別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 令和元年度 第2回枚方市国民健康保険運営協議会 開 催 日 時 令和2年2月5日(水) 開始時刻 14時 00分 終了時刻 15時 22分 開 催 場 所 枚方市市民会館 2階 第6集会室 出 席 者 (委員) 会 長 森 詩恵 委 員 川 元 美智子・室 田 博 子・中 川 正 博 福 島 巧・藤 本 良 知・山 田 誠 山 羽 徹・宮 腰 正 基・多 田 淑 子 中 村 加 枝・伊 藤 寛・和 田 賢 次 佐 藤 千 景・平 田 隆 朗・西 本 大 輔 (市) 副市長 長 沢 秀 光 健康部長 山 崎 宏 健康部次長 小 川 考 之 国民健康保険室長 小 柳 達 浩 国民健康保険室課長 小 菅 徹 国民健康保険室課長 立 岡 恵 美 (事務局) 国民健康保険室課長代理 中 西 隆 浩 国民健康保険室係長 桐 山 里 香 国民健康保険室係長 水 盛 智 恵 国民健康保険室係員 矢 元 あかり 欠 席 者 (委員) 山 條 敏 和・松 田 伸 一・神 田 哲 郎案 件 名 <付議案件> 1.令和2年度一般被保険者に係る基礎賦課総額及び賦課限度額 並びに賦課割合について(諮問事項) 2.令和2年度一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課総額 及び賦課割合について(諮問事項) 3.令和2年度介護納付金賦課総額及び賦課割合について(諮問 事項) 4.報告事項 ・枚方市国民健康保険財政調整基金(仮称)の設置について ・令和2年度国民健康保険制度の適正な運営に向けた本市の 取り組みについて 5.その他 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 1.次第書 2.令和元年度第2回枚方市国民健康保険運営協議会資料 決 定 事 項 運営協議会への諮問に対する答申 【答申内容】 1.令和2年度一般被保険者に係る基礎賦課総額及び賦課限度 額並びに賦課割合について 基礎賦課総額を 6,715,243 千円とし、賦課限度額を 61 万 円とし、賦課割合を所得割 51%、均等割 29%、平等割 20%とすることは適当である。 2.令和2年度一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課総 額及び賦課割合について 賦課総額を 2,277,801 千円とし、賦課割合を所得割 51%、 均等割 29%、平等割 20%とすることは適当である。 3.令和2年度介護納付金賦課総額及び賦課割合について 賦課総額を 786,618 千円とし、賦課割合を所得割 48%、 均等割 52%とすることは適当である。 会議の公開、非公開の別 及 び 非 公 開 の 理 由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 公表 傍 聴 者 の 数 6人 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 健康部 国民健康保険室
審 議 内 容 議 長 長 沢 副 市 長 議 長 定刻の午後2時になりましたので、ただ今から令和元年度第2回枚方 市国民健康保険運営協議会を開催します。本日の協議会に対しまして傍 聴の申し出がございますので、これを許可しています。ご了承願います。 次に、長沢副市長からご挨拶をお受けします。 副市長の長沢でございます。 協議会の開催にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。 委員の皆様におかれましては、本日、公私共に何かとお忙しい中、ご 出席いただきましたことに、厚くお礼申し上げます。 また、平素より本市の市政運営に対し、ご指導・ご鞭撻をいただき、 厚くお礼申し上げます。 さて、本日の会議では、事前にご案内させていただいておりますとお り、令和2年度の保険料率算定に係る3件の案件を予定しており、本協 議会に諮問させていただきます。 令和2年度は、平成30 年度に国民健康保険制度改革がスタートし3年 目を迎える年でありますが、加入者の減少や、一人当たりの医療費の増 加など、国民健康保険制度を取り巻く環境は、全国的に厳しさを増して おり、本市においても同様の状況となっております。 こうした中、被保険者の皆さんにご負担いただく保険料につきまして も、大阪府からの激変緩和措置財源の投入や、本市における予定収納率 の引き上げ等、様々な対策を講じてもなお、保険料率の引き上げ幅を抑 えることが精一杯であり、今後より一層、被保険者の皆さんにご理解、 ご協力を求めていくことが必要になるものと考えているところです。ま た、保険者として、保険給付の適正化、被保険者の健康寿命の延伸に向 けた保健事業の充実等に、より一層取り組んでいかなければならないと の思いを強くしているところです。 今後、共に保険者としての役割を担う大阪府との連携を密にしながら、 先ほど申しました健康寿命の延伸等をはじめ、令和6年度(2024 年度) に予定される保険料の府内統一化への準備等、様々な課題への対応を適 切に進めていくことで、被保険者の皆さんの信頼に応え、安心して医療 を受けていただくことができるよう、制度の安定に力を尽くしてまいり ます。 皆様には今後より一層のお力添えをお願い申し上げ、開会にあたりま してのご挨拶とさせていただきます。 皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
