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事業方針

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(1)

平成 28 年度 葦の家福祉会 事業報告

法 人

Ⅰ.事業方針

28年度は、新事業の確実な立ち上げ、法人の基盤整備、市、国の制度改変情報への対応、多様 な障がい、ライフステージに対する支援力の向上、地域における高齢、子育て等他の福祉分野 と連携を事業目標においた。えーる油山開所、第2ホームの起工、定款変更、新評議員会設置、

社会福祉充実残額クリア等社会福祉法改正への対応等を行うことができた。

他方で、法人の組織・財務等の基盤整備、人材の確保・定着、労務リスクへの対応、地域にお ける福祉ネットワークの形成、法人内事業所間の連携、中期事業計画の後期の取組み等の課題 が残った。

1.新規事業を着実に整備する。前期はえーる油山、後期は第2グループホームの開所整備に重 点を置く。

(1)多機能型通所施設えーる油山を開所し、障がいの重い利用者や在宅者を受け入れ、就労 会計導入、アート活動整備等に取り組んだ。農地確保が課題として残った。

(2)第2グループホームの整備は、4m道路接道認定が難しいことによる建築確認申請、福 祉医療機構借入金の認証が遅れ年度内竣工ができず、3月に着工した。

(3)福岡市が新規に整備する城南区基幹相談支援センター公募に応募し受託内定、指定一般 相談支援の指定を受け29年度オープンに備えた。

法人内の計画相談のケース移管を想定した新規の指定特定相談の申請は、30 年度まで 委託事業で並行して行うことが出来ることとなり29年度開設を見合わせた。

児童の計画相談には職員体制の目途が付かず着手できなかった。

(4)福祉有償運送事業は、人員のめどが立たず着手できなかった。

(5)放課後児童デイサービスの整備は、若久特別支援学校放課後等支援事業の存続が決ま り検討しなかった。児童発達支援事業の将来構想を模索したが、次年度以降アクション 化が課題である。

2.法人組織再編検討委員会を立ち上げ、法人の組織改編、基盤整備を行う。

(1)新定款等の規程案、理事会、評議員会等の組織再編案、社会福祉充実残額対応案等をと りまとめ、理事会、評議員会に提案、決裁され、期限内に社会福祉法改正に対応した。

(2)法人理念の見直し案のたたき台を策定した。

(3)法人研修委員会のもとで、職域層のグループを編成し、監督職層を始め、新任、中堅、

非常勤等の職員層単位の育成プログラムの見直しを行い、中領域の基本業務の文章化に よるとりまとめを行った。

(4)以下の項目は次年度に持ち越した。

①中期人事計画の策定。

②持続可能な給与体系の見直し。

③積立金等の資金計画の策定。

④法人組織規程、事業部制などの組織改編。

(2)

3.子育て、介護等支援、労働衛生管理等職員が永続的に働きやすい職場環境の整備を行う。

(1)各事業所で、衛生委員会、厚生労働省が推奨するチェック&25によるチェック等の活動 とともに、育児休業復帰者への支援、正規職員候補生の計画的な正規移行を行い、国の 助成金を活用した。雇用保険対象者76名11名の離職者、離職率14.4%であった。

(2)福岡県の「子育て応援宣言企業」登録制度への登録はしなかった。

(3)労務災害をめぐり離職職員との紛争が生じ、顧問弁護士調停により示談が成立した。

4.障がい者差別解消法(合理的配慮、対応指針等)に伴う対応を行う

国の福祉事業者向けガイドラインを法人内に周知するとともに、福岡市に差別禁止条例を作 る会及び福岡市差別解消条例検討会議に参画し、条例案策定に寄与した。

5.障がい、高齢、子育て、防災等をキーワードに地域ネットワーク作り寄与する。

具体的なアクションには至らなかったが、わはは祭りでの堤校区つつみカフェの出張出前カ フェの開催、実践発表会で、障がいに加え、高齢、子育て、街作り参画をテーマにしたシンポ ジウムを開催し、次年度以降の取組みについて知見を得た。

6.他団体と連携し、障がい児者福祉制度の維持、向上、ニーズに即した社会資源の開拓につい て運動を行う。

福岡市障がい者関係団体協議会、福岡市地域生活等支援協議会、福岡市民間障がい施設協議 会、きょうされん等の団体と連携し、次度以降の福岡市福祉総合計画における事業の具体化に 寄与したが、国の施策に対する運動は署名活動以外充分取り組めなかった。

親亡き後を見据えた地域生活支援基盤整備、各区に基幹相談支援センター、地域生活支援拠 点の整備、グループホームにおける(強度)行動障がい者受入れ助成制度創設、移動支援の運 用拡大、差別禁止条例制定の推進等

7.月次の予算管理及び財務指標をもとに財務規律の維持に努める。

(1)権藤税理士事務所による事前チェックを受けた月次報告書の月頭の法人本部会議提出が ルーチン化した。

(2)予算立て及び月次の対内的チェック、執行体制が不十分であった。りーど全事業、えー るでは、収支差額が赤字となった。

(3)決算、法人監査等を通じて、監事、税理士事務所による指導、助言を受け、年度末の多 額の未払い金処理等の前年度決算時の課題改善が進んだ。

(4)社会福祉法改正に伴う福祉充実残額の試算を行い法人のあるべき流動資金、積立金を推 計した。

8.法人本部機能を明確化し、法人の予算・人事労務・規程・稟議・情報等の管理、集約、調整 を確実に行う。

(1)拠点単位の予算執行、経理事務及び統合体制に着手できた。

(2)次長体制により、本部による10万円以上の購入、契約行為の稟議体制を作った。

(3)運営、労務、経理等の規程の見直しと整備に取り組み、課題を整理したが解消は多く次 年度に持ち越した。

(4)採用、人事、広報等法人、事業所間のラインの不明確性が課題となったが、整備は、次 年度に持ち越した。

(3)

9.福岡市と連携し、福祉避難所機能を整備する。

福岡市と協約を締結している事業所代表者との福祉避難所マニュアル策定会議に参画し、市 のマニュアルは整備されたが、法人内のマニュアル整備には至らなかった。

Ⅱ.実施期間 平成28年4月1日~29年3月31日

Ⅲ.実施事業

1.障がい福祉サービス事業

生活介護、短期入所(葦の家・桧原事業所・りーど)

多機能型事業(生活介護、就労継続支援B型)えーる油山

居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護(ヘルパーステーションほっとほっと)

指定特定相談支援(福岡市城南区知的障がい者相談支援センター)

共同生活援助すてっぷ、共同生活援助第2グループホーム(仮称)

重度障がい者等包括支援事業りーど

2.地域生活支援事業

移動支援、生活サポート(ヘルパーステーションほっとほっと)

日中一時支援(葦の家):福岡市、宇美町、志免町、筑紫野市、那珂川町委託事業

3.委託事業

福岡市城南区知的障がい者相談支援センター葦の家/福岡市 福岡市屋形原特別支援学校放課後等支援事業(公益事業)/福岡市 福岡市若久特別支援学校放課後等支援事業(公益事業)/福岡市

Ⅳ.主な会議、行事

月 理事会・委員会・行事

4

9日 葦の家利用者、職員合同入所式 えーる油山開所式

26日 法人組織改編検討委員会① 30日 職員歓送迎会

5

1日 ヘルパーステーションほっとほっと10周年式 6日 広報委員会①

14日 法人監査

23日 理事会、評議員会(決算・事業報告)

