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障害児教育における木材加工の実践に関する研究 : 作業能力の実態把握とそれを基礎とした題材開発について

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Academic year: 2021

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(1)Title. 障害児教育における木材加工の実践に関する研究 : 作業能力の実態把握 とそれを基礎とした題材開発について. Author(s). 岡山, 務; 金田, 弘. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 53(1): 201-216. Issue Date. 2002-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/281. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平 成 14 年 9 月 Sept ember ,2002. 北海道教育大学紀要 (教育科学編) 第53巻 第1号 i i fEducat i i l lofHokka do Un i I tyo t on (Educa on) Vo Journa vers .53 . ,No. 障害児教育における木材加工の実践に関する研究 - 作業能力の実態把握とそれを基礎とした題材開発について - 岡山. 努・ 金田. 弘. 北海道教育大学函館校技術教育講座. , Ed l ion A Study 。n the Practice of・刃。odworkingi] n Handicapped pupi S ucat -- onthe Sub l i i ter based on the Grasp of Working Abi t ject Mat es--. OKAYAMA. Tsutomu and KANEDA Hiromu. Depar ido Un l ivers i tmentofTechno i ty ofEducat ogy on ,H0kka ,Hakodate Campus Hakodate040 8567 ‐. 1. は じめに 障害児教育においては, 障害のある生徒がもっ ている能力や可能性を最大限に伸ばし, 自立し社会参加す るための基盤となる 「生きる力」 を培うために, 生徒一人一人の障害の状態や特性を的確に把握し, 生徒一 人一 人 の実 状に応 じたき め細 か な指 導 を一層 充 実 さ せる こ と が 求め ら れる.. 障害児教育における重要な指導形態の一つに作業学習がある. 作業学習は, 領域・教科を合わせた指導形 態であり, 作業活動を学習の中心にすえ, 生徒の働く力や生活する力を高めることが意図されている. 障害 ) 児 教育 にお い て, 作 業 学習 の 果 たす 役割 は, 非 常 に 大き い1 .. 作業学習では, 加工の容易さや題材・作業工程の多様性などの観点から, 木材加工が多く取り入れられて いる. 生徒一人一人の実状に応じた指導内容や方法を確立するためには, 生徒一人一人の作業能力のきめ細 かな実態把握が必要不可欠になる‐ しかし, 現状としてはそのような実態把握を客観的に認識する方法は確 ) その結果 同じ作業を無目的に繰り 立されてなく, 指導者の感覚的な把握にとどまっ ていることが多い2 . , 返させてしまうことも少なくない. また, 生徒の作業能力などに関する明確なデータがないので, 指導者間 の共通理解が得られず, 生徒への指導に一貫性を持たせることも困難である. 本研究の目的は, 木材加工における生徒一人一人の作業能力の実態を的確に把握するために, 「作業能力 判定テスト」 を作成し, それを基礎として, 生徒一人一人の実状に応じた題材を開発し, 作業工程, 作業内 容, 補助具 (治具) を適切に設定することによっ て, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出し, 成就 感・達成感とともに作業に対する自信・意欲を高め, さらに作業能力の向上を目指すプロセスを考察・検討 する こ と であ る.. 201.

(3) . 岡山. 努・金田. 弘. 2. 作業学習としての木材加工 知的障害養護学校及び障害児学級における作業学習は, 領域・教科を合わせた重要な指導形態の1つであ り, 作業活動を学習の中心に据えて, 生徒の働く力ないしは生活する力を高め, 学校教育後の社会生活につ ) な げる こ と が意 図さ れている1 .. 作業学習の目標は, 『職業生活及び家庭生活に必要な基礎的・基本的な知識と技能を習得させ, 勤労を重 ) んずる 実践 的な態 度を 養い, 進 んで社 会生 活 に参加 して いく 能力 を培う こ と』 と な っ ている3 .. 知的障害養護学校及 び障害児学級における作業学習には, 農工・園芸・畜産・紙工・木工・紙漉き・織 物 ・ 縫工 ・ 窯 業・ 金工 ・印刷 ・セメ ン ト工 ・ 洗 濯・調 理 ・リ サイ ク ル・皮工 な どがある. こ れ らの 作 業種 目. は, 地域や学校の特色を生かして選定することができるが, 以下にあげる諸点について配慮して作業種目を ) 選 定 しな けれ ばな らない3 ‐. ①生徒にとっ て, 教育的価値の高い作業活動等を含んでいること. ②地域性に立脚したものであること. ③生徒の実態に応じた段階的な指導ができるものであること. ④障害の実態の多様な生徒が取り組める作業活動を含んでいること‐ ⑤共同で取組める作業活動を含んでいること. ⑥作業活動に参加する喜びや完成の成就感が味わえること‐ ⑦作業内容が安全で健康的であること. ⑧原料・材料が入手しやすく, 永続性のあるものであること. ⑨作業量や作業の形態, 実習期間などに適切な配慮がなされていること. ⑩生産から消費への流れが理解されやすいものであること. ⑪製品の利用価値が高いものであること. これらの要素を多く含んでいるという観点から, 知的障害養護学校及び障害児学級では, 木材加工が多く 導入されている. これらの他に, 材料の入手が比較的容易であること, 加工法に多様性がありより生徒の実 態に即すことができること, 木材が持っ ている温かさが情緒安定に寄与すること, 生徒の実態に応じて作業 工程, 作業方法, 使用道具, 機械類, 材料等を選択できること等の利点もあげられる. さらには補助具を使 用 したり, 部材 の調 整 を 計る こ と が容易 で, よ り 「一 人 でできる」 状 況 を作 り だせる こ とや 他の 教 科 や領域. と関連性を持たせることもできる. 作業の中では生徒は自分で考え, 行動することや, 自分の言動に責任を 持つ こ と が要 求さ れる. 継 続 的に作 業 を して いく こ と によ っ て, 生徒 はこ れらの 能力 を養 い,「一 人 で できる」 状 況 を生 み出 していく こ と になる. 同 時に コミ ュ ニケー シ ョ ン能力 の 向上 と情 緒 の安 定 をも 獲 得する こ と に ) な る2 .. 知的障害養護学校及び障害児学級における作業学習 としての木材加工の具体的な題材を例にあげると, ) )~6 フォ トス タ ン ドや 花 台, 鍋 敷き, コー ス ター, 小 箱, お 盆 な どの生 活 に根 ざしたも の がある4 .. 学校教育における作業学習としての木材加工では, 治具などを必要に応じて使用して主に接着剤や釘によ る接合, サンドペーパーを用いた研磨, 塗装などの作業工程が取り入れられている. 生徒の障害の程度が重 度・重複化, 複雑化していることから, 切断作業については大部分を教師側が行っ ているのが現状である‐ のこぎりや糸鋸盤を用いて切断作業を生徒にさせるとしたならば, 多くの場合, 生徒の実状に即 した治具が 必要となる.. 202.

