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1. 評価指標について 1-1. これまでの経緯大阪府立大学が継続的にイノベーションを生み出すためには 企業と協働し 産学連携活動や産学官の人材流動化を促進することが必要である そのため 大阪府立大学では これまでもさまざまな産学連携活動の取り組みを行ってきた このような産学連携活動をいっそう発展さ

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平成 26 年度

大阪府立大学産学連携に係る評価報告書

平成 27 年 3 月 31 日

大阪府立大学地域連携研究機構

地域連携研究推進課 産学官連携室

目次 1. 評価指標の設定 1-1. これまでの経緯 1-2. 評価指標の設定 1-3. 大阪府立大学独自の指標 2. 平成 26 年度評価結果 2-1. 評価指標データの収集 2-2. 共通指標の結果 2-3. 大阪府立大学 独自指標の結果 3. 指標データ収集の見直しについて (共同研究・受託研究完了時の調査票) (別表1)平成26 年度 共通指標結果 (別表2)平成26 年度 独自指標結果

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1 1. 評価指標について 1-1. これまでの経緯 大阪府立大学が継続的にイノベーションを生み出すためには、企業と協働し、産学連携 活動や産学官の人材流動化を促進することが必要である。そのため、大阪府立大学では、 これまでもさまざまな産学連携活動の取り組みを行ってきた。 このような産学連携活動をいっそう発展させるためには、客観的な評価に基づく PDCA サイクルに取り組むことが重要である。そこで、大阪府立大学では、平成25 年度経済産業 省「産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業」の採択を受け、産学連携活動促進のため、 産学連携評価モデルに基く評価指標を設定し、収集する体制を整備した。 1-2. 評価指標の設定 評価指標は、文部科学省、経済産業省の調査事業※1の中で、インプット、アウトプット、 アウトカムという時間軸に加え、イノベーション創出、大学等の産学連携活動の方針策定 への貢献という観点から、標準的な共通指標が提唱されている。 大阪府立大学では、共通指標のうち、研究力向上、教育・人材育成、地域経済活動への 貢献など25 項目を選定して設定した。表1に共通指標の一覧を示す。 一方、大阪府立大学の独自の評価指標として、特に「中小企業の育成」という産学連携 モデルを構築し、その指標として10 項目を設定した。表2に、大阪府立大学にて設定した 独自評価指標の一覧を示す。 (※1)「産学連携機能の総合的評価に関する調査報告書」(2013 年 2 月 28 日) 図1 大阪府立大学における産学連携モデル構築事業の概要

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2 表1.大阪府立大学における産学連携活動の評価指標(共通指標から選択) 観点 評価軸 評価項目 対応する指標(分母) 技術移転活動の有効性 1 特許権の実施許諾・譲渡権利数 特許出願件数 技術移転活動の効率性 2 特許権の実施許諾・譲渡契約収入 特許出願件数 3 実施許諾・譲渡した特許権の実用化件数 特許権の実施許諾・譲渡権利数 4 実施許諾・譲渡した特許権の実用化した製品・サービ スの売上総額 特許権の実施許諾・譲渡権利数 ベンチャーによる活動の有効 性 5 新たに立ち上げた企業への特許権の実施許諾・譲渡 権利数 特許出願件数 ベンチャーによる活動の効率 性 6 売上のある大学発ベンチャー現存数 特許出願件数 ベンチャーによる活動のアウ トカムへの繋がり 7 売上のある大学発ベンチャーの売上額 特許出願件数 8 高額な共同・受託研究契約件数 共同・受託研究契約件数 9 3年以上の長期間にわたる共同・受託研究契約件数 共同・受託研究契約件数 10 技術コンサルティング契約件数 特許出願件数 共同・受託研究の効率性 11 共同・受託研究契約額 共同・受託研究契約件数 12 共同・受託研究成果の実用化件数 共同・受託研究契約件数 13 共同・受託研究成果の実用化製品・サービスの売上額 共同・受託研究契約件数 研究力向上 産学連携活動から研究活動 へのフィードバック状況 14 共同研究等による研究成果としての論文数 共同・受託研究契約件数 教育・人材育 成 産学連携活動と教育活動の 関係の密接度 15 共同研究等の成果により学位を取得した人数 共同・受託研究契約件数 16 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・譲渡権利 特許出願件数 17 同一地域の新たに立ち上げた企業に対する特許権の 実施許諾・譲渡権利数 特許出願件数 18 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・譲渡契約 収入 特許出願件数 19 売上のある大学発ベンチャーのうち同一地域における 企業の現存数 特許出願件数 20 同一地域企業との共同・受託研究契約数 共同・受託研究契約件数 21 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した特許権の 実用化件数 特許権の実施許諾・譲渡権利数 22 同一地域企業に対する特許権を実用化した製品・サー ビスの売上総額 特許権の実施許諾・譲渡権利数 23 現存する大学発ベンチャーのうち同一地域における企 業の売上高 特許出願件数 24 同一地域企業との共同・受託研究成果の実用化件数 共同・受託研究契約件数 25 同一地域企業との共同・受託研究成果の実用化製品サービスの売上額 共同・受託研究契約件数 対応する指標(分子) イ ノ ベ ン の 創 出 技術移転活動 技術移転活動のアウトカムへ の繋がり ベンチャー創 出活動 共同・受託研 究 共同・受託研究の有効性 共同・受託研究のアウトカム への繋がり 大 学 等 の 産 学 連 携 活 動 び 方 針 策 定 へ の 貢 献 地域経済活動 への貢献 地域における産学連携活動 の有効性 地域における産学連携活動 の効率性 地域における産学連携活動 のアウトカムへの繋がり

