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名古屋市立大学看護学部地域貢献事業について

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Academic year: 2021

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名古屋市立大学看護学部地域貢献事業 につ いて

名古屋市立大学看護学部地域貢献委員会

市 川 誠 一),明 石惠 子1),小 笠 原 昭 彦1) 寺 口 顕 子1),平 岡 翠2),小 黒 智 恵 子2) 多 田 敦 子2).渡 辺 美 奈2) 1)名 古屋市立大学看護学部 2)名 古屋市立大学病 院看護部 1.は じ め に 名古 屋 市 立 大 学 看 護 学 部 で は、 平 成18年 度 か らの大 学 の 法人 化 に あ わ せ て、 本 格 的 に地 域 貢 献 事 業 の実 施 に つ い て検 討 を進 め るた め、 学 部 内 に地 域 貢 献 委 員 会 を設 け て、 事 業 の検 討 や教 員 に対 す るア ンケ ー トの 実施 、 さ ら に そ の結 果 を踏 ま え て の企 画 を行 った。 そ の結 果、 平 成 18年 度 に は、 地 域 貢 献 事 業 の 試 行 と して 、 「な ご や看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を行 う こ と と した。 「な ごや 看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 は看 護 職 を対 象 と し、 そ の専 門性 を 向 上 させ る こ とで、 ひ い て は、 名古 屋 市 、 名古 屋 市 民 、 ま た、 そ の他 の地 域 住 民 の保 健 福 祉 の 向上 に対 して、 間接 的 に貢 献 す る こ とを 目標 と した。 ま た、 直接 市 民 の方 々 に教 育 研 究 の成 果 を還 元 で き るよ うな形 で の地 域 貢 献 も 具 体 的 に検 討 を進 め て い く こ と と した。 平 成18年 度 前 半 に は この セ ミナ ー の準 備 作 業 を進 め、 平 成18年 度 後 半 に3つ の セ ミナ ー を 実施 す る こ とが で き た。 な お、 地 域 貢 献 事 業 は、 教 授 会 に お い て、 看 護 学 部 の重 点 施 策 とい う共 通 理 解 が え られ、 学 部 の特 別 研 究 費 か ら、 地 域貢 献 事 業 に対 す る研 究 費 が 支 出 され た こ とは、 事 業 を試 行 し、 推 進 す る上 で大 きな 力 に な った。 平 成18年 度 の 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 は、 予 想 以 上 の評 価 を得 る こ とが で き、 平 成19年 度 か らの セ ミ ナ ー の充 実 ・拡 大 を 図 る基 盤 とな った。 本報 告 書 は、 名 古 屋 市 立 大 学 の恒 久 的 な地 域 貢 献 、 地 域 連 携 の推 進 に寄 与 す る こ とを 目的 と して、 看 護 学 部 地 域 貢 献 事 業 に対 す る取 り組 み を記 録 す る もの で あ る。 2.看 護 学 部 に お け る地 域 貢 献 事 業 の経 緯 看 護 学 部 で は、 平 成18年6月 に 全教 員 を対 象 に 「地 域 連 携 に 関 す るア ンケ ー ト調 査 」 を 実施 した。 そ の結 果、 す で に 多 くの教 員 が個 人 ・共 同研 究 の一 環 と して、 あ る い は、 広 い意 味 で の 臨床 実 践 もか ね て、 関連 す る地 域 の 機 関 ・職 種 と連 携 した仕 事 や地 域 貢 献 に 含 ま れ る事 業 を 行 って い る こ とが 明 らか とな った。 そ こで、 名古 屋市 立 大 学 看護 学 部 地 域 貢 献 委 員会 は、 この ア ンケ ー ト結 果 も ふ ま え、 教 授 会 の 了承 の も とに学 部 と して の地 域 貢 献 事 業 を 実施 す る こ と と した。 平 成18年 度 看護 学 部 地 域 貢 献 事 業 は、病 院 西棟 利 用計 画 との 関連 性 、 将 来 に お け る本格 的 な地 域 貢 献 事 業 の 実 施 、 看 護 生 涯教 育 セ ン ター(仮 称)な どの 付 属施 設 の 発 足 を視 野 に 入 れ、 現 職 の看 護 職 者 の専 門性 向上 に 資 す る こ とを 目的 と して 企 画 した。 そ して 、看 護 学 部 の 人 的 資 源 の有 限性 を考 慮 し、 か つ、 貢 献 事 業 に よ る地 域 住 民 や 名古 屋市 民 へ の 効 果 の 波 及 が 期待 で き る内 容 と して 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を 実施 した。 対 象 は、 市 立 大学 病 院、 名 古 屋市 の市 民 病 院、 保 健 所 等 の保 健 医療 機 関 に勤 務 す る看護 職 者 、 名古 屋市 内 を 中心 とす る愛 知 県 内 に勤 務 す る看護 職 者 の うち、 希 望 者 と した。 実 際 に は、 3つ の講 座 を 開催 し、 講 師 は、 い ず れ も看護 学 部 専 任 教 員 が務 め た。 参 加 者 に対 す るア ンケ ー トの結 果 、 内容 、講 師 の教 え 方 、 日程 と も、予 想 以 上 に好 評 で あ った。 参 加 動 機 は、 「自分 の レベ ル ア ップ 」 や 「専 門 知 識 を得 た い」 が大 半 で あ った。 今 後 も引 き続 きセ ミナ ー が 開 催 され る と した ら 「テ ー マ に よ る」 とい う回 答 も含 め、 ア ンケ ー トの 回 答 者 全 員 が参 加 した い と希 望 して お り、 看護 職 者 を対 象 と した生 涯学 習 セ ミナ ー に は、 相 当 の潜 在 的 ニ ー ズ が あ る もの と考 え られ た。 平 成18年 度 の セ ミナ ー は、 一 定 の 成 果 が あ った と考 え られ た た め、 看 護 学 部 地 域 貢 献 委 員 会 は、 平 成19年 度 以 降 も 「な ごや 看護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を継 続 す る と と もに 、 看護 職 者 を対 象 と した 公 開講 演 会 の 開催 、 看護 職 者 が と り組 む 看護 研 究 を 具体 的 に サ ポ ー トす る 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 を設 け る こ と と した。 ま た、 この よ うな 企 画 を 実施 す るに あ た り、 看護 学 部 の教 員 だ けで は看護 職 者 の ニ ー ズ把 握 が 不十 分 で あ る と

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思 わ れ る。 そ の た め、 平 成19年7月 に 名古 屋市 立 大 学 病 院看 護 部 の協 力 を求 め、 副看 護 部 長 お よ び教 育 担 当看 護 師 が地 域 貢 献 事 業 に参 画 す る こ と とな った。 さ らに 、平 成19年 度 に は特 別 研 究 奨 励 費 の助 成 を得 る こ とが で き、 「な ごや 看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 の充 実 ・拡 大 が 実 質 的 に可 能 とな った。 3.な ご や 看 護 生 涯 学 習 セ ミ ナ ー 1)開 催 ま で の経 過 将 来 的 に は、 看 護 生 涯 教 育 セ ン ター も し くは看 護 実 践 研 究 セ ン ター(い ず れ も仮 称)な どの付 属 施 設 の 発 足 を視 野 に入 れ、 現 職 の 看護 職 者 の専 門性 向上 に 資 す る貢 献 事 業 を試 行 す る こ と と した。 