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7 月 22 日 ( 水 ) 1 旭化成 石化部門高収益体質へ利益率 5% 超え目指す旭化成は来期から始動する次期中計で エチレンセンターを中心として汎用ケミカル領域で売上高営業利益率 5% 超えを安定的に確保することを目標に掲げる コスト合理化や省エネを進める一方 成長分野の複屈折ゼロポリマーや超

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Academic year: 2021

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化学工業日報抄録  【7月21日(火)~7月24日(金)】  日本ポリエチレン製品工業連合会 松井 「化学工業日報」を一週間単位でまとめた抄録記事である。 日付の欄の下の頁( )は当日のページを表す。 出展:化学工業日報(発行所:化学工業日報社)  7月21日(火) 3 DBJ 15年の環境格付け・・・化学業界向け 1500億円突破へ  GRI-G4対応など奏功 地方企業にも波及狙う  日本政策投資銀行(DBJ)の実施する環境格付融資の内、化学業界向けが今年累計 で1500億円を突破する見通しだ。今年3月末時点で環境格付けは累計472件、 金額にして8026億円となっているが、全体に占める化学業界の割合は金額・件数と も首位で、けん引役を担っている。昨年度から内容を刷新し、GRI第4版や今秋改定 予定のISO14001認定への対応もあってリピーターが増えており、更に拡大の様 相をみせている。 14 社説・・・水素社会実現へ化学産業も貢献を  水素エネルギーインフラの構築に向け、産学官で様々な取り組みが進められている。 昨年末にトヨタ自動車が燃料電池自動車「MIRAI」を発売し、一気に機運が盛り上 がっているが、本格的な水素社会の実現には、なお長い道程がある。  経産省は、2020年の東京オリンピックを第1ステージに水素社会実現までの道筋 を描いている。まず水素の製造・輸送・利用が連携したサプライチェーンを確立。20 年以降には海外からの大量輸送の実証に着手し、30年頃の本格輸入を見込む。さらに 将来は、太陽光等再生可能エネルギーを利用して製造した水素を導入するというもの。 これに合わせて水素発電など新たな利用技術の開発にも取り組む。  水素サプライチェーンの中核技術であり、日本が世界に大きくリードしているのが、 大量輸送技術。千代田化工建設はメチルシクロヘキサン(MCH)を、川崎重工業は 液化水素を、それぞれ水素キャリアとした輸送技術の実用化を目指している。 資源を持たない日本が、次世代エネルギーと期待される水素の国際流通で主導権を握る ことも夢ではない。  化学産業は、生産プロセスにおいて大量に水素を製造・消費する一方、製鉄に次ぐエ ネルギー多消費産業である。水素エネルギー社会が実現すれば、コンビナートを水素供 給拠点として活用することが考えられ、また利用者としてCO2排出削減の恩恵も受け られる。  今のところ事業化に前向きなのはJX日鉱日石エネルギー、岩谷産業などに限られる。 そのなかで東亜合成が徳島で、トクヤマが周南・下関で、電解プロセスで得た水素を 地域供給する実証事業を開始した。電解水素は純度が高く、燃料電池車向けに適してい るという。水素或いはキャリア候補であるアンモニアに関し、豊富な知見を持つ化学企 業も多い。もっと多様なアプローチができるのではないか。 平成27年7月24日