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3 表2.大阪府立大学における産学連携活動の評価指標(独自指標) 1-3. 大阪府立大学の独自指標 下請型からR&D型に脱皮する中小企業を多数輩出するよう支援することが、大阪府立大 学の産学連携活動の大きな指針である。その結果、大学の研究成果の受け皿が増え、卒業 生の活躍の場も増え、これが地域、さらには日本経済の活性化に貢献することができる。 この考え方に従い、大阪府立大学の産学連携活動の今後の方向性の1 つとして、次の 3 つ を示す。 (1)今後成長することが期待される中小企業との共同研究によりイノベーションを実現。 (2)中小企業がイノベーションを実現するため、後継者を中心とした人材育成。 (3)大企業の遊休特許、大企業のニーズ(オープンイノベーション)、大学の持つ先端シ ーズを、中小企業のイノベーションの実現のために活用するシステム構築 表2は、これら方向性の評価が目的であり、より具体的な評価項目の詳細は以下の通り。  技術移転活動、共同・受託研究活動が、特に製造業等の基盤を支える中小企業に対し てどの程度有効に行われているか。(指標1)  特に中小企業におけるイノベーションの創出が期待できる共同・受託研究がどの程度 行われているか。(指標2)  イノベーションを創出できる中小企業の人材育成が有効に行われているか。(※人材 育成は共同研究・受託研究を通じて取組む) (指標3、4、5)  共同・受託研究の成果が、中小企業にとって、どの程度アウトカム(実用化)に結び ついているか。(指標6、7、8、9) 観点 評価軸 評価項目 対応する指標(分母) 技術移転活動 技術移転活動のアウトカムへの繋がり 1 中小企業との特許申請・許諾・譲渡件数 特許出願件数 2 中小企業との共同・受託研究件数 共同・受託研究契約件数 3 中小企業後継者育成セミナー開催数 公開講座数 4 中小企業後継者育成セミナーの参加企業数 5 中小企業との共同・受託研究における試作品の製作件数 共同・受託研究契約件数 6 中小企業との共同・受託研究における実用化件数(製品・サービス等) 共同・受託研究契約件数 7 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育成された後継者数 共同・受託研究契約件数 8 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育成された後継ぎ型ベンチャー企業数 共同・受託研究契約件数 9 共同・受託研究の成果をもとに、上場する中小企業の 共同・受託研究契約件数 ※ 教育・人材育 産学連携活動と教育活動の関係の密接度 10 共同研究等から社会人ドクターの入学者数 社会人ドクター数 ※大学等の産学連携活動び方針策定への貢献 対応する指標(分子) イ ノ ベ ン の 創 出 共同・受託研 究 共同・受託研究の有効性 共同・受託研究のアウトカム への繋がり

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4  産学連携活動の結果が、高度人材育成(博士後期過程レベルの研究開発力)に結び付 いているか。(指標 10) これら中小企業との産学連携による成果創出を、より効果的に推進するため、大阪府立 大学では、金融機関との連携をより密にした「新産学金連携モデル」を構築し、中小企業 の育成の加速を目指している。 大企業など課題の明確な企業とは、従来型の研究開発中心の連携を行うが、優れた基盤 技術を持ち、今後成長が期待されながらも、事業課題や戦略が不十分な中小企業について は、人材育成や外部資金導入を含めたトータルな支援を行う。 金融機関や自治体より、このような成長が期待できる中小企業の紹介を受け、大学シー ズや大企業ニーズを取り入れて、事業化まで結び付ける、クロスリンカーを配置し、マッ チングから、研究開発、事業化をサポートすることが、本モデルの特長である。 図2 大阪府立大学の新産学官金連携モデル 大企業ニーズ 中小企業 後継者育 プ ロ グ ラ ム

予備研究

本格研究

事業化支援

マッチング 大学先端シーズ 中小企業 中小企業 [B]育成型 (課題探索型) 金融機関 技術相談 企業 クロスリンカー(研究シーズと企業の事業化を結びつける) (ベ ン チ ャ ー創出) 外部資金導入支援 [A]従来型 (技術相談型)