地 域 貢 献 に お い て は、 地 域 住 民 や市 民 を 直接 の対 象 と した 支援 や援 助 も 考 え られ るが、 学 部 の人 的 資 源 の有 限性 を考 慮 し、 ま た、 貢 献 の効 果 の波 及 を 期待 し、 当面 は地 域 で活 躍 す る看 護 職 者 を対 象 と して、1)臨 床 に お け る看護 研 究 へ の 支援 ・助 言 、2)週1回 で2ヶ 月程 度 に わ た るセ ミナ ー の開 催 を 企 画 の柱 と して 、 「な ごや 看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を試 行 す る こ と と した。 対 象 は、 市 立 大 学 病 院、 名古 屋 市 の市 民 病 院、 保 健 所 等 の保 健 医療 機 関 に勤 務 す る看護 職 者 、 名古 屋 市 内 を 中心 と した愛 知 県 内 に勤 務 す る看 護 職 者 の うち、 希 望 者 を募 る もの と した。 な お、 対 象 者 の募 集 に あ た っ て は、 名 古 屋 市 及 び愛 知 県 の看 護 職 者 を所 掌 す る部 署 並 び に愛 知 県看 護 協 会 に連 携 を働 きか け る こ と と した。 2)平 成18(2006)年 度 実 施 内容 実 施 した セ ミナ ー は以 下 の テ ー マ で あ った。 (1)緩 和 ケ ア に お け るせ ん妄 とそ の ケ ア:講 師樅 野 香 苗 先 生 、 石 黒千 映子 先 生(市 立 大 学 病 院 看護 部) (2)看 護 研 究 い ろ は の 「い」:講 師 明 石惠 子 先 生 (3)訪 問看 護 事 例 検 討 会:講 師 加 藤基 子 先生 参 加 者 は、3つ の セ ミナ ー で 、 合 計25名 で あ った (う ち、 市 立 大 学 病 院 看 護 部 勤 務 者 は、12名)。 規 定 回 数 以 上 出席 した23名 に は、 修 了 証 書 を授 与 した。 ま た、 参 加 者 に対 す るア ンケ ー トの結 果、 内容 、 講 師 の教 え 方 、 日程 と も、 予 想 以 上 の好 評 を得 る こ とが で きた。 参 加 動 機 は、 「自分 の レベ ル ア ップ」 や 、 「専 門知 識 を 得 た い」 が大 半 で あ った。 今 後 も引 き続 きセ ミナ ー が 開 催 され る と し た ら、 「テ ー マ に よ る」 と い う回 答 も 含 め、 ア ンケ ー トの 回答 者 全 員 が参 加 した い と希 望 し て お り、 看護 職 者 を対象 と した生 涯学 習 セ ミナ ーに は、 相 当 の潜 在 的 ニ ー ズ が あ る もの と考 え られ た。 ま た、 看 護 実 践 で解 決 した い課 題 や希 望 の テ ー マ に は、 さま ざ ま な もの が あ った が、 看 護 研 究 、 在 宅看 護 や在 宅 ケ ア、 ター ミナ ル ケ ア、 緩 和 ケ ア認 知 症 の ケ ア、 看 護 理 論 の応 用 な どが 目立 った。 平 成18年 度 の セ ミナ ー は、一 定 の成 果 が あ った と考 え られ た た め、 看護 学 部 地 域 貢 献 委 員 会 と して は、 平 成19年 度 以 降 も、 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を 継 続 す る と と もに、 そ の 充 実 を 図 る こ と と した。 名古 屋市 に お け る看 護 職 者 養成 の拠 点 と して 、市 立 大学 病 院看 護 部 は も とよ り、 名古 屋 市 健 康 福祉 局 、 市民 病 院 、 市 内 の民 間 病 院、 緩 和 ケ ア専 門 施 設 、高 齢 者 ケ ア施 設 、 訪 問看 護 ス テ ー シ ョン等 と も連 携 を 密 に 図 り、 看護 職 の専 門性 向上 を 図 り、 ひ い て は、 市 民 へ の 医療 サ ー ビ ス の 充 実 、健 康 福 祉 の 向上 に つ な げ う る事 業 と して 発 展 させ る こ と と した。 3)平 成19(2007)年 度 実 施 内容 平 成18年 度 に続 き、 以 下 の セ ミナ ー を 開講 した。 (1)看 護 研 究 い ろ はの 「い」:講 師 明石惠 子 先生 (2)ア ク シ ョン リサ ー チ に よ る質 的 分析:講 師 北 川 眞理 子 先生 (3)家 族 教 室 の 開 き方 一心 理 教 育 的 ア プ ロー チ に よ る 家族 支援:講 師 香 月 富士 日先生 セ ミナ ー の 定 員計45名 に対 して67名 の 応 募 が あ り、 到達 目標 の 関係 か ら一 部 で 人数 制 限 を 行 い、64名 に受 講 を認 め た。 参 加 者 は合計55名 で あ り、 規定 の2日 以 上 出席 した52名 に修 了証 書 を授 与 した。 各 セ ミナ ー の最 終 回参 加 者45人 か らア ンケ ー ト票 へ の 回 答 が あ っ た。 参 加 者 の年 齢 は20歳 代 と30歳 代 で 2/3を 占 め た が 、 幅 広 い年 齢 層 の参 加 が あ っ た。 所 属 機 関 の所 在 地 は名古 屋市 内 が80%で 、 愛 知 県 外 か らの 参 加 もあ った。 所 属 施 設 は総 合病 院 、単 科 ・専 門 病 院 が殆 どで あ った。 セ ミナ ー の情 報 源 は、 職 場 の上 司、 友 人 ・知 人 か ら が そ れ ぞ れ半 数 近 くを 占め、 本 学 の チ ラ シ も22%あ っ た 。 セ ミナ ー参 加 の 動 機 は 、 「看 護 研 究 い ろ は の 『い』」 で は必 要 性 、 「ア ク シ ョ ン リサ ー チ に よ る質 的 分 析 」 で は レベ ル ア ップ 、 「家 族 教 室 の 開 き方 」 で は 新 しい知 識 を得 るが最 も多 か った。 セ ミナ ー に参 加 し て 、 「今 後 の仕 事 に 生 か せ るか」 「講 師 の教 え方 」 「日 程 の参 加 しや す さ」 に つ い て はい ず れ も多 くの参 加 者 が 良 好 で あ る と回 答 して い た が 、 「仕 事 にす ぐに生 か す の は困難 で あ る」 「結 構 レベ ルが 高 い と感 じた」 「研 究 が初 めて の 自分 に は難 しか った」 「質 問 や デ ィス カ ッ シ ョン等 取 り入 れ なが ら考 え る機 会 が あ れ ば よか った」 な どの意 見 もあ った。 本 セ ミナ ー の認 知 は発 展途 上 に あ るが、 前 年 度 か ら 継 続 の テ ー マ で は、 前 年 度 の参 加 者 の所 属施 設 か らの 申 し込 み もあ り、 一 定 の評 価 を得 て い る もの と考 え る。

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参 加 動 機 に は、 必 要 性 に迫 られ て、 自分 の看 護 の レベ ル ア ップ、 新 しい知 見 を得 るな どそ れ ぞ れ で あ り、9 割 を超 え る参 加 者 が今 後 の仕 事 に生 か せ る と思 う と回 答 して い た。 ま た、 受 講 者 の 中 か ら大 学 院 看護 学 研 究 科 へ の入 学 者 が あ った こ とな どは、 看 護 職 者 の生 涯学 習、 研 究 へ の取 り組 み の刺 激 に な った もの と考 え る。 現 在 は事 前 申込 制 を取 り、 交 替 制 勤 務 の看 護 職 者 の 勤 務 予 定 の調 整 を考 慮 し、1か 月前 に は 応 募結 果 の通 知(受 講 カ ー ド)が 届 くよ う運 営 して い るが、 受 講 者 が 多 い セ ミナ ー ほ ど欠 席 者 が 多 い 印象 が あ った。 セ ミ ナ ー担 当者 に欠 席 の事 前 連 絡 を して い る受 講 生 もい た が、 無 料 で気 軽 に参 加 で き る反 面 、 自己 負担 が 発生 し な い こ と も影 響 して か、 責 任 感 が 薄 い の で は な い か と 推 察 され た。 ま た、 受 講 者 本 人 で は な く、 同 じ所 属 の 別 の看 護 職 者 が代 理 と して 出席 を す る とい う こ とが あ り、 所 定 の応 募 手 続 きを要 請 し、 正 規 の受 講 者 と して 認 め る手 順 を踏 ん だ。 これ らの 出 欠席 に 関連 し、今 後 の 募集 に 当 た って は、 受 講 上 の留 意 点 を 示 し、 受 講 者 と して責 任 を持 って 出席 して も らえ るよ うな要 件 等 を 検 討 して い く必 要 が あ る。 開催 時 期 に つ い て は、 概 ね 適 切 との 回答 で あ った が、 終 了 時 の ア ンケ ー トに お い て、 集 中講 義 へ の要 望 が 聞 か れ た。 