HoneybeeScience(1998)
ドイツの養蜂家 に求 め られる ミツバチへギタダニの防除
一寄生 ダニ馬
区除か ら総合 的 ダニ管理
へ-世 界 中 の セ イ ヨウ ミツバ チApismellifera L.を用 いる養蜂 は, 本来, トウヨウ ミツバチ A.cerana Fabr.の寄生者である ミツバチへギ イタダニVarroajacobsoniOud.が寄生す るよ うにな ってか ら窮地 に立 たされている. このダ ニは ミツパテ成虫 の体 表 に寄生 し,血液 を吸 い,繁殖 は蜂児で行 う. そ して,寄生 していた 蜂の迷 い込みや盗蜂 にともな って別の蜂群へ と 広が ってい く(Sakofskieta1.,1990).養蜂家 は流蜜を求めて蜂群をたびたび移動 させ ること があるが, これが このダニを拡散 させ る主要因 と考え られる. アジアでは導入 されたセイ ヨウ ミツバチが ダニの元来 の寄主である トウヨウ ミ ツバチか らこのダニを再感染 させ られている. ミツバチへギイタダニの トウヨウ ミツバチ-の寄生率 は低 いといわれ, また大 きな被害を与 えたという報告 もない. これは, トウヨウ ミツ バチにおいては雄蜂の蜂児が見 られ る季節 にダ ニの繁殖が限 られ ることと, ダニに対す る防衛 行動 (グルー ミングと除去行動) によるものだ と考え られている (詳 しくはBoecking eta1., 1993;BoeckingandRitter,1994を参照). セイ ヨウ ミツバチの場合 には働 き蜂の蜂児, 雄蜂の蜂児のどち らで も繁殖可能で, ダニにと って繁殖条件 としては好適 なので,養蜂家が防 除を しなければ, ダニはどんどん増え, このバ ロア病 (Varroosis:訳注,和称 は届出伝染病名 に倣 った) に感染 した蜂群 は 2・3年 で全滅す る (Ritter,1984). 最初 に ミツバチへギイ タダニが ドイツに侵入 し た の は1970年 代 で あ る (Ruttner and Ritter,1980).ミツバチへギイタダニの寄生が 軽微な うちの蜂群 の焼却処分 まで含む,養蜂家Ot
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と政府管轄機関による徹底的な防除にもかかわ らず, このダニは数年 の うちに全 ドイツ車に広 が った.その結果,多 くの蜂群が弱勢化 し,秦 蜂家の数 も減 った. これ は今 日で もなお問題 と な っている. 最近 の研究結果 は, ダニによる被害 は寄生す るダニの数だけに起因す るのではな く,明 らか により有害 な二次感染によるものであること, したが って ミツパテへギイタダニが複合的な脅 威であることを示 している.実際に ミツバチヘ ギイタダニの流行が二次感染を引 き起 こす とい う報 告 は多 々 あ る (Balland Allen,1988; Ritter,1994;Shimanuki,1994;Ball,1996). ウイルスや細菌 による二次感染症への雁恵が蜂 群 の死滅を招 くのは必定である. バ ロア病 の大流行 は明 らかに ドイツの養蜂を 変化 させた. この病気を防除す ることが今 日の ドイツにおいて養蜂業を成功 させ る基本的な必 要条件 とな ったか らである. バ ロア病 の防除 は 4つ の異 な った方 法 に分 類 さ れ る.1)化 学 的 防 除 (Bayvarol⑧, perizin⑳など),2)弱化学的防除 (ギ酸,乳酸 など),3)物理的防除 (加温箱など),4)生物 学的防除 (トラップ巣板 など)である (Boec k-ingandWallner,1996). これ らの異なる方法を組み合わせ ることによ って 総 合 的 害 虫 管 理 シ ス テ ム (Integrated PestManagementSystem)が成 り立つ.上 記 の防除方法 は, それぞれ特定の条件を満た し て い る 必 要 が あ る.