北
沢
房
子
は じ め に 音楽 リズムとい うことばは,幼児教育や保育に携わる者に とっては, 日常的な聞 き慣れた ことばであるが,一般的には,なじみの うすい特別なことばである。 音楽は, リズム, メロデ ィー,--モニーか ら成 り立ち, この ことは よ く理解 されている ことである。そ こにさらに, リズムとい うことばが加わ っている。ではなぜ 「音楽」にわざ わざ 「リズム」 とい うことばを加えたのか,その ことが1つのポイン トになって くる。 幼稚園教育要領に示 されている,保育内容の音楽 リズムの領域に示 されている内容をみる と 1. のびのび と歌 った り楽器をひいた りして表現の喜びを味わ う。2.
のびのび と動 きの リズムを楽 しみ,表現の喜びを味わ う。 3. 音楽に親 しみ,聞 くことに興味を もつ。 4. 感 じた こと,考えた ことなどを音や動 きに表現 しようとす る。 ここに示 された内容は,音楽 リズムのね らい とい う形で示 されている。 1
と3
は,音楽的要 素のね らいを2ほ,身体運動の リズム的要素を, 4ほ音楽 と身体運動についての創造的表現 のね らいとい う形で示 してある。 この ことか らもリズムを単に音楽の要素の1つ としてだけ でな く,それ以上に リズ ミカルな遊び,か らだを通 した創造的表現活動が含 まれ重要視 され ていることがわかる。 そ こで音楽 リズムのね らい4.に示 されている感 じた こと,考 えた ことな どを音や動 きに表 現 しようとする。 この創造的表現活動を指導するために,保育者 は どの ような知識 と技能を 身につけた らよいのであろ うか。小学校,中学校,高等学校の体育科学習指導要領 における 運動領域区分か ら考えると,小学校1.2年では基本の運動 (勝敗 とは関係な く体の動 き自体 を課題 とする運動群)のなかで, 自分 自身を操作する運動の うち,他の動 きの模倣を課題 と するもの 「模倣の運動」 とい う課題が設定 されている。 これはまた中,高学年の表現運動へ の基礎 としての技能の修得に もなっている。表現運動は,中学校,高等学校 の ダンス の 基 礎,基本の運動 としての性格 も加えられ,未分化な ものか ら分化の方向- と名称お よび内容 が変化 してきている。 しか し活動の本質は変わ らない。従 って将来 「動 きの リズム」を指導 する者に とって,舞踊の知的理解 と舞踊の実際的体験は,最底限度欠 くことのできないもの くiIE である。 このことについては,小林美実 らも同様の意見を述べている。 (2) そ こで本研究では,〔
1
〕まず松本千代栄 らの構想に よる,舞踊の構造 ・機能 と要素化の図式を基に 自分な りの考え,説明を若干加 えなが ら舞踊の構造について述べ,〔2〕この図式を 参考に しなが ら考 えた こと,感 じた ことを 自分 の思 い どうりに リズ ミカルに動ける身体づ く りとイメージにふ さわ しい動 きの表現な どを練習す るために,オ リジナル作品な どを使 いな が らモデル化 し,実際指導例 として示 し,指導方法を考 えてみる。
研 究 の 方 法
① 松本千代栄の 「舞踊の構造 ・機能 と要素化」 の8要素に よるモデル化にあた って8要 素の具体化について考 える。② オ リジナル作品の 「舞踊の構造 ・機能 と要素化」の図式-の 当ては ま りの良さを考える。③身体表現の指導 のモデル化,以上 の方法に よった。〔1
〕 舞踊の表現構造について 松本千代栄 らが第32回 日本体育学会で発表 した 「舞踊の構造 ・機能 と要素化」の図式に示 された8つの要素について考 えてみ る。 表1 舞踊の構造 ・楼能と要素化 (第32回日本体育学会 「大会号」より)S
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社会文化 地 域 社会文化 作者
Ap 観 者 歴 史C
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t美 的 形成 原 理 l Au 磨史 l 情 調 lFVTBMVS