看護 学 部 ・看護 学 研 究 科 教 員 の本 務 の状 況 を考 慮 す る必 要 が あ るが、 セ ミナ ー の テ ー マ に よ って は、3コ マ ×2日 間 な どの 開 催 の可 能 性 つ い て検 討 が望 ま れ た。 3)平 成20(2008)年 度 実 施 内容 平 成19年 度 に続 き、 以 下 の セ ミナ ー を 開講 した。 (1)護 研 究 い ろ は の 「い」:講 師 明石惠 子 (家 族 教 室 の 開 き方 一心 理 教 育 的 ア プ ロー チ に よ る 家族 支援:講 師 香 月 富士 日 「家 族 教 室 の 開 き方 」、 「看 護 研 究 い ろ は の 「い」」 共 に、 定 員 を超 え る応 募 が あ った が、 原 則 と して受 講 を 認 め る こ と と した。 ま た、 規 定 の2日 以 上 出席 した受 講 生 に は修 了証 書 を授 与 した。 「家 族 教 室 の 開 き方 」 受 講 者15名 、 「看 護 研 究 い ろ は の 「い」」 受 講 者32名 か ら ア ンケ ー トの 記 入 が あ っ た 。 「家 族 教 室 の 開 き方 」 に は、 看 護 職 者 以 外 の職 種 の参 加 が半 数 を 占め、 名 古 屋市 以 外 か らの参 加 が 多 い 特 徴 が あ った。 情 報 源 は 「上 司 の薦 め」 が ほぼ半 数 、 次 い で 「チ ラ シ」 が 多 く、 動 機 と して は 「サ ー ビス 向 上 」 「新 しい知 識 を 得 る」 が ほ ぼ半 数 近 くを 占 め た。 講 師、 講 義 等 に対 す る評 価 は良 好 で あ った。 次 に、 看 護 研 究 い ろ は の 「い」 に は、 名 古 屋市 内 の総 合 病 院 の 看 護 職 者 か らの 参 加 が 大 半 を 占 め て い た。 情 報 源 は 「上 司 の 薦 め」 に 次 いで 「イ ン タ ー ネ ッ ト」 が 上 げ ら れ て い る。 受 講 動 機 は 「レベ ル ア ップ 」 「新 しい知 識 を 得 る」 「必 要 性 」 が 多 か った 。 講 師、 講 義 等 へ の評 価 は概 ね良 好 で あ った。 参 加 者 の 内 訳 を 見 る と、 「家 族 教 室 の 開 き方 」 と 「看 護 研 究 い ろ は の 「い」」 で は、 受 講 者 層 が異 な って い る。 本 セ ミナ ー の認 知 はま だ ま だ 発展 途 上 に あ る。 しか し、 各 々 の セ ミナ ー は、 前 年 度 か ら継 続 して い る テ ー マで あ るが、参 加動 機 に は自分 の看 護 の レベ ル ア ッ プ 、新 しい知 見 を 得 る、必 要 性 に迫 られ て 、 が主 で あ り、9割 を超 え る参 加 者 が今 後 の仕 事 に生 か せ る と思 う と回答 して い た。 前 年 度 に続 き事 前 申込 制 を取 り、 交 替制 勤務 の 看護 職 者 の勤 務 予 定 の調 整 を考 慮 し、1か 月前 に は応 募結 果 の通 知(受 講 カ ー ド)が 届 くよ う運 営 した。 開催 時 期 に つ い て は、 概 ね適 切 との 回答 で あ った が、 前 年 同 様 に一 部 か ら集 中講 義 の要 望 が あ った。 4.看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト 1)開 催 ま で の経 過 看 護 学 部 に お け る全教 員 を対 象 に した 「地 域 連 携 に 関 す るア ンケ ー ト調 査」 で は、 多 くの教 員 が 関連 す る 施 設 に お い て 看護 研 究 の 指導 ・支援 と して何 らか の か か わ りを持 って い た。 一 方 、 現 職 の 看護 師 た ち の 中 に は、 平 成18年 度 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 へ の 参 加 動 機 か ら もわ か るよ うに 自分 の レベ ル ア ップ を望 む声 が相 当数 潜 在 して い る こ とが わ か った。 ま た 、市 立 大 学 病 院 看護 部 で平 成18年12月 に全 職 員 を対 象 に 実 施 され た 「看 護 研 究 に 関 す る意 識調 査 − 支援 体 制 の検 討 −」 の 中 で も、 看 護 研 究 に対 す るサ ポ ー トを望 ん で い る こ とが示 され て い た。 看 護 研 究過 程 の理 解 に つ い て は 、 テ ー マ の選 定 ・研 究 デ ザ イ ン ・デ ー タ収集 ・分 析 な どで低 い状 況 に あ り、 過 去 に研 究 を 実施 した こ と の あ る職 員 の 間 で も、 「自信 が な い」 「統 計 分析 に つ い て き ちん と学 び たい」 な ど研 究 に対 す る不安 や学 習 ニー ズ を持 って い た。 この よ うな状 況 は、愛 知 県 内 の 多 く の施 設 が抱 え る問題 で もあ る と推 測 され る。 具体 的 な研 究 サ ポ ー トが望 ま れ る状 況 に対 し、 平 成 18年 度 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 事 業 に お け る 講 座 の うち、 「看 護 研 究 い ろ は の 『い』」 の受 講 者 で研 究 テ ー マ を持 っ て い る者 に対 して、 そ の 続 編 と して 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 を企 画 して い く こ と と した。 ま た、 市 立 大 学 病 院 看護 部 よ り看護 学 部 に 対 して、 看 護 職 員 の研 究 へ の指 導 の依 頼 が 強 く要 請 さ れ て い た。 この よ うな背 景 の 中、 平 成18年 度 「な ごや 看護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 事 業 の 「看 護 研 究 い ろ は の 「い 』」 受 講 者 、 な らび に、 市 立 大学 病 院看 護 部 で は、 看 護 部 教

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育 委 員 会 を通 して、 看 護 研 究 に取 り組 み、 研 究推 進 支 援 を希 望 す る部 署 の看 護 職 員 に対 して、 そ れ ぞ れ看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジェ ク トへ の希 望 を募 る こ と と した。 2)受 講 者 の募 集 方 法 平 成19年 度 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 の 案 内 を作成 し、平成18年 度 「な ごや看護 生 涯学 習 セ ミナー」 事 業 「看 護 研 究 い ろ は の 『い』」 受 講 者 と、 市 立 大 学 病 院看 護 部 に送 付 した。 案 内 チ ラ シの 中 に は、 看護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク トの企 画 内容 と して、 事 業責 任 者 を明 石 惠 子教 授 と し、概 要 、 対 象 、方 法 を明記 した。 概 要 に つ い て は看 護 学 部 の教 員 が研 究 の プ ロセ ス を 支 援 し、 研 究成 果 を発 表 で きる ことを 目指 して い る こ と、 ま た本 事 業 の継 続 的 な地 域 貢 献 と して の位 置 づ けに つ い て も明 らか に した。 対 象 は平 成18年 度 名 古 屋看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー 「看 護 研 究 い ろ は の 『い』」 の受 講 者 で研 究 テ ー マ を持 っ て い る者 及 び研 究 テ ー マ を持 ち、 研 究 推 進 載 支援 を希 望 す る者 と した。 方 法 に つ い て は看 護 研 究 を 実施 す る 個 人 ・グル ー プ に対 して教 員1名 を サ ポ ー トと して割 り当 て る こ と、 サ ポ ー ト教 員 は、 研 究 計 画書 の作 成 ・ デ ー タ収 集 と分 析 、 論 文作 成 と発 表 ま で の全 過 程 に 関 わ り支援 す る こ と、 そ して、 事 業 責 任 者 が研 究 の進 捗 状 況 を把 握 ・調 整 を行 う こ と と した。 