第3学年 国語科学習指導案
1 単元名 せつめいのくふうについて話し合おう 「すがたをかえる大豆」 (光村図書) 2 目 標 (1) 中心文や接続語、文末表現などに着目し、段落相互の関係を捉えながら、筆者の説明の仕方の工夫について理 解することができる。 【知識・技能】 (2) 目的を意識して、中心となる語や文を捉えて要約し、段落相互の関係を考えながら、文章の内容を的確に読み 取ることができる。 【思考・判断・表現】 (3) 筆者の説明の仕方の工夫について、友達と対話することで、根拠をもとに自分の感想や考えを伝えたり、質問 したりしながら、進んで話し合おうとする態度を養う。 【学びに向かう態度】 3 指導観 ○ 本学級の子どもたちは、説明文「こまを楽しむ」で、「はじめ・中・おわり」、「問い」-「答え」の文章構成 や大事な言葉や文に着目しながら段落の内容を読み取ることができるようになっている。しかし、段落内の文章構 成や段落相互の関係を意識して内容を読み取るまでには至っていない。また、対話活動では、根拠をもとに自分の 考えを伝えたり、友だちとの共通点や相違点を聞き分けたりできるようになっている。しかし、考えを深めるため に質問や感想を言ったり、自分の考えに生かしたりするまでには至っていない。そこで、段落相互の関係に着目し て、考えとそれを支える理由や事例との関係などについて叙述を基に捉えたり、一人一人の感じ方などに違いがあ ると気づいたりできるようになるこの期に、本単元を設定する。 ○ 本教材「すがたをかえる大豆」は、「はじめ・中・おわり」の三つの大きなまとまりで構成され、「はじめ」の 話題提示(大豆をおいしく食べるための工夫)について、五つの事例を用いて説明し、「おわり」の筆者の意見(大 豆のよさに気づき、おいしく食べてきた昔の人の知恵のすばらしさ)を説明した文章である。そのため、説明の中 心となる語や文を捉えたり、段落相互の関係を考えながら、筆者の説明の工夫を見つけたりするのに適している。 大豆をおいしく食べるための工夫の説明を、「いちばん分かりやすいのは」「次に」「また」「さらに」の接続 語に着目して読み取ることで、事例が提示される順番の工夫を見つけさせたい。また、筆者の考えにはどのような 理由があるのかなど、段落のつながりを意識して読み取ることで、筆者の考えを分かりやすく伝えるための文章構 成の工夫を見つけさせたい。 身につけたい説明文の力の系統は、 ○ 本単元の指導にあたっては、段落相互の関係に着目し、筆者の「すがたをかえる大豆」に対する考えを、五つの事 例を取り上げ、事例の順序を工夫し、筋道よく書かれた説明の仕方の工夫について、一人一人が考えや感想をもつ ことができるようにしたい。 そのために、次のような「見方・考え方」を働かせながら、単元構成を工夫したい。 捉えさせたい内容 見方(読みの着眼点) 考え方(思考方法) つ く る ① 読みの課題を解決するために、「はじ め・中・おわり」の全体の文章構成を捉え る。 ※「話題提示・具体例・筆者の考え」 ・答えとしての中心とな る文 ・繰り返し出てくる言葉 ・題名につながる言葉 ・問い二つの文をつくり、答えの文 を色分けして線を引く。 ・文章構成表にまとめる。 ② 「中」の五つの事例が、「大豆をおいし く食べる工夫」「食品名」「加工法」など の内容で書かれてあることを読み取る。 ・繰り返し出てくる言葉 ・題名につながる言葉 ・問いに関わる言葉 ・根拠の言葉を線でつなぐ。 ・文章構成表を項目ごとに横に見て 何について書いてあるか考える。 深 め る ③ 「中」の事例のまとまりや順序を考えた 文章構成を捉える。 ※簡単→複雑 ・接続語や文末表現 ・加工法(時間や工程) ・食品の形(変化の有無、 栄養の取り出しなど) ・事例を入れかえる。 ・どんな順序か考え、そのわけを表 から見つける。 ・接続語を置き換える。 まとまりをとらえて読み、かんそうを話そう 「言葉で遊ぼう」「こまを楽しむ」 ・「はじめ」「中」「おわり」「問い」- 「答え」の文章構成 ・段落の内容を、大事な言葉や文に注意しな がら読み取る。 説明の工夫について話し合おう 「すがたをかえる大豆」 ・中心となる言葉や文の要点ま とめ ・段落相互の関係を考えながら 読み取る。 考えの進め方をとらえて、科学 読み物を紹介しよう 「ありの行列」 ・実験と考察に注意しながら内 容を読み取る。 ・論の進め方④ 筆者の意見とその理由を考えさせ、「お わり」のまとまりの段落のつながりを捉 える。 ※昔の人々の知恵とは ・筆者の考えの言葉 ・筆者の考えを説明して ある理由や具体例の文 ・「おわり」の筆者の考えが、「中」 のどのような理由や具体例によ って説明されているか線でつな ぐ。 い か す ⑤ 筆者の工夫について、振り返り、既習 「こまを楽しむ」と「すがたをかえる大 豆」の説明の仕方の共通点や差異点を捉 える。 ・説明の仕方の工夫 ・今までの見出した工夫をカードに 書く。 ・既習の説明の工夫と比べ仲間分け する。
過 程 主 な 学 習 活 動 教師の支援 つ か む ② 1、題名から作文を書いて教材の文と比べたり、初発の感想を交流したりして、単元 のめあてと単元を通した読みの課題、学習計画を立てる。 ○ 題名読みから文を書き、教材文と比べてすごい所を話す。 ○ 国文さんの説明の仕方ですごい所を交流し、単元の課題をつくる。 ・はじめて知ったことやすごい説明の仕方 ・大豆をおいしく食べるための工夫とは、どんなものがあるのか。 ・文章構成は、どのようになっているのか。 ・分かりやすい説明の仕方には、どんな工夫があるのか。 ○ 筆者の説明の仕方が すごいなという思いを 高めるために、題名か ら文を書かせ、自分の 文と教材文を比較し、 説明の仕方ですごい所 を話し合わせ、単元の めあてにつなぐ。 ○ 「こまを楽しむ」で 学んだ、説明文の文章 構成や学び方を思い出 しながら、読みの課題 や学習計画を立てさせ る。 さ ぐ る ③ 2、大豆をおいしく食べるための工夫について書かれた文章の構成や内容の大体を 読み取る。 ○ 段落ごとに、何をどのように説明しているかを捉え、文章構成「はじめ」「中」 「おわり」に整理する。 ・ 「はじめ」「中」「おわり」に分けた理由を話し合い、 「話題提示」「事例」「筆者の考え」で説明していることを捉える。 ・ 「話題提示」での「かくれた二つの問い」を考え、その「答え」を見つけな がら、事例の段落を文章構成の表にまとめ内容を読み取る。 ○ 事例の「中」の文章構成をとらえる。 ・「中」の各段落の構成を確認する。 →小見出しを考え、どの段落も「大豆をおいしく食べる工夫」「食品名」「作 り方と育て方」「接続語」という共通の構成で書かれている。 →「中」で、⑦の段落だけちがう理由を話し合う。 はじめ おわり 中② 中① ① い ろ い ろ な 食 品 に す が た を 変 え て 気 づ か れ な い 大 豆 ② か た い 大 豆 に い ろ い ろ 手 を く わ え て 、 お い し く 食 べ る 工 夫 ⑧ こ の よ う に い ろ い ろ な す が た で 食 べ ら れ て い る 大 豆 大 豆 の よ い と こ ろ に 気 づ き 、 お い し く 食 べ て き た 昔 の 人 々 の 知 恵 に お ど ろ く せ つ め い の く ふ う に つ い て 話 し 合 お う す が た を か え る 大 豆 国 分 牧 衛 ⑦ ⑥ ⑤ ④ ③ 落段 こ れ ら の ほ か に さ ら に ま た 次に いち ば ん 分 か り や す い の は 接 