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アジアの動向 パキスタン 1964

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アジアの動向 パキスタン 1964

著者

アジア経済研究所

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

シリーズタイトル

アジア動向年報

雑誌名

アジアの動向1964年版

発行年

1964

出版者

アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00051992

(2)

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(3)

パ キ ス タ ン

一 ー す す む 自 立 経 済 へ の 道 一 一 1960年7月から1965年6月までの第2次5ヵ年計画の第4年目を迎えるにあたり, 1963年5月23日,経済計画委員会は第3次5ヵ年計画草案を発表した。この草案にも とずき,東西両パキスタン地方政府が検討修正した結果について1月13・14日の両日 国家経済会議が聞かれた。会議はこの修正案の細目について検討し, 同案はほぼ承認 されたもようである。 会議の承認した計画案によると総投資額495億Jレピーで, 計画委員会が発表した草 案より60億Jレピー多く,又第2次5ヵ年計画の230億Jレピーに比べると 2倍以上とい う意欲的なものである。この総投資額の部門別内訳は公企業部門335億Jレピー, 民間 部門160億ルピー(計画委員会草案では夫々285億Jレピー, 150億Jレピー〉となっており, これら投資の東西への配分は東パキスタン235億Jレピー,西パキスタン220億Jレピーで ある。又この総投資額の産業別比率をみると,工業に30%,農業に13%,基礎投資 (電力,通信等々)に37%,社会福祉に20% C第2次5ヵ年計画の比率は工鉱業26.6% 農業14.9%,基礎投資36.7%,社会福祉21.8%)となっている。これら投資の資金内 容についてはまだ明らかではないが, 従来のように外国援助に依存するのではなく, 国内資金及び外国貿易による資金に依存しようという方向にすすんできているようで ある。 SaidHassan計画委員会副議長が「第 3次 5ヵ年計画の終りには外国援助に対 する依存度は大巾に減少するだろう」(1.14)と語っていることは,この辺の事情を示 すものであろう。 こうしてみてくると第3次5ヵ年計画の特徴は Da,cm紙 (1.14)も指摘するように 次の3つに集約されるcすなわち①外国援助依存の大巾縮少,②重工業優先,③東西パ キスタンの格差是正の3つである。パキスタンの経済開発を進めていく上で, これら 3つのことは重要な意味をもっているものであり,それだけに実現することがむずか しいことでもある口 しかしパキスタン政府はこの計画を単なるプランとして終らせる ことなし困難な開発計岡の実現に本腰をいれてきている。外国援助依存を縮少する ことはとりもなおさず計画に伴って必要な外資又は資本財をえるために輸出を伸ばす ことを至上命令とする。 1963年より急速にはじまった共産圏諸国,特に中国・東欧と ヮ “ 一( 1 )一

(4)

パキスタン の貿易関係緊密化は1964年1月になってポーランドとのパーター協定調印(1.11),ユ ーゴとの貿易協定調印 (1.28)となって表われており,d こうした動きは政府の貿易拡 大による自立経済建設という方向を示すものといえるのではないだろうか。 重工業優先についていえば,農業に重点をおいた第2次計画と非常に対照的である。 ‘パキスタンが重工業の建設を本気で考え, 実現に移そうと努力しはじめたのはそう古 いことではない。それは第2次 5ヵ年計画の総投資額を 40億Jレピー引上げ、,そのうち 10億7000万〉レピーを工業に, 10億Jレピーを水力・電力開発に付加した1962年 6月頃に 求められるようである。こうした重工業優先は外国援助依存軽減と対応するものであ り,自立経済建設という道をすすむ上で非常に重要なポイントである。 東西パキスタンの格差是正に関してはこれまで指摘され乍ら計画の中にその是正が はっきり示されたことはない。第3次5ヵ年計画が特に東ノfキスタン政府の強い要請 〈その背後には東パキスタンの人々の強い不満があるのだが〉により東西両パキスタン の所得格差是正を計画目標にあげていることは注目に値することである。 もちろん東 パキスタンの不満は所得格差是正などによっておさまるものではない, もっと根深い ものをもっているのであるが。 この第3次 5ヵ年計画は 1965年 7月から実施されるが問題がないわけで、はない。そ の第1は開発主体の問題である。パキスタンは従来政府の直接統制を軽減して私企業 のイニシアチブのもとに開発をしてきた。第2次計画が公共投資 146億ルピーに対し 民間投資83億Jレピー(1962年修正前は115:75)で第 1次計画の75: 33に比して民間 投資の増加率が大きくなっていることがこれを示しているD 一方第3次5ヵ年計画は 政府335億Jレピー,民間160億Jレピーとなっており,公共部門に中心が移ってきている。 しかし政府がイニシアチブをとって開発を進めるというよりは民間のイニシアチブの もとに開発をすすめようというこれまでの考え方を変えたとは思われない。経済開発 を効果的に実施するためには民間のイニシアチブではなく, 公共部門のイニシアチブ で開発をすすめることが必要となるにもかかわらず, こうした民間中心の進め方には 疑問があるといえる。第2に問題なのは資金源の問題である。園内資本を吸収するた めには,国民の約80%を占める農業の生産が上らなくてはならず,又輸出拡大によっ て外資をまかなうためには現在のところ輸出の約80%を占める第 1次産品の生産が上 らなくてはならない。したがって農業の開発が非常に重要になってくるのであるが, パキスタンの場合必ずしも前途は明るくない。こうしたことがいずれ問題となってく ると思われる。 さてこうした経済計画は圏内政治が安定であることを必要とする。 1月のパキスタ 一( 2 )一 つ 臼つ白

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パキスタン ン政治の大きな動きは Jamaat-i-Islami党 非 合 法 化 (1.めである。 Jamaat党は「宗 教団体として発足したが政治活動を行うようになり,組織を官庁・労働組合・学生に まで拡げて反政府活動を行った」との理由で非合法化されたわけである。アユブカー ンは政権をとって以来,政府にとって危険なものはすべて政治活動を禁止し,独裁政 治を強めてきた。アユブ政府は Jamaat党の活動によってパキスタンの人々の間にあ る不満(一部は普通選挙制度に対する要求として現われているのであるが)が表面化 するのを恐れたのであり,それほど人々の中に不満が内在していると考えられるので ある。こうしたとき前に政権を担当したことのあるアワミ連盟が西パキスタン(1.11) と東パキスタン Cc1.2s)で復活したことは興味あることである。 これらアワミ連盟 がすぐアユブカーン政権に対抗しうる力をもつようになるかどうかは, 人々の不満を どの程度組織化しうるかにかかっている。東ノfキスタンはこれまで中央政府に対する 反感が強く,ここでのアワミ連盟が今後どのように活動するか注目に値する。しかし, いずれにしてもいまのところアユブカーンの独裁政治をゆるがすような強力なものは 反対勢力の中にはないように思われる。 12月27日のカシミール事件,それにつづくカ シミーJレの動き, インドのカルカッタ暴動などは, インドとの宗教的対立を再び尖鋭 化し,園内的にはアユブカーン大統領を中心とした“統一と団結”が強まってきてい るからである。だが, フランスの中共承認が2月中旬に予定されている周恩来首相の 訪パと相まって,パキスタンの外交をより中国に接近させることになれば,パキスタ ンの国内がどのように反応するか興味あることである。自立経済への道はかなりきび しそうである。 第2次 5カ年計画投資額及び配分 (単位:億Jレピー〉 | 当 初 の 計 画 | 投 資 修 正 計 画 !政府

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民 間 | 三

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《 | 政 府 | 民 間

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| | 投 資 | 投 資 I

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農業及び村落開発

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251.5 

43 I 490 I 25 .8! 191. i 421 I 612 I 26.6 50 I 67 4 I 35 . 4 I 686 . 5 I 157 . 5 I 844 I 36 . 7 69 I 434 I 22.8 I 333 I 169 I 502 I 21.8

(資料〕 Cost of the Second Fine Year Plan (Revised Estimates) Planning Commission, Ang, 1962より作成。