事業化

金融機関

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5 2. 平成 26 年度評価結果 2-1. 評価指標データの収集 平成26 年度の評価指標結果を、本報告書末尾の別表1(共通指標)、別表2(独自指標) に示す。共通指標については、大阪府立大学で設定した25 項目だけではなく、取得できる データは全て掲載している。 設定した評価指標のうち、特に「アウトカム」に関する評価事項について、大阪府立大 学の知的財産管理データ等により把握はできるものの、個々の共同研究、受託研究の成果 との関連づけが、平成26 年度においても困難な状況である。平成 25 年度に指標が取得で きなかったことを受けて、各教員の共同研究等の完了報告時点での調査に着手しているが、 アウトカムにはタイムラグもあり、追跡調査等もふくめて、収集方法の再構築を図る予定 である。 2-2. 共通指標の結果 共通指標のうち、大阪府立大学で設定した25 指標について、平成 24 年度から 3 年間の 推移を表3に示す。 表3 平成 26 年度の評価指標の集計結果(共通指標 その1) 対応する指標(分母) 1 特許権の実施許諾・譲渡権利数 特許出願件数 44 0.349 49 0.505 45 0.479 2 特許権の実施許諾・譲渡契約収入 特許出願件数 9,128 72.4 16,300 168.0 5,706 60.7 3 実施許諾・譲渡した特許権の実用化件数 特許権の実施許諾・譲渡権 利数 27 0.614 30 0.612 25 0.556 4 実施許諾・譲渡した特許権の実用化した製 品・サービスの売上総額 特許権の実施許諾・譲渡権 利数 304,267 6,915 543,333 11,088 190,200 4,227 5 新たに立ち上げた企業への特許権の実施 許諾・譲渡権利数 特許出願件数 0 0.0 0 0.0 0 0.0 6 売上のある大学発ベンチャー現存数 特許出願件数 17 0.135 17 0.175 17 0.181 7 売上のある大学発ベンチャーの売上額 特許出願件数 - - - -8 高額な共同・受託研究契約件数 共同・受託研究契約件数 22 0.043 31 0.057 31 0.061 9 3年以上の長期間にわたる共同・受託研究 契約件数 共同・受託研究契約件数 17 0.033 58 0.107 33 0.065 10 技術コンサルティング契約件数 特許出願件数 0 0.0 0 0.0 0 0.0 11 共同・受託研究契約額 共同・受託研究契約件数 1,209,000 2,338 1,571,000 2,888 1,261,000 2,492 12 共同・受託研究成果の実用化件数 共同・受託研究契約件数 27 0.052 30 0.055 25 0.049 13 共同・受託研究成果の実用化製品・サービ スの売上額 共同・受託研究契約件数 304,267 589 543,333 999 190,200 376 14 共同研究等による研究成果としての論文数 共同・受託研究契約件数 - - - -15 共同研究等の成果により学位を取得した人 数 共同・受託研究契約件数 - - - -対応する指標(分子) H24 H25 H26 共同・受託研究契約件数 517 544 506 特許出願数 126 97 94

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6 表3 平成 26 年度の評価指標の集計結果(共通指標 その2) 表3 において、各年度の左が指標(分子)、右が指標値(分子/分母)を示す。 ここで、「高額な共同研究契約」とは年間1 千万円以上の契約を集計している。また「製 品・サービス等の実用化」とは、大阪府立大学との産学連携活動の結果、特許、ライセン ス収入を得た商品・サービスのみを対象として集計した。実際には、特許収入等とは直接 結びつかない商品・サービスの実用化(関連売上のあるもの)例もあるが、客観的な基準 で集計が困難であるため、平成26 年度は除外している。 また、論文数、学位取得数と共同・受託研究との関連、大学発ベンチャー企業の売上高 については、平成26 年度もデータが収集できず、次年度以降に収拾体制の見直しを行う予 定である。 共通指標に基く、平成26 年度の大阪府立大学の産学連携活動の評価を以下に要約する。  特許出願数については、経費面の制約もあり、やや減少傾向となっている。大学単願 の特許については、質の高い案件に集中するなど、効率的な知財戦略のもとで権利取 得、維持を図っていく。  1件あたりの共同・受託研究契約額はやや減少し、約 250 万円となっている。共同・ 受託研究契約先として、中小企業が増加したことも一因である。(次章の独自指標の 結果を参照)  同一地域内(大阪府内)企業との共同・受託研究契約は増加傾向であり、大阪府立大 学で推進する地域の中小企業との連携が進んでいるものと判断できる。 対応する指標(分母) 16 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・ 譲渡権利数 特許出願件数 29 0.230 27 0.278 27 0.287 17 同一地域の新たに立ち上げた企業に対する 特許権の実施許諾・譲渡権利数 特許出願件数 0 0.0 0 0.0 0 0.0 18 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・ 譲渡契約収入 特許出願件数 5,675 45.0 3,611 37.2 3,261 34.7 19 売上のある大学発ベンチャーのうち同一地 域における企業の現存数 特許出願件数 10 0.079 10 0.103 10 0.106 20 同一地域企業との共同・受託研究契約数 共同・受託研究契約件数 115 0.222 134 0.246 142 0.281 21 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した 特許権の実用化件数 特許権の実施許諾・譲渡権 利数 12 0.273 11 0.224 15 0.333 22 同一地域企業に対する特許権を実用化した 製品・サービスの売上総額 特許権の実施許諾・譲渡権 利数 189,167 4,299.2 120,367 2,456 108,700 2,416 23 現存する大学発ベンチャーのうち同一地域 における企業の売上高 特許出願件数 - - - -24 同一地域企業との共同・受託研究成果の実 用化件数 共同・受託研究契約件数 12 0.023 11 0.020 15 0.030 25 同一地域企業との共同・受託研究成果の実 用化製品サービスの売上額 共同・受託研究契約件数 189,167 366 120,367 221 108,700 215 対応する指標(分子) H24 H25 H26

