省エネ法に基づく提出書類の作成
1. エネルギー管理統括者等の選任
(平成26年度から変更)
2. 中長期計画書の作成
(平成26年度から変更)
1.1 エネルギー管理統括者・企画推進者の選任・解任届出書の書き方と記入例 (様式第4) 1.2 エネルギー管理者・管理員の選任・解任届出書の書き方と記入例 (様式第7)
1. エネルギー管理統括者等の選任
エネルギー管理統括者・企画推進者・エネルギー管理者・管理員の選解任を行っ た場合は『選任・解任届出書』の提出が必要。 ここでは『選任・解任届出書』の記入方法について説明。2 ③経済産業局から特定事業者等に指定された後、選任・ 解任を行った日以降、随時に提出(提出期限は選解任 後の最初の7月末日)。 ②事業者の主たる事務所(通常は本社)所在地を管轄 する経済産業局へ提出。 ④法人名・代表者役職名・代表者氏名を記入のうえ、代表 者印を押印。 ⑤特定事業者番号(又は特定連鎖化事業者番号) ※・事業者 の名称・実際に本社として機能している事務所所在地を記 入。 ※指定する際に経済産業局より通知。 ⑥エネルギー管理統括者の選任日(指定された日以降で、 選任期限内の日)・職名・氏名を記入。 ⑧エネルギー管理企画推進者の選任日(指定された日以 降で、選任期限内の日)・職名・氏名・生年月日を記入。 ⑪勤務先の代表番号ではなく、内容確認ができる担当者に 直接連絡がとれる連絡先を記入。 (H26.4.1様式改正施 行によりメールアドレス追加) ⑦初めて提出する場合、“新規指定のため”と記入。 ⑩指定後、初めて提出する場合“新規指定のため”と記入。 ⑨エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号を記入。 ①該当項目に○印。(両方とも同時に届け出る場合 には両方に○印。)
①
②
③
④
⑤
⑧
⑨
⑪
1.1 エネルギー管理統括者・企画推進者の選任・解任届出書の書き方
と記入例(様式第4)
⑥
⑩
⑦
②事業者の主たる事務所(通常は本社)所在地を管轄する 経済産業局へ提出。 ③選任・解任を行った日以降、随時に提出(提出期限は 選解任後の最初の7月末日)。 ④法人名・代表者役職名・代表者氏名を記入のうえ、代表 者印を押印。 ⑤特定事業者番号(又は特定連鎖化事業者番号)※・事業 者の名称・実際に本社として機能している事務所所在 地を記入。 ※指定する際に経済産業局より通知 ⑨選任日(指定された日以降で、選任期限内の日)を記入。 ⑫勤務先の代表番号ではなく、内容確認ができる担当者 に直接連絡がとれる連絡先を記入。 (H26.4.1様式改 正施行によりメールアドレス追加) ⑩職名・氏名・生年月日・エネルギー管理士免状番号又 は講習修了番号を記入。 ⑥エネルギー管理指定工場等指定番号を記入。 ⑪指定後初めて提出する場合、“新規指定のため”と記入。 ⑧工場の名称・所在地・当該工場に係る主たる事業及び 細分類番号を記載(H26.4.1様式改正施行により追加) ①該当項目に○印。 ⑦エネルギー管理指定工場等の指定区分(第1種又は第 2種)を○印で囲む。
①
③
⑤
⑥
⑧
エネルギー管理指定工場等毎に作成し、本社等 でとりまとめて提出。②
1.2 エネルギー管理者・管理員の選任・解任届出書の書き方と
記入例(様式第7)
④
⑦
⑨
⑩
⑪
⑫
2.1 中長期計画書の作成のポイント①(様式第8のⅠ) 2.2 中長期計画書の作成のポイント②(様式第8のⅡ) 2.3 中長期計画書の作成のポイント③(様式第8のⅡ) 2.4 中長期計画書の作成のポイント④(様式第8のⅢ、Ⅳ)
2. 中長期計画書の作成
特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『中長期計画書』の提出が必要。 ここでは『中長期計画書』の記入方法について説明。 45
2.1 中長期計画書作成のポイント①
① 提出宛先は、事業者の主たる事務所(通常は本社)の所在 地を管轄する経済産業局長及び設置している全ての工場等 に係る事業所管省庁。 ② 提出期限は7月末日。 ③ 法人名・代表者役職名・代表者氏名を記入のうえ、押印。 ④ 経済産業局が通知した指定番号を記入。 ⑤ 実際に本社として機能している事業所の所在地を記入。 ⑥ 細分類番号を記載(H26.4.1様式改正施行により追加) ⑦ 選任されているエネルギー管理統括者の職名・氏名を記入。 ⑧選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・氏名・免 状番号又は講習修了番号・勤務地・連絡先を記入。 未選任の場合には、作成実務者名等を記入。氏名の後ろに (作成実務者)と追記。また、番号欄には「選任中」と記入。 ⑨ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる連 絡先を記入。(H26.4.1様式改正施行によりメールアドレス 追加)①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
Ⅱ 計画内容及びエネルギー使用合理化期待効果 内容 該当する 実施 エネルギー使用 工場等 時期 合理化期待効果 (原油換算kl/年) 55台の空気圧縮機のうち32台を 順次ブロアに更新する 全ての 工場等 平成26年 ~ 平成28年 154kL /年 高圧変圧器の66台を順次更新 高効率アモルファス変圧器へ更新 全ての工場等 平成27年 ~ 平成30年 38kL /年 揚水ポンプ(30kW×6台)のうち3台の 更新 (1) 高効率電動機の採用(29千kWh) (2) インバーター化(121千kWh) 名古屋 工場 平成27年 30kL /年 溶解炉設備の更新時に炉圧制御及 び排ガスO2監視装置設置による効率 改善 富山工場 平成27年 26kL /年 高効率照明ランプ、灯具への更新 (1,200本) 本社、全工場 の管理棟 平成27年 25kL /年 外気導入量の適正化制御(CO2 濃度制御) 本社 平成27年 20kL /年 避難誘導灯の高効率ランプへの更新 本社 平成27年 8kL /年 蒸気バルブ等の断熱強化 全工場 平成27年 5kL /年 ① 内容欄は主に、設備投資等を伴う省エネ計画を 記入。 ② 「該当する工場等」の欄には、複数の工場・事業 場が該当する場合は、それぞれの工場等の名称 を記入し、工場、本社、営業所を含む全ての工場 等が対象となる場合は、“全ての工場等”と記入。 ③ 「実施期間」の期間の目安は3~5年。平成27年 度の場合には、平成27年4月を起算に3~5年 間となる。 ④ 「エネルギー使用合理化期待効果」の欄には、基 準年に対する計画完了時点の年間削減量を原 油換算(kl)で記入。(H26.4.1様式改正施行に より(原油換算kl/年)を記載) (基準年の考え方については次頁参照)。 ⑤ 検討の対象となる設備については、『中長期的な 計画の作成のための指針』※を参照。 ※http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/ summary/
①
②
④
2.2 中長期計画書作成のポイント②
6基準年
基準年 提出が平成27年度のとき → 「基準年」は平成26年度となる。 計画最終年度である平成30年度の照明のエネルギー消費量が、平成26年度のそれと比較してどのくら い減るかが「合理化期待効果」となる。 例:平成27年7月末に提出する中長期計画書で記載する、 「平成27年度から平成30年度にかけて工場の照明器具を高効率のものに切り替える」という計画の場合【「基準年」の考え方】
