平成18 年度 3 年次生コア・カリキュラム(生殖医学) 試験問題
問1.妊娠 7 週、出血を訴えて来院した。下記のどの病態が最も頻度が高いと考えられる か。正しい組み合わせを下記の1~5より選べ。
A.流産 B.子宮がん C.子宮膣部びらん D.絨毛膜下血腫 E.胞状奇胎 1.A,B 2.A,C 3.A,D 4.A,E 5.C,D
問2.24 歳の女性、急激な下腹痛を訴え来院。どの情報収集が優先されるか。正しい組み 合わせを下記の1~5より選べ。
A.便通の状況 B.月経の周期、有無 C.排尿の有無 D.嘔吐、嘔気の有無 1.A,B,C 2.B,C,D 3.A,C,D 4.B,C,D 5.A~D すべて
問3.正常性周期に関する記述として正しいものを選べ。 1.卵胞期には主にプロジェステロンの影響により子宮内膜が肥厚する。 2.黄体期には主にエストロジェンの影響により子宮腺からの粘液分泌が高まる。 3.排卵期には hCG のサージ状分泌が見られる。 4.黄体は排卵後約二週間で完成し、次の二週間で退行して白体となる。 5.プロジェステロンとエストロジェンの血中濃度低下により子宮内膜が剥離し、月経がみら れる。 問4.28 日の正常性周期を示す女性の場合、血中プロゲステロン濃度が最も高いのはいつ ごろか。 1. 1 日目 2. 5 日目 3. 13 日目 4. 21 日目 5. 28 日目
問5.子宮頸癌についての記載で正しい組み合わせはどれか。 A.上皮内癌(0 期)では子宮温存療法も可能である。 B.子宮頸癌は閉経後 50 歳以上に多い疾患である。 C.子宮頸癌罹患のリスク因子は、未産婦、糖尿病、肥満である。 D.子宮がん検診の有用性は低い。 E.ヒトパピローマウイルス感染が発生に深く関与している。 1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問6.進行子宮頸癌の術前検査についての記載で正しい組み合わせはどれか。 A.腹部 CT 検査の結果で治療方針は変わらないので必ずしも必要ではない。 B.腹部単純レントゲン検査は呼吸器症状がなくても行う。 C.直腸浸潤の評価のために前例注腸検査が必要である。 D.臨床進行期決定のため膀胱鏡を術前に使う。 E.子宮卵管造影は術前に必須の検査である。 1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問7.子宮筋腫について、以下の選択肢のうち正しいものを選べ。 A.子宮筋腫の好発年齢は小児・思春期である。 B.頚部筋腫の頻度が最も多い。 C.過多月経や月経困難症などが主症状である。 D.粘膜下筋腫は子宮鏡下手術の適応となる。 E.薬物療法により根治が期待できる。
1.A,B 2.B,C 3.C,D 4.D,E 5.A,E
問8.子宮内膜症について、以下の選択肢のうち誤っているものを選べ。
B.子宮内膜症の初期病変は画像により確定できる。
C.子宮内膜症で最も頻度の多いのは卵巣チョコレート腫瘍である。 D.子宮内膜症を合併する不妊症では腹腔鏡手術が推奨される。 E.子宮内膜症は薬物治療で根治しない。
1.A,B 2.B,C 3.C,D 4.D,E 5.A,E
問9.思春期女性の疾患について、以下の選択肢のうち正しいものを選べ。 A.疾患の約半数は月経異常である。 B.月経困難症は子宮筋腫によるものが多い。 C.腫瘍は卵巣腫瘍、特に卵巣チョコレート腫瘍が多い。 D.10 代の妊娠は中絶率が他の年代に比して低い。 E.10 代後半ではクラミジア感染症が増加している。 1.A,B 2.B,C 3.C,D 4.D,E 5.A,E
