の1 地方税法第349条の3第28項、29項、30項 さ い た ま 市 市 税 条 例 第 6 8 条 の 2 汚 水 又 は 廃 液 の 処 理 施 設 平 成 2 6 年 4 月1日 か ら平成32 年3月31日まで 2分の1 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 2 項 第 1 号さいたま市市税条例附則第18条の2 大 気 汚 染 防 止 法 の 指 定 物 質 排 出 抑 制 施 設 平 成 2 6 年 4 月1日 か ら 平成32 年3月31日まで 2分の1 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 2 項 第 2 号 さいたま市市税条例附則第18条の2 下 水 道 除 害 施 設 平 成 2 4 年 4 月1日 か ら平成32 年3月31日まで 4分の3 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 2 項 第 6 号さいたま市市税条例附則第18条の2 特定都市河川浸水被害対策法 に規定する雨水貯留浸透施設 平 成 2 4 年 4 月1日 か ら 平成33年3月31日まで 4分の3 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 8 項 さいたま市市税条例附則第18条の2 都市再生緊急整備地域内の公共 施設及び一定の都市利便施設 平 成 2 7 年 4 月1日 か ら平成 31年 3月31日まで (5年度分)5分の3 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 1 8 項 本 文さいたま市市税条例附則第18条の2 特 定 都 市 再 生 緊 急 整 備 地 域 内 の 公 共 施 設 及 び 一 定 の 都 市 利 便 施 設 平 成 2 7 年 4 月1日 か ら 平成 31年 3月31日まで (5年度分)2分の1 地方税法附則第15条第18項ただし書さいたま市市税条例附則第18条の2 津 波 防 災 地 域 づ く り に 関 す る 法 律 に よ り 規 定 さ れ た 指 定 避 難 施 設 平 成 3 0 年 4 月1日 か ら 平成33年3月31日まで (5年度分)3分の2 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 0 項 第 1 号さいたま市市税条例附則第18条の2 津 波 防 災 地 域 づ く り に 関 す る 法 律 に 規 定 さ れ た 協 定 避 難 施 設 平 成 3 0 年 4 月1日 か ら 平成33年3月31日まで (5年度分)2分の1 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 0 項 第 2 号さいたま市市税条例附則第18条の2 特定再生可能エネルギー発電設備 のうち、一定の太陽光 ( ※)・風力・ 水力・地熱・バイオマス発電設備 平 成 3 0 年 4 月1日 か ら 平成32 年3月31日まで (3年度分)3分の2 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 2 項 第 1 号さいたま市市税条例附則第18条の2 特 定 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の う ち、一 定 の 太 陽 光( ※ )・風 力 発 電 設 備 平 成 3 0 年 4 月1日 か ら 平成32 年3月31日まで 4分の3 (3年度分) 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 2 項 第 2 号 さいたま市市税条例附則第18条の2 特 定 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電設備のうち、一定の水力・ 地 熱・バ イ オ マ ス 発 電 設 備 平 成 3 0 年 4 月1日 か ら 平成32 年3月31日まで (3年度分)2分の1 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 2 項 第 3 号さいたま市市税条例附則第18条の2 浸水想定区域内の地下街等にお ける水防法の浸水防止用設備 平 成 2 6 年 4 月1日 か ら平成32 年3月31日まで (5年度分)3分の2 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 7 項さいたま市市税条例附則第18条の2 認 定 誘 導 事 業 者 が 取 得 し た 公 共 施 設 等 平 成 2 8 年 4 月1日 か ら 平成32 年3月31日まで 5分の4 (5年度分) 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 3 9 項 さいたま市市税条例附則第18条の2 対象資産 認定日 さいたま市の特例割合 適用法令・条項 企 業 主 導 型 保 育 事 業 に 係 る 固 定 資 産 平 成 2 9 年 4 月1日 か ら平成 31年 3月31日まで (5年度分)2 分の1 地 方 税 法 附 則 第 1 5 条 第 4 4 項さいたま市市税条例附則第18条の2 ※太陽光発電設備に関する課税標準の特例について  平成28年4月1日取得分から課税標準の特例の対象となる太陽光発電設備は、地方税法附則 第15条第32項第1号及び第2号に規定するもの(再生可能エネルギー事業者支援事業費に係 る補助を受けた自家消費型の太陽光発電設備)となります。従来の固定価格買取制度の対象とし て経済産業大臣の認定を受けた再生可能エネルギー発電設備で平成28年4月1日以降に取得し たものは特例の対象外となりますので、ご注意ください。  お知らせ  地方税法附則第15条第43項による経営力向上に資する設備等に係る課税標準の特例については、 平成31年3月31日までに取得した資産が適用の対象となります。

さいたま市におけるわがまち特例一覧

(14)