円 。

つ 山

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196 4年1月1日 〔政治〕

パ キ ス タ ン 日 誌

アユブ・カーン大統領,月例ラジオ放送一一一アユブ・カーン大統領は毎月はじめ のラジオ放送で要旨次のように語ったO (1) パキスタン政府はカシミーJレの自由を守るだろう。インドの軍事力はカシ ミーJレに関するパキスタンの立場を変えるものではない。 (2) インドの軍事強化及びジャム・カシミーJレに対するインドの攻撃的態度は パキスタンの安全を脅かしているO しかしパキスタン政府はこの国を守るため最 善をつくすつもりであるO v回教徒避難民に100万Jレピ一一一アユブ・カーン大統領はインドのAssam,Tri

-pura等から避難してきた回教徒に対し, Quaid・i・AzamRefugee Relief Fundから

100万Jレピー支出することを決めた。 この基金は,避難民の冬の衣類購入に使用さ れる。 〔経済政策〕 1964年 1月∼6月新輸入政策一一12月31日ラジオ放送で明らかにされた新輸入政 策の概要によれば, 119品目が輸入許可品目となり,そのうち51品目は包括輸入許 可制になった。又9品目は自動承認制が認められているO その他10産業がその必要 に応じて資財を輸入できるようになっているO

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新輸入政策・ラワーJレピンディ財界より支持一一一ラワーJレピンディの財界は12 月31日に発表された新輸入政策を歓迎し,この政策を貿易の自由化としてうけとっ ているDN. H. Loan商務省顧問はこの政策について「現段階で貿易の自由化をよ り進めることは必要なことであるO 銑鉄やブリキ等の品目が自由輸入品目に入って いることはよいことである」とのベた。 〔カシミーJレ〕 全市のハJレタル続くー一一スリナガソレで聖モハメットのヒゲが紛失したことから発 した全市のハJレタJレ(同盟罷業〉は 6日目の今日もつづけられているO

, Maulana Abu! Al'a Maudoodi, Jamaat-i-Islami党首はパキスタン政府に対し,

インド領カシミーJレの事件を積極的に解決するため何らかの処置をとるよう要請

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パ キ ス タ ン し,、政府がどんな政策をとろうとも,それを支持するだろうと語った。 1月2日 〔政治〕 パキスタン国会野党・分裂を否定一一YusufKhattak野党連合指導者はカラチで の記者会見で,野党が分裂に直面しているということはない,と言明,更に次のよ うに語った。 野党はこれまでと同様ファイトをもって国会内外で活躍するだろう。野党の主 要な要求点は憲法を民主々義的なものにすることであるO 来月初めには「全国民 主戦線」(NationalDemocratic Front)が全パキスタンを基礎として発足するだろ う。この戦線はすべての政党が一致しうるような最少の計画をもつことになろう。 〔対外関係〕 (経済協力)世銀インダス河流域開発計画に借款 パキスタンのショアイ:〈蔵 相はインダス河流域開発計画(Tarbelaダム建設を含む〉に対し世銀及びインダス 河流域国際条約署名国が3億1500万ドJレの範囲で、更に借款を与えることに同意した と発表した。 世銀及び条約署名国によってこの開発計画に与えられる外貨はこんどの契約によ りほぼ11億4200万ドルに達するのである。この数字はパキスタンが必要としている 17億9200万ドル(外貨及び、Jレピー貨を含む)より少ない。必要Jレピー貨は見返り資 金から調達され,それが不足したときはパキスタンの開発資金からまかなわれる予 定であるO ショアイブ蔵相によればインダス河流域国際条約を修正する草案が準備されてお り , 1月の終りには完成されるとのことであるO こうした借款契約は去年11月から世銀のWoods総裁がパキスタンを訪れ,政府 高官と話し合った結果である0 Woods総裁はその後アメリカでインダス河流域国 際条約の署名国代表者と会談し,インダス河流域開発計画及びTarbelaダム建設を 援助することに原則的同意をみたので、あるOその内容は次の通りであるO 「インダス河流域開発計画のために必要な費用は新らたに与えられる3億1500 万ドルの外貨の範囲内でまかなわれるべきである。この額は世銀及び条約署名国 が与える全部のそして最終的な金額である」 なおインダス河流域国際条約は1960年に調印されたもので,その署名及び援助額 は次の通り。 オーストラリア (1500万 ドJレ),カナダ(2100万ドル〉,西独(3200万 ドJレ〉, 5 っ “ 一( 5 )

(8)

-バキスタγ インド (1億7400万ドル〉,ニュージーランド(300万ドJレ〉,イギリス(5800万 ドル〉,アメリカ (1億7700万ドルとJレピー貨で返済しうる7000万ドJレの借款) 世銀(1000万ドル〉 〔経済〕 工業の地方分散を一−AbdullahAl-Mahmood工業相はカラチ商工会議所で演説 し,工業資本家は税法上の優遇を利用し,パキスタンの後進地域に工業化の利益を 広くうけさせるため,それらの地方に工業を設立すべきであるとのべたO 〔経済政策〕 商務省貿易局・ 1964年 1月∼ 6月までの輸入政策全文発表。 これは12月31日ラジオ放送を通じて発表された輸入政策を細目に亘って成文化し て発表したものO 〔カシミーJレ〕 西パキスタン回教連盟, 1月 3日を“抗議の日”ときめる一一西パキスタン回教 連盟はインド領カシミーJレで、の寺院焼失事件及び聖モハメッドのヒゲ紛失事件に抗 議, 1

3日を“抗議の日”(ProtestDay)ときめ,全市をあげて抗議するためカ ラチ市全体に「ハJレタJレに入りデモに参加するよう」アッピーJレを出した。 ラホールでも同様「ハJレタJレ」に入るよう指示され,工場,学校,大学はすべて 休みとなることになっている。 v西ノfキスタン議会は満場一致でスリナガ、Jレで、の事件に対し怒りと深い悲しみの 意を表明するとともに,中央政府がカシミ−;レに対するインドの抑圧に反対する何 らかの手段を講ずるよう要請する決議文を採択したO 1月3日 〔経済政策〕 基本的な経済政策は工業化の促進にある一一Abdullah Al キス夕ン政府の基本的な経済政策について,それは工業化の速度を速め,生産費を 低くし,パキスタンの東西にみられる経済的格差をなくすることであると語った。 これはMahmood氏が 4ヵ月前工業相になってからはじめて訪れたカラチでの記者 会見で述べられたもので,その要旨は次の通りである。 (1) 政府が経済計画をたてるに当り考え・なくてはならないことは3つあるO そ れは資本財の供給を増すこと,東西パキスタンの後進地域を開発すること,これ らの地域を発達した地域にまで引上げ徐々に東西パキスタンの聞の経済的格差を なくすことであるO 一( 6 )一 -216ー

(9)

パキスタン (2) 東パキスタンの北部地域,西ノ苛キスタンのパルチスタン地方,シンド地方 等が経済的におくがた地方である。これらの地方の開発について政府は検討して いる。 ③ パキスタンの健全な発展を達するためには私企業部門と公企業部門の密接 な関係が最も大切であるO 〔対外関係〕 (経済協力〉 ベ ル ギ ヘ パ キ ス タ ン に1000万ドルの借款供与か一一カラチからの ニュースによれば,ベルギーはパキスタンの① 2砂糖工場建設,②Daudkhel肥料 工業拡張,③Lyallpurの化学工業,のため1000万ドルの供款を与えるもようである。 〔カシミール〕 抗議の日(ProtestDay),パキスタン各地で大衆集会,同盟罷業(ハJレタJレ)が行 なわれる一一回教連盟は1月3日をカシミール事件に対する抗議の日と決め,パキ スタン全国で大規模な大衆集会及びハJレタJレが実施された。 大衆集会では“カシミーJレに自決権を”“人民投票を”“インド領カシミールでの 回教徒殺害をやめろ”等のスローガンが叫ばれた。 VスリナガJレ発:スリナガJレは事件後 8日目のきょうも完全なハJレタJレが続けら れ,官吏もカシミ