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7 2-3. 大阪府立大学 独自指標の結果 大阪府立大学独自の指標について、平成24~26 年度の結果を表4に示す。 表4 平成 26 年度の評価指標の集計結果(独自指標) 表4 において、各年度の左が指標(分子)、右が指標値(分子/分母)を示す。 独自評価指標の中では、試作品の製作件数、共同研究等からの社会人ドクター入学者数 について、平成26 年度までは取得できず、次年度以降に取得体制の見直しを行う予定であ る。 大阪府の特徴の一つである「ものづくり中小企業」を研究開発型の企業に脱皮させ、イ ノベーション創出を担う人材(後継者等)を育成することを目的として、その成果指標を 設定している。 本取組みの主要施策である、中小企業後継者育成セミナー(プログラム)および、その 他の中小企業を対象とした産学連携活動状況は, 以下の通りである。 ①ものづくり中小企業後継者育成セミナー(プログラム) 平成24 年度から開始。主として、ものづくり中小企業が、自社のシーズを適切に把握し、 新しい事業を見つけることを目的に、技術開発のみならず、マーケティング、経営まで含 対応する指標(分母) 1 中小企業との特許申請・許諾・譲渡件数 特許出願件数 22 0.175 32 0.330 26 0.277 2 中小企業との共同研究件数 共同・受託研究契約件数 105 0.203 130 0.239 144 0.285 3 中小企業後継者育成セミナー開催数 公開講座数 4 0.046 3 0.033 9 0.096 4 中小企業後継者育成セミナーの参加企業数 10 10 44 44 29 29 5 中小企業との共同・受託研究における試作 品の製作件数 共同・受託研究契約件数 0 0.0 0 0.0 0 0.0 6 中小企業との共同・受託研究における実用 化件数(製品・サービス等) 共同・受託研究契約件数 15 0.029 16 0.029 12 0.024 7 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育 成された後継者数 共同・受託研究契約件数 5 0.010 5 0.009 6 0.012 8 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育 成された後継ぎ型ベンチャー企業数 共同・受託研究契約件数 0 0.000 0 0.000 0 0.000 9 共同・受託研究の成果をもとに、上場する中小企業の数 共同・受託研究契約件数 0 0.000 0 0.000 0 0.000 10 共同研究等から社会人ドクターの入学者数 社会人ドクター数 - - - -共同・受託研究契約件数 517 544 506 社会人ドクター数(博士課程後期) 85 96 103 公開講座数 87 92 94 対応する指標(分子) H24 H25 H26 特許出願数 126 97 94

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8 めた教育とサポートを行うプログラムである。 受講企業は、自治体や金融機関から推薦を受けた企業から選定し、座学、レポート作成、 個別指導を行い、研究開発目標(新事業)を設定できた企業とは、大阪府立大学との共同 研究等を実施する。また共同研究の経費については、競争的資金の導入につて、大学で積 極的に支援を行う。 図2に、そのカリキュラム例とセミナー実施の様子を示す。また表 5 に、これまでの開 催数と参加企業数の推移を示す 図2 ものづくり中小企業後継者育成セミナーのカリキュラム例 表2 ものづくり中小企業セミナー(プログラム)の開催実績 ②その他の、中小企業との産学連携に関する取組み ・ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金(経産省 平成 24 年補正、平 成25 年補正)について、金融機関とも連携して関係する中小企業の申請を積極的に支援。 ・ものづくりイノベーション研究所の設立(平成 25 年)。ものづくり基盤技術分野の教員 を確保するとともに、基盤技術分野での最先端研究を推進。中小企業との共同研究も積 極的に推進している。 ・先端ものづくりイノベーションを加速するオープンプラットフォームを構築(経産省平 成 25 年補正)。最先端の計測機器等のオープン利用により、地域の中小企業の研究開発 を支援できる体制を整備した。 1.講義 ①国の政策 ②市場の考え方(海外含む) ③外部の評価 ④自社の製品の特徴 ⑤開発すべき課題 ⑥特許戦略 等 2.個別指導 ①ヒアリング ②技術課題 ③事業計画、等 研修の様子 名称 開催数 参加 企業数 名称 開催数 参加 企業数 名称 開催数 参加 企業数 ものづくり中小企業後継者育成プログラム (堺市) 4 10 ものづくり中小企業育成セミナー (大阪府・MOBIO) 3 44 ものづくり中小企業後継者育成プログラム (和泉市) 3 9 ものづくり中小企業後継者育成プログラム (堺市) 4 8 ものづくり中小企業後継者育成プログラム (近経局) 2 12 4 10 3 44 9 29 平成24年度 平25年度 平26年度