注意:「平成27年から平成30年にかけて工場の照明器具を高効率のものに切り替える」という計画案件は、中止しなければ平成28年度 にも続けて中長期計画書で報告することになる。平成28年度の報告の際の「基準年」は平成26年度となる。 平成26年度 平成27年度 4月 5月 ・・・・・・・ 2月 3月 4月 3月 平成27年度に提出する中長期計画書の計画の期間 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度以降 平成28年度に提出する中長期計画書の計画の期間2.3 中長期計画書作成のポイント③
1 改正省エネ法の施行に合わせて、社長の命により、従来からの「省エネ推進責任者会 議」を改組し、エネルギー管理統括者として選任予定の環境・CSR担当役員を委員長、 エネルギー管理企画推進者に選任予定のエネルギー管理部次長を副委員長とし、全拠 点から1名の部長を委員とする「省エネ委員会」を平成26年3月に立ち上げた。 主たるミッションは、省エネルギーの推進とCO2排出量の削減に関して全社の組織を 見渡した中長期基本計画の作成と、そのローリングプランとしての年度計画の作成、及 び毎四半期毎の年度計画の達成状況のチェックである。 本中長期計画は、この「省エネ委員会」において認証されたものである。 2 また、本年(平成27年)より、全社的に固定エネルギー削減計画をスタートしており、こ の一環として4年間で順次高効率変圧器への転換、高効率型照明等の導入を図る計画 を実行中である。
②
①
2.4 中長期計画書作成のポイント④
8 ボイラ給水予熱装置導入 高効率照明ランプ、灯具への更新 (1,200本) 本社、全工場の管理棟 富山工場 実施済み 省エネルギー効果が見込 まれるため ① Ⅲには、定量的に記入できないエネル ギーの使用の合理化に向けた計画(省エ ネルギー推進委員会の設立等)について 記入。また、この欄のみでは記入が困難 な場合は、CSR 報告書等の関係資料を 添付することができる。 ② Ⅳには、Ⅱ・Ⅲについて、前年度に提出 した中長期計画書に変更が生じた場合 に、削除した計画・追加した計画に分け て記入。「理由」の欄は、削除の場合は、 例えば「実施済み」「計画順延」「計画中 止」等、追加・変更の場合は、たとえば 「設備投資計画の見直し」「製造ラインの 増設」等と簡潔に記入する。特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『定期報告書』の提出が必要。 ここでは『定期報告書』の記入方法について解説。
3.定期報告書(様式第9)の作成
3.1 特定第1表~特定第12表(事業者全体の報告部分)
事業者全体のエネルギー 使用量等の報告 (特定-第1表~第11表) 事業者全体の CO2等の報告 (特定-第12表) 指定工場等 CO2等の報告 (指定-第10表) 指定工場等の エネルギー使用量等の 報告 (指定-第1表~第9表)
+
定期報告書○○社の エネルギー管理指定工場等を有する特定事業者又は特定連鎖 化事業者は、各エネルギー管理指定工場等ごとに作成が必要[事業者全体の報告内容]
[エネルギー管理指定工場等の報告内容]定期報告書の構成イメージ
全ての特定事業者・特定連鎖化事業者は作成 が必要 [温室効果ガス排出量等の報告] 温対法に基づくエネルギー起源CO2排出量等については、定期報告書(特定-第12表(エネル ギー管理指定工場等を有している場合は指定-第9表))により報告することで、温対法の報告とみ なされます。 1冊にして、管轄 の経済産業局及 び事業所管官庁 に提出 103.1.1 定期報告書の作成方法(特定-第1表) 3.1.2 定期報告書の作成方法(特定-第2表) 3.1.3 定期報告書の作成方法(特定-第3表) 3.1.4 定期報告書の作成方法(特定-第4表) 3.1.5 定期報告書の作成方法(特定-第5表) 3.1.6 定期報告書の作成方法(特定-第6表) 3.1.7 定期報告書の作成方法(特定-第7表) 3.1.8 定期報告書の作成方法(特定-第8表) 3.1.9 定期報告書の作成方法(特定-第9表) 3.1.10 定期報告書の作成方法(特定-第10表) 3.1.11 定期報告書の作成方法(特定-第11表) 3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表) 特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『定期報告書』の提出が必要。 ここでは『定期報告書』の『特定表』の記入方法について解説。
3.1 特定第1表~特定第12表(事業者全体の報告部分)
① 提出宛先は、事業者の主たる事務所(通常は本社)の所在地を管轄する 経済産業局長及び設置している全ての工場等に係る事業を所管している 省庁。 ② 提出期限は7月末日。 ③ 法人名・代表者役職名・代表者氏名を記入のうえ、押印。 ④ 経済産業局が通知した指定番号(7桁)を記入。 ⑤ 特定排出者番号(9桁)を記入。 ⑥ 実際に本社として機能している事業所の所在地を記入。 ⑦ 主たる事業及び細分類番号を記載(H27.4.1様式改正施行により追加) ⑧ 選任されているエネルギー管理統括者の職名・氏名を記入。 ⑨ 選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・氏名・免状番号 又は講習修了番号・勤務地・連絡先を記入。 ※選任期限が到達しておらず、未選任の場合には、作成実務者名等を記入。 氏名の後ろに(作成実務者)と追記。また、番号欄には「選任中」と記載。 ⑩ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる電話番号を記入。 (H27.4.1様式改正施行によりメールアドレス追加) ⑪ 前回の報告から変更が有る場合には、変更前の名称・所在地を記入。所 在地が経済産業局の管轄を超えて変更した場合や、合併などの名称変更 の場合については、提出前に相談。
3.1.1 定期報告書作成のポイント(特定-第1表)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑧
⑨
⑩
⑪
特定-第1表には事業者の名称・連絡先等について記入する。 環境省HPで事業者の特定排出者番号を検索。番号がない場合は下記URL(問い合わせフォー ム)よりお問い合わせ下さい。 《検索サイト》 http://ghg-santeikohyo.env.go.jp/search http://ghg-santeikohyo.env.go.jp/questions/ 12⑦
3.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)①
種類 1㎥当たりの t(トン)への 換算係数 プロパン 1/502 t ブタン 1/355 t プロパン・ ブタンの混合 1/458 t①
②
③
④
⑤