問10.月経異常について、以下の選択肢のうち誤っているものを選べ。 A.続発性無月経とはこれまでにあった月経が 3 ヶ月以上停止した状態である。 B.精巣性女性化症候群では原発性無月経を呈する。 C.ターナー症候群では低身長や卵巣機能不全がしばしば認められる。 D.プロゲステロン投与で消退出血がおきれば第Ⅱ度無月経である。 E. 第Ⅱ度無月経に対してはホルムストルム療法が行われる。 1.A,B 2.B,C 3.C,D 4.D,E 5.A,E
問11.生殖補助医療技術について正しい組み合わせのものを選べ。 A.多胎妊娠を予防するため、1996 年に日本産婦人科学会は移植胚の個数を 3 個までとする ガイドラインを示した。 B.生殖補助医療における子宮外妊娠発生率は自然妊娠と比較して極めて高い。 C.卵巣刺激法は GnRH agonist を併用した hMG/FSH-hCG 法が最も一般的におこなわれて いる。
D.生殖補助医療での流産率は 10%程度である。
E.本邦では代理懐胎は認められていないが、胚の donation は認められている。 1.A,B,E 2.A,B,C 3.B,C,D 4.C,D,E 5.B,C,E
問12.正しい組み合わせのものを選べ。 A.多囊胞性卵巣症候群の内分泌検査所見は FSH(卵胞刺激ホルモン)の基礎分泌値高値、 LH(黄体化ホルモン)は正常範囲である。 B.クロミフェン療法は第Ⅱ度無月経に対しては排卵効果はきわめて高い。 C.bromocriptin 療法は高プロラクチン血症の治療法である。 D.子宮卵管造影法(HSG)はルビンテストに比して診断上の情報量が豊富であり記録性にも 優れている。 E.GnRH 負荷試験において卵巣障害型では LH、FSH の基礎値は低値であり、GnRH 負荷 の反応も不良である。
1.A,B 2.B,C 3.C,D 4.D,E 5.A,E
問13.子宮体癌発症のリスク因子として適切でないものの組み合わせはどれか。 A.肥満 B.HPV 感染 C.月経不順 D.未経産 E.経口避妊薬(ピル)の服用 1.A,B 2.A,C 3.B,E 4.B,D 5.C,D
問14.子宮体癌の治療法について、間違っているものはどれか。 1.骨盤および傍大動脈リンパ節郭清を行うことが多い。 2.ホルモン治療を行うことがある。 3.放射線治療への感受性は子宮頸癌に比べて低い。 4.Ⅱ期以上の症例では原則として手術に先んじて化学療法を行う。 5.再発リスクの高い症例では術後化学療法または放射線療法を行う。
問15.46 歳。女性。下腹部に 15cm 大の多胞性腫瘍を認め、腹水を伴っている。腫瘍マー カー値は、CEA=7.0 CA125=264 であった。この症例について適切なものを選択せよ。 1.本症例は卵巣癌の可能性が高く、卵巣癌は抗がん剤有効であることから、速やかに抗が ん剤による治療を開始する。 2.腹水による腹圧上昇があるので消化管検査は禁忌である。 3.確定診断のために開腹手術は必要である。 4.腫瘍マーカー値の上昇から考えて悪性腫瘍であることは明らかであり、手術中の迅速病 理診断は不要である。 5.腹水細胞診陽性であれば腹膜播種を意味するので、外科的摘出は治療的意味がない。 問16.卵巣癌について適切な記述を選択せよ。 1.卵巣癌は抗癌剤の効果が比較的期待出来る腫瘍である。 2.卵巣の上皮性腫瘍は良性と悪性に分類され、中間的な腫瘍は存在しない。 3.卵巣癌は抗癌剤とともに放射線治療でも良好な反応が得られる。 4.Ⅲ期間で進行した卵巣癌症例は予後不良なため緩和治療を勧める。 5.卵巣悪性腫瘍であれば上皮性、胚細胞腫瘍とともに同様の抗腫瘍剤の組み合わせで治療 する。 問17.次のうち誤っているものはどれか 1.閉経は卵巣における卵胞の消失による永久的な月経の停止である。 2.更年期は閉経前後の 5 年間と定義される。 3.更年期障害はエストロゲンの減少、欠乏がもたらす不定愁訴の器質的疾患である。 4.家族の死、子供の独立など社会的環境の変化が更年期障害の原因となる事がある。 5.平均閉経年齢は 50 歳である。 問18.更年期障害の治療について正しいのはどれか 1.エストロゲン欠落状態でなくても、精神症状が強い場合はホルモン補充療法が有効 2.機能性出血はホルモン補充療法の禁忌である 3.ホルモン補充療法中は定期的に子宮癌検診、乳癌検診を行う
