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向社会的行動および社会的認知の発達に関する研究(I)

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Academic year: 2021

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(1)Title. 向社会的行動および社会的認知の発達に関する研究(I). Author(s). 佐藤, 公治; 小林, 美和子. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 34(1): 121-136. Issue Date. 1983-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4920. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 向社会的行動および社会的認知の発達に関する研究(1). 佐. 藤. 公. 治・小. 問. 林. 美和子. 題. lbehavior) の 発 達 に 関す る 研 究 は, こ こ 10 数 i a rosoc 社会性の発達, なかでも向社会的行動 ( p 年の間に急速に発展してきた領域である. 向社会的行動とは, 外的な報酬を期 待することなしに, 他人や他の集団を助けようとしたり, こうした 人々 のためになることをしようとする行為の こ とで あ る と 定 義 さ れ (Mussen & Eisenberg‐Berg,1977), 具 体 的 に は 他 人へ の 援 助, 分 配, 寄 付 と い っ l 976 ) た行為が向社会的行動の代表的なものとしてあげられている(BarTa ,1 . 向社会的行動の発達. 的研究では, これらの行動の 発生にかかわる状況変数や先行条件についての解明が行 なわれようと しているが, さらに, これらの行動そのものの問題に加えて, 向社会的行動と関わる認知的諸過程, 例えば役割取得能力や共感性, 規範や社会的関係, 規則についての知識, あるいは具体的などのよ うな状況の時に どのよう な社会的行動をとるべきかについての知識といった広い意味での社会的認 ion) の 発 達 も 重 要 な 研 究 の 対 象 と な っ て い る. ialco≦mi t 知 ( soc. このような 向社会的行動の発達に 関する研究が最近になっ て盛んに なってきた原因や背景として いくつかのことが考えられている が, それらのうちの主要なものとして以下の点を上げることがで き る.. 第1は最近の社会的背景の変化の中で, 人間の良心や愛他性といったものの存在や育成に疑問を 抱か ざるを得ないような状況が出てきたこと である. 研究者側の認識の変化として, 研究が人間社 会に直接寄与し得るためには, 従来多く行なわれてきた非行や暴力, 攻撃性といっ た反社会的行為 のみならず, 社会的に望ましい結果をもたらす 向社会的行動についても明らかにすることが必要で あるというように変化してきたといえよう. 我国において もかなり以前から社 会性の発達という形 で研究は行 なわれていたが, それらは多くは集団生活への参加や自己指南能力等に代表されるよう な社会生活能力が中 心で, 具 体的な向社会的行動は扱われなかっ たし, それらの発達の 条件分析に ついても積極的に検討されてこなかったのである. r row, 第2は, 向社会的行動を含めて社会・情緒的発達に 関心が集まっている (Parke ,1979;Ya ) 背景には, これまでの 発達研究が比較的認知発達に集中してい たことの 1 9;小嶋・宮川, 1982 97 一つの反動があると思われる。 つまり人間をトータルな形 でみようという機運の中 で, これまで比 較的研究が進んでいなかった社会性や情緒の発達の面 での研究の重要性が認識されだしてきたとい tの研究で中心的に取り上げられてい age うこと である.あるいは認知発達研究の領域の中からも Pi た論理や物的世界についての知識の発達と密接な関連を持ちながらも異なっ た発達の様相 を示す社. 会 ・ 認知的発達. ion i t ) と呼ば lopment i alco≦mi l ) あるいは社 会的認知 ( soc i t ( a ‐ coをmi ve deve soc. i tの理論に基 ) 98 2 age 977;無藤・久保, 1 れる独自の研究領域が生まれてきたの である (木下, 1 .P 121.

(3) . 佐藤公治・小林美知子. づけば社会的事象についての理解も自己中心ゞ性という認知構造のレベ ルによっ て規定さ れるとい う, 言わば認知と社会・動機づけ的側面との平行論によっ て解釈されてきたが, 社会的認知の領域 doma i の発達は認知発達とは関連を持ちながらも完全なパラレルな発達はみられず, 領域特殊 ( n i f i )な発達を有していることが明らかにされてきているの である. ともかくこのような他者の s匿c c 行動や感情, 社会的事象に ついての認知が扱われることにより人間の知識の発達もよりトータルな. i 形 で論 じ ら れ る 可 能 性 が生 ま れ て く る こ と に な る の であ る (Chandl er ‐ ,1977;Damon ,1979;Enr. l ey ght & Laps ,1980).. 向社会的行動の発達的研究はこれま での研究成果の蓄積も少なく, 理論化や概念化も十分行なわ れていない今後の課題が山積している領域であるが, 特にわが国における向社会的行動の発達的研 究でこれから行なわなければならないことは以下のような諸 点であると考える. 1 ( ) 日常の状況の中で向社会的な行動をとらえること 向社会的行動をとらえる方法として最も .. 一般的に用いられているのは特定の援助行動や分配行動を引き起こすために実験的な状況を作り, そのなか で行動をとらえようとするいわゆる場面テストである. この方法は援助行動等の出現の条 件を明らかに しようとする多く の社会心理学的研究で多用されてきたものであるが, Mus s en &. Ei ) が指摘するように, 自然観察法と比べてこれらは信頼性や結果の安定性が 1 977 s enbe rg ‐Be rg( 低く, 類似の研究結果間の一貫性も低いのである. しかも場面テストは実験者によ って懇意的に作. られており, 標準化されたものがあるわけ ではなく, それらの研究からは向社会的行動の発達の基 準的なものは得られない. ましてや日常の状況から切り離さ れた形で場面が作られたり, 向社会的 i ty の 欠 如 した 研 究 行動をむける対象が抽象的な人間 であっ たり した場合にはま っ たく social real. になって しまう. このようななかにあっ ては, 向社会的行動の発達を日常の状況の中でとらえ, 知 見を蓄積していくことこそが必要であり, また場面テストで得られた結果もこれらの自然観察の結. 果との関連を通して信頼性, 妥当性を高めていくことが必要 である. ( 2 ) 発達の評価方法の確立の必要性. 向社会的行動は場面や状況によ って強く規定されるもので. あると言われているが, そのような研究対象を扱う時には発達の 評価方法として信頼に足るものを 確立していくことは発達的研究の場合には特に重要になる. 小嶋・宮川 ( ) が指摘するように, 1982 場面テストを用いて個別に研究している結果からは向社会性の発達についての評価のための直接的 な知見は得られないの である. また行動評定尺度一つにしても筆者の知る限りではかつての社会生. 活能力検査や類似のものがある程度 (三木1953;植原1 ) で, わずか杉山ら ( ) による発達 971 1977 のための基準的な項目が参考になる程度である.. ( 3 ) 社会的認知の発達との関連性. 向社会的行動の発達の先行条件には実にさま ざまなものが考 えられるが, 特に幼児期の向社会的行動の発達を考えたときには, 動機的側面の一つである共感性 や役割取得能力等の社会的認知 がどの程度発達しているかは行動の出現を相当程度規定するものと. 言われている. 従っ てこれら社会的認知の発達と向社会的行動の出現との関連性を明らかにするこ とは重要な課題の一つである. また年齢が増すと外的な報酬や 承認に支配されない, 自己の中に内. i i 在化した社会的責任や互恵性 ( t )の規範に基づいた行動へと変化すると言われているが, r e c proc y このような規範の獲得がどのような役割をはたしているのかも明らかにされなければならない.. ( 4 ) 向社会的行動の発達の条件の明確化. 向社会的行動の発達には 多くの変数が複雑に関与 し 合っているが、 我国において行なわれている研究ではせいぜい特定の援助や分配行動の発生に関わ る状況変数や個人のパーソナリティ 変数といったものがとり上げられている程度 である. 向社会的 行動は どのような社会化の習慣や行動の基準の獲得過程のもとで発達するのかによっ て, 向社会的 行動に関わる有意な条件は微妙に変わるものであり, アメリカの研究で見出された発達の規定因や 122.