小 柳 室 長 議 長 小 柳 室 長 議 長 長 沢 副 市 長 次に、事務局から、委員の出席状況について報告をお願いします。 ただいまの委員の出席状況について報告します。 本日の会議、ただいまの委員出席数は15名であります。 以上で、報告を終わります。 ただ今、ご報告がありましたとおり、出席委員は定足数に達しており ますので、本日の協議会が成立していることを確認いたします。 ありがとうございました。次に、事務局からの諮問事項についての説明 に移りたいと思いますが、その前に、前回の協議会からこれまでに、委員 の交代がございましたので、事務局からご紹介のほどお願いいたします。 それでは、委員の交代がありましたのでご紹介をさせていただきます。 被保険者代表といたしまして、肥田 時子(ひだ ときこ)委員にかわり、 室田 博子(むろた ひろこ)委員にご就任いただいております。 以上で、新しい委員のご紹介を終わります。 それではただ今から審議に入りたいと思います。 次第にありますとおり、付議案件の諮問事項 「令和2年度一般被保険者に係る基礎賦課総額及び賦課限度額並びに 賦課割合について」 「令和2年度一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課総額及び賦 課割合について」 及び「令和2年度介護納付金賦課総額及び賦課割合について」を一括 議題としたいと思います。 諮問書の写しを、事前に皆様の机の上に配布させていただいておりま すので、ご覧ください。 それでは、長沢副市長から諮問書の朗読をお願いいたします。 それでは、諮問書を朗読させていただきます。 枚方市国民健康保険条例(昭和54年12月24日条例第37号)第2条第2項 に係る下記の事項について、貴協議会に諮問します。 1.令和2年度一般被保険者に係る基礎賦課総額及び賦課限度額並びに 賦課割合について 基礎賦課総額を6,715,243千円とし、賦課限度額を61万円とし、賦課割合 を所得割 51%、均等割 29%、平等割 20%とする。
議 長 小 柳 室 長 小 菅 課 長 2.令和2年度一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課総額及び賦課 割合について 賦課総額を2,277,801千円とし、賦課割合を所得割 51%、均等割 29%、 平等割 20%とする。 3.令和2年度介護納付金賦課総額及び賦課割合について 賦課総額を786,618千円とし、賦課割合を所得割 48%、均等割 52%とす る。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 それでは先ほどの諮問事項につきまして、事務局から説明を求めたいと 思います。 恐れ入りますが、長沢副市長は他の公務のため、こちらで退席させてい ただきます。 それでは諮問事項について資料に沿ってご説明いたします。 それでは諮問事項について、ご説明をさせていただきます。 資料の1ページをご覧ください。 項番の1.市町村国保の財政構造について、令和2年度国予算ベースで、 概念図をお示ししております。これは、我が国の市町村国保全体の財政の あらましを100億円単位で四捨五入したものでございます。医療給付費等 総額は、約11兆1,000億円と見込まれており、その財源としては、図を縦 に3分割している右側の長方形、被用者保険を含む各医療保険から拠出さ れる前期高齢者交付金と、図の中央の長方形、国と都道府県の公費負担、 図の左側の長方形、保険料収入で構成されております。医療給付に必要な 額から、前期高齢者交付金を除いたうちの50%を保険料収入でまかなうこ ととなっておりますが、図の左側の長方形をご覧いただければお分かりの とおり、国、都道府県、市町村の財源により保険料の軽減等が講じられて おり、被保険者の皆様から徴収する保険料は、長方形の中の白い部分、全 国の市町村合計で、約2兆6,100億円と見込まれているものでございます。 次に項番の2.国民健康保険特別会計のしくみでございます。 平成30年度からの国民健康保険制度改革により、都道府県と市町村はとも に保険者となり、都道府県は財政運営の責任主体としての役割を担うこと となりました。市町村は徴収した保険料等を都道府県へ事業費納付金とし て納付します。都道府県は各市町村から集まった事業費納付金等を財源と
して、各市町村へ保険給付に係る費用を交付金として交付します。 下の図で申しますと、下側の正方形が2つつながったものが、市町村の国 保特別会計のイメージで、上側の長方形が2つつながったものが都道府県 の特別会計のイメージとなります。上向きの矢印の大きいほう、市町村の 特別会計から、都道府県の特別会計への事業費納付金が、上の図の左側、 保険料等でまかなう50%に相当するものでございます。 2ページをご覧ください。 項番の3.大阪府国民健康保険の状況といたしまして、(1)被保険者 数は、社会保険の適用拡大等により、全国の傾向と同じく大阪府において も減少傾向にあり、令和2年度は前年度より約7万7千人減の約186万6千人 と見込まれています。すべての団塊の世代が70歳に移行することから、高 齢者の割合が増加しています。下のグラフでご覧のとおり、全体が右肩下 がりとなっていますが、70歳以上の数を示すウグイス色の帯の幅は、ほぼ 一定となっていることがこれを示しております。 (2)保険給付費の増といたしまして、左側の二つの円グラフをご覧くださ い。総診療費に占める70歳以上の割合が、36.0%から38.65%と2.65%も増 加しており、この世代の1人当たり診療費はは、右の棒グラフのように、 70歳未満の約2倍となっていることから、高齢者の割合増加に伴う診療費 の自然増が見込まれています。これにより令和2年度の1人当たり保険給 付費は、前年度より約9,900円増の約33万7千円と算定されています。 3ページをご覧ください。 項番の4.市町村標準保険料率につきましては、先ほどお示しした状況 を踏まえ、大阪府が医療給付等に必要な費用を見込み、算定するものでご ざいます。 医療給付費分につきましては、右の図にお示しするようにその財源が構 成されています。なお、この図につきましては、大阪府の資料を基に1億 円単位で四捨五入するなどして、本市の責任において図として構成したも のですので、この内容について大阪府へのお問い合わせはご遠慮いただく ようお願いいたします。この図の左側の縦に長い長方形が、各市町村特別 会計から大阪府特別会計に納める事業費納付金を表しており、その総額 は、約2,019億円でございます。このうち、各市町村の一般会計からの繰 り入れ等を見込む部分を除いた白い部分が、被保険者の皆様から徴収させ ていただきます保険料の必要額で、府内全市町村合計で、約1,670億円と 見込まれています。 ページの下半分の表のうち、一番上の表をご覧ください。一行目の医療 分の事業費納付金(A)、2,019億40万7千円から一般会計からの繰入金等(B)
