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センター長挨拶: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

センター長挨拶

Author(s)

喜屋武, 盛基

Citation

沖縄大学マルチメディア教育研究センター紀要 = The

Bulletin of Multimedia Education and Research Center,

University of Okinawa(3): 1-2

Issue Date

2003-03-31

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/6365

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センター長挨拶

沖縄大学マルチメディア教育研究センター センター長喜屋武盛基 いよいよマルチメディア教育研究センター紀要第3号の出版にこぎつけた。 振り返ってみると、マルチメディア教育研究センターの歴史は極めて浅い。しかし、その設立の 構想は7年前、私が琉球大学を定年退職後、本学に社会情報学担当の教員として採用された時に さかのぼる。 当時は教務部長が主催する情報教育関連の委員会はあったが学内の情報教育を分担する教員ら が中心になって、もっぱら学外の非常勤講師の選定や依頼などをしていたと記憶する。コンピュ ータリテラシーが主で教育内容も個々の教員まかせであった。 それぞれの常勤・非常勤を問わず個々の教員が得意とする部分を中心にしていたので、教育内容 は、教員によって違いはあったが、例えば“できるワード基本”のようなテキストを使い、いわ ゆる初心者向けのものが多かった。なかにはブラインドタッチがコンピュータの基本だと主張し て2~3週間もかけたり、得意とする分野を微にいり細にいり教えたりしていた。 センターの設立以来、私はコンピュータ教育の基本として l)学内LANを活用すること。 2)e-mailが日常的に使えるようにするため、教員と学生との連絡、たとえば宿題の提出や その評価のやりとりにメールをつかうこと。 3)Web検索を教育課題の中に取り入れること。 4)一つの課題に偏らない、均一な教育内容にするため標準的なテキストを定めて、それに 準じて教育をおこなうこと。 5)TA制度を取り入れ、これまで採用できなかった学生TAを優先採用すること。 6)教員自らが個々の学生にハンズオントレイニングをしていたが、これからはTAにまか せて教員の負担(時間数)を抑えTAの負担(時間数)を増やすことで教育の質の向上 と経済的負担の軽減を図ることを提案してきた。 また、学生に対する教育カリキュラムと平行に社会人に対するエクステンシヨンコースの開 設をも社会に開かれた大学として必要だと考えた。設立と同時に世界的に著名なシスコシステ ムの教育カリキュラムを導入しシスコ認定のCCNA(CiscoCertifiedNetworkAssociate)の取 得を教育目標にかかげてスタートした。沖縄県では初めてのしかも沖縄における中核校 (RegionalAcademy)に認定された。社会人学生の身分も別科学生にならって学生に準ずる資格 を与え、学生証の発行や大学内での正規学生と同等な権利(たとえば図書館、ミニシアター、 体育館など学内施設の使用権、ネットワークアカウントの無料発行など)を与え、好評を得て いる。 -1-

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センター設立の1年後にはシスコシステムズと同様に世界的に著名なデータベースの会社で あるオラクルデータベースのコースを取り入れた。これは曰本初でありオラクル社によれば世

界的な教育カリキュラムを開発しつつある中で沖縄大学との契約は意義深いものといわれた。

今後の課題として、2年前から主張し続けている英語で講義するオラクルとシスコのクラスを

提供したいこと。曰本人でも英語のクラスは大いに意義がある。両方のカリキュラムはオリジナ

ルが英語であり曰本語に翻訳されたものを学生が使うことになり、回りくどい。それに技術用語

は適訳がないのでカタカナ文字におきかえられる場合が多い。シスコもオラクルも世界に通用す

る資格であるが日本以外の外国では英語が主流である。

ネットワーク社会に不可欠なネットワーク技術とその向こうにデータベースがあり、その両方

の教育システムにもう一つ重要なものがコンテンツである。コンテンツが無ければデータベース

も意味が無い。というわけでMacromediaの教育システムをセンターに加える必要がある。

本センターをさらにグレードアップし沖縄県のユニークなセンターにするため外国の類似教育

研究機関との提携が必要だと思う。私が注目しているのがサンフランシスコ州立大学のエクステ

ンションスクール、カリフォルニア大学バークレー校のエクステンデドラーニング、ハワイ大学

の生涯学習校などと何らかの交流、提携を通して技術分野の教育の内容を整えたいものだ。(これ

までの外国の大学との提携はもっぱら語学留学であり、技術系の交流も望まれる)これらに関連

して、去る3月の第3週17曰~22曰までの北米視察報告書を参照して戴きたい。

追記:この稿は私がセンター長としての最後のものになります。いろいろな形でセンターの運

営にご尽力下さった常勤・非常勤の教職員および研究員の皆さんに厚くお礼を申し上げます。新

センター長、照屋健先生、教職員、研究員の皆さんに、これまでと変わらぬご支援とご提言など

をたまわりたい。私は来月4月1日付けでこのセンターの客員教授・主任研究員として微力では

ありますがセンターの育成に努めたいと思っています。よろしくお願いします。 -2-

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