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大阪府立産業技術総合研究所

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OSAKA OSAKAOSAKA OSAKA OSAKA

半導体熱処理、不純物拡散、LPCVD、シリコン、薄膜、窒化膜、ポリシリコン

01018 0101801018 0101801018 半導体熱処理装置

半導体熱処理装置 半導体熱処理装置 半導体熱処理装置

半導体熱処理装置(((((酸酸酸酸酸化化化化化、、、、、拡散、拡散、拡散、拡散、CVD)拡散、CVD)CVD)CVD)CVD)を用いたを用いたを用いたを用いたを用いた シリコンウェーハ上への薄膜形成

シリコンウェーハ上への薄膜形成 シリコンウェーハ上への薄膜形成 シリコンウェーハ上への薄膜形成 シリコンウェーハ上への薄膜形成

        機器紹介 機器紹介機器紹介 機器紹介機器紹介

概要 概要概要 概要 概要

半導体熱処理装置(酸化炉、拡散炉、LPCVD 装 置)は、シリコンウェーハの薄膜形成に用いら れており、半導体製造工程において重要な役割 を果たしています。LPCVD は、Low  Pressure Chemical Vapor Deposition の略で、低圧化学 的気相成長法と呼ばれています。当研究所で は、「半導体熱処理装置(酸化炉、拡散炉、LPCVD 装置)」として、光洋サーモシステム(株)製、

MODEL‑274A‑M400、274ALP‑M400 を導入していま す。この装置にて作製可能な薄膜、不純物拡散 は次のようなものがあります。

・熱酸化膜 (SiO2)

・不純物拡散 (リン、ボロン)

・CVD 窒化膜 (Si3N4)

・CVD 多結晶シリコン膜(poly‑silicon)

・CVD 酸化膜 (SiO2)

仕様 仕様 仕様 仕様 仕様

本装置は 8 本の横型石英炉心管を持つ電気炉 で構成されています。内訳は、3 本の酸化炉(2 本は水蒸気酸化、1 本はドライ酸化)と、拡散炉 (リン)、拡散炉(ボロン)、CVD窒化膜成膜炉、CVD 多結晶シリコン成膜炉、CVD 酸化膜成膜炉、そ れぞれ1本からなります。図 1 に LPCVD 装置(窒 化膜成膜用炉)において、2 インチウェーハの炉 への挿入の様子を示しています。

主な仕様について以下に示します。

・石英管     φ 140 8 本

・処理可能ウェーハ  2 〜 4 インチ

・常用温度範囲 400 〜 1150℃

・均熱長 250mm(4 インチ最大 20 枚)

表 1 に熱酸化膜の成膜時間と酸化膜厚の関係 を示し、表 2 に LPCVD 膜の成膜条件を示します。

用途 用途用途 用途 用途

シリコン熱酸化膜の成膜方法として、水蒸気 酸化(wet)とドライ酸化(dry)があります。水蒸 気酸化は、ドライ酸化より成膜速度が早いとい う特徴があり、集積回路の素子分離用などの厚 い酸化膜の成膜に用いられています。一方ドラ

図1  図1 図1 

図1 図1 LPCVDLPCVDLPCVDLPCVDLPCVD 装置装置装置装置(装置((((窒窒窒窒窒化化化化化膜膜膜膜成膜成成成成膜膜膜膜膜炉炉炉炉炉)))))

(2)

 作成者  材料技術部 電子デバイスグループ 田中 恒久   作成者  材料技術部 電子デバイスグループ 田中 恒久  作成者  材料技術部 電子デバイスグループ 田中 恒久   作成者  材料技術部 電子デバイスグループ 田中 恒久 

 作成者  材料技術部 電子デバイスグループ 田中 恒久 Phone:0725‑51‑2665Phone:0725‑51‑2665Phone:0725‑51‑2665Phone:0725‑51‑2665Phone:0725‑51‑2665  発行日  

 発行日   発行日    発行日  

 発行日  20012001200120012001 年年年年年 1111111111 月月月月月 2626262626 日日日日日

イ酸化は、水蒸気酸化より緻密な酸化膜が得ら れ、MOS‑FET のゲート酸化膜等の成膜に用いら れています。

拡散炉は、シリコンの p 型、n 型層形成に用い られ、pn 接合によるバイポーラトランジスタの 作製等に用いられています。不純物源には、

POCl3,BBr3 のバブラーを用いています。

CVD 窒化膜は、選択酸化や、表面保護膜に用 いられています。CVD 多結晶シリコン膜は、FET ゲートに用いられ、CVD 酸化膜は、層間絶縁膜 に用いられています。また、それぞれの薄膜は、

マイクロマシニングの構成材料としても用いら れています。

応用例 応用例応用例 応用例

応用例 11111  集積回路 集積回路 集積回路 集積回路 集積回路

当研究所マイクロデバイス開発支援センター では、半導体熱処理装置をはじめ、各種半導体 プロセス装置を揃えており、集積回路やマイク ロセンサの作製が可能です。図 2 に当研究所で 作製した CMOS 集積回路を示します。デザイン ルールは 8 μ m、チップ寸法は、6mm × 6mm です。

また、1 チップ上に作製可能なトランジスタ数 は数千程度です。回路規模は大きくありません が、マイクロマシニングとの混在が可能です。

応用例 応用例応用例 応用例

応用例 22222  赤外線センサ 赤外線センサ 赤外線センサ 赤外線センサ 赤外線センサ

当研究所おいて作製した赤外線センサについ て紹介します。図 3 に赤外線センサの断面図を 示します。基板には、Si 基板を用いており、検 知部は、熱応答を良くするためにマイクロマシ ニング技術を用いてメンブレン構造にしていま す。メンブレンの断面は、SiO2/Si3N4/SiO2 の 積層膜になっています。理由は、引張り応力を 有する窒化膜と、圧縮応力を有する酸化膜を積 層することにより、最適な応力分布を実現し、

膜の歪みによるクラックを防止するためです。

また、赤外線センサの種類は、熱型の誘電ボロ メータ型赤外線センサを用いています。検知用 キャパシタには、誘電率の温度依存性が大きい 強誘電体薄膜である、Ba0.75Sr0.25TiO3(BST)薄 膜を用いています。

おわりに おわりにおわりに おわりにおわりに

本装置は、集積回路、センサの開発に最適な 装置です。生産および研究用として、ご利用で きますのでご相談下さい。

図2  図2 図2  図2 

図2 CMOSFETCMOSFETCMOSFETCMOSFET 集積回路CMOSFET集積回路集積回路集積回路集積回路

図3 赤外線センサの断面図 図3 赤外線センサの断面図図3 赤外線センサの断面図 図3 赤外線センサの断面図 図3 赤外線センサの断面図

参照

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