Ⅴ 償却資産 Q&A

Q 転居等により納税通知書及び償却資産申告書の送付先を変更したいのですが。

A 納税通知書及び償却資産申告書の送付先を変更する場合は、「送付先変更届」(さいたま市ホームペー ジからダウンロードできます。)をご提出いただくか、「償却資産申告書」に新住所を記載の上ご提 出ください。

Q さいたま市の西区と南区に償却資産があり、電子申告(eLTAX)を利用して申告書を

提出する予定ですが、電子申告の利用届出はどちらか一方に提出すれば良いですか。

A 複数の区に電子申告を行う場合には、利用届出(変更)を行い、提出先の追加をお願いします。こ の場合、申告先税目の追加を行い、西区と南区を追加してください。

Q 現在事業の用に供していない資産(遊休資産、未稼働資産)でも、申告は必要ですか。

A 償却資産の要件の一つは「事業の用に供することができる資産」ですが、これは、現に事業の用に 供されている資産はもちろんのこと、事業の用に供する目的をもって所有され、それが事業の用に 供することができる状態にあるものも含まれます。したがって、一時的に稼動を停止している遊休 資産であっても、いつでも稼動できる状態にあれば、固定資産税の課税対象となります。また、工 場を新設し完成したが、まだ稼動していない場合のような未稼動資産についても、同様に固定資産 税の課税対象となります。

Q 耐用年数を経過した資産も、申告の対象となりますか。

A 耐用年数が経過し償却済となった資産でも、現に事業の用に供することができる状態にあれば、固 定資産税の課税対象となります。なお、評価額の最低限度は取得価額の5% となります。

2 不申告等があった場合

4 所有者コード記入のお願い

3 実地調査のお願い

 申告すべき事項について、正当な事由がなく申告しなかった場合には、地方税法第386条及び さいたま市市税条例第84条の規定により過料を科せられることがあります。  また、申告すべき事項について虚偽の申告をした場合には、地方税法第385条の規定により罰 金等を科せられることがありますのでご注意ください。  なお、申告内容の修正や資産の申告漏れ等の場合は、申告していただいた年度だけでなく、最大 5年度分まで遡及して課税することとなりますのでご注意ください。  独自の様式にて申告される場合には、同封の「償却資産申告書(償却資産課税台帳)」の右上に記 載されている所有者コードを必ず転記してください。  地方税法第408条に基づいて、実地調査を行うことがありますのでご協力をお願いいたします。  実地調査等に伴い、償却資産の申告や申告内容の修正をお願いすることがありますが、その場合 の課税は、現年度だけでなく、最大5年度分まで遡及して修正することもありますのでご了承くだ さい。

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Q 赤字で利益が出ていなくても申告は必要ですか。

A 固定資産税(償却資産)は、資産を所有する事業者が、その資産の所在する市町村から有形無形の 行政サービスを受け、その受益のもとに事業活動を行っていることに着目した「応益課税の原則」 を基に課税を行っております。そのため、利益の有無に関わらず申告をしていただく必要があります。

Q 課税標準額が150万円未満の場合は課税されないと聞きましたが、申告は必要ですか。

A 課税標準額が150万円(償却資産の免税点)未満の場合は課税はされませんが、申告書は提出を お願いします。なお、該当資産がない場合には、申告書の「17 備考」欄「3. 該当資産なし⇒次 年度以降の資産増加予定」の「(有・無)」のいずれかに○をつけてください。

Q 固定資産税の課税対象となる大型特殊自動車とはどのようなものですか。

A 固定資産税の課税対象となる大型特殊自動車は、ショベルカー、※フォークリフト(軽自動車税の 対象となるものを除く。)、除雪車、モーターグレーダー等があり、ナンバープレートを取得してい る場合、自動車登録番号の区分では、「0、00 ~ 09、000 ~ 099」及び「9、90 ~ 99、900 ~ 999」が該当します。   ※大型特殊自動車と小型特殊自動車(軽自動車税の課税対象)の区別    以下の要件を一つでも満たす場合は、大型特殊自動車になります。    (1)自動車の長さが 4.7 mを超えるもの (2)自動車の幅が 1.7 mを超えるもの    (3)自動車の高さが 2.8 mを超えるもの (4)最高速度が 15km/h を超えるもの    (農耕作業用自動車については長さ・高さ・総排気量の基準はなく最高速度が 35km/h 以上のもの)    なお、小型特殊自動車に該当する場合、軽自動車税の課税対象となりますので、固定資産税の課 税対象とはなりません。自動車税、軽自動車税の課税対象となる資産については固定資産税の課税 対象とはなりません。