(4) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. 3. 作業能力把握の必要性 作業学習に当てられる時間は,各学校の自由裁量に任せられるが, 教育課程において限られた時間の中で, より効果的に作業学習を展開していくためには, より生徒の障害や作業能力の実状に応じた指導が求められ る. また, 生徒の実状を踏まえた用意周到な準備も必要となる. しかし, 実際にはどんな題材を準備したらよいのか, どんな材料や作業工程を準備したらよいかなどの戸 惑いを持つ指導者が多く存在する. これは, 指導者の専門教科に原因があると考えられる. 障害児教育にお いて, 多くの教師が作業学習に携わることになるが, 大部分の指導者にとっ て, 専門外の範曙となる. 作業 学習は技術教育との関わりが非常に強く, また, 障害児教育において技術教育を専門とする指導者が非常に 3年度の渡島・槍山管内の障害児学級担当の指導者の専門教科を例にあげると, 少ないのが現状である.平成1 ) 技術 教 育 を専 門 と している 指 導 者 は59名 中 1名 も い な い7 .. 作業能力の実態把握を客観的に認識する方法は確立されていないので, 授業を進めていく中で初めて生徒 の実態を認識することも少なくない. その結果, 生徒の実態については指導者の感覚的な把握にとどまって しまうことが多い. また, このことは次に引き継 ぐ教師への生徒の実状の伝達に影響を及ぼしてしまう. 言 葉や文字で伝達することによっ て, その内容は抽象的になり, 引き継ぐ教師の受け取り方によっ て生徒の実 状の 理解 が異 な っ て しまう. こ のよう な 状況 で は, 生 徒 一 人一 人の作 業 能力 を 的確 に把 握す る こ と は で き ない. ま た, 生 徒 の 障害の 実. 状に応じたきめ細かな指導をすることも困難になる. しかし, 個に応じたきめ細かな指導をするためには, 生徒一人一人の作業能力の実態を的確に把握する手段が必要となる. その手段として, 同一観点による評価 を伴っ た作業能力判定テストを作成することにした. 本研究では, 作業学習に木材加工を取り上げ, 作業能 力判定テストにより, 生徒一人一人の木材加工における作業能力の実態を把握する.. 4. 作業能力判定テストの意義 作業能力判定テストを活用することによって, 期待できる効果を以下にあげる. ①木材加工における生徒の基礎技能の実態を把握することができる. ② テス トによ っ て得 ら れた 結 果 は, 適切 な 題材 開発 に結 びつく.. ③各生徒が作業可能な工程を題材に導入することができる. ④題材・教材を各生徒の障害の実態 に応じてどの程度のレベルにするかの判断材料になる. ⑤技能の実態を把握することによって, あらかじめ危険行動を抑止し, 安全性を確保することができる. ⑥指導の目標の具体化や個別指導の最適化を図ることができる. ⑦木材加工の経験のない教師にも有効的に利用 でき, 題材開発に役立てることができる. ⑧教師間の共通理解の根拠となり, 生徒への指導に一貫性を持たせることができる. ⑨生徒の作業能力の成長の軌跡が得られる.. 5. 作業能力判定テストの作成 ( 1 ) 作業能力判定テスト作成の観点 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作るために, 木材加工における作業能力のきめ細かな実態把握がで. 203.

(5) . 岡山. 努・金田. 弘. きるようにする. また, 指導者の誰もが簡単に活用できるような汎用性を持たせる. ( ) 作業能力判定テストの作成 2 テストは, 生徒の作業能力の実態の概要を簡単に把握できる 「作業能力判定テスト」 とより的確にかつ作 業のどの点につまずくのかが明確に把握できる 「作業能力判定テスト細評価表」 の2つで構成される. この 2 つ の テス トを併用 する こ と によ り, 生徒 一 人一 人の作 業 能力 を的確 に把 握 す る こ と が可 能と なる.. テスト項目には, 木材加工の基本的な作業工程である①けがき, ②のこぎりによる切断, ③糸鋸盤による 切断, ④穴あげ, ⑤釘による接合, ⑥接着剤による接合, ⑦研磨, ⑧塗装の8つの工程を抽出した. また, これらの作業工程は, 知的障害養護学校や障害児学級での作業学習, 授産施設などの社会福祉施設で行われ ) て いる 作 業 を参 考 に抽 出 した8 . こ の2 つ の テス トで は, 8つ の作業 工 程 にお ける 工 具, テス トサ ン プル, 調 査条 件 は 同一 のも のと した.. ( ) テスト項目の内容 3 ① 「けがき」 では, 定規などを用いて, 指定された寸法を測り, 材料に印をつけ, それらを直線で結ばせる. ② 「の こ ぎり による 切 断」 で は, の こ ぎり を用 い て, 材 料 を けが き線 に沿 っ て切 断さ せる. ③ 「糸 鋸 盤 による 切 断」 で は, 糸 鋸 盤を用 い て, 材 料 を けがき 線 に沿 っ て切 断さ せる. ④ 「穴 あ げ」 で は, 四つ 目 ギリ を用 いて, 材 料 に対 して垂 直 に下 穴 をあ げさ せ る. ⑤ 「釘 によ る接 合」 で は, げんのう を用 い て, 2つ の材 料 を釘 で接 合さ せる. ⑥ 「接 着剤 による 接 合」 で は, 接 着剤 を用 いて, 3 つ の角 材 を 板材 の 上 にコ の字 型 に接 着 さ せる. ⑦ 「研 磨」 で は, サ ン ドペ ー パ ー を用 い て, 材 料を均 一 に研 磨さ せる.. ⑧ 「塗装」 では, 刷毛と水性塗料などを用いて, 材料を塗装させる. ( 4 ) 作業能力判定テスト 作業能力判定テスト (図1) は, 生徒の作業能力の実態の概要を簡単に把握するために, A4用紙1枚に 収め, カ ルテ のよう に した. 各テス ト項 目にお ける 評価 は, A・B ・ C (A >B >C) の3段 階と し, 具 体. 的な評価内容を設定した. 該当する評価欄に 「○」 を記入する. 各テストは, テストの中に明記されている 「評価 条件」 に従 っ て 進 める 各 テス トの 進 め方 に 関する 詳細 につ いて は 「作 業 能力 判 定テス ト活用 マ ニ ュ . , ア ル」 を 参考 にす る.. ( 5 ) 作業能力判定テスト細評価表 作業能力判定テスト細評価表 (図2) は, 作業する上でどの部分でつまずくのか, また, どのような補助 や補助具 (治具) を活用すれば, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出すことができるかを明確に把 「 「 握 する も の である。 各評価 項 目につ い て は, 「○ (で きる)」 , △ (十 分 で はない が何 と か でき る)」 , x (で きな い)」 の3段 階で評価 し, 該当欄 に記 入する. 「補助 ・ 治具」 欄 に は, 生徒 が一 人 で作 業 を遂 行す る こ と. ができるためには, 指導者・補助員のどのような補助や補助具 (治具) が必要なのかを具体的に記入する. 各テス トは, テス トの中 に明記さ れて いる 「評価 条 件」 に従 っ て 進 める. 各 テス トの進 め方 に 関する 詳細 に つ い て は, 「作 業 能力 判 定テス ト活用 マ ニ ュ ア ル」 を 参考 にする.. 204.