Jレ政府の再三の指令にもかかわらず仕事についていない。大衆 集会は方々でもたれ,今日からはSheikhAbdullahの釈放を要求するスローガンが あちこちからきかれるようになったO 1月4日 〔政治〕 アユブカーン大統領は KhairpurでカシミーJレ問題について次のように語った。 ① カシミーJレで、起った事件は回教徒迫害をつづけるためにインド政府がしく んだ陰謀である。われわれはカシミールの回教徒が正義をまげず,彼らの独立斗 争をつづけると信じている。パキスタンはこの斗争に参加している回教徒を心か ら支持しているO ② パキスタンは中印紛争以降西側諸国がインドへの軍事援助をした結果,脅 威がますます大きくなっている。我々はインドも中国も再び攻撃をしかけない こと,むしろ両国は和解を欲していることを知っている。その和解が達せられた 後にインドはこれまで蓄積した軍事力をパキスタンに対して使うだろう。 V閣僚に変動ーーー政府はAbdul羽Taheed Khan前西パキスタン鉄道相を中央政 府閣僚に任命した。氏がどの省を担当するかはおって発表されるもょう。 -217ー 一( 7 )ー

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パ キ ス タ ン , M. A. Mohammad Khan西パキスタン知事は記者会見で,現在の地方議会会 期が終り次第,パンジャブとカラチから夫々 1名を閣僚に加えるつもりであると語 った。 〔対外関係〕 インド政府・アメリカ政府の第7艦隊インド洋巡航に関して同意か一一カラチに 入った情報によれば,インド政府は第7艦隊がインド洋を巡航する範囲についてア メリカ政府と交渉していたが,交渉がまとまったもようであるO このニュースは, 近いうちにワシントンから発表されるもょう。 パキスタンにはこのインド洋巡航計画全体がはっきりした後公式に伝えられる。 〔経済政策〕 新輸入政策の反響一一チッタゴンの貿易業者は政府の新輸入政策を設雑な表情で うけとっているO 貿易業者は一方でこの新輸入政策の輸入自由化が少数者に貿易量 の集中をもたらすことに不安をもち,他方包括輸入許可品目が増えたことを歓迎し ているのである。 Vパキスタン商工会議所会長,農業政策の修正を要求−GulMohammad全パ キスタンン商工会議所会長は記者会見で,均衝のとれた経済発展のため現在の農業 政策を修正するよう要求,更に次のようにのベたO ① 過去数年間に工業は長足の進歩をとげ、た。しかし農業部門はずっとおくれ ている。農業はパキスタン経済のパックボーンであり,今後20年間もそうであ るOだからこそ農業の発展のスピードを高める必要があるのであるO ②農業生産は数年間減少してきており,現在工業発展のため必要とされる需 要に応ずることさえ困難になっているのである。 ③綿花生産ももっと増大させなくてはならない。現在60万パーレが輸出にむ けられるにすぎず,それで得られる外貨は食糧輸入に必要なそれをも満せないで いる。 ④小麦輸入は食糧の自給体制をつくるために否定的な役割を果しているO 〔カシミーJ〕レ パキスタンは国連の安保理事会に対L,再びカシミーJレ問題について書簡を送 り,カシミーJレ問題の早期解決を要請した。 1月5日 〔政治〕

憲法改正法案は国民に有利一一前NationalAwami Partyの党首である Maulala 一( 8 )一 ヮ “

口 。

(11)

パ キ ス タ ン

Abdul Hamid Khan Bhashani氏は最近中国訪問を終えて帰国したが,帰還歓迎レ セプションで次のようにのベた。

憲法改正法案は国民にとって良いものである。わたしは普通選挙権制度,国会 及び地方議会の直接選挙,大統領の直接選挙を要求する。そして民主主義の復活 及び憲法の民主化のため全国的運動を開始するつもりであるO

〔経済〕

セメント生産の増大を−Al-Mahmood工業相は Manghopirの Valikaセメント 工場を訪れ,パキスタンの建設計画に必要なセメント需要に応えるため,セメント

の生産を増大させる必要があるとのベた。そして,そのために必要に応じてセメン ト工場を建設しセメントの輸入に必要な外貨を調達しなくてはならない, とのベ fこO V東パキスタンの食糧輸入一一1963年に東パキスタンに輸入された食糧は 148万 5952 tである。これらの主な輸入先はアメリカ,ピJレマ,オーストラリア,西パキ スタンである。 〔カシミーJレ〕 スリナガJレ発:スリナガソレ市は事件後10日目の今日もインド政府が聖モハメット のヒゲが発見されたと発表したのにかかわらずハルタJレが続けられている。 スリナガJレでは雪ときびしい寒さをついて各地で大衆集会,デモが行なわれ

J

‘聖 なるとゲ”が本ものであること, HazratBal寺院からこの“聖なるヒゲが”紛失 したことについての公正な調査,すべての逮捕者の釈放等を要求し,これらの要求 が満されない限り集会をつづけるとのべいる。 1月6日 〔政治〕

Jama山 slami党 ・ 活 動 停 止 ← 政 府 はCriminalLaw Amendment Act (1908)に

基ずき, Jamaat-i-Islami党の活動を停止するよう命令するとともに, ラホーJレで M. S. Abul Al

a Maudoodi党首はじめ,他18名の党員を逮捕した口逮捕された党 員は主として党の中央執行委員会のメンバーで、ある。 政府は Jamaat-i-Islami党の活動停止にともない PressNoteを発表した。要旨は 次の通りである。 ① 政 府 は Jamaat・i-Islami党を 1908年改正刑法にもとずき非合法団体である と宣言する。 ② Jamaat-i-Islami党は一貫して政府に対し敵対行為をとり,あらゆる機会を 日 可 U つ ω 9

(12)

パキスタン 利用して煽動,騒乱をおこし政府に対する反対運動を展開してきているO ③ Jamaat党の思想はアラーの神の主権を全世界に確立することであり,回教 に基く祭政一致制度を確立することである。それで現政府のやり方に反対し,新 らしい政権を樹立することを目的としているO ④ 党組織は官庁及び労働組合の中につくられ,最近では学生の中に拡がって おり, 11月のラホールでの学生デ、モはこれら党員のおこしたものである。 (5) Jamaat党の目的は国と政府に対する国民の忠誠心をなくし, 自ら政権を 獲得することである。政府がこうした活動を放任するならば法律秩序の維持と国 土保全の責任を全うできなくなるoよって政府は固に対する反抗と破壊活動とを

封ずるため,党の活動を禁止し,党の解散を命ずるに至った。 (全文は付録1参 照) , National Democratic Front (NDF)は会議を開き,そのステートメントの中 で次のように党の態度を明らかにした。 ① 国民の政治的権利を確保するため,全国的な闘争をはじめることを決定し たO ② そのためにはパキスタンのあらゆる人々が統一しなければならない。人々 は平和的手段によって彼らの基本的権利,即ち自由に生活する権利をうることが でき,民主的生活ができるようになろう。 ③ われわれは1956年の憲法が真に民主的なものであると考えるO この憲法の もとでは基本的人権,個人及び集団の権利,出版の自由等が守られているからで ある。 ④ 経済問題については,ジュートその他の農産物の最低価格,合理的水準へ の減税i生活必需品価格の引下げ、,東西パキスタンの聞の不均衡是正,等々を要 求する0 司 ⑤ 外交政策については,パキスタンは世界のいずれの国とも友好関係を保つ ‘べきであり,軍事同盟への加入はすべきではない。 〔経済〕 工業相,シンド‘地方の工場視察一一−AbdullahAl-Mohmood工業相はシンド地方 の IndustrialTrading Estateを訪問, この地方の工場を視察したO シンド地方に は1961年西独との合弁で建設された電気モータヘ トランス等の工場やカン工場, 自転車工場等があり,これらを視察した後,工業相は次のように語った。 「これらの工場が非常に発展していることに満足しているO これからは世界市 一( 10)ー

(13)