例 え ばPerizin⑳と Folbex-VA-neu⑧は蜂 児 の いな い蜂群 で のみ 有効である.蜂ろう中の 新 フォルペックスVA ペリジン アビスタン ベイバロール 薬剤濃度 ジプロムベンゾ プロムプロ (ppm-mg/kg) フェノン ビレー ト クマフォス フル バ リネ ー ト フルメスリン 1 0.9 0.6 10 7 4 20 12 6 50 16 12 60 20 16 100 24 19 400 33 29 0.7 0.4 検出されず 5 0.6 検出されず 7 0.8 検出されず 18 1.5 検出されず 21 2.1 検出されず 31 4.5 検出されず 94 10 検出されず -チ ミツ中での薬剤の検出限界:0.5〟g/kg,フルメスリンのみ 5〟g/kg 検出方法 SPE,キャビラリーガスクロマ トグラフィ,ECD検出
化学的防除の問題点
バ ロア病 の防除のために,現在 ドイツ政府 が 認可 している製品 は6種類 で,養蜂家 は明 らか にそれ以上 の種類 の製品を使用 して いる. この うち水溶性 の ものはア ピ トール (Apitol⑧, シ マ ゾール),
「イ レールテ ィッサー ・ミルベ ンプ ラッテ (ギ酸)」であ り,脂溶性 の ものはベイバ ロール (Bayvarol㊥,フル メス リンン),セカフ ィックス(Cekafix⑧,クマフオス+相乗作用), 新 フォルペ ックスVA (Folbex-VA-neu⑧, プロムプロ ピレー ト),ペ リジン(Perizin◎,クマ フオス)があ る. 市場 を統計的に見てみ ると,養蜂家 は経費 と それ によって起 こるか も しれない副作用 を無視 して,最 も取 り扱 いの簡単 な方 法 (プラステ ィ ック小板) を使 う傾向が はっきり出て いる.鍋 化学 的防除 と生物学的防除 は一部 の趣味養蜂家 に人気がある. ドイツで は政令 と法律で使用で きる化学物質 が規定 されているが,一部 の養蜂 家 は,認可 されていない薬剤や, 自家調整 した 薬剤 を用 い, これが ミツバ チ生産物 に残留 して 露呈す ることがある.登録済 みの ピレスロイ ド 系薬剤 (Apistan⑳や Bayvarol⑳) で さえ も製 品 に添付 の使用説 明書 に指定 されている方法以 外 で用 いれ ば,生 産物 中 に残 留 す る恐 れが あ る.今 日まで, ミツバチへギイ タダニの化学 的 防除 はセイ ヨウ ミツバチでの養蜂業 の存続 には 不可欠 な ものであ ったが, その副作用が新 たな 問題 を生 み出 している. 薬剤 (殺 ダニ剤) を蜂群 に大量投与すれば, 致死量 レベル以下 の残留物が蜂 ろ う中に蓄積 さ れ ることにな り, これが現在使 われている薬剤 に対す るダニの抵抗性 を生 み出す もととな る. 脂溶性化学物質 を使 った場合,蜂 ろ うとハチ ミツへの残留 は避 け られない.- チ ミツへの残 留 はい く通 りかが考 え られ る.薬剤 の使用方法 に問題 があ った り,越冬貯蜜 に混入 して春 の貯 蜜 にまで残 った り, あるいは蜂 ろ うの汚染が原 因 とな る.普通,殺 ダニ剤 は越冬 の準備 のため の給餌 の時期 に使用す るが, その結果,越冬時 の貯蜜 にこれが蓄積 され ることがたまにあ る. 薬剤 の残留 した巣板 のか け らが混入 した り,巣 板 に蓄積 された薬剤 がハ チ ミツに しみ出す こと がハチ ミツ中の残留 の原 因 となることもある. 採蜜時 に,特 に蜜蓋取 り器 を用 いる場合 は,栄 の小片が汚染 を引 き起 こ しやすい.櫨過 して も 懸濁 しているごく小 さな小片が残 ってハチ ミツ の汚染源 とな る.巣板 の蜂 ろう中の蓄積濃度 が 高 ければ高 いほど,- チ ミツ中の残留が検 出 さ れやす くな る (Hansen and Petersen,1988; Bogdanoveta1.,1990;Moosbeckhoferand Kohlich,1990;Buechlerand Maul,1991; Pchhacker,1991;Wallner,1995).室内実験 で は, プロムプロピレー ト (新 フォルペ ックス VAの有効成分),クマフオス (ペ リジンやアサ ン トールの有効成分), フルバ リネー トの い く つかの誘導体 (ア ビスタ ン, クラル タン, マプ リックの有効成分) のよ うない くつかの有効成 分 は,蜂 ろ う中に 1mg/kg の レベルで含 まれ