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 7月22日(水) 1 旭化成・・・石化部門 高収益体質へ 利益率5%超え目指す  旭化成は来期から始動する次期中計で、エチレンセンターを中心として汎用ケミカル 領域で売上高営業利益率5%超えを安定的に確保することを目標に掲げる。  コスト合理化や省エネを進める一方、成長分野の複屈折ゼロポリマーや超高分子量ポ リエチレン(PE)は期間内に生産能力の倍増を計画。次世代技術のライセンス展開や グループ全体が高付加価値型路線へ舵を切るなか、汎用石化領域でも業界トップの高収 益体制を築く。  汎用ケミカルは溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)や「エンジニアリン グプラスチック」などを除くエチレンセンター回りの事業を中心に構成される。来春には センター統合により、約4500億円あった汎用ケミカルの売上高(2014年度実績) は16年度におよそ1000億円減る見込み。石化部門の業界平均利益率が2~3%と 見られる中、旭化成は200億円弱の営業利益を安定的に稼ぎ出すことで、汎用石化で もトップクラスの高収益事業へ再構築する。  市況が低迷するANはグローバルトップを志向する拡大戦略から、地域ごとに収益を 確保する戦略に転換する。コスト連動型の価格フォーミュラへの切り替えも奏功し14 年度は収益が急回復している。   旭化成グループは次期中計で収益性の追求をテーマに掲げ、全社ではマテリアル領域 で8%、住宅10%、ヘルスケア領域12%の利益率の確保を目指す方針。 2 タイ経済変調・・・産業に打撃、サムスン工場閉鎖など化学産業に影響も  タイの経済鈍化が顕著になってきた。国内消費のほか、頼みの綱である輸出も鈍化し ている。さらには干ばつの恐れから、国内総生産(GDP)の1割程を占める農業が大 きな打撃を受けた場合、経済全体に影響が及ぶのは必至。景気低迷を受けて自動車産業 では、米ゼネラル・モーターズ(GM)が従業員3000人のうち500人を削減する 事を表明。エレクトロニクスでは、韓国サムスングループがハードデイスク駆動装置( HDD)用モーターを生産する工場の閉鎖を決定し、全従業員2500人を解雇する 計画。不景気が長引けば、リストラや再編が加速する可能性があり、化学産業への影響 も否定できない。  7月23日(木) 2 中国・寧東・・・エネ化工基地、20年に総生産額5500億元  石炭化学の基盤拡充う軸に  寧東エネルギー化工基地は、石炭化学をはじめとした産業基盤強化を通じ2020年 に工業総生産額5500億元を目指す。14年の工業総生産額は前年比18.4%増の 約770億元。石炭化学、石油化学を始めとした基幹産業の強化を図り成長を加速して いく。豊富な石炭資源を背景に火力発電のほか太陽光発電の導入を進め、化学工業と同 時にエネルギー産業の底上げを図る。 12 東燃ゼネラル石油・・クラッカー競争力強化  エチレン輸出能力再増強、中計見直しの時期に 芳香族、プロピレン増産先延ばし  東燃ゼネラル石油が中期経営計画の見直しの時期を迎えている。石油化学部門は「燃 料から化学品へのシフト(GtoC)」「スチームクラッカーの競争力強化」「特殊化製 品の拡充」の基本姿勢を維持しながら、市況が低迷する芳香族やプロピレンの増産を若 干先延ばしする計画。エチレンは今秋、輸出能力を再増強し、着中国ベースのコスト競 争力の更なる向上を図る。成長分野と位置付けるスペシャリテイでは海外展開も検討 課題に挙げる。

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12 石油8社・・・3月期販売量7%減、夏場の天候不順など影響  石油連盟が公表した2015年3月期の石油8社の決算によると、販売数量(輸出等 含む)は、前年度比7.0%減の1億9768万キロリットルとなった。消費増税前の 駆け込み需要の反動や夏場の天候不順で燃料油計は同5.5%減。ジェット燃料は増加 したものの、電力向け需要の減少でB/C]juuyu が同17.3%減となった。  7月24日(金) 1 住友化学・・・塗るだけでガスバリア、無機系コート剤 食品包装など幅広く  住友化学は、フィルムシートや成形品に水蒸気や酸素の透過を防ぐ機能を付与できる 塗布型ガスバリアコーテイング技術を開発した。フィルム表面に塗った無機物が膜を形 成し、ガスの透過を遮断する。食品包装から有機エレクトロルミネッセンス(EL)デ バイス向けまで幅広い分野でバリアフィルムを展開する同社では、ガスバリア性の低い 素材にも機能を加えられる特徴を生かし、用途開拓に乗り出す。飲料や医薬品のボトル 容器、水素ガスタンクなど様々な需要を見込む。 7 石油化学産業特集 好況の今こそ将来像描け・・・輸出好調、高稼働続く  CTO、シェール対応急務、企業連携で競争力底上げ  2015年前半の石油化学業界は活況を呈した。今年春、アジアのエチレン価格が1 トン当たり1400㌦と高値で推移するなか、円安で日本勢が輸出を伸ばし利益を稼い だ。好環境は続くとみて石炭など価格競争力の高い原料をベースとする米国や中国の新 たな石油化学プロジェクトは、世界の競争環境を一変する影響力を持つ。日本が得意と する付加価値の高い誘導品の競争力の向上策やコンビナートの基盤強化は欠かせない。  14年前半は消費増税前の駆け込み需要を受けて稼働率が上昇、増税後は駆け込み需 要の反動減を引きずっているものの、円安を背景に「生エチレン」を含めた堅調な輸出 が全体の稼働を下支えしている。  国内15基あったエチレン設備は16年4月には12基に減り、合計生産能力は年約 720万㌧から約650万㌧に縮小する。消費増税が実施される予定の17年春までは 高稼働を維持できる公算が大きい。