(4) . 向社会的行動と社会的認知の発達. 理論化がそのまま我国にあてはまると考えるのは危険である. 我国における向社会的行動の発達に ついて十分 なる説明と理論化がなされなければならないのである.. 本論文では, 我々が現在進めている向社会的行動の発達についての研究の結果の一部について報 告する。 我々は4歳から6歳までの幼児を対象に, 向社会的行動と社会的認知の発達に 及ぼす保育 経験の効果を検討している。 発達初期の向社会的行動の発達の重要な先行条件の一つには親の養育. や兄弟等の家庭の変数があるが, それと同等以上に重要な役割を持つと 思われるのが同 じような年 齢集団の中での日常の相互交渉を通しての対人的経験 である。 特に具体的な向社会的行動の技能や. さらには他者の立場や感情の推論といった共感性能力の発達は毎日の子どもどうしの相互交渉の中 で作られて いくものと考える。 そこで我々は暦年齢の効果をコントロ ールしながら仲間との相互交 i l ime ) の方法と相互交渉 t 980 渉過程のはたす役割を時間差反復法 ( ‐ ag sequentialde s gn , 永野, 1. 過程の分析を用いて検討している。 またこの研究では保育園の幼児を用いて4歳から6歳までの幼 児の発達的変化についても検討されている。 我々の研究では, 具体的な対人的相互交渉場面における向社会的行動及びその他の社会的行動を. 自由保育場面の自然観察とやや場面を統制 した集団課題場面の観察からとらえた. またそれらを補 完するために保母による教師評定も実施された。 これらの比較的長期間の観察や保母から得られた 資料は場面テス トよりはるかに信頼性, 妥当性の高いものと考えられる. もちろん以上の自然観察に加えて 援助行動と分配行動の場面テストも実施された. 上述したよう. に場面テス トは多くの研究者によってさま ざまな形で用いられており, 幼児, 児童を対象にした研 究も多いが, 分配の相手の年齢や寄付行動におよぼす他者の存在の効果といった状況変数を問題に. したものが多く, これらのテストによっ てどのような発達的変化がみられるのかという検討は行な われていないし, もちろん日常の愛他的行動 との関連も不明のまま である. また本研究では向社会的行動の発達と共感性能力, 役割取得能力あるいは助力方法に ついての知. 識等の社会的認知の発達との関 連性につ いても検討さ れた。 役割取得能力 の発達との 関連性は i (1978 t t ider (1973 ) によって明 らかにさ れ ), lanno Rubi ), Krebs & Sturrup (1974 n & Schne. l )のように両者の間に有意な相関関係はないとする報告もある. 1977 r( e ているが一方, Zahn ‐Wax たしかに知覚的役割取得の能力と向社 会的行動の発達とを直ちに結びつけることには 無理があるの かもしれないし, 仮に両者の間に有意な関係がみられてもその間にはいくつもの媒介変数を想定し たり, 知的水準との統制をしなければならない変数が介在しているかもしれないのである. むしろ lman&Damon( ) のような他者の視点について扱った社会的 1975 同じような役割取得にしても Se taki i lrol ‐ ng) の 能 力 と い っ た も の を 用 い る べ き で あ り, ま た 他 者 の 感 情 に つ い e な役割取得 ( a s oc. ての理解である 共感性能力は役割取得能力と 比べて明らかに向社会的行動の発達に重要な役割をは fman(1976 ) の研 究 で ) の 共 感 性 の モ デ ルや Hof た して い る こ と が 示 さ れて い る。 Feshbach (1975. は共感性が発達していることが向社会的行為のための先行条件の最も重要なものであると指摘し て. おり, Eisenberg‐Berg & Lennon (1980) の 研 究 で も そ の こ と が 実 証 的 に 示 さ れて い る の で あ る. この問題に関してここでは, 我々の研究のうち3, 4, 5歳の保育 園 児の 資料 を用いて 検討 した. 向社会的行動と社会的認知能力の発達的変化の関連性について報告する. なお本論文では保育園年長児 (6歳児),と幼稚園年長児 (1年保育児と2年保育児) を用いて保. 育経験効果を検討した結果や相互交渉の程度が向社会的行動や社会的認知の発達にはたす役割につ いては触れないが, これらは別の機会に改めて報告される予定である。. 123.

(5) . 佐藤公治・小林美知子. 方. 法. 1. 被験者 江別市内の保育園にかよう保育園 児で6歳児(年長児) , 5歳児(年中児) , 4歳児(年 少児)の3つの年齢の幼 児が対象児になった. 年長児の平均年齢は6歳1か月 で男児14名, 女児10 名, 計24名, 年中 児は平均年齢5歳1か月, 男児5名, 女児7名, 計12名, 年少児の平均年齢は 4歳2か月 で男児5名, 女児6名, 計11名, 合計4 7名 がすべての資料がそろっている最終的な被 験者となっ た人数である. 年中と年少児はサン プ ル数が少なかったために資料の分析にあたっては. 両者をこみに したものもある. 保育を受けている期間はそれぞれ調査開始時点 で2年半, 1年半, 半年間である. 2. 実験期日. 昭和5 0年9月から12月までの間にすべての観察, 実験が実施された.. 3. 行動観察およ び課題 ( 1 ) 日常保育場面における自然観察. 日常の自由保育場面の中での向社会的行動の出現と仲間と の相互交渉の実態を把握することが目的 で行なわれ, 約1時間1 0分 の登園後の観察が自由保育時間 と一部午後の自由保育の時間に行なわれた.観察は1回に つき2分間行ない,観察用紙の行動カテ ゴ リーに従って時間内に生起した行動を記録していく.その後, 記入もれがある場合には 1分間の休止 の間に記入し,続けて同 じ子どもを 2分 間観察し,合計4分間の観察が時間見本法の手順 で行なわれ た. 観察は1人当り12回, 合計6 0分間行なわれた. 観察方法や観察項目の決定に先立ち, 自由記 述法による予備観察を行ない, 観察時間, 項目がそれに基づいて決められた. 観察項目の作成にあ l l( t たっては, Pa ) 1943 ) ) r en& Newha 1974 19 1976 ) 76 , 高橋他 ( , 種村・守屋 ( , 杉本他 ( , 神原 1979 ), Ei 他 (1979 )を 参 考 に した. 観 察 項 目 は 次 の 11 のカ テ ゴ リ ー か ら な senberg ‐Berg & Hand( る2 6項目が用いられた ①単独行動, ②並行遊び, ③接近, ④相互交渉 ⑤依存 ⑥指導 ⑦愛他. . , , , 的行動, ⑧支配 (要求・命令) ⑨協調 ⑩攻撃 ⑪自己顕示 ( 自慢等の行動 ) 自然観察は2名の , , , . 観察者によ って行なわれたが, 2人の観察者間の一致率は平均75%であっ た. ( 2 ) 集団課題場面における行動観察. 自然観察 では日常の対人相互交渉と向社会的行動 が観察さ れたが, 後者の向社会的行動の出現頻度は全般的に少なか った. そこで, 向社会的行動が比較的現 われやすい状況を設定し, 行動を観察することが行なわれた. そこでは5, 6名を1 グループとし. て, 各自にぬり絵を完成させるもの で, じょ うずに, かつたくさんぬれた者にはごほう びが与えら れるという一種の競争場面が設定された。 グルー プにはクレヨンが1箱だけ与えられ, 同時に多く. の幼児がクレヨンを必要とする事態で, 主としてクレヨンを譲り合って使 ったり, 貸す等の向社会 的行動の出現が期待された. 集団課題場面 ではこの競争場面の後で, グループ で1枚の絵を共同で. 完成させる共同作業場面も設定された(本論文では共同作業場面の結果については触れない) . 観察. の方法は競争場面における25分間の作業時間の間連続して全場面が記録された.グループは5 ~ 6 名の被験者で構成されており, 1 グルー プに2~3名の観察者が2, 3名の被験者の行動を同時に 観察し, 記録していく. 競争場面の作業に先立ち, 見本と同じ色を,,時間内でぬり上げなければな ら な い こ と, ク レ ヨ ン は 1 箱 し か な い の でそ れ を 皆 で使 う こ と, 上 手 に ぬ れ た 人に だ け シー ル が与. えられること (実際には全員に同じものが終了後与えられた) が教示された. 観察項目は①傍観・ 何もしない, ②他者との相互交渉, ③指摘・注意, ④命令・圧力をかける・支配・強要, ⑤拒否 (相 124.

