説明的文章の学習活動に関する研究
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(2) つのか、どの程度必然性を感じるのかという. 察した。. ことが重要となる。. 考察の結果、. ②学習活動の流れを、学習者の文脈に即し. ・ 「教える」という活動は子どもの欲求に即. したものであり、主体的な活動を促すこと. たものとする。. 学習者は、文脈に即して方略を選択したり. ・ 教材文を読む場面及び、1年生に教える場. 活用したりする。そのため、学習活動の流れ. 面において、4つの方略が活用されている. を学習者の文脈に即したものにすることによ. こと. り、読みの方略の活用を促すことができる。. ・ r1年生に分かるかどうか」を考えながら. ③認知科学の知見による読解モデルの過程. 読むことと、1年生にどのように説明する. に即して、学習者にスキーマの活用を促. のかを考えることで、自分自身の分かりを. す思考を位置づける。. モニタすること. 学習者がどのような思考をしたときにスキ. が明らかになった。. ーマの活用が促進されるのかを明確にするこ. さらに、1年生に教える場面において、1年. とができれぱ、より意図的にスキーマの活用. 生の分かり具合を確かめながら、分かっていな. 能力を高めることができる。. いときには、新たな説明を加えたり、説明の方. (2)認知科学の知見に基づく説明的文章の学習活. 法を変えたりしていた。. 動の構想. このことから、1年生に教える場面での対話. 教材文の内容を年下の相手にr教える」と. に、3年生の理解を高める働きがあるのではな. いう活動が、認知科学によって明らかにされ. いかと考えた。. た読解過程の思考に即していると考えた。. (4)「教える」活動の捉え直し. その理由は、次の3点である。. 一「対話」という視点から一. ①学習者の主体性. r教える」活動を、対話という視点から捉え. 明確な目的意識・相手意識をもつことに. 直すことを試みた。. つながり、学習者の主体性を引き出す。. バフチン及びヴィゴツキーの論から、「教える」. ②読みの方略. 活動には、. 認知科学の知見である読みの方略、「自. .ダイアローグの思考を促す。. 己質問」「精緻化」「要約」「予測」の活用. ・活用した内容と方法が獲得される。. を促す。. 可能性があると考えた。. 自己モニタリング. 4 今後の課題. 認知科学により重要な働きを持っと考え. ①先行研究に、情報の処理・活用としての読. られている自己モニタリングを促す。. みを位置づける。. (3)r教える」活動を設定した学習指導の実際と. ②r教える」という学習活動の効果を高める. 考察. 要件の導出。. 小学校3年生において、教材文「すがたをか. を考えている。. える大豆」光村図書3年下)の内容を、1年生 の先生になって教えるという実践を行い、子ど. 主任指導教員 堀江 祐爾. もの表れを、先に挙げたr学習者の主体性」r読. 指導教員 吉川芳則. みの方略」r自己モニタリング」とレ)う観点で考. 一297一.
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