年間授業計画(平成30年度)
東京都立 東 高等学校 科目(単位数) 国語総合 対象学年・(組・コース) 1 年 必修 使用教科書(出版社) 精選国語総合(東京書籍) 副教材等 新総合図説国語(東京書籍) 論理力ワークノート(第一学習社) 完全マスター古典文法(第一学習社)重要古語単語 315(桐原出版) 徒然草による用言ノート(尚文出版) セレクト漢字検定(桐原書店) 学期 学習内容 学習の目標・留意点 学習活動(具体的に) 「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成 1 学 期( ) 時 間 前 半 【現代文】 ①評論「届く言葉」 ②評論「今ここに ある無数の未知」 ③論理力ワークノ ート第1章 【古 典】 ①古文入門(説話) 『今昔物語集』 「児のそら寝」 「検非違使忠明」 ②漢文入門「訓読 の基本」 文章の展開を追いながら,論旨を 正確に把握し,筆者の考えを読み 取る。 相手に「届く言葉」とそうでない 言葉の違いについて,対比的に書 かれた随想を読み取る。 筆者の物の見方や感じ方,表現の 特色に注意して随想を読む。 論理力ワークノートに取り組み、 読み書きの基本スキルを身に付け る。 身近な風景の変化とそこから生じ た思いについて書かれた随想を, 具体例に注意して読み取る。 訓読のきまりを理解し,文章の内 容を的確に読み取る。 格言や故事成語を読んで,漢文の 世界に親しむ。 ○自身のものの見方や考え方を豊かにするため に,話し方や聴き方について自己評価や相互評 価を行い,自分の話し方や聴く態度を見つめ直 す。また,未知なるものに対する自身の接し方 を整理し,話し合う。 ○書き手の意図を捉えるため,文章の構成や展 開,考えの進め方を整理する。また,それぞれ の段落のはたらきを確かめたり,段落相互の関 係を読み取ったりする。 ○演習問題に取り組み、文章を論理的に読み、 判断し、書く力を養う。 ○古文読解の基礎的な力を養うために,歴史的 仮名遣いや五十音図,品詞分類について学習す る。 ○古文では原文,漢文では書き下し文を音読す ることを通して,古典のリズムを味わう。 ○学習をより定着させるために,補助教材,プ リント等を活用する。 後 半 【現代文】 ①小説「羅生門」 ②評論「水の東西」 ③論理力ワークノ ート第2章 【古 典】 ①古文 (随筆)『徒然草』 「丹波に出雲とい ふ所あり」 「神無月のころ」 ②漢文(故事成語) 「矛盾」「推敲」 小説に描かれた登場人物・情景・ 心情などを,表現に即して読み味 わう。 極限状態にある登場人物の心情の 変化を場面の展開に即して読み取 り主題を考える。 時代背景,時刻や場所,人物の置 かれた状況を整理し,選択や決断 で苦悩する心理を考察する。 「水」に対する捉え方の違いから, 日本と西洋の自然観や文化の違い を理解する。 随筆に表れた作者の考えを踏まえ て,ものの見方,感じ方,考え方 を豊かにする。 事実系文章の読み書きを学ぶ。 話の構成や展開を確かめ、人物の 言動や表現の仕方から,寓話にこ められた意図について考える。 登場人物の言動から,寓話に込め られた意図について考える。 ○作品に対する読みを深めるために,自分が読 み取った人物・情景・心情などを脚本にしたり, 現代の物語に書き換えたりする。 ○日本について改めて見つめ直すために,日本 と外国のさまざまな違いについて比較・考察す る。 ○目的に応じて題材を選び,文章の形態や文体, 語句などを工夫して書く。 ○演習問題に取り組み、文章を論理的に読み、 判断し、書く力を養う。 ○古文を味わう力を養うために,動詞を定着さ せる。 ○作品を鑑賞することを通して,各時代におけ る人々のものの見方や感じ方を理解する。 ○自分たちが使う言葉について見つめ直すため に,言葉の成り立ちや,言葉が持つ意味の広が りを学ぶ。 ○学習をより定着させるために,補助教材,プ リント等を活用する。学期