(6) . 向社会的行動と社会的認知の発達. 手の要求に対して) , ⑥とりあい・攻撃・けんか, ⑦依存・助力を求める, ⑧教える (自発的に行な うのと, 相手から求められた場合の2つを区分) , ⑨愛他的行動:援助・分配 (貸 し与える) 2つの 行動はさらに自発的に行なった場合と相手から求め られて行なった場合を区別 して記録した ⑩な , ぐさめ・その他の好意的行動, の1 0カテ ゴリー, 1 1項目が用いられた。 ( ) 社会的行動に関する教師評定 これは比較的永続的 な保育園におけ る子どもの社会的行動の 3 実態を把握し, 自然観察の結果を補完する意味で行なわ れ 評定は保育を担当している教師によ っ , てなされた。 項目の作成にあたっては池田 ( ) 1970 1977 ) 1978 ) を参考に , 杉山他 ( , 佐藤・上野 ( したが, 事前に別の保育園およ び幼稚園の保母数名 に評定項目の妥当性や表現上の問題について検. 討を依頼した。 その結果, 最終的には12カテ ゴリー,3 3項目から成るものが作られ5段階で評定さ ゴ れた ( 12カテ リーに ついては結果のところの表 1を参照されたい) 。. ( 4 ) 援助行動◎分配行動の場面テスト ①援助行動 ( he l i ) テスト これは( 5 ) ng p , ②の共感性・ 助力方法についての理解テストと付随して行なわれ この理解テストの前に実施された 実験とし , 。 て設定された場面は次のようなものである. 実験者は被験 児を実験室に連れて行き 準備ができる , ま で椅子に座っているように教示する. 準備をしている途中 で 実験者は机の上からたくさんのク , リッ プを落とし, 「き やあ, 大変」と, しばらく ぼう然と見ていてから捨い出す クリッ プが落ちて . から実験者が拾い終わるま での間, 被験者がどのような反応 (援助行動) を示すかが観 察された . 被験者の反応は次の4つに分類された ①す ぐに立ち上がって拾う (多・少) ⑪実験者が拾い始め 。 , てから拾う (多・少) , ⑪実験者が 「拾うのを手伝 ってくれる?」と声をかけてから拾う (多。少) , ⑩傍観o無関心。 これらの行動はそれぞれ4, 3, 2, 0に得点化され さらに被験者が多く拾っ , てく れた場合(多)と途中で拾うのを止めたり, 拾った個数が1, 2個と極端に少なかっ た場合(少) に分 け, 後者の場合はさらに上の得点から1点字威点した. . 実験の状況と反応の分類の決定にあたっ S b t ては au ( ) の研究を参照した. ②分 配行動 ( 19 71 i ) テスト 次の( sha r ng 5 ) , ①の役割取得テス トの終了 後, ほうびとして与えられたもの (鉛筆 5本) を実験に参加していない友人1名 に どのよ. うな配分で分け与えるかをみた. 被験者に, 分け与えてもよい分は袋の中に入れ 後からそれを実 , 験者が友人 (あらかじめいつも一緒に遊んでいる仲の良い友達の名前は聞いておく) に渡す 旨の教. 示をして, 実験者は部屋から出ていく 実験者はしばらく の後 部屋にもどり 分配の数を確認し 。 , , , その分配理由に ついてたずねた. 分配理由は, ①愛他性, ⑪社会的責任性・仲間意識 ⑩功利性 , , ◎利 己性, の4つに分類し, 4, 3, 2, 0に得点化した さらに分配方法がgene rous(相手に多 。 くやる)の場合にはそのままの得点とし, s l i f e sh(自分の方が多くとる)の場合にはさら に 1 点字 威点 した。 実 験 場 面 や 分 配 理 由 の 分 類 等 に つ い て は Dreaman & Greenbaum(1973 ), 広 田.多喜( 1979 , ,. ) 1980 ) を参照した. 1979 , 田中・田淵 ( ( ) 社会的認知能力の把握 5. 向社会的行動の発達の先行条件の一つに考えられる社会的認知の能 力と具体的な助力方法についての知識の発達 の程度に ついて次の2つのテストによ っ て測定さ れ. た. ①役割取得能力テスト ここでは, 向社会的行動との論理的なつながりを考えたときには役割 取得のなか でも社会的な役割取得能力を扱う必要 があるという前提のもと に F l l( )によっ 196 8 ave , 1 て作られた他者の思考の推論の課題が用いられた。 但 し, この 「お話作り」 の課題は幼児用に標準 的な話の時には5枚, 改変のお話の時には3枚のカー ドを用いてやや簡略化した 課題は全部で3 . 問から成る. 役割取得の得点は, はじめに 5枚のカー ドを見ながら一つのまとまり のある話しを作 125.

(7) . 佐藤公治・小林美知子. らせた後に, このカー ドのうち2枚を除いた3枚のカー ドを使っ て別の子どもがお話を作るように ドで 言われたときに, その子がどんな内容のお話を作るかを予測させ, どれだけ最初に5枚のカー・ 自分が作っ たことから独立して別の子どもの視点や役割に立っ て考えることができるかで決められ. た. 具体的には, ①別の話が作れ, 質問の答もこの話の内容に適応している, ⑪別の話は作れるが, 質問すると 一部, 自分の作っ た話が登場する, ⑩2つの話が混同している, の3つに分類され, そ れぞれ2, 1, 0に得 点化された. ②共感性, 助力方法についての理解テス ト 共感性, 助力方法 の2つのテストは同じ課題を用いて行なわれた. 共感性テストはここ ではより具 体的な状況におけ る感情の認知をとらえることを目的として, 以下のようなこの年齢の 子どもたちにとって身近に起 ive な 感 情 を 推 論 i ive t こ り そ う な 出 来事 を仮 想 的 に 作 っ た ス ト ー リ ー の 中 の 登 場 人物 の pos , negat. させる課題を用いた. 具体的に用いられたストーリーは以下のよう なものである.. i i t ve:「保育園(幼稚園)のおかたづけの時に, A子さんは積木の箱をかたづけようとしていますが, 重たい pos のでなかなか運ぶことができません. その時, 友達のB子さんが来て半分持ってくれました.」. i t nega ve: 「今日は楽しい遠足です. A君は集合時間に遅れそうなのでいそいで走っています. 保育園 (幼稚園 に行く途中, けがをしている小さな男の子をみました. この子は近所ではみかけない知らない子です.」. i i t 感情の推論は pos veではA子さん(実際には具体的な子どもの名前が用いられている)の感情,. ive i ive 2 問, negat t i negat ve な例 では 小 さ な 男 の 子 の 感 情 に つ い て 求 め ら れ た. ス ト ー リ ー は pos. 3問, の計5問から成り, 登場人物の性別は被験者の性別と一致させるために男女別に2つが作ら れた. ストーリーの提示の際には理解の促進のためにその内容に あっ た状況をかいた線画2枚を同 時に提示した. この線画の中では 感情の推論が求められている 登場人物の顔は横向きにする等で無 表情にしてある. ストーリー提示後, 感情の推論の対象となっ た登場人物が 「どのような気持ちで ある」 と思うかの判断を求 め, 次に表情認知の課題が与えられ, 5つの表情図の中からあてはまる ものを選択させた. 最後に, 登場人物がどうしてそのよう な気持ちになったと思うかという理由を たずねた. 得点は, 感情の推論では気持ち を適確に表現している回答には 2点, 登場人物の行動や 「泣いている」 等のもの) には L点, 課題文のくり 行なったことについて状況を述べるような回答 ( 返しや判別不能な回答は0点とした. 表情認知の課題では正しいカー ドを選択したか否か (1, 0 点) で, またその理由に ついても正しかったか否か (1, 0点) で得 点化し, 最終的にはこれらは 合計して共 感性才黒点とさ れた (最大4点) . i t veな 助力方法についての理解テス トは共感性テストに 続いて行なわれ,そこで用いられたnega. ive な ス ト ー リ ー の 例 文 の 場 合に は, ストーリー (3問) が再度用いられた. こ こ では 上 述 の negat 「A君は今, この男の子を助けようか, それとも助けているう ちに集合時間に間に合わなくなり, 遠足に行けなくなっ たらこまるから助けないで行っ てしまおうかと迷っている」と話が付加 される.. 被験児は自分がA君だっ たとしたらどうしたらよいかという判 断が求められる. この課題は自己と 他者の利益のどちらを優先すべきかの一種の葛藤状況において どのような行動をとるべきかの向社 l ‐ 会的判断を求めるもの であり, 課題の内容や得 点化の方法等では異なっているが類似の課題は Se 1979) の 道徳 的 葛 藤 の 判 断 課 題 でも 用 い ら れ て い る. ) や Ei ‐Berg & Hand ( senberg man ら (1975. ここでは 上記の葛藤状況におかれたときに どのような行動をとるか (自己優先, 自己犠性, あるい 知識が主として扱われ, 被験者の は両立志向等) , また相 手に どのような助力をしたらよいかという 反応は次のような基準で分類され, 得 点化された. ①状況を理解した 上での具体的, かつ適切な処 置, 自己犠牲や両立志向, ⑪助けようとする意図はあるが, 方法に具体性が欠け, 非現実的なもの, 126.