議 長 小 菅 課 長 349億3,876万3千円を控除した額が太枠の欄、保険料収納必要額1,669億6,1 64万4千円となっており、上の図でご説明したことと対応しております。 同様に後期高齢者支援金等分及び介護納付金分について、国から示された 係数をもとに推計した後期高齢者支援金及び介護納付金の納付に必要な 経費から公費等を控除し、市町村が納める国民健康保険事業費納付金を算 定しています。ここから、一般会計からの繰入金等を控除した、保険料必 要収納額が表の一番右の欄のとおりそれぞれ求められております。 これを上から2番目の表、一般被保険者数等、一般世帯数、所得総額の 各係数をもとに、所得に応じた率並びに被保険者一人当たり及び一世帯当 たりに等分して求めた額等が、3番目の表、令和2年度市町村標準保険料率 にお示しするものでございます。料率のうち、所得割は世帯の前年所得額 に乗ずる率、均等割は被保険者一人ずつにかかる額、平等割は世帯ごとに 係る額となっております。 大阪府においては、離島やへき地がないなど医療環境の格差が小さいこ と、市町村間の医療費水準に大きな格差がないことから、被保険者間の負 担の公平化を図るため、府内のどこに住んでいても、同じ所得・同じ世帯 構成であれば同じ保険料額となるよう、令和6年度を目途に各市町村が定 める保険料率を市町村標準保険料率に統一することを目指しています。 ここまでのご説明でご質問はございますでしょうか。 それでは、まずこの3ページ目までのご説明に関しまして何かご質問等 ございましたら、挙手をお願いいたします。 よろしいでしょうか。それでは続きまして説明のほどよろしくお願いい たします。 それでは引き続き、ご説明いたします。 4ページをご覧ください。 項番の5.枚方市保険料率の算定につきましては、令和6年度を目途に 府内統一保険料を目指すにあたり、新制度施行後6年間、つまり平成30年 度から令和5年度までにつきましては、保険料が急激に増加することがな いよう大阪府及び本市において次のとおり激変緩和措置を講じてまいり ます。 まず(1)大阪府による激変緩和措置といたしまして、平成28年度と令 和2年度の一人当たり保険料必要額を比較し、令和2年度に増加となる保険 料負担の影響額に対し、激変緩和措置が講じられるものでございます。激 変緩和措置額は、大阪府に納付する事業費納付金からあらかじめ控除され ることから、保険料率の算定上、賦課総額の減額につながります。
医療分でご説明いたしますと、前のページでご説明いたしました、大阪府 全体の事業費納付金約2,019億円を各市町村の被保険者数、世帯数、被保 険者の所得額のそれぞれ見込みで按分した結果、枚方市は表の(A)欄、約8 8億円を分担いたします。ここから、平成28年度との比較による激変緩和 措置額約9億7千万円と一般会計繰入金等約15億8千万円を差し引い た、62億4,517万6千円が、医療分の保険料収納必要額となるもので ございます。 同様に、後期分、介護分につきましても、保険料収納必要額を表のとお り求めたものでございます。 次に(2)本市における激変緩和措置等といたしまして、まずア.賦課 割合の段階的変更につきましてご説明いたします。本市におきましては、 保険料の賦課方式といたしまして、医療分、後期分につきましては、先ほ ど少しふれました所得割、均等割、平等割の3方式、介護分につきまして は、所得割、均等割の2方式を採用しております。賦課割合とは、賦課総 額を各賦課方式に按分する割合で、例えば所得割が50%、均等割が30%、 平等割が20%の時、賦課総額が10億円であれば、所得割賦課額は、5億円、 均等割賦課額は3億円、平等割賦課額は2億円となり、この場合、均等割額 は3億円を被保険者数で割ることにより求められることになります。 ところで、枚方市の国民健康保険料においては、これまで所得割の賦課割 合が高く、均等割の賦課割合が低いという経過がございました。これを、 表の最下段に示しております市町村標準保険料率による賦課割合に近づ けていくため、令和2年度には、医療分、後期分、介護分ともに、前年度 より所得割を1ポイント引き下げ、均等割を1ポイント引き上げるものでご ざいます。 5ページをご覧ください。 次にイ.予定収納率の設定についてでございます。収納率とは、賦課し た保険料額のうち未納となって翌年度以降に回収を図っていく滞納分を のぞいた、年度内に納付があった額の率を言います。収納率を確保するこ とは、保険料負担の公平性の観点から重要であり、また予定収納率を高く 設定することで賦課総額が小さくなり、一人当たり保険料額の抑制につな がることから、令和2年度の予定収納率は、市町村標準保険料率による収 納率91.59%を上回る93.0%と設定します。 (3)賦課総額についてをご覧ください。 4ページの上の表にお戻りいただいて、太線で囲った欄に示しておりま す保険料収納必要額に対して、今ご説明いたしました予定収納率93.0%で 割り戻して求めた賦課総額が、5ページ真ん中の表の太線で囲った額、医 療分については67億1,524万3千円、後期分は22億7,780万1千円、介護分は7
億8,661万8千円でございます。次にこれら賦課総額に、4ページ ア.でご 説明した令和2年度の賦課割合を適用した賦課額がそれぞれ表の右端の列 にお示ししておりますとおりでございます。 次に(4)賦課限度額についてでございますが、大阪府の保険料算定方式 に基づき、平成31年度法定賦課限度額を適用し、医療給付費分である基礎 賦課額に係る限度額を現行の58万円から3万円引き上げ、61万円とするも のでございます。 6ページをご覧ください。 項番の6.令和2年度保険料率等(案)につきましては、これまでご説 明いたしました諸条件を適用いたしまして、保険料率を求めた表でござい ます。 一番上の医療給付費分を例といたしまして、表の見方をご説明いたしま す。表の一番上の行、67億1,524万3千円が、医療給付費分に係る賦課総額 でございます。この額を表の左下、保険料賦課割合に応じて、3方式に按 分した賦課額、所得割については34億2,477万4千円を賦課限度額控除後の 所得総額406億8,604万7千円で割った割合が8.42%、均等割については、1 9億4,742万円を一般被保険者数見込の79,377人で割った24,540円、平等割 については、13億4,304万9千円を一般世帯数見込の49,048世帯で割った2 7,390円になるものでございます。 