学習内容 学習の目標・留意点 学習活動(具体的に) 「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成 2 学 期( ) 時 間 前 半 【現代文】 ①評論「欲望と科 学」 ②小説「沖縄の手 記から」 ③論理力ワークノ ート第3章 【古 典】 ①古文(歌物語) 『伊勢物語』 「芥川」「東下り」 ②漢文(寓話)『戦 国策』 「借虎威」「漁夫之 利」 欲望と科学の関係についての 筆者の考えを,論の展開に注意 して的確に読み取る。 戦争の中に生きる登場人物の 生き方や考え方を捉え,人間の 生と死について考えを深める。 歌物語という分野や作品の概 略を理解し,関心を持つ。 論証系文章の読み書きを学ぶ。 想像力をはたらかせながら,人 物・情景・心情を読み取り、歌 物語の世界を味わう。 話の構成や展開を確かめ、人物 の言動や表現の仕方から,寓話 にこめられた意図について考 える。 登場人物の言動から,寓話に込 められた意図について考える。 ○書き手の意図を捉えるため,文章の構成 や展開,考えの進め方を整理する。また, 各段落のはたらきを確かめたり,段落相互 の関係を読み取ったりする。 ○様々な文章を読み比べ,感想を述べたり 批評する文章を書いたりする。 ○演習問題に取り組み、文章を論理的に読 み、判断し、書く力を養う。 ○古文を正確に読む力を養うために,動詞 に加え,助動詞の意味や用法を定着させ る。 ○古典の背景を学び,日本と中国の人々の 無常観や自然の捉え方,感じ方を理解す る。 ○漢詩のリズムや韻を味わうために,繰り 返し音読や朗読をする。 ○学習をより定着させるために,補助教 材,プリント等を活用する。 後 半 【現代文】 ①小説「富岳百景」 ②論理力ワークノ ート第4章 【古 典】 ①古文(日記)『土 佐日記』 「馬のはなむけ」 「帰京」 ②漢文(唐詩) 「 漢 詩 の き ま り 「春暁」 「黄鶴楼送孟浩然 之広陵」 「春望」 「香炉峰下、新卜 山居」 小説に描かれた情景や登場人 物の心情の変化を読み味わう。 文章を論理的に読むための「思 考力」「判断力」を養い、記述 する力を養う。 日記文学としての『土佐日記』 について,作品の概略を理解す る。 内容を読解し,当時の旅の様子 を読み取る。 冒頭の一文の意図を読み取る。 助動詞や助詞の意味に注意し て現代語訳する。 漢詩のきまりを理解するとと もに,表現に即して内容を味わ い,作者の心情を理解する。 漢詩の音読を通して,唐詩の修 辞,リズム,韻を味わう。 ○自らの力で文章の内容や表現の方法に ついて考えるため,主体的に文章を読み, グループでまとめる。 ○演習問題に取り組み、文章を論理的に読 み、判断し、書く力を養う。 ○出典を明示して文章や図表などを引用 し,説明文や意見文などを書く。 ○土佐日記に度々登場する諧謔表現を見 つけ、面白さを指摘する。 ○日記文学の流れを理解する。 ○漢詩を音読しリズムの美しさを味わう。 ○学習をより定着させるために,補助教 材,プリント等を活用する。 3 学 期( ) 時 間 【現代文】 ①評論「真の自立 とは」「白」 ②詩歌「汚れつち まつた悲しみに」 「十五の心―短歌 抄」 ③論理力ワークノ ート第5章 【古 典】 ①古文(軍記物語) 『平家物語』 「木曽の最期」 ②漢文(思想) 『孟子』「不忍人之 心」 筆者の主張する自立について 正確に読解し、現代社社会にお ける自立について各自考察を 深める。 「白」に表われる、情報に対す る意識についての筆者の考え を、独自の表現に注意して読み 取る。 詩歌に親しみ、そこに描かれた 世界を読み味わう。 文章を論理的に読むための「思 考力」「判断力」を養い、記述 する力を養う。 記述の特色に注意して,軍記物 語を読み味わう。 古代中国の思想について理解 を深め,ものの見方,考え方を 豊かにする。 ○書き手の意図を捉えるため,文章の構成 や展開,考えの進め方を整理する。また, 各段落のはたらきを確かめたり,段落相互 の関係を読み取ったりする。 ○短歌や俳句について,それぞれの形式や リズム,表現方法に注意して読む。 ○演習問題に取り組み、文章を論理的に読 み、判断し、書く力を養う。 ○軍記物語の読解を通して,日本の歴史に 対する理解を深める。 ○軍記物語の世界をより深く味わうため に,音読や朗読・暗唱を行う。 ○学習をより定着させるために,補助教 材,プリント等を活用する。年間授業計画(平成30年度)