(8) . 向社会的行動と社会的認知の発達. ⑫ステレオタイ プ ( 「助けてあげる」 のみ) , 他者依存 (誰かにその子をたのむ等) , ⑰自己優先, 解 決不能, 非現実的なもの. これらにはそれぞれ3, 2, 1, 0の得 点が与えられた。 またその理由 についてもたずね, 適切 であるか否かによって得点化され(1, 0) , 最終的にはそれらは助力テス トの得点として合計された (最大4点) 。. 結果と考察 1. 向社会的行動及び社会的認知能力の発達的変化 ( 1 ) 行動観察. 自然観察で用いられた11の観察カテ ゴリーのうちF検定で有意な年齢の主効果. がみられたものは単独行動 (F=9 ) ) ) (以上, い 84 .61 , 並行遊び (F=27 .41 , 相互交渉 (F=8. ずれも0.5%水準) 指導( F= P< 3 4 4 1 ) 依存性 F= 0 ( 2 P< ) 攻撃 1 0 0 0 (F=3.76 7 5 , . , . , . , . , , P <.05 ) の 6 つ の カ テ ゴ リ ー であ る。. これらは各カテ ゴリーを構成する下位項目の行動頻度を合計して算出したものである。 また自然 場面の観察カテ ゴリーのうちのいく つかについて年齢別にその行動頻度を図示したのが図1, 図2 である。 図にみるように年少から年中にかけて単独行動が, 年中から年長にかけて 並行遊びがそれ ぞれ大きく 減少している。 またこれらの行動とは逆に 対人的な相互交渉が年中から年長にかけて大. きく増加 している. また下位項目別にこまかく みてみると, 単独行動 では傍観が年少から年中にか. ねて大きく 減少していること,相互交渉の中では集団遊びが年齢と共に増加するという特徴がある。 これらの結果はこれまでの集団活動の発達的変化として指摘されてきたことと同様の結果で, 特に. 目新しい結果ではない. 自然場面の観察結果のうちで本研究で最も重視 していた向社会的行動の 中 30. / 指導 */ 、. *. ***. *** 、. /. 協調. ′◎ 10. *** \ \ \ ◎. ◎〆. 並行遊び・接近 年少 児. 年中児. 年長児. 3つの年齢群別の自然場面における 1 行動の頻 度( ) * * * * ヰ * 図中の△, , , , は年少-年中, 年中- 年長間でそれぞれ1 0%, 5%, 1%,0 . 5%水準で有意差がみられたことを示 す。 以下, 図3~7でも同じことを意味 図1. S n , ,. n S . .. 愛 他的行動. 年少児 図2. 年中児. 年長児. 3つの年齢群別 の自然場面における 行動の頻 度( 2 ). す る。. 127.

(9) . 佐藤公治・小林美知子 ◎ ハ ′ . / ′ ′ ′ ′ ′ ′ / 勺 ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′. ′ ◎. . /‘ S . ・ / n. 、 、 、. グ も //. ″. n S , .. △\、 、 ◎. 愛他的行動. S ・ 指摘,注意 △、 ご /÷ s A ′ 、、. // ノノ ′′ α/. *. S n . .. ′′◎÷電 s . .. ′/* 年少児 図3. . \ 相互交渉. 年中児. 拒否.とり あい.けんか. 命令.支配 年長 児. 3つの年齢群別の 課題場面における 1 ) 行動の頻 度(. 年少児 図4. 年中児. 年長児. 3つの年齢群別の 課題場面におけ る 2 ) 行動の頻 度(. の協調や愛他 的行動には, 図2にみるようにいずれも有意な年齢変 化はみられなかっ た. このように 愛他的行動の出現頻 度が少ないことは観察を開始 する前から予備調査等で推測された ことであるが, 仮りに自然観察の方 法によ って愛他的行動をとらえるとするならば, さらにも っと 長時間の観察とさま ざまな状況の中で観察を しなければならないといえよう. また次の場面観察で みるような, できるだけ日常の対人的な相 互交渉の活動と類似の状況をこわさないようにして愛他 的行動がより 顕著に現われてくるよう な場面を作ることも一つの方法といえよう. 図3, 4は課題 場面の観察結果の一部を示しているが, これらをみてわかるように年少か ら年中にかけて命令・支 配や拒否・とり合い・けんかが多くなる一方 で, 同時にクレヨンを分け合って使うといっ たこの場 面 での愛他的行動 も有意に増加している. また有意な増加 ではない が, 教えるという行動も年少か. ら年中にかねてふえる傾向を示している. ところが課題場面では年長になると年中の5歳の子ども 10%水準) よりも愛他的行動は減少の傾向を示している( . ここの資料 だけからは明確な説明を下す 分の作業に集中し, 対人的な相互交渉 年長児が自 面 であり ことはでき ないが, この場面が競争場 , の量そのものが減少した (図3の相 互交渉の結果, 参照) ためと推測される. 年長児の相 互交渉の 少なさは同 じ集団課題場面として用い られた協同作業場面でもみられている (協同作業場面の結果 けて課題 については本論文では触れられてない) . ともかく, これらの結果からは年少から年中にか 支配や 拒否・けん な て命令・ が増え それに伴 っ 場面においてみ られるように仲間とのやりとり , , か等の行動, そして愛他的行動が同時に増えてくることが示される. 愛他的行動はそれだけが単独 で現われてく るというよりは, 対人的な相 互交渉の活動の中で, この場面 でみられるようなクレヨ ンのとり合いや けんかといった他人とのやりとりの中で一緒に現われてくるよう なもの である. 先 の自然場面と比べてこの課題場面における観察では 集団の活動の様子や 発達的変化は必ずしもよく みられないが, 愛他的行動の方は観察時間は25分間と短かかっ たにもかかわらず, 発達的変化がよ く 現われている. 従って, 向社会的行動を観察によ っ てとらえようとする ときにはここで用いたよ うな集団課題場面の観察が一つの有効 な方法となるといえよう. 本研究では自然場面と集団課題場 128.