ま た年 間 の タイ ム ス ケ ジ ュー ル を設 定 し、 募 集 者 との マ ッチ ン グ、 研 究 計 画書 作 成 、 デ ー タ収 集 ・分 析 ・論 文 作 成 の 時 期 な どに つ い て 明記 し、 応 募者 が サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク トの 年 間 の 目安 と出来 る こ とを配 慮 した。 応 募 は フ ァ ッ クス も し くは電 子 メ ー ル で送 信 で き る よ う設 定 した。 応 募 用紙 に は、 応 募 者 の氏 名(グ ル ー プ の場 合 代 表 者 名 とそ の人 数)・ 所 属 ・連 絡 先 ・研 究 テ ー マ そ して サ ポ ー トへ の要 望 に つ い て書 き込 め るよ うに した。 3)平 成19(2007)年 度 実施 内容 研 究 サ ポ ー トの 実施 状 況 とそ の成 果 を把 握 す るた め に、 平 成20年2月 に事 業 責 任 者 か ら研 究 グル ー プ とサ ポ ー ト教 員 、 そ れ ぞ れ に実 績 報 告 書 の提 出 を求 め た。 そ の結 果 、 研 究 サ ポ ー トが行 わ れ た12グ ル ー プ の うち 8グ ル ー プ が研 究 成 果 の 院 内発 表 に 至 り、 院外 で 開催 され る学 会 へ の発 表 に発 展 した グル ー プ もあ った。 こ れ らは い ず れ も名古 屋 市 立 大 学 病 院 の研 究 グル ー プ で あ った。 残 りの4グ ル ー プの 内、研 究 の継 続 中 が2グ ル ー プ 、 研 究 の 中 断 が1グ ル ー プ あ り、 大 学 病 院 以 外 の施 設 の1グ ル ー プ か らは実 績 報 告 書 の提 出 が な か った。 (1)研 究 チ ー ム の実 績 報 告 書 の ま とめ サ ポ ー トを受 けた看 護 職 員 か ら提 出 され た実 績 報 告 書 の意 見 を ま とめ る と、 研 究計 画作 成 上 の助 言 を も ら う こ とが で きた こ と、 文 献 検 索 の方 法 を知 る こ とが で きた こ と、 研 究方 法 に対 す る助言 を も らえ た な どの点 で サ ポ ー トを受 けた こ とで 大 き く変 化 した こ とを感 じて い る こ とが わ か った。 この経 験 は参 加 した 多 くの者 に、 これ ま で研 究 で不 十 分 な結 果 に終 わ って 満足 感 が得 られ な か った こ とに対 し、 や り遂 げ た達 成 感 そ して 大 きな 自信 に つ な が って い る こ と が うか が え た。 あ る研 究 チ ー ム か ら、 「わ か らな い こ とが わ か る楽 しみ を 味 わ う こ とが で きた。 も っ と 看 護 研 究 を や って み た い」 とい う言葉 が示 す よ うに、 これ ま で看 護 研 究 に対 して 「や ら され て い る」 とい う気 持 ち を 持 った者 が 多 か った こ とに対 し、 自主 的 な前 向 きな気 持 ち に変 化 した こ と は大 きな成 果 と言 え る。 (2)サ ポ ー ト教 員 の 実 績報 告 書 の ま とめ サ ポ ー ト教 員 の 実 績報 告 書 に は、教 員 研 究 室等 で 1回1∼3時 間程 度 、 具体 的 に研 究計 画書 の 内 容 や デ ー タの 分析 方 法、 発 表原 稿 の作 成 な どの指 導 に 関 わ った こ とが記 述 され て い た。 ま た、 電 子 メ ー ル に よ る指 導 も行 わ れ て い た。 グル ー プ に よ って検 討 回 数 は異 な って い た が、 数 回 か ら10回 以 上 に お よ ぶ グ ル ー プ もあ った。 しか し、 研 究 の視 点 や研 究方 法 に 関す る基 本 的 な知識 が 不足 して い る と思 わ れ る グルー プ もあ り、 指 導 に 時 間 を要 した こ と、 研 究計 画書 や 発表 原 稿 な どを締 め 切 り間 際 に相 談 され る こ とが あ り、 教 員 と研 究 グル ー プ との 間 で連 絡 や 時 間調 整 が 難 しか った こ とな ど も記 述 され て い た。 ま た、 どの グル ー プ も熱 心 に取 り組 ん で い た こ とが記 述 され て い た。 そ して、 この よ うな研 究 指 導 を通 して 、教 員 が研 究 の 楽 しさや 臨床 実 践 に お け る研 究 の必 要 性 を 実感 して も らえ る よ う に関 わ った様子 も うか が え た。 一 方、 市 立大 学 病 院 以外 の施 設 の研 究 にお いて は、 3グ ル ー プ 中2グ ル ー プ が テ ー マ に 関 す る相 談 を そ れ ぞ れ1回 受 け た の み で 、 そ の 後 の連 絡 が 途 絶 え て しま った と報 告 され て い る。 ま た、 今 後 の 看護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク トに対 す る意 見欄 に は、 サ ポ ー ト教 員 の増 員 や 輪 番制 へ の希 望 、 サ ポ ー ト教 員 間 で の サ ポ ー ト状 況 に 関 す る情 報 交 換、 サ ポ ー トの 開始 時 期 、電 子 メ ー ル に よ る連 絡 な どへ の意 見 が記 述 さ れ て い た。 看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク トは、 平 成18年 度 の な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー 「看 護 研 究 い ろ はの 『い』」 の受 講 生 に対 す る続編 と して 企 画 され 、 研 究 グル ー プ個 々 へ の研 究 支援 が 目的 で あ った。 これ に 加 え て、 大 学 病 院 看護 部 か らの要 望 もあ り、 大 学 病 院 で 開催 され た看 護 研 究 に 関 す る講 演会 を受 講 して

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研 究 の基 礎 的知 識 が あ る者 も対 象 とす る こ と と した。 した が って、 看 護 研 究 へ の意 識 が 高 い人 達 の参 加 で あ った。 これ に対 して、 サ ポ ー ト教 員 の選 出 は、 研 究 グル ー プ の テ ー マ を提 示 して、 基 本 的 に は そ れ ら に対 す るサ ポ ー トの希 望 を募 った。 一 部 、 教 員 の専 門領 域 をふ まえて、 委員 が 直接 依頼 した テ ーマ もあ っ た が、 す べ て の サ ポ ー ト教 員 に快 く研 究 指 導 を 引 き 受 け て も らえ た。 この よ うな経 緯 で研 究 サ ポ ー トを実 施 し、 研 究 グ ル ー プ とサ ポ ー ト教 員 間 で大 きな 問題 は生 じず、12 グル ー プ 中8グ ル ー プ(す べ て 大 学 病 院 の グ ル ー プ) が研 究 成 果 の発 表 に 至 った もの と考 え る。 そ して、 そ の過 程 に お い て は、 研 究 グル ー プ側 の研 究 へ の熱 心 な取 り組 み と と もに、 サ ポ ー ト教 員 の丁 寧 な指 導 が相 乗 効 果 を もた ら した と思 わ れ る。 しか し、 大 学 病 院以 外 の施 設 の研 究 グル ー プ に お い て は、1グ ル ー プ が研 究 の継 続 中 で あ る もの の 、 他 の2グ ル ー プ は研 究 テ ー マ の相 談 の み で、 連 絡 が 途 絶 え て い る。 これ に対 して、 事 業 責 任 者 か ら電 子 メ ー ル で進 捗 状 況 確 認 の連 絡 を行 った が、 サ ポ ー ト の継 続 に は 至 らな か った。 この よ うな大 学 病 院 の研 究 グル ー プ とそ れ以 外 の 研 究 グル ー プ に お け る研 究 サ ポ ー トの成 果 の差 は、 研 究 の ゴー ル が 明確 で あ った か 否 か に よ る と考 え ら れ た。 す な わ ち、 大 学 病 院 で は、 年 度 末 に研 究 成 果 を 院 内発 表 す る とい う 目標 が あ り、 そ れ に 向 けて 看 護 部 が組 織 的 に研 究 を推 進 して い る。 