-220-/伊 パキスタン 場での競争にそなえ,より安いコストで良質の商品をつくるよう要請する」 なお,記者会見で同工業相は「政府は数名のソ連の石油技師をパキスタンに招請 することを考えている」と語った。これは現在パキスタンで仕事をしている 80人の ソ連技師に加えて,東ノTキスタンの3つの地方での石油採掘に必要なため招請され るものO これら 3つの地方は Chittagong,Cox

s Bazar, Rangpur地方であるQ 1月 7日 〔政治〕 前アワミ・リーグ指導者・回教連盟に加入−AghaBashir Ahmad前アワミ・ リーグの執行委員会メンバーはアワミ・リーグを脱退,回教連盟に加入した。 加入の理由として,現在パキスタンが直面している国内的,国際的諸問題を解決 するには,アユブカーン大統領こそが最適であり,彼を助けることが必要だと思う とのべている。 C対外関係〕 ソ連,パキスタン国会議員を招待ー←A.E. Nesterenko駐パ・ソ連大使はカラチ に F.Q. Chowdhury国会議長を訪ね,パキスタン国会議員の代表がソ連を訪問す るよう招待したO Chowdhury議長もソ連代表がパキスタンを訪問するよう招待し fこもょう。 V香港からの情報によれば, 12名からなるパキスタン陸軍将校は中国語研修のた め 1年間の予定で北京にむかったO 香港に滞在している Riaz Pirachaパキスタン 貿易コミッショナーはこの点について, 「パキスタン将校が中国語を学ぶために中 国に行くのは始めてのことである。しかしこれは中国とパキスタンの友好的関係か らすれば当然のことであり,オドロクに値しない」とのべている口 ’インドからの[司教徒追放つづく一一東パキスタン政府の発表によれば, 1月4 日までの 1週間に463人以上の[ill教徒が Tripura (155), Assam (308), W. Bengal (43人)から東パキスタンに逃げてきているO この結果,インドから逃げてきた回 教徒の数は 9万6119人に達している。(うち 8万6187人は Assam,Tripuraより, 9932人は W.Bengalより) 〔カシミーjレ〕 スリナガJレの状態変らず一一スリナガJレの Hazrat Bal寺院からぬすまれた“聖 なるヒゲ”が発見された,というニュースが伝わったにもかかわらず,スリナガル でのハルタJレ,ストライキ・デモは相変らず、町全体につづいている。人々はSheikh Abdullah氏(注〉の釈放と彼を含む回教徒指導者によって,発見きれたという“聖 ヮ “ ヮ “

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パキスタン なるヒゲ”が紛失したものと同じものかどうかをしらべるよう要求している。 インド政府は“聖なるヒゲ”がどうして発見されたかについては,何らの説明も 加えていない口 (注〉 初代カシミーノレ首相でカシミールの独立を叫び,帰属についての住民投票 を要求した人。 Vアメリカの“EveningStar,,紙はカシミーJレ事件について,次のようにのべて いる。 「宗教的反発としてはじまったこの事件はいまや明らかにカシミ− )レのBakshi 政府及びインド政府に対する反対運動に発表してきている」 1月8日 〔政治〕 Jamaat-i-Islami非合法化を歓迎一一一政府が Jamaat党を非合法化.したことに対 し,各地の回教連盟はそれを歓迎する態度を明らかにしている。 又野党の 1つである Nizam-i-Islamの指導者である ChaudhuriMohamad Ali氏

は政府のこうした措置に反対しており, Ataul Hag Khan東パキスタン回教連盟 (Council派)書記も憲法に保障されている結社及び行動の自由を犯すものとして反 対している。 〔対外関係〕 香港の SouthChina Morning Post紙はインドの回教徒追出しについて次のよう な記事をのせた口 「インドから数千人の同教徒農民が追い出されて東パキスタンに 流入してきている。そしてこれがインド・パキスタンの聞の緊張をつくりだしてい るのである。東パキスタンに避難してきた回教徒の多くは土地を取りあげられた後 トラックで国境までつれてこられたので、ある」 ’ブット外相, 18日にブルマ訪問予定一一プット外相はビ、ルマ政府の招待により 18日から 4日間ビJレマを訪問することになったO 訪問の目的は東ノfキスタンとピソレ マの国境を最終的に決めることと,第2回アジア・アフリカ会議についてピルマ政 府の意向を打診するためとみられている。 ' C経済協力)ユーゴ・パキスタンに代表団派遣一一ユーゴは前からパキスタン 第3次5ヵ年計画の中で重工業の建設(機械工業,重電気機械等々)に対し援助を 申し込んでいたが1月15日,ユーゴ商務相を団長とする代表団がパキスタンを訪問 し,その細目に亘ってパキスタン当局者側と話し合うことになったO なおユーゴは 重工業についての話し合いの外,造船業についても話し合う予定である。 一( 12)ー hM ワ 臼ワ ヮ “

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パ キ ス タ ン 〔経済〕 カラチに2万 tの輸入小麦一一一信頼する情報によれば,毎月約 2万 tの輸入小 麦が要請に応えて政府からカラチに送られることになった。カラチには73万3000 maundsの輸入小麦と 5400袋の輸入小麦粉がストックされており,需要が増大すれ ばこれらストックを販売することになる。 1月9日 〔政治〕

Abclt ストと教育相を兼務していた A.T. M. Mustafa氏はひきつづき教育相として残る もょう口 新らしい情報相はインタビューで次のようにのベたD 「新聞に対する処置は友好的に,相互理解にもとずいてとりたいと思っている。 わたしはこれまで2つの回教新聞の論説委員だったこともあり,新聞人の仲間で もある。政府は新聞の自由を信じており,建設的な批判や助言を歓迎している」 〔経済政策〕 西パキスタン・肥料価格値下げ一一MalikQadir Bakhsh西パキスタン食糧農業 相は西パ議会で、肥料を袋当り 5;レピーから4)レピーに値下げすると発表した。 〔対外関係〕 インドネシア政府・プット外相を招待ー一一インドネシア政府は2月末アジア・ア フリカ諸国首脳会議に関して,その予備的会合を聞く討画をたてているが,このほ どブット外相にその予備的会合に参加するよう招待してきた。インドネシア政府は アラブ連合,セイロンを含む19ヵ国の外相を招待しており,すでに若干の国からは 承諾をえている。この予備会談の日取りはまだきまっていない。 〔カシミ

Jレ〕 スリナガJレの回教徒行動委員会(MuslimAction Committee)はインド領カシミ ーJレ全体に亘って10日大抗議集会を聞くことを決定した。抗議集会は完全ハJレタJレ とネJレ一政府に対して抗議をする大衆集会などが考えられているO こうした決定に 対しインド政府のVishwanathan内務省次官はこの大衆集会を中止するよう命じて いる。 1月10日 〔政治〕 q u q 白 っ “ 一( 13

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)-パキスタン アユブカーン大統領は A.Waheed Khan情報相を回教連盟書記長に任命した。 〔経済〕 パキスタンの砂糖生産,凹教闘では最高一一パキスタン,インドネシア,アラブ 連合,ソマリア,シリア,マラヤ等の回教闘では世界の砂糖生産の7 %以上を生産 しているが,そ

t

しらの国の中で,パキスタンの砂糖生産が最高となった。 西パキスタンは, パキスタン全体の70%以上の砂糖キピを生産している。生産 地帯はインダス流域上流地方, MardanPeshawar, Bannu地方。東パキスタンは, Kushtia, Barisal, Dinajpur地方。パキスタンの砂糖キピ生産は年々増大しており (注),砂糖工場も11工場あり,その他ビート糖工場が1つある。 (注) 砂糖キビ生産高 1959∼60 1960∼61 14,331,000t 15,659,000 þÿ1961ÿ^62 18,846,000 V東パキスタン・重工業建設計画一一一ー東ノfキスタン産業開発公社(EPIDC)は1965 年からはじまる 20ヵ年計画の中で当地域に重工業を建設する計画をたてているO こ の計画によれば EPIDCの建設する基礎的工業には機械工業,電気機械工業,電線, 自動車,パス, トラック,エンジン等の生産工場が含まれている。その他船舶用エ ンツン製造工業も建設,それらの基礎のもとに,肥料,紙,パルプ,合成ゴム,ソ ーダ灰,砂糖等の工業を建設する計画をたてているO 〔カシミ− )レ〕 インド領カシミールで、同教徒の抗議つづく一一カシミーJレの回教徒行動委員会 (Muslim Action Committee)はインド政府の中止命令をはねのけ,今日 10日を抗議 の日(Prostest Day)として各地で大衆集会・デモを開き,ハJレタJレも完全に実施 した。この大衆行動でたくさんの回教徒が逮捕されたもょう。 1月11日 〔政治〕 A. Mohammad西パキスタン知事は早い時期に新らしく 3人の閣僚を加えるつも りである,と語った。 3人の閣僚のうち 1人はカラチから選ばれるもょう。

V西パキスタン AwamiLeague復活一一西パキスタン AwamiLeagueの執行委 員会は2日間に亘る討議の末,再び政党として復活することを決定した。この執行 委員会に出席した主なメンバーは,次の通りD

