第1学年 英語科学習指導案
1.単元名 TALK 4 何時ですか? 2. 指導観 ○ 社会生活を営む上で、人と人とがお互い理解しあうことは大切なことであり、コミュニケーシ ョンは必要不可欠なものである。国際社会においても、外国の人々と交流を深め、お互いを理解 しあうということが、ますます求められている。こういった観点からも、英語学習において、聞 く、話すを中心とした「実践的コミュニケーション能力の育成」は「異文化理解」とともに、重 点課題である。 本教科書では、TALK 単元があり、特にその場に応じた対話、会話表現に重点が置かれている。 本単元では一緒に映画に行くポールと久美が待ち合わせ場所で会うが、上映時間が迫っていると いう設定である。言語材料としては What time ~ ? の文とその応答である。日常生活において も使用頻度が高い表現であり、What などの疑問文を用いて相手により具体的に質問することは、 お互いを理解しあいコミュニケーションを深める上でも、英語での表現の幅を広げていく上でも、 意義深い学習活動である。 ○ 本学級の生徒は、男子19名、女子14名、計33名で構成されている。習熟度、興味の度合 いの違いはあるものの、真面目な学習態度で、前向きに楽しんで英語を学ぼうとする雰囲気を持 ったクラスである。 小学校での英語教育の導入が定着し、中学校入学時で多くの生徒が、アルファベット、ごく身 近な英単語、極初歩的な会話表現を理解し、話すことができるようになっている。早くから英語 に慣れ親しみ、興味を示す一方、はじめから苦手意識を持っている生徒も見受けられる。 アンケートを実施した結果、英語が好き、まあまあ好きだと答えた生徒は約7割おり、その活 動として、英語のゲーム、ALTとの授業を挙げている。一方、嫌いだと答えた生徒の理由とし ては、単語の綴りが覚えられない、文章の作り方がわからないというものであった。話す活動に は、意欲を示すが、読む、書く学習活動に行き詰っている実態が窺える。一人ひとりの習熟度を 踏まえながら、話すこと、書くこと、それぞれにおいて「自分のことを英語で表現したい」とい う素直な欲求を実現させる指導を充実させたいと考えている。 ○ 実践的なコミュニケーション能力の定着を図るには、楽しく達成感を味わいながら、対話文 のドリルに取り組むなど、繰り返し練習することが大切であると考える。従って指導にあたって は、授業の始めにウォーミングアップとして、話すことを中心とした言語活動に取り組んできた。 本単元の指導にあたっても、ペアワーク、グループ学習形式でゲーム、Q&A活動、対話練習 など生徒の意欲喚起するような活動を取り入れ、生徒の表現能力の向上に努める。相手の英語を しっかり聞く姿勢から対話が深まり、共同作業、教え合いの場を設定することで自己肯定感、思 いやりの心を育て、英語に苦手意識のある生徒も積極的に参加できる授業を目指したい。また、 話すことに偏ることのないよう、聞く、話す、読む、書くの四技能のバランスを考えた学習活動、学習作業を心がけたい。 3.目標 ○ What time ~ ? の文を用いて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする。 ○ What time ~ ? の文を理解し、それを用いて尋ねたり、その質問に答えたりすることができる。 また、話し手、聞き手が伝えようとしていることを理解できる。 ○ 本単元の対話文を読んで、その内容を理解し、説明することができる。 ○ What time ~ ? の文を運用するため、文の構造と意味を理解することができる。 4. 評価規準 1年 TALK 4 何時ですか? ( 2時間 ) ア コミュニケーショ ンへの関心、意欲、態度 イ 表現の能力 ウ 理解の能力 エ 言語や文化につい ての知識、理解 ① What time ~ ? を 用いて、積極的に尋 ねたり、その質問に 答えたりしている。 ① What time ~ ?を用 いて、相手に時間を 尋ねたり、自分につ いて答えたりするこ とができる。 ① What time ~ ? の含 まれている英文を聞 いたり、読んだりし て、内容を理解するこ とができる。 ① What time ~ ? の英 文の構造と意味を理 解 す る こ と が で き る。 ② 一日の動作、行動を 表す英語表現を理解 し、使うことができ る。 5. 単元指導計画 次 配時 学習活動・内容 指導上の留意点 評価 第 一 次 本 時 1 What time ~ ? の英文を用いて、 相手の生活時間を尋ねたり、自分に ついて答えたりする。 ○ 基本文とその答えの文を作り、 対話ができるようにさせるた め、ペアや班で協力させる。 ○ 語彙力を伸ばすため、一日の基 本的な行動を表す英語表現の 定着を図る。 ア① イ① 第 二 次 1 教科書TALK 4 の対話文を理解し まとめ学習をする。 ○ 基本文とその答えの文の定着 を図るため、繰り返し練習、ド リル練習を行わせる。 ウ① エ① エ②
6.本時 於1年 (1) 本時の指導観 生徒は普段から基本的な対話練習に取り組んでいる。本時は、生活時間について尋ねたり、 答えたりする生活に密着した言語活動である。自分のことを英語で表現できる達成感を感じ取 れる指導を心がけ、英語科の目標である表現力の育成に努めたい。特に導入のビンゴゲームで は、英語の苦手な生徒に自信を持って参加させることで、その後の復習のQ&A 練習、本時の ペア学習の意欲に繋げたい。友達との教え合い学習や協同学習を通して、相互理解を深め、「確 かな学力」、「豊かな心」を育んでいきたい。また、話すことが主眼ではあるが、4技能のバラ ンスにも重点を置き、書く力をつけるためのワークシートも活用する。 (2) 本実践における交流活動 対話を楽しみ、その定着を図らせるため、ペアで、今まで習った英文を使ったQ&A 練習を させる。また、本時の基本文についてもペア、または班で協力して英文を完成させ、対話練習 を楽しませたい。ペアや班学習を取り入れ、生徒同士支え合うことで、興味を失いかけている 生徒や習熟度の低い生徒に対しても、成就感を味わわせ、英語学習に対する興味、意欲を喚起 させたい。 (3)本時の主眼 ○ペアや班で協力して、 What time~? の英文とその応答文を作ることができる。 ○相手と楽しみながら対話することができる。 (4)準備 ①ワークシート ②ピクチャーカード ③会話カード ④教科書 (5)本時の展開 学習活動・内容 指導上の留意点 形態 評価 配時 1.挨拶をし、ウォームアップをする。 (1) 英語での挨拶をする。 (2) ビンゴゲームをする。 (数字) (3) Q&A活動をする。 ○英語学習の雰囲気を作るために、自 分の体調や気分を言わせる。 ○楽しみながら、数の復習をさせる。 ○相手の顔を見ながら、英語をしっか り受け止め、自分のことをはっきり伝 えるようにさせる。 ○わからない時や詰まった時は、お互 いに教え合い、協力しがら、活動を続 一斉 個 ペア 15
2.本時のめあてを確認する。 生活時間について、尋ねたり、 答えたりできるようになろう。 ・
What time ~ ?
・I ~ at ~.
3. 本時の活動をする。(1) Match the Words Sheet で一日の行 動表現を言う語句、単語を確認する。 ・get up ・eat breakfast
・leave for school ・get to school ・ come home ・get home ・ take a bath ・go to bed (2) 自分の生活について英文を作る。 (3) 相手に尋ねる英文を作る。 (4) 二人で対話をする。 (5) 学級で発表する。 3.本時の学習を振り返る。 けさせる。 ○めあてを確認させるため、学習の方 向付けをし、本時の見通しを持たせる。 ○生徒の理解を容易にさせるため、挿 絵やマッチシートを用意する。 ○一人ひとりが意欲的に取り組めるよ うに、また、自分の英語に自信が持て るようにさせるため、励ましの声かけ をする。 ○ペアや班で交流し、協力しながら、 全員ができるようにさせるため、支援 する。 ○発表者は大きな声で言うように、他 の生徒は、確認の意味でしっかり聞く ようにさせる。 ○達成感を持たせるため、生徒の良か った点を褒める。 ○本時の学習内容を振り返らせるため に、自己評価をさせる。 一斉 班 個 個 ペア 班 一斉 個 ア① イ① 5 25 5