『沙石集』における魔の研究
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(2) (3)軽石凝灰岩層. ○菱灰貫濯岩層. ブロック状に確藺 1 凝灰質. ッキガイモドキ・ホタテ員?〔北日. 黄灰色を呈し,他の層と比べて最も固結して. 卜 含働訳資産岩1 粗粒な石英粒や長石粒が多く粘土質 ⊥ 一. おり,多孔質で軽い。また,節理が明瞭である。. この軽石凝灰岩層は,3∼4mm程度の黒雲母 の結晶を含み,斑晶の配列などによる流れ模様. 合螢石要選じリ融資種以岩1 軽石小 肩い石英粒・長石討. _.a隻石凝灰岩1 多孔質策理舅腕溶結構造 固撒強 ■. 一 一 」 [ 一 一 一 一 一 一 一. 固結虞中哨 2一合軽石砂質わ灰岩1 襲石の境が多い. L. 、∫し’し^U^し^J、」、..ρU{し「U^しrし〔L.ブU^)λ、r’U、(〕1 1創案貫砂岩ミi≡岩互I一 握灰質竈粒}霜粒砂岩. があり,自形の角閃石,石英などの結晶を含む。 羅優貫;岩1. (4)含軽石礫混じり砂質凝灰岩層. 一部斜交層理. ガラス質 微化石なし. _旧一. i 働化石倣舳.有舳竺繍竺. 全体としては黄褐色を呈し,固結が弱い。軽. 調査地域の層序. 石を含むが,その軽石のほとんどの長径は1㎝. 3.地史. に満たない。また,直径1㎜程度の粗粒な石英. いくつかの先行研究,ならびに本研究における. 粒や長石粒等を含む。. 観察結果に基づくと,本地域の地史は,次のよう. (5)含礫凝灰質泥岩層. にまとめることができる。. 全体的に赤褐灰色の岩相を呈しており固結が. 新第三紀中新世(1600万年前頃)になると,大. 弱く風化が進んでいる。白色のシルト基質で長. 陸の縁辺であった日本列島と大陸の間の地溝帯に. 径1㎜程度の自形の石英粒や長石粒を多く含み,. 海水が侵入するとともに日本海は拡大を始めた。. それらが抜け落ちた跡に水酸化鉄等と思われる. 日本海の拡大がおさまった頃,東北地方はほとん. 淡赤褐色の皮膜を形成している。. どが水没しており,北上高地が顔を出す程度であ った。奥州市衣川区周辺地域においても1200万年. (6)凝灰質泥岩層. 白灰色一緑灰色を呈しており,二枚貝など. 前までは,大洋の一部であり,浅かった。この地. を産出する。また,薄い植物化石層をはさむ。. 域の西側では,奥羽山脈形成のもとになった海底 火山が激しく活動していた。その後,海底火山地. 奥州市衣川区下衣川では,放散虫や有孔虫,. 域は火山活動や地殻変動を伴いながら次第に隆起. 珪藻等の微化石を含む海成層である凝灰質砂岩. し,奥羽山脈を形成し始めた。北上山地との間に. 泥岩互層を含軽石砂質凝灰岩層が不整合で覆っ. あった海もだんだん浅くなり,隆起と沈降を繰り. ている。その上位に,レンズ状に堆積している. 返した。第四期には海水面変動により陸化し,河. 軽石凝灰岩層,その上位に含軽石礫混じり砂質. 岸段丘が形成された。奥羽山脈では,活発な火山. 凝灰岩層が重なり,さらに,含礫凝灰質泥岩層,. 活動が続き,降下火山灰や火砕流堆積物が覆った. 及び凝灰質泥岩層が重なっている。この凝灰質. と考えられる。. 泥岩層からは,ツキガイモドキやホタテガイ等. 皿.まとめ. の二枚貝の化石が産出したため,海成層である と考えられる。なお,この地域の地層はごくわ. ずかに東に傾くものの,ほぼ水平である。この 地域の層序を表に表わすと次のようになる。. ・奥州市衣川区周辺の層序・構造を明らかにし, 地史を考察した。. ・本研究の成果に基づいて,小学6年理科r大地 のつくりと変化」の教材を作成した。. 主任指導教員 西村年晴 指導教員 西村年晴. 一345一.
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