(10) . 向社会的行動と社会的認知の発達. 面の2つで共通の観察項目がいくつか用いられて いるが, 両者の場面間の関連性については 後で改 めて検討することにする。 2 ) 教師評定 表1はカテ ゴリー別の3つの年齢群の評定値の平均とF検定, t検定の結果であ ( る. これらのうち年齢の 主効果がなか ったものは責任性, 自己統制, 従順, 自己顕示, 攻撃の5つ のカテ ゴリーで,そのうちどの年齢群との間にもま ったく有意な差がみ られなか ったものは責任性, 従順, 攻撃の3つである. これらのカテ ゴリーで示さ れている行動はすでに 年少児の段階ですでに 相当程度まで発達しているものであることがわかる。 その他の7つ のカテ ゴリーでは発達 的変化が 比較的よく現われているが, 表中のt検定の結果をみてわかることは, これらのカテ ゴリー で示さ れる行動 の多くは年少か ら年中にかけて 発達的変化が大きくみら れることである。 年中と年長児の 間でも有意な差がみられたのは身辺の自立と思いやりの2つのカテ ゴリーだけで, 他の行動は年 少. から年中にかけて大きく発達して いるのである。 この結果は先 の自然観察や集団課題場面の行動観 察の結 果とも一部, 一致するものである。 つまり, 自然場面の相 互交渉を除いて多く の行動は年少 から年中にかけて大きく変化しており, 特に集団課題場面 でみら れたように年中児に なると対人的 なさま ざまな活動が増え, 同時に愛他的行動も多くみられてくるのである。 従って, これらの行動 観察や教師評定の結果を通 して言えることは社 会的活動や向社 会的行動は年少児の4歳から年中児 の5歳児の間で大きく 発達してくるということ である。 我々 がここで用いた教師評定項目は2, 3のま ったく発達 差がみられなかったものを除いて社会 的行動や愛他 的行動の発達 的変化を比較的よく 把握していると結論 づけることができよう。しかし, 表1. 教師評定におけ るカテ ゴリー別平 均得点と標準偏 差, 及び年 齢についての 1要因分 散分析とt-検定の結果 3 )年 少 2 )年 中 ( ( 1 )年 長 ( - 値 t F ‐ 値. 身 辺 の 自 立 自. 主. 性. 集 団 活 動 リ ー ダー シ ッ プ. 規 則 の 遵 守 責. 性. 任. 自 己 統 制 順. 従. 自 己 顕 示 競. 争. 心 撃. 攻 思. い. や. り. (1 .84). (0 67) ,. n 二11 3 ) 1 )-( 2 )一( 3 ) ( 1 )-( 2 )*( 12,1 * * * * * * ( F=12.83 t=3,12 t=5.94 t=2,13 (170 ). ) 3 ( 0 .9. (0 7) .9. (1 90) .. 3 3) (2,. (1,5 9). 4) (2,6. (1 28) .. (1, 70). 2. 18) (. 39) ( 2,. (2, 7 2). 17) (3,. ( 1,6 7). ) (1. 28. 2) (1,4. ( 2.7 1). (2 5) ,5. 11) (3.. ( 0.8 2). (0 7) ,9. (0 3) .9. 2) ( 1. 0. 1) (1.5. (1, 97). (1 6) .4. (1. 00). (0 ,93). (0 2) .9. (0. 90). (1. 58). (2. 60). 24) (3,. ( 2.7 9). n =24 14,2 7.O. 13,2. 5.8. 17,O. 6,2. 11.9 3.3. 6.6 3.7. 3,2. 18,O. n =12 15.4 7,3. 13,8. 5.17. 15.8. 6,O. 12,8 3.25. 6.6 2.9. 3,5. 15,8. .. 5.3. 11.2. 2,8. 13.3. ) 1 )-( 3 2 )-( 3 ) ( * * * * ( * *. F= 9,31. t=3,08. t=3.45. t=2.78. t=2.22. t=2.79. t=5.02. t=1.94. t=3.69. )* 1 )-( 3 2 3 ) ( )-( * ( * *. F= 4.41. )-( 3 ) 2 3 ) 1 ( )-( * * * * * * (. F=12,65. 1 )-( 3 ) ( 2 )-( 3 )△ ( * * *. F= 7,21. 5,7. 3 )△ ( 2 )-(. 10.6. t=1,78. 3.5. ( 1 )-( 3 )*. 5.5. 1.5. t=2.11. 3 ) 1 )紳( ( 2 )-( 3 ) * * * * * * (. F=11,35. t=3.31. 3,I. 11,2. F=22,08. t=8,19. 3 ) 1 )州( 2 )-( 3 ) 2 )* ( ( 1 )-( * * * * * * ( t=2,14. t=3,47. t=5,87. 005 0 1 05 10 △:P<, , ***:Pく, , **:P<. , *:P<. 129.

(11) . . 佐藤公治・小林美知子. ここ では各カテ ゴリー内の項目の均一 性や内的整合性 が検討さ れないまま そのまま同一の カテ ゴ リー内の数項目の評定値を加算して用いている 今後 カテ ゴリー内の項目間の内部相関や因子分 , . 析等の手法によってより精練された評定尺度 を作っていくことが必要 である と同時に 多数のサ , , ン プルの結果を各年 齢毎にこまかく収集し, 発達評価 の尺度としての信頼性 妥当性の高いものを , 作り上げていくことも 課題である. そして我々はここで得られた結果か らカテ ゴリーの選択や評 定 項目の内容に ついてはおおむね妥当なもの であったと考え これらの評定項目を用いて現在 資料 , , の収集を継続して行なっている. ( 3 ) 場面テスト. 援助行動と分 配行動の2つの. 場 面 テ ス ト に お い て は どの よ う な 発 達 的 変 化 が 示. 援助行動. . 39 ), ま た 年 少 一 年 中 児 間 は 有 意 差 は み , P <.05 ら れ な い が, 年 中 - 年 長 の 間 に は 有 意 な 差 が あ っ. 麹 メメ メヂー wメ n s . .. た (t=2 ) .31 , P<.05 . 被験者の反応の多くは 自発的に拾っ て手伝うという ことは少ないが, 年. ,. めるという反応 が多くなっ ている. 分配行動の 方 はF検定 で有意な年齢の主効果がみられなかっ た. 。. Q、 …ゞ 、 d. 長になると実験 者が拾い出すとそ れを見て拾い始. が, 援助行動と同様に年中-年長児間 で有意な差 がみられた (t =2.25, P <.05). 分 配 行 動 の 場. 年少児. ′ ′ / /*. 年中児. . 年長児. 図5 場面テストにおける年齢的変化. 合は年中 児と比べて年少児の方が相手に多く分け与えるという予想とは逆 の結果が得られたが (有 意な差 ではなく, あくま でも傾向だけであるが) これはここで用いられた報酬物が必ずしも年 少児 , にとっ ては他の年齢の 子どもと同じように魅力のあるもの ではなかったかもしれないし 所有の観 , 念の低さに起因 しているのかもしれない ともかく2 つの場面テストでみられた向社会的行動の発 .. 達は年中から年長の間で大きく変化しているということ で 年少-年中児間 では有意な発達変化は , みられていない. この結果は行動観察で得られた年少-年中児間 で大きく発達変化がみら れたこと とは異なっ た結果になっ ている この相違は課題状況の違いを反映したものであると思われるが . , 表2 社会的認知能力の年齢的変化 課. \) 年 齢 群 題 \\. 役 割 取 得 i i t ve Pos i negat ve. 合. 計. 助 力 方 法. 年 少 児 1 年 中 児 1 年 長 児 4 33. . を葺 き ( ) △ (=# ) * (崩) 2,73 (2.76) 4,73 (2.72) 7.45 (5,30). * * * 甲. 5.17 nS (2.62) . . 7.33 nS (2.81) . . 12.50 n 0 ,o , (5,21) ”. 6.58 (1.59) 8.38 (2.39) 14.96 (3,59) 6.75. g di s . . (繊) ) 桝 語琶 )n. F - 値 *** 12.3 *** 11.8o *** 7.55 *** 10,66 *** 11,77. (注)上表の中で△, *, ***, はそれぞれ10%, 5% 05%水準で年少一年 中 年中- , , , 年長間で有意な差がみられたことを, n .s .は有意差のみられなかったことを示す。 130.