27日 法人研修委員会① 30日 資産変更登記 6

7日 広報委員会② 17日 法人現況報告書提出 20日 法人組織改編検討委員会②

27日 RM・人権擁護委員①

7 16日 わはは祭り実行委員会①

20日 広報委員会③

(4)

8

2日 法人研修委員会② 3日 理事会、評議員会 19日 わはは祭り実行委員会② 9

2日 法人組織改編検討委員会② 4日 職員採用試験(第1回) 13日 広報委員会④

23日 わはは祭り実行委員会③ 10

9日 わはは祭り 18日 法人研修委員会③ 27日 理事会、評議員会 29日 わはは祭り反省会 11

13日 職員採用試験(第2回) 19日 法人中間監査

25日 人権擁護・RM委員会②

12

2日 福岡市指導監査

3日 法人組織改編検討委員会③ 8日 理事会、評議員会

13日 法人研修委員会④ 14日 広報委員会⑤ 28日 大掃除 職員懇親会 1 22日 職員採用試験

2

9日 評議員選任委員会

法人組織改編検討委員会④ 11日 職員採用試験

15日 理事会、評議員会 16日 職員採用試験 18日 実践発表会

28日 RM・人権擁護委員③

3

1日 第2グループホーム起工式 10日 研修委員会⑤

14日 広報委員会⑥

21日 理事会、評議員会(補正・事業計画・予算)

25日 新任職員研修(~3/31)

31日 36協定届出

Ⅴ.運営体制

1.理事会・評議員会

(1)役員、評議員

理事7名(定数8名・欠員1名)、監事2名、評議員18名(定数19名)

(2)評議員選任解任委員会(H28.12.8施行:定款変更により創設)

委員4名

(3)議決事項

(5)

◇理事会

第1回 平成28年5月23日(月)

第1号議案 平成27年度事業報告案 第2号議案 平成27年度決算案・監査報告

第3号議案 定款改定案(えーる油山開所に伴う基本財産の変更等)

第4号議案 第2グループホーム建設案及び設計監理士の選任

第5号議案 第1次補正予算案(第2グループホーム建設工事関連等)

第6号議案 夏季賞与職員支給案(58名に13,257,290円支給見込み)

第7号議案 経理規程改定案(会計拠点のえーる油山への名称変更等)

第8号議案 初任給・昇格・昇給・人事考課等に関する規則変更案 (中途職員採用時等の適用基準の明確化等)

第9号議案 非常勤就業規則改定案(賃金設定の追記等)

第10号議案 私有車使用規程案(業務上の車両使用、保険加入要件等)

(旧相談支援車両規程廃止)

第2回 平成28年8月3日(水)

第1号議案 就業規則改定案 第2号議案 非常勤就業規則改定案

第3号議案 グループホーム2号館設計案 第4号議案 りーど北側門扉改修案 第3回 平成28年10月27日(木)

第1号議案 評議員選任案

第2号議案 社会福祉法改変対応方針

第3号議案 福岡市基幹相談支援センター公募応募 第4号議案 第2ホーム入札指名業者案

第5号議案 非常勤職員賃金改定案 第6号議案 慶弔規程改定案 第7号議案 U氏示談案件及び支出 第8号議案 冬季職員賞与支給 第4回 平成28年12月8日(木)

第1号議案 改正社会福祉法対応定款変更関連規程 新定款

評議員選任・解任委員会運営細則 第2号議案 評議員選任・解任委員の選出 第3号議案 評議員候補者の推薦について

第4号議案 福祉充実残額及び計画策定の可否等について 第5号議案 給与規程改定

第5回 平成29年2月15日(水)

第1号議案 平成29年度事業計画骨子案 第2号議案 役員等報酬規程案

第3号議案 役員等費用弁償規程案 第4号議案 育児介護休業規程改定案

第5号議案 友廣道雄法人本部長の定年に伴う継続勤務

第6号議案 基幹相談支援センター受託に係る指定一般相談支援事業所申請

(6)

第7号議案 指定特定相談支援事業の申請

第8号議案 第2グループホーム整備に係る独立行政法人福祉医療機構借入金申請

(保証人無し)

第9号議案 葦の家、えーる油山車両購入、改廃 第 10 号議案 葦の家施設修繕入札手続き

~入札参加業者、予定価額、立ち会い人等の決裁

第 11 号議案 福岡市民間障害施設協議会社団法人化移行に伴う入会及び代表者の選任 第 12 号議案 評議員選任解任委員会運営細則改定案

第6回 平成29年3月21日(火)

第1号議案 定款細則改定案 第2号議案 経理規程改定案 第3号議案 給与規程改正案

第4号議案 非常勤就業規則改定案(期限の定めのない職員の要件を定める改定等)

第5号議案 平成28年度第2次補正予算案 第6号議案 平成29年度事業計画案 第7号議案 平成29年度予算案

◇評議員会

第1回 平成28年5月23日(月)

第1号議案 平成27年度事業報告案 第2号議案 平成27年度決算案・監査報告

第3号議案 定款改定案(えーる油山開所に伴う基本財産の変更等)

第4号議案 第2グループホーム建設案及び設計監理士の選任

第5号議案 第1次補正予算案(第2グループホーム建設工事関連等)

第6号議案 夏季賞与職員支給案(58名に13,257,290円支給見込み)

第7号議案 経理規程改定案(会計拠点のえーる油山への名称変更等)

第8号議案 初任給・昇格・昇給・人事考課等に関する規則変更案 (中途職員採用時等の適用基準の明確化等)

第9号議案 非常勤就業規則改定案(賃金設定の追記等)

第10号議案 私有車使用規程案(業務上の車両使用、保険加入要件等)

(旧相談支援車両規程廃止)

第2回 平成28年8月3日(水)

第1号議案 就業規則改定案 第2号議案 非常勤就業規則改定案

第3号議案 グループホーム2号館設計案 第4号議案 りーど北側門扉改修案

第5号議案 樋口理事ご逝去に伴う後任人事について 第3回 平成28年10月27日(木)

第1号議案 社会福祉法改変対応方針

第2号議案 福岡市基幹相談支援センター公募応募 第3号議案 第2ホーム入札指名業者案

第4号議案 非常勤職員賃金改定案 第5号議案 慶弔規程改定案

(7)

第6号議案 U氏示談案件及び支出 第7号議案 冬季職員賞与支給 第4回 平成28年12月8日(木)

第1号議案 改正社会福祉法対応定款変更関連規程 新定款

評議員選任・解任委員会運営細則 第2号議案 評議員選任・解任委員の選出 第3号議案 評議員候補者の推薦について

第4号議案 福祉充実残額及び計画策定の可否等について 第5号議案 給与規程改定

第5回 平成29年2月15日(水)

第1号議案 平成29年度事業計画骨子案 第2号議案 役員等報酬規程案

第3号議案 役員等費用弁償規程案 第4号議案 育児介護休業規程改定案

第5号議案 友廣道雄法人本部長の定年に伴う継続勤務

第6号議案 基幹相談支援センター受託に係る指定一般相談支援事業所申請 第7号議案 指定特定相談支援事業の申請

第8号議案 第2グループホーム整備に係る独立行政法人福祉医療機構借入金申請

(保証人無し)

第9号議案 葦の家、えーる油山車両購入、改廃 第 10 号議案 葦の家施設修繕入札手続き

~入札参加業者、予定価額、立ち会い人等の決裁

第 11 号議案 福岡市民間障害施設協議会社団法人化移行に伴う入会及び代表者の選任 第 12 号議案 評議員選任解任委員会運営細則改定案

第6回 平成29年3月21日(火)