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遠国囲回国
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国富
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Apl美 的 形成 原 理 ] D 公 演 演 者s
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① 主題について 1つの作品の中に創作者 の表現 しようとする, この 「何を」が作品の主題 である。主 題 は,我 々の身のまわ りにあるものすべてが対象 と成 り得 る。 しか し興味,関心 のちが いな どか ら自分 の心に最 も深 く印象づけ られているものが主題になる。特に動 きの種類 や性格,形象的なイメ-ジ (フ ォルム-Form)な どを思いついて作品の主 題 となるこ (3) とも考え られ るので,中林 らの分類にフ ォルム-Form か らのもの,を加えて表 2の様 に分類 した。表 2 主 題 の 分 塀 - 自 然 現 象 一芸術 と思想 ・感情 ーフォルムから創る もの (Form) 主題の分類 動 物- ちょうちょう,あ り,犬,ねこ,局,かえる 植 物- 花,かえで,松 自然現象- たんばばの一生,霜柱,雷,雨 ツ- バレーボール,ゴルフ,テニス び- おもちゃ屋さん,買いものごっこ,乗 りものごっこ 莱- 建設工事,大工 さん,鉄工所 学- まわる水車,衣,ぜんまい 辛- おまつ り,卒業式,運動会 質- こまの動き,鏡 北風 とファンタジー 熊さんの食欲 歓 喜 い の ち ・まだだれもやったことのない変った動きで創ってみよう ・ニヒルな感 じで創ってみよう ・個対群の構成に変った動きをあててみよう ・AA′BAの形式で創ってみよう ・衣裳を生かした踊 りを創ってみよう ・動 く装置を使って踊 りを創ってみよう ・レモンの香 りのような踊 りを創ってみよう 以上主題 の種類 と具体例を示 して きたが, いずれか らの主題 も創作者 の全人的表現が 望 まし く特に, フ ォル ム-Formか らの主題 の場合には
,
「ある衣裳 を生 か して」「あ る変 った動 きを主題 に して」 とい う表面的 な問題 にのみ とらわれず,そ の衣裳 を着て踊 るイ メージに美を感 じ, ど うして もそれを表現 しなければな らない とい う切実 な境地 に まで 達 した ところで,主題 として とらえてい くことが大切 である。 (参 身体について 舞踊 の素材 である身体 は,それぞれ違 った表現を持つ。男性 と女性,背 の高低,太 っ てい るか,やせてい るか等,形態的特徴 に よ り,そのイメージも異 な る。 身体 の部位 の持つ表情 としては 首- うつ向 くと寂 しい,悲 しい,悩み, な どの暗 い感 じが表現 で きる.上を向 くと, うれ しい, あ こがれ, な どの明 るい感 じにな り,横を向 くと,反抗,怒 り, な ど の強 い力が表現 で きる。 宿- 肩をふ るわせて泣 く,肩をが っ く り落 として落胆す る。 な ど感情的 な ものや肩を いか らせて威厳を出す等,意志的 な強 い表情 とともに,一方 の肩 をゆ っ く り優 し く前 に出す と柔 らかい甘 さ,つや とい った ものが表現 で きる。 胸- 喜怒哀楽がは っき り表現で きる,重要 な部位 である。 この部位 の存在を無視 して は,感情表現はで きない。胸 をは ると明 る く,強 く,能動的 な表現 が,胸 を引 く と苦 しい,暗 い等,受動的 な表情になる。腹部- 臓器を内蔵 している部分 であ り,四肢 に比べて重 々しい,重量 感 を 感 じさせ る。 ダイナ ミックな堂 々とした動 きは,胴 の運動ぬ きには,考 え られない。 腰- つや,甘 さ,潤 い,恥 じらい, な どの表情を表現す るのに肩 とともに,重要 な部 位である。 