(12) . 向社会的行動と社会的認知の発達. これらの 課題間の関連 生の問題については3の行動観察および各テスト間の関係のところで再度検 討する。 表2にみるように, F検 共感性 定の結果, 役割取得, , 助力方法に ついて ( 4 ) 社会的認知能力. の知 識 の い ず れの 課 題 でも 年 齢 の 主 効 果 は み ら れ. た が, 共 感 性 と 助 力 方 法 に つ い て の知 識 は 年 中 児. の段階で大きく 発達し, 年長児とほぼ同 じような. 8. 6. 水 準に 達 して い る こ と が わ か る。 特 に 助 力 方 法 に. 5. い が, こ の 結 果 で 注 目 す べ き こ と は 年 中 児 と 年 長. 4. ついての知識は年少-年中児間で発達変化が大き 児の 得 点 の 分 散 が年 少 児と 比べ て 大 き く, 個 人差. が 大 き く な っ て い る こ と であ る。 こ の よ う な 発 達. 的に バラツキが大きく なることが社会的行動や 向 社会的行動の発達における個人差と どのような関 連性をもつかはきわめて興味深い問題 であり, 改. i i t 推 論 の 方 が pos ve より どの年 齢においても 容. 0 / 感情推論. 7. . 2. ノ. ラ ノ ′ ′ 〆 1 * ,. 騒. . n s , .. 表情認知 . 6. 1 年 少児. 年中児. 年長児. 図6 表情認知と感情の推論の発達的変化 易であることを示している。 あるいは同じ共感性 でも表情認知の課題の方は年 少から年中にかけて大きく発達し, その後は横ばいになっているのに 感情推 対し(表情認知の得点は5点満点) , 感情の推論の方は年中-年長児間でも発達差はみられ( 論は10 点が満点) . これは後者の場合は 感情を的確に , 両者の得点変化には違いがみ られた(図6) 混入しているためと思われる 言語表現することが要求されており, 表現能力の変数が . ともかく以 上の結果は, 十分に感情について言語表現ができない年中段階の幼児でも表情の認知という形での 共感性の把握は 正確に でき, 情動的反応はか なりの程度まで発達 していることを意味して おり, hbach の理論と一致する結果になっ ている. 以上のような共感性と助力方法についての知 識の Fe s 結果とは異なり, 役割取得では年 中と年長児の間で発達変化が大きくなっ ており, 同じ社会的認知 ag がみられる.次の2の社会的認知の発達と 向社会的行動との関連では, の能力の中でも発達上のl これらの共感性や 役割取得能力と向社会的行動の発達との関連性について検討される。 2。 社会的認 知の発達と向社会的行動との関 連 ここでは, 社会的認知能力の発達が社会的行動と愛他的行動等の向社会性の発達に どのような役 割をはたしているかについて検討する。 これまでの研究か らは社会的認知能力, 特に共感性能力や 役割取得能力が発達していることが向社会的行動の出現のための 重要な先行条件と考えられてきて いる。 ここ では年長児を共感性と役割取得のテスト得点の高い者と低い者に分け, 両群の間で差の みられるものはどのような領域の行動や能力 であるのかを分析した。 表3には共感性能力の高低の 比較で, 有意差のみられたものを中心にその 結果の一部を示した。 表にみるように共感性能力の高 いものは自然場面において相互交渉が活発で, また教師評定で示されているように社会的行動全般 にわたって発達が進んでいるという傾向がある。 また助力方法についての知識も共感性能力の低い 131.

(13) . 佐藤公治・小林美知子. 者より発達してい る. この結果と同様 のことは年中, 年少児の資料も加えた全サン プル ( 47名) に よる相関係数の結果 でもみられ, 共感性能力と相互交渉 (自然場面) とは 47 役割取得とは 35 . , . , また分配行動とは.34のそれぞれ有意な相 関が得られている . しかし, 自然場面, 集団課題場面両方 の愛他的 表3 共感性能力の高.低群間の比較 行動ともに共感性 能力の高低による有意な差はみ 高得点群 低得点群 点群 群 亨 \高 電磁 遜 られず,相関関係も有意な結果はみられなか った 麺 誓言 誓 窄 誓 t- -値 庭一 値 . 課 題 (n=12) (n=12) t この b には じ 琳 予想したよぅな共 感性と愛他 3 3 1 7 26.75 (自然観察) 3 3 1 7 * . ・ 2 1 1 8 1 2 ・ ? 呈 ・ . : . 相 互 交 渉 (7 4) (6 3 8 ) 的行動 と の 間 の 有 意 な 関連 性は 少なく と も こ こ で .8 . 1.O o ( 同 上) o.92 0 (同 n 用いた自然場面と集団課題 場面ではかられた愛他 ・S ・ 愛 他 性 o) (1.35) ( 1.0. 的行馨驚喜fは事え盤龍二三表だ『テ. もがより利他的な行動を 餅 といぅ結果署得られ. て 顔至分配行動や他 社会“行動 詔 が社会. .. * * .2 集 団 活 動 老. 2. 4 6 父 童 憂 4 は 喜 6 . 1. 4 4 ) ( 3 2 ) 2 教 集 団活動 ( ) ) .9 14 08. 師. リ‐ 一ターシ プ リ ー ダーシッ ップ. 責 任 任 性 性 責. 6 33. , 至 言 号 (1. ) 37 ( ) 7 17. . 弱る (0 4) ( .9 13.33 自 己 己 統 統 性 性 そ 自 至醇 (18 ) 7 ). 11 4. 5.25. 享. 2. ・ 3 2 ・ 3 .. 5.25. 誘. 3. 2 6 3 2 6 ‐. 10.42. 1. 2. 9 5 2 9 5 ・. 16.92. * 2.・o. .零 ) 1.0 (i ). 0 58. △ 2 o△ 2 o . .. (1 5) .8. n ・S ・. 泰三 ( ) 0. 97 ) (1. 1 ) 7 ). 驚き ( 2 6 ) 8 ) .. *. * * * * *. 馨 芽が讐繁審埜 麗濠宣 麦 言 亨端麗 定, び 恥 ぞ弔: 8 繋 ぎ もそ ,ね o .. 思 い や り. は 比 較 的 早 い 時 期 か ら み ら れ て いる こ と も 示 さ れ. (場面観察). た. つまり, 年少と年中児の結果をこみ・ こして共. 爺 (同. 感性能力を高低 (高い群:1 1名, 低い群:12名) 2群む分 け比較 してみると, 自然場面の相互交渉. と評定の集団活動を除いていずれも表3の年長児 でみ ら れ た 結 果 と 同 じく 両 群 間 に 有 意 差 が み ら れ. たのである. もちろんこれらの結果だけでは共感 性能力が向社的行動あるいは社会的行動の発趨こ 先行し, これらの発達をどこま で規定しているか は具体的に明らかにすることはできず, 継断的な. 愛. 書 配 上). 他. 性. 援助行動テスト 分配行動テスト 分配行動 スト. 語. 役 割 割 取 取 得 得 役. 婁 助 助 力 力 方 方 法 法. 19,08. (1,3 1) 2 .17 ・ (2 44 ) ) .. 響き 登 2 08 ,. ( 1 2 4 ) , 2. 5 0 2 5 0 ・. (1 ) 9 ) .0. g g 8 2. 0 5. 1 (1 0) ( , 4.75. 綴 (1. 6 ) 6 ( ) 8.25. 登第 ( 3. 67 ) ). (3. 1 ) 5 1.8 3 , ・総 2.50. 孝弘 ( 1 24) ( . 1.O. 膿,. が. 遇 (1 28 ) ( ) .. * * 3.01. 儒g (1 ) 56 ) .. as. 3,92. 5.25. 達筆 3. ( 1 ) 7 ). △. 2.o 5 2 .げ. 資料の分析等が必要になる. しかし少なくとも両 者は密接な関連を持ちながら発達していることは 本研究の結果からも明らか である.. 他方, 役割取得の高・低 (高得点:13名, 低得点:1 1名) の得点者間の比較 では共感性能力でみ られたような結果は 得られず, 行動観察, テストの得点でもほとんど有意な差はみられなかった . そこ では共感性能力のような社会的行動や愛他的行動の発達との密接な関連性が存在す ることは示 されなかったの である. ただ, 共感性の結果 では得られなかった集団場面観察の愛他的行動の項目 で役割取得の高低間に有意差がみられた (t =2.78 ). こ の 項 目 だ け に 何 故 有 意 差 がみ ら , P <.05 れたのかは明らか でない. 3. 行動観察 およ び各テスト間の関係 本論文のもう一 つの目的はここ で用いられた自然観察と集団課題 場面観察間の関係や各種 のテス ト間の関連性について検討すること であっ た 表4は自然観察と集団課題場面の観察 で共通に用い . られている項目についての相関係数を示している 表にみるよう に有意な相関は攻撃の項目 でみら . れるだけ で, 他の項目に ついては場面間の類似性はみられなかっ た これは自然場面で観察された . 132.