(6) . . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. スト 氏名 1. 1 検変日. 年 月 日 B C F ‐ . 、 ‐ 一 . . . . / ◆ ‐ . . ” 定 著 C I 苓 … q戸 i 似 z 〉〆 1も ミって可穆 : ‘ r I分l :F 1 〕ぐ” マ を j り、1 ′, 事な メナねリ 家も ‘ r演 f プる ′ ” 、迫隊 - く ・できた こと力 <二七め ぐきる LL に 」 ぐ ‐ 標 勃起 好 ム を僕 I H 〕 ぐ肉 ) ↓ ; 尤 くことヵ にでき , 白 j ろ ば辞 る 。 齢乗 ‐ 3 ( 掩n X 0 1 仇 ▼ C し ≠ * ふって I I1 ぺ f 、 l r l lx 3 m nxI 1 1 ‘ 本 J jI Q に 孫 〆 たり離婚 : て ‘ * し 吃 握 ) ぐに }ゾ ) プ ・ “ -打 7 C 鴎ク ・ L ・ i Q O -ろことめ ‘ o h o mα )欲 摩 ‘でき し ′ ホ 才 凶 することゐ y 、 ▼ h ′ ▼ 力 匂 ↓× X1 ; 斬 掌 ・ フ ー r じきZ ぶ‘ こ vとX . 7 伐 ) ト う 1 こ 1 0 ′ 嬢 り ′ メ 夕 : 〉 & 切 そ ぎ に る ℃ r n ▼ 嵐 るこ ヵできメ し 、 ‘ ” P ソ ① ハ .と . r 板材 * 徒 ;鞭執. ▲′ ↑ A ” ′ ? 3 ヵ 0 ( ) お 唯税を{ 犯す ぐ▲ l n t l IX ( 態 蔑 も { 吏ぢ 代 ね ’ ぐ汀 ‐ ’ 装 客 0 o ぐ I K ずz 流 ’瀞 ; ; 渡りi こ臨 n l l ぬ′ 1 り、 材の』 1 ‘ ; 1 に 中 ↓ t 定規 ナ 毒 I Qmn ′ ′ )在 メナ 渓 〆 虜 珠 で 1 ′ 1α , t ナ と 肉 茜 a 宝 & 綱 . 、 、 く さしカ . ぬ ズ ホ 幽 ; よ 物 閉 く 家 青 O K カ ろ } t t ぷことめ ナ てさる 、レ , , き 〆・ ‘ ゆwtー. 切 断 穴あげ. 粘最 - - ・ ; on 腰 ‐ 霜杉 ”こ 蒜 L 1 < ブ i rる ≠ 1 n 1× を -姦 瓦窟に下 〔を も ”ナ i ヱノ ジ金 . 、 順 、 ′と力ゞド すりで ふ 二と力 ぐ l o ommX 題 材″ : )”* 三 て さる ること力←ぐきこ 』 “ : でュ 1 鳩ィ 〇” ′i α )r 漁 ” > 獅 下 辱 こした ユr n - リ 板材 ナ 穴を 〉けさセ 〆荻 メ 》 ・. 鰯. キ ーリ客 メ態トナニ ′もメ でできへ と力 下 プ る く ご 、. 妻 rメこ r ぐを ) 、とめ- え 、 し に , ’. 釘打ち. 粘采 ′ ・” ′ f ▲ ’ 1 飴T ′ g r ズ . ず ・ l ‘ - - t r IX 秘綿オと誓書f駕 ろ f r つi 毎 分 ノ ′ 一 イ ′ 人 力 ・“ 人 〃 , { 二つ だ ′ )う が r ノ ノ′ 、・ 、 ノ ム ′と ノ , . やできる 1 ( x ) : お水た { 史って 二とわ - ー 。彦 1 ” ヱ r l h ; 、 J ぐるふ がっ- nメ T だ ~ ( 黒く¥ 亡るニセ“ ; ^ 、1 ▲ 料 刃 轍 寂 r 壮 鴛 含 さ ‐ 禁 l まう : る n n し こと い ・ できこ~ ヌ 多し 、 “ “ γ 〆 1 7 )う 1 ( X 1 i nk ・ ・X ‘ ′ 位mmX罰 ヱ 7 1 惣 畔 牙 E mm 、 珍 ( 編 め 絶采 謡 「 ・ ー ‘ ▼ ミ ぬ” r z 、らた と メ ラメ α > ” ヂ オ尤経 文 “ 1 め 力 、ら‘ ・ フ r 柾 i ず ; メ リ 者二と i r hx て 贋 3 ^ 角材 f ムれ }材めq寂村 - ▼ ;た上ぐ . : メ ′ ; にこく、メ 樹爺 に く も 没 才′ リ; l l ( カロ 繍 お \コリ ? 奨 裂f 力 ”EL せ 溝 鵜 シ くと こし法うめ { 本 要 ) l nX * ) pこと力 ) ‘ 、” 、火 ・ ′ { ≧ “醸ピニ I 0 o ▼ 大正 獄 象 ‘ こ 』 褒喬 r孝 する, 狩 i 額 どき才 復 噛t >飯 ( カトぐ 褒ト そ 二J した ゲ iとキ ユゐ ・ ( ナ 抑 に h r r l i n き1 … 比 t ′ 」二と ^ . 、 ・ ▼ とめできる L メ ノ ′柏幻脂エ オ ′ f ( P 労 ) こ授 1 L 、 受令させ l v4 n l ni 砕 J 、 ” ▽ } ^ ▲ 、 ′ D ; し ‐ シ慧 ×】 n ・ i nK メ , ・ . ノタイ; こ カ 1 om リ ー γ Iのメ 構築 ォ f ン ・ 2 畑mmX 紙ベ サりを」 ド1 リー ‘ こ醐くご .と力←ご へ r Z O 0n 巻 キに き) ド る t n 、× ノ ノ 、 きメ り : 叙 【 0丈 ト ベ 材を隙 こ ずり 1 ン 級‘ ケー… て ュ え ¥ え” .f ・ . (#I S O ) 観 録 ゼ る” 不 才 ハ 鍔力 ′ : 、木. 捜 渚 研 鷹. 薬 殺. 鯖来 . ▼ . ‘ 諭 ァ 〆 図法米 に ヴ - 徽 度 メ ) 1 綻しろ鯵多く、, キ きり夕 蟻しべ 2 0 0 オ α 議 そ = { 〕 ” に 成り‘ 嬢 り孝 ) J以 ヱく、” 1 t フカ n l l× 粘 、 L ′ 、 ; (【 ナ ′… まとノ ≠ ; ‘ 二繰ること力 ( 亥 を ブ 2 0 0 - ‘ & ′ベメナ j 弱. Yた ナ 這 鋤き 享ば { 》 幻 セ ベ 鱒 農 学 斗を 主コ ・ = i y t x ツメ 、 l 工* . v 、 ー .リ ヒ .姿 ‐ ′ f 、 i マ方 霞少 1水性 ヱ カ ひま )ギ る 覗こ就yは 疋 ミ 方流”こ 耽 L ノて 軍 こ捻 : ;ス ね” 司 、” ん .-定 ふー 。 でき 、… , も ◆ メ 乾群 1 Z も、 斗C 水他 し、 る二とr 工て き … 板材 てできヱ : コニ ‘ .と- ; 〆とと 二 っ 樽采. 図1. 作業能力判定テス ト. 作業肯巨力判定テスト細評価表 氏名 1. の こ ぎ り び き 1 工異 1. 1 検査日 1. 両刃の二ぎり. 年. 月. 1 所嬰m卸り T. 分. 獅森 1 300mm×l oommxlomm の板材のけがき線に沿ってのこぎり街使って・ 切断させる i 1 6 l p価 ¥ 観閲 . ▼ D 末輩鯵 ′直参 ‐ ( 1 ト& 〉” ’ ナ フ 押さえ に で レ ナる ( 鷲 1 湖‘ ) ことゐ で , “). a 平 l i 鉱. 煉 台風 班 1 J・デ. 7りを: 裟 シ は );き 正しく搾ドコニと力やごきる々 〕り‘ 〆じめに、て め 幼 纏 小き織をィ 〉けること力 できる。 ー為ことが‐ G P けがき羽趣これ 野 テザ }って匂岸 できる” 税 )髪 妥m濃こて く駕 ‘ Fに‐ 軽くブ ÷れ リ トする、 :とめ フカ z入 .て塑”. 7 )‐ G 切り, 陳 才 . 士、ィ 態の人に* オネ コ 支えてもらい、フ フリf ーをi フ ”ことめやできるい を入*じず静 ・ ・に切 写 r 力 りり削 ぎ - ▼ ; q 柳 鱗き全通”こ対し“ 〉 ぐ” ←ラ ; ;配慮 ナメこと力 ぐきる” 、. i ャし然 蜜ず券特徴S 素豊艶葱 父漂窃凄寡ま. 図2. 作業能力判定テス ト細評価表の一部. 205.