続 語 と り 入 れ る 時 期 育 て 方 を か え る 工 夫 目 に 見 え な い 小 さ な 生 物 の 力 を か り て 、 ち が う 食 品 に す る 工 夫 大 豆 に ふ く ま れ る 大 切 な え い よ う だ け を 取 り 出 し て 、 ち が う 食 品 に す る 工 夫 こ な を ひ い て 食 べ る 工 夫 大 豆 を そ の 形 の ま ま い っ た り 、 に た り し て 、 や わ ら か く 、 お い し く す る 工 夫 お い し く 食 べ る 工 夫 え だ 豆 も や し 納 豆 み そ 醤 油 とう ふ き な こ い り 豆 に 豆 す が た を か え る 大 豆 ダ イ ズ を わ か く て ダ イ ズ の た め に 水 。 光 × 1 日 ち か く お く 。 半 年 か ら 一 年 お く 。 一 晩 水 に ひ た す 。 つ ぶ す 。 熱 す 。 し ぼ る 。 い っ て か ら 、 ひ く そ の ま ま 水 に つ け て 作 り 方 ◎「問題提示」-「具体 例」構成を捉えやすく するために、「かくれ た二つの問い」を考え、 その「答え」に赤線と 青線を引いて色分け し、構成表にまとめる。 グループ対話を設定 し自分の考えを深めさ せる。 (条件5:交流の質) ◎ 「中」の文章構成や 段落相互の関係を捉え やすくするために、中 の段落はどんなことが 書いてあるか小見出し をつけさせ、表にまと める。また、「一つだけ 仲間はずれの段落があ ります。その段落とそ のわけを説明しましょ う。」と、再考発問し、 中の段落が2つに分け られることを理解でき るようにする。 (条件3:問いの重視) ◎ 「中」の事例が、「簡 ・大豆はたくさんの食べられ方が あるんだ。・昔の人ってすごいな。 ・成長の順番で書いたけど、筆者はどんな順番で書いたのかな。 ・「はじめ・中・おわり」かある。・問いー答えがある。 ・おわりは、筆者の考えがある。分かりやすい文になっている。 大豆をおいしく食べるための工夫が分かるように、筆者はどんな説明 の工夫をしているのか話し合おう。 「はじめ」は、大豆がどのようなものかの説明が書かれ、「中」は、 段落ごとにおいしい大豆の食べ方の工夫と食品の事例が書かれている。 「おわり」は、大豆のよさに気づき、おいしく食べてきた昔の人の知恵 のすばらしさ(筆者の考え)が書かれている。 筆者は、段落のはじめに中心となる文を書き、「大豆をおいしく食べる工 夫」「食品名」「作り方と育て方」について説明している。また、「中」は、 「中①」「中②」に分けられる。 4 単元計画「すがたをかえる大豆」(9時間)
5 本時主眼 ○ 「接続語」「大豆をおいしく食べる工夫」「食品の形や色」「作り方」の4つの観点に着目して読み、「中」の 事例が、「簡単なもの」から「難しいもの」になるような説明の工夫がされていることを捉えるこができる。 ○ 「どんな順序の工夫になっているのか」について、4つの観点から考えさせ、そう思う理由について根拠をもと に話し合わせることで、「簡単なものから難しいもの」になっていることを捉えることができる。また、再考する 発問『「また」「さらに」は、「そして」と言い換えることができるか。』について考え話し合うことで、「大豆 をおいしく食べる工夫のすごさが高まっていること」を確認することができる。 深 め る ③ 本 時 ま と め る ① 3、書かれた順序や段落のつながりを考えながら、筆者の説明の工夫を捉える。 ○ 「中」の提示された食品の順序について、どんな順序で説明されているのか考 え 、 そ の わ け を 話 し 合 い 、 筆 者 の 説 明 の 工 夫 を 見 つ け 出 す 。 ⑥ ⑤ ④ ③ 段 落 さ ら に ま た 次に いち ば ん 分 か り や す い の は せ つ 続 語 目 に 見 え な い 小 さ な 生 物 の 力 を か り て 、 ち が う 食 品 に す る く ふ う 大 豆 に ふ く ま れ る 大 切 な え い よ う だ け を 取 り 出 し て 、 ち が う 食 品 に す る く ふ う こ な に ひ い て 食 べ る く ふ う 大 豆 を そ の 形 の ま ま い っ た り 、 に た り し て 、 や わ ら か く 、 お い し く す る く ふ う お い し く 食 べ る く ふ う な っ と う み そ し ょ う ゆ と う ふ き な こ い り 豆 に 豆 す が た を か え る 大 豆 む す 。 ナ ッ ト ウ キ ン を く わ え 一 日 近 く お く 。 む し た 米 や 麦 に コ ウ ジ カ ビ を ま ぜ る 。 し お を 、 に て つ ぶ し た 大 豆 に く わ え て ま ぜ る 。 半 年 か ら 一 年 お く 。 よ く に た 作 り 方 一 ば ん 水 に ひ た す 。 す り つ ぶ す 。 熱 す 。 し ぼ り 出 す 。 に が り を く わ え る 。 い る 。 こ な に ひ く 。 そ の 形 の ま ま い る 。 水 に つ け て 、 や わ ら か く し て か ら に る 。 作 り 方 ( 時 間 ) 難しいもの 簡単なもの 接 続 語 か ら 、 だ ん だ ん レ ベ ル ア ッ プ し て い る 。 作 り 方 の 工 夫 か ら 、 簡 単 な 作 り 方 か ら 、 難 し い 作 り 方 に な っ て い る 。 最 初 の 大 豆 の 形 か ら 、 大 豆 の 形 か ら 、 大 豆 の 形 で は な い も の に な っ て い る 。 作 る 時 間 か ら 、 時 間 が 短 い 作 り 方 か ら 、 時 間 が か か る 作 り 方 に な っ て い る 。 ○ 「おわり」の筆者の考えが、どのような理由や具体例によって説明されている か線でつないで話し合い、筆者の説明の工夫を見つけ出す。 はじめ おわり 中② 中① ① い ろ い ろ な 食 品 に す が た を 変 え て 気 づ か れ な い 大 豆 ② か た い 大 豆 に い ろ い ろ 手 を く わ え て 、 お い し く 食 べ る 工 夫 ⑧ こ の よ う に ○ い ろ い ろ な す が た で 食 べ ら れ て い る 大 豆 ○ 大 豆 の よ い と こ ろ に 気 づ き 、 お い し く 食 べ て き た 昔 の 人 々 の 知 恵 に お ど ろ く せ つ め い の く ふ う に つ い て 話 し 合 お う す が た を か え る 大 豆 国 分 牧 衛 ⑦ ⑥ ⑤ ④ ③ 落段 こ れ ら の ほ か に さ ら に ま た 次に いち ば ん 分 か り や す い の は 接 続 語 と り 入 れ る 時 期 育 て 方 を か え る 工 夫 目 に 見 え な い 小 さ な 生 物 の 力 を か り て 、 ち が う 食 品 に す る 工 夫 大 豆 に ふ く ま れ る 大 切 な え い よ う だ け を 取 り 出 し て 、 ち が う 食 品 に す る 工 夫 こ な を ひ い て 食 べ る 工 夫 大 豆 を そ の 形 の ま ま い っ た り 、 に た り し て 、 や わ ら か く 、 お い し く す る 工 夫 お い し く 食 べ る 工 夫 え だ 豆 も や し 納 豆 み そ 醤 油 とう ふ き な こ い り 豆 に 豆 す が た を か え る 大 豆 ダ イ ズ を わ か く て ダ イ ズ の た め に 水 。 