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9 以上の、大阪府立大学の独自指標に基く、平成26 年度の産学連携活動に関する評価につ いて、要約する。  中小企業との共同・受託研究件数は増加 (144 件) し、共同・受託研究全体に占める割 合もが増加した。「ものづくり補助金」による中小企業との受託研究の増加も、この 要因の一つとなっている。  中小企業後継者育成セミナー開催数については、地元自治体からの要望もあり、増加 している。引続き平成 27 年度以降も増加が見込まれる。  「育成された後継者数」とは、中小企業後継者育成セミナーの結果、新規事業(研究 開発課題)の企画を得て、大阪府立大学と単独で共同研究を実施できる人材(後継者、 事業責任者等)の数を示している。

育成された後継ぎ型ベンチャー企業数、上場する中小企業数は、平成 26 年度までは 0 件であったが、成果を得て、ベンチャー企業、上場企業とも、平成 27 年度には各 1 件 の実績が見込める予定である。

社会人ドクター数については、共同研究との関連づけができていないが、社会人ドク ターの総数はこの 3 年間で増加(85 名→103 名)しており、産学連携活動の成果の一 つの指標として捉えることができる。

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10 3. 指標データ収集の見直しについて 本新たな共通指標、大阪府立大学独自の評価指標を収集するために、平成 25 年度より、 データ収集システムを整備してきたが、以下の要因で未収集のデータが残っている。 <現状の課題> ①知的財産、外部資金(共同・受託研究、寄附金等)については、データが整備されて おり、大半のデータについては収集が可能となっている。 ②一方、「アウトカム」に関するデータについて、共同研究・受託研究の成果との関連づ けが出来ていない。そのため、共同研究・受託研究の終了時に作成する「共同研究完 了報告書」、「受託研究完了報告書」のフォーマット見直しを進めてきたが、平成26 年 度のデータには反映されていない状況である。 ③大阪府立大学で認定した、大学発ベンチャー企業については、年 1 回の状況調査を行 っており、現存数等は把握が可能であるが、売上高、利益等の経営情報については、 報告を義務付けておらず、関連データの収集が困難な状況となっている。 <今後の見直し> 以上の課題に対して、以下の取組みを継続し、データの収集率向上を図る予定である。 ①共同研究・受託研究の完了報告書提出時に、調査票の記載を義務付ける。 民間企業以外との共同研究の場合もあるため、完了報告書自体の変更は行わず、完了 報告書の添付資料としてフォーマットを作成。また研究完了時期と、アウトカム(論 文、実用化)には、タイムラグが予想されるため、調査票内容については年 1 回の追 跡調査の実施も検討を行う。(調査票については、次頁に掲載) ②大学発ベンチャー企業の調査内容の見直し。 大学発ベンチャー企業の状況調査について、売上についても調査に加えることを検討 する。 ③論文、学位の調査について 本評価指標では、論文数には、学部卒業論文、修士論文、博士論文を除外している。 また社会人ドクターは、博士課程後期だけを対象としているが、産学連携評価の中で、 これらの位置づけも再検討し、①の共同・受託研究調査票等を活用して集計する方法 を含めて検討する。

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11 以下は、産学連携活動成果に関する統計データ収集のため、ご協力下さい。具体的な会社名・成果内容等 は公開しません。(本学は「産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業」(平成 25 年度 経済産業省)を受 託し、効果的な産学連携活動を進めるための活動データを収集しております。)

