大学サッカー競技における集団凝集性と集団効力感,ライフスキルとの関連性について
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(2) (3)ライフスキル. チームに所属する選手個々の「コミュニケーシ. 島本ほか(印刷中)が作成した大学生アスリ. ョン」「感謝する心」の両スキルとの間に正の. ート用ライフスキル評価尺度を用いた.本尺度. 関連性があることが示唆された.. は,40項目10因子(目標設定・コミュニケー ション・ストレスマネジメント・体調管理・最. また,縦断データによる重回帰分析の結果,. 善の努力・礼儀、マナー・責任ある行動・考え. が両変数に正の影響を与えていた.このことか. る力・謙虚な心・感謝する心)からなる.. ら,チームに所属する選手個々のrコミュニケ. 効力感・凝集性ともに「コミュニケーション」. ーション」スキルが上がると,集団効力感,集 3.分析方法. 団凝集性が上がるのではないかと示唆される.. (1)既存尺度の信頼性の検証. また,同様に,縦断データによる重回帰分析の. 信頼性(内的一貫性,安定性)を検討するため. 結果,r感謝の心」が「コミュニケーション」. に,両時点における各々の尺度の内的一貫性を. に正の影響を与えていた.このことから,「コ. 表すα係数を算出した(ライフスキルは各下位. ミュニケーション」を高めるためには「感謝す. 尺度).安定性については,1時点目(2012年5. る心」を高める必要があることが推測される.. 月),2時点目(2012年9月)の同一変数間の相. (図2).. 関係数(再検査信頼性係数)を算出した. (2)横断データ,縦断データを用いた変数間の. 関連性の検討 変数間の関連性を検討するため,まず,横断. ・・州・ !. 懸w舳一一〉・は星ケージ”. データをもとに各尺度間の相関分析を実施し. q. 、. た.また,変数間の関係を厳密に検討するため,. ■山11進1世. ■固舳カ業. 藺, 分析畿果. 1時点目のライフスキル下位因子を独立変数,. 2時点目の集団凝集性,集団効力感それぞれを. 考察 経験的に,感謝の一言を伝えるか否かによっ てその後のコミュニケーションの円滑さが変化. 従属変数とする重回帰分析(ステップワイズ. 法)を行った.なお,分析にはIBM SPSS Statistics20.0を用いた.. することもあるだろう、このことからも,「感謝 する心」がコミュニケーションに正の影響を与 えるのではないかと考える. その「コミュニケーション」スキルが集団凝 集性,集団効力感に正の影響を与えていること が示された.集団効力感に限って言及すると, 芹澤ら(2008)の知見と同様の結果を示している、 このように示された要因としては,調査対象ク ラブがチーム全体のコミュニケーションの活性 化を重要視した「ファミリー制度」という活動 を行なっているためではないかと推測する. また,両スキルが凝集性、効力感に正の影響 を与えているからこそ,横断データにおいても 凝集性,効力感と「感謝する心」「コミュニケー ション」の両スキルの間には正の関連性がある ことが示されたのではないかと推測される. 主任指導教員 永木耕介/指導教員 島本好平. 結果 (1)既存尺度の信頼性の検証. α係数においては,全体的には基準値であ る.70を上回る値であった.再検査信頼性係数 では各側面ともに,その値は概ね.40以上であ った、この結果から,各尺度の信頼性は概ね確 保されていることが確認された. (2)変数間の関連性の検討. 集団凝集性,集団効力感とライフスキル各下 位尺度との相関分析における結果では,「コミ ュニケーション」「感謝する心」の両スキル が.50以上の中程度の正の相関関係を示した.. また,2時点目の調査においても,同様の結果 が得られた.このことから,集団のまとまりと ii.
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