第1号議案 社会福祉法改正に伴う理事選任 第2号議案 定款細則改定案

第3号議案 経理規程改定案 第4号議案 給与規程改正案

第5号議案 非常勤就業規則改定案(期限の定めのない職員の要件を定める改定等)

第6号議案 平成28年度第2次補正予算案 第7号議案 平成29年度事業計画案 第8号議案 平成29年度予算案

◇評議員選任委員会

第1回 平成29年2月9日(木)

第1号議案 評議員の選任 2.監事、監査

平成28年 5月14日 法人監査 平成28年11月19日 中間監査

平成28年12月 2日 福岡市指導監査…文書による指摘事項無し

(8)

3.主要会議、委員会開催

(1)会議(月次開催)

①法人本部会議…法人全体の業務の調整、準決裁

理事長、本部長、管理者、本部スタッフ

②管理者会議 …管理者のラインの情報、課題の共有、調整 管理者

③法人運営会議…法人、事業間の諸課題の情報共有、連絡調整 本部長、管理者、主任、本部事務員

④主任会議………実務調整、自主的課題解決等に取り組む。

上級主任、主任

⑤事務スタッフ会議…法人の経理・事務の実務、連絡調整 本部長、本部スタッフ、法人事業所事務員

(2)委員会等(定期開催)

①組織改編検討委員会…福山委員長

②研修委員会…豊村委員長

③リスクマネジメント委員会…小関委員長

④人権擁護委員会…友廣委員長

⑤わはは祭り実行委員会…福山委員長

4.業務委託

社会保険労務事務 浜地社会保険労務士事務所 法律顧問事務 野林弁護士事務所

会計・税理事務 権藤税理士事務所 栄養管理業務 松尾氏

5.人事

(1)採用者28名

正規職員3名、常勤職員7名(正規職員候補生3名)、非常勤職員17名

(2)退職者20名

正規職員3名、常勤職員6名(正規職員候補生3名)、非常勤職員11名

(3)育児休業取得者1名 6.主な契約、入札

第2ホーム設計監理契約 3,240,000円 有限会社大島設計

自動車保険フリーと契約 2,201,320円 西日本自動車共済協同組合 りーど北門扉整備工事 1,674,000円

送迎車両3台購入

(入札)

第2グループホーム建築工事入札

平成28年11月18日 指名参加業者5社

落札業者;起産建設株式会社/価額86,400,000円 葦の家改修工事入札

平成29年2月23日 指名参加業者4社

落札業者;起産建設株式会社/価額6,264,000円

(9)

7.広報

(1)法人たよりを発刊し、HPの更新、要覧の修正を行った。

(2)フェイスブックにアップ、適時更新した。

(3)求人広報誌を作成し、各種説明会等で頒布した。

(4)広報委員会で求人活動と連動したHP、媒体を工夫しながら効果的な法人広報を行う。

8.法令遵守・安全管理体制

(1)人権擁護委員会、安全管理委員会を開き、虐待防止、事故リスクの軽減を図った。

(2)安全運転管理者を置き、法人全体での安全運転講習会を開催した。

(3)OAネットワークシステム管理者を置き、法人全体のネットワーク管理を行った。

9.情報開示

事業報告書、財務諸表を事務所内に市民閲覧用ファイルとして整備し、法人ホームページ、

法人たよりに掲載、開示した。

10.苦情受付体制

支援に関する苦情受付1件(グループホームすてっぷ)

11.決算、資産の状況

別記収支決算書(収支計算書、貸借対照表、財産目録)による。

Ⅵ.本部事務

1.人事体制…本部長1名、次長1名、会計経理1名、請求・庶務1名 2.本部予算は各事業共通経費繰入金による。

3.業務内容

(1)理事長の補佐…中間決裁(押印・契約行為等)、報告、慶弔、渉外等

(2)理事会、評議員会の運営事務

…報告・議案の作成・調整、会議設定、事務連絡、スケジュール調整等

(3)予算・決算の統括編成、執行管理

(4)財務、資産管理

(5)賃金計算、税務、帳票管理等の会計、出納、経理

(6)法人の契約実務、書類管理

(7)人事(採用、異動、人事考課、懲戒等)編成、一元管理

(8)社会保険、労務、福利厚生業務・帳票の一元管理・適用

(9)障がい福祉サービス、地域生活支援事業の統合請求・実績管理業務

(10)法人、行政監査事務

(11)諸規程編成、文書・データ管理

(12)主催行事の企画、実行

(13)広報(法人たより、HP更新、要覧作成、行事等)

4.委託業務

(1)浜地社会保険労務士…社会保険適用・申請事務、助成金申請(キャリアアップ助成金)

(2)権藤税理士事務所…月次の経理チェック、予算、決算、監査、税務申告事務

(3)野林法律事務所…契約、労務、事故等法的リスク対応、権利擁護に関する助言等。

(10)

・退職職員による法人に対する業務上の災害後遺症の損害賠償請求がなされ、弁護活動 を委嘱し、平成28年10月28日70万円を支払う示談が成立した。

(4)勁草システック株式会社…法人の会計、請求、給与ソフトの保守。

5.特に取り組んだこと

(1)法改正に伴う新たな理事会、評議員会移行に対応する定款細則の改定。

(2)法人全体の特定個人情報(マイナンバー)の一括管理。

(3)購買・契約等ついて、調整、稟議、決裁のライン・方法の確立。

(4)法人統括、拠点区分単位による会計経理、予算、決算。毎月頭の本部会議日に月次報告 の提出。事務ラインの形成。

(5)広報体制の強化

①法人情報(法人事務連絡、法人たよりなど)の役員・評議員、各事業所、関係機関へ の発信。

②広報委員会の編成。

③求人情報の管理求人対策チームを作成し、分かりやすい求人情報媒体等の作成、若手 職員を活用した職場説明会での求人活動等、安定した定期採用活動

(6)各事業所事務員の経理、労務事務の調整、スキルアップも含む事務スタッフ会議、事務 職員の学習機会を設けた。

(7)本部機能の明確化、課題整理。

Ⅶ.障がい者地域生活支援センター「りーど」の管理

(1)りーど拠点区分として、資金収支管理、予算、決算を行った。

(2)センター長、副センター長を置き、管理運営を行った。

(3)月次のりーど内事業所責任者による運営会議を行った。

(4)管理業務

①広報誌「りーど通信」の発刊

②各室の使用管理、保守管理、清掃美化、消耗品の補充 ③防火管理・消防避難訓練、防犯・セコム管理

④樋井川四丁目町内会活動参加 他 ⑤保守管理、メンテナンスを確実に行う。

・北側門扉の整備を行った。

⑥シフト調整機能の効率化、安定化を図る。

(11)

平成28年度 生活介護葦の家 事業報告

基本方針

葦の家の理念は、「障がいがあっても地域の中でふつうの暮らし」を実現することである。こ れまで利用者や地域のニーズに応える事業を展開し、平成25年6月よりケアホームを開所した ところである。今後、生活介護事業としては、総合支援法に基づきながら、葦の家福祉会第3次 中期5カ年計画(H27.4~H32.3)に沿った通所事業所づくり(第2の生活介護事業所および就 労継続支援B型事業を含む就労支援事業)を展開し、地域に拡がったグループホーム利用者がそ こで生活できるように、日中働く環境(通所事業所の利用)を提供したいと考える。その結果、