東京都立 東 高等学校 科目(単位数) 国語表現(2単位) 対象学年(選択) 3年(自由選択) 使用教科書(出版社) 国語表現 改訂版(教育出版) 副教材(出版社) なし学期
学習内容
学習の目標
学習活動
1
学
期
26
時
間
前
半
1章 コミュニケーションのために 2章 文章表現の方法 8章 言葉を届ける ・表現の場を整える。 ・文章表現の基礎を学ぶ。 ・日常における書式や作法 を知る。 ・からだや言葉を使った ゲームで緊張をほぐす。 ・文字の表記や文章の書 き方の基礎を確認する。 ・電話や手紙における基 礎知識を理解する。後
半
3章・10 章 小論文 ・思考力,判断力,表現力 を磨く。 ・要約の方法を学ぶ。 ・自らの意見を論理的に 述べる方法を学ぶ。2
学
期
28
時
間
前
半
6章 面接 14 章 メディア・リテラシー 9章 プレゼンテーションの 方法 ・社会とのかかわりを認識する。 ・情報を主体的に読み解く 力を身につける。 ・説得力のある話し方の技 術を身につける。 ・自己を理解する。 ・情報の取捨選択方法や 活用方法を学ぶ。 ・身体や道具の活用法や, 情報発信の方法を学ぶ。後
半
12 章 エッセイを書く ・エッセイを書く。 ・自身の思考や体験を文 章として表現する。3
学
期
16
時
間
13 章 物語を作る ・物語を創作する。 ・独自の物語を創作する。 評価の観点・視点 ⚫ 出席状況や授業での取り組み状況,課題の提出状況などを総合的に判断して評価する。年間授業計画(平成30年度)
東京都立 東 高等学校 科目(単位数) 現代文B (2単位) 対象学年・(組・コース) 2年(必修) 使用教科書(出版社) 現代文B(第一学習社) 副教材等 『新総合図説国語』(東京書籍) 『現代文集中トレーニング評論テーマ理解編』(いいずな書店) 『セレクト漢字検定三訂版』(桐原書店) 『現代文攻略 読む!1世界』『現代文攻略 読む!2知』(明治書院)学期
学習内容
学習の目標・留意点
学習活動(具体的に)
「読解力」「言語力」「論理的思考能力」の育成 1 学 期( 35 ) 時 間 前 半 ( 10 時 間 ) ○評論 「『自明性の罠』からの 解放 「『私』中心の日本語」 ○評論の基本的な読み方 を習得する ○現代社会を相対的に捉 える視点を身につけ、新 たな社会のあり方につ いて考えを深める ○ 日 本 語 表 現 に お け る 「私」の視点について理 解し、日本人のものの見 方・考え方について思索 を深める ○「時間」をめぐる具体例と、 結論部分の抽象的な記述 との関係を理解する ○「『自明性』の檻」の外 部に出ることの意義に ついて、考えを深める ○筆者が指摘する日本語表 現の特性を正しく読み取 る ○日本人は自己を取り巻く 周囲の人々をどのように 捉えているのか、自分に引 きつけて理解する 1 学 期( 35 ) 時 間 後 半 ( 25 時 間 ) 〇小説 「山月記」 ○評論 「手の変幻」 ○小説の基本的な読み方 を習得する ○すぐれた短編小説の持 つ緊密な構成や文体を 読み味わう ○小説を自己の問題に引 きつけながら読む姿勢 を養う ○着眼点の鋭さによって、 よく知られた具体的な 事例が抽象的に深めら れていくおもしろさを 味わう ○小説を自己の問題に引 きつけながら読む姿勢 を養う ○主人公の性格や生き方 を鏡として、自分の中 に い る か も し れ な い 「虎」について振り返 り、思索を深める ○筆者の考えを参考にし て、人間にとって「手」 とはどのようなもので あるかについて考えを 深める学期