4.顔のほてりなど血管運動神経障害には、ホルモン補充療法より漢方療法が有効である 5.漢方製剤は副作用がなく安全である。 問19.精巣での精子形成の記述にとして正しい組み合わせを下記の 1~5 より選べ。 A.精子形成にはテストステロンが必要 B.セルトリ細胞はテストステロンを分泌する C.ライディヒ細胞は精細胞の支持を行っている D.LH はテストステロン分泌を促進する
1. A のみ 2. A,B 3. A,B 4. B,C 5. A,D (解答)5 (解説)A.必要です。 B.ライディッヒ細胞でテストステロンは産生される。 C.セルトリ細胞は精細胞の支持を行っている。 D.LH→ライディッヒ細胞→テストステロン 問20.内生殖器の分化に関する記述として正しい組み合わせを下記の 1~5 より選べ。 A.ミュラー管より精巣上体、精管、精嚢が発生する。 B.ミュラー管を抑制する因子はテストステロンである。 C.ミュラー管より子宮は発生する。
D.5α-reductase 欠損症でもウォルフ管(Mesonephric duct)由来の臓器が発生する。 1.A,B,D 2.A,C,D 3.A,B 4.A,D 5.C,D
問21.射精の性反射の記述として正しいものを選べ 1.陰茎への触刺激は内臓求心性刺激により中枢へ伝えられる。 2.反射中枢は腰仙髄に存在する。 3.典型的な単シナプス反射である。 4.反射性に副交感神経が刺激され、精管の平滑筋が収縮する。 5.反射性に交感神経が刺激され、陰茎海綿体が収縮する。
(解答) (解説) 問22.一つの第一次精母細胞からいくつの精子が産生されるか。 1.2 2.4 3.8 4.16 (解答)4 個 問23.正常値あるいは正しいものはどれか。 A.正常男性染色体 常染色体 46 本+性染色体 2 本(XY) B.アルファフェトプロテイン(AFP)の血中半減期は約 5 日間である。 C.片側 精巣容積 20ml D.精巣のテストテロン分泌能を検査する目的で hCG 負荷試験を行った。 E.前立腺体積 18ml 1.すべて正しい 2.B,C,D,E 3.B,C,D 4.B,C 5.B のみ 問24.次の記載事項で正しいものはどれか A.クラジミアや淋菌の感染による尿道炎は耐性菌が少なく、テトラサイクリンやペニシリ ン系抗生物質の経口投与により比較的容易に治癒する。 B.32 歳男性、排尿困難で来院した。前立腺癌を否定すべく PSA(前立腺特異抗原)を測定 した。 C.軽度~中等度の前立腺肥大症では前立腺の大きさと症状は相関する(前立腺が大きいほ ど諸症状は強くなる)。 D.停留精巣は男性不妊症の原因となる。これを回避するために手術が必要である。 E.急背前立腺炎では排尿時痛、残尿感、前立腺の腫脹に伴い、高熱を呈することが多い。 1.すべて正しい 2.B,C,D,E 3.C,D,E 4.D,E 5.E のみ