産 学 連 携 に よ る 成 果 の 調 査 票

民間企業がメンバーに含まれる共同研究、受託研究に関し、完了報告時点でのデータ(見 込み含む)を記載して下さい。 1.試作品 共同研究・受託研究の中で、製作した試作品(ソフトウェア、システム等を含む) (大学及び相手先企業で製作したもの。実績のみ) 名称 名称 2.実用化 共同研究・受託研究の成果を活用して実用化した製品、ソフトウェア、システム等 (実用化とは、企業により有償販売されたもの。サンプル販売など 1 品だけのものも含みます。研究 完了時点で実用化されていなくても、実用化予定・見込みある場合は記載下さい) 名称 (実用化済・実用化予定) (売上) 千円/年 名称 (実用化済・実用化予定) (売上) 千円/年 ※売上が判る場合は記載下さい。 3.論文 共同研究・受託研究の成果に関連する論文の件数(査読有無は問いません) 掲載又は受理済: 件 投稿済: 件 投稿予定: 件 (掲載又は受理済の場合、論文名) 4.学位 共同研究・受託研究の成果に関連する内容で、学位を取得された方、取得予定の方の 人数(うち社会人の取得・取得見込み人数を( )内に記載下さい) (実績) 学士: 名( 名) 修士: 名( 名) 博士: 名( 名) (見込み)学士: 名( 名) 修士: 名( 名) 博士: 名( 名) 以上 (共同研究・受託研究完了時の調査票(予定))

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12 (別表1)平成26 年度 共通指標結果(その1) 評価 観点 特許権の実施許諾権利数/特許出願件数 0.361702128 外国企業に対する特許権の実施許諾権利数/特許出願件数 0 特許権以外の知的財産権の実施許諾権利数/特許出願件数 0.010638298 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾権利 数/特許出願件数 0 特許権の実施許諾契約収入/( 産学連携部門の人件費+特 許関係経費) 0.016286224 特許権の実施許諾契約収入/特許出願件数 32.15957447 外国企業に対する特許権の実施許諾契約収入/特許出願件 数 0 特許権以外の知的財産権の実施許諾契約収入/特許出願件 数 5.361702128 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾契約 収入/特許出願件数 0 実施許諾した特許権の実用化件数/特許権の実施許諾権利 数 0.352941176 実施許諾した特許権を実用化した製品・サービスの売上総額/ 特許権の実施許諾権利数 2964.705882 実施許諾した特許権以外の知的財産権の実用化件数/特許 権以外の知的財産権の実施許諾契約件数 1 実施許諾した特許権以外の知的財産権を実用化した製品・ サービスの売上総額/特許権以外の知的財産権の実施許諾 契約件数 16800 特許権の譲渡権利数/特許出願件数 0.031914894 外国企業に対する特許権の譲渡権利数/特許出願件数 0 特許権以外の知的財産権の譲渡権利数/特許出願件数 0.063829787 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の譲渡権利数/ 特許出願件数 0 特許権の譲渡契約収入/( 産学連携部門の人件費+特許関 係経費) 0.006039318 特許権の譲渡契約収入/特許出願件数 11.92553191 外国企業に対する特許権の譲渡契約収入/特許出願件数 0 特許権以外の知的財産権の譲渡契約収入/特許出願件数 14.91489362 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の譲渡契約収入 /特許出願件数 0 譲渡した特許権の実用化件数/特許権の譲渡権利数 1 譲渡した特許権を実用化した製品・サービスの売上総額/特許 権の譲渡権利数 12466.66667 譲渡した特許権以外の知的財産権の実用化件数/特許権以 外の知的財産権の譲渡契約件数 0.833333333 譲渡した特許権以外の知的財産権を実用化した製品・サービス の売上総額/特許権以外の知的財産権の譲渡契約件数 7783.333333 技 術 移 転 ( 譲 渡 ) 技術移転活動の有効性 発明評価、特許出願、マーケティン グ等 の技術移転活動がどの程度有効に実 施されているか。 技術移転活動の効率性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度効率的に収入を生み出 している か。 技術移転活動のア ウトカム への繋がり 譲渡の後、ど の程度ア ウトカム( 実用 化)まで到っているか。 技術移転活動の効率性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度効率的に収入を生み出している か。 技術移転活動のア ウトカム への繋がり 実施許諾の後、どの程度アウトカム (実 用化)まで到っているか。 イ ノ ベ シ ョ ン の 創 出 技 術 移 転 ( 実 施 許 諾 ) 技術移転活動の有効性 発明評価、特許出願、マーケティン グ等 の技術移転活動がどの程度有効に実 施されているか。 実績値 評価軸 評価項目 評価項目の詳細 対応する指標 目標値