サ ポ ー ト教 員 は そ の プ ロセ ス を側 面 か ら支援 して い た。 一 方 、 学 外 の研 究 グル ー プ は、 そ れ ぞ れ異 な る施 設 か らの応 募 で あ り、 部 署 レベ ル で の 申込 で あ った。 研 究 テ ー マ の相 談 の み で連 絡 が途 絶 え て しま った た め に施 設 に お け る看 護 研 究 へ の取 り組 み状 況 も明 らか で は な い が、 研 究 サ ポ ー トへ の応 募 時 に そ の施 設 に お け る 看 護 研 究 の位 置付 け、 指 導 目標 や研 究 ス ケ ジ ュー ル な どを確 認 して お く必 要 が あ るだ ろ う。 ま た、 研 究 グル ー プ とサ ポ ー ト教 員 との 関係 だ けで な く、 研 究 グル ー プ の上 司 と事 業 責 任 者 との連 携 が 図 れ れ ば、 よ り効 果 的 な研 究 サ ポ ー トに な る と考 え る。 研 究 グル ープへ の個 別指 導 とい う形 式 の研 究 サ ポー トは、臨 床看 護 師 の研究 へ の達 成感 や 自信 につ なが っ た と言 え る。 ま た、 この よ うな研 究 サ ポ ー トは、 臨 床 と看 護 学 部 との連 携 の一 助 とな った。 今 後 も地 域 貢 献 事 業 と して研 究 サ ポー トを継 続 す る予 定 で あ り、 サ ポ ー ト教 員 の選 出 お よ び大 学 病 院以 外 の施 設 の研 究 グル ー プ に対 す る指 導 方 法 の工 夫 が課 題 で あ る。 4)平 成20(2008)年 度 実施 内容 前 年 度 の な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー 「看護 研 究 い ろ はの 『い 』」 受 講 者 を対 象 と した看 護 研 究 サ ポ ー ト を、 昨年 度 の経 験 を活 か して、 ほぼ 同様 の方 法 で プ ロ ジ ェ ク トを 実施 した。 研 究 サ ポ ー トの新 規応 募 は、 名市 大病 院8件 、 学 外2 件 で あ った。 これ らの テ ー マ を 提示 して サ ポ ー ト教 員 を 募 った と ころ 、10名 の教 員 の協 力 を 得 る こ とが で き た。 ま た、 平 成19年 度 か らの継 続 が2件(名 市 大 病 院 1件 、 学 外1件)あ り、 平 成20年 度 は、 合計12件(名 市 大病 院9件 、 学 外3件)の 研 究 テ ー マ に対 して、 教 員11名 が研 究 サ ポ ー トを行 う こ とで 開始 した。 途 中 で の サ ポ ー ト辞退1件 、 サ ポ ー ト教 員 の退 職1名 が あ り、 年 度 末 ま で 関 わ った研 究 は11件(名 市 大 病 院8件 、 学 外3件)、 サ ポ ー ト教 員 は10名 で あ った。 年 度 内 に研 究成 果 の発 表 に至 った研究 は8件 で あ り、 い ず れ も名 市 大 病 院 の研 究 グル ー プ で あ った。 研 究成 果 の発 表 に 至 らな か った学 外 の3件 の 内1件 は学 会 発 表 に向 け て準 備 中 、 他 の2件 は研 究 計 画 の 作 成 途 中 で あ った。 い ず れ もサ ポ ー ト教 員 へ の連 絡 回数 が数 回程 度 で、 次 年 度 へ の継 続 の希 望 はな か った。 (1)研 究 チ ー ム の 実 績報 告 書 の ま とめ 研 究推 進 に 向 けた 関 わ りに 関 す る内 容 は大 き く二 つ に分 か れ た。 研 究成 果 の 発 表 に 至 った チ ー ム は、 研 究 テ ー マ の 絞 り方 、 文献 検 索 の方 法、 デ ー タ収 集 方 法 と分 析 方 法 、結 果 の解 釈 、 発表 用 資料(抄 録 、 パ ワー ポ イ ン ト)の 作 成 方 法 な ど、 研 究 の プ ロセ ス 全 般 に わ た って丁 寧 な指 導 を受 け、 研 究成 果 の 発 表 に 至 る こ とが で きた こ とが述 べ られ て い た。 一 方 、 研 究 が途 中 で あ るチ ー ム は、 サ ポ ー ト教 員 へ の連 絡 が積 極 的 で な か った こ とが述 べ られ て い た。 い ず れ も学 外 の研 究 チ ー ム で あ り、 研 究 に 時 間 が 割 きに く い状 況 が推 察 され た。 そ の他 の意 見 と して、 研 究 を推 進 す る上 で の 問題 に連 絡 手 段 が挙 げ られ て お り、 メ ー ル の使 用希 望 が 述 べ られ て い た。 ま た、 研 究 に対 す る考 え を 深 め ら れ た、 病 院 と大 学 との繋 が りを感 じた、 な どの意 見 もあ った。 (2)サ ポ ー ト教 員 の実 績報 告 書 の ま とめ 昨年 度 は講 師以 上 の教 員 が 関 わ った が 、 本年 度 の 10名 の 内訳 は、 教 授1名 、 准教 授4名 、 講 師2名 、 助 教3名 で あ った。 全体 的 に研 究 プ ロセ ス 全般 に丁 寧 に 関 わ った状 況 が報 告 され、 各教 員 が 時 間 を調 整 し、 多 くの 時 間 を使 って研 究 を サ ポ ー ト した様 子 が うか が え た。 サ ポ ー ト方 法 は、 主 に面 接 と メー ル で あ った。 サ ポ ー トの 内容 は、 文献 の提 供 、 ス ケ ー ル の作 成 、 研 究 室 の パ ソ コ ンに よ る結 果 の分 析 、 論 文

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の作 成 な ど、"サ ポ ー ト"以 上 の関 わ りが必 要 なチ ー ム が 多 か った よ うで あ る。 この よ うな サ ポ ー トに対 して、 どの研 究 チ ー ム も 熱 心 に取 り組 ん で い た が、 ほ とん どの サ ポ ー ト教 員 は、 研 究 チ ー ム の研 究 に 関 す る知 識 が少 な い と感 じ て い た。 「看 護 研 究 い ろ は の 『い』」 の受 講 が どれ だ け役 に立 つ か わ か らな い が、 研 究 チ ー ム の ほ とん ど が これ を受 講 して お らず、 研 究 全 般 に わ た って 時 間 が かか った よ うで あ る。 ま た、 名市 大 病 院 の研 究 チー ム は研 究 会 で の発 表 と論 文 提 出 とい う課 題 が 明確 で あ った が、 そ れ らの ス ケ ジ ュー ル や方 法 を研 究 者 自 身 が 把握 して い なか った り、 サ ポー ト教員 に も伝 わ っ て い な か った り した。 一 方、 学 外 の研 究 チ ー ム を サ ポ ー ト した教 員 か ら は、 連 絡 が途 絶 えて しま った こ とが述 べ られ て い た。 担 当 す る研 究 チ ー ム の 目標 や 当該 病 院 に お け る研 究 へ の取 り組 み が不 明確 で あ る こ とが 関連 す る と思 わ れ た。 そ の他 の意 見 と して、 看護 研 究 サ ポ ー トを通 じて 自分 自身 の勉 強 に な った、 臨床 と大 学 の相 互 理 解 の一 助 に な った、 な どが述 べ られ て い た。 3年 目 とな る21年 度 以 後 は、 ま ず、 研 究 に対 す る 基 礎 的 な知 識 を有 す る者 を対 象 とす る こ とが挙 げ ら れ る。 これ は、 な ごや看 護 生 涯学 習 セ ミナ ー の テ ー マ を再 考 す る こ とに もつ な が る。 ま た、 学 外 の研 究 チ ー ム に対 して の効 果 的 な サ ポ ー ト方 法 の構 築 が継 続 課 題 で あ る。 具 体 的 に は、 そ の施 設 に お け る看護 研 究 の位 置付 け、 指 導 目標 や研 究 ス ケ ジ ュー ル な ど の確 認 、 研 究 チ ー ム の上 司 や看 護 部 門責 任 者 と事 業 責 任 者 との連 携 な どが必 要 で あ ろ う。 5.な ご や看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー公 開講 演 会 看 護 学 部 地 域 貢 献 委 員 会 は、 平 成18年 度 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 参 加 者 ア ンケ ー トの結 果 か ら、 地 域 の看 護 職 者 に対 して よ り広 い見 地 か ら学 習 セ ミナ ー を 企 画 す べ く、 外 部 か らの講 師 を招聘 した 看護 職 者 対 象 の 公 開講 演 会 を企 画 す る こ と と した。 