N asrullah Khan (国会議員), Begum Suleman Rashid Suhrawardy (故

A

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-224-パ キ ス タ ン Suhrawardy前首相の息子) 〔経済政策〕 第 3次計画に関する予備会談始まる一−13日よりはじまる国家経済会議(National Economic Council)に先だち,第 3次 5ヵ年計画に関する予備会談がカラチで聞か れた。会議の内容は主として東西両パキスタンの経済的ギャップをなくす問題につ いて話し合われるもょう。出席者は次の通り。

Malik A. Mohammad (西パキスタン知事), Abdul Monem Khan (東パキスタ ン知事), M. Shoaib (蔵相), Said Hasan (計両委員会副議長), Sheikh Masud Sadig(西パ蔵相), Hafizur Rahman (東パ蔵相)。 Vプット外相・農村開発の必要性を強調−Hyderabadを訪れているプット外相 はPremir銀行の Hyderabad支店での挨拶の中で農村開発の必要性を強調,次のよ うに語っfこO 「パキスタンの発展はこの国のおくれた地域,農村の開発がどのようIこ行なわ れるかにかかっている。政府の政策は農村地域に住み,この国の最も重要な人た ちである農民の生活条件を向上させることにある」。 V前中央政府閣僚のM.A. lspahani氏,主要産業の固有化を要求一一Ispahani氏 はカラチ大学で、聞かれた同大学の GraduatesAssociation主催のレセプションで, 「ガス,電気,運輸,土地,軍事産業,石油等の重要産業は国有化すべきである」 と強調した。 ’財産税( Wealthtax)免除期間延長一一一モハマド・ショアイブ・パキスタン蔵相 は株式会社に改組された民間会社に対する財産税免除措置を 1967年 6月30日までの 3年間延長するとの政府の決定を昨日カラチで発表した。 この件について同蔵相はカラチ株式取引所開所式に臨席した際に下記の通り戸明 を行った。 民間会社は株式会社に改組する計画書を 1964年 4月30日前に国税庁に提出せね ばならない。民間会社は株の大半が公募による株式会社に改組されるべきである。 政府は所得税法第23項Aの適用によって生じた事態を注視して来たこの適用は 遺憾ながら若干の誤解を産み出し,株式取引所を頗る動揺させた。併し政府は株 の大量放出を行なう方向は全然なかったO 政府は先に高額投資者の株抵当入れ割合よりも少額投資者の株低当入れ割合を 増すようにと商業銀行に提案したが,今回この提案を再び行なうものであるO 商 業銀行は併し少額投資者をあらゆる方l両で援助している。株価の下落しないこと 5 ワ 山ワ臼 ( 15 )一

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パキスタン が確実な現在,少額投資者は株を手放しではならない。風説にまどわされて恐慌 にとらわれた人々は誤算を犯した。 政府は園内の自由私企業を育成するとの既定の任務に専心しているO政府は国 民経済の発展拡大が私企業を通じて始めて達成されると確信し,従って貿易,商 工業の諸分野で私企業を助成することを政策の基調としている。政府は統制を徐 徐にしかも着実に撤廃する方針を堅持する, しかし統制を一挙に全廃する意向は ない。それは統制が現下の経済事情を維持する支柱だからである。但し国民経済 事情が好転すれば統制は確実に全廃されるであろう。 鉄棒,銑鉄等の鉄鋼製品の輸入統制は廃止された。この措置は自由企業制度と その支持者とにとっては大きな試金石と成るであろう。株式取引所はこの難局に 臨んで最善をつくし,全国民のためにその機能を発揮せねばならない。政府は株 式取引所及びその他重要な諸機関が障面する諸問題を絶えず念頭に置いており, 国民経済の要求するところに基いてこれら機関のためあらゆる正当な便宜をはか る意向である。パキスタン経済成長の指針であるカラチ株式取引所は今後出来得 る限り発展して世界の株式取引所に範を雫れねばならない。 (なお,財産税免除 に関する新聞布告は付録2参照) 〔対外関係〕 西ベンガ、Jレの宗教紛争で、東ノfキスタン政府抗議一一東パキスタン政府は丙ベンガ Jレで、の宗教紛争に対しできるだけ早くその解決のための手段を講ずるよう要求す るとともに,このような事態をおこしたことに強く抗議する抗議文を西ベンガル政 府に送ったもようであるO ダッカに入った情報によれば,多くの回教徒が西ベンガ、ルの紛争のため毎日東パ キスタン圃境近くの Jessoreに避難してきている。 〔経済協力〕 ’(貿易〉中国・パキスタンより原綿購入一一−W ahiduzzaman商務相は記者会見 で「中国はパキスタンよりもっと多くの原綿及びジュートを買うことになろう」と 三五ロ口・つ一Jι』O Vパキスタン・ポーランド・パーター協定調印ー一一パキスタンのクロム鉱石とジ ュートをポーランドの運搬用乗ものと交換するパーター協定がパキスタンで調印さ れたO取引価格は相方250万Jレピーである。運搬用乗ものにはマイクロパス,手荷 物車,自転車,オートパイ等が含まれているO この取引は,パーター協定としては第 8番目,社会主義閤とのパーター協定とし

円 。

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パキスタン ては第2番目のものである。 1月12日 〔政治〕 西パキスタン情報局・近く再編成一一−G.Nabi Memon西パキスタン法律・情報 相は,基本的民主主義制度を地方の農村にまで浸透させ,この制度を人々が十分に 利用できるよう tこするため,情報局(Dept.of Information)を再編成する計画であ ると語った。 〔労働〕

West Pakistan Federation of Labourのカラチ委員会代表者会議が Rehmatullah Khan Durrani氏を議長とし 131労働組合から 598人の代表を迎えて聞かれた。会議 には JuinMurray ICFTU代表, J.G. Eggers アメリカ AID労働顧問, S.K. Jain ILOアジア担当官が挨拶した。会議によって採択された決議は,①スト権の復活, ②生活給の確保,③ボーナスを全収入の25%に閤定させる法律の廃止,④アメリカ 第7艦隊のインド洋派遣反対,等であるO

〔経済政策〕

肥料価格値下げ\歓迎さる−Hyderabadの回教連盟書記局, Chambersof Ag-τiculture, Joint Secretaryは共同戸明を発表,政府が実施した肥料価格の値下げを 歓迎し,次のよう1このベた。 「このニュースは生産者にとって長い間待たれていたものであるO この措置に より,砂糖キビ,棉花,米等の生産が増大するだろう。

J

なおこの共同戸明は肥料の販売を WPIDCが行なうことを批判し, WPIDCの機 関は貧しい生産者には余り考慮を払わない役人が支配しているので不利益であると している。 V重工業に重点−−AbdullahAl-Mahmood工業相は第 3次 5ヵ年計画では,重 工業の建設に最も重点がおかれるだろう,とのべた。 〔対外関係〕 プット外相・インド政府に抗議 両ベンガJレ・カJレカッタ周辺でおこった紛争 についてブット外相はインド政府に抗議,回教徒の虐殺を直ちにやめるよう要請し 次のようにのべた。 「同教徒の虐殺がインドでつづくことはインド政府にとって汚辱である。もし 西ベンガノレの情勢をコントロールし法を守るようにできなかったなら,そのよう な政府にもはや権力を行使する権利はない」 内 t ヮ “ ワ ︼ 一( 17)一