後期分、介護分につきましても、表の見方は同様でございますが、介護 分については世帯に係る平等割がございません。 次に項番の7.その他保険料の軽減措置のうち、(1)保険料軽減判定 所得の引き上げにつきましては、所得が低い世帯にあっては、均等割、平 等割を言います応益割の保険料負担が重くなるため、世帯の所得額に応じ て応益割保険料額を軽減する制度があります。 所得額が基礎控除額である33万円以下の世帯は、7割軽減が適用されま すが、5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定におい て世帯の被保険者数に乗じる金額を引き上げ、軽減該当世帯の拡充を図る ものでございます。 このことの影響につきましては、次のページの所得階層別・世帯人数別 保険料比較表でご説明いたします。この表は、横軸を世帯の人数、縦軸を 所得額といたしまして、前年度と令和2年度の医療分・後期分の保険料額 の比較をお示ししたものでございます。この表で、軽減の欄の色を7割軽 減は水色、5割軽減は緑色、2割軽減は黄色でお示ししております。引き上 げ前の5割軽減が適用される被保険者数に乗じる額は28万円なので、1人世 帯の場合基礎控除額の33万円に28万円を加えた61万円までの所得額の世 帯について5割軽減が適用されます。1人世帯の平成31年度の場合、所得が
議 長 委 員 61万円の行において緑色になっていますが、5千円引き上げ後の令和2年度 は61.5万円の行までが緑色になっています。2人世帯の場合では、28万円 に2人を乗じた56万円に33万円を加えた89万円が5割軽減の判定額なので、 2人世帯、平成31年度の列では、所得85万円の行までが緑色になっていま すが、令和2年度は28万5千円に2人を乗じた57万円に33万円を加えた90万 円までが緑色のラインとなります。2割軽減の判定額の引き上げについて も、同様に黄色のラインが下に伸びていることがお分かりかと思います。 なお、この表の下側で茶色のセルは、保険料額が賦課限度額に達している ことを示しております。 次のページは、医療分・後期分に加え、介護分の賦課がある世帯の場合 ですが、表の見方は同様でございます。なお、このページの右側には平成 31年度における本市の軽減世帯の割合を参考にお示ししております。 6ページにお戻りください。 (2)保険料の減免につきましては、大阪府国民健康保険運営方針に基 づく減免を実施します。また、本市独自の児童扶養減免については、令和 2年度は現行どおりとし、今後、大阪府における多子世帯減免の制度化の 状況を踏まえ対応を検討します。 9ページをご覧ください。 項番の9.令和2年度保険料のモデルケースでございます。 3種類の世帯を想定し、給与又は年金収入額ごとに、所得控除後の所得額、 平成31年度の保険料額、令和2年度(案)の保険料額、令和2年度の市町村 標準保険料率による額をそれぞれお示ししております。事業収入など場合 には、必要経費を控除した額を所得額として見ていただければと存じま す。 つづいて項番の10.令和2年度 枚方市国民健康保険特別会計 当初予算 (案)でございます。 歳入・歳出それぞれ4億5,500万円増の423億7,200万円を見込んでいるも のでございます。 説明は以上でございます。 それでは、ただいま諮問事項について説明がございましたので、質問・ ご意見等お受けしたいと思います。どなたからでも結構ですので挙手をお 願いいたします。 5ページの予定収納率の設定のところで、令和2年度の予定収納率が
立 岡 課 長 委 員 立 岡 課 長 93%と書いておられます。これは収納方法の多様化とか収納体制の強化な どから高めの設定になっているのですが、平成30年度の実績が91.95%、 平成31年度の予定収納率が91.50%。これを上回る予定収納率ですが、ま だ年度末が来ておりませんので確定額が分からないと思うのですが、平成 31年度の予定収納率は現在のところどの程度になっているのか。もし分か れば教えていただきたいと思います。 年度途中ではありますが平成31年度の見込みといたしましては92.50% くらいまでは伸びそうですので、今回93.0%というのを目標としたところ でございます。 今の予定収納率について関連した質問なのですが、過去の収納率から見 ると確実に上がっています。数年前の数字を見れば80%台であったりする ので、ただ単に勧奨だけではここまで数字が上がってこないと思うのです が、具体的にはどのような方法を取っているのかということを教えていた だきたいと思います。 それと、大阪府下で保険料を統一するということですが、各市によって 国民健康保険財政の状況が相当違う、また一人当たりの医療費の金額も相 当違うと思うのです。そのあたり5年間で府下統一の保険料率に本当に持 っていけるのでしょうか。それを目標にやっておられるので準備はされて おられると思うのですが。それにあたって激変緩和措置として投入されて いる部分も保険料のアップで徐々に解消していく必要があると思います し、その後の保険料の負担というのが、大阪府としてどの程度の保険料率 でどの程度の保険料という、主観的な見方がされているのであれば最終的 には、現段階の話になると思うのですが、どの程度のレベルか教えていた だきたいと思います。 賦課割合なのですが、所得割が減って均等割・平等割が増えているので すが、こういう形をとると財政基盤としては安定する、そういう意味でこ ういう形にされているのでしょうか。所得階層的に何か影響、懸念される ような実情がないのかどうか、そういったところを教えていただきたいで す。 まず収納率の件でございますが、やはり口座振替が収納率を上げていく ポイントにもなっていますので、新規に加入される方には必ず口座振替を ご案内するというような、地道なところからさせていただいております。 口座振替率は年間1~2%といった程度ではありますが年々上がってき ているところでございます。 あとは最近ではございますが、本市におきましても債権回収課という課