(14) . 向社会的行動と社会的認知の発達. ものは日常の自由保育時間における行動 であり,. 表4 自然場面.課題場面間の相関. 他 方, 集 団 課 題 場 面 は 同 じ様 な 対 人 的 な 相 互 交 渉. ) r .(n=47 0 o 9 ,. 観 察 項 目. の 場 面 であ っ て も 競 争 場 面 と いう き わ め て 限 定 さ. 傍. れた 場面 であ り, 同 じ観 察 項 目 で測 ら れ て い る 行. 観. -.15. 相 互 交 渉. 動 も 決 して 内 容 的 に は 同 じ では な い と い えよ う.. 指 摘 ・ 注 意. 1の と こ ろ で 述 べ た よ う に, そ れ ぞ れ の 観 察 場 面. 愛. で比較 的 顕 著 に み ら れ る 行動 は さ ま ざま であ り, 場 面 を 通 して 一 貫 して 高 い 安 定 性 を 示 す 行 動 を 期. 他. ,17 18 , ,. 性. 命 令 ・ , 支 配 攻. 14 , .52. 撃. 待することはできないといえよう。 従って現段階 ではどち らの場面が有効 であるかを結論的に 述べることはできないのであり, それぞれの場面でよ. くみられる行動は何 であるかを考慮して用いることが一つの方 法であろう. また愛他的行動に限っ て行動観察と場面テス ト間の関連性をみたのが次の表5であるが, 自然場面, 集団課題場面共に場. 面テストの結果とはま ったく有意な相関は示されなかった. 行動観察で測られているものと場面テ ストで測られているものとは同 じ愛他性といっても同 じものではない可能性が示唆される. ただし 教師評定の思いやりとは 比較的高い相関が示されている。 教師評定の結果も 比較的永続的な多くの 日常場面を通 してみられた子どもの行動特徴を反映したものと考 えることができるが, この種の評. 定法の大きな制約としてその子どもの一般的な知能水準が混入したり, ハロー効果の可能性がある ことで, 他方, 場面テストでみられた反応も多分に知能水準等の要因が大きく関与していることも. 考えられるのである. 従って厳密にはこれらの教師評定と場面テスト間の相関も知能水準等をコン トロールすることが必要なのである. ちなみに教師評定の思いやりと行動観察との間の相関も自然 場面が.06 , 集団課題場面で-.05とま ったく相関がみられなかっ た. 表5. 愛他性と援助 ・分配行動間の相間. 援助行動テスト 分配行動テスト. (n =47). 自然・愛他性. 課題・愛他性. 評定・思いやり. .10 ,16. ,09 -,14. .47 ,30. 最後に, 社会的認知の課題間の得点の類似をみ. 衷6 社会的認知能力間の相関. た の が 表 6 であ る. こ こ では 共 感 性 と 助 力 方 法 の. 知識についての間に高い相関関係がみられ, 役割 取 得 能 力 は こ れ らと は や や 能 力 と し て は 別 の 次 元. 共. 感. 性. であ る 可 能 性 が示 唆 さ れた。 共 感 性 と 助 力 方 法 に. 役 割 取 得. (n ;47). 役割 取 得. 助力方法. 35 ,. 4 ,6 3 .7. --. 4 )のところで ついての知 識との類似性は先の1.( わめて類似していたという結果と一致するものであり みた両者の発達的変化がき , これに対して役 割取得能力は発達変化にもこれらと若干の時間的ズレがみられ, またここ で示されたように相関も 低 か っ た の であ る。. 133.

(15) . 佐藤公治・小林美知子. 結. 語. 本論文では我々 が現在進めている向社会的行動の発達についての研究のなかの主として方法論的 な問題にかかわる行動観察や場面テスト, あるいは社会的認知課題でみられた発達的変化と各測度 間の関連性についての結果が報告された. そこでは本研究で用いられた行動観察や課題は若干のも のに関してはノーマティ ブな発達の評価方法としては問題もみられるものもあったが, その他の多. くのもの では4~6歳児間でも発達的変化が示され, 社会的行動や向社会的行動の発達を把握し得 る も の であ っ た.. これらの行動観察や諸テスト間の得点の発達的変化が相互に比較検討されたが, これま でのこの 種の多くの研究では本研究で用いたような社会的行動, あるいは向社会的行動を測定するため の場. 面テストで測られたもの, 共感性, 役割取得能力の発達は検討されていても多くは単独 で用いられ, トータルな形 では検討されてこなかった. 本研究ではこれらの各測度の発達的変化が多面的に相互 に 比較検討されたが, ここで得られた一つの発達的変化のパターンは, 自然場面や集団課題場面, 教師評定でみられた社会的行動や向社会的行動, あるいは共感性, 助力方法についての理解の発達. は4歳児の年少児から5歳の年中児の間に大きく変化するものであること, 一方, 役割取得能力や 場面テストでみられた援助行動, 分配行動の発達はそれらとはやや違った発達のパターンを示し, 年中から年長児の間で発達変化を示していることがみられた. 我々 は本研究で得られた諸結果を基に して, よりノーマティ ブな発達評価のための測度を作成す. るためにコホート効果を考慮しながら数年間にわたって統計的検定が十分 可能になるほどサンプル 数をふや していくことが計画され, 現在もその資料の収集が進行中 である. また本論文では社会的認知能力と社会的行動, ないし向社会的行動の発達との関連性について検 討されたが, そこでは共感性の能力の方がもう一つの社会的認知能力 である役割取得能力よりもこ れらの発達ときわめて密接な関係にあることが明らかになった. またこれま での研究では共感性は. 役割取得能力の一部 であるかのように示唆されていたが, ここ で得られた結果では両者の間の相関. 関係は必ずしもみられず, また発達変化にも時間的ズレがみられたことからやや異質な能力である 可能性が強いことが示された. 本論文で示された向社会的行動や社会的認知能力がそれ では どのような条件によって発達してく. るのかというより重要な問題が残されているが, それらの条件のうちで, 我々は特に対人的な相互 交渉の程度や保育経験の長さを比較することによ って日常生活の中でのより具体的な仲間とのやり とりのっみ重ねの中 でこれらの発達が形成されていることを示 している結果が得られている. それ らについてのくわしい報告は別の機会にゆずる. 従 って本論文で述べられた研究結果についてもそ れらの研究との一連の関係の中で改めて論 じられるはず である.. 文. 献. Chand l lcogn ia i ion: A se l i J t i t er ton & J ec verev ew ofcur rentre search r .1977 Soc , M. . ln W.F. ove .M. Ga l lagher(Eds / ) K7 l I New York:P1 2のりをdgeα 7 2〆 叱り β enum Pres s op伽em, Vo . . , Damon hys ia l i ivedeve lopment tudysoc t ? 自転粥α 211 ‐ cogn 7 2 D例Bあり粥ぼれち 22 ‐ , W.1979 Wr . ,206 ’ Ei H N d 4 1 T h l & 9 7 9 i h i f h l t i ia l mora senberg -Berg a n l er e a ons p o presc oo er sreason ng about prosoc , , , , , l i i lbehav t ior D メ C 脳溺 0 3 6 3 6 conf 乙5 5 3 c sto prosoc a リ o ぬ朔 8 れ e ‐ . . ,. 134.