上下肢一身体 の各部分 とそれぞれ一体 となって協応 しあい,表にあ らわれない,微細 な ところまで表現できる。上下肢は,特に複雑 な細かい表現が可能である。 しか し 使いす ぎると見苦 しくなる。 身体 の面 の持つ表情 としては 前面- 顔,胸,腹,な ど表情豊かで変化に富 んでいる。関節の可動性は,前面に大 き く, 自由にで きるので複雑な動 きも可能 である。視線の動 きを使 った細かい表現 ができる。 背面- 無表情,寂 しい,悲 しい,暗 い, な ど暗 く弱い感 じが表現 できる。 横向き-前面 ほ ど明る く,堂 々としていない。背面 ほ ど弱い感 じで もない。中間的な表 情で身体 の他 の部分のあ り方に よ り,表情が変わ って くる。 斜 め向 き-抵抗が少な く,柔 らか く,潤 いを感 じさせる。斜め前は,前面に近い柔 らか い明 るさを持 ち,斜 め後 ろは,背面に近 く寂 しく暗い感 じがす る。 線 と形について 身体 のつ くり出す線や形は,直線 と曲線に大別 できる。直線的な経路が多 く用 い られ ると,鋭 い,堅 い,力強い感 じにな り,冷た さと同時に奥ゆ きや広が りを 感 じさせ る。横の直線隊形は,動 きの視覚的反復を示 し,同時的 くり返 しに よっ て印象を強める。縦の直線隊形は,重 な りを生か し,奥ゆ きを感 じさせる。曲線 は,柔 らかい,優 しい,甘い,にぷい感 じと同時に,奥ゆ きや広が りと力の集中 が感 じられ る。 また簡潔 な踊跡 (踊 り手が床面を踊 りなが ら移動す る足跡をつな いだ線)は,単純,あっさ り,す っき りした感 じが し,秤,祈 り,荘厳,重 々し い,悲 しみな どの表現に適 している。逆に複雑 な桶跡は,忙 しい,に ぎやかな表 現に適 し,あま りに もうるさ く煩雑す ぎると効果は,マイナスに働 く。 ③ 運動について 自然運動, 日常動作,作業動作,スポーツの動 きな どそれ 自身で も表現性を持 ってい るが,変化 の要素 と結合 し, また違 った表現性- と発展 させることがで きる。 自然運動一屈伸,回旋,回転,捻転,振動,波動,歩,走,跳躍,倒,平均 な ど。 日常動作一立つ,座 る,寝 る,洗 う,たた く,掃 く,すべ る,追 う,つ まず くな ど。 作業動作一切 る,引 く,押す,種蒔 の動作,指揮者 の動作,交通巡査 の動作な ど。 スポーツ動作-パス, ドリブル, シュー ト,キ ックな ど。 ④ 変化について 時間,空間,力を変化の要素 とい うO各要素は,速い-ゆ っ くり,高い一低い,強い -弱い, とい う対立要素がある。
⑤ 連続について 1つ 1つの動 きをつなぎ合わせ,一つの流れ としてまとめるには,漸次的,持続的, 急激的の3つがある。急激的変化のある動 きは,- ッとさせ,漸次的変化,持続的な動 きの流れは, リズ ミカルな感 じ,心地 よい安定感を感 じさせて くれる。 ⑥ 群化について ある動 きを
1
0
人で行 う場合の群化を生み出す観点は,人数および配分, 1:9, 1 :
3 :6, 2 :4 :4など,隊形については,一列縦隊,一列横隊,二重 円,密集隊形, 自由隊形,群を構成する人の身体の高 さ (面,視線などを変える)などである。 (∋ 構成について 表現 したい内容を相手に十分伝えるには,強調 したい ことを反復す ると同時に色合い のちが った ものを加 えて,変化をつけなければな らない。そ して盛 り上げる山場 をつ く り起伏を持たせ,全体 として統一 させることが必要である。 ⑧ 作品について どんな内容で も,形式で も,大 きい作品,小 さな作品,いずれ も始 ま りがあ り,中間 があ りそして終わ りになる。良いは こびは,内容についての暗示があ り,訴えたいテー マがイソノミク トとして展開 され,それをまとめ る結末がある。いいかえれば,良い作品を つ くるにはテーマを基に,最初か ら最後 まで一貫 した流れを持 って構成をしなければな (4) (5)らない。 このまとめ方には,二部形式
A+B (
a
a′
+h
a′
)
,三部形式A+B+A
または,?