福祉の街づくりに寄与できる体制づくりをめざす方針である。そのため、多様なニーズに応じた 働く環境づくりと仕事の創生をめざす具体的実践に努めたいと考える。

基本となる支援方針は、

①E;エビデンス(根拠)に基づく支援を行なうこと

②A;アカウンタビリティ(説明責任)を果たすこと

③T;チームアプローチを支援の柱にすること

を持って支援を行ない、適切な環境設定を行なうことで仲間一人一人のエピソードを大切にし たQOLの向上をめざした。

支援員の基本理念は、

①M;ミッション(任務や役割)を果たす支援者

②V;ビジョン(先の見通し)を持った支援者

③P;プライド(自らに誇り)を持つ支援者

を身に付けるために学び、実践に向けた職員の育成を行なった。

一昨年度から組織(分掌)の中に新設した支援部にSV機能を持たせ、引き続き、支援員の資 質向上を図った。また、今年度は、第2段階として、今後3年間の研修テーマを「サービス等利 用計画に沿った、個別支援計画の充実」とし、個に応じた支援と仲間の活動内容を創造するべく、

生活介護葦の家及びえーる油山に共通した取組として実践および研修を積み上げてきた。

事業方針

第3期中期5カ年計画に沿い、葦の家基本方針を具現化するために、以下の基本方針に基づき事業 展開を行なった。

Ⅰ 基本となる事業の展開方針

1.働くことができる環境づくりと事業展開

・働く場を意識した生活介護事業所を展開した。

2.働く場面(場所)をニーズに応じて選択できる体制づくり

・アート(創作)活動や農業分野の検討推進、その他バザー出店等により、多様な働く場 面の創生を図った。

(12)

Ⅱ 具体的事業方針

1.働く環境づくり(含改善)事業

仲間たちの QOL 向上をめざし、働く場所の環境設定と改善を行ない自己効用感(自分

が役立っているという生活実感)が高まることをめざした支援と作業(活動)内容の創生を 全職員で取り組んだ。また、支援スキル向上、支援のための構造化に継続して取り組んだ。

2.ライン形成事業

就労支援に向けた事業展開をめざすと同時に、生活介護事業の安定した予算編成と執行 を行ない、労務管理を含む管理・運営体制と確実な報告・連絡・相談ができる組織化され た葦の家づくり(誰に相談すればよいのかが分かる組織体制づくり)を引き続き行なった。

3.人材育成事業

障害者権利条約や総合支援法等を学び、充実した研修計画を立てる中で、仲間の将来の 地域生活に向けた支援を行なうことをめざし、ホームヘルプ、グループホーム、ショート ステイ、相談支援との情報交換の緊密化を図った。また、今年度からは、3年計画の研究 テーマである「サービス等利用計画に沿った、個別支援計画の充実」をめざして事業所内 研修に取り組んだ。

4.支援部の強化

1名の支援部員を分掌に配置し、SV機能を発揮させながら各班における研究テーマの 達成を図った。

Ⅲ 年間開所、運営日、利用予定

1.定員 40 名:契約者数 主たる事業所 47 名、従たる事業所(桧原分室)8 名

・利用者 52 名 年間延べ利用者見込 12,293 名 出勤率 92%

・法定内利用率 120.5%(受入可能最大数 12,750 名:40 名×255 日)

・営業日 255 日、開所日 255 日(予算計上日:254 日)

・木曜支援日 11 日、職員業務日 4 日 2.スタッフ 41 名

管理者、サービス管理責任者、栄養士各1 名、事務員1 名、

常勤生活支援員17 名(正規 10 名、年次雇用 7 名)

非常勤 15 名(支援員 12 名、看護師 1 名、調理員 2 名)、嘱託医 1 名 3.予算(理事会、評議員会にて承認)

※加算、補助金適用

人員配置体制加算Ⅱ、福祉専門職員配置等加算Ⅰ、食事提供体制加算

送迎加算(重度加算含)、処遇改善加算

4.年間行事(別記)

Ⅳ 支援方針と支援内容概要 1.作業・活動の充実

①仲間たちの作業を大切にし、作業メニューの創生により意欲と意識化を図った。

・農業分野検討のための農林水産省の補助金等の活用までには、今年度も至らなかった。

(13)

②アート活動に取り組む。

・仲間たちの主体的な活動で、社会的にも評価されるアート活動を継続して行ない、きょ うされんグッズデザインコンテスト入賞および入選、サッカーアートコンテスト入選等 を頂く実績を上げた。また、ときめきアート展では2名の仲間の作品が展示され評価を 受けた。

2.支援・介助技術(充実した研修計画の立案と実施)の向上を図った。

・仲間の主体的な行動を引き出すため、(※上岡先生インタビューより)

①思考を伴って、自らおこす行動

②判断力を伴って、自らおこす行動

③目的性を伴って、自らおこす行動と捉え、以下のような実践に努めた。

(1)行動障がい・自閉症等に対する、環境設定と支援技術の向上のための外部研修への参加

(2)多様な障がいに対応できる介護・介助技術の向上のための実践と OJT、実践報告

(3)リスクマネジメント研修の充実 のために法人の委員会による会議の実施、起こりや すい事故等への対策案の検討、原因の分析、支援現場の環境改善

(4)アセスメント力の向上(専門性を高め、各フィールドにおけるエキスパートとなる支 援員をめざす)のための事業所内研修の実施。

(5)家族支援のための研修実施(事業所・家庭・他事業所との連携)及び保護者会との連帯 3.社会・生活体験の充実

(1)障がいがあっても、同世代の人々と同じ様な体験を行ない、ふつうの生活の実現をめ ざすため、様々な社会・生活体験、地域活動に取り組んだ。

・町内会活動等の地域行事等へ、積極的に参加した。

・仲間たちの意見を取り入れ、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」へのバスハイク を行なった。

(2)ホームヘルプ、グループホーム、ショートステイ、相談支援と連携し、統合化された 生活支援を行なうため各事業と情報の共有を図り、家庭の状況を把握し、必要に応じ てレスパイトサービスの調整および情報提供を行なった。

4.仲間の会を充実させ、仲間たちが主体的な力を伸ばせるような大切な自己実現の場とした。

(1)仲間の会(にじ)を計画的に実施した。

5.充実した余暇活動の場面を設定した。

(1)クラブ活動の実施や外部スポーツ活動への参加、音楽、創作など講師等によるレクリエ ーション活動

6.ボランティア養成と地域交流事業の充実に努め地域公益活動の推進を図った。

(1)地域、公民館との連携したボランティア養成講座事業の実施までには至らなかった。

(2)樋井川 4 丁目、堤地区及び長尾中学校との年間行事交流に努め、運動会、夏祭り、

地域清掃、夜回り等へ参加した。

7.人事管理

(1)適材適所の分掌職員配置(正規職員、常勤、非常勤職員)に努めた。

(2)高い資質を持った職員の養成と配置(チームアプローチ)のために、事業所内研修 により支援員の支援力向上を図った。

葦の家で育つ行動

支援計画・モニタリング・ケース会議への反映

(14)

8.施設設備の充実

(1)老朽化した施設設備の計画的更新(新5ヵ年計画に沿った事業展開)に努めた。

(2)予算管理と営繕管理ライン形成に努めた。

9.施設管理・運営

(1)防災、避難訓練、リスクマネジメントのための積極的研修受講を推進した。

(2)緊急時の備蓄(新5ヵ年計画に沿った事業展開)計画立案に努めた。

(3)IT 管理(含セキュリティ機能)の充実を図った。

(4)車両管理(事故の減少、保険を含むメンテナンスの充実)の徹底を図った。

(5)責任者を明確にした行事運営とライン形成を図ったが、職員一人ひとりへの徹底に ついてはまだ課題として残っている。

(6)事務・庶務の効率化に努め、会議時間については 60 分以内をキープすることができた。

Ⅴ 具体的支援内容 1.作業・活動 (1)創作活動

絵画、織り、クラフト等様々なアート活動を通して、表現力の伸長とあわせて、社会参 加、ゆたかな生活、社会体験、個性の発揮、エンパワメント等総合的な支援を施設内事業 部門の位置づけにより行なった。