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パキスタン 1月 13日 〔対外関係〕 アフブカーン大統領・インド政府にメッセージ一一アユブカーン大統領は中央政 府閣僚及び東西両パキスタン知事との緊急会議で討議した結果「西ベンガJレの紛争 を解決し,秩序を回復するため断固たる処置をとるよう」要請したメッセージを G. Parthasarthiインド高等弁務官に手渡した。 その後ノTキスタン人民,特に東パキスタLィ住民に対L,アユブカーン大統領は, 「少数民族を保護し,法と秩序を維持することは,われわれパキスタンの義務であ る」「西ベンガJレで、の事件の結果,多くの回教徒が東パキスタン避難してきて,そ れが東パキスタンの緊張を高めるかもしれないが,パキスタンの住民は少数民族を 守るという義務をすててはいけない」とのべたO ’カlレカッタ紛争調停・国連へ要請−AbdulWaheed Khan情報相は記者会見 で国連がカJレカッタの同教徒, ヒンズー教徒の衝突を調停するように要請する,と 語ったO又カJレカッタでの反回教徒紛争について,これはインド政府のしくんだ陰 謀であるとのべ,この事件はさきのカシミールで、の事件と同じく,インド政府が同 教徒をインドから全部追い出す政策をとっていることを示すものである,としてイ ンドを非難した。 Vパキスタン通信(APP)の伝えるところによれば,この 2日間に西ベンガJレ地方 から 2万人以上の回教徒が東パキスタン Jessore地域に避難してきている。カJレカ ッタからの旅行者は「回教徒の残してきた家苔,店,財産その他のものは殺され, 破壊され焼きうちにされている。又飛行機の中からは幾つかの村がもえているのを みた」といっている。 〔経済開発〕 国家経済会議(NationalEconomic Council)開催一一国家経済会議は 2日間の予定 で今日からカラチで聞かれた。この会議の議長はアユブカーン大統領で,第3次5 ヵ年計画の最終的検討が行なわれるもようであるD 第3次計画のアウトラインは昨年5月23日,国家経済会議に計画委員会から提出 されているO その後同会議を経て7月東西両地方政府に検討するようまわされ,各 地方政府が検討の末,今日の会議に修正されて提出されたのである。会議に提出さ れた計画の概観によれば,第 3次計画は1965年 7月 1日から 1970年 6月30日までの 期間で,①第2次計画に比較して,開発の目的に対する外国援助依存の幅を小さく していること,②1人当たり国民所得の地域格差をなくすること,③重工業に最も Q U

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-228-パキスタン 重点をおいていること,④福祉国家建設のため技術教育,エネJレギー開発等を重視 していること,などが特徴としてあげられるd 外国援助依存度を少なくすることについては第 2次計画がその資金の50%以上を 援助に依存していたのに比べて,かなり大幅な減少を予想しており,政府はこの援 助を条件のよい長期借款にかえようと考えているようである。特に東ヨーロッパ諸 国からの借款について討議がなされたもようである。 V東西パキスタン聞の船荷運賃値下げ一一政府は1月20日から東西両パキスタン 聞の船賃を切下げると発表したO要旨は次の通り。 東西パキスタンの統一と結合をはかるため政府は東西パキスタン聞の貿易を拡 大し,海上運送を強化することを決定,そのために海上運賃の改正が必要である と考える。それで、政府は両ノfキスタン運賃を一般貨物で最高トン当たり 51;レピー から46;レピーに,西パキスタンで売れなかった商品の返品にはトン当たり 35;レピ ーに同定する。 , S. A. Hasnieパキスタン中央銀行(StateBa.nk of Pakistan)総裁は SEANZA で「パキスタン経済一一経験から学んだ一一一」という題の講演を行ない, 「後進諸 国が開発を早めようとして外国援助に過度に依存することは非常に危険で、ある」と のベた。 〔経済〕 西パキスタン火力発電所, 6月から稼動一一出力 1万5000KW,総工費3730万Jレ

ピーの火力発電所が WAPDAにより Quetta近くの SheikhMaandahで建設され ていたが, 6月から稼動はじめることになったO これは WAPDAによって建設さ

れた火力発電所としては西パキスタンで3番目のものである口発電で使用する石炭 は, Quetta地方及び Kalat地方の SoroRange炭と Degari炭を使う。

〔カシミール〕 スリナカーJレで、は回教徒行動委員会の統制のもとで,完全ハJレタJレがつづけられ, 市の活動は全く麻痔しているO 1月14日 〔政治〕 巨教連盟執行委員会メンバー(27人)発表一一アユブカーン回教連盟総裁は27人 からなる執行委員会メンバーを任命, WasheedKhan書記長が発表した。それによ ると 27人のうち 14人は東パキスタンから, 13人は西パキスタンから選ばれている。 メンバーの名前は次の通りで、あるO n y ワ μ っ , “ 一( 19

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)-パ キ ス タ ン

・東ノfキスタン

Mr. Abu! Hashem (Dacca); Mr. Hashimuddin Ahmad, Secretary East Pakistan Muslim League; Central Minister Khan A. Sabur, Mr. Wahiduz-zaman and Mr. A. T. M. Musutafa; Provincial Communications Minister, Khawaja Hasan Askari; Mr. S. Rehmatullah advocate (Dacca); Mr. A. H. Fakhruddin Ahmad MNA (Mymensingh); Alhaj Capt Yar Ali Khan (Chitta -gong); Mr. Hasan Ali, MNA; Diwan A. Rab Chowdhury, MPA (Sylhet); Mr. Nuruddin Ahmad Alias Abad Mian (Comilla); Mr. Khurshid Ahmad Khan (Mymensingh); and Mr. Rehman Biswas, MPA (Barisal).

−西パキスタン

Chaudhri Khaliquzzaman; Mian Amiruddin (Lahore); Shaikh Zafar Hussain, General Secretary, West Pakistan Muslim League; Central Minister, Khan Habibullah Khan, Mr. M. Shoaib, Mr. Z. A. Bhutto, Provincial Ministers, Mr. Mohammad Khan Junejo, Sheikh Masud Sadiq, Mr. Ahmad Nawaz Gardezi; Mr. Fida Mohammad Khan (Peshawar); Chaudhri Zahoor Illahi; Begum G. A. Khan and Sardar Nzar Mohammad Khan Tareen (Quetta).

〔経済政策〕 国家経済会議(NαtionalEconomic Council)第3次5力年計画のアウトラインを承 認一一国家経済会議はアユブカーン大統領の議長のもとで Planning Commission の作成した第3次計画のアウトラインを承認したO計画の概要は次の通り。 総 支 出 4,950 C千万Jレピー〉 公企業部門 東パキスタン 西 H 中 央 政 府 私企業部門 東パキスタン 西 庁 部門別の分類でいうと, 工 業 3,350 1,600 全体の30% 農 業 庁 13% 基礎投資(水利電力通信等) 37% 1,600 1,350 400 750 850 一(20 ) 一 一

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230-パキスタン 社会福祉(教育,保健等) 20% この計画は1985年まで、に東西両パキスタンの経済的格差をなくするための長期的 展望のもとに,東ノfキスタンで34%の所得増加を,西パキスタンで27%の所得増加 をねらっている。 計画の主な目標は① 1970年,計画の最終年度までに年間輸出量を現在の 280(千 万) )レピーから 400 (千万〉ルピーに高めること,②生産財を生産する工業を発展 させること,③農村開発計画によって農業の近代化をおしすすめること,④人口増 大をおさえること,⑤工業部門の労働者需要増大にみあうよう教育を徹底させるこ と,⑥輸送のボトルネックをなくすこと,⑦後背地の発展のため必要な基礎投資を すること,⑧最後に福祉国家建設をめざすこと,等となっているo , Said Hassan計画委員会副議長,第 3次計画の終わりには外国援助に対する依 存度大幅に減少するだろう,と語った。そしてこの計画に必要とされる外貨は,総 支出の約30%と推定されているが,その大部分は国内の収入によってまかなわれる だろうとつけ加えた。 l月 15日 〔政治〕 パキスタン国名,パキスタン・イスラム共和国に一一一アユブカーン大統領は憲法 改正法案(1963)を承認したO 従って FundamentalRightsは正当化され,パキス タン国名もパキスタン・イスラム共和国に変わることになった。 〔経済政策〕 ショアイブ、蔵相はパキスタン銀行(NationalBank of Pakistan)に新らたに設けら れた People’sCredit Departmentの開所式で挨拶し,次のようにのべた。 ① 少数の人々に富が集中するのを防ぐ最良の方法は安定した中産階級(mid -dle class)を作ることであるO ② 小資本投資家がその投資計画をたて実行に移すために銀行貸付金や技術的 助言の形で援助を与えられ,投資するようになれば中産階級は発展するであろ う。 ③ 今度設立された People’sCredit Dept.が行なう任務は小規模な商業や工 業経営者を援助し,中産階級の発展を助け,人々の生活水準を高めることを目的 としているO政府は投資をしようとする人が投資計画を実施するに当たりそれに ついての有用な情報をうるこのできるような機関の設立を考えていたが,この -231ー ワ 臼