ま た、 この公 開講 演 会 は 、 「な ご や看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 の 中 心 的 ・シ ンボ ル 的 イ ベ ン トと し、 市 立 大 学 看 護 学 部 の地 域 貢 献 事 業 の 周 知 徹 底 を はか る こ とを 目的 と して広 報 ・実 施 す る こ と と した。 1)平 成19(2007)年 度 実 施 内容 公 開講 演 会 の テ ー マ は、 平 成18年 度 の な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー参 加 者 に対 して実 施 した ア ンケ ー ト結 果 を参 考 に す る と と もに、 看 護 職 者 が 直面 して い る問 題 の解 決 に 至 るよ うな もの を考 え る こ と と した。 そ の 結 果、 多 発 す る医療 事 故 へ の対 応 に看 護 職 者 が 困惑 し て い る こ とか ら、 医療 事 故 発生 時 の 法 的責 任 や個 人 情 報 保 護 な ど、 看護 職 者 が知 って お か な けれ ば な らな い 法律 の理 解 を 目的 とす る内容 と した。公 開講 演 会 の テー マ を 「看 護 と法」 と し、 講 師 に は弁 護 士 と判 事 の経 験 を もつ 法科 大学 院現 職 教 授 の稲 葉 一 人 氏 を 選定 した。 公 開講 演 会 の対 象 は、 名古 屋市 立 大学 病 院 を始 め と す る医療 施 設 に就 業 して い る看護 職 者 、 名古 屋市 立 大 学 看護 学 部 生 ・大 学 院生 と した。 な お、 本講 演 会 は、 名古 屋市 立 大 学 看 護 学 部 、 名古 屋市 立 大 学 病 院 看護 部 の共 催 と した。 (1)受 講 者 の 募集 方 法 公 開講 演 会 開催 の案 内 チ ラ シ は、 裏 面 を参 加 申 し 込 み 用 紙 と して500枚 作 成 し、 大 学 本 部 、 名 古 屋 市 立 大学 病 院看 護 部 、 名古 屋市 内20床 以上 の病 院、 看 護 協 会 等 に配 布 した。 ま た、 そ の案 内 チ ラ シをPD F形 式 で 名 古 屋 市 立 大 学 看 護 学 部 ホ ー ム ペ ー ジお よ び大 学 病 院 の 院 内 ホ ー ム ペ ー ジに ア ップ し、 参 加 申 し込 み用 紙 を ダ ウ ン ロー ドで き るよ うに設 定 した。 公 開講 演会 へ の参 加 申 し込 み は、 す べ て チ ラ シ裏 面 の 申 し込 み 用紙 を 用 い た フ ァ ッ クス送 信 と し、施 設 ご とに取 りま とめ るよ う依 頼 した。 ま た 、 申 し込 み期 限 を設 定 し、委 員会 にて参 加 承認 を行 い、 フ ァッ クス に て参 加 受 付 完 了 の返 信 を行 った。 (2)実 施 状 況 最 終 的 な参 加 者 は、 事 前 申 し込 み 者272名 の うち 参 加 者228名(出 席 率83.8%)、 当 日 申 し込 み に よ る 参 加 者22名 、 合 計250名 の参 加 で あ った 。 内 訳 は 名 古 屋 市 立 大 学 病 院 看 護 部 看 護 職 員102名 、 そ の他 名 古 屋 市 内病 院 よ り132名 、 名 古 屋 市 立 大 学 看 護 学 部 教 員14名 、名 古 屋市 立 大学 看護 学 部 ・看護 学 研 究科 学 生2名 で あ っ た。 開 始 時 間 に遅 れ た参 加 者 も多 か っ た が、 ほぼ 申 し込 み人 数 の参 加 とな った。 開始 時 間 に 間 に 合 わ な い参 加 者 が 多 か った た め、 予 定 よ り10分 遅 らせ て の 開始 とな った。 稲 葉 一 人 氏 の 「看 護 と法 」 の講 演 は約1時 間 半 で あ り、 た く さ ん の ス ライ ドを使 用 して、 医療 事 故 防止 へ の 考 え方 や取 り組 み方 を 具体 的 に示 す 内容 で あ った。 講 演終 了後 に質 疑 応 答 の 時 間 を設 けた。 看護 学 部 地 域 貢 献 事 業 と して 初 め て の 公 開講 演 会 で あ っ た が、250名 の 参 加 者 を 得 る こ とが で き た。 広 報 お よ び応 募 期 間 が1ヶ 月 と い う短 期 間 で あ り、 交 替 勤 務 を して い る看 護 職 が対 象 で あ る こ とを 考 え る と、 満 足 す べ き参 加 者 数 と言 え る。 参 加 者250名 の うち197名 か らア ンケ ー トの 回答 が あ った。 職 種 で は看 護 師 が177名(89.8%)を 占 め、 助 産 師13名(6.6%)、 院 生 ・学 生 ・そ の 他 が7名

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(3.6%)で あ っ た。 参 加 者 の 年 齢 は40歳 代 、50歳 代 が 多 く、2/3を 占 め た。 参 加 者 が所 属 す る機 関 は殆 どが名 古 屋 市 内 で、 総 合 病 院 が73%で あ った。 参 加 者 の年 齢 分 布 を見 る と、20歳 代 か ら60歳 代 にお よ び、 40歳 代 と50歳 代 で6割 を 占め て い た。 これ は、 先 述 の セ ミナ ー へ の参 加 者 が20歳 代 と30歳 代 で6割 を 占 め て い た こ と と比 べ る と興 味深 い結 果 で あ る。 す な わ ち、 セ ミナ ー に比 べ て、 公 開講 演 会 へ の参 加 者 の 年 齢 層 が高 く、 指 導 的立 場 や管 理 職 の地 位 に あ る者 の参 加 が 多 か った と推 測 で き る。 ま た、 講 演会 の情 報 源 は、 上 司 の薦 めが 最 も多 く、 次 い で チ ラ シで あ った。 公 開講 演 会 の広 報 手 段 は主 に チ ラ シで あ り、 セ ミナ ー と同様 に、 各 施 設 の病 床 数 に よ って枚 数 を調 整 して チ ラ シを郵 送 した。 施 設 の責 任 者 か ら看 護 部 門 の責 任 者 、 各 部 署 の責 任 者 、 そ して個 人 とい う一 般 的 な情 報 伝 達 の経 路 を考 え る と、 チ ラ シを 直接 受 け取 った上 司 か ら多 くの ス タ ッ フ に紹 介 さ れ た こ と が伺 え る。 参 加 の 動 機 は、 「知 識 を 得 る」、 「興 味 が あ った 」 が多 く、 「必 要 に迫 ら れ て」 の参 加 は わ ず か で あ った。 医療 事 故 へ の対 応 や個 人 情 報 保 護 な どは どの よ うな病 院 で も取 り組 ん で い る こ とで あ るが、 看護 師個 人 の立 場 で は必 要 に 迫 られて い る とい う状 況 に は至 って い な い と言 え る。 講 演 内容 に対 して、 参 加 者 か らは難 しか った との 回答 もあ った が、7割 以 上 が良 か った と回答 し、 さ らに、 ほ とん どの参 加 者 が今 後 の仕 事 に活 用 で き る と回答 して い た。 今 回、 地 域 貢 献 事 業 と して初 め て 公 開講 演 会 を 開催 す るに あ た り、 テ ー マ の選 定 は慎 重 に行 わ れ た。2ヶ 月 に わ た って委 員 会 で検 討 した が、 最 も重視 した点 は、 ど の施 設 で も対 応 に苦 慮 し、 看護 師 だ けで は解 決 に 至 りに くい現 象 を捉 え る とい う こ とで あ った。 ま た、 本 公 開講 演 会 に よ って、 日 常 の看 護 へ の ヒ ン トが得 られ、 実 践 に 活 か され るよ うな 内容 に した い と も考 え て い た。 この よ うな参 加 者 の反 応 か ら考 え る と、 今 回 の 公 開講 演 会 は、 参 加 者 の ニ ー ズ に十 分 に応 え る内容 で あ った と評 価 で き る。 