小 菅 課 長 もできております。納税課とも連携を強化しておりまして、公平な負担を お願いしたいということで差し押さえなども取り組んでいるところでご ざいます。 差し押さえはどちらかといいますと滞納繰越の分でございますので、現 年度の収納率ではやはり口座振替による収納でさせていただいているも のだと考えております。 次に統一保険料率に向けての大阪府内の状況ということでございます が、おっしゃるようにこれまでの各市町村の国保特別会計の状況は様々な 部分がございました。本市につきましては累積赤字をすでに解消しており ますけれども、まだ累積赤字が解消されていない市町村も一部ございま す。まず大阪府全体としてこの累積赤字を解消するということに一番力を 入れているのではないかと思っています。 また、大阪府内については、一人当たりの医療費の水準に大きく差がな いということから、全国都道府県のなかでも最初に、具体的に保険料統一 をめざす取り組みをしている都道府県であるというところをご理解いた だきたいと思います。 こういった統一をめざして保険料の水準はどうなっていくのかという ことでございますけれども、直近で大阪府の国民健康保険の方から今後の 保険料額の傾向分析が示されております。これによりますと令和元年度か ら令和6年度の伸び率の累計について3種類の推計がされております。こ れに基づきますと、一番伸び率が低いだろうという見込みが令和元年度か ら令和6年度の伸び率で28.7%。一番高く推計をされているのは、自然増 分ですとか後期高齢者支援金等分の増の見込み、医療費の増加傾向、これ ら全てを見込んだ推計として、令和元年度から令和6年度までで49.6%の 伸びという推計をされております。 ただこの内容について、本市でまだ詳しく分析ができておりませんの で、あくまで現時点で大阪府の示しているものとしてご理解をいただきた いと思います。 賦課割合についてでございますが、これから本市におきましては所得割 の割合を段階的に引き下げ、均等割を引き上げていく必要があると申し上 げました。保険料算定の原則といたしましては所得割、これは能力に応じ た賦課ということで応能割と申しますが、これと均等割・平等割を合わせ た応益割、受益に応じた割合と申しておりますけれど、これは本来では、 50%ずつという形が原則となっております。 ただ市町村の保険料率を算定するにあたって、厚生労働省から示された 係数の中に、各都道府県の所得の状況というものを加味するという係数が ございます。これを加味すると大阪府の場合、所得割が50%より小さくて、
議 長 委 員 小 菅 課 長 応益割が50%より多いという算定をされているものでございます。ですの で、経済状況・所得状況の変化にはある程度、この係数を用いて算定する ことで適応していく制度になっているのかなと感じております。 他市でもやはり収納率を上げるということで色々調べられているとこ ろもありますが、お答えありましたように口座振替を徹底してやっている ところは収納率が高くなっているということですので、収納方法の多様化 ということもあると思うのですが、地道に事務局等が努力している成果が 出ているのではないかなというふうに感じております。 その他いかがでしょうか。 これは枚方市の案件ではないのですが、平成30年度の会計検査院におき まして、泉南市が国民健康保険調整交付金について多く申請をしていて、 平成29年度だけで2億5千万。後から自主的に調べられて平成28年、27 年で合わせて5億円という金額を多く取られていたということが新聞等 で取り上げられていました。枚方市ではこういうことはないと思うのです が、報道発表の中で、一担当者による交付金の認識が間違っていたという ことでここに組織としての考えが示されていないと思うところがありま して、枚方市はどのようなチェック体制をされているのかということと、 昨日の報道では、堺市で資格喪失後の受診にかかる返還金が約20年間放置 されていたと。この5年間で約8千万円という部分が放置されて、このう ち5千万円が時効になっているということです。相当の金額を事務手続き のミスで失われている形になっていますね。これについては20年前から続 いていて、その時の事務引継ぎがうまくいっていなかったということが原 因だろうと推測されているのですが、こういった引継ぎを枚方市ではどの ような形できちんと行い、誰がきちんと管理されているのか教えていただ ければと思います。 調整交付金の過大交付についてでございますが、これにつきましては制 度改正前の年度の額であったと承知しております。制度が変わりまして、 都道府県が調整交付金の算定を行っていくということですけれども、それ でもあくまで各市町村の集計に基づくという構図に変わりはないと思い ますので、月報・年報等の報告をする際に前月と大きな差異が生じていな いか、前年度ベースとの比較、年報にあたっては前年度から大きな変化が あればそれを確認するであるとか、そういったことでチェックを図ってい きたいと考えています。 医療費返還金につきましては昨日報道がありましたが、本市におきまし ても年々返還金等の債権が発生しております。これにつきましては後ほど
委 員 立 岡 課 長 ご報告させていただきたいと思っていますが、本市においてもこれまで滞 納になっているものがございまして、時間を追うごとに回収が難しくなっ ているという現状がございます。今年度からはまず発生した直後から着実 に回収するということで、これまで行っていなかった電話による催告を行 うであるとか、少し時間がたって、催告を繰り返しているにも関わらず応 じていただけない場合は裁判上の手続きをとっていくなどして、着実な回 収に努めているところでございます。 また、そういった債権につきましては年度ごとに債権台帳といったかた ちで管理いたしまして着実に消し込みをしていくような取り組みも有効 かと考えております。 今の収納率の関係ですが、収納率が年々向上しているということは喜ば しいのですけれど、一方で依然として10%弱の滞納者がいます。この滞納 者はずっと同じ人物なのでしょうか。その理由についてどのように分析さ れているのか伺いたいということと、保険料ですから時効がありますよ ね。時効というのは2年ですが、その間に催告をすれば時効は中断するわ けですけれど、それを繰り返していく中で、やむを得ないで回収不能とな った保険料も当然ありうると思います。