問25.正しい組み合わせのものを選べ。 A.男性への性分化を誘導する遺伝子(精巣決定因子)は Y 染色体短腕上にある。 B.卵管・子宮の分化発育には卵巣からのエストロゲンが重要である。 C.胎生期の Müller 管は精管・精嚢・前立腺に分化する。 D.外性器の分化において男性の陰囊は女性の陰核に相当する。 E.男性外性器の発達にはテストステロンよりもジヒドロテストステロンが重要である。 1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問26.正しい組み合わせのものを選べ。 A.染色体が 46XX で、外性器が男性型の半陰陽は男性仮性半陰陽と呼ばれる。 B.同一固体が精巣と卵巣を有するものを真性半陰陽という。 C.男性ホルモン(テストステロン)は精巣のセルトリ細胞で産生される。 D.女性仮性半陰陽の原因疾患として先天性副腎過形成が最も高頻度である。 E.精巣女性化症では生殖腺は精巣に分化しているが、男性ホルモン産生不全のため外性器 は女性型となる。
1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問27.正しい組み合わせのものを選べ。 精液検査について、 A.精液量の正常値(基準値)は 10mL 以上である。 B.精子濃度が 100X106/mL では、明らかに乏精子症である。 C.精子運動率の正常値(基準値)は 10%以上である。 D.精液検査前の禁欲期間(射精してはいけない期間)は 4 日から 7 日が基準である。 E.無精子症患者の中には、精路(精巣から尿道までの精子の通路)以上が原因であることも ある。
1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E 問28.正しい組み合わせのものを選べ。 不妊症について、 A.精巣回転(捻転)症は、早急な治療が必要である。 B.通常のクラインフェルター症候群では、X 染色体が 1 本過剰である。 C.非閉塞性の高度乏精子症・無精子症患者では、血中の FSH が低値を示すことが多い。 D.無精子症患者の 90%は常染色体異常を有している。 E.抗がん剤の投与により、精子濃度、運動率は上昇する。 1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問29.正しい記述の組み合わせを選べ。 A.生活様式や食事内容の欧米化に伴って、日本での前立腺癌の患者数は年々増化している。 B.PSA 採血の普及によって、前立腺癌患者が増加している。 C.前立腺特異抗原(PSA)は、前立腺癌で特異的に上昇する腫瘍マーカーである。 D.近年、前立腺癌患者は早期癌の割合が増えている。 E.所属リンパ節に 1 個だけ転移している場合は、Stage C である。 F.前立腺癌は前立腺肥大症と合併しないことが多い。
1.A,B,C 2.A,B,D 3.B,C,E 4.C,D,E 5.D,E,F
問30.正しい記述の組み合わせを選べ。 A.ホルモン療法は、男性ホルモンを低下させるだけで十分である。 B.LH-RH アゴニストと抗アンドロゲン剤の組み合わせは、過剰なホルモン療法である。 C.ホルモン療法の奏功は通常数年以内で、多くの症例は再燃癌となることが多い。 D.根治的放射線治療は、密封小線源治療だけである。 E.前立腺全摘出の前に、自己血の貯血を行う。 F.前立腺癌 Stage C の患者に対する治療として、放射線治療とホルモン療法の組み合わせ
が再発率を減らす効果がある。
1.A,B,C 2.A,B,D 3.B,C,E 4.C,D,E 5.D,E,F
問31.精巣腫瘍に関して正しいものを 2 つ選べ。 1.精巣腫瘍は 60 から 70 歳代の高齢者に多い。 2.肺及びリンパ節転移を伴った場合、5 年生存率は 30%以下と予後不良である。 3.転移に対しては化学療法を第一選択とし、残存腫瘍は手術による摘出を行う。 4.精巣腫瘍で高位除精巣術を行った後は男性ホルモンを補充する必要がある。 5.シスプラチンの副作用として腎毒性に注意が必要である。 問32.精巣腫瘍の腫瘍マーカーとなりうるものを選べ〔複数可〕。 1.AST 2.PSA 3.FSH 4.HCG 5.AFP
