(様式8号) 「課程博士用」
学 位 論 文 審 査 結 果 の 要 旨
専 攻 名 材 料 科 学 専 攻 氏 名 晝河 政希 学 位 論 文 題 目 エラスチンを用いた靭帯組織再建に関する研究
主査 ・ 副査
主 査 八尾 浩史 ○
印副 査 冨田 昌弘 ○
印副 査 鳥飼 直也 ○
印副 査 湊元 幹太 ○
印副 査 宮本 啓一 ○
印審査結果の要旨
本学位論文は以下の内容で構成されている。
【緒言】
前十字靭帯(ACL)などの関節内靭帯は血管が乏しい環境下に存在しているため、自然治癒が望 めず、損傷した状態で長期間放置すると他の合併症を引き起こす可能性がある。先行研究より、靭 帯基質であるエラスチンの足場材料上で靭帯細胞を培養することにより骨基質の
I型コラーゲンや 骨分化マーカーである
ALPの遺伝子発現が増加することが明らかとなった。また、もう
1つの靭帯 基質であるコラーゲン足場材料上での培養により
III型コラーゲンや靭帯マーカーであるテノモジ ュリンの産生が促進されることを明らかにしてきた。本研究では、次の
3点を主な目的とした。① 膝靭帯損傷動物モデルを用いてエラスチンの生体内での機能を明らかにする。②足場材料(エラス チン、コラーゲン)と生分解性合成材料および靭帯細胞を複合させた組織工学的人工靭帯を開発す る。③エラスチンがどのように細胞に認識されるかの解明のため、細胞が持つエラスチン結合性タ ンパク質を同定する
【方法・結果】
3 つの目的に合わせ、それぞれの研究に関して以下に記す。
① 靭帯損傷動物モデルへのエラスチン投与試験
エラスチンの損傷靭帯に対する薬理効果の検証を行うため、ジャパニーズホワイトラビットの内側 側副靭帯(MCL)を鈍的損傷させ、1 週間ごとに注射による局所投与試験を行った。投与
6週間、
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