〇生活介護における創作日課の安定化ができた。

〇利用者の主体性を引き出すような創作活動(表現活動)を行なった。具体的には、

身体表現や新しい画材、制作技法を取り入れた。

〇夏季、冬季授産品の新商品を企画及び作成した(Tシャツ、カレンダーなど)。

〇外部企業、団体とのコラボレーション

⇒福岡女子大(自販機)、トヨペット、福岡市営地下鉄、福岡運輸 授産品の販路拡大を図った。

〇作品のデータベースでの管理及び作品のカタログ化(一部作品のみ行なっている。

索引数多いため実行できていない物もあることが課題)

〇作品販売やレンタルの検討については、今後、授産会議(月1回)等で議題として 取り扱っていく必要がある。外部との連携をしながら取り組むようにする。(ときめ きアート展への作品出店。採用された作品の販売はあったが、購入までは至ってい ない)

〇商業施設や行政企画、貸ギャラリーやわはは祭りでの作品展示会、ライブイベン ト、コンクールへの参加など、製作・販売以外での社会参加、社会評価場面を通し て創作活動による社会啓蒙を図った。

・きょうされんグッズデザインコンテスト入賞、入選

・パラリンアートサッカーアートコンテスト 入選

・ときめきプロジェクト作品入選、展示(福岡信用金庫、福岡市役所)

・ときめきアート展に選出、展示、ライブアートを行なう。(イムズプラザ)

・各コンクールへの作品出展(くばらだんだんアート、城南市民アート展、全国障が い者アート展「みんな北斎」、ユニクロTシャツグランプリ、ポコラート展)

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(2)パッキンの型抜き作業

・簡易で取り組みやすく、リハビリ効果もあり、仲間の実態に合った作業として継続して 行なった。

・月22,000枚程度、11,000円程度を請け負う。

・三幸パッキング製作所との確実なやり取りを行なった。注文に関しては、FAXを通し て注文内容の把握と迅速な在庫の確認・報告を行なった。

・パッキン作業マニュアルを活用して、指定された納期を厳守した。

・支援時間内に同時進行で支援員が作業を出来るよう人員配置を行ない、支援時間外の作 業にならないよう配慮した。

(3)アルミ缶作業

・地域アルミ缶回収を毎月実施した。また、回収依頼に応じ、仲間と共に回収を行った。

・作業によるエネルギー発散、生活リズム作りに取り組んだ。夏場は日射病予防のため、

テントを張り作業を5月7日に行なった。

・仲間の特性に応じた作業環境づくりに取り組んだ。

・今年度新たに22件の回収先が加わった。

・年間回収量5,724(934kg増)。

・長尾中学校の取り組みで113,5kgのアルミ缶を受け取った。ただし、急だったこともあ り、仲間立ち会いのもと直接アルミ缶を受け取ったのが全3回中1回のみで、後日、お 礼状をお渡ししに行った際も職員のみであった。仲間のことや、葦の家のアルミ缶リサ イクル活動に関する説明を十分に行なうことができなかったため、それらについてまと めたチラシを作製、長尾中学校の生徒会の方へ配布を行なった。

(4)公園清掃地域貢献、身体を動かす作業場面としての効果を狙う。

・地域貢献、身体を動かす作業場面として確保できた。

・野間大池公園、上高宮北・南公園、京地公園の清掃を毎月1回以上行なった。

・さくら班、アートキラリ班、かがやき班で清掃を行なった。

・ごみ袋と燃えるごみ、燃えないごみのシールは随時南区役所に取りに行った。

(5)農作業

・児嶋さんよりお借りした農園で、玉ねぎやジャガイモ(メークイン)の栽培を行なって いる。

・屋外の開放的な場所で土に触れ、自分たちで野菜を育てることでの充実感を感じる場面 として設定し、実践している。

(6)バザー出店

・ディスプレイ道具、POP等の変更し、テイストの統一を行なった。「城南フレンドホ ームハッピーフレンドチャリティーバザー」「ハローデイグループ全体感動フォーラム」

「長住まつり」に今年度初めてバザー出店を行なった。バザー参加メンバーは、場所に よって参加できる仲間を検討、班リーダーと相談し、バザーの参加ニーズがある仲間中 心に決定したが、偏りが出ていることが課題。

・授産品や、仲間の活動を通した物品(フェルトボール等)の販売、同時に、葦の家の広報、

アルミ缶回収、まごころ販売会、えーる・葦の家合同作品展のお知らせも行なった。

・ボランティアは、ボランティア担当と連携し、声をかけ参加していただいたが当日近く まで決まらないことがあったため、バザーが決まった時点でボランティア担当に伝え参 加者を募り、1 週間前に決まっていなければ職朝等で全体に呼びかけて探すようにした。

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・毎週水曜日のハローデイ・ボンラパスのバザーに、第 1 週に古賀さん、その他の週に新 しく香川さんにボランティアとして参加して頂いた。

・全体集会にて前月のバザー売上報告と新しく、月の売り上げトップ3の商品の報告を行 なった。

・翌月のバザー出店のスケジュール調整、お礼状の作成、ボンラパス・ハローデイバザー 出店の売り上げ報告書の作成、企画課への報告を行なった。

・長住まつり、長住夜市では、えーる油山と事前の連絡調整を行ない、バザーや缶バッチ 体験の合同出店を行なった。

(7)ニュース配布

・樋井川 3丁目地区に地域アルミ缶回収の広報も兼ねてニュース葦の家を各戸配布した。

・地域の公民館、学校および市・区役所、市民福祉プラザ等に施設広報の一貫として、ニュ ース配達を行なった。

・ニュース配達先のリスト修正(見直し)、配達状況把握の仕組みを確立した。

・施設内行事(わはは祭り、アルミ缶チャレンジ、バザー、授産品関連など)に伴って、

チラシを作成し、ニュース配り、配達時に折り込みを行なった。

(8)レクリエーション・余暇活動

○余暇活動

・仲間たちのニーズに合わせた活動(クラブ活動など)や成人期の視点を大切にした活 動を取り入れた。クラブ活動では、全7 回のクラブ活動実施を行なった。(ネイチャ ークラブ、おんがくクラブ、調理クラブ、ファッションクラブ、ボッチャクラブ)

○他施設利用

・障がい者スポーツセンター、城南フレンドホームなどを活用して、運動レクリエーシ ョンやカラオケなどの余暇活動を行なった。

○行事

・バスハイクやクリスマス忘年会などのレクリエーション行事を立案し、適切な予算計画、

介助・引率計画を立て実行した。バスハイクでは、仲間49名、職員27名、ボランティ ア3名で佐賀県の「ゆめぎんが(宇宙科学館)」を見学した。

・レクリエーション行事の際の写真・ビデオ等の記録を管理し、必要に応じ、利用者・保 護者への閲覧・販売等を行なった。

・季節に応じた行事(節分、バレンタインデー、ホワイトデー)を行なった。

(9)喫茶店(ボランティアではなく、葦の家職員と仲間が地域貢献を目的とした喫茶店運営が できないか検討する)