学習内容
学習の目標・留意点
学習活動(具体的に)
「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成 2 学 期( 40 ) 時 間 前 半 ( 16 時 間 ) 〇小説 「こころ」 ○小説の読み方に習熟す る ○近代の代表的な小説を 読むことによって、近代 という時代や、時代と人 間との関係について理 解を深める ○小説に描かれた人間の 心理をじっくり読み込 む ○主人公の心情を自分に 引きつけて理解する ○学習をより定着させるた めに ICT 教材や補助教 材プリント等を活用する 2 学 期( 40 ) 時 間 後 半 ( 24 時 間 ) 〇評論 「働かないアリに意義 がある」 ○詩歌 「わたしが一番きれい だったとき」 ○小説 「バグダッドの靴磨き」 ○評論の読み方に習熟す る ○筆者の考えをふまえて、 組織や社会のあり方に ついて考えを深める ○詩の基本的な読み方を 習得する ○平易な表現にこめられ た戦争に対する作者の 思いを読み取る ○アリのコロニーにおけ る「働かないアリ」の 意義について、正しく 理解する ○安定した組織が持つ特 徴について、正しく理 解する ○戦争に対する自分なり の考えを深める ○修学旅行先の沖縄の歴 史と照らし合わせなが ら戦争について考える 3 学 期( 30 ) 時 間 〇評論 「『グローバル化』の中 の異文化理解」 「連帯という言葉の意 味」 ○評論の読み方に習熟す る ○グローバル化が持つ特 徴を理解し、現代の国際 関係について考える ○筆者の意見をふまえて、 「現代とは違う未来」の あり方について考えを 深める ○グローバル化の背景に ある、経済、社会、技 術の変化について理解 する ○グローバル化が「共通 化、普遍化」と「個別 化」という二面性を持 つことを理解する ○近現代における「連帯」 の定義の問題点を理解 する ○生命活動の結びあいに ついて考える 評価の観点・視点 定期考査の結果に加え,出席の状況,授業態度,課題の提出状況等を総合的に判断する。 自ら学び,考えようとする積極的な姿勢が望ましい。年間授業計画(平成30年度)
東京都立 東 高等学校 科目(単位数) 現代文B(3単位) 対象学年(選択) 3年(必修) 使用教科書(出版社) 精選現代文B(東京書籍) 副教材(出版社) ①『改訂版 センター試験演習 現代文』(いいずな書店) ②『大学入試国語頻出問題1200―三訂版―』(いいずな書店) ③『オリジナルセンター試験対策 知識問題完全攻略<評論・小説・古文・漢文>』(桐原書店) ④『字義で覚える常用漢字』(浜島書店) ⑤『論読 現代文3』(浜島書店)学期
学習内容
学習の目標
学習活動
1
学
期
39
時
間
前
半
教科書 『檸檬』梶井基次郎 副教材① 評論 第1~3回 ・小説を読み,場面や登場 人物の描写を的確にとら える。 ・心象風景を描いた小説の 読み取りを通じて,洞察力 を養う。 ・文章の構成や設問の意図 を理解し,解答法を学ぶ。 ・文学史における筆者の 位置づけについて理解す る。 ・「私」の心象を的確に読 み取る。 ・「私」をひきつけるもの, 憂鬱にさせたもの,それ ぞれの描写について話し 合う。 ・大学入試問題対策とし て,問題演習に取り組む。後
半
教科書 『舞姫』森鴎外 副教材① 小説 第1~3回 ・文語文で書かれた小説を 読み,そこに描かれた内容 を的確に理解して味わう。 ・時代背景をふまえて登場 人物の言動や心理を読み 取り,人間の生き方につい て理解を深める。 ・文章の構成や設問の意図 を理解し,解答法を学ぶ。 ・森鴎外の代表的な作品 と文学史的位置づけにつ いて理解する。 ・「豊太郎」の考え方や行 動を整理し,話し合う。 ・時代背景をふまえて登 場人物の言動,心理を読 み取り,人間の生き方に ついて考えを深める。 ・大学入試問題対策とし て,問題演習に取り組む。学期