禁治産者であるとか死亡したと か、そういうものは金額ベースでどれくらいあるのかということについて 教えていただきたいと思います。 保険料ですので基本は年間10回払いということですが、期限が遅れなが ら払っておられる方であったり、同じ方で未納額が積み重なったり、少額 で1、2回お忘れになられるところもあり、滞納されている方にも様々な 方がおられるというところではあります。1度お支払いがないようでした ら、まずはお手紙を送らせていただいたりお電話させていただいたりと、 地道にさせていただいてはいますが、それでも長くお支払いいただけない 方に関してはご存知のように、6か月間の期限である短期証を発行してこ ちらでお話合いができるように、その後もお支払いがないようですと資格 証という、病院にかかっても10割負担になるような証明書を発行しなが ら、こちらから連絡を取ってもご連絡を返していただけないという方につ いて、連絡をとっていただいてお話ができるようにするということは地道 にやっているところでございます。 ただ先ほどおっしゃっていただいたように、お亡くなりになって債権が 引き継がれないという場合もございますので、そういったものとか、2年 の時効を迎えたであるとかで、昨年度不納欠損で約3億円回収できずにい た分がございます。
小 菅 課 長 議 長 少し補足させていただきます。まず同じ人物かというところですが、こ れは様々な状況であると思います。特に社会保険から国民健康保険に加入 される、会社を退職されて4月にというのが一番加入の手続きが多い時期 ですが、国民健康保険料は年間の保険料を6月にお知らせして6月末から お支払いいただくというシステムになっています。4月に加入された方に ついては時間を追って6月に保険料の通知が来るということで、ついうっ かりお忘れになるとか、そういうことも多いかと思います。ですので新し く被保険者になられた方で1回目、2回目の滞納があった方たちに対して 重点的に督促催告をしていくというのが効果的ではないかと考え努めて おります。 また、時効は2年ですが滞納されている方でなかなか解消に至らないと いう方に関しましても、時効にならないようにまずは債務の承認をしてい ただく、分納誓約をしていただくというように、少しでも不納欠損に至ら ないように追跡、捕捉をしていくことも進めているところでございます。 よろしいでしょうか。それではご質問・ご意見に関しましてはこの程度 に止めさせていただきます。 それでは、答申案をまとめさせていただきたいと思います。 お諮りします。 まず、諮問事項の1点目「令和2年度一般被保険者に係る基礎賦課総額 及び賦課限度額並びに賦課割合について」は、「基礎賦課総額を67億1千 5百24万3千円とし、賦課限度額を61万円とし、賦課割合を所得割 51%、 均等割 29%、平等割 20%とすることは適当である。」とすることで、ご 異議ございませんか。 異議なしの声あり それでは異議なしと認めます。 次に、2点目の「令和2年度一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦 課総額及び賦課割合について」は、「賦課総額を22億7千7百80万1千円 とし、賦課割合を所得割 51%、均等割 29%、平等割 20%とすることは 適当である。」とすることで、ご異議ありませんか。 異議なしの声あり ご異議なしと認めます。 次に、3点目の「令和2年度介護納付金賦課総額及び賦課割合について」 は、「賦課総額を7億8千6百61万8千円とし、賦課割合を所得割 48%、
小 菅 課 長 立 岡 課 長 均等割 52%とすることは適当である。」とすることで、ご異議ございま せんか。 異議なしの声あり ご異議なしと認めます。よって、以上のとおり答申内容を決定いたし ました。なお、答申内容につきましては、後日文書にいたしまして、市 長に報告するとともに、委員の皆様方にお送りさせていただきますので よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、案件4の報告事項について議題とします。資料 では10 ぺージからになりますので、事務局からご説明のほどよろしくお 願いいたします。 11.枚方市国民健康保険財政調整基金(仮称)の設置についてご説明い たします。 本市国民健康保険特別会計における安定した財政運営を図るため、国民 健康保険事業費納付金の納付に要する費用の不足その他やむを得ない財 政需要に対応できるよう枚方市国民健康保険財政調整基金(仮称)を設置 します。 12.令和2年度 国民健康保険制度の適正な運営に向けた本市の取り組 みについてご説明いたします。 (1)資格適正化の取り組みについて 郵送戻り等を契機に不現住と認定した者の住民票職権削除依頼と職権 による資格消除の実施による資格の適正化を図ります。 日本年金機構から提供される国民年金被扶養者資格の取得、喪失情報を 活用し、国民健康保険の資格に関する届出がない被保険者へ働きかけを行 うなど、資格適正化の取り組みを進めていきます。 (2)保険料徴収の取り組みについて 保険料の公平負担の観点から、令和2年度の現年度目標徴収率を93.0% (大阪府より示された標準徴収率は91.59%)とし、滞納繰越分を含めた 収納率向上を図るため、下記の取り組みを進めます。 ①口座振替は特別徴収と並んで保険料徴収の確実な方法であることから、 新規加入者への積極的な勧奨を行うと共に、収納方法の多様化を踏まえ、 クレジットカードやラインペイによるキャッシュレス決済を導入します。 ②資力の有無を明らかにするため、情報収集の強化等で財産調査の精度向 上を図ります。また、預金や給与等の債権を主とした差押執行に加え、引