・毎月第3火・水曜日に施設内喫茶店を行なった。

・民生委員障がい者部会の方々にボランティアとして参加していただき、仲間や職員との 会話を通して交流を図った。

・1杯50円の利用料を徴収し、その中から必要な備品等を購入した。(材料、お菓子)

・備品の管理(グラスやカップ、スプーン等の個数チェック、備品にシールを貼る)を行 なった。また、7月にアンケートを実施し、ビニールのテーブルクロスを購入した。

・各班で飲んだ物が分かるよう、チェック表を作成し利用した。

※平成29年1月末時点・・・実施回数/10回 提供数/672杯(月平均67杯、対前年▲9杯)

(10)地域行事参加

・地域交流の一環として地域の夏祭りや運動会などのイベント地域行事に仲間・職員とも

(17)

に参加することができた。

・行事時には必要に応じて地域の備品を提供したり、ボランティアで参加したりする等、

地域との関係、体制づくりを行なった。

・桧原分室の地域活動への参加については、まだ検討中である。

2.工賃支給

(1)仲間たちの作業で得た収益を工賃として支給する。(生産活動会計別紙)

(2)工賃支給要領により、毎月25日に定額工賃、夏季(9月)と冬季(2月)に査定を経 て、特別工賃を支給する計画だったが、収入が十分でなく、年度末に特別工賃の査定 を経て調整金の支給のみを行なった。

事務職員、各分掌担当職員と連携し、出納簿の記帳・管理、工賃計算等を行なった。月 次試算表を作成した。

(3)工賃支給要領の見直しを行ない、月額工賃の算出方法に関して協議、次年度より変更予定。

3.行事(別記参照)

(1)開所記念式、バスハイク(行き先については、仲間たちの意見を反映させるようにし た。具体的には、各班会議で意見を集約、仲間の会「にじ」にて話し合い、佐賀県立 宇宙科学館「ゆめぎんが」に決定)、クリスマス忘年会、成人を祝う会を行なった。

(2)宿泊旅行について、今年度は行なっていない。また、旅行検討委員会についても行な っていない。

(3)法人主催のわはは祭りに施設として実行委員会に参加、担当職員を配置し実行すると ともに、仲間の実行委員会を組織し取り組むことができた。

4.健康・衛生管理

(1)バイタルチェック

・毎週金曜日、看護師による体温・体重・血圧測定を行ない、変化があった仲間は随時報告 を挙げた。

・月単位で、データをご家庭に知らせると共に、年2回健康診断後「ばいたるだより」を 発行し、家庭での健康管理の啓発を図った。

・健康管理に必要な機器類(血圧計、体温計等)の管理・整備を行なった。

(2)看護師、栄養士との連携

・年に2回の健康診断後に行なった健康支援会議にて、健康面、食事・栄養面において、

情報交換、連携を行なった。

・毎月、看護師・栄養士・支援スタッフでの意見交換を衛生委員会で行なった。

(3)医療機関との連携

・嘱託医:長尾病院理事長 服部氏

・協力医療機関:高宮外科内科医院

・長尾病院にて、年2回の健康診断(採血・採尿・問診・心電図)、年1回、結核予防センタ ーによるレントゲン検診を行なった。

・てんかん発作や持病、疾病に関して、医療的助言が必要な時は医療機関との情報交換な どを行なった。

(18)

・必要に応じて、発作のチェック表・排泄チェック表などを作成し、医療機関への情報提 供を行なった。

(4)衛生管理

・汚物処理マニュアル、感染症対策を職員間で徹底した。

・液体せっけんを、より手洗いしやすい泡の形状で使用できるものを導入した。

5.コミュニケーション、介助

各人の障がい特性や発達段階を理解し、意思を引き出せる支援を行ないながら、高齢化及び、

障がい特性に応じた専門性を身に付ける研修を実施した。

(1)各人の主体的行動を引き出せる手立てと介助法を所内研修で実施した。

(2)各人の介助マニュアルを作成し適切な介助を行なった。

(3)ご本人が心地よいと思う介助を行なうよう、全支援員が心がけてきた。

6.仲間の会、主体性の支援

(1)各班で毎月班会議を開き、施設行事や作業活動、工賃、日常生活で困っていることな ど話をした。

(2)毎月頭に全体集会を開催し、その月の行事予定や仲間に関係する情報の提供を行なった。

(3)仲間の会についての学習の場は持つことができなかった。

(4)仲間の会の会則も作ることができていない。

(5)7月に選挙を行ない、仲間の会3役(会長、副会長、書記)を各1名ずつ選出した。

7.環境、機器の整備、安全対策

(1)作業、生活環境を日常点検し、障がい特性、健康、安全、衛生、情緒面などに影響 が出ないようにする。(保守管理係のもとでの管理)

(2)生活用品を点検し、台帳で管理・補充する。

(3)事故が発生しないように対応、危機管理マニュアルを周知し、事故発生時はマニュ アルに沿って迅速な対応を行なう。(リスクマネジメント委員会のもとでの管理)

8.ケース管理

(1)アセスメント面談により各人のニーズ、要望を把握し、ケース会議等を通して支援計 画を立案、利用者に説明、同意を得て実施した。実践を通して検証し、必要があれば 計画の修正、変更を行なった。半年間で年度中間モニタリングを行い、支援の見直し を行なった。

(2)EAT・MVPを実践できる職員の育成を、研修を通して行なった。

(3)支援部を配置し、サビ管→支援部→班リーダー→班職員への指導を行なった。

(4)事業所内研修においてサービス等利用計画と個別支援計画の整合性について協議し、

通所事業所におけるサービスの検討を行なった。

9.生活支援

(1)サービス等利用計画に基づき、居宅介護、ショートステイ、GH 等と情報の共有、連 携を図り、利用者に対して途切れのないサービス提供を心がけた。

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・法人内事業所と連携し、グループホームやショートステイの支援に研修として勤務 を行なった。

10.給食、厨房

食堂、厨房の塩素消毒などを行ない、安全で衛生に気を付けて安心できる給食を提供した。

・給食数は、利用者、50名、職員34名、その他、場合によってはボランティアの方を含む。

・決算は、利用者 3,588,000円、職員 2,241,000円の予定である。

・一食当たりの総食数単価は、297円/一食(含消費税 給食計画では、325円)

・給食摂取カロリーは、年間695kcal生活強度Ⅰ(低い)とした。(給食計画では、680kcal)

・献立作成は、前月の給食委員会で確認後、確定を行なった。食材費の範囲内で、季節の食 材を取り入れた献立作成を行なった。

・食品購入は、中山商店、牧瀬総本店、大江商店、パンドハウス、パン工房コスモについて 当日納品を行なった。ホームランシステムズは、前日納品。グリーンコープは、毎週水曜 日の午前中に納品を行なった。

・検品は、納品時に発注書に基づいて、品名、量、鮮度、衛生等、注文通りに納品されてい るか検品を行なった。

・食材料費の算定は、当月末日に締め、納品伝票と請求書の照合を行なった。

・給食関係帳簿は、給食管理日誌、衛生管理チェックリストを毎日記入した。

・保存食は、原材料と調理済み食品を各50gずつ密封し、2週間冷凍保存した。

・検食は、11:30~11:35に行なった。

・給食委員会は、毎月1回行なった。

・備品は、オーブンレンジを購入した。食器類は、不足分を補充した。

・検便は、毎月1回検査を行なった。

・保健所立入検査は、平成28年11月28日(月)に行なわれた。

・年間行事(行事食)