8
TB+A′
,鮎 三部形 式A(
霊a
)IB(
霊c
h A(
詑a
)
・'
p7
)
ン ド形式A・B・A・C・A
,組 曲
A+B+C+D
などのまとめ方がある。以上が舞踊の構造 ・機能 と要素化の図式に示 された舞踊の構造における8つの要素に ついての筆者 な りの説明である。
〔
2
〕
実際指導例 課 題 :か け っ こ, か け っ こを す る とい う動 きを課 題 として, い ろ い ろ な部 位 を 使 い リズ ム, 速 度 , 強 さ, な どを変 化 させ1つ の大 きな イ メ ー ジ として と ら えて み る。 ね らい :主 として8要 素 に お け る身体 , 運 動 , 変 化 ,群 化 ,構 成 の練 習 表3a 身体表現 の指導 とモデル化 1 \ 要 素 指導のは こか \ 身 体 運 動 <イメージと部分 の動 き> ・かけっこをしよ う 時 間 l空 間 l 力 崇 欝 i iiii Jij 前進 した り で進む 前,徳,左,右 と ジグ ザ グ に前, 級,左右に跳んで みる前進ギ ャロッ プで進む なか向き,外向 き で進む 高 く,低 く,大 き く,小 さく跳ぶ 両足 とびで強 く, 片足 とびで弱 く, アクセン トをつけ て とぶ1
拍 日にアクセン トをつけて前進ギ ャロップで強 く軽 快に進む いろいろな方向に 跳んだ り,その場 に止 った りす る動 きか らイメー ジへ> 野原に行 こう ・一言 -∴ 1㌦ -馬に乗 って進む (全 身,跳,走) <イメージか ら動 き-> ・リュックサ ック をし ょって行 こ う ・水筒 を持 って行 こう ・荷車を押 して行 こう ・花摘みをしよう その場で,前進, を変えて進む いろいろな方向に 進む ・重そ うに リュックサ ックを背負 って歩 く ・水筒 をぶら下げた り 手に持 って歩 く ・力いっぱいに押 しな が ら歩 く ・片手にカゴ,片手で 花 を摘み入れ る 両足 とびでゆ っ く り,ケンケンで速 く,に こやかに前 進す る ゆ っ くりていねい に摘む 両手で強 く押す 広 くいろいろな方 向に高 くなった り 低 くなった りしな が ら摘む アクセン トをつけ くスキ ップを す る アクセン トをつけ て楽 しく 前進 した り止 った りす る 前進 した り休んだ りす る アクセン トをつけ て力を出す
のは らを かけ よ う
北沢 房子 作詞 丸山 節子 作曲'
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粁 化 構 成 新しし、
題 材 作品題材に, よ りいっそ うイ メージ<歌 (メロデ ィー)か ら動 きの<
イメージがふ くらんだ ところでをふ くらませ題材にあった動 きを考えてみる・イメージを広げ る為 に歌いな・メロデ ィ-をイメージ化 し空・何回 もくり返 し歌 ってみる・お友達 とのは らに出かけ よう・走 った りスキ ップをして遊・情景 を想い うかベるが ら歌 うこと間に指先で直線,曲線などに表わ してみ る動 きか らイメージ(イメ-ジ->1(のはらをかけ よう)を群化)へ>ば
】i・腕を組んだ り,肩 を 組 ん だ・バ ラバ ラであるいは,一列横 作品の中で友達 と協力 して動い隊形にな り進むり,バ ラ/ミラであるいは密集楽 しむてみ る個ふれあい 全員が出て来 て顔 を力をあわせて11 それぞれがバ ラバ ラで点在しているあわせる加わ り全員で楽し く踊 る1人ずつ踊 りに ラ 隊,円などをつ くって遊ぶ課 題 :お そ うじ, お そ うじをす る とい う動 きを 課題 と し, い ろ い ろ な部位 を使 い リズ ム, 速 度 , 強 さな どを変 化 させ1つ の大 きな イ メー ジ として と らえて み る ね らい :主 として 身 体 , 変 化 ,群 化 , 構 成 の練 習
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1-