ま た、 今 後 の公 開講 演 会 へ の参 加 希 望 に つ い て も、 ほ とん どの者 が 「参 加 した い」 あ るい は 「テ ー マ に よ って は参 加 した い」 と回答 して お り、 看 護 職 者 の学 習 ニ ー ズ の高 さ、 大 学 へ の 期待 の現 れ で あ る と考 え る。 名古 屋市 立大 学 看護 学部 地 域貢 献委 員 会 の メ ンバ ー と して、 大 学 病 院 副看 護 部 長 お よ び教 育 担 当看 護 師 が加 わ り、 看 護 学 部 と看 護 部 の共 催 と して、 公 開講 演 会 を 開催 した。 講 演 会 の テ ー マ設 定、 講 師 の選 出 と交 渉、 広 報 活 動 、 当 日の会 場 準 備 な ど、 地 域 貢 献 委 員 会 を 中心 に看 護 学 部 事 務 室 の協 力 を得 て、 ほぼ 予 定 通 りに 実施 す る こ とが で きた。 ま た、 参 加 者 ア ンケ ー トの結 果 も好 評 で あ り、 看護 職 者 が この よ う な 公 開講 演 会 を望 ん で い る こ と も明 らか に な った。 看護 職 者 の学 習 ニ ー ズ は、 年 齢 層 や職 位 、 領域 な ど に よ って異 な る と思 わ れ るが、 名古 屋市 立 大 学 看護 学 部 が行 う専 門職 者 の た め の 公 開講 演 会 は、 看護 職 者 が 直面 して い る問題 を 見 出 し、 そ れ に 応 え られ る よ うな プ ロ グ ラム と して い きた い。 2)平 成20(2008)年 度 実 施 内 容 平 成19年 度 の 公 開 講 演 会 参 加 者 の ア ン ケ ー ト結 果 な ら び に 市 大 病 院 看 護 部 か ら の 委 員 の 意 見 を 参 考 に 、 講 師 ・テ ー マ を 検 討 し、 就 業 後 数 年 目 の 看 護 者 の エ ン パ ワ メ ン トに な る よ う な テ ー マ と す る こ と と した 。 講 師 ・ テ ー マ 案 を 出 し合 い 検 討 した 結 果 、 京 都 大 学 大 学 院 人 間 健 康 科 学 科 看 護 科 学 コ ー ス 教 授 ・菅 佐 和 子 氏 を 選 定 し、 「一 人 の 患 者 さ ん の 話 に じ っ く り と 耳 を 傾 け た く て も 、 そ の ゆ と りが な い 」 と い う課 題 に つ い て 、 「こ こ ろ を 満 た す コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの コ ツ」 の テ ー マ で 、 30年 余 り の カ ウ ン セ ラ ー と して の 体 験 と看 護 学 生 へ の 教 育 の 経 験 を 元 に 、 現 場 で 役 に 立 つ 工 夫 に つ い て の 講 演 を 頂 い た 。 (1)受 講 者 の 募 集 前 年 度 と 同 様 の 募 集 方 法 と した 。 締 め 切 り 日(10 月20日)ま で の 申 込 者 は234名 で 、 学 外28施 設(他 の 看 護 専 門 学 校1校 の 学 生 含 む)か ら116名 、 名 古 屋 市 立 大 学 病 院101名 、 看 護 学 部 教 員 ・学 部 生 ・大 学 院 生16名 、 看 護 学 部 授 業 公 開 科 目受 講 生1名(看 護 職 以 外)で あ っ た 。 そ の 後 、 看 護 学 部 教 員 ・大 学 院 生 の 追 加 申 し込 み が あ り、 最 終 的 に は247名 と な っ た 。 (2)実 施 状 況 事 前 申 し込 み 者247名 の うち195名 の 参 加 者 に加 え 、 当 日参 加 者11名 で 、 合 計206名 の 参 加 者 で あ っ た 。 164名 の 参 加 者 ア ン ケ ー トの 結 果 か ら 、 看 護 師 が 147名(87.2%)を 占 め 、 保 健 師 、 助 産 師 、 学 生 ・院 生 な ど の 参 加 で あ っ た 。 名 古 屋 市 内 居 住 者 が124名 (75.6%)、 名 古 屋 市 を 除 く愛 知 県 内 居 住 者 が10名 で 、 県 外 か ら の 参 加 も 若 干 名 あ っ た 。 年 齢 階 級 別 に み る と 、20歳 代 か ら50歳 代 ま で の 年 齢 層 が ほ ぼ 同 数(40 名 前 後)の 参 加 で あ っ た 。 今 回 の テ ー マ が 、 看 護 職 者 の 広 範 囲 な 年 齢 層 の ニ ー ズ に 沿 っ た も の で あ る こ と が 伺 え た 。 情 報 源 は 、 「上 司 の 薦 め 」44.5%、 「チ ラ シ」41.5 %を 占 め 、 「イ ン タ ー ネ ッ ト」 は1.8%で あ っ た 。 参 加 の 動 機 は 、 「興 味 が あ っ た 」62.2%を 占 め 、 次 い で 「レ ベ ル ア ッ プ 」34.1%、 「知 識 を 得 る」21.3%

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で あ っ た 。 講 演 内 容 、 内 容 の 理 解 の し や す さ に つ い て は 殆 ど が 「よ か っ た 」 「ど ち ら か と い え ば よ か っ た 」 と 回 答 して お り、 今 後 の 仕 事 へ の 活 用 に つ い て も 「そ う 思 う」 「ど ち ら か い え ば そ う 思 う」 が95.8 %を 占 め た 。 今 後 も公 開 講 演 会 に 参 加 す る か に つ い て は 、 「テ ー マ に よ っ て は 参 加 し た い 」 が68 .9%で 、 こ の 事 業 へ の ニ ー ズ が 伺 え る と共 に 、 そ の ニ ー ズ に 即 した テ ー マ の 設 定 が 必 要 で あ っ た 。 参 加 者 か ら の 本 公 開 講 演 会 に 希 望 す る テ ー マ と し て は 、 ① 人 生 の 楽 しい 生 き 方 、 私 の 生 き方 、 ② 元 気 が 出 る 内 容 、 ③ 性 格 向 上 に 役 立 つ 講 演 会 、 ④ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 、 ⑤ 人 間 関 係 論 ・心 理 面 に 対 す る ケ ア 、 上 手 な 人 間 関 係 作 り、 ⑥ 看 護 師 自 身 の ス ト レ ス 対 処 に つ い て 、 仕 事 上 の ス ト レ ス 解 消 法 、 ⑦ 地 域 連 携 、 行 動 変 容 、 退 院 支 援 、 家 族 支 援 、 ⑧ タ ー ミナ ル ケ ア 、 タ ー ミナ ル 期 の 本 人 や 家 族 対 応 な ど に 加 え 、 多 様 な テ ー マ が 挙 げ ら れ て い た 。 6.全 体 考 察 −看護 職 者 の 専 門 性 向 上 に 必 要 な 研 修 プ ロ グ ラム の あ り方 名古 屋 市 立 大 学 看 護 学 部 地 域 貢 献 委 員会 で は、 地 域 で 活 躍 す る保 健 ・医療 職 者 の専 門性 を 高 め る機 会 を提 供 す る こ とを 目的 と して、 平 成18年 度 に 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 を 企 画 し、 看 護 学 部 教 員 に よ るセ ミナ ー を 開始 した。 この 「な ごや 看護 生 涯学 習 セ ミナ ー」 の 開講 に よ り、 臨床 現 場 で実 施 して い る看 護 研 究 に お い て は研 究 方 法、 分 析 方 法等 に 関 す る支援 が必 要 と され て い た こ とか ら、 平 成19年 度 の 企 画 と して 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 を新 た に設 けた。 ま た 看護 職 者 が働 きな が ら抱 え る疑 問 や課 題 に対 して広 く(よ り多 くの 看護 職 者 に)学 習機 会 を提 供 す る こ とを 目的 に 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー公 開講 演 会 」 を企 画 した。 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 は 看護 学 部 教 員 有 志 が、 自身 の専 門性 を活 か した テ ー マの講 座 を3回 にわ た っ て実 施 して お り、 希 望 して きた受 講 者 に と って は再 学 習 の好 機 とな って い る こ とが うか が え る。 