4月;入所式 6月;開所記念式 7月;給食選択食 10月;わはは祭り 1月;鏡開き 2月;給食選択食

11.送迎体制

・8コースの送迎を行なった。

・毎月、担当職員による送迎会議を開催し、車両の点検・修理状況の報告、送迎運行に関す る課題確認、そして送迎職員との意見交換を行なった。

・支援員のローテーションによる月間スケジュールで運行した。

・安全運行、車両の保守管理を確実に行なった。事故の際は、迅速な対応を行なっている。

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別記(年間行事)

別記(年間行事)

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Ⅵ 事業体制

1.人事管理

(1)適材適所の分掌職員配置に努める。

・支援部(スーパーバイザー)を設置し、サービス管理責任者(スーパーバイザー)とともに職員(スーパ ーバイジー)へ教育的スーパービジョンを行なうことに取り組む。

(2)高い資質を持った職員の養成と配置を図る。

・各職種、階層ごとにキャリア、課題に即したキャリア、スキルアップを図る業務計画 を立てる。第1四半期に業務面談を行ない、策定し、実行する中で支援員のスキルが 高まりレベルアップしたチームアプローチをめざす。

・業務面談を通して各職員の資質、課題、希望を把握し、次年度の職員体制策定及び各 人の業務計画策定に役立てる。

・法人全体の観点による育成、人事異動について法人本部と連携する。

・各職種、階層ごとにキャリア、課題に即したキャリア、スキルアップを図る業務計画 を秋口に業務面談を行ない、策定し、実行する。

2.研修、人材育成

〇事業所内研修において、全ケースについて、サービス等利用計画と個別支援計画の整合性の 協議、キャリア発達段階・内容表(試案)を用いた支援目標の検討を行なった。また、9/17公 開支援では 6 ケースの支援実施案作成と実践、2/19 法人実践発表会では研究成果の紙面発 表(6ケース)とプレゼンテーション(1ケース)を行なった。

〇職員任意参加の自主研修を行なった。研修内容については年度当初に各職員からの意見をも とにサービス管理責任者と支援部にて作成し、月2回実施した。

〇法人研修員会と連携し、事業所を横断する法人内各階層のスキルアップについて検討した。

〇事業所所外研

・5/21 自閉症スペクトラム実践研修会(志垣)

・5/24,6/14,7/12,8/9,9/13 JUST(浦野、恵藤)

・5/25 安全運転講習会(是永)

・7/7-8 第4回九州地区知的障害関係施設職員研修大会沖縄大会(中司)

・8/20-21 きょうされん夏の実践学習発表会

・9/13-14 平成28年度キャリアパス管理職研修(小関)

・8/27-28 日本発達障害学会大51回研究大会(西郷)

・9/26-27 社会福祉士実習指導者講習(堤)

・10/22-23 きょうされん第39回全国大会in熊本(小関、中司、石本、中村)

・10/26 相談援助面接技術研修(堤)

・11/11 感染症予防講習会(浦野)

・11/14-15,12/7-8 平成28年度福岡県強度行動障害支援者養成研修(中司)

・11/30 講習会「障がい者入所施設における口腔支援」(是永)

・11/8-9 平成28年度「中堅職員研修」(堤)

・1/8-9 第9回自閉症スペクトラム支援者養成研修実践トレーニングセミナー(恵藤)

・2/1 第3回福祉レクリエーション研修(新口)

・2/6-7 九州知的障がい者日中活動支援部会研修会(福岡大会)(小関、中司)

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・2/7 西九州大発表会(石本)

・2/9 ストレスマネジメント(中司)

・2/10 社会福祉施設ボランティアコーディネーター研修会(恵藤)

・2/10-12 アメニティーフォーラム21(西郷、浦野、中村)

・2/14 平成28年度処遇記録研修(障害者分野)(大山)

・2/16 平成28年度処遇記録研修(障害者分野)(恵藤)

・2/23-24 サービス管理責任者研修(介護:西郷)

・3/16-17 平成28年度「リーダー職員研修」(是永)

・3/16-17 サービス管理責任者研修(就労:中司)

3.労務管理

・職員のシフト、業務管理について、業務日誌の記入を徹底し、管理に努めた。更に遅くとも 19時退勤(水・金は20時退勤)を徹底し、職員の時間・スケジュール管理への意識付けを 行なった。しかし育児中の職員の急な休みなどもあり、スケジュール調整、効率よく仕事を 進めることには依然課題を残している。

・衛生委員会を月に1回実施。

4月;年間計画 5月;ストレスチェックの学習 6月;年間計画② 7月;長尾病院dr.による講話(糖尿病・生活習慣病)

8月;全体職員簡易ストレスチェックの実施

9月;実施無し 10月;今後の計画の再検討

11月;緒方歯科dr.による講話(口腔ケアの実際及び姿勢と嚥下機能の基礎学習)

12月;DVD鑑賞(キラーストレス)

1月;中庭dr.による講話(職員のメンタルヘルス~職場におけるストレスチェック、精神科

への受診の時期と健康な生活を送るための精神科医師からのアドバイス)

2月;浜地社労士による講話(労働災害について)

3月;今年度のまとめと次年度計画

・法人本部職員と連携し、社会保険申請等の手続きを行った。

・出勤簿・各種届出書を照合し、職員の年次休暇取得の管理を行った。

4.予算・財務管理

・拠点別予算編成、決算業務を法人本部と連携して計画的に行ない、理事会、評議員会に報告、

決裁を得る。

・毎月、実績確定月の月次試算表を元に予算対比の収支管理を行なう。・会計基準にもとづく 予算管理を行なう。

・中長期の設備維持・投資計画、修繕積立金のもと効果的な財務・資産管理を行なう。

・修繕、備品設備の維持メンテナンス、修繕補修、買換えを行なう。

5.事務

・小口現金を含む日常の出納、経理業務を経理規程により確実に行った。

・拠点会計の〆日、提出日、財務3表の理事長押印日を厳守し、会計処理を行った。

(拠点事務員が連携できるように、拠点事務員の打合せを設けた)

・経理・出納、労務、庶務等の事務分掌業務を法人事務スタッフ、主任職員等と連携して行った。

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・給与大臣、福祉大臣や表計算ソフトを活用し、効率的な事務作業を行った。

・現場、行事引率補助や清掃などの分担業務を行った。

6.法令遵守、監査

・経営、運営の執行にあたっては、障がい者基本法、総合支援法、国の定める運営設置基準、

定款準則、新会計基準準則、各法令通知等を把握し、法令遵守に努める。

・福岡市指導監査基準、自己点検表、厚生労働省Q&A等の運営指針の最新版を所管課のホー ムページ等からダウンロードし、事務、運営業務のチェックを行なう。

・年 2 回の法人監査を実施し、法人本部と連携し監事からの指導を受け運営の改善に努める。

・福岡市指導監査を監査基準に従って受け、運営の改善を図る。

7.広報

・法人内各事業も含めた広報資料の整備・管理に努める。また、IT機器による広報媒体(デー タ)管理を行ない、状況に応じスムーズな情報提供ができるような環境を整えた。

・ホームページ、ブログ等を活用した事業・活動・行事紹介などの広報作業を行なった。

・ニュース葦の家を毎月約3,000部印刷し、地域や行政に配布した。

・毎月、広報会議(ニュース編集会議)を行ない、記事内容の検討を行なった。

・わはは祭りパンフレットを外注(ラクスルにて18,000枚・片面フルカラー)し、約16,000 枚を地域や関係者に配布しました。地区公民館へは事前にアポイントを取り、定例会で紹介 の時間を取って頂いた。

