第6学年○組 道徳科学習指導案
○○○立○○○小学校 教 諭 ○○ ○○ 1 主題 真心をこめる 教材「本屋のお姉さん」(ゆたかな心) A-(2)【正直,誠実】「誠実に,明るい心で生活すること」 2 主題設定の理由 ○ 児童観 本学級の児童は,目標やしなければならないことに対して,真面目に取り組むことができている。 しかし,その一方で,周りの反応を意識して ,素直な気持ちを発言しなかったり ,周囲の意見に 流されたりすることもある。また,よくないことと知りつつも,その場の雰囲気や友人関係など から傍観者として過ごしてしまう児童もいる。これは,児童が,他人の受け止めを過度に意識し, 自分自身の気持ちに誠実になりきれていない ためではないかと考える。そこで,自分自身に対す る誠実さがより一層求められる この期に,本主題を設定する。そして,自分自身に誠実に生きる ことが自分だけでなく,周囲にも良い影響を与えることに気付かせたい。このことは,今後,他 の人の受け止めを過度に意識することなく ,自分自身に誠実であろうとし,真面目さを前向きに 受け止めようとする心情を育てる上で意義深い。 〇 価値観 正直とは,うそをついたり,ごまかしたりしないで,正しくあろうとする心の在り方である。誠 実とは,私利私欲を交えず真心を持って,人と接しようとする態度のことである。誠実さが自分の 内面を満たすだけでなく,他の人の受け止めを過度に意識することなく,自分自身に誠実に生きよ うとする気持ちを外に向けて発揮しようとすることでより明るい心となって行動すること により, 自己の向上や自信にもつながっていく。本主題は,A「主として自分自身に関すること」の(2) 「誠実に,明るい心で生活すること」を中心価値としている。自分自身に対する真面目さついて考 えさせるものである。この内容は低学年の「うそをついたりごまかしたりしないで,素直に伸び伸 びと生活すること」中学年の「過ちは素直に改め,正直に明るい心で生活すること」及び中学校段 階の「自律の精神を重んじ,自主的に考え,判断し,誠実に実行してその結果に責任をもつこと」 と深く関わっている。 〇 指導観 本資料は,母親からおつかいを頼まれ,面倒に感じていた「ぼく」が,本屋のお姉さんの真面 目な働きぶりで心情が変化するという話である。 本主題の指導にあたっては ,お姉さんの生き方を話し合ったり ,これからの自分の在り方を考 えたりすることを通して,真面目さを前向きに受け止めた生活を大切にしようとする心情を 育て るようにしたい。 まず,「つかむ・考える」過程では,「なりたい自分」「真面目」について自分の考えをもち ,双 方の整合性を確認することで価値の方向付けを行う 。「深める」過程では,お姉さんの真面目な行 動に触れ,それがどんな心情から生じているのかを考えさせる。次に,中心発問では,「ぼく」の 心情がお姉さんと出会ってから変わったか について考えさせる。そして,お姉さんの行動は,単 なる親切心からではなく,自分の仕事に真面目に取り組もうとする 誠実さからの行動であることを確認し,価値に迫る。「まとめる」過程では,もう一度,「真面目」についてのイメージを問う ことで,価値を深めさせる。そして,今後の在り方について話し合うことで ,自分自身に誠実で いることで,真面目を前向きに受け止めた生き方をしようとする実践意欲を高めさせたい。 3 本時 令和○年○月○日(○) 第○校時 於:6年○組教室 (1)ねらい お姉さんの生き方を話し合ったり,これからの自分の在り方を考えたりすることを通して ,他 の人の受け止めを意識することなく,自分自身に誠実な生き方をすることが自分だけでなく,周 りの人の心も明るくすることに気付き,真面目さを前向きに受け止めた生活を大切にしようとす る心情を育てる。 (2)準備 教材「本屋のお姉さん」(ゆたかな心),学習プリント (3)展開 過程 主な学習活動と子どもの意識 指導上の留意点(〇)と評価(※) つ か む ・ 考 え る 1 「なりたい自分」「真面目」につい ての自分の考えをもつ。 ○ 課題意識をもたせるために,「なりたい自分」「真 面目な人」を考えさせた後,双方の整合性を問い, 価値の方向付けを行う。〈着眼1〉 (自己決定・自己存在感) 深 め る 2 教材「本屋のお姉さん」をもとに, 真面目な生き方について話し合う。 ( 1 ) お 姉 さ ん の 良 い と こ ろ に つ い て 考える。 ○ お姉さんは,真面目だろうか。 ・ 自 分 の 仕 事 に 責 任 も っ て し て い るから真面目 ・ 素直に謝るから真面目 ( 2 ) お 姉 さ ん の 真 面 目 さ が 男 の 子 に 与えた影響について考える。 ◎ ぼ く の 気 持 ち が お 姉 さ ん と い る ことで変わったのは、どうしてか。 ・ お 姉 さ ん に 親 切 に さ れ て う れ し かったから変わった。 ・ 自 分 よ り も う れ し そ う な お 姉 さ んを見て,「ぼく」もがんばろうと 思った。 ○ お姉さんの良さに共感させるために,お姉さんの 行動時の様子に着目させる。 〇 お姉さんは,どんな自分でいたいかを考えさせた 後,板書で真面目な行動と繋げることで,真面目な 行 動 と 自 分 自 身 に 誠 実 で い る こ と の 関 連 に 気 付 か せる。 ○ お姉さんの「ぼく」への行動が親切心からかを考 えさせることで,自分自身に誠実でいることが周り の人に良い影響を与えることに気付かせる。 〇 「ぼく」の気持ちが変容した理由について交流さ せることで,お姉さんの自分自身に誠実でいること が「ぼく」の心を温かくしたことに気付かせる。 (共感的人間関係・コミュニケーション能力) ※ お姉さんの気持ちについて考え,自分自身に誠実 に生きることが周りの人にも良い影響を与えるこ とに気付いている。 ま と め る 3 こ れ ま で の 生 活 を 振 り 返 り , 自 分 の生活に生かせることを考える。 〇 導入で考えた「真面目」のイメージが変わったか を問うことで,価値観の変容を自覚させる。 (自己決定・自己存在感) ○ こ れ か ら ど ん な 自 分 で い た い か を 考 え さ せ る こ とで,自分自身に誠実で真面目さを前向きに捉えた 生き方をしようとする実践意欲を高める。 【めあて】真面目な生き方について考えよう。
第6学年○組 道徳学習 発問計画 指導者 ○○ ○○ 1 主題 誠実に生きる 【A-(2)誠実・明朗】 〈中心資料:「本屋のお姉さん」 出典:光村図書〉 (1)ねらい お姉さんの生き方を話し合ったり、これからの自分の在り方を考えたりすることを通して、 他の人の受け止めを意識することなく、自分自身に誠実な生き方をすることが自分だけでなく、 周りの人の心も明るくすることに気付き、真面目さを前向きに受け止めた生活を大切にしようと する心情を育てる。 (2)日時 令和○年○月○日(○) 第○校時 於:6年○組教室 (3)準備 資料、道徳ノート (4)展 開 配時 学習活動 教師の発問 予想される子どもの反応 14:10 ○ 真面目とは どういうこと かについて自 分の考えをも つ。 ○ 教材を読ん で考える。 2 お姉さんの 良いところに ついて考え る。 ○ み ん な は 、 ど ん な 人 に な り た い で す か。プリントに書いてみて。 ○ 今 日 の 学 習 で も っ と 膨 ら ん だ ら う れ しいです。応援できればいいな。 ○ 今 日 の 授 業 の キ ー ワ ー ド は 真 面 目 で す。 ○ 真 面 目 な 人 っ て ど ん な 人 ? ど ん な イ メ ー ジ ? ペ ア か ト リ オ で 話 し 合 っ て みて。 ○ ど ん な 人 に な り た い か と 真 面 目 な 人 がつながりますか? ○ 今日は、「本屋のお姉さん」というお 話 で 真 面 目 に つ い て 考 え て い き た い と 思います。 〇 お姉さんが真面目なのか考えながら、聞 いてください。 ※ 『本屋のお姉さん』を範読する。
○ お姉さんは真面目だろうか。
※ 児童の意見を聞き、板書していく。 〇 本が見つかったことが、「ぼく」より もうれしそうってどうしてだろう。 〇 どんなことを思いながら、本をビニー ルぶくろに入れていたのだろう。 □ 思いやりの心を持つ人 □ 周りから頼られる人 □ 自由で約束を守れる人 □ 自分に正直な人 □ 暗い □ コツコツする人 □ かたい人 □ 冗談が通じない ☆真面目である □ て き ぱ き と 仕 事 を し て いるから □ 素直に謝っているから □ ビ ニ ー ル ぶ く ろ を か ぶ せているから14:20 3 改めて真面 目な生き方 に つ い て 考 え る。 終了