問33.早期前立腺癌に対する治療について正しい組み合わせのものを選べ。 A.根治的前立腺全摘除術では勃起障害や尿失禁、直腸障害が発生する危険性が高い。 B.レーザー治療は根治的前立腺全摘除術と同様に有効である。 C.放射線内照射(密封小線源治療:ブラキセラピー)は根治的前立腺全摘除術より有効であ る。 D.経尿道的前立腺切除術(TUR-P)は行わない。 E.根治的前立腺全的除術ではサントリーニ静脈叢からの出血のコントロールが重要である。 1.A,B 2.A,B,C 3.B,D 4.D,E 5.A,E
問 34.前立腺肥大症に対する外科的治療のうち経尿道的前立腺切除術(TUR-P)について正 しい組み合わせのものを選べ。
A.前立腺が腫大しているだけでは手術適応とはならない。 B.前立腺の腫大による急性尿閉塞症は手術適応となる。
C.術後の合併症の 1 つに逆行性射精がある。
D.検体に前立腺癌組織が含まれていたので臨床病期は A1 である。 E.術後に前立腺癌が発生することはない。
平成18 年度 3 年次生コア・カリキュラム(生殖医学) 試験問題解答 問1 4 A 流産=22週未満の妊娠の中絶、出血を伴う B 出血はするが、不妊や未経産婦に多いので違う E 妊娠初期より、妊娠悪阻症状、不正性器出血をきたす 問2 1 D は、上部消化管症状なのでダメ 問3 5 1、プロゲステロン→エストロゲン 2、エストロゲン→プロゲステロン 3、hCG→LH 5.その通り 問4 4 美津島先生の授業参照 問5 5 A○ 円錐切除術により子宮を摘出しなくてもすむ B子宮頸癌は、40歳台に多い疾患なので× C× 子宮体癌のリスクファクターが未産婦、糖尿病、肥満。子宮頸癌は多産婦、若い女 性に多い D?? EO 問6 3 A 必要でしょ… B? C 全例というのは言い過ぎだから× D○ E 子宮卵管造影は不妊症検査なので× 問7 3 A 小児・思春期ではなく40歳前後であるから× B× 最も多いのは体部の筋腫である D その通り E 閉経しない限り再発の可能性があるから×
問8 1 C、D,E はどれも正解(プリント参照) 問9 5 A 思春期の女の子は月経異常の悩みが多いとさ E クラミジアも増えてます… 問10 4 まず、E は×。Ⅱではなく、Ⅰであるから。。 また、A は定義通り正しいので、D は間違いである。 問 11 (答) 2 A.1回に子宮に移植する胚の数は原則として2個。移植する胚や子宮の状況によっては、 3個までとなってます。 B.○ C.○ 問 12 (答) 3 A.FSH と LH が逆です。 B.第1度無月経に対して有効 C.○ D.よくわかんないけど、選択肢的に○でしょ 問 13 (答) 3 子宮体癌発症のリスク因子は、高脂肪症、肥満、少ない妊娠・出産、ホルモン補充療法、 エストロゲン療法などです。 問 14 (答) 4 子宮体癌は手術療法で根治を目指します。特にⅠ・Ⅱ期では手術が第一選択となります。 他の選択肢は全部合ってます。 問 15 (答)