学習内容
学習の目標
学習活動
2
学
期
42
時
間
前
半
教科書 『こころ』夏目漱石 副教材① 評論 第4~7回 小説 第4~7回 ・文学的文章を読み,登場 人物や情景,心情などの描 写を的確にとらえること ができる。 ・作者の人間理解を通して 人生への関心を深め,人間 について考えを深める。 ・文章の構成や設問の意図 を理解し,解答法を学ぶ。 ・登場人物の性格や行動 に つ い て 的 確 に 読 み 取 る。 ・文学的文章から読み取 ったことを,根拠を示し ながら述べたり話し合っ たりして,作品をより深 く理解する。 ・大学入試問題対策とし て,問題演習に取り組む。後
半
副教材① 評論 第8~10回 小説 第8~10回 ・文章の構成や設問の意図 を理解し,迅速な解答法を 学ぶ。 ・文章の構成や設問の意 図を理解し,解答法を学 ぶ。3
学
期
24
時
間
過去問題演習 ・これまでの学習を整理す る。 ・大学入試問題対策とし て,問題演習に取り組む。 評価の観点・視点 ⚫ 評価は,定期考査や小テスト(知識・理解)を中心に,出席状況や授業での取り組み状況(関 心・意欲・態度),課題の提出状況などを総合的に判断して行う。 ⚫ 小テストは,副教材②③④を用いて行う。年間授業計画(平成30年度)
東京都立 東 高等学校 科目(単位数) 古典B (3単位) 対象学年・(組・コース) 2年 選択(必修) 使用教科書(出版社) 精選古典B 新版(東京書籍) 副教材等 『新総合図説国語』(東京書籍) 『古文単語と一緒に学ぶ これからの古典文法〔改訂版〕』(尚文出版) 『理解を深める核心古文単語351』(尚文出版) 『古典文法集中トレーニング 助動詞編』(いいずな出版) 『古典文法集中トレーニング 敬語・識別編』(いいずな書店) 『大学入試国語頻出問題1200―三訂版―』(いいずな書店)学期
学習内容
学習の目標・留意点
学習活動(具体的に)
「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成 1 学 期( 35 ) 時 間 前 半 ( 10 時 間 ) 古文 ○説話 『枕宇治拾遺物語』 「小野篁、広才のこと」 『大和物語』 「姨捨」 漢文 〇小話 「不死之薬」 「漱石枕流」 「完璧而帰」 古文 ○既習事項をふまえ、読解 力や鑑賞力を高める 〇作者や作品に関する文学 史的知識を深め、説話の 特色や味わい方を習得す る 漢文 〇漢文訓読に習熟する 〇故事成語の成り立ちやお もしろさを理解する 〇現代の生活のなかで,中 国古典に由来する語句が 豊富に用いられているこ とを再認識する 古文 ○用言や助動詞の用法や意 味を定着させる 〇繰り返し音読して文体に 慣れる 〇形容詞や古語,語法に注 意しながら読解する 〇それぞれの作品について 作者の見方・考え方を整 理し,その背景にあるも のを考察する 〇毎週 行われ る 小テスト で,語彙力を身につける 漢文 〇漢文訓読の基本的事項を 確認しながら,音読・書 き下しを行う 〇難読語や重要語に注意し ながら全文を音読し,読 みに習熟する ○学習をより定着させるた めに ICT 教材や補助教 材プリント等を活用する学期
学習内容
学習の目標・留意点
学習活動(具体的に)