(% ) 倒 懸 B l帯 V プロモプロピレートクマー/オス フルJt1)ネ-トフルメスリン 図 1 蜂ろう中の殺ダニ剤の残留 (ドイツおよび海外の養蜂場からの検体) Wallner(1995)による ていればハチ ミツ中に検 出できる (表 1).これ は, これ らの薬剤が蜂 ろ うとは結合性が低 いこ とを意味 している.一方 で,合成 ピレスロイ ド であ るフルメス リン (ベ イバ ロールの有効成 分) は400mg/kgの レベルで もハ チ ミツ中の 残留が確認で きないことか ら,蜂 ろうとの結合 性 が 強 い こ と が 示 さ れ て い る (Wallner, 1995). しか し, このよ うに蜂 ろう中に蓄積 さ れた ものが- チ ミツへ と浸 出 しに くい薬剤 で ち,蜂 ろう中での蓄積 は起 きやす く,前述のよ うに汚染 された巣の小片が後 々ハチ ミツ中の薬 剤残留を招 くことになる.結局,養蜂家 は巣板 中に薬剤が残留す るのを防がな くてはな らな く なる.殺 ダニ剤の使用 によってプロポ リスなど の他 の ミツバチ生産物 も同 じよ うに汚染 され る ことも述べてお くべ きであろう. 500検体以上の蜂 ろ うを分析 したところ,殺 ダニ剤を使用 しているすべての国で,蜂 ろう中 か ら薬物が検出された (図 1). 検体 の約80% で は薬 剤 が1- long/kgレベ ル で あ った (Wallner,1995).一つの検体中に数種頬の薬 剤が検出され ることもたびたびあった.蜂 ろう は養蜂においては世界中で リサイクルされる生 産物であ り,そのため,残留物 の蓄積 は予想で きることである.現 に,市場 に出回 っている巣 礎 か ら多種 の殺 ダニ剤 が見 つか って い る (図 2).そのため, ミツパテへギイタダニを生物学 的に防除 している養蜂家で も,流通 している巣 礎を入手 しているのであれば, その ミツバチ生 産物 に薬剤残留が起 こる可能性がある.同様の (S も Lu ) 3 (堪 駈 思 プロモプロビレ」・ クマフォス フルパ リネー ト フルメス リン 図2巣礎中の殺ダニ剤の残留 Wallner(1995)による ことはスムシの防除に使 うパ ラジクロロベ ンゼ ンにつ い て も確 か め られ て い る (Wallner, 1992).現在 に至 るまで, このように汚染 され た蜂 ろうを浄化で きる方法 は見つか っていない. 致死量以下 の薬剤が巣板 の中に残留す ること により, ミツパテへギイ タダニは殺 ダニ剤 に対 して抵抗性 を発達 させ得 る.1992年か ら, イ タ リア北部 の広 い地域で ア ビスタンのダニへの 効果が減少 し, しか もそのよ うな地域が急速 に 広が っていると報告 された (Lodesanieta1., 1995;Fauconeta1.,1995;1996).フルバ リ ネ- トが効かな くな った地域の ミツバチへギイ タダニでは,感受性の ものの25-50倍の LC50 値が得 られた(Milani,1995).これ らのダニは すでに薬剤 に対 して抵抗性 を発達 させていたの である.現在, このような抵抗性を もつダニは ヨーロッパの他 の地域 に も広が っている.最近 の報 告 が示 す よ うに,す で に ア メ リカ (Eis -chen,1998)やアルゼ ンチ ン(Fernandezand Garc壬ia,1997)で も殺虫剤 マ ブ リックや ダニ 用 ア ビスタン小板の誤用が ダニの抵抗性を生み 出 したとい う証拠があげ られている.