・広報、施設保管用の写真の整理と管理を行なった。

・法人と連携した広報活動に取り組む。相互の役割を明確にし、スムーズかつ効果的な広報活 動を行なった。

・行事開催や定期刊行物発行等で後援会活動と連携した広報活動に取り組んだ。

8.ボランティア

・ボランティア懇談会を11月に実施した。ボランティアと職員で簡単なレクを行ない、懇親 を行なった。

・ボランティア登録簿と一覧表を作成した。

・葦の家福祉会としてボランティア保険に加入した。

・福岡市社会福祉協議会ボランティアセンターに登録した。

・ボランティア養成講座は実施できなかった。

・6月と10月に地域の清掃活動に参加したり、8月の夏祭りや9月の運動会にて設営や片付 けに参加したりした。

9.地域交流

・汗をかく地域貢献を継続、発展させる。

・樋井川4丁目、桧原 7 丁目町内会活動に町費を払い、活動に参加する。

・毎月、仲間、職員で地域に施設ニュースを配布、配達し、葦の家の活動を広報し、地域の行 事、資源などの情報を得る。

・わはは祭りに、地域の方々の出演や多くの地域住民に参加してもらい、葦の家のことを理解

(24)

していただき、交流を深める。わははまつり以外にも、日頃よりお世話になっている方々を 施設行事に招く。

・公民館文化祭、地域行事などに参加する。(夏祭り、運動会、地域清掃など)

・施設開放・・・オカリナ教室、樋井川 4 丁目会合

10.防災、安全、危機管理

・施設の事故・ヒヤリハット事例を班日誌・事故報告書等により積極的に収集し、6/27および

11/25の法人リスクマネジメント委員会にて報告、起こりやすい事故等への対策案を検討し

た。また、12/7職員会議にて、生活介護職員への報告も行ない、原因の分析、支援現場の環 境改善に努めた。

・毎月、保守管理・防災危機管理合同会議を実施し、防災体制、設備、備品等の管理状況を定 期的に確認した。

・4/8の保守管理・防災危機管理合同会議時および適時、非常食糧の備蓄状況(備蓄量・消費期 限)、非常時持出袋、緊急時備品の確認を行ない、自然災害を想定した準備・管理を行った。

・感染症に対する研修・周知を衛生管理係と連携し新任研修と秋口の職員会議等で行った。ま

た、11/11の感染症予防講習会に支援員浦野が出席、11/21職員会議にて報告等を行なった。

・施設内の防火管理体制を明確化し、年2回、地震避難訓練(7/15)と消防避難訓練(11/18)を実 施した。

・防火機器の年2回の法定点検を㈱セコムに委託し、委託業務を管理した。

・防犯対策について警備会社セコムに業務を委託し、施錠管理を行なった。

・火災保険、施設賠償保険、パイオニズム物品賠償保険、ボランティア保険、自動車任意保険 の保険契約を更新し、必要に応じ保険の適用を行なった。

11.保守管理・日常の点検体制

・毎月、施設内各部署の異常を点検し、保守管理・防災危機管理合同会議で報告した。

・施設内の設備、備品に修繕、取替えの必要が生じた場合、適宜補修・交換した。

・施錠管理(電灯、空調機器の消し忘れ等含む)を確実に行い、各室の火元責任者による異常 の有無の点検報告を確認した。

・エレベーターや委託業者の保守点検事跡書類をファイル管理した。

・玄関床、2F 和室の畳、屋上の人工芝の張替えを検討中。計画を立てていたトイレ床の張り 替えは緊急性の高い所から進めていくため、保留している。

・セコムによる機械警備、オーティスエレベーターの点検管理、ホーチキによる防火機器点検、

年2回ワックスがけを行なった。

・台風、その他天災が予測される場合には被害を最小限度に防ぐため、事前対策を行なった。

・運動場、その他施設外周の草取りを定期的に行なった。6 月前後、垣根の剪定を行なった。

桜の木の消毒に関しては、害虫(毛虫など)が少なかった為、行なっていない。夏場に蟻の 発生があった為、害虫駆除を行なった。作業に関しては送迎職員と連携して行なった。

12.車両管理

・車両管理台帳を整備し、定期的なメンテナンスと毎日の利用調整を行なった。

・運行日誌の整備・管理を行い、日々の運行状況を把握・管理することに努めた。

・送迎会議を活用し、車両に関して、早めの整備を行なった。

(25)

・事故の際は保険や修理作業の手続き等を迅速に行なった。

・車税減免申請手続きを2月に行なった。

13.IT 機器管理

・IT機器、通信機器等のシステムを運用し、事業の効率的な運営が行えるよう、職員に対し 随時機器やソフトの活用方法についての学習の機会を設けた。

・利用者においてもITの活用が図れるよう、昨年度に引き続き、小型情報端末の活用に取 り組んだ。さらなる活用方法については、職員間で今後も学習・検討する必要がある。

・IT機器の安全・安定したネットワークを維持するための環境整備(各使用者のパスワード を設定し業務によりアクセスできるフォルダを制限、個人USBメモリーの使用を禁止し 内部からのウイルス感染を予防、個人情報漏えいを防ぐための保存フォルダの検討、デー タの定期的なバックアップや各PCのセキュリティ状況の確認、アップデート、個別のト ラブル事象対応など)を行なった。

・機器のトラブルへの対処、職員への教育等が行えるようにIT機器管理の補助が行える職員 の育成を図った。しかし、まだ一部職員に頼ることも多い状況もあり、継続した職員の育 成が必要である。

14.清掃美化

・作業場やトイレ掃除を清掃スタッフと職員で毎日確実に行った。清掃スタッフ不在時は、清 掃関連のローテーションを調整した。

・年3回大掃除とフロアのワックス掛けを行う。2回は業者に委託し、1回は器具をレンタル し職員で行なった。

・施設内のゴミ出し、処理を管理する。事業ゴミは七福商会に回収して頂いた。

・清掃スタッフとの連携・調整を図り、必要に応じてサービス管理責任者への報告を行なった。

15.実習生、研修生の受入れ

・次年度利用にむけた特別支援学校の実習生を1名受け入れた。

・社会福祉士現場体験実習を5名(西九州大学、日本福祉大学、西南学院大学、麻生医療福祉 専門学校、福岡教育大学)、介護等体験を2名(福岡大学)、保育士実習1名(西日本短期大 学)を受け入れた。社会福祉援助技術プログラムに新しい事業所を加えたり、担当者を検討 したりした。具体的な内容の見直しはできなかった。

・特別支援学校教員の現場体験を3名(福岡中央特別支援学校、東福岡特別支援学校)受け入 れた。

・友泉中学校の職場体験を1名受け入れた。

16.会議

・毎朝職朝でケース、業務の連絡、報告、当日の班活動等の準備、確認を行なうと同時に、必 要に応じた終礼を実施し、当日の報告及び翌日の準備、連絡、職員の共通課題の明確化等、

徹底を図る。

・毎月第2、4水曜日に定例職員会議を60分間開催し、議決機関の役割を果たす。

・毎月、ケース、給食、送迎、事務、ニュース編集会議を実施し、円滑な運営を行なう。

・毎月上旬に運営会議(主要スタッフ会議)を行ない円滑な組織的活動とチームアプローチを

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10 月 4 日 嶋川理事長 成瀬副理事長 谷口専務理事 深田常務理事

管理 ……… 友廣 現場責任者及び会計責任者、 研修、ボランティア窓口 …… 是永 利用調整、シフト調整 ……… 大塚 小口現金 ……… 保田

現場責任者及び会計責任者、 研修、ボランティア窓口 …… 是永 利用調整、シフト調整 ……… 園山 小口現金 ……… 保田