-要素
1指導のほ こ;:\ 表4a 身体表現 の指導 とモデル化 2 身 体 運 動 <イメージと部分 の動 き> ・お掃除をしよう ・両手でぞ うきんをか ける (上下肢,捻転 ふ く) A,、タキをかける (上 肢,振動) 時 間 l空 間 一 刀 ゴ ミを掃 く 時 とほ こ りを掃 く 時 と リズムを変え てみる 速 くさっとぞ うき んがけをす る 片手で規則的 リズ ムでかける 高い所,低い所, すみな どかける その場 で ふ い た り,体を捻 りなが らふ く 強 く,弱 く,かけ る <動 きか らイメー ジ- > ・ぞ うきんがけを しよう ・両手で走 りなが らぞ うきんが け を す る (上下肢,ふ く) ・胴体でぞ うきんをか ける(胴体,ふ く) ・背中でぞ うきんをか ける (胴体,下肢, ふ く) ・おし りでぞ うきん
を かける (胴体,上下 肢,ふ く,回転) ・壁をふ く (上肢,ふ く) ・天井をふ く (上肢, ふ く) ・一定の リズ ふ く ゆ っくり進む ゆ っくり進むリ
ズ ミカルに ゆ っ くりていねい に 前後,左右にかけ 強 くアクセン トを 琵琶,fL宗吾這芸をE毒て:いねいにふ る 前後,左右に回春 しなが ら進む 上,下,高 く低 く, せま く,広 くふ く 腕 を伸ば して高 く りす る 弱 くお そう じマ シー ン
北沢戸谷美佐子房子 作詞作曲 0 トー -Jrl-I-ll- --,- -rJ- I -一 マ ン - ン だ お き と うお せ ん ベ■■■ ■■■ 一■■山-か み く ず でl も す ご い パ ワ ー で■■■■- LJ I.
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≡≡ ≡1 - - - - . -- -- -- ■■-ー
ヽ
一 l す い と る ぞ '■一句ー
1
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ヨ
き れ いl l l■
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.■ な■■表4b 身体表現 の指導 とモデル化 2 #l l 群 化 l 構 成 イメージがふ くらんだ ところで 作品 Ⅱ (おそ うじマシーン)杏 題材に動 きの表現をしてみる <歌(メロデ ィー)か ら動 きのイ メージ-> 歌 うこと ・何回 もくり返 して歌い Jす ご いパ ワー Jの ところは大 きな 声で元気 よく歌 う ・歌いなが らおそ うじマシーン の性能を想い うかべ る ・メロデ ィ-をイメージ化 し空 間に指先で直線,曲線などに 表わ してみる <動 きか らイメージ(群化)-> ・お友達 と掃除機を買いに行 こ う ・お友達 と掃除機のパ ワー比べ をしよう ・協力 して大掃除をしよう <動 きか らイメージ(構成)へ> 作品の中で協力 して動いてみ る グループ毎お互 いに動 きを見 せあ う ・バ ラバ ラで,密集隊形で, 2 ヶ所に分散して ・密集隊形で, 2ヶ所に分かれ て ・一列横隊で,二列向かいあっ て,分散 して 個性 それぞれが掃除機を持ち 点在 している 1 分担 1人で分担区域の掃除を す る 1 協力 全 員で力をあわせてす る
指導 のは こびの分析
表5 創造的表現へのモデル化 課題<かけ っこを しよう> - イメージと部分の動 き-表3よ り 全身,身体の部位 (E'T-を上に,胸をはる,身 体の前面の持つ表情)を使い軽快に走 る ゆ っくり,速 く,前進,後退などの動 きをし てみる 課題<リュックサックを
し ょっていこ う> -イメー ジから動きへ-・野原に行くためのふさわしい動
き, リュック サ ックをしょってにこにこしなが
ら歩 く ・両手を リュックサックのヒモに
置きなが ら両 足 とびでゆっくり進んだり片