総合的ダニ防除の構想
これ らのことすべてが, ミツバチ-ギイタダ ニに対す る化学的防除に限界があることは疑 う 余地がないことを示 している. ミツバチへギイ タダニを根絶す ることなど不可能であ り, ダニ の防除を1種類 の薬剤で行 うのは限界があ り, す ぐにそれでは不充分 にな って しまう. ミツバチ生産物 は薬剤残留がないよ うに,高るかどうかについて非常 に敏感である.仮 に残 留物が人間には害を及ぼさないとして も,消費 は減少するだろう.国際市場ではこのような薬 剤残留のある-チ ミツは扱われない.害虫防除 は寄生 ダニの馬区除単独ではな く,総合的に行わ れるべきである.最近, ドイツの ミツバチ研究 機関のワークグループは次のような総合的ダニ 管理 システムの一環 としての ミツバチへギイタ ダニ防除 (図 3)を勧めている.ただ,この構想 は ドイツでの場合だけを想定 しており,同 じド イツ内で も地域によって調整が必要であること を強調 しておきたい. この構想 は, 1) 健康的で強靭な蜂群を維持 し,2) ミツバチ生産物 (ハチ ミツ,蜂 ろう,プ ロポ リス) に殺 ダニ剤が残留するのを防 ぐこと を目的としている. この方法の基本 は,
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) 流蜜前 とその最中に は処理を しない, 2) 常 に養蜂家が寄生率のコ ントロールを行 い,3)全期間を通 じて,異なる 防除法を組み合わせ, 4) 使用する薬剤等のパ ッケージにある使用方法 に留意 し, 5) 逝辺の 養蜂家 と協力 し,打ち合わせを行 うことである. ミツバチヘギイタダニ防除を総合的防除 とし て実現 させるには,養蜂家が,年間を通 じて時 期を逃 さず,恒常的に蜂群内のダニの発生を制 限する必要がある.養蜂家による処置 と防除技 術,および特 に流蜜期 に配慮 した各時期の処理 方法で成 り立 っている. ダニの寄生率を調べる ためには,巣箱の底 に自然に落下 した,死んだ, あるいは生 きているダニを指標 として用いる方 法が基本的に必須 となる.それ らが蜂によって 掃除されて しまうのを防 ぐために,保護 シー ト を巣の底に敷いて用いるのがよい.7日間の調 査期間を設 けて,保護 シー トの上に自然に落ち たダニを数えれば,大 まかな寄生率を見積 もる ことができる. 建勢期初期にあたる流蜜期には,生物学的防 除が好 ましい. このダニは働 き蜂 に比べて雄蜂 の蜂児 に好 んで寄生 す るため (Ruttnerand Koeniger,1980;Maul,1983;Rosenkranz有蓋雄蜂巣板を繰 り返 し取 り除いたり, トラッ ピング巣板法 (訳注 :女王蜂の産卵を制限 して 蜂児巣板を限定 し,そこにダニを集めて取 り除 く方法)によってダニの発生 を確かに抑えるこ とができる.分蜂期 に内検によって分蜂の管理 を行 っている趣味養蜂家 にとっては,蜂群 ごと に特別な仕事をする余裕 はあまりない.蜂群を 分割 して交尾群を作 ることで も, ダニの発生を 抑えることがで きる. これによって,主流蜜期 に薬剤の施用な しでダニの発生を低 く抑えてお くことが可能であろう. そうしなかった場合に は流蜜期後 にダニの寄生率が高まることになる いずれの処理をする場合 も,その前 にダニの 寄生率を調べて,その処理の必要性を確かめな ければな らない.例えば,生物学的方法で ダニ の発生 を減少 させて しまえば, ほとん どの場 令,流蜜期後の処理 は必要な くなる. 流蜜期後の処理 はどのようなものであって も 越冬蜂建勢 に悪影響を及 ぼす ものであってはな らない.直後のギ酸の長期処理では悪影響が出 るので,長期処理 は越冬用の給餌が終了 した後 ですることに して,流蜜後には短期処理をする のが望ま しい.養蜂家はこの処理後,秋 に再び 寄生率を調査 して,冬に最終的な処理が必要か どうかを決めなければな らない. ここで再 び, この防除構想 は ドイツを想定 し ているものであり,他の国で適用する場合 は調 整が必要であることを強調 しておきたい. このような防除法を養蜂技術の一部 として取 り入れるためには,養蜂家がさまざまな処理方 法について訓練を受 けていることと,最 も簡単 な防除法に較べて多少作業が増えることを厭わ ないことが条件 となる. 生物学的防除 と弱化学的防除はす ぐに行 うこ とが可能であり,その効果 は化学防除に匹敵す るものなので,採用するかどうかは個 々の養蜂 家のやる気次第である.すでにダニが殺 ダニ剤 への抵抗性を獲得 している国では,養蜂家は防 除法を総合的害虫管理の考え方 に沿 ったものに 変えな くてはな らない.