(7) . 岡山. 努・金田. 弘. ( 6 ) 作業能力判定テスト活用マニュアル 作業能力判定テストを指導者の誰も が有効的にかつ計画的に活用することができるようにマニュアルを作 成した. その内容は, ①テストの進め方とその内容, ②評価の観点, ③評価の仕方, ④テストサンプル (材 料) の作り方, ⑤使用工具な どの説明, ⑥補助や補助具 (治具) の具体例とその作り方な どである. テスト サ ン プルや 補助 具 (治 具) の具 体例 は, 理解 しや す い よう に図示 し, 寸 法 な ども 明記 した. こ のマ ニ ュ ア ル. の作成により, テストを実施する上での教師の負担は軽減されることが期待できる.. 6. 作業能力判定テストの検討 今 回作 成 した作 業 能力 判 定テス トにつ い て, 現場 の指 導 者 たち は どのよう に 考 えて いる の か, 実 際 に函館. 市立凌雲中学校の障害児学級の担当者たちとの検討を試みた. その結果を以下に示す. ① 「4. 作業能力判定テストの意義」 であげた効果が十分期待できる. 作業能力判定テス ト活用マニュアル についても評価に客観性を持たせ, テストに汎用性を持たせるためにも必要不可欠なものである. ②こ れらのテス トを 活用 して, 生徒 一 人一 人 の 障 害 を考 慮 し, 作 業 能力 を 把握 する こ と によ っ て, 個 に応 じ た作 業 工 程 や 作 業 内 容, 課 題 を 設 定す る こ と が で きる‐ こ れに よ り, 「一 人 で できる」 環 境 を作 り 出 し,. 生徒の作業に対する自信・意欲, 自主性を喚起することが可能である. ③ 作業 能力 が劣 っ て いる こ と は, 漠 然 と は認 識 できる が, 具 体 的 に作 業 の どの点 にお いてつ ま ずく の かな ど. は認識できていないのが現状である. そのために個別の指導目標やその目標に対する到 達度の判断も抽象 的 なも の にな っ て しまう. こ れ らを改 善 する た め には, 生徒 一 人一 人 の作 業 能力 の 実態 把握 が必 要 である.. ④これらのテストを活用することによっ て, 生徒一人一人の作業能力の実態に応じた題材を開発することが 可 能 になる. 教 師 の題材 開発, 準備 な どにお ける負 担 は, 軽 減さ れる こ と が期 待 できる‐. ⑤作業能力判定テストと作業能力判定テスト細評価表における各テスト項目や評価項目において, もう少し 安全面に対して考慮すべきである との指摘を受け, 各テスト項目や評価項目に若干の修正を加えた. 糸鋸 盤による切断に関して, のこぎり びきの評価項目と同じ観点から評価項目を設定し直した.. 7. 作業能力判定テス トの適用 作業能力判定テス トを適用して, 生徒一人一人の木材加工における作業能力のきめ細かな実態把握をする ことが可能であるかを検証するために, 函館市立凌雲中学校障害児学級において, 作業能力判定テス トを実 施 した. 適用 の対 象 は, 3年 生 の知 的障 害児 M ・ Yく ん, T ・Sく ん, M ・ Tさ ん, S ・ Wく‐んの 4名 (男 子 3 名, 女 子 1 名) である.. 作業能力判定テスト活用マニュア ルを基礎として, 作業能力判定テストを実施した. 生徒の作業能力の評 価に関しては, 作業能力判 定テスト細評価表を中心に評価し, それらの結果を基礎として, 作業能力判定テ ス トにお いて の評価 を試 みた. 以下 にそ の 内容 を示す.. 206.

(8) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. - -一 こご Y ; き ざま \. ★ . ノr r ノ - - . 4、 』 . 」 』 . ゞ. . 写真1. 写真2. けがき. . ぎ. . . , . . 唾^ き. . ぜ1 扇. . 犠. 一 十. . 亀 -t. 滋. . . ー 、 」 - ‐ , . ・ . . のこ ぎりによる切断. 写真3. 糸鋸盤による切断. . . . . \ ,. 、. ー. バ. 沖 鴎 ^. . . 写真4. も. . 写真5. 穴あげ. 写真7. . . 研磨. . 釘による接合. 写真6. 写真8. 接着剤 による接合. 塗装. 作業能力判定テスト適用の結果, 生徒一人一人の木材加工における作業能力の実態を的確に把握すること ができた。さらに, 各生徒の実状に応 じて, 適切な補助や補助具 (治具) を設定することによっ て, 生徒が 作業を 「一人でできる」 状況を作り出すことが可能となった. 各生徒に設定した補助や補助具 (治具) につ いて, 以下に簡単に示す. M・Y. くん T・ S. くん M・T. さん S・W. くん. のこ ぎりによる切断の工程では, けがき線に沿っ て正確に切断することができる切断用の補助具 (治具) を, 接着剤による接合の工程では, 枠状の補助具 (治具) を使用 した‐ また, 作業全般において, 声かけ による補助が必要であることが認められた. 材料に対するのこ ぎりの角度と刷毛の持ち方について, 声かけが必要であることが認められた. 寸法の測り方とのこ ぎりの扱い方, キリの扱い方について, 声かけや示範が必要であることが認められた. また, 説明・指示された通りに作業を遂行することが苦手なので, 随時, 声かけが必要である. ほとん ど補助や補助具 (治具) は必要ないことが認められた. 唯一留意すべ き点は, 寸法の測り方である.. 207.

(9) . 岡山. 努・金田. 弘. 8. 題材の選定 題材には,テスト項目として取り上げた作業工程の大部分を題材に導入することができ,生徒が作業を「- 人 でできる」 状況 を作 り 出す こ と が期 待 できる と いう 理 由か ら, 「年 輪 ブロ ッ ク を組 み 合 わせ た コース ター」 1 Pm) か ら年 輪 ブロ ッ ク ( (写真 9) を 取り 上 げた. ス ギ角 材 ( 30mm×30mm× 8 mm) 30mm×30mmx300 を9つ 作 製 し, シナ合 板 ( 200mm×93mmx 4mm) か ら底 板 ( 93mm×93mm× 4 mm) を作 製 する. 9 o m m ▼. ・ 署総奪露誓ま で当惑諾 ′ - , ;〆 馨総きだ墨 ;” 壷 もぎ ド ぢ ↓;: れ ÷ ふ滋・ 崖鷲 . 3 0 n m ト…- 「 ‐÷+ r ÷÷r÷「 8 m m…, 「▼4 、--柵ニニf『ー m m Wー 3 0 m m . Q n - 3 0 m m. . 写真9. 年 輪 ブロ ック を 組 み 合 わ. 写 真10. コース ターの材 料. 図3. コース ター の寸 法. せた コース ター. 本題材の基本的な作業工程を以下に示す. ①けがきの工程 板 材 の端 か ら93mm の二箇 所 に 印をつ け, 定 規 な どを使 っ て直 線 で結 ぶ.. ②糸鋸盤による切断 (底板) の工程 糸 鋸盤 を 使用 して, 板材 を けがき 線 に沿 っ て切 断 し, コース タ ー の底 板 を作 製す る.. ③のこぎりによる切断 (ブロック) の工程 の こ ぎりと 補助 具 (治 具) を用 い て, 8 mm 厚 の年 輪 ブロ ッ ク を9つ切 断する. ④サ ン ドペ ー パ ー によ る 研 磨 の工 程 ( ) 1 サ ン ドペ ー パ ー を用 い て, 切 断 した年輪 ブロ ッ ク の 面取 り をする. ⑤ デザイ ン (ブロ ッ ク の 配置) の 工程 9つ の年 輪 ブロ ッ ク を どのよう に組み 合 わせ て模 様をつ く る のか を 実 際 に底 板 の 上 に 配置 してみる.. ⑥接着剤による接合の工程 接 着剤 を用 い て, 9つ の年 輪 ブロ ッ ク を底 板 か ら はみ 出さ ないよう に接 着 する.. ⑦隙間埋めの工程 ウ ッ ドパ テ (木工用 充填 補 修剤) を用 いて, ブロ ッ ク 間の 隙 間を充 填する. ⑧サ ン ドペ ー パ ー によ る 研磨 の 工 程 ( 2 ) サ ン ドペ ー パ ー な どで余 分な パ テ を 除去 し, 表面 を平 坦 にする.. ⑨塗装の工程 水 性 塗 料を用 いて, コース ター を 塗装 する.. 作業能力判定テストの適用による生徒の作業能力の実態から, 生徒が作業を進めていく上で, 困難が予想 されるのこぎりによる切断の工程と, 接着剤による接合の工程において, 補助具 (治具) を開発した. ブロック切断用補助具 (治具) は, ガイ ド (溝) にのこぎりを挿入して, ガイ ドに沿っ てのこぎりをひく だ けで, ス ギ角 材 か ら8mm 厚 の ブロ ッ ク が作 製 できる も の である.. 208.

