情報科「情報A」学習指導案 指導者 三浦 孝 1. 日 時 11 月 1 日(月) 6限(14:30∼15:20) 2. 学年・組 1年3組 27名 3. 場 所 コンピュータ第1教室 4. 単 元 名 情報の受発信と共有 5. 単元について (1) 教材観 携帯電話の普及やADSL などのより高速なインターネット回線の普及により,日 常生活の中でインターネットによる情報検索や電子メールを送信・受信する機会が 増えている。そうした情報のやりとりの中には,一定のルールがあることを理解さ せ,その意味を考えさせる。 (2) 生徒観 生徒の多くは,インターネットによる情報の受信(特に情報検索)や電子メール の有用性は理解している。しかし,情報発信に関しては,自らWeb ページを作成し ている生徒は非常に少なく,情報を発信することにはあまり興味がないように思わ れる。その一方で,携帯電話を使って電子メールの送受信をしている生徒は多い。 (3) 指導観 情報を発信・受信する際には情報の表し方に工夫や取り決めがあることを理解さ せ,情報通信が円滑に行えるようになるにはどうすればよいかを理解させる。 また,電子メールの送受信を通じて,情報を発信または受信したり,共有したり していく上で情報社会において必要とされる心構えについて考えさせるとともに, 今後学習する個人情報について考えていく材料にしていきたい。 6. 単元の目標 (1) 個人の電子メールアドレスが漏洩することによって起こる社会問題について理解 する。また,漏洩させないためにはどうすればよいかを理解する。 (2) 電子メールや Web ページにおける情報のやりとりは,文字コードやファイル形式 などそれぞれ一定の約束事を守ることで成立していることを理解する。 (3) ファイルは圧縮してサイズを縮小することが可能であることや,圧縮することで 情報通信がより円滑に行えることを理解する。 (4) 整理や表現に工夫された情報の活用のしやすさを知り,再利用・加工がしやすい 情報の整理を心がける姿勢を身につける。 7. 単元の評価規準 関心・意欲・態度【関】 技術の習得に意欲的に取り組んでいる。 思考・判断【思】 通信手段の相違点を理解し通信手段の根拠ある選択ができる。 送信する電子メールの文章表現を工夫することができる。 ファイルの圧縮が必要かどうか判断できる。 技能・表現【技】 指示された送信・受信ができる。 ファイルを添付したメールの送信ができる。 知識・理解【知】 CC・BCC の違いや文字コード・ファイル形式などについて理解 している。
8. 単元の指導計画 情報の受発信と共有 (1) 受発信に適した情報の表し方 電子メールの送受信 1 時間(本時) 共通の約束事(コード体系,ファイル形式) 1 時間 共通の約束事(通信の取り決め),ファイルの圧縮 1 時間 (2) 共有に適した情報の表し方 情報の整理 1 時間 Web ページに見られる工夫 1 時間 情報の加工・再利用への工夫 1 時間 9. 本時の目標 (1) 電子メールの送信・受信ができるようになる。また,送信する電子メールの文章 表現を工夫できるようになる。 (2) 個人情報が漏洩することの重大さを理解し,自らがそうしないためにはどうすれ ばよいか理解する。 (3) CC,BCC の違いを理解し,その必要性を認識した上で使い分けることができるよ うになる。 10. 学習の展開 時間 生徒の学習活動 指導上の留意点 評価規準 導 入 (5分) ・出席確認 ・本時の学習内容を理解する。 ・電子メールの利用状 況 に つ い て 確 認 す る。 【関】本時の学習内 容に関心を持つこと ができる。 展 開 (40 分) ・電子メールを送信する。 ・電子メールを受信する。 ・受信した電子メールを見てそ れらに問題がないか考える。 ・受信したメールに対して,返 信をする。 ・送信する電子メールの文章表 現の工夫について考える。 ・教師側から発信した電子メー ル の 文 章 を 工 夫 し て 返 信 す る。 ・相手のアドレスおよ び 件 名 を 正 確 に 入 力 し て い る か 確 認 する。(机間指導) ・生徒の意見を聞く。 ( 受 信 し た メ ー ル を 見 て 送 信 者 を 判 断 で き る か 考 え る ように指示する。) ・教師側から送信した 電 子 メ ー ル を 読 ま せ,そのメールの解 釈を生徒に聞く。 【技】指定された電 子メールの送受信が できる。 【思】送信する電子 メールの文章表現を 工夫することができ る。
・CC および BCC の機能を使 って,複数の相手に同じ内容 の電子メールを送信し,その 違いを考える。 ・CC,BCC の機能がなぜ必要な のか考える。 ・受信したメールから CC と BCC の違いに つ い て 生 徒 の 意 見 を聞く。(CC および BCC で送信された 2 つ の メ ー ル を 表 示 し て 見 比 べ る よ う に指示する。) ・具体例を示して説明 する。 【知】CC,BCC の違 い が 理 解 で き て い る。 まとめ (5分) ・本時のまとめ ・次時の学習内容を把握する。 ・次時のためにメール を削除させておく。 ・電子メールソフトの そ の 他 の 機 能 に つ いて触れる。 【関】次時の学習内 容に関心を持つこと ができる。 11. 資料及び教材 使用教科書:情報A(実教出版)