事業者全体のエネルギーの使用量及び販売した副生エネルギーの量を記入。 ① 報告の対象となる年度(報告日の前年度)を記入。 ② 熱量GJの単位をTJ(テラジュール)やPJ(ペタジュール)で 記入可。 ③ エネルギー供給を主たる事業として行っている工場等での 販売のために生産されたエネルギーは含めない。「副生エ ネルギー」とは、エネルギー供給を主たる事業としていない 工場等において、事業を行う際に発生した副生エネルギー のこと。「販売した副生エネルギーの量」の欄には、この副 生エネルギーを他社に販売した場合に記入。 ④ 使用していないエネルギーの種類の 使用量欄等は、無記入。 ※留意事項 使用量、販売した副生エネルギーの量 の数値、熱量GJは、小数点第1位を四 捨五入して整数として記入。 ⑤ LPGの供給事業者からの使用量が立 方メートルで表示されている場合は、ガ ス会社に㎥からt(トン)への換算係数 を確認のうえ、換算。換算係数が不明 な場合は、右上の表の数値を用いてt (トン)に換算。① 『その他の燃料」』欄には、“記載されているエネルギー種別以外の燃料”や“エネルギー種類 の特定できないエネルギー”を記入。推計により算出したエネルギー使用量で、エネルギー種 別が特定できない場合を含む。 ② 都市ガスの使用量は『その他の燃料』に記入するが、地域により発熱量が相違することから、 供給を受けているガス供給事業者に熱量への換算係数を確認。確認できない場合には、『定 期報告書記入要領』巻末の別添資料4によることができる。なお、特定-第2表において、当 該係数の記入は必要なし。(※指定-第2表においては係数記載必要) ③ 「産業用蒸気」には、外部の製造業に該当する工場から供給された蒸気を書く。また、「産業用 以外の蒸気」、「温水」、「冷水」には、熱供給事業者などの外部から受け入れた熱量を記入。
①
③
②
3.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)②
※留意事項 使用量、販売した副生エネルギーの量の数値、熱量GJは、小数点第1位を四捨五入して整数として記入。 14② 自家発電した電気のうち、自らが使用した電気の量を記入。(※注) ① 電気事業者の昼夜間の時間帯と省エネ法の昼夜間の時間帯は異なるので注意。電気事業者の 検針票等に『力率測定用有効電力量』という欄がある場合には、これが省エネ法の昼間買電に 該当。夜間買電は、全使用電力量から力率測定用有効電力量を引いて算出(左下参照。)
①
②
③
④
⑤
③ 他社に販売した電気の量は、「自家発電」の「販売した副生エネルギーの量」の欄に記入。(※注) ④ 合計GJ、原油換算量は、小数点第1位を四捨五入して整数として記入。 ⑤ 対前年度比は、百分率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。 省エネ法上の昼間買電:8時~22時 省エネ法上の夜間買電:22時~翌8時 省エネ法上の夏季:7月~9月 省エネ法上の冬季:12月~3月 ・高圧電力、季時別などの契約は、 昼間買電=力率測定用有効電力量 夜間買電= 全使用電力量-力率測定用有効電力量 で計算する。 ・従量電灯、低圧電力などの契約の場合で、 力 率 用 有 効 電 力 量 が 分 か ら な い 時 は 、 全て昼間買電として計算してもよい。3.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)③
(※注) 非化石燃料のみで発電された電気(太陽光発電、風力発電等により得られる電気) 又は燃料電池から発生した電気で、かつ、特定 できるもの(当該電気を発生させた者が自ら使用する場合、又は当該電気のみを供給する者から当該電気の供給を受けた者が使用す る場合)は、報告の対象外となります。• 平成27年度提出(平成26年度実績)の報告分より、
「夏期(7~9月)及び冬期(12~3
月)の8~22時における買電量」
を報告。
• 特定規模電気事業者(新電力)からの買電量も、昼間・電気需要平準化時間帯・夜間の
買電量に分けて報告する対象とする。
電 気 電気 事業者 昼間買電 千kWh 電気需要平準化時間帯夏期・冬期における 千kWh ( ) ( ) 夜間買電 千kWh その他 上記以外の買電 千kWh 自家発電 千kWh 小計 千kWh 夏期(7~9月)及び冬期(12 ~3月)の8~22時における買 電量を記入。 「電気事業者」の欄に計上する買電量は、一般 電気事業者の電線路を介して供給された電気。 特定規模電気事業者(新電力)からの買電量も 対象となる。 従来の買電量区分 <一般電気事業者> ・一般電気事業者(電力10社) <上記以外の買電> ・特定規模電気事業者(新電力) ・特定電気事業者 ・特定供給 新たな買電量区分 <電気事業者> ・一般電気事業者(電力10社) ・特定規模電気事業者(新電力) <上記以外の買電> ・特定電気事業者 ・特定供給 換 算 係 数 昼間買電 9.97 GJ/千kWh 電気需要平準化時間帯夏期・冬期における 9.97 GJ/千kWh 夜間買電 9.28 GJ/千kWh3.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)④【指定-第2表と共通】
16<留意事項>
• 電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測して把握できない場合:
電力会社から提供される
検針票
の力率測定用の有効電力量の
値を報告して下さい。
※検針票の様式等については各電力会社によって異なります。詳細は各電力会社にご確認下さい。 有効電力量= 8~22時の買電量 (※沖縄電力は9~23時) 検針票の例 (高圧)3.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)⑤【指定-第2表と共通】
電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測できず、かつ電力会社から提
供される検針票を用いても把握できない場合:
夏期(7~9月)及び冬期(12月~3月)の全ての昼夜間買電量
を、電気需要平準化時間帯の買電量として報告して下さい。
<留意事項>
183.1.2 定期報告書作成のポイント(特定-第2表)⑥【指定-第2表と共通】
3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)①
①
⑤
事業者全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等を記入。 ① すべての工場・事業場を、『日本標準産業分類』の細分類番号(4桁)ごとに分類し、集計して記入。 日本標準産業分類の細分類は、総務省統計局HP(http://www.stat.go.jp/index/seido/sangyo/25index.htm) を参照。(平成25年10月1日改正、平成26年4月1日施行) ② ひとつの工場等で事業分類の異なる複数の事業を行っている場合の事業分類の考え方は20ページを参照。 ③ エネルギーの使用に係る原単位(エネルギー消費原単位)の考え方は、21ページを参照。 ④ 特定-第3表における、エネルギーの使用に係る原単位(エネルギー消費原単位)の算出に当たっては、事業者全体の 「エネルギーの使用と密接な関係をもつ値」の設定状況により異なる。 ⑤ エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値の記入は、補助単位として千又は百万を使用してもよい。原則、毎年度同一 の単位を使用し、やむを得ない事情により単位を変更する場合には、その理由と新旧単位による生産数量等の(時系列) 対比表を別紙に記入。また、生産数量の換算を行った場合には、換算の考え方を余白又は別紙に記入。事業分類が4分 類以上になる場合は、行の追加を行うこと。 1つの工場や事業場で業種分類の異なる複数の事業を行っている場合には、日本標準産業分 類(4けたコードの細分類)により主たる事業を選んで記入。 主たる事業は、主要な経済活動によって決定する。この場合の主要な経済活動については、生 産される財、取り扱われる商品又は提供されるサービスに帰属する付加価値等によって決定。 製鋼・ 製鋼圧延業 (細分類番号: 2221) 株式会社□△○工業 名古屋工場 倉庫業(冷蔵倉庫 業を除く) (細分類番号: 4711 ) 産業廃棄物 処分業 (細分類番号: 8822 ) 名古屋工場では上記3つの事業を営んでいるが、製鋼・製鋼圧延業(2221)が 最も付加価値額が高いため、この事業場の産業分類は2221となる。