(10) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. ブロ ッ ク 接 合用 補助 具 (治 具) は, 9つ の 木片 ブロ ッ ク を底 板 か らはみ 出さ ず に, かつ, ブロ ッ ク 間 の 隙. 間を作らずに接着することができるものである. この補助具 (治具) は, 境界線の認識が少ないM・Yくん に使用した.. 写真12 接合用補助具. 写真11 切断用補助具. 9. 作業工程表の作成 作 業 能力 判 定テス トを 適用 したM ・ Yく ん, T ・Sく ん, M ・ T さ ん, S ・Wく んの 4名 の生 徒 に対 して,. 「年輪ブロックを組み合わせたコースター」 を題材に取り上げ 授業実践を行うにあたり 作業能力判定テ , , ストによっ て把握した各生徒の木材加工における作業能力の実態を基礎として, 生徒一人一人の実状に応じ た作業工程表 (図4, 図5) を作成した.. 1. 1 ナ カ“ 婁. ; * ・さし力 驚矧 コ ‘. 合板. 、 と. 切断線 ). ” 性 糸“間 :. 合板. 3. 切脚. のこぎり. メギ角材. サンドペーパー. ブロック ぽ叩 金極 霊 幻. 4. 疎め. ”. デザイン ) 霞, u 皿. 6. 総. ブロック. 舗(蜘 塗 疫※ - ラ ネ ー. ク 乍 コ} ソク 合板 嫌 圧粘 り. どこ ‘ ; 彩 れをつけるのか\定規 党 力 ~ J 印と印に令って 叱野 α ) i 醐謬”こ 日” を〉 『 ナ ]と lに 、靴 i 脅りている力 a 、 し , 一(か が政 、るわ弔 噛 め ・ させ め 定規などを使って= 館隊せり肋、せる ら f “ 厳封 綿疑義 ご 、・・ ぃ ・ 、 さ 鰻 七姿 ’ )し 、 . 薄 ひ 創閲醸 ) 槻検をき ′ せて 々 . - 、 ヌ 板材をi 糧こ沿 力 》 ナ カき繍 G こさ 劫 略をON‘ ) 、糞 ナる も ヒ糸域 卿 蟻を { 崖則し せ ) リー バ ン う とネ ミ解 。向分 断 ず d て頃 盤の1 ’ 図立蹴に十 ÷ ク 分に 〃 る , , 漆濁 齢きせる 。 . ブロック切断”鯖台糾看係 ′ 科 て へ さl tる 嵐ぜ 増醐定 当こはシリ 。治 fりと油 へ び )こぎ 兵 を 用 ,. ヵ コンネ ・ツト針繁用ずる “村に 、 し て8一柳 掌 : ブロッ α ) ′ 公hするのこぎりの角残ド@ カ ク各 灯9つ境蹴升する r , を知らせる 。 鞘恥嵐が ダ 幽 ‐ ′ つ入 舎 磯 鱒 瞬 ・ て : 》 ” qし 、 こ涛 , ーナ時 示範をする。 カ く サ ド ・ -象 ′用 ‐ ′ドベー′ サ、 リキを月 リ 敵し メド . へ・ ・ て、朝胸 ブロ 浄 しv ‘ した t - ′ <-′も ′ ‐ -ぇ 巻き メナき 蟹 “′ ・ ^ i ′ リ に ふ <-′&…を木片 ) i 貫取りを 鎮 o り ′ ックヴ i ンド - 〆 t 上 ① . 〉 z “ . ・ o v - ◆ メ私 ‘ Z yブr ′ツク瑳 9′ : 〉 ÷ 甲輪″ 着 ¥ 〔 フッ 〉 需と、フ 〆 r L カ o 稲鰭饗横 ミ )ように ヱ‘ ・ ー 大 クを9′欄 に モ ジ … すると : ・ コは る力 ・ を す 柊 紙夢 {金ネ ^ ◆る二 でぐき i きZ だ E 力 形 め ′ . 瞭に合板α ) ÷ に ‘ こ 百 と徹 ′ づ と1 こ欠 【 ・ せる ヵ . . して メ メメ D “. α一・〆 セ ′ ご 慧 武 “ ブロック ブロックと. : ‐ ブ ロ ク ッ ” 消 く 7 胴 ウッド デ 《テ ノ の / 刑 〕隙間をウッド . I皿め 合板( 疲 P 賎 氏粍 ’ を用L、 て充増す る。 サンドペーパー“険 ー た ブ以ず ・ くテを除 ク タ ナ 公ウツ1/ ッ . 〈 8 研醐 サ Y - ンドベー′ ▲ d隊楓 命舷( 郁 返し 面を ‘ 転 喪 こ i 服 り ・ i 、◆ “る す へ 坐脇料 水セ , を r用い. でコ ‐ ブロック 9 7 火性晦胡略・筋 - 霞 ースターを ト ・強焚させ 愈激 切 隊挑 め メ o み. 麟. 図4. ; 各- ブL 1ツクを戒 ・じ ’ら力 め決めた箇所に t 賢 ≠ 脊ず こう‘ る、 こさ ‐ tる モ , . L こう ’ ウッド′ ヒ ヱ適鷺・ ′ え、必 膜珍 メ ヒに{ 4 f 用き , ー ≠ ‐ 、 べ と し ヱ “ ^ ‐ 一 ′ j ¥ 水 … を 〆 期 翁L サンド . 、 ^-′ く へ ・ - … 二巻き′ “ナさ せノ リ リ . 通 鰍の強将 ト安- コr ナさ . E 方 t t 幻に熱 賢さ ー , 、一i , 卜る せ .. ‐ ぶ 扇 際” = 〉 打 電凱 襲郷殿方 不夷 邑L <、 .. ソ く ・ 碑賢 ヌ ソッ1′ デカ ク 叱 ヒ ) - f 漢 , r “ ” 1 月 1し考 、上う; 汐 rを こ し こ戸 r ・ } ナ メ 卸 “ *」 メ ミ ー る ′ , 。激闘功績がサンド り穴片に巻きつける 狩 “ 簸蜜するように欄かけをす. 生徒一人一人の作業工程表の例 ( 1 ). 209.