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パキスタン Dept.はまさにこうした目的を達するものである。 ④ National Bank of Pakistanは全国に328の支店をもっており,その夫々の 支店がCreditDept.をもつことになろう。 〔経済〕 新聞印刷用紙の価格上昇に抗議一一全パキスタン新聞社協会(All-Pakista nNews-papers Society)の執行委員会はカラチで会合を聞き,新聞印刷用紙の価格が“法外 に,不当に”高いことに抗議するため1月31日を“ProstestDay”とし,全日ストラ イキとすることを決定した。 この委員会は更に新聞印刷用紙の不足を解決するため,短期的には新聞印刷用紙 を包括輸入許可品目(OCL)にすること,又長期的には西パキスタンに新聞印刷用紙 を製造する製紙会社の設立を許可すること,を政府に要請することになった。 なおこの新聞社協会には殆んどの新聞社が加入しており,更に新らたに次の会社 の入会が認められた。

Daily Ghareeb (Lyallpur), Jang (Rawalpindi), Daily News (Karachi), Mashrig (Lahore), Indus Times (Hyderabad), Jugobheri(月刊)(Sylhet), Young Pakistan

(月刊) (Dacca) Vパキスタン公企業の輸入に7億9700万ルピー使用一一パキスタンは1962∼63年 末まで、に公企業の開発計画に必要な資材輸入にパキスタン政府資金から7億9700万 Jレピー使った。このうち53億9400万ルピーは1960∼61年の聞に使用され, 1962∼63 年の聞の使用額は2億3000万Jレピーである。 1月 16日 〔政治〕 ダッカの外出禁止令・更に24時間延長一一旧ダッカ地帯に出されていた24時間外 出禁止令は更に24時間延期された。これらの地帯には軍隊や警察がパトロールにあ たっており,紛争は静まっていまのところ平常通りになっている。 , Waheed情報相・パキスタンの直面する危機に断固とした措置を要請一一一Abdul Waheed情報相は政府がパキスタンの安全を脅かす国内外からの脅威を十分認識 し,それらに断固とした措置をとるべきであるとのぺ,更に国民は統一して国の防 衛と安全と繁栄のためアユブカーン大統領のダイナミックな指導に従うべきであ るとのベた。又最近のインドの動きに触れ,インドの軍事強化を援助している西側 諸国を非難した。 一( 22 )一 q, 白 qJ r u円

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バキスタン , Raja Hasan Akhtar西パキスタン回教連盟議長はレセプションの席上,いまや パキスタンが英連邦の一員であることの意味は全くなくなってしまった。もしこう 考えるのが誤まりでないのなら,いまこそパキスタンは英連邦から脱退する時期で あると語った。このレセプションには Begum Mahmooda Salim Khan西ノfキス タン教育相, Pir Mohammad Khan同歳入相, その他の著名な回教連盟役員が参 加していたQ 〔対外関係〕 東パキスタンへ5万人以上の凶教徒避難一一カラチに入った情報に依れば, 5万 人以上の回教徒が西ベンガルの紛争地帯から,東パキスタンの主としてJessoreや Khulna地方に避難してきている。こうした東パキスタンの事情を検討した中央政 府閣僚会議はとりあえず、避難民の救助のため250万Jレピーを支出することを決定し た。又信頼すべき情報によればパキスタン政府はインド政府に対しこれら避難し てきた回教徒がインドに帰り,以前住んでいた家に住めるようIこするため何らかの 措置をよるよう要求すると考えられている。 その他,大統領を含めた東西知事会議も聞かれ,東パキスタンの情勢について検 討したもょう。 ' (経済協力〉パキスタン・中国貿易一一NanHan-chen中国国際貿易促進委員 会議長はアフリカ・西欧訪問の後パキスタンを訪問,カラチでGulMohammadパ キスタン商工会議所議長, LatifEbrahim Jamal副議長と会談,パキスタンと中国 の貿易促進の諸方策について検討したDNan議長は中パ両国の貿易量拡大を希望, 商工会議所議長の提案した中国の銑鉄,セメントとパキスタンのジュート,原綿以 外の輸出用商品とを交換するパーター取引協定を検討することに用意した。 又 Nan議長はパキスタンが中国との貿易のパランスをとるためもっと中国から 商品を輸入する必要を強調,中国はパキスタンが中国から輸入する額の数倍以上を パキスタンから輸入していることを指摘した。 V非公式のパキスタン貿易使節団,近く訪中}ー−GuiMohammad商工会議所議 長は,近く非公式なパキスタン貿易使節団が中国を訪問することになろうと語っ TこO ’ユーゴ・パキスタン第 3次 5カ年計画に擾助一一ーパキスタンを訪問している D. Kosovacユーゴ貿易代表団長はカラチ商工会議所で第 3次 5ヵ年計画に必要な 外資をまかなうためユーゴはパキスタンを援助する用意があると語り,更に次のよ うにのベたO -233- -( 23)ー

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バキスタシ ① 今度の代表団の目的は商品をより多く交換する可能性を検討するにある。 ② ユーゴはパキスタンに技術援助をする用意がある。これには建設における 技術援助とパキスタン人の技術訓練を含んでいるO ③ ユーゴはあらゆる面で,特に工業の分野でパキスタンと協力するつもりで あり,合弁企業を基礎にした計画をたてる可能性について考えたいと思っている。 ④ ユーコ、、は現在パキスタンからジュートを輸入している。ユーコ》、らは工業 用製品や半製品が輸出されている。 ⑤ ユーゴはカラチにショーJレームを聞き,農機具を含む機械類を展示したい と考えているO 〔経済政策〕 People’s Credit Departmentの特徴一一パキスタン銀行(NationalBank of Pakis司 tan)の Regional Managerである Fareed Uddin Ahmad氏は記者会見でショア イブ蔵相が15日発表した People

sCredit Dept.に関する説明を行ない,その特徴 について次のようにのべた。 ① この Creditは普通の銀行から借りられない中小規模な商人や企業家にと って非常に有用なものとなるであろう。 ② このDept.はこれらの人々に自由貸出(liberalloans)を行なう。貸付金額は 最高5万Jレピーまでで,担保はその時の事情に応じて要求される。 〔経済〕

綿花生産, 10%増 大 −Central Cotton Committeeに出席した Rana Abdul Hamid食糧農業相は昨年(1963)の綿花生産について触れ,昨年は22億4300万パー レの生産高で,一昨年の20億3900万パーレに比して10%の生産増大であるとのベ た。要旨は次の通り。 ① 昨年の増産は,東欧・ソ連の綿花市場でストックが少なくなっていること を考慮に入れるとパキスタンにとって非常に有利である。 ② 輸出額は1962∼63年に19万パーレであったのに1963年4月∼12月までに 2400万パーレにも達している。中国は8万4000パーレ購買し,最大の輸出国とな っている。 ③綿花生産者はより多くの綿花をつくるだけでなく,より良質の綿花をつく るよう努力する必要がある。 1月 17日 、 l l J a ’ z 治 & ザh u − F , , ‘ 、 、

d 斗 − q o っ “

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パ キ ス タ ン ダッカの宗教紛争・平静に−AbdulMonem Khan東パキスタン知事はダッカ 及び Narayanganjでおこった紛争は 4日目のきょう平静になったと発表した。 ダッカに入ったレポートによると,西ベンガJレやカJレカッタ市から多くの回教徒 が紛争をのがれて避難してくるため,ダッカ, Narayanganjの状態はまだ緊張して いる口この度の紛争で逮捕されたものの数は300人から400人の間といわれている。 Monem Khan知事は東パキスタンの人々や特に新聞に対し,ダッカの平静と規 律を維持するのを助けるよう要請した。 V法務省特別委員会,選挙制度についてレポート提出一ー普通選挙権委員会 (Franchise Commission)の勧告を検討するため設立された法務省特別委員会は一 般普通選挙権(UniversalAdult Franchise)はパキスタンの諸条件を考慮に入れて間 接的にとり入れられるべきであるというレポートを発表したO 回教連盟 Council派の100名が回教連盟l こ加盟一一一DrighColonyの回教連盟Coun-cil派の 100名は当地を訪問した AbdulWaheed Khan回教連関書記長のレセプシ ョンの席上 Council派を脱退して回教連盟に加入すると発表したO これら新加盟を 申し出た主な人は次の通り。