Q テレビ、ソファー等、同一の資産を事業用にも家庭用にも使用している場合、固定資産

税は課税されますか。

A ご質問の備品は「事業の用に供することができる資産」であるため、事業用と家庭用の使用の割合 に関係なく償却資産に該当し、固定資産税が課税されます。しかし、自転車および荷車については、 小売店等で事業用にも家庭用にも使用しているような場合、原則として非事業用の資産として取り 扱い、固定資産税は課税されません。

Q 会社の社宅のような福利厚生施設の設備や備品等には固定資産税は課税されますか。

A 申告の対象となる償却資産は、事業者がその本来の業務として行っている事業に直接使用すること ができる資産に限定されるものではありません。したがって、事業者が従業員の利用に供するため に設置している社宅、医療施設、食堂施設、娯楽施設等の福利厚生施設にかかる設備・備品につい ても、間接的にその事業の用に供するものであると認められるため、償却資産に該当し固定資産税 が課税されます。

Q 生産性向上に資する先端設備等の特例を受けるにはどのような手続きが必要になりますか。

A 特例の適用を受けるためには、設備を取得する前に生産性向上特別措置法の先端設備等導入計画 の認定を受ける必要があります。認定に関するお問い合わせは、さいたま市産業展開推進課(048-829-1371)までお願いいたします。

Q 納税通知書に資産の明細は添付されますか。

A 資産の明細書である種類別明細書は、納税通知書には添付しませんが、固定資産の縦覧期間(4月 1日から固定資産税及び都市計画税の第1期納期限まで)は、各区役所課税課にて無料で発行して います。

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※1 申告する方本人の番号確認資料をご用意ください。 ※2 提出する方の身元確認資料をご用意ください。代理人が提出される場合は、代理人の身元確認資料が必要とな    ります。なお、顔写真付きの資料のご用意が困難な場合は、原則として健康保険証や年金手帳などの提示が必    要となります。  ※3 本人が申告する場合は、個人番号カードのみで本人確認(番号確認と身元確認)ができます。

申告書の提出及びお問合せ先

≪申告書提出窓口及び郵送先≫

〒 330-9588 さいたま市浦和区常盤6丁目4番4号 ときわ会館1階 固定資産税課 家屋・償却資産係 (土日祝日を除く 8:30〜17:15) ※固定資産税課は、ときわ会館1階へ移転しております。昨年度と窓口が  異なりますので、ご注意ください。 ※車でお越しの際は、市役所駐車場をご利用いただけますが、駐車場が  大幅に縮小しておりますので、公共交通機関をご利用ください。  

≪お問合せ先≫

電 話:048-829-1186 FAX:048-829-1916 ※記入方法や申告方法等については、固定資産税課へお問い合わせください。 ※固定資産税(土地・家屋)業務及び市税の証明書の発行業務は各区役所課  税課で行っております。固定資産税課では、証明書の発行業務は行ってお  りません。

<アクセス>

さいたま市浦和区常盤6丁目4番4号 【徒歩】JR浦和駅西口、JR北浦和駅西口、または JR中浦和駅から徒歩15分から20分 【バス】JR浦和駅西口〈2番乗り場〉から、「市役 所経由桜区役所どまり」、「市役所・桜区役 所経由大久保浄水場ゆき」で「市役所前」 または「市役所北口」下車。 《法人のみなさまへ》

マイナンバーの記載について

 マイナンバー導入により、法人には13桁の法人番号が国税庁から通知されます。申告書の提出の際は、法人 番号の記載をお願いします。法人番号を記載した申告書をご提出いただく場合、確認資料の添付は不要です。  なお、法人番号は、設立登記法人などの法人等に1つ指定され、法人の支店や事業所には指定されません。 (申告書の法人番号記入箇所については、15~16ページ【Ⅵ 申告書等の記入例】をご覧ください。)  平成28年1月以降は、納税者サービスの向上及び税務行政の効率化のため、申告の際は窓口で本人 確認(番号確認と身元確認)をさせていただいておりますので、①番号確認資料と②身元確認資料をお持 ちください。郵送及び電子申告(eLTAX)による申告の場合は①と②の写しを添付してください。  個人番号カードや通知カード及び身分証明書等をお持ちになっておらず、窓口等で本人確認(番号確認 と身元確認)ができなかった場合は、申告書にマイナンバーの記載はなかったものとして受理します。また、 マイナンバーの記載がない場合でも申告書は有効なものとして受理します。  なお、申告書のマイナンバー記入欄にアスタリスクが印字されている方は、マイナンバーの確認が完了 しておりますので、確認資料の提出を省略していただいて差し支えありません。(15~16 ページ参照) ①番号確認資料 ※1 ・個人番号カード(裏面) ※3 ・通知カード ・住民票(個人番号付き) など ②身元確認資料 ※2 ・個人番号カード(表面) ※3 ・運転免許証 ・パスポート など

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2020年1月に市税事務所を開設します!

参照

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