小 菅 課 長 き続きタイヤロック、インターネット公売などの体制強化に努めます。 ③債権回収課や納税課との連携強化を図るとともに、大阪府域地方税徴収 機構へ参加し、多様な徴収体制を活用していきます。 ④色紙封筒を使用した催告書等人目につきやすい文書の送付をはじめ、携 帯電話・スマートフォンのショートメッセージサービス(SMS)を活用 した手法を検討するなど、きめ細やかな催告及び納付相談を実施します。 (3)保険給付適正化の取り組みについて 社会保険加入後に国保被保険者証を用いて受療したケース等で発生し た保険給付(療養給付費返還金)については、文書・電話による催告とと もに、保険者間調整の利用を積極的に案内し、発生初期の段階での回収を 目指します。その上で回収困難な案件は、本市の債権回収担当部署、本市 弁護士職員と連携し、弁護士名を入れた催告書の送付、裁判手続きによる 差押などに取り組みます。 レセプト点検については、本市独自の点検員による二次審査を充実さ せ、前年度を上回る財政効果額が得られるよう努めます。 柔道整復療養費については、多部位・長期又は頻度の高い施術患者に対し て、患者照会を実施し、保険による適正な受診について啓発を行います。 あはき療養費受領委任制度が平成31年度に導入され、府国保連合会との連 携等により適正に審査・支給決定を行う中、長期・頻回・医科重複等につ いての二次審査に努めていきます。 第三者行為求償事務については、府国保連合会に求償事務を委託してい ますが、本市として傷病届の提出勧奨に引き続き務めるとともに、医療機 関や保健所等の関係機関と連携し、第三者行為による傷病発見の手がかり となる情報提供を受ける体制構築に努めます。 外国人被保険者に係る不正受給防止のため、海外療養費や高額療養費の 支給申請時における在留資格等の本人確認や、海外出産に係る出産育児一 時金の申請にあっては出生事実の確認を徹底し、適正な給付に努めます。 ジェネリック医薬品の普及に関しては、利用した場合の自己負担額軽減効 果を示した啓発を引き続き行い、使用割合の政府目標である80%に近づけ ていきます。 (4)保健事業推進の取り組みについて 「第3期特定健康診査等実施計画・第2期データヘルス計画」に基づき、 特定健康診査等の保健事業を推進し、特定健康診査受診率の向上等に努め ます。特定健康診査の受診、特定保健指導の利用については、引き続き「ひ らかたポイント」の付与対象とします。 特定健康診査未受診者に対する受診勧奨については、電話やハガキによ
議 長 委 員 小 菅 課 長 委 員 る案内とともに、SMSを活用した手法の導入を検討します。また、次の 表の月別受診者数の状況から、受診の時期に偏りが見られることを踏ま え、勧奨の時期にも留意し、取り組みます。 糖尿病性腎症重症化予防事業については、新たに未治療者や治療中断者へ のアプローチに取り組み、事業の拡充を図ります。 また、多くの生活習慣病の原因となる喫煙への対策として、保健所と連 携し、禁煙治療に係る補助金制度の創設や禁煙に関する啓発を行う等、た ばこ対策を強化し、医療費の適正化につなげていきます。 説明のありました内容についてのご質問をただ今からお受けします。ご 質問ある方は挙手をお願いいたします。 以前から申し上げている特定健診の受診率は平準化されてきて、月ごと の偏りが少なくなっているのがありがたいと思います。 質問といいますか、我々医療機関ではなりすまし受診というものが問題 となっております。特に外国人の方が日本の保険制度をよく知らなくて、 人の保険証をもって受診すると。現場では色々トラブルになっていること が多くて、我々医師会では「本人確認をしなさい」と言うようになってい ます。その時に顔写真付きの身分証明書を確認しろというようになってい るのですが、保険証を送るときに、初めての受診の際は特にそうだと思う のですが、受診するときはパスポートであるとか顔写真付きの身分証明書 を持参してくださいという指導をしてもらうことはできますでしょうか。 国保のほうにも厚生労働省から本人確認の実施についての通知が来て おります。ただ、外国人であることを理由に本人確認を行うということで はない、といった配慮は必要だと思いますけれども、今後、来年度の保険 証発送等の機会にはそういうことが啓発できないかということを含めて 考えていきたいと思います。 2つございまして、1つは財政調整基金というものを設けるということ なのですが、この原資はどこから持ってくるのでしょうか。 もう1つは、(3)保険給付適正化の取り組みのなかのジェネリック医 薬品の普及の問題です。先般の読売新聞で、ジェネリック医薬品の普及率 が大阪府は全国でずっとワースト10に入っているということが大きな記 事で出ていたと思います。枚方市はどのようになっているのか、また、そ の理由をどのように見ておられるのか教えていただきたいです。 私の個人的な経験なのですが、私も処方箋でもって薬局で薬を購入して いるのですけれども、いつも薬局は「ジェネリックがありますけどどうさ
委 員 委 員 小 菅 課 長 委 員 小 柳 室 長 議 長 委 員 れますか」と尋ねてくるのですね。それで私は「ジェネリックでいいです よ」とその都度答えているのですが、これは処方箋のなかで、特段の理由 があれば別ですが、原則としてジェネリック医薬品を処方してほしいとい う中身を入れることはできないのか、お尋ねしたいと思います。 ジェネリック医薬品は、処方箋でも一般名という名前で書いてこられま す。近頃は先発品以外はほとんど一般名で書いていますので、それに合わ せて患者さんにご希望を伺って、一般名からジェネリック医薬品に変えて いただいております。全体的な傾向のデータはありませんけれどもほとん どこの頃は、ドクターは一般名で書いている方が多いのでそのように移行 しているとは思いますが、その現状を把握しておりませんので、確実なお 答えは市のほうが持っていると思いますのでよろしくお願いします。 我々は先発品でないと困るときだけチェックを入れています。それが無 かったら薬局で変えることができるのですよね。だから一般名で書いて、 先発品でないとだめというときだけチェックを入れています。 まず財政調整基金の原資ということですが、先ほど申し上げましたよう に枚方市は累積赤字を解消いたしまして、今年度も含めまして連続してい わゆる黒字が出ている状況でございます。この黒字分を原資として基金を 運用していく考えでございます。 枚方市のジェネリック医薬品の使用率の現状ですが、資料では政府目標 80%としておりますが、正確な数字がすぐに出てこなくて申し訳ありませ んが、だいぶこれには近づいてきているという状況です。現実的にここに 手が届くという数字まで年々上がってきている状況でございます。 パーセントはわかりませんか。 平成30年度実績の数字でございますが約70.5%となっています。 大阪府下全域ということですので、かなり格差があるところが影響して いるのではと思います。政府目標が今年度9月ということでかなり急ピッ チでの達成を目指していかなければならない市町村も大阪府下ではある というような状況かと思います。 その他いかがでしょうか。 保険料の徴収の取り組みについては数値目標を頑張って上げていこう というところですが、保険給付については、ある程度適正化して抑えてい