Khan Ihsanullah Khan, Chaudhri Abdul Rahman, Pir Ali, Zul五garAhmad Shabbir Husain, Hidayat Shah, Sha五uddin

〔対外関係〕 プット外相・ビ、Jレマ訪問一一プット外相は4日間の予定でビ〉レマを訪問したO こ の訪問の目的は,第2回A A諸国会議の提案と東パキスタン・ピルマの国境確定の ためである。 Vアユブカーン大統領・ラダクリシュナン大統領より親書うけとる。 ’(経済協力〉ニモーゴ・パキスタンの貿易とりきめについての話し合いがはじま

ったO

パキスタン代表は Wahiduzzaman商務相, M.Aslam商務次官, E.A. Naik商 務次官補, WazirAli輸出振興局副局長, SaudurRahman同理事。

ユーゴ代表は D.Kosovac, Federal Secretary of State. Nikola B. Uzolac, S. Zlatl王ovic,P. Delvic. 〔経済政策〕 第 3次計画の農業部門配分に不満一−RanaAbdul Hameed食糧農業相を議長と した農業関係官僚の高級会談が聞かれ,第 3次計画が農業部門に13%しか資金配分 をしないことを不満とする意見を発表した。 -235- -( 25)ー

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パキスタン

この会談に出席した主な人は次の通り。

Malik Qadir Bakhsh (西パ農相), Malik Khuda Bux (西パ食糧農業省次官〉,

M. Khurshicl(食糧農業省次官), Sardar Rashid Ahmad, Haq Namaz, M. A. Cheema0 ,砂糖ボーナス・20%一一ーパキスタンの砂糖ストックが十分であることと砂糖生 産者の保護のため政府は砂糖輸出ボーナスを20%にすると発表した。 〔経済〕 Pakistan Central Cotton Committeeは第2次5ヵ年計画の目標である2300万パ ーレを生産するため綿花の種類を大幅に増やすことを決定した。 〔カシミーJ〕レ インド・カシミーJレ の 統 合 を 準 備 −M.Alamインド特派員のレポートによれ ばカシミーJレ政府の強化という名のもとにインド政府は多くの中央政府官吏をカシ ミーJレ政府におくりこむ計画で,すでに数名の高級官吏や警察官が送りこまれたも ようである。こうした形で,インド政府はカシミ

Jレのインドへの統合を準備して いる。 1月 18日 〔政治〕

National Awami Partyの書記長であるMianMahmud Ahmad氏はAfro-Asian Solidarity Organisationがアメリカ第7艦隊のインド洋派遣に反対し“抗議週間” を決めたことについて「こうした決定を歓迎する」とのベた。

〔対外関係〕

パキスタン・ビ、Jレマ米輸入契約調印・内容は20万tのピjレマ米をパキスタンが輸

入するというものO

VアメリカAID.WAPDAのMachineryPool Organisation (MPO)に500万ド

Jレの借款を与えることに調印した。この借款はMPOにある機械部品を輸入するた めに使用される予定。 MPOには約2億Jレピーの価値のある7200点の機械があり, そのうち1000点が部品を必要をしているO 1月 19日 〔対外関係〕 10万以上のインド回教徒・東ノTキスタンに流入一一AbdusSabur Khan運輸相は 「これまで約10万人以上のインド回教徒が Tripura,Assam, W. Bengalから東ノf 一( 26 )一 ワ 臼

円 。

円 。

(29)

パ キ ス タ ン キスタンに流入してきた」と語った。 ’インド宗教紛争は西側諸国に責任がある−AbdulWaheed E三har情報相は記 者会見で「西側諸国はインドに対し大量の軍事援助を与えているが,もし西側諸国 がこうした援助を与えなければ,インドにおける宗教紛争もおこらなかったで、あろ う。西側諸国はこんどの暴動に間接的に責任がある」とのベ,西側諸国を非難した。 〔経済〕 セメント不足・解決近し−AbdullahAl-Mahmood工業相はラワーJレピンディ での記者会見でセメント不足について次のように語った。 ④ 西パキスタンのセメント不足は 2ヵ月か 3ヵ月以内に解決されるだろう。 ② 新らしいセメント工場は,この数ヵ月以内に生産を開始することになって いる。これらの工場が生産を開始すれば西パキスタンの全需要量が満されること になる。 ③ セメンbの配分について統制する意図はない。 1月20日 〔政治〕

内 閣 改 造 −Al-hajAbd-Allah Zaheer-ud-Deen(Lal Mian)氏閣僚に任命され, 保健・労働・社会福祉相となるO Lal Mian氏は政府の Chief Parliamentary Sec -retaryを務めていた。 〔対外関係〕 (経済協力〉 パキスタン訪問中のユーゴの D.Kosovac貿易相はラホーJレで, Ghulam IshaqWAPDA 議長と会談し、次のようにのべた。 「ユーゴはパキスタンとの貿易拡大を希望しており,今度の貿易ミッションの 目的はユーゴが輸入しうる商品のリストをつくることにあるO ユーゴはその見返 りとしてWAPDAの実施しているようなパキスタンの開発計画により多くの援 助を与えることができるようになろう。」 〔経済政策〕

Rana Abdul Hameed食糧農業相はカラチで食糧問題に触れ,「政府は4万 2000t の古い Bosmati米のストックを過去 3ヵ月間に亘って輸出した。又 Begami米や Parmal米のストックを輸出する考えである。その他輸出用に新米を獲得している」 とのベたO 又輸入小麦のストックについては「輸入小麦は計画通りにパキスタンに入ってき ているD東パキスタンの小麦供給は大体うまくいっているO西パキスタンも輸入小 -237ー 一( 27 )ー

(30)

パキスタン 麦が各地の農村に送られていて,最近上昇傾向にあった小麦価格も下落してきてし、 る」とのベた口 V国家経済会議の執行委員会がカラチに原子力発電所の建設を決めたことに対 しカラチの財界は「ノfキスタン経済発展の偉大な前進である」として歓迎してい る。 この原子力発電所 (1万3200KW)はパキスタン原子力委員会が国際原子力委員 会(IAEA)の後援のもとにカラチに建設するもので,総工費 2億8000万Jレピーで, そのうち必要外貨は 2億2500万ソレピー(4650万ドル)である。 〔カシミール] パキスタン政府は国連安保理事会議長にカシミーJlノ問題討議のため緊急理事会を 聞くよう要請する書簡を送った口 1月21日 〔政治〕

National Democratic Front ・西パキスタンにも設立市一−Nasrullah Khan (国会 議員〉氏は記者会見で NationalDemocratic Frontを西パキスタンにも設立した,

と発表した。この記者会見に出席した人は次の通り。

Nasrullah Khan, Mian Mahmud Ali Qasuri, Maulana Abdus Sattar Khan Niazi,K. Mohammad Sa£ dar (西パ議会野党指導者) Sabdar Husain, Maulvi Faqir Husain, Malik Ghulam Tilani(国会議員〉 〔対外関係〕 アユブカーン大統領,再びインドのラダクリシュナン大統領に書簡を送り,いま や共同声明が必要なときではなく,法と規律を維持することの行動が必要なときで あるとのベた。 vパキスタン政府は,ナンダ・インド内相が「インドとパキスタンの内相会談を 聞きたいという提案をしたがパキスタンはこれについて何の回答もしていない」と のべたことに対しそのような提案はインド政府から受とっていない,と発表したO 一方パキスタン政府は Assam,Tripura, W. Bengalから東パキスタンに避難し てくる回教徒の問題について大臣級の会談を聞きたいと,インド政府に提案してい るが,その返事をまっている,とのベたo

v

パキスタン・ピルマ共同コミュニケ発表一一ブット外相とウ・チン・ハン・ピル マ外相は“memorandum of agreemant”に調印,原則としてパキスタン・ビソレマ 間の不明確な国境を固定した国境にすることに同意するとともに今後の協力関係を 一( 28)ー

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端を示すものである。 これは漸江省杭州市野下人 民公社に関する 1958

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出版者 日本貿易振興機構アジア経済研究所/Institute of Developing Economies (IDE‑JETRO) .

権利 Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア 経済研究所 / Institute of Developing.

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