「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成 1 学 期( 35 ) 時 間 後 半 ( 25 時 間 ) 古文 ○随筆 『枕草子』 「 宮 に 初 め て 参 り た るころ」 「雪のいと高う降りた るを」 『方丈記』 「安元の大火」 漢文 〇史記 「四面楚歌」 「吾所以有天下者何」 古文 ○既習事項をふまえ敬語法 に習熟する 〇作品を取り巻く時代背景 や文化的環境に対する理 解を深める 漢文 ○時代背景や歴史の流れと 項羽と劉邦の動きを確認 する ○古典に表れた人間の在り 方や考え方などについて 理解を深める 古文 〇登場人物の人間関係を正 確につかみ、話の主語と 人物の心理状態を正確に 読み取る 〇副教材を活用し敬語をは じめとする読解に必要な 文法的知識を身につける 〇毎週行われる小テストで 語彙力を身につける 漢文 〇時代的・地理的背景を理解し登 場人物の働きをまとめる ○学習をより定着させるた めに ICT 教材や補助教 材プリント等を活用する2 学 期( 40 ) 時 間 前 半 ( 16 時 間 ) 古文 ○物語 『大鏡』 「道真の左遷」 「花山天皇の出家」 「道長、伊周の競射」 漢文 〇詩 「登楽遊原」 「涼州詞」 「題自画」 古文 ○歴史物語としての『大鏡』の 特色を簡略に理解する ○花山天皇が出家するまでの 言動と心理を読み取る。 ○道長と伊周の言動から,二人 の人物像を読み取る。 漢文 〇作者の心情や情景を読み 取る ○詩形や押韻、対句表現を 理解する ○正確な現代語訳ができる ようにする 古文 ○心情語を中心に話の展開 と作者の心情を整理する 〇副教材を活用し文学史や 時刻・方位といった古文 常識を理解する 〇語句や文法に注意しなが ら現代語に訳す 〇毎週行われる小テストで 語彙力を身につける 漢文 ○一年生で学んだことを確 認しつつ、習熟する 〇参考をもとに訳詩を試みる ○日本の知識人が自分の心 情を吐露する詩形として 漢詩があったことを理解 する ○学習をより定着させるため にICT 教材や補助教材プリ ント等を活用する
学期
学習内容
学習の目標・留意点
学習活動(具体的に)
「読解力」「言語力」 「論理的思考能力」の育成2 学 期( 40 ) 時 間 後 半 ( 24 時 間 ) 古文 ○物語 『源氏物語』 「光源氏の誕生」 「若紫」 漢文 〇思想 「吾道一以貫之」 「性之善也、猶水之就 下」 「人之性悪」 古文 〇構成や心情を確かめな がら,内容を読み取る 〇既習事項をふまえ敬語 法を習熟する ○作品を取り巻く時代背 景や文化的環境に対す る理解を深め、物語の世 界に親しむ 漢文 〇文章を読み、人間をめぐ るさまざまな思想を読 み取る ○異なる思想を通して、人 間の生き方や日本への 影響について思索を深 める 古文 〇登場人物の人間関係を正 確につかみ、話の主語と 人物の心理状態を正確に 読み取る 〇毎週行われ る小テスト で、語彙力を身につける 漢文 〇諸子百家を取り巻く時代 状況について教科書巻末 の年表や副教材で確認し ノートにまとめる 〇漢文訓読のきまりを再確 認しながら新たな句法や 意味用法を理解する ○学習をより定着させるた めに ICT 教材や補助教 材プリント等を活用する 3 学 期( 30 ) 時 間 古文 ○日記 『更級日記』 「物語」 『蜻蛉日記』 「なげきつつひとり寝 る夜」 漢文 〇小説 「小時了了」 「夜行逢鬼」 古文 〇文章の展開に即して、正確に 現代語に訳すとともに、作者 の心情を読み取る ○既習事項である『源氏物 語』をふまえ、日記執筆 当時の時代背景や文学的 位置づけを理解する 〇日記文学の文学史や古典常 識について理解を深める 漢文 ○発想や表現の特色を理 解し、小説のおもしろさ を味わう 〇長文を正しく音読・訓 読・読解できるようにす る 古文 〇心情を中心に、作者の心 情を読み取る ○副教材や教科書の資料を 使って当時の結婚形態と それに伴う女性の心情を 理解する ○一学年で学んだ百人一首を 振り返る ○小テストで実力をつける 漢文 〇話の展開を 正確に把握 し、大意を把握する力を 養う ○学習をより定着させるた めに、ICT 教材や補助教 材プリント等を活用する 評価の観点・視点 定期考査の結果に加え,出席の状況,授業態度,課題の提出状況等を総合的に判断する。 自ら学び,考えようとする積極的な姿勢が望ましい。