足 ケンケンをし た りす る 表6 創造表的現へのモデル化今 回は オ リジナル作 品を例 に しなが ら,動 きの リズ ムにおけ る創造的表現 - の過程 をモデ ル化 してみた。 モデル化 に あた ってほ,松 本千 代栄 らの舞 踊 の構 造 ・機能 の要素化 の図式に おけ る8要素 を参 考 に して表-3aお よび表-4aにおけ る, は く-L と運動 課題 を設 定 し, 題 材 の頃 に示 した運動課題 を設定 して身体表現 の技能 を 習得す る, そ して 表
-3
b
および表-4
b
歌 (メ ロデ ィー)か ら動 きの イメージに示 す オ リジナル作 品 と運動課題 とが内面 化 (心 で 結 びつ く) して イメージにふ くらむ ことを手 がか りに して創造 - の過程- と導 び き 更 に 表3
b
, 表4
b
の動 きか らイメージへ と群化 への イメージに 高め群化 が どんな場所 を得 れば作品 としての構成 が されて い くか考 えた。以上 の過程 につ いて更 に表3お よび表4の重要 なポ イ ン トを整理 して示 したのが表5と表6で ゴチ ックで示 した過程 と対応 す る事柄 を例 として挙 げ モデル化- の試 み としたO まと
め 松 本千代栄 らの舞踊 の構造 と機 能 の要素化 の図式 を筆者 の オ リジナル作 品 と結 び つけ なが ら図式 の モデル化 を意図に本研究 を行 な ったo動 きの表現 とか創造 的表現 とか い って も, 1 時 間1時 間に焦 点 な しの指導 でただ漫然 と行 なわれたな らば身体 の動 き, あ るいは作 品の習 得 は な され るか もしれ ないが,創造的表現へ の道 の りは遠 い。創造的表現 に至 る道 筋が モデ ル化 され指導 されれば, 1時 間1時 間の授業 が本 当に生 きた もの とな る と考 え る。 それ-の 挑 戦 を したわけであ るが,研 究不足 で イメージ と身体 部分 の動 き,動 きか らイメージ-,敬 (メ ロデ ィー)か ら動 きの イメージへ,等 のモデル化 を重 点 に追 って きただ け なので今後更 に その モデル化 の検証を実 際 に行 ない, この課題 を よ り深 く追 求 し発展 させたい。 注 (1) 小林美実 :「音楽 リズム」東京書籍p.123-124 (2) 第32回体育学会 舞踊の構造 ・機能と要素化 (3) 小林美実 :「音楽 リズム」東京書籍p.125 (4) 旋律のまとま りの最 も小さな単位を動枚 といい, ここでは aにあた り文章で言 うと問にあたる。 第二の動機が答えのような関係をもち二つあわせて大楽節 とい う。 この二つの大楽節 (前楽節+級 楽節)か ら成 り立っている。 (5) 三つの大楽節,または三つの小楽節からできている。指示一対照一再現,あるいは,はじめ,な か,おわ り,というようなまとめ方 (6)三部形式の各部分がそれぞれ二部または三部形式でつ くられているもの (7)三部形式の一種で第一主題A とクープレ (中間楽節) にあたるさまざまなエピソー ドで作られ主 題が何回もくり返される。 (8) いくつかの楽曲を組み合わせてまとめたもの。 1つの題材か ら連想されることを断片的にとらえ てまとめ組み合わせた形式参 考 文 献 1 幼稚園教育要領解説 坂元彦太郎 フレーベ ル館 1967 2 体育科基礎 ・基本の体系的指導小学1年 梅本二郎 明治図書 1984 3 創造的に生 きる 小林純一 金子書房 1986 4 音楽 リズム 小林美実 東京書籍 1984 5 音楽 リズム教育法 大畑祥子 音楽の友社 1984 6 音楽 と動 き ヒ-ザ ・ジェル 全音楽譜出版社 1978 7 創造性 茅野健 三笠書房 1973 8 身体の動 きに よる表現 水谷光 ・三浦弓枝 光文書院 1969 9 舞踊創作法 江 口隆哉 カワイ楽譜 1966 10 舞踊創作の理論 と実際 渡辺江津 明治図書 1974 11 日本体育学会第32回大号号 1981 12 学生の音楽通論 供 田武嘉津 音楽之友社 1984