【(株)□△○工業の製鋼・製鋼圧延業を主に行っている名古屋工場の例】
【日本標準産業分類の細分類コードの決め方】3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)②
※日本標準産業分類については、以下を参照のこと http://www.stat.go.jp/index/seido/sangyo/25index.htm また、自社で行っている産業分類番号を以下から検索可能。 (分類検索システム)以下のURLより「日本標準産業分類」を選択。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/htoukeib/htoukeib.do 20エネルギー消費原単位=(
A-B)/C
A=
エネルギー使用量
(燃料の使用量、他人から供給された熱の使用量、他人から供給された電気の使用量)B=
外販したエネルギー量
C=エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値(例:生産数量、売上高、建物床面積、
建物床面積、入場者数、外来者数、ベッド数×稼働率 等)
※「A」、「B」は原油換算klとして計算。「エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値(
C)」の設定状況
①製造部門(対象;
9,597事業所)
②業務部門(対象;
5,186事業所)
出所; 資源エネルギー庁 単位 事業所数 重量 43.2% 金額 22.2% 個数 16.0% 面積 7.5% 体積 4.4% 単位 事業所数 面積 46.9% 面積×時間 20.3% 体積(空調を かけている空間) 9.7% 重量 7.2% 人数 3.5%3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)③
a店舗(5,000kl) 婦人服小売業 (細分類番号:5731) 洋品雑貨・小間物小売業 (細分類番号:5793) c店舗(500kl) かばん・袋物小売業 (細分類番号:5791) b店舗(2,500kl)
3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)④
エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 売上高(2,700百万円) エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 売上高(1,300百万円) エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 売上高(300百万円) 事業者全体の エネルギーの使用と密 接な関係を持つ値 売上高 4、300百万円 d工場(17,514kl) 主として管理事務を行う本社等 (細分類番号:2221) その他の管理、補助的経済活動を 行う事務所 (細分類番号:2209) f営業所(1,432kl) 主として管理事務を行う本社等 (細分類番号:2200) e事務所(2,064kl) エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 粗鋼量(102,390トン) エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 延床面積(33,000m2) エネルギーの使用と密接な 関係をもつ値 延床面積(20,000m2) 粗鋼量 102,390トン 延床面積 33,000m2 延床面積 20,000m2 特定-第3表の 作成にあたっては、 22ページ及び23 ページを参照。 特定-第3表の 作成にあたっては、 24ページ及び25 ページを参照。 【事業者全体のエネルギー消費原単位及び対前年度比の算出方法について】 特定-第3表のうち、エネルギーの使用に係る原単位(エネルギー消費原単位)の算出に当たっては、以下の算定 方法があります。 エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を 事業者全体で1つに設定できる場合 エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を 事業者全体で1つに設定できない場合 例:婦人服小売業を主たる事業とするA社 例:製鋼・製鋼圧延業を主たる事業とするB社 事業者全体の エネルギーの使用と密 接な関係を持つ値 22①
②
【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を事業者全体で1つに設定できる場合】 ① 日本標準産業分類の細分類に基づいた事業ごとに、 Ⓐ欄にエネルギーの使用量を原油換算klで記入。 Ⓑ欄に、販売副生 エネルギーの量を記入。 Ⓒ欄にはⒶ-Ⓑの量を記入。 ② Ⓐ Ⓑ Ⓒ Ⓔのそれぞれの合計値を Ⓢ Ⓣ Ⓤ Ⓥ に記入し、 Ⓤ /Ⓥにより事業者全体の「エネルギー使用に係る原単位 Ⓦ 」を算出。Ⓦの算出が難しい場合には次項を参照。 ③ 上記過去の年度の原単位 Ⓧ 及び対前年度比を記入。対前年度比は、百分率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して 小数点第1位まで記入。 ④ 「エネルギーの使用に係る原単位」及び「エネルギーの使用に係る前年度の原単位」は、原則、有効数字4桁で記入。②
③
④
3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑤
• 平成27年度提出(平成26年度実績)の報告分より、電気需要平準化評価
原単位及びエネルギー消費原単位の変化状況の
両方を報告
する。
• 電気需要平準化評価原単位は、
電気需要平準化時間帯の買電量に評価
係数α(=1.3)-1を乗じたものを、エネルギー使用量に加え、
エネルギー使
用量と密接な関係を持つ値で除して算定。
3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑥
24① 日本標準産業分類の細分類に基づいた事業ごとに、エネルギーの使用量、生産数量と密接な関係を持つ値を記入し、エネル ギー消費原単位を算出。原単位については、原則、有効数字4桁で記入。 ② 複数の工場・事業場における事業(分類番号)が同一であっても、密接な関係を持つ値Ⓔが異なる場合には、事業分類を分けて 記入してもよい。 ③ 各事業分類ごとのエネルギー使用量 Ⓒ の構成割合( Ⓓ )を算出する。 (Ⓓは、合計して100%になるようにする。100%に ならない場合は、一番大きい値で調節するのが望ましい。) ④ エネルギーの使用に係る原単位の対前年度比 Ⓗ に Ⓓ の構成割合を乗じて「エネルギーの使用に係る 原単位の対前年度 比の寄与度 Ⓘ 」を算出。 Ⓘ = Ⓓ × Ⓗ /100 ⑤ この事業ごとの寄与度を合計した値( Ⓩ )を、事業者全体のエネルギー消費原単位の対前年度比とする。対前年度比は、百分 率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。 ⑥ Ⓥ Ⓦ Ⓧ Ⓨ は記入不要。 【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を事業者全体で1つに設定できない場合