小 菅 課 長 委 員 小 菅 課 長 委 員 小 菅 課 長 かなければどんどん保険料率も上がっていくということになると思うの ですが、保険給付の適正化ということを見ていかなければいけないと思っ ています。そこで質問なのですが、10ページ(3)の取り組みで、レセプ ト点検ということがございますけれども、これはどこまでやるのか、どう いうかたちでやっているのかということと、財政効果額がどの程度見込め るのかということを教えていただきたいと思います。 レセプト点検につきましてはまず資格点検というところが主となって くると思います。資格喪失後に受診したものについて医療機関に返戻して いくというところが主になっております。それとは別に1次点検につきま しては国保連合会に委託しています。1人の患者さんについて数か月にわ たって内容を点検していく縦覧点検でありますとか、保険適用になる請求 なのかということについての点検となります。 ただこれについては全件全てくまなくということにはいかないので、一 定の基準で抽出して行っているものでございます。 効果額につきましては手元に額の資料がございませんのでお答えでき ないのですけれども、点検員につきましては一定の増員も図って行ってい きたいと考えているところでございます。 今の1次点検という話にも関連するのですが、柔道整復治療費等の適正 な受診というふうに書かれていますけれど、必要な医療は提供していただ かなければいけないとは思いますが、適正な受診かどうかというのをどう 見極めるのか。これは保険は使えませんよと打ち切ってしまうことができ るのかという点についてお伺いしたいです。 柔道整復療養費につきましては、まず受けていただく患者さんに対する 啓発を行うということが現実的かと思います。こういう内容では保険を使 っての受診はできませんということを知っていただくことで、自己抑止、 啓発を図っていくことが必要なのかなと思っています。 啓発ということですけれども、こういうものはだめですという広報はさ れているのでしょうか。 具体的には「広報ひらかた」で年間の機会を通じて広報すると同時に、 「医療費のお知らせ」のはがきの裏面等のスペースを活用いたしまして柔 道整復で保険給付を受けられる場合を具体的に例示しております。今後、 あんま・マッサージ、はり、灸(「あはき」)についても同様の啓発を「医 療費のお知らせ」のなかで行っていく考えでございます。
委 員 小 菅 課 長 議 長 小 柳 室 長 今の話に関連して言いますと、国保連合会ではレセプトがかなり厳しく チェックされます。医科・歯科・薬科とも厳しくチェックを受けています。 資格喪失後の受診というのがかなり多いです。我々は保険証しか見られ ないので、この人が資格が無くなっていないかということが分からないの です。先月までは資格があったけれども今月からは無くなっているという ことがまかり通っていて、我々がレセプトを出したら2カ月後に「この人 は受診資格がありません」という連絡が来るのです。 そこで、市のほうでできるかは分かりませんが、国保の保険証を回収し てもらうとか、そういうシステムがあればいいと思うのですね。受診資格 が無い人が受診するというのは困るので、そこのところは考えていただけ ればと思います。枚方市に限った話ではなく日本全国どこでもそうだと思 うので、保険の二重チェックというのは非常に厳しいですし、適用が無か ったらすぐに減点ということになるのでかなり厳しく見られています。 それから、報道でよく問題になっているのは柔整とかあはきといったと ころの、本来の業務ではないものまで業務にして、保険のシステムで患者 さんから承諾を得て請求をする、そういうシステムがどうもまずいと私は 思うのですがそこをチェックする方法はなかなか無いと思うので、そこの チェックをこれからはやらないと医療費がどんどん膨れ上がることにな ると思います。現状として申し上げました。 おっしゃっていただいたように、保険証の回収というのが社会保険と比 べて時期が遅くなるという現状はあると思います。ですので、社会保険に 加入されたら国保の脱退手続きを14日以内に、ということで申し上げてお りますが、その時は必ず回収を着実に行っていくことが基本ですけれど も、なかなか脱退手続きに時間がかかるという方も多いのが現状ですので そういった課題も啓発を図っていきたいと考えております。 その他いかがでしょうか。それでは報告事項につきましてのご質問はこ れで終わりたいと思います。 続きまして案件5のその他について、事務局より何かございますか。 本日ご審議いただきました、令和2年度の保険料に係る賦課総額等につ きましては、3月に開催されます枚方市議会におきまして、条例改正議案 として提出させていただく予定となっております。 また、被保険者の皆様への周知につきましては、ホームページへの掲載 のほか、4月号以降の「広報ひらかた」に順次掲載させていただく予定と しておりますので、よろしくお願いいたします。
議 長 山 崎 部 長 議 長 最後になりましたが、山崎部長から、ご挨拶をお受けします。 本日は、令和2年度の保険料率算定に係る3件の事項につきまして、 ご審議いただき、誠にありがとうございました。 令和元年度の協議会は、本日で最終となりますが、本市といたしまし ても、本日頂戴いたしましたご意見を踏まえ、引き続き健全かつ安定的 な制度運営に努めてまいりますので、今後ともお力添えいただきますよ う、よろしくお願い申し上げ、お礼の言葉に代えさせていただきます。 皆様、誠にありがとうございました。 以上で、本日、審議・協議すべき事項はすべて終了いたしましたので、 本協議会は、これをもって閉会いたします。 委員の皆様、長時間にわたりご審議いただき、ありがとうございました。