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7 石油化学工業協会 浅野敏雄 会長に聞く  脅威をチャンスに転換・・・安全確保が国際競争力の源  原油や原燃料価格の急変、シェールや石炭化学の台頭など外部環境が大きく揺れ動く なかで日本の石油化学業界が転換期を迎えている。昨年末には経産省による産業競争力 強化法第50条に基づく石油化学産業の市場構造に関する調査報告があり、設備の集約 事業の再編が必要となることなど、業界は今後どこに向かうべきか。石油化学工業協会 の浅野敏雄会長に、現状認識や取り組むべき課題について語ってもらった。  化学産業を取り巻く環境は、円安や原油安、自動車関連部材、中国向けの電子材料等 が牽引する格好で企業業績には改善がみられる。 現政権の「アベノミクス」の成果でもあるが、ここからはデフレをいかに脱却し、経済 の好循環が展望できるかどうかが課題だ。産業競争力の強化や成長戦略の具体化も中長 期的なテーマ。規制緩和などで新陳代謝やイノベーションが進むことを期待している。  われわれの石化産業において産業競争力強化法第50条で指摘された通り、中長期的 には競争力が相対的に失われていく懸念がある。アジア需要の伸びの低減や最終製品の 生産拠点の海外移転等による国内需要の低減を背景に、日本のエチレン生産量は漸次低 減していくとみられている。こうしたなかで、今後の石油化学産業はどこにむかうべき か。私はこうした脅威はチャンスに変えられると感じており、いまこそ皆で知恵を絞る 時期ではないか。 8 三菱化学 取締役常務執行役員・石化基盤本部長 岡本純一氏…チェーン全体を徹底強化 住友化学 ラービグ計画・石油化学部門統括専務 大野友久氏…ラービグ2期に総力結集 三井化学 石化事業本部長執行役員 真野純一氏…海外需要の取り込み加速 9 旭化成ケミカルズ 取締役専務執行役員 竹本常夫氏…構造改革 仕上時期に 東ソー 常務取締役 石油化学セクター長 伊東祐弘氏…クラッカー稼働率100%へ 昭和電工 執行役員 石油化学事業部長 新井龍晴氏…誘導品拡充し競争力向上 10 丸善石油化学 常務取締役執行役員 鍋島勝氏…未利用留分の活用を推進 10 コンビナート支援 自治体の取り組み・・・危機感をばねに課題克服   規制緩和や物流強化など、省エネや相互融通も後押し  国内のコンビナートは、エチレン設備の停止や製油所の統廃合が相次ぐ。国内需要の 成熟化、北米にシェールガス・オイルや中国の石炭化学によるプラントの生産能力の増 加等を背景に、国は企業に設備の一層の縮小・再編を促す。一方、自治体は地元経済の 中核を担うコンビナート基盤の再建に向けて、立地企業を支援擦る取り組みを積極化さ せている。

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11 JX日鉱日石エネ 常務執行役員 佐藤宏之氏…次期中計を収穫の時期に 出光興産 上席執行役員 丸山和夫氏…事業再構築へ着実に歩み 東燃ゼネラル石油 執行役員 岩崎努氏…操業柔軟性向上に邁進 12 主要石化製品の市場動向:14~15年前半の実績と見通し  LDPE・・・需要底堅く 最適化・成長投資進む  PP・・・国内生産4年ぶり増、高付加価値シフト進む  PVC・・・印向けなど輸出好調、内需本格回復は夏以降  PS・・・内需前年並み、SM、原料値差が高水準

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