光 × 1 日 ち か く お く 。 半 年 か ら 一 年 お く 。 一 晩 水 に ひ た す 。 つ ぶ す 。 熱 す 。 し ぼ る 。 ひくら、てかっい てけつ水に ままのそ 方作り 4 「すがたをかえる大豆」の説明の工夫について、振り返り、既習「こまを楽しむ」 と「すがたをかえる大豆」の説明の工夫の仕方の共通点や差異点を考え、話し合っ てまとめる。さらに、次単元「食べ物のひみつを教えます」への学習意欲をもつ。 単なもの」から「難し いもの」になるような 説明の工夫がされてい ることを捉えられるよ うに、次の4つの観点 から考えさせる。 「接続語や文末表現」 「加工法(時間や工程)」 「食品の形(変化の有 無、栄養の取り出し など)」 (条件4:自力活動の 重視) ◎ 「中」と「おわり」の 段落関係を捉えられる ように 「筆者の考えの言葉」 「筆者の考えを説明し てある理由や具体例 の文」に着目して文 を探し、線でつない だり、そのわけを説 明したりさせる。 (条件4:自力活動の 重視) ○ 筆者の説明の工夫を 整理できるように、今 までの見出した工夫を まとめ、既習の説明の 工夫と比べ、仲間分け して筆者の説明の仕方 のすごさをつかませ る。 筆者は、手の加え方(調理の時間や工程)が、「簡単なもの」→「難しい もの」になるように、順番を工夫して説明している。読者にとって、簡単 なものからの方が読み進めやすい。 筆者は、「おわり」で伝えたい自分の考え(昔の人々の知恵のすごさ)を分 かりやすく説明するために、「中」で、大豆をおいしくする工夫を5つと、具 体的な食品名を9つもあげ、その工夫=昔の人の知恵としている。
過 程 主 な 学 習 活 動 教師の支援 つ か む さ ぐ る 深 め る ま と め 1 「中」の5つの事例の「大豆をおいしく食べる工夫」の順序を入れ替え、この 順序でもいいのか問うことで、筆者がどんな順序の工夫をしたのか知りたいとい う課題をもつ。 ○ 「中」の事例の文章構成表を確認する。 ○ 「事例を入れ替えて説明してもいいのでは?」について話し合う。 ・ 入れ替えた方は、工夫の順序がおかしいかも。 →この順序には、何か意味があるのかも。筆者の順序の工夫を知りたいな。 2 どんな順序の工夫になっているのか、根拠となる言葉や文を見つけ、その わけに対して自分の考えをつくり、それをもとにグループや全体で話し合う。 ○ どんな順序の工夫になっているのか、根拠の文と考えをメモに書く。 ○ 自分の考えをもとに、グループで意見をまとめ、全体で交流する。 ⑥ ⑤ ④ ③ 段 落 さ ら に ま た 次に いち ば ん 分 か り や す い の は せ つ 続 語 目 に 見 え な い 小 さ な 生 物 の 力 を か り て 、 ち が う 食 品 に す る く ふ う 大 豆 に ふ く ま れ る 大 切 な え い よ う だ け を 取 り 出 し て 、 ち が う 食 品 に す る く ふ う こ な に ひ い て 食 べ る く ふ う 大 豆 を そ の 形 の ま ま い っ た り 、 に た り し て 、 や わ ら か く 、 お い し く す る く ふ う お い し く 食 べ る く ふ う な っ と う み そ し ょ う ゆ と う ふ き な こ い り 豆 に 豆 す が た を か え る 大 豆 む す 。 ナ ッ ト ウ キ ン を く わ え 一 日 近 く お く 。 む し た 米 や 麦 に コ ウ ジ カ ビ を ま ぜ る 。 し お を 、 に て つ ぶ し た 大 豆 に く わ え て ま ぜ る 。 