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― ― ― ― アチック・ミューゼアムの調査活動に関する基礎研究

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Academic year: 2021

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写真 1 2015 年 9 月 3 日 隠岐の島町釜、佐々木家にて

48

 本研究は、アチック・ミューゼアム(以下、アチック)及びその主催者であった渋沢敬三の調査 活動や、その調査に関連して得られた諸資料から、アチックやアチック同人に関する情報の蓄積と アチックの実態の追求を主眼とした基礎研究を行うことを目標とし、アチックの隠岐調査を事例と して研究を行うものである。具体的には、隠岐調査がどのような理由で、どのような方法で、どの ような結果だったのか、その実態の解明を目的とし、さらに、アチック内への結果的な影響やその 後の同人たちの研究に与えた影響などの研究史的考察、また、調査対象地である隠岐における調査 当時の状況(アチック写真をテキスト)から現在における経年変化の記録化、調査当時と現行の民 俗事象に対する考察など、隠岐やその周辺の領域における民俗も研究対象とした考察を行うもので

「隠岐」調査の足跡

 ― アチックにおける調査の実態追求 ― 

研究代表者 小林 光一郎

アチック・ミューゼアムの調査活動に関する基礎研究

 ― 「隠岐」調査の検証・分析と民俗学的考察 ―  国際常民文化研究機構/プロジェクト型共同研究(奨励)

(2)

写真 2 2016 年 2 月 1 日 大根島寺津にて

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日本常民文化研究所年報 2015 アチック・ミューゼアムの調査活動に関する基礎研究

あり、最終的な成果として、上記考察以外に、隠岐調査に関する諸資料の提供も念頭においている。

 2015年度は隠岐島後地域調査を含む現地調査と、国立民族学博物館における民具調査の二つを 柱に研究活動を予定した。結果的には、民具調査は2016年度への越年課題となってしまったが、

概ね当初の年間予定をこなすことができた。また、各関係機関への調査を行った結果、宮本馨太郎 の調査メモや隠岐郷土館所蔵民具の情報など、これまでのアチックの調査に対する研究では提示で きなかった資料・情報を得ることができた。2016年度は、これらの諸資料の翻刻やデータの整理 といった、資料の提示のための作業も調査と並行して行っていく。

 これら隠岐調査に関する直接的・間接的な資料を基に、2016年度の研究活動も引き続き行うこ とで、最終的な成果として総合的な研究成果を提出することができると考えている。

 2015年度における調査活動日程は以下の通り。

〈2015年〉

・5月23日(土)~5月24日(日)調査先:神奈川大学日本常民文化研究所、渋沢史料館

・7月1日(水)調査先:宮本記念財団

・9月2日(水)~9月4日(金)調査先:島根県隠岐郡隠岐、隠岐郷土館

・11月28日(土)~11月29日(日)調査先:神奈川大学日本常民文化研究所、渋沢史料館

〈2016年〉

・2月1日(月)~2月2日(火)調査先:鳥取県米子市、境港市、島根県松江市美保関町

・3月7日(月)調査先:国立国会図書館

参照

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