(11) . 岡山 封 f 乍・ 作 m 埜. 鯛工具・鯛. 醐 柵ヰ ヰ 醐柵. 1. くさ ー ナ力. 7 , ど 父‐さし力竹 ュ. ′ 合板. 2. 、 切断①. 非 議 鵬 触 媒. 合板. 3. り” 2 ) 爪. ▲ ▽ り ) 二き ‐. ス: ¥費 洋オ. 4. 忙 } ,. G. 7 8 9. 努・金田. 弘. 作業 容 作 業内瀞. 曾 期 L 上の ・ -屈 ; 曾枇の ‐ 含 曇 補助・ ダ 鵠 ▼ : ど二を畿鵡 明こ ナ法を ・抑 Jるぴ ) ー ′ . r ▲ 宜渇 化 」 ; キ カ噌 と 中 ニ合って 力 隣 rるヴ ・ カ薄 こ臼 まつr フ 工 、とこ{ 、 液} ′ Fご - しる“$ さ L Z 7 7ゞ“ ) 1 ・ 費力 琴ナ 1 - ・ ヒ こよ { ′ シて知らt 、 - n rる 荊 ら i ’ t Aそつr・ r i 去ろqEL ・ 汐 “ 立鋪 ′ し ・ ‘ ’た勺 ぃ . . ・ 乱さ ・ 上る t ” 、 糸倣 ) 化さ ‐ 弛 凄 む 寿 一 悌 ! せて 、 、 ・ i 板 1 ォを ‘ ナ カ 娘にヂ ′ONにき さ′ 育 力 ・ ら 鉄を 、縄翻 - ぐ 〆 彰 際を「 つ 糸鋤 虹灯し ・ Fと”餅 せる けの‐ い自う .切断 て 「ずる 盤の刃〃 ) 1 ・ G 【 瞳に・ { う )に . も ・ せろ . 舵紙き. 板* び 湘 融 肋、 才 ら9 3c m . ; び 1 )篤厚 〒 ‘ 1 r を〆 L ナ ; 〉 ‐ ・ ≠ 定規/ 2ど針吏って直 線て端 ぢ 人 二. ▼ : ジ )こさ ′ りと? 友 月 - 合口 ・ . ・ ブロッ 叫ばの し (a1 : ^ i ぎ クた G 力蹄ド ナる t kる ‐ 糟 即 ” め国功 リタ 1 り云 し ・ 2 瀞 際を に9ィ地 コ 任 せ y ゲ 瑠蛇小 “ をお 、後. ・ { く ぐ ・ … - ★を サンド ノ i H ; ・ ′ rを′ /} + ; 刊 サ↓ ほし、 ‐ ‘ . - ブロック し ブロ ′ ・ ( 斤した ′ 6 t ・ F 秤 「 rるJ どノ ホ” カ 分化 ゾ T 名 ノ 、切法 r く一/←-を ; ′ rき 巻き′ t ) r ご ‐ 合板 板 Fr t 晦納 め ックび i 7 ) d 日夜り長 r j Z - ・ ; r > 毛 とる ぐ封 【 ー t ダし とノ 1 ] “ そ 1 、 . - ブロック〃 9′ 〕 つば 〕年 - ′ ′ の為 牲斗 年輔 i に 」ツ 、ジ ”勧 ← tをど▽ 聾 )ように ・ ブロック デザイン ‐ rると ′9メ クを : 大 メ舵痴 r → - ◆ ” 合 * せ る、 ォ 並 み を ′ ※ > . ・ ・ ▲ ; ・ ) - 鼠- 1 U - 台糖 i( 力 D 熊坂 E ワ で ヂ 形 きるこ きプ 工 ソ I 瞭 【 〃 ÷ にに記 ‘ . こ合郁 ) じ賦 と 蟹 ・ づ ‘ こ 力 v 紙 せ る ^ . J ; し く 5 } や /ロックを合 も ) 〃 ィ ) 〕 ▼ ー ブ iツタ黍 ′ 名 ト ; r ・ L ; つらヵ “ プ醐ツク 柱 わから 蝕さZ 、 t i ク ‘ と に し : 、 」 褒 卵 I 罰 著 i船 お解野、 め心′ 【 後 ず を キ コ ド ◆ . ・ ▼ . 含祇 、 , 学 こ分‘ i( n 転 傍 ミ ようにモ 艶緋飾 りを用し キ る上‐ ラ こさせるい - て + 褒縛可 る 、 , 」 ブ′ツクと・ {ク‘ ブ’; ‐ ・ ±道 ぁ 煙 に ; ー ヒヴ )ウッドベアを Z f t ソク ウッド/ .” 、要珍 . ブロック :F ; . - バ ‐ ‐ α 卸隙間を マ ↓ ン 1 { 1ぎ i テ え 益 1 ン・ ズロ~ トを i 要 ゴニ 吏月 ¥ 1 } こメ カ : メ 醐埋め ウッド′ごr 合板‘ こう: ・ ‘ ′ ン1′ . . 、 メ , に 秘 め ‘ 耳 、 在用しv 「ミ ぐ t ≠ し 充填「 t る・ こ 」 ‐ 、 , ‐ . ‐ ′ ;一′ < ◆ サ - ′ド 才 ; : 二 ; /ド - 木片 サン ぐ 詫・ H 在 ] 離し J i L I こえ ノ * 3 モ 面 j る 平 タ う 二子 亡 ) ご” ;メ ー . 、 ‐ r 7 iツク < く . 乏 く ▼ ) l rンド ′ - - … - ラ こ…に ノ f 分 ト ≠ ノ 事 珠三 に′ 巻きィ さ た を ;し 力 ・ { 亡知 ア ) ‘ ブ ! に 十 ナ こ ヒ :ら〆 > w ,y こ . . , 、 、 ペーノ 庄 妬 め 詠揺 に切 1 ▲ ・ 噌 ・ : ・ せる} 埜 モ 面 毛 平壌 1 にづ こ ′ ん ‐ 、 , 一) rる、 [ 態才 ≦ 1 こ 九町に塗↓ :う‘ ” ブロック ′ 跨叢 k だ 鰹会得.欣 一 も t ノ 妬 , 声め】 ナを する l デ 労りくり‘ i yし 合銭 ヱ( 遊班の - き せる 。. 研閃). 図5. 生徒一人一 人の作業工程表の例 ( ) 2. 各生徒の作業工程表では, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出すために, 生徒一人一人の実状に 応じた作業内容や補助・補助具 (治具) を適切に設定することが可能となった. これは, 作業能力判定テス トにおいて, 各作業工程における作業を 「一人でできる」 ために, どのような補助・補助具 (治具) が必要 であるかが事前に把握されていたためである. 以下に, その具体的な内容を示す. M・Y. くん. T・S. くん. M・ T. さん. S・W. くん. 210. 糸鋸盤による切断, デザイ ン (ブロックの酉古置) 以外の工程では, 全般的に声かけによる補助を設定した. のこ ぎりによる切断において, ブロック切断用補助具 (治具) を, 接着剤による接合においては, ブロ ッ ク接合用補助具 (治具) を使用 し, 作業を 「一人でできる」 ようにするとともに, 作業に正確性を求めた. 材料に対するのこ ぎりの角度が大きす ぎるので, 声かけによる補助を設定した. また, 刷毛の持ち方に問 題があるので, 正しい持ち方について, 声かけと示範を設定した. のこ ぎりによる切断においては. ブロ ッ ク切断用補助具 (治具) を設定し, 作業に正確性を求めた. 寸法の測り方, のこ ぎりの扱い方について, 声かけと示範を設定した. のこ ぎりによる切断において, ブ ロック切断用補助具 (治具) を設定したが, この補助具 (治具) は補助員が固定するようにした‐ また, 指示された通りに作業を遂行させるためには, 作業全般において, 声かけによる補助が必要となる‐ 寸法を正しく測り, 直線を引くことができるよう に, 声かけによる補助を設定した. のこ ぎりによる切断 においては, ブロック切断用補助具 (治具) を設定し, 作業に正確性を求めた..

(12) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. 10 . 作業工程表を基礎とした授業実践 「年 輪 ブロ ッ ク を組 み合 わせ た コース ター」 を 題材 に した 授 業実践 は M ・ Yく ん T ・Sく ん M・ T , , , さ ん, S ・ Wく んの 4名 の生 徒 を対 象 に行 っ た. 以下 にそ の 内容 を示 す.. 馳 ー でき { . ー 写真13 けがきの工程. - も ぎ 亀ギド蟹. . 、. にき. . . . 転機」も;. 一 キ -. 写真14 糸鋸盤による切 断の工程. 写真15 のこ ぎりによる切断の工程 . . 写 真16. サ ン ドペ ー パ ー に よ る. 写真17 デザイ ンの工程. 写真18 接着剤による接合の工程. ) 研磨の工程 ( 1. 1. 一一 - ヘ - ド. きき 声 蟹 ご 藍だき む. 写 真19. 、. . ′. r ご Y. ,. . . れ‐、. 謙. 隙 間埋 め の 工 程. 写 真20. サ ン ドペ ー パ ー に よ る. 写 真21. 塗装 の 工 程. 研磨の工程 ( 2 ). 生徒一人一人の作業工程表を基礎として, 生徒一人一人の実状に応じた作業内容や補助・補助具 (治具) を適切に設定し, 授業実践を行った結果, 各作業工程において, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り 出すことが可能となっ た. つまり, 各生徒に適用した作業内容や補助・補助具 (治具) の大部分は, 生徒が 作業を 「一人でできる」 状況を作り出すことに寄与することが認められた. また, 作業能力判定テストによ る各生徒の適用結果と, 授業実践における各作業工程 における各生徒の作業能力の到達度との関連性を比 較・検討した (図6~図9) . その結果, 4名の生徒全員が, すべての作業工程において, 作業能力の到達 度 が 「○」 (作 業 を 遂行 す る こ と が で きる) に な っ た. こ れ は, 生 徒 が作 業 を 「一 人 で で きる」 状 況 が作 ら. れたことを表している. なお, S・Wくんは, 隙間埋めの工程以降の授業を欠席したため, 作品は未完成で ある.. 211.