半 年 か ら 一 年 お く 。 よ く に た 作 り 方 一 ば ん 水 に ひ た す 。 す り つ ぶ す 。 熱 す 。 し ぼ り 出 す 。 に が り を く わ え る 。 い る 。 こ な に ひ く 。 そ の 形 の ま ま い る 。 水 に つ け て 、 や わ ら か く し て か ら に る 。 作 り 方 ( 時 間 ) 難しいもの 簡単なもの 接 続 語 か ら 、 だ ん だ ん レ ベ ル ア ッ プ し て い る 。 作 り 方 の 工 夫 か ら 、 簡 単 な 作 り 方 か ら 、 難 し い 作 り 方 に な っ て い る 。 最 初 の 大 豆 の 形 か ら 、 大 豆 の 形 か ら 、 大 豆 の 形 で は な い も の に な っ て い る 。 作 る 時 間 か ら 、 時 間 が 短 い 作 り 方 か ら 、 時 間 が か か る 作 り 方 に な っ て い る 。 3 なぜ筆者は、この食品の順序で説明したのか「接続語」の順序性に着目して、 考え、全体で筆者の説明の工夫をまとめる。 ・「いちばん分かりやすいのは」「次に」「また」「さらに」という順序で接 続語が使われているので、徐々に工夫がすごいものになっていて、醤油の工 夫が一番すごいと思う。 ・「次に」「そして」「そして」という接続語を使うと、工夫のすごさは、高 まらない。工夫のすごさが高まるように、「また」「さらに」と使っている。 4 本時学習をふり返り、対話活動での自分の考えの広がりや筆者の説明の工夫に ついて、自分の考えをまとめる。 ○ 本時学習の振り返りをする。 ・わ…分かったこと、使った学び ・が…自分のがんばった学び ・と…友だちのよかった学び ・も…次の時間に使いたい学び ◎ 主体的に学ぶことが できるように、学習の見 通しを持たせる。 (見通し) ・文章構成表を横で見てどんな 順序か考える。 ・わけは、4つの観点から線や 矢印を引き、考える。 ・もし入れ替えたら、置き換え たら (条件1:見方・考え方) ◎ 「中」の順序性(簡単 →難しい)の工夫を捉え やすくするために、次の 4つの観点から考えさ せる。 「接続語や文末表現」 「おいしく食べる工夫」 「食品の形(変化の有無、 栄 養 の 取 り 出 し な ど)」 「作り方(時間)」 (条件4:自力活動の重 視) ◎ 筆者がどんな工夫を しているのか、まとめら れるように、グループで の話し合いの方法とし て、同じ意見・違う意見 を聞き分け、なるほどと 思った意見に絞らせる。 (条件5:交流の質) ◎ 「大豆をおいしく食べ る工夫」のすごさが高ま っていることを捉えや すくするために、再考す る発問「「また」「さらに」 は、「そして」と言い換 えることができるか。」 について考え話し合わ せる。 (条件3:問いの重視) ◎ 自己の振り返りを、次 時の学びに生かせるよ うに、「わ・が・と・も」 で振り返らせ、ペアで対 話をして、自分のできる ようになったことを自 覚させる。 (条件6:学びを自覚) 6 本時展開 筆者は、どんな順序の工夫をしているのか話し合おう。 接続語 ・また、さ ら に と ど ん ど ん 難 し く な っ ている。 おいしく食べる工夫 ・いるなど簡単な作り 方から、小さな生物の 力をかりてちがう食 品にする難しい作り 方になっている。 大豆の形 ・どんどんも との大豆の形 や色と全く違 うものになっ ている。 筆者は、事例の説明を「作り方」「大豆の形や色」「時間」「接続語」の順 序を工夫することで、「簡単→難しいもの」になるように説明している。 作る時間 ・短い時間で作 れるものから、一 年という長い時 間かかるものに なっている。