】
③
④
①
⑤
3.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑦
• 平成27年度提出(平成26年度実績)の報告分より、電気需要平準化評価
原単位及びエネルギー消費原単位の変化状況の
両方を報告
する。
• 電気需要平準化評価原単位は、
電気需要平準化時間帯の買電量に評価
係数α(=1.3)-1を乗じたものを、エネルギー使用量に加え、
エネルギー使
用量と密接な関係を持つ値で除して算定。
263.1.3 定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑧
• 平成27年度提出(平成26年度実績)の報告分より、電気需要平準化評価
原単位及びエネルギー消費原単位の変化状況の
両方を報告
する。
• 電気需要平準化評価原単位は、
電気需要平準化時間帯の買電量に評価
係数α(=1.3)-1を乗じたものを、エネルギー使用量に加え、
エネルギー使
用量と密接な関係を持つ値で除して算定。
算定式
エネルギー消費原単位 エネルギー使用量と密接な関係 を持つ値(生産数量、床面積等)エネルギー使用量
エネルギー 消費原単位=
電気需要平準化評価原単位 エネルギー使用量と密接な関係を 持つ値(生産数量、床面積等) エネルギー 使用量 電気需要 平準化評価 原単位=
+
電気需要平準 化時間帯の 買電量 ×1.3
- 1
追 加
+
電気需要平 準化時間帯 の買電量 ×1.3
-
電気需要平準化時間帯 の買電量 エネルギー 使用量評価係数α
算定式
3.1.4 定期報告書作成のポイント(特定-第4表)① 【指定第6表と共通】
3.1.4 定期報告書作成のポイント(特定-第4表)② 【指定第6表と共通】
事業者の過去5年間のエネルギー使用に係る原単位の変化状況を記入。 【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を事業者全体で1つに設定できる場合】 ① 過去の年度の原単位及び対前年度比を記入。(なお、当該年度を含む直近5年間の年度、原単位 (特定-第3表の Ⓦ ) 、対前年度比(%)(特定-第3表の Ⓨ )を右から順に記入(直近の報告値 が右に来るよう記入)。直近5年度間の途中で報告義務が発生した場合には、報告を始めた年度の 値から記入。)原単位については、原則、有効数字4桁で記入。 ② 5年度間の平均原単位変化の欄に、過去5年度間の対前年度比をそれぞれ乗じた値を4乗根し、小 数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。 ( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%) ③ ②で、過去5年度間の対前年度比の欄が満たされていない場合には、 5年度間の平均原単位変化 の欄は記入の必要なし。 平成24①
②
③
( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%)②
1.860 1.858 平成25 98.1 28 平成23 1.896 99.93.1.4 定期報告書作成のポイント(特定-第4表)③ 【指定第6表と共通】
・記載例(原単位の分母を事業者全体で1つに設定できる場合)
②
③
【
エネルギーの使用と密接な関係を持つ値を事業者全体で1つに設定できない場合】
① エネルギーの使用に係る原単位の欄は、計算できないため空欄でよい。 ② 特定第3表にて Ⓩ を求めた場合には、年度と、対前年度比のみを右から順に記入のこと。 (直近5年度間の途中で報告義務が発生した場合には、報告を始めた年度の値から記入。) ③ 5年度間の平均原単位変化の欄に、過去5年度間の対前年度比をそれぞれ乗じた値を4乗根 し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。 ( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%) ④ 過去5年度間の対前年度比の欄が満たされていない場合には、 5年度間の平均原単位変化 の欄は記入の必要なし。 ( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%)④
③
平成25 99.93.1.4 定期報告書作成のポイント(特定-第4表)④ 【指定第6表と共通】
平成24 30 平成23 100.13.1.4 定期報告書作成のポイント(特定-第4表)⑤ 【指定第6表と共通】
・記載例(原単位の分母を事業者全体で1つに設定できない場合)
• 電気需要平準化評価原単位が、年平均1%以上改善できなかった場合は、そ
の改善できなかった理由を報告する。
どちらか一方の原単位が改善していたとしても、改善できなかった原単位について
は、理由の記載が必要。
理由が同じ場合は、
同じ記載とすること
を認める。
<留意事項>
• 電気需要平準化評価原単位又はエネルギー消費原単位のどちらか一方が改
善できなかった場合:
特定‐第5表 エネルギーの使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位が改善できなかった場合の理由 1 事業者の過去5年度間のエネルギーの使用に係る原単位が年平均1%以上改善できなかった場合(イ) 又は事業者のエネルギーの使用に係る原単位が前年度に比べ改善できなかった場合(ロ)の理由 (イ)の理由 (ロ)の理由 備考 (イ)及び(ロ)共に該当する場合、双方記載すること。 2 事業者の過去5年度間の電気需要平準化評価原単位が年平均1%以上改善できなかった場合(ハ)又 は 事業者の電気需要平準化評価原単位が前年度に比べ改善できなかった場合(ニ)の理由 (ハ)の理由 (ニ)の理由 備考 (ハ)及び(ニ)共に該当する場合、双方記載すること。追
加
3.1.5 定期報告書作成のポイント(特定-第5表)① 【指定第7表と共通】
323.1.5 定期報告書作成のポイント(特定-第5表)② 【指定第7表と共通】
過去5年度間の原単位が年平均1%以上改善できなかった場合はその理由を(イ)に記入、事業 者の報告対象年度の原単位が前年度に比べ改善できなかった場合はその理由を(ロ)に記入。 ① 過去5年度間のエネルギーの使用に係る原単位が平均1%以上改善できなかった場合(第4表の5年度間 平均原単位変化が99.0%を超えた場合)は、その理由を(イ)に具体的に記入。 ② 前年度に比べエネルギーの使用に係る原単位が改善できなかった場合(特定-第4表の対前年度比 Ⓜ が 100.0%以上の場合)は、その理由を(ロ)に具体的に記入。 ③ 「(ロ)の理由」が「(イ)の理由」と同様になる場合には、「(イ)と同じ」と記入しても可。①
②
3.1.5 定期報告書作成のポイント(特定-第5表)③ 【指定第7表と共通】