(13) . 岡山. 努・金田. 弘. 作業能力判定テストを適用した段階において, 作業能力の低い生徒が, 作業を一人で遂行することができ るような手立て (生徒の実状に応じた作業内容, 補助・補助具 (治具) の適切な設定) が確立されていれ ば, 授業実践においても, それらの手立ては有効的に活用する ことができ, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況 を作り出すことが可能であることが認められた. これらの結果から, 作業能力判定テストの信頼性は, 非常 に高 い こ と が認め ら れた. 作業能力判定テスト 補助・治具 実態 による改善 1 )けがき (. コースターを題材にした授業実践 補助・治具 実態 到達度 による改善. O. 2 )糸鋳盤に ( よる切断 ( 3 )のこぎり による切断. O. 4 )研磨( D (. O O. O. 2 )糸鋸盤に ( よる切断 ( 3 )のこぎり. O. O. O. O. O. 4 ( )研磨①. O. 5 ( )デザイン. O O. よる綾含. ( 1 )けがき. O. 5 ( )デザイン 6 ( )接着剤に. O. 作業能力判定テスト 補助・治具 実態 による改畜. 7 )隙間埋め (. による切断. O. O. O. 7 ( )隙間埋め. O. O. O. { 8 )研摩②. 9 ( )塗装. O. O. O. 9 )塗装 (. 1 ( )けがき 2 )糸露難に { よる切断 3 ( )のこぎり. O. 4 )研磨① (. O. 6 ( )接着剤に よる接合. O. 7 ( )隙間埋め ( 8 )研摩②. O O. 9 )姿装 (. 図8. O O. O. 5 )デザイン (. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O. O O. O. 1 ( )けがき 2 ( )糸鋳盤に よる切断 3 ( )のこぎり による切断. O. O. 4 )研磨① (. O. O. 5 )デザイン (. O. O. 6 ( )接着剤に よる接合. O. O. 7 )隙間埋め (. O. O. ( 8 )研磨②. O. 9 ( )塗装. O. O. O. O O. コースターを題材にした授業実践 補助・治具 実態 到濃度 による改善 O. O. O. O. O O. O. 図9. O. T・Sくんの到達度. 作業能力判定テスト 補助・治臭 実態 による改鋳. M・Tさんの到達度. O. O. O. O. O. O. O. O. S・Wくんの到達度. ○. →. △. →. x. →. 作業を遂行することができる。 十分ではないが何とか作業を遂行することができる。 作業を遂行することができない。. -. →. ) ( )においては, 作業能力判定テス トの項目に含まれ 5 7 補助や補助具 (治具) の必要はない。 作業工程( て い な い。. 212. O. O. による切断. ※. コースターを題材にした授業実践 補助・治兵 劉遠度 実態 による改善. O. O. 図7. M・Yくんの到達度. 作業能力判定テスト 補助・治具 実態 による改善. O. よる接含. 8 ( )研磨②. 図6. O. 6 〔 )接着剤に. O. コースターを題材にした授業実践 補助‐治臭 到達度 実態 による改蕃.

(14) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. また, 各生徒の製作した製品の完成度は非常に高く, それらには大きな差異は認められなかった. その理 由として, 以下のような点があげられる. ①生徒一人一人の作業能力の実状に応じた作業内容, 補助・補助具 (治具) が適切に設定され, 生徒が作業 を 「一 人 で でき る」 状況 が作 ら れた.. ②ブロック切断用補助具 (治具) やブロック接合用補助具 (治具) を使用 したことによって, 作業や製品に 正確性が付与された. ③作業工程表は各生徒に作成され, 各生徒は自分のペース で作業を進めることが可能となり, 一つの作業に 多くの時間を費やすことができた. 生徒は, 年輪ブロックの変化に富んだ模様に大きな関心を示し, 自分の好きな模様になるようにブロック を配列した. M・Yくんには, 意図的な配列は認められなかっ たが, T・Sくんは, 年輪模様を同一方向に , M ・ Tさ んは, 対角 線上 の年 輪 模 様 を 同一方 向 に, S ・ Wく ん は, 4つ の ブロ ッ ク を用 い て 年輪 模 様 が ひ ,. し形状になるように配列した. このように, 本題材には, 自分の力で考え, 決定するという要素が含まれて い た.. 写真22 M・Yくんの作品. 写真2 3 T・Sくんの作品. 写真24 M・Tさんの作品. 写真25 S・Wくんの作品 (未完成). 11 . 考察および検討 作業学習と しての木材加工において, 生徒一人一人の実状に応じたきめ細かな指導をしていくためのプロ セス につ いて, 検討 する.. はじめに, 作業能力判定テストによって, 木材加工にお ける生徒の作業能力を的確に把握し 各作業工程 , において, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出すために必要となる補助や補助具 (治具) を生徒の 実状に応じて検討する. 生徒の実状に応じた題材を選定したら, 各生徒の個別の目標や課題を設定し 生徒 ,. 213.

(15) . 岡山. 努・金田. 弘. 一人一人の実状に応じた作業工程表を作成する. 作業工程, 作業内容, 補助や補助具 (治具) について, 適 切に設定する必要がある. これらの作業工程表を基礎として, 授業実践を行うことになるが, 生徒が作業を 「一人でできる」 環境が整備さ れていなければならない. 授業実践後に, 事前に作業能力判定テストによっ て把握した各生徒の作業能力と, 授業実践における作業の実態, 作業能力の到達度を比較し, 作業能力判定 テストの信頼性を評価, 検討する. これらの評価を踏まえ, 生徒一人一人に関する考察をまとめて保存資料 とする. 例 え ば, 年 に1 回 と いう よう「なサイ ク ルで, こ の プロ セス を 定期 的に 実施 する こ と によ っ て, 生徒. の木材加工における作業能力の成長の様子を把握することができる. また, 現段階の作業能力を向上させ, より 作業 を 「一 人 でで きる」 状況 に近 づ ける た め に は, どのよう な課題 を設 定する の か, どの よう に補助 や. 補助具 (治具) を工夫すべきかなどの手がかりにも成り得る. このような生徒一人一人に関する考察をまと めた保存資料を次の題材, 授業実践に有機的につなげることが肝要である.. 定 丁 ス トl 業能力 1作業能力判定テス ↓. 容疑顎 〈一E業能力の 度に 生 必′ 吏き′ r ネ南自力 ・夕壱耳ロ - .cD;. . 個別の作業工程表 ↓. 評価‐考察 図10 生徒一人一人の実状に応 じたきめ細かな指導 を展開するためのプロセス ) を 踏 むこ と によ っ て, よ り 的確 に 生徒 の 木材加 工 にお ける 作 業 能力 を把 握 継 続 的 にこ の プロ セス (図10 する こ と が でき, 生徒 一 人一 人の 実状 に応 じたき め細 かな 指導 を展 開 して いく こ と が可 能 となる.. また, 常に生徒の作業能力の到達度が高くなるような題材を取り上げて, 授業実践を行うのではなく, こ れ ら の プロ セス にお いて 得る こ と ができ た生 徒 一 人一 人 に関す る 考察 をま と め た保存 資 料 を 基礎 と して, 生. 徒一人一人の実状に応 じて, 目標・課題を高く設定し, 作業能力の向上や作業を遂行することに対する達成 感や成就感などを高めることを目標とすることも必要となる. 作業学習において, 生徒一人一人の実状に応 じたきめ細かな指導をしていくためには, 技術教育, 特に木 材加工を専門とする教師の存在が必要となる. 障害児教育において, 技術教育, 特に木材加工を専門とする 教師の数は少ないのが現状であるので, このような状況の中で生徒一人一人の実状に応じた効果的な作業学 習を展開することは, 困難である. 作業学習は, 障害児教育において大変重要な指導形態の一つであり, そ の 扱 わ れる 内容 は, 技 術 教育 と大 き な 関 わり を持 っ て いる こ と は明 らかで ある. した が っ て, 技 術 教 育, 特. に木材加工を専門とする教師は, 作業学習における題材開発や生徒の作業能力の把握, 効果的な作業学習の 指導などにおいて, その専門性を大いに発揮することが期待できる. これからは, 障害児教育と技術教育の 連携を視野に入れながら, 特に木材加工を専門とする教師が障害児教育に, 新たな活躍の場を求めることが 望 ま れる.. 214.