(16) . 向社会的行動と社会的認知の発達 Ei i senbe t rg ‐Berg lyears ru sm andtheas ses smentofemPathyinthePreschoo ,N. ,& Lennon ,R.1980A1 .C脳ば D8リメo 557 め粥8れち 51 - ,552 . Enr ight l i lro l i taki ey D.K.1980Soc a t e ‐ ng:A rev ,measure ew ofthecons ruct s ‐ ,R.D. , & LaPs ,measures ,and i t mentProPer 674 es f Ed〆m”DれαZ Resmだゑ ‐ . 尺勿迄w q ,4 . ,50 ,647 Feshbach i ldren:A SPec ia lin i i l i t entofsoc aldeVe opment edin p.M[ us sen & ≦墓ed ,N.D.1976EmPathyinch .c N.Ei senbe rg ‐Bergl977 尺のZ 7 s げ m““g s加“7 脳 T 吃 / 2多 αれd 庇珍ば ′ れg り βo p粥gm qfpmsocメメ 乾物ひかγ 粥. c姦”〆柁“ . Freeman . F1 l l ight ave E.1968 7 T脳 吃り Z n ・vi s f m霧云碗す β .H. op粥eれZq れg α”〆 ,J ,Botki ,P.T. ,Fry ,C.L. ,W. , Wr ,J , & ja ,P. の加朔““たのめ7 l 2 魂Z偽 す れ 物”〆彫れ ey . New York:john Wi .. 広田君美・多喜弘次 1 9 9 分配行動の発達的研究( 7 1 )-- 分配行動におよぼす年齢差の効果を中心に -- 関西大 学社会学部紀要 1 1 1( ) , 29一53 . 広田君美・多喜弘次 1 9 80 分配行動の発達的研究,( 2 )-- 相対的寄与度が報酬分配におよぼす効果 -- 関西大 学社会学部紀要, 1 1( 2 ) 1- 1 4 , .. Hof fman l i l taki tanddeve loPmentof a l i i ives ‐ t t e ng ru s c mot ) ckona(Ed ,M,L,1976EmPathy ,ro ,gu , ln T,Li . , 盈Zの吻Z d勿8わめ加eれZ αれd b霧粥りわγ ′ TZ Z Bの硯 陀彫の肥兎 αれd s鑑如Z Z R i h S S”g s & t e n e a r . New York: Hol , ▽ins ton . 工annot i f l t J taking expe i l ect ofro e - taking i r ences on ro t i e - ru sm, and aggre ,1978 Ef s on s , R, ,emPathy , al , DB僻めめ伽e 1 1 1 9 2 4 7 2加Z Ps じれ〆og男 14 ‐ y . ,. 池田義徳 1 97 0 幼児の社会性発達について 日本教育心理学会第12回大会発表論文集, 神原くみ子・児玉省・飯島澄子・田村享子・関根静江 19 7 9 幼児の社会性の発達の研究 日本保育学会第32回大 会論文集 木下芳子 1 97 7 役割取得能力の発達. 7 9一180 0 , 児童心理, 9月号, 17 . 小嶋秀夫・宮川充司 19 8 2 社会的・情緒的発達の評価 (第11章) 9 82年版, 27 2一29 5 , 児童心理学の進歩1 , 金子 書房.. Krebs t i i i lcons rup ty andbehav i rui i ldren sm,egocent t i r c ora t s encyinch edin P ,D. , & Stur , B,1974 A1 . c . N1ussen & N.Ei …Bergl977 senbe rg. 三木安正他 1 9 53 精神薄弱児の実態 (精神薄弱児実態調査委員会) 東京大学出版 Mus sen s enberg ‐Be rg f m“7 sq 2品 魂α“7 28 αれd 庇 肋” g′ T脳 dBリメop粥8鰯 qfpのsod謬 ,P. ,& Ei ,N,1977 尺のZ る 腐 幻 ば 物” メ F 8 りれれ メ ゼれ e eman 9 80 金子書房) ,r .(菊池訳 「思いやりの発達心理」1 無藤隆・久保ゆかり 1 9 82 社会的認知. 波多野 (監修) ピアジェ派心理学の発展1, 国土社 永野重史 1 9 80 発達的データの集め方と教育効果の研究. 国立教育研究所研究集録1号, 15 62 7一1 .. Parke ingthemesforsoc l ia i ldeve l nerg i log i ‐ emot ona opment t can Psycho s ,R. ,D.1979En . Amer . ,34 ,10 Par l ten ldren S K in & H. J o u n ,M. ,S .M.1943SocialbehaviorofPreschoolchi ,& Newhal . ln R.G.Barker . , . F, Wr Z i t(Eds ) C脳煽 る効α諺” ”“〆 吃り l l B gh OP創靴Z . , New York: MCGrow Hi . Rubin K H & S h i d T h 1 9 7 3 l i F W iPbe n e tween moraljudgement c e r i ere at onsh t l i i t t r sm anda ru s c , .. , ,,. ,egocen behavi 665 or ‐ , C廟溺 D8健/ゆ加eれも 44 . ,661. 佐藤公治・上野直樹 1 9 7 8 保育経験効果に関する調査研究 (国立教育研究所・北海道大学教育学部共同研究) 研 究マニュアル (未公刊). Se lman i butinsuf f ty( i i i IPer ivetaki t i s c ency)ofsoc a sPec ngforconcePt ons ,& Damon ,R, , W,1975Theneces i t lyl l lma & J ofjus l ceatthreeear eve s ) Mom/ 〆eリメop粥e昭, New Jer ey(Eds sey: , ln DJ,Depa ,M,Fo . LEA. Staub l 1ay ingandinduc i i ingforProsoc t ia lbehav eP i onint ra n or 7 2ち42 ,E,1971 Useofro . Cた”〆 D例外oめ加e , 805 816 ‐ .. 杉本真理子・戸田須恵子・伊藤秀夫・川田智子・高橋たまき 1 976 幼児の社会的行動の発達( 1 ) . 日本教育心理学 会大会論文集. 杉山美代子・松田忠之・山本和美 19 7 7 幼児の発達とその障害に応じた指導に関する研究 大阪市教育研究所教 育研究紀要 1 2 5 ,3 種村純・守屋国光 1 97 6 心理的行動空間モデルによる自然観察記録の発達的検討( 2 ) 8回大 . 日本教育心理学会第1 会論文集. 高橋たまき・守屋国光・次良丸睦子・大竹喜美子 1 9 74 集団遊び場面における幼児の行動の分を旅2 ) . 日本心理学 会第3 8回大会論文集. 135.

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参照

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