過去5年度間の原単位が年平均1%以上改善できなかった場合はその理由を(ハ)に記入、事 業者の報告対象年度の原単位が前年度に比べ改善できなかった場合はその理由を(ニ)に記入。 ① 過去5年度間の電気需要平準化評価原単位が平均1%以上改善できなかった場合(第4表の5年度間平均 原単位変化が99.0%を超えた場合)は、その理由を(ハ)に具体的に記入。 ② 前年度に比べエネルギーの使用に係る原単位が改善できなかった場合(特定-第4表の対前年度比 Ⓜ‘ が 100.0%以上の場合)は、その理由を(ニ)に具体的に記入。 ③ 「(ニ)の理由」が「(ハ)の理由」と同様になる場合には、「(ハ)と同じ」と記入しても可。①
②
34 本年度報告におい て電気需要平準化 評価原単位を遡及 して作成しない場合 は未記入3.1.6 定期報告書作成のポイント(特定-第6表)①
電炉による普通鋼製造業 0.1850 18,943②
③
①
事業者の行う事業に関連するベンチマーク指標がある場合には、『ベンチマーク指標の状況』を記入。 ① 事業者が『判断基準』別表第6(※次ページ参照)に定めるベンチマーク対象事業を行っている場合のみ 記入。対象事業を行っていない場合には、斜線を引く。 ② 実施しているセクターごとに『判断基準』別表第6(※次ページ参照)に示された事業の区分(平成27年 1月16日改正により追加)及び名称を記入。 ③ 対象事業のベンチマーク指標の状況及びエネルギー使用量を記入。 1B ※対象事業を行って いない場合 ※対象事業を行って いる場合『判断基準』別表6
3.1.6 定期報告書作成のポイント(特定-第6表)②
36 区分 事業 ベンチマーク指標 目指すべき水準 1A 高炉による製鉄業 高炉による鉄鋼業におけるエネルギー使用量を粗鋼量にて除した値 0.531kl/t以下 1B 電炉による普通鋼製造業 ①と②の合計量 ① 電気炉により粗鋼を製造する過程におけるエネルギー使用量を粗鋼量にて除した値 ② 鋼片から普通鋼圧延鋼材を製造する過程におけるエネルギー使用量を圧延量にて除した値 0.143kl/t以下 1C 電炉による特殊鋼製造業 ①と②の合計量 ① 電気炉により粗鋼を製造する過程におけるエネルギー使用量を粗鋼量にて除した値 ② 鋼片から特殊鋼製品(特殊鋼圧延鋼材、特殊鋼熱間鋼管、冷けん鋼管、特殊鋼冷間仕上鋼 材、特殊鋼鍛鋼品、特殊鋼鋳鋼品)を製造する過程におけるエネルギー使用量を出荷量(販売量) にて除した値 0.36kl/t以下 2 電力供給業 当該事業を行っている工場の火力発電設備(低稼働のもの等を除く。)における定格出力の性能 試験により得られた発電端熱効率を定格出力の設計効率で除した値を各工場の定格出力によっ て加重平均した値 (熱効率標準化指標) 当該事業を行っている工場の火力発電設備における発電端電力量の合計値を、その合計値を発 生させるのに要した燃料の保有発熱量(高位発熱量)で除した値 (火力発電熱効率) 熱効率標準化指標において 100.3%以上 3 セメント製造業 ①から④の合計量 ① 原料工程におけるエネルギー使用量を原料部生産量にて除した値 ② 焼成工程におけるエネルギー使用量を焼成部生産量にて除した値 ③ 仕上げ工程におけるエネルギー使用量を仕上げ部生産量にて除した値 ④ 出荷工程等におけるエネルギー使用量を出荷量にて除した値 3891MJ/t以下 4A 洋紙製造業 洋紙製造工程におけるエネルギー使用量を洋紙生産量にて除した値 8532MJ/t以下 4B 板紙製造業 板紙製造工程におけるエネルギー使用量を板紙生産量にて除した値 4944MJ/t以下 5 石油精製業 石油精製工程におけるエネルギー使用量を、当該工程に含まれる装置ごとの通油量に当該装置 ごとの世界平均等を踏まえて適切であると認められる係数を乗じた値の総和として得られる標準エ ネルギー使用量にて除した値 0.876以下 6A 石油化学系基礎製品製造業 エチレン等製造設備におけるエネルギー使用量をエチレン等の生産量(エチレンの生産量、プロピ レンの生産量、ブタン-ブテン留分中のブタジエンの含有量及び分解ガソリン中のベンゼンの含有 量の和)にて除した値 11.9 GJ/t 以下 6B ソーダ工業 ①と②の合計量 ① 電解工程におけるエネルギー使用量を電解槽払出カセイソーダ重量にて除した値 ② 濃縮工程における蒸気使用熱量を液体カセイソーダ重量にて除した値 3.45 GJ/t 以下3.1.7 定期報告書作成のポイント(特定-第7表)
ベンチマークの対象事業所は、名古屋工場、名古屋第二工場です。 基準ベンチマークとの差は、0.143-0.1850=▲0.042となります。 <未達理由> 基準ベンチマークに比べ、“0.042”が未達であった。この未達分のうち、景 気後退により工場の稼働率が8割に落ち込んだことによる影響が70%を占 め、残り30%の要因は環境対策の強化のため、EP(電気集塵機)を増強し たことにより固定電力量がアップしたため。②
①
『判断基準』別表第6に定めるベンチマーク対象事業を行っている場合のみ、判断基準のベンチ マークの状況に関し参考となる情報(例:未達理由)などを記入する。 ① 対象事業を行っていない場合には、斜線を引く。 ② 目指すべき水準と比較するなど分析し、未達の理由や当該事業者が置かれている事情等、 参考となる情報を記入。3.1.8 定期報告書作成のポイント(特定-第8表)①
事業者としての『判断基準』の遵守状況を報告。 ① 『判断基準』に従って、ア~クの事項の遵守状況を記入。該当するもの(いずれかひとつ)にレ 印又は■印をつける。「整備していない」に該当する項目については、整備完了予定年度を記 入。 ② エネルギー管理統括者を中心とした全社的なエネルギー管理組織が整備され、エネルギー管 理統括者・企画推進者、エネルギー管理者・管理員(エネルギー管理指定工場等を有する場 合)を選任し、届出している場合には、アの「整備している」及びイの「配置している」の項目にレ 印又は■印をつける。 ③ ウの「エネルギーの使用合理化の取組方針」とは、エネルギー管理組織や体制、省エネの目標、 省エネ設備の新設、更新等に関する事項を規定したものであり、これを社内文書として規定し 整備している場合には「整備している」の項目にレ印又は■印をつける。 ④ 各工場等における取組方針の遵守状況の確認・評価・改善指示を実施している場合には、エ の「実施している」の項目にレ印又は■印をつける。 ⑤ 策定された取り組み方針とその評価方法を定期的に見直し、(必要に応じ)改正を行っている場 合には、オの「実施している」の項目にレ印又は■印をつける。 (※)「ウ」で取組方針を整備していない場合、エ及びオは実施していないことになります。) 383.1.8 定期報告書作成のポイント(特定-第8表)②
27①
①
②
39③
④
⑤
<留意事項>
• 工場等における電気の需要の平準化に資する措置に関する事業者の指針を参
考に、実際に実施した電気の需要の平準化に資する措置を報告する。(追加)
• 定期報告の対象年度以前より継続して実施している
電気の需要の平準化
に資する取組がある場合:
過去から継続している取組についても併せて報告できる。
特定-第9表 その他事業者が実施した措置 1 エネルギーの使用の合理化に関する事項 措置の概要 2 電気の需要の平準化に資する措置に関する事項 措置の概要追
加
3.1.9 定期報告書作成のポイント(特定-第9表)①
403.1.9 定期報告書作成のポイント(特定-第9表)②
当該年度にエネルギーの使用の合理化に関し実施したソフト面の省エネルギー活動等の
実施状況を記入。 特定工場等のみで実施の場合には、当該工場の名称を記入。