参 加 者 は 名古 屋 市 立 大 学 病 院看 護 部 勤 務 者 が約3割 を 占め るが、 市 立 大 学 病 院 医 師(家 族 教 室 の 開 き方)の 他 、 名 古 屋市 内 の民 間病 院、 名 古 屋 市 健 康 福 祉 局 、 県 内 の病 院 な ど、 学 外 か らの 出席 者 の割 合 が増 加 した こ とは本 セ ミナ ー の よ うな 学 習機 会 へ の ニ ー ズ が高 い もの と考 え る。 ま た、9割 を 超 え る参 加 者 が今 後 の仕 事 に生 か せ る と思 う と回答 して い た。 この セ ミナ ー は、 地 域 の 看護 職 者 へ の さ らな る学 習 へ の機 会 、 看 護 研 究 へ の取 り組 み を刺 激 す る機 会 を提 供 す る場 に す る こ と と考 え る。 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 は、 平 成18年 度 の な ごや 看護 生 涯学 習 セ ミナ ー 「看護 研 究 い ろは の 『い』」 の受 講 生 に対 す る続 編 と して 企 画 され た もの で 、 名古 屋 市 立 大 学 病 院 看護 部 を 中心 に他 の施 設 か ら も応 募 が あ っ た。 セ ミナー に続 き看 護研 究 サ ポ ー トを促 進 す る もの で、 看 護 学 部 と臨床 看 護 の連 携 を構 築 し、 臨床 看護 師 の研 究 意 欲 の 向上 に貢 献 した と考 え る。 今後 は、施 設 に お け る 看護 研 究 の位 置付 け、 指 導 目標 、 研 究 ス ケ ジ ュー ル な ど を確 認 す る こ と、 研 究 グル ー プ とサ ポ ー トす る看護 学 部 教 員 との連 携 の促 進 な どを 図 る こ とで、 よ り効 果 的 な研 究 サ ポ ー トに な る と考 え る。 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 と 「な ごや 看護 生 涯 学 習 セ ミナ ー 公 開講 演 会」 で は、 参 加 者 の年 齢 層 が異 な り、 参 加 動 機 も異 な って い る。 公 開講 演 会参 加 者 の ア ン ケ ー ト回 答 によ れ ば講 演会 に対 して お お む ね好 評 で あ り、 看 護 職 者 が この よ うな 公 開講 演会 を望 ん で い る こ とが 明 らか に な った 。看 護 職 者 の学 習 ニ ー ズ は、 年 齢 層 や職 位 、 領 域 な どに よ って異 な る と思 わ れ、 専 門職 者 の た め の 公 開講 演 会 は看 護 職 者 が 直面 して い る問題 を 見 出 し、 そ れ に応 え られ るプ ログ ラ ムを企 画 して い くことが 望 まれ る。 看 護 学 部 地 域 貢 献 事 業 と して 実施 した 「な ごや 看護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 は、 各 年 度 共 に テ ー マ に お い て 予想 以 上 の参 加 者 が 集 ま り、 良 好 な評 価 と継 続 の希 望 が 得 られ た。 看 護 職 者 は、 この よ うな研 修 に対 して一 定 以上 の ニ ー ズ を 持 って い る こ とが 明 らか に な った。 ま た、 「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー公 開 講 演 会 」 は200人 を 超 え る参 加 者 が あ り、 今 後 も看護 職 者 が 直面 す る課 題 を抽 出 し地 域 で 活躍 す る専 門性 の 向上 に 寄与 す る企 画 を提 供 して い く こ とが望 ま れ る。 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジェ ク ト」 は、 臨床 現 場 に あ る看 護 研 究 に看 護 学 部 教 員 が サ ポ ー トす る こ とに よ り、 臨床 看護 師 の意 欲 を 支援 し、 看護 研 究 を 促 進 す る こ とが 示 され た。 名古 屋市 立 大 学 看 護 学 部 で は、 地 域 貢 献 に お い て は地 域 住 民 や市 民 を 直接 の対 象 と した 支援 や援 助 が考 え られ るが、 学 部 の人 的 資 源 の有 限性 を考 慮 し、 ま た貢 献 の 効 果 の波 及 を 期待 し、 保 健 医療 職 専 門 家 を対 象 と した地 域 貢 献 事 業 を 実施 す る こ と と した。 これ は、 地 域 で 活躍 す る看 護 専 門職 者 の専 門性 の 向上 が結 果 と して地 域 住 民 ・ 名 古 屋市 民 へ の サ ー ビス 向上 に つ な が る こ とを ね ら った もの で あ る。 これ ま で の事 業 へ の参 加 者 の 多 くは、 名古 屋 市 立 大学 病 院勤 務 の 看護 職 者 で あ った。 これ は主 催 す る看 護 学 部 と同一 の機 関 で あ る こ とか ら当然 の こ とで は あ るが、 名古 屋市 に お け る看 護 職 者 養成 の拠 点 と して の 位 置 を考 慮 した場 合 、 市 立 大学 病 院 看護 部 は も とよ り、 名古 屋市 健 康 福 祉局 、 市 民病 院、 市 内 の 民 間 病 院、 緩 和 ケ ア専 門施 設 、 高齢 者 ケ ア施 設 、 訪 問 看護 ス テ ー シ ョン 等 と も連 携 を 密 に 図 り、 看 護 職 の専 門性 の 向上 を 図 り、

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ひ い て は、 市 民 へ の 医療 サ ー ビス の充 実 、 健 康 福 祉 の 向 上 に つ な げ う る事 業 と して い く こ とが望 ま れ る。 次 年 度 以 降 は、 これ ま で に 実施 した事 業 を軸 に して 、 地 域 の保 健 ・医療 職 者 の専 門性 を 高 め る地 域 貢 献 を進 め る一 方 で、 地 域 住 民 ・市 民 へ の 直接 的 な貢 献 事 業 に つ い て も積 極 的 に検 討 を加 え て い きた い。 な お、 この よ うな 地 域 貢 献 事 業 を継 続 す るた め に は以 下 の点 を整 理 して い く こ とが必 要 で あ る。 (1)地 域 貢 献 事 業 を実 施 す る予 算 の確 保(広 報 費、 講 演 会 資料 印刷 費、 講 師謝 金 ・交 通 費 な ど) (2)継 続 的 な事 業 企 画 ・運 営機 能 の確 保(セ ミナ ー、 講 演 会、 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト等 の事 務 局 設 備) お わ り に 当初 、 看 護 学 部 専 任 教 員 の み で企 画 され て い た 「な ご や 看護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 は、 名 古 屋市 立 大 学 病 院 看護 部 の協 力 を得 た こ とに よ り、 臨床 現 場 の ニ ー ズ に即 した 企 画 とな り、 「な ごや 看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー公 開 講 演 会 」 や 「看 護 研 究 サ ポ ー トプ ロ ジ ェ ク ト」 を 円 滑 に 実施 す る こ とが で きた。 今 後 も名 古 屋市 立 大 学 看 護 学 部 と病 院看 護 部 が連 携 ・協 力 し、 地 域 住 民 、 市 民 へ の 支援 や援 助 を ベ ー ス に して、 保 健 医療 職 専 門 家 を対 象 と した地 域 貢 献 事 業 を実 施 して い きた い と考 え る。 最 後 に、 忙 し い教 育 ・研 究 を抱 え る教 員 の 皆 様 に は、 時 間 を惜 しま ず地 域 貢 献 事 業 の推 進 に協 力 して い た だ い た こ とに感 謝 しま す。 *平 成19年 度 の本 事 業 の一 部 は、 平 成19年 度 名古 屋市 立 大 学 特 別 研 究 奨 励 費 の補 助 を受 け、 『「な ごや看 護 生 涯 学 習 セ ミナ ー」 に よ る看護 職 の専 門性 向上 支援 に 関 す る研 究 』(研 究 代 表 者 ・明 石 惠 子)と して 行 った。

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