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13 (別表1)平成26 年度 共通指標結果(その2) 評価 観点 特許権の実施許諾権利数【単願のみ】/特許出願件数【単願 のみ】 0.541666667 外国企業に対する特許権の実施許諾権利数【単願のみ】/特 許出願件数【単願のみ】 0 特許権以外の知的財産権の実施許諾権利数/特許出願件数 【単願のみ】 0.041666667 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾権利 数/特許出願件数【単願のみ】 0 特許権の実施許諾契約収入【単願のみ】/(産学連携部門の 人件費+特許関係経費) 0.001713205 特許権の実施許諾契約収入【単願のみ】/特許出願件数【単 願のみ】 13.25 外国企業に対する特許権の実施許諾契約収入/特許出願件 数【単願のみ】 0 特許権以外の知的財産権の実施許諾契約収入/特許出願件 数【単願のみ】 21 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾契約 収入/特許出願件数【単願のみ】 0 実施許諾した特許権の実用化件数/特許権の実施許諾権利 数【単願のみ】 0.923076923 実施許諾した特許権を実用化した製品・サービスの売上総額/ 特許権の実施許諾権利数【単願のみ】 7753.846154 実施許諾した特許権以外の知的財産権の実用化件数/特許 権以外の知的財産権の実施許諾契約件数 1 実施許諾した特許権以外の知的財産権を実用化した製品・ サービスの売上総額/特許権以外の知的財産権の実施許諾 契約件数 16800 特許権の譲渡権利数【単願のみ】/特許出願件数【単願のみ】 0.041666667 外国企業に対する特許権の譲渡権利数【単願のみ】/特許出 願件数【単願のみ】 0 特許権以外の知的財産権の譲渡権利数/特許出願件数【単 願のみ】 0.25 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の譲渡権利数/ 特許出願件数【単願のみ】 0 特許権の譲渡契約収入【単願のみ】/(産学連携部門の人件 費+特許関係経費) 0.002052614 特許権の譲渡契約収入【単願のみ】/特許出願件数【単願の み】 15.875 外国企業に対する特許権の譲渡契約収入/特許出願件数【単 願のみ】 0 特許権以外の知的財産権の譲渡契約収入/特許出願件数 【単願のみ】 58.41666667 外国企業に対する特許権以外の知的財産権の譲渡契約収入 /特許出願件数【単願のみ】 0 譲渡した特許権の実用化件数/特許権の譲渡権利数【単願の み】 3 譲渡した特許権を実用化した製品・サービスの売上総額/特許 権の譲渡権利数【単願のみ】 37400 譲渡した特許権以外の知的財産権の実用化件数/特許権以 外の知的財産権の譲渡契約件数 0.833333333 譲渡した特許権以外の知的財産権を実用化した製品・サービス の売上総額/特許権以外の知的財産権の譲渡契約件数 7783.333333 イ ノ ベ シ ョ ン の 創 出 技 術 移 転 ( 実 施 許 諾 ) 技術移転活動の有効性 発明評価、特許出願、 マーケティング 等の技術移転活動がどの程度有効に 実施されているか。 技術移転活動の効率性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度効率的に収入を生み出している か。 技術移転活動のアウトカム への繋がり 実施許諾の後、どの程度アウトカム(実 用化)まで到っているか。 技 術 移 転 ( 譲 渡 ) 技術移転活動の有効性 発明評価、特許出願、 マーケティング 等の技術移転活動がどの程度有効に 実施されているか。 技術移転活動の効率性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度効率的に収入を生み出している か。 技術移転活動のアウトカム への繋がり 譲渡の後、どの程度アウトカム(実用 化)まで到っているか。 実績値 評価軸 評価項目 評価項目の詳細 対応する指標 目標値