また、平成27年度報告分から「2.電気の需要の平準化に資する措置に関する事項」が追
3.1.10 定期報告書作成のポイント(特定-第10表)
一 0000000 名古屋工場 △△△-△△△△ 愛知県名古屋市 ○○○○ 製鋼・製 鋼圧延 業2
2
2
1
△△△-△△△△ 愛知県○○○○2
2 0 0
主として管 理事務を行 う本社等 0000000 本社 - 以下余白 - 二②
事業者の設置するすべてのエネルギー管理指定工場等の所在地等を記入。 ① 設置するすべての工場・事業場のうち、『エネルギー管理指定工場等』の指定を受けている工場 等をすべて記入。 ② 使用量の変化等により指定区分の変更が必要な場合には、(指定区分の変更手続きが必要□) の欄にレ印又は■印を付すこと。 ③ 工場ごとに、主たる事業の産業分類の細分類番号及び事業の名称を記入。 (※ 産業分類の分類番号の決定方法は20ページを参照) ④ この表に記入した工場等は、それぞれ定期報告書の指定-第1表~第9表(52ページ以降を参 照)の作成が必要。①
③
423.1.11 定期報告書の作成方法(特定-第11表)
△△△-△△△□ 愛知県名古屋市○□ 製鋼・製鋼圧延業 名古屋第二工場2
2
2
1
1542kl①
現状で『エネルギー管理指定工場等』の指定を受けていない工場・事業場であって、エネルギー使用量 が1500kl/年以上の工場等の所在地等を記入。 この表に記入した工場等は、定期報告書の指定-第1表~第9表には記入の必要はない。 ① 定期報告書提出時点でエネルギー管理指定工場等の指定を受けていない工場等で あって、報告対象年度のエネルギー使用量が1,500kl以上の工場等をすべて記入。 ② 工場等ごとに、主たる事業の産業分類の細分類番号及び事業の名称を記入。 (※ 産業分類の分類番号の決定方法は20ページを参照) ③ 当該工場等のエネルギー使用量(報告日の前年度実績)を記入。②
③
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表)①
特定第12表における報告事項
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表1)②
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表2、3)③
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表4の1)④
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表4の2)⑤
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表5)⑥
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表6の1)⑦
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表6の2、6の3)⑧
3.1.12 定期報告書の作成方法(特定-第12表7)⑨
3.2.1 定期報告書の作成方法(指定-第1表) 3.2.2 定期報告書の作成方法(指定-第2表) 3.2.3 定期報告書の作成方法(指定-第3表) 3.2.4 定期報告書の作成方法(指定-第4表) 3.2.5 定期報告書の作成方法(指定-第5表) 3.2.6 定期報告書の作成方法(指定-第6表) 3.2.7 定期報告書の作成方法(指定-第7表) 3.2.8 定期報告書の作成方法(指定-第8表) 3.2.9 定期報告書の作成方法(指定-第9表) 3.2.10 定期報告書の作成方法(指定-第10表)
3.2 指定第1表~指定第10表(指定工場の報告部分)
特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『定期報告書』の提出が必要。 ここでは『定期報告書』の『指定表』の記入方法について解説。3.2.1 定期報告書作成のポイント(指定-第1表)
指定-第○表 A工場 指定-第1表 指定-第2表 指定-第○表 B工場 指定-第1表 指定-第2表 『エネルギー管理指定工場等』の指定を受けている工場等は、指定-第1表~第10表を添付。 指定-第1表では、指定工場・事業場の名称、指定工場番号などを記入。 ① 指定工場番号、企業名、工場等 の名称、所在地、エネルギー管 理者(員)の職名・氏名・連絡先 等を記入。 ② 主たる事業及び細分類番号を 記載(H27.4.1様式改正施行に より追加) ③ 勤務先の代表番号ではなく、該 当者に直接連絡がとれる連絡 先を記入。(H27.4.1様式改正 施行によりメールアドレス追加) ④ 指定-第1表~指定-第10表 は、指定工場単位に分割が可 能な形にまとめる。 543.2.2 定期報告書作成のポイント(指定-第2表)
指定-第2表の記入方法は、「その他の燃料」 欄を除き、特定-第2表(13~18ページ)を参照 都市ガス等の「その他の燃料」の取扱いは以下 のとおり。 ※都市ガス13Aの熱量換算は○○GJ/千㎥として計算 13A①
②
① 「その他の燃料」の欄には、当表の燃 料以外の燃料、または推計によりエネ ルギー種別の特定ができない場合に 記入(推計により算出した場合、エネル ギー種別を特定できないときのエネル ギー使用量はここに記入)。 ② 都市ガスの使用量は「その他の燃料」 に記入するが、地域により発熱量が異 なっていることから、供給を受けている ガス供給事業者に熱量への換算係数 を確認し、欄外に記入。 なお、確認できない場合は、『定期報告 書記入要領(※)』巻末の別添資料4に よることができる。 ※「定期報告書記入要領」は、以下のURLを参照のこと http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving /procedure/pdf/150410teiki_kinyuyouryou.pdf 553.2.3 定期報告書作成のポイント(指定-第3表)
① 判断基準のⅠ「新設に当たっ ての措置」に該当する機器、 中長期計画指針、その他省エ ネに係る設備を記入。 ② 年間稼働日数と1日の平均稼 働時間を記入。 ③ 原則として、各設備の年間の エネルギー消費量の総計が、 当該工場の総エネルギー使 用量の8割を網羅するように 記入。 ④ 新設や改造、撤去を行った場 合には、設備の名称の後に 括弧書きで「新設」、「改造」、 「撤去」のいずれかを記入の 上、「新設、改造又は撤去の 状況」に記入。 高効率変圧器 (新設) 500kVA×1台 365日/年 24時間/日 平成テスト導入25年 変圧器 500kVA×3台 200kVA×4台 365日/年 24時間/日 機械加工設備 合計 (70台) 870 kW 10時間/日 250日/年 電気乾燥炉 (75kW×4台) トンネル炉 24時間/日 365日/年 メッキ・塗装設備 合計 280 kW 10時間/日 250日/年 空気圧縮機 110kW×10台 55kW× 5台 37kW×15台 250日/年 10時間/日 貫流ボイラー 2t/h×3台 250日/年 10時間/日①
②
③
④
エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーを消費する主要な設備の概要、稼働状況 及び新設、改造又は撤去の状況を記入。④
563.2.4 定期報告書の作成方法(指定-第4表)
① エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値(原単位の分母)の名称と単位(分母の種類)を 記入。単位を数式とする場合は、式を構成する内容(例:延べ床面積×営業時間、売上×営 業時間等)を記入。 なお原則、毎年度同一の単位を使用し、やむを得ない事情により単位(分母の種類)を変更 する場合には、その理由と新旧単位による生産数量等の(時系列)対比表を別紙に記入のう え、添付。 ② 対前年度比は百分率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。①
②
指定-第4表は、指定工場のエネルギー原単位の分母となる値(エネルギー使用量と密接な関係をもつ 値)を記入。3.2.5 定期報告書の作成方法(指定-第5表)
① 対前年度比は百分率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入。 ② 原則、有効数字4桁で記入。 平成26 99.9 0.1534②
①
②
指定-第5表は、指定工場のエネルギーの使用に係る原単位、及び電気需要平準化評価原単位 を記入。 58 平成26 本年度報告において電気需要 平準化評価原単位を遡及して 作成しない場合は未記入 0.17083.2.6 定期報告書作成のポイント(指定-第6表)
指定-第6表の記入方法は特定-第4表(27~31ページ)を参照
3.2.7 定期報告書作成のポイント(指定-第7表)
60
指定-第7表の記入方法は、
3.2.8 定期報告書作成のポイント(指定-第8表)①
『判断基準』は事務所①と工場② と で別々に設定されているため、指定 -第8表も「事務所」と「工場」の2種 類がある。 この表で管理標準とは、「判断基準」 で定める管理標準のことであり、事 業者が燃焼設備、加熱設備等の管 理、計測・記録、保守・点検などを行 うに当たり、自ら定めるマニュアルの ことを言う。 各々のエネルギー管理指定工場等 は、①又は②のいずれかの表を選 択・記入。①又は②のいずれの表を 選択するべきかは次ページの原則を 元に決定する。 指定-第8表は、指定工場等における『判断基準』の遵守状況を記入。①
②
3.2.8 定期報告書作成のポイント(指定-第8表)②
各エネルギー管理指定工場等の「指定-第8表」の記入にあたっては、原則として、当該工場等の主たる事業の産業分類コードで 該当する方の様式により報告する。 日本標準産業分類における大分類のうち G情報通信業 H運輸業・郵便業 I卸売業・小売業 J金融業・保険業 K不動産業,物品賃貸業 L学術研究・専門・技術サービス業 M宿泊業・飲食サービス業 N生活関連サービス業・娯楽業 O教育・学習支援業 P医療・福祉 Q複合サービス事業 Rサービス業(他に分類されないもの) S公務(他に分類されるものを除く) T分類不能の産業」 (日本標準産業分類(大分類)のA~Fにおける「主として管理 業務を行う本社」及び「その他の管理、補助的に経済活動を 行う事業所」に該当する場合を含む) 日本標準産業分類における大分類のうち A農業・林業 B漁業 C鉱業・採石業・砂利採取業 D建設業 E製造業 F電気・ガス・熱供給・水道業 (ただし、日本標準産業分類のA~Fにおける「主として管理 業務を行う本社」及び「その他の管理、補助的に経済活動を 行う事業所」に該当する場合を除く) なお、上記原則では、「専ら事務所」に該当するものの、エネルギーの使用実態に鑑み、2.「工場等」の判断基準を遵守することが適当である 場合(例:廃棄物処理業に該当する工場、製造ラインを有している研究所等)には、2.「工場等」の様式を使用することも可能。 『1.工場等であって専ら事務所その他これに類する用途に 供する工場等における判断の基準の遵守状況(法第5条第 1項第1号関係)』欄に判断基準の遵守状況を記載 『2.工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する 工場等を除く工場等)における判断の基準の遵守状況(法第 5条第1項第2号関係)』欄に判断基準の遵守状況を記載 62① 『対象項目(設備)』欄から、当該工場等に設置されて いる設備等を選択する。 ② 選択した設備等について、それぞれ『運転の管理』『計 測及び記録』『保守及び点検』『新設に当たっての措 置』における管理標準(社内マニュアル)の設定状況及 び、設定した管理標準の実施状況で、それぞれ選択肢 から当てはまるもの(いずれかひとつ)を■かレ点を記 入。 ③ 「管理標準の設定状況」の欄には、設備ごとに設定状 況を選択回答(各項目でひとつ選択)し、設定中の場合 は概ね何%の進捗状況かを整数で記入。 ④ 「管理標準に定めている管理の状況」、「管理標準に定 めている計測及び記録の実施状況」及び「管理標準に 定めている保守及び点検の実施状況」については、自 ら定めた管理標準(「管理標準の設定状況」欄でチェッ クしたもの)をどの程度遵守しているか、その実施状況 を記入。 ⑤ 「新設に当たっての措置の状況」については、設備の 新設だけでなく、更新した場合も該当。当該年度に新 設・更新がなければ「該当無し」に■かレ点を記入。 なお、中長期計画書に設置を予定した場合でも、当 該年度に新設・更新がなければ、該当なしに記入。 『専ら事務所』の場合の記入例を示すので、工場等の場 合も以下を参考に記入。
3.2.8 定期報告書作成のポイント(指定-第8表)③
①
②
⑤
70 90 80③
④
63① 当該工場・事業場に設置されていない設備等について は、当該項目の欄を斜線で削除。 ② 『BEMS』の欄については、当該年度にBEMSを新設 したか否かに関わらず、BEMSを採用している場合は、 「BEMSを採用している」の欄に、BEMSを採用してい ない場合は、当該項目の欄を斜線で削除するのでは なく、「BEMSを採用していない」の欄にそれぞれ記入。 (※採用していない場合に、「斜線」を引かないこと。) 『専ら事務所』の場合の記入例を示すので、工場等の場 合も以下を参考に記入してください。
3.2.8 定期報告書作成のポイント(指定-第8表)④
②
①
70 90 80 643.2.8 定期報告書作成のポイント(指定-第8表)⑤
① 「事業場の居室等を賃貸している事業者は、事 業場の居室等を賃借している事業者に対する エネルギー使用量についての情報提供」欄に は、テナントビルオーナーなど、当該事業場の 居室等を賃貸している場合において、テナント 事業者に対してエネルギー使用量についての 情報提供を行っているかを記入。 (該当しない場合は、斜線で削除。)①
3.2.9 定期報告書作成のポイント(指定-第9表)
66
3.2.10 定期報告書作成のポイント(指定-第10表) ①
指定-第10表1は、工場等におけるエネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用に伴って 発生するCO2の温室効果ガス算定排出量を記入する。
指定-第10表の2は、電気事業の用に供する発電所又は熱供給事業の用に供する熱供給施設が設置 されている工場等において燃料の使用に伴って発生するCO2の温室効果ガス算定排出量を記入する。
3.2.10 定期報告書作成のポイント(指定-第10表) ②
指定-第10表3の記入方法は特定第12表4の1(47ページ)を参照
3.2.10 定期報告書作成のポイント(指定-第10表) ③
指定-第10表4の記入方法は特定第12表5(49ページ)を参照 指定-第10表5の記入方法は特定第12表7(52ページ)を参照