問 16 (答) 1 卵巣癌は早期発見しにくい病気です。発見したときにはかなり進行していたり、他の臓器 に転移していたりしてます。 治療法としては卵巣周囲の組織・臓器をごっそり取って、残腫を出来るだけ少なくします。 手術で取れなそうなときはまず抗がん剤を用いて、癌の進展を抑えるとともに腫瘍が小さ くなるのを待ってから手術で取り除きます。 卵巣癌は、抗がん剤の効果が他の癌腫よりもはるかに期待できるそうです。 問 17 (答) 4 更年期障害では精神的な症状を呈することはあるけど、社会的環境の変化とかが原因にな るとは書いてなかったです。 あくまで原因はエストロゲンの減少にあると思います。 問 18 (答) 3か5 ホルモンを服用してると卵巣癌や乳癌の発症リスクが上昇します。 漢方療法もあるみたいなんですが、その辺は東医研の方々に問い合わせて下さい。 問 19 (答) 5 問 20 (答) 5 問 21 (答) 2 問 22 (答) 2 問 23 (答) 2か3 B、C、Dは合ってます。 前立腺の体積は 16ml 前後って記述がありました。非常に微妙です。 問 24 (答) 4 D…停留精巣は子どものときに手術が必要です。 大人になってからでも精巣を下げる手術は出来ますが、精子産生能は回復しません。 全部ネットで調べました。意外といいモンですよ、インターネットって。 間違いが見つかったら程塚までご一報を。 ただし質問は受け付けません。答えられないから。賀か朴さんに聞いてください。
問25.5 A.○…Y 染色体短腕上の 14Kb の SRY 遺伝子が決定 B.× C.×…Müller 管は卵管・子宮・膣の一部に分化 D.×…陰囊は大陰唇に、陰核は陰茎に相当 E.○ 問26.3 A.×…男性仮性半陰陽は染色体は 46XY、生殖腺が精巣でありながら、内外性器が女性化 B.○ C.×…テストステロンは Leudig 細胞より産生 D.○ E.×…精巣女性化症は生殖腺は精巣に分化しているが、AR(アンドロゲンレセプター)異常 のため外性器は女性型となる 問27.4 A.×…精液量の正常値は2ml 以上 B.×…精子濃度の正常値は 200X105/ml 以上 C.×…精子運動率の正常値は 50%以上 D.○…おそらく、教科書では 3~4 日と…一週間は長いですね E.○ 問28.1 A.○ B.○…性染色体にて X が 2 本以上と Y が 1 本以上、表現型はもちろん男性 C.×…FSH は精原細胞に作用し精子への分化を促すから、この場合は精子を作らせようと 分泌が促進しているのではないかと考えられます。 D.×…男性不妊症の原因の 1~2.5%が染色体異常 E.×
問29.2 A.○…そのとおり B.○…早期前立腺癌の発見につながるのだと C.×…前立腺に特異的だから PSA D.○ E.×…所属リンパ節転移は D1 F.×…教科書では 10~20%位で合併 問30.4 A.×…多くの場合ホルモン再燃癌となるので十分ではないと思われます B.×…MAB 療法(最大アンドロゲン遮断療法)のこと C.○…ホルモン療法再燃癌のこと D.×…外照射とブラキセラピー(密封小線源治療)がある E.○ F.○ 問31.3,5 1.×…20~34 歳にピークがある 2.×…転移があっても 80%近くが完治 3.○ 4.× 5.○ 問32.4,5 AFP、hCG(HCGβ)これ以外では LDH(非特異的) 問33.5 A.○…尿失禁の可能性は 8% B.×…同様?ってどういうこと?? C.×…ケースバイケースでしょう。 D.×…前立腺全摘手術が行えない患者さんに対して行われる E.○
問34.2 A.○…術前の推定重量が 50g 以下の中等度以下のもの、前立腺結石症例が適応となる B.○ C.○…逆行性射精、尿失禁、精巣上体炎、腎盂腎炎などが合併します D.×…局限性で高分化なものが A1 E.×…発生します 問1~10 は賀が、問 11~24 は程ちゃんが、問 25~34 は朴が担当して作りました。 程ちゃんのコメントにもあったように質問があったら賀に、訂正があったらメーリスで流 して下さい。よろぴく。 問15 の答えがでていないので、分かった人がいたらぜひメーリスで流して下さい。