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b a1 養蜂家 による作業
1a 有蓋雄蜂巣房の除去 lb 交尾箱お よび人工分蜂準備 図 3 ドイ ツにおける総合的 ダニ防除 (1998年 ドイ ツ ミツバ チ研究機 開会推薦) この養蜂の危機 を長期的に解決す るために, 134:689-694 ダニに耐性の ミツバチの選抜育種を行 って,殺 ダニ剤の使用を減 らそ うとす る試 みはすでに ド イツで始 め られている. (著者 の住所 は下記参照) (翻訳 原野 健一) 引用文献 Ball,B.Ⅴ.1996.BeeWorld77:117-119. Ball,B.Ⅴ.andM.F.Allen.1988.Ann Appl.Biol.113:237-244.
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Inthe70ththefirstVαrroαmiteswereintr
o-ducedintoGermany.Ⅰnspiteofintensivec on-trolmeasures by the beekeepersand gover n-melltauthorities the mite could spread over wholeGermanywithinafew years.Thefavour -ablereproduction condltion forthemiteinA mellifera,StimulatesthemitepopulatlOngrowth
totheextendthatinfestedcoloniesdiefrom
thebeekeeper.Obviouslythemoredestructive secondaryinfectionsandVarroaareacomplex
oEthreat.Theoutbreakofvarroosischanged beekeeplngpracticestotally,sincethecontrol ofthisdiseaseisbasicallynecessaryforsuc -cessfulbeekeepinglnGermanytoday. AIsothereisregulationfortheuseofchemi -calsinbeecoloniesbygovernmentandlaw in Germany, some beekeepers are using non一 〇fflCiallymarkedorself一madeproductsasresi -duesin thebeeproductsreveal.Although the chemicalcontrolofVα〝・o(idiseaseswarranted
thesustenanceofbeekeepingwithA,meLLifera tilltoday,negativeside-effectscreatenew pr ob-lems.AsaconsequensofuslngChemicaltreat -ments(acariside)extensivelyinhoneybeecoレ oniessub-lethalresidueswillaccumulateinthe beeswax in future,the basicforthedevelop一 meれtofresistanceinthemitesagalnSttheche一 micalspresentlyapplied.
Sincewaxisarecycling productin thebee -keeping management system world-wide,the accumulationofresiduescanbeexpecte d,how-ever.
Tilltoday there is any methods available which mightallow to clean honey bee wax from theresiduesmentionedabove.
As a consequences of sub-lethal residues which are found ln the beeswax theVa770a mite can develop resistance against the ac -aricidesused.Thereisevidenceofthemisuse of Mavrik (insecticide and ofApistan) mite stripsinEurope,inFlorida(USA)andArgenti -na leading to resistantmites already,as the recentpublicationindicate.
Allinallthisshowswithoutanydoubtthat chemicaltreatmentsagainstVarroahavetheir limitations.ItshouldbenotedthatthemiteV. jacobsonicannotbeeradicated.Thecontrolof Varroausingoneacaricideonlywillhavelimi -tationsandwillnotbeenoughinfuture.
Bee productsmustbe keptin high quality withoutchemicalresidues.
Controlprogrammesshouldbeintegratedi n-stead ofparasite managementonly.Recently theworkinggroupoftheGermanBeeResearch Institutes recommended a conceptforVarroa control as an integrated pest management system.