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14 (別表1)平成26 年度 共通指標結果(その3) 評価 観点 ベンチャーによる活動の有 効性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度有効にベンチャーに結びついて いるか。 新たに立ち上げた企業への特許権の実施許諾・譲渡権利数 / 特許出願件数 0 ベンチャーによる活動の効 率性 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度収入を生み出す大学発ベン チャーに結びついているか。 売上のある大学発ベンチャー現存数/特許出願件数 0.180851064 ベンチャーによる活動のア ウトカムへの繋がり 発明評価、特許出願を行った結果、ど の程度大学発ベンチャーの売上に結び ついているか。 現存する大学発ベンチャーの売上額/特許出願件数 319.1489362 高額な共同・受託研究契約件数/共同・受託研究契約件数 0.061264822 3年以上の長期間にわたる共同・受託研究契約件数/共同・受 託研究契約件数 0.065217391 技術コンサルティング契約件数/特許出願件数 0 共同・受託活動の効率性 共同・受託研究の規模がイノベーション の創出を期待できる規模となっている か。 共同・受託研究契約額/共同・受託研究契約件数 2492.094862 共同・受託研究成果の実用化件数/共同・受託研究契約件数 0.041501976 共同・受託研究成果の実用化製品サービスの売上額/共同・ 受託研究契約件数 398.6166008 対応する指標 目標値 実績値 イ ノ ベ シ ョ ン の 創 出 ベ ン チ ー 共 同 ・ 受 託 研 究 共同・受託活動の有効性 イノベーションの創出が期待できる共 同・受託研究がどの程度行われている か。 共同・受託活動のアウトカ ムへの繋がり 共同・受託研究の成果がどの程度アウ トカム(実用化)に結びついているか。 評価軸 評価項目 評価項目の詳細 評価 観点 研 究 力 向 上 学連携活動から研究活動 へのフィードバックの状況 産学連携活動から研究活動としてどれ だけの成果(論文等)が生み出された か。 共同研究等による研究成果としての論文数/共同・受託研究 契約件数 0 教 育 ・ 人 材 育 成 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・譲渡権利数/特許 出願件数 0.255319149 同一地域の新たに立ち上げた企業に対する特許権の実施許 諾・譲渡権利数/特許出願件数 0 同一地域企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾・ 譲渡契約件数/特許出願件数 0.053191489 同一地域企業に対する特許権の実施許諾・譲渡契約収入/特 許出願件数 21.4787234 同一地域企業に対する特許権以外の知的財産権の実施許諾・ 譲渡契約収入/特許出願件数 18.57446809 売上のある大学発ベンチャーのうち同一地域における企業の 現存数/特許出願件数 0.106382979 同一地域企業との共同・受託研究契約額/共同・受託研究契 約件数 545.8577075 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した特許権の実用化件 数/特許権の実施許諾・譲渡権利数 0.27027027 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した特許権を実用化した 製品・サービスの売上総額/特許権の実施許諾・譲渡権利数 1365.135135 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した特許権以外の知的 財産権の実用化件数/特許権以外の知的財産権の実施許 諾・譲渡契約件数 0.714285714 同一地域企業に対して実施許諾・譲渡した特許権以外の知的 財産権を実用化した製品・サービスの売上総額/特許権以外 の知的財産権の実施許諾・譲渡契約件数 8314.285714 現存する大学発ベンチャーのうち同一地域における企業の売 上額/特許出願件数 319.1489362 同一地域企業との共同・受託研究成果の実用化件数/共同・ 受託研究契約件数 0.029644269 同一地域企業との共同・受託研究成果の実用化製品サービス の売上額/共同・受託研究契約件数 214.8418972 大 学 等 の 産 学 連 携 活 動 の 方 針 策 定 へ の 貢 献 産学連携活動と教育活動 の関係の密接度 産学連携活動がどれだけ教育活動の 場となっているか。 0 地 域 経 済 活 動 へ の 貢 献 地域における産学連携活 動の有効性 技術移転活動、共同・受託研究活動が 地域に対してどの程度有効に行われて いるか。 地域における産学連携活 動の効率性 技術移転活動、ベンチャーによる活動、 共同・受託研究活動が地域に対してど の程度効率的に行われているか。 地域における産学連携活 動のアウトカムへの繋がり 地域における技術移転活動、ベン チャーによる活動、共同・受託研究活 動がどのアウトカム(実用化)に結びつ いているか。 評価項目の詳細 対応する指標 目標値 共同研究等の成果により学位を取得した人数/共同・受託研 究契約件数 実績値 評価軸 評価項目

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15 (別表2)平成26 年度 独自指標結果 以上 評価 観点 技 術 移 転 ( 実 施 許 諾 ・ 譲 渡 ) 技術移転活動のアウトカムへの繋がり 技術移転活動、共同・受託研究活動 が、特に製造業等の基盤を支える中小 企業に対してどの程度有効に行われて いるか。 中小企業への特許権、知的財産権の許諾・譲渡件数 /特許出願数 0.5 0.276595745 特に中小企業におけるイノベーションの 創出が期待できる共同・受託研究がど の程度行われているか。 中小企業との共同・受託研究件数 /共同・受託研究契約件数 0.31 0.28458498 中小企業後継者育成セミナー開催数 /公開講座数 0.2 0.095744681 中小企業後継者育成セミナーの参加企業数 100 29 中小企業との共同・受託研究における試作品の製作件数 /共同・受託研究契約件数 1 0 中小企業との共同・受託研究における実用化件数(製品・サー ビス等)/共同・受託研究契約件数 0.064 0.023715415 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育成された後継者数/ 共同・受託研究契約件数 0.036 0.011857708 中小企業後継者育成セミナーにおいて、育成された後継ぎ型ベ ンチャー企業数/共同・受託研究契約件数 0.017 0 共同・受託研究の成果をもとに、上場する中小企業の数/共 同・受託研究契約件数 0.017 0 大 学 等 の 産 学 連 携 活 動 び 方 針 策 定 へ の 貢 献 教 育 ・ 人 材 育 成 産学連携活動と教育活動 の関係の密接度 産学連携活動の結果が、高度人材育 成(博士後期過程レベルの研究開発 力)に結び付いているか。 共同研究等から社会人ドクターの入学者数 /社会人ドクター数 0.9 0 共同・受託研究のアウトカ ムへの繋がり 共 同 ・ 受 託 研 究 イ ノ ベー シ ョ ン の 創 出 実績値 評価軸 評価項目 評価項目の詳細 対応する指標 目標値 イノベーションを創出できる中小企業の 人材育成が有効に行われているか。 (※本セミナーは、共同研究・受託研究 を通じて取組むため、本評価軸に設定) 共同・受託活動の有効性 共同・受託研究の成果が、中小企業に とって、どの程度アウトカム(実用化)に 結びついているか。

参照

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