(16) . 障害児教育における木材加工の実践に関する研究. 12 . おわりに 本研究を通して以下のような知見を得た. ①作業学習としての木材加工において, 生徒一人一人の実状に応じたきめ細かな指導をするためには, 生徒 の作業能力を的確に把握する必要がある. ②作業能力判定テストを適用した結果, 生徒一人一人の木材加工における作業能力のきめ細かな実態把握が 可 能 とな っ た.. ③作業能力判定テストの適用により, 各生徒の実状に応じて, 適切な補助 (声かけや示範など) や補助具 (治 具) を設定することは, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出すことを可能にするということが明 らか にな っ た.. ④作業能力判定テスト活用マニュアルは, 作業能力判定テストの有効的, 計画的な活用に, 多大なる効果を 与 え た.. ⑤作業工程表を基礎として, 生徒一人一人の実状に応じた作業内容や補助・補助具(治具)を適切に設定し, 授業実践を行っ た結果, 各作業工程において, 生徒が作業を 「一人でできる」 状況を作り出すことが可能 とな っ た.. ⑥作業能力判定テストによる各生徒の適用結果と, 授業実践における各作業工程の各生徒の到達度との関連 性を比較した結果, 同様の作業能力の実態把握が得られ, 両者の関連性の高いことが認められた. ⑦作業能力判定テストの信頼性は, 非常に高いこ, とが認められた. ⑧作業学習としての木材加工において, 生徒一人一人の実状に応じたきめ細かな指導を展開するためのプロ セス を構 築 する こと が でき た.. 本研究において開発された作業能力判定テストや生徒一人一人の実状に応じたきめ細かな指導を展開する ために構築されたプロセスが, 作業学習としての木材加工において, 障害児教育の多方面において実践され る こ と が期 待 さ れる.. 今後, 障害児教育と木材加工の関わりについて, 本研究で得られた経験や知見を生かして, さらに研究を 進 め たい と 考 え て いる.. 最後に, 作業能力判定テストの実践および授業実践の機会を与えられ, 種々御教示下さっ た函館市立凌雲 中学校の吉田秀悦校長, 内田弘治教頭, 障害児学級の小林康秀教諭, 清水雅彦教諭, 佐々木真由美教諭 北 , 河剛治教諭に感謝の意を表わしたい.. 引用及び参考文献 1) 文部省:盲学校, 聾学校及び養護学校学習指導要領(平成1 1年3月)解説-各教科, 道徳及び特別活動編-, 東洋館,20 0 0 2) 岡山. 努, 金田 弘: 木材加工教 育の 実践 に関す る研 究 (第21報) 障害 児学級 にお ける 授業 実践 につ いて ( 2 ), 北海道 , 教育大学紀要 (自然科学編), 第51巻 第2 号, 2001. 3) 文部省:作業学 習 指導の手引, 東洋館, 1995 4) 金田 弘, 田村 健:木材加 工教育 の実践に 関する研究 (第3 報), 障害 児教育 にお ける 木材加工 の 現状 北 海道教育大 , ・ 学紀 要 (第ロ部B) , 第42巻第1号 , 1990. 5) 金田 弘, 津田 義治:木材加工教育の実践に関する研究 (第2 0報) 1 ) , 障害児教育における授業実践について( , 北海道 教育大学紀要 (自然科学編) 1巻第1号, 2 0 0 0 , 第5. 215.

(17) . 岡山 6) 日本木材学会:もく ざいと教育, 5. 努・金田. 弘. 障害児教育と 木材 (分担: 金田. 弘), 海青社, 1991. 0 0 0 1年度版, 北海教育評論社, 2 1 7) 北海道教職員組合編:北海道教育関係職員録20 ※知的障害養護学校の教員 の専 門教科 につ いては, この文献にお いて公表されていないので, 中学校併設の障害児学級担 当の教員の専門教科のみを参考と した.. 8) 岡山 努:函館地区の知的障害者社会福祉施設における木材加工に関する調査-作業学習について, 北海道教育大学函館 0 0 1 学校教育学会第7回年会発表論文集, 2 9) 金田 弘, 洋田 義 治: 障 害児教育 にお ける 木材加 工の 実践 につ いて, 日 本産 業技術 教育 を会北海道支部研究論文集, No.12 , 1999. 0 1 ) 岸田 義治,金田 弘:障害児教育における木材加工の実践について(続) ,日本産業技術教育学会北海道支部研究論文集, No.13 , 2000. ) 1 努, 金田 弘: 障害 児教育 にお ける 木材加 工の 題材 開発 と実践 につい て ( , 日 本産業技 術教育 学会北 海道 支部研 究論文集, No.13 2 0 0 0 , 2 ) 12 ) 岡山 努, 金 田 弘:障害児教育 にお ける 木材加工 の題材 開発と実 践につ いて { , 日本産業技術教育学会北海道支部研. ) 岡山 11. 究論文集, No‐14 , 2001. 3 1 ) 羽生 和夫:中度精神薄弱児の木工作業能力の向上を目指した指導の一考察 実態把握表の適用を適して, 特殊教育長期 研修員研究報告書, 宮 城県特殊教育セ ンター, 1993. 0 0 0 4 ) 全国知的障害養護学校長会縞:新しい教育課程と学習活動Q&A 知的障害教育, 東洋出版社,2 1 9 8 9 1 5 ) 上岡一世:親と教師で取り組む障害児教育3 就労自立を果たす指導法③ 働くことの指導編, 明治図書,1 0 0 0 ) 日本知的障害者福祉連盟編:発達障害白: 書2 0 0 1 1 6 , 日本文化科学社, 2 17 ) 藤本文朗・小川 克正: 障害児教育 シリー ズ 1 ) 清水貞夫・玉村 公二彦:障害児教育 シリ ー ズ2 18. 障害児教育学の 現状・ 課題・将 来, 培 風館, 1999 障害児教育の教育 課程・方法, 培 風館, 1999. 1年3月) 解説-総則等編- (幼稚部・小学部・中学部・高等 9 1 ) 文部省:盲学校, 聾学校及び養護学校学習指導要領 (平成1 部), 海文堂, 2000. 1年3月) 解説‐自立活動編- (幼稚部・小学部・中学部・高 2 0 ) 文部省:盲学校, 聾学校及び養護学校学習指導要領 (平成1 等部), 海文堂, 2000 ) 文部省:一人一 人を大切 に した教育-障害等に配慮 して-, 大蔵省印刷 局, 1996 21 ) 文部省:心身障害 児の教育と教材・数具, 大蔵省印刷局, 1994 22 ) 文部省:中学校学習指導要領 (平 成10年12月) 解説‐技術・家 庭編-, 東京書籍, 2000 23 24 ) 石田晴久ら:新編 新 しい技術・家庭 上, 東京書籍, 1998 25 ) 鈴木寿雄ら:技術・家庭. 上, 開隆堂, 1997. (岡山. ) 努:函館校大学院生 (技術教育専修) (現 北海道札幌養護学校教諭). (金田 弘:函館校教授). 216.

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参照

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