楽天証券
日経225先物
スキルアップキャンペーンセミナー
第3回 6月21日(火)
「株価指数先物 短期売買実践(3)」
相場で収益を上げるための分散投資
相場予測と相場実践の違い
マザーズ先物の利用法は?
講師:石原順
1ご注意事項
本資料は、勉強会の為に作成されたものであり、有価証券の取引、その他
の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終決定は
お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料及び資料にあ
る情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責
任において使用されるものであり、本資料及び資料にある情報の使用によ
る結果について、当社は何らの責任を負うものではありませんのでご了解く
ださい。
お客様よりご提示いただきました情報以外で記載しております価格、数値、
金利等は概算値または予測値であり、諸情勢により変化し、実際とは異なる
ことがございます。また、本資料は将来の結果をお約束するものではござい
ません。尚、お取引を締結する際に実際に用いられる価格または数値を表
すものでもございませんので、予めご了承くださいますようお願い申し上げま
す。
2金融商品取引法にかかるリスクと費用等のご説明
【株価指数先物取引にかかるリスク】 株価指数先物・オプションの価格は、対象とする株価指数の変動等により上下しますので、これに より損失が生じるおそれがあります。また、株価指数先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の 額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は 証拠金の額だけに限定されません。株価指数オプション取引はオプションを行使できる期間には制 限があります。また、株価指数オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは 限りません。価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合に よっては大きな損失が発生する可能性があります。 【株価指数オプション取引における買方特有のリスク】 株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場 合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。 【株価指数オプション取引における売方特有のリスク】 売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売 方は、株価指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりま せん。その後、相場の変動により証拠金の額に不足額が発生した場合には、証拠金の追加差入れ または追加預託が必要となります。所定の時限までに不足額を差し入れない場合等には、建玉の 一部または全部を決済・処分させていただく場合もあります。この場合、その決済で生じた実現損 失について責任を負う必要があります。売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応 じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。金融商品取引法にかかるリスクと費用等のご説明
【株価指数先物取引にかかる費用】 株価指数先物取引の委託手数料は、278円(税込:300.24円)/1枚がかかります。日経225ミニ取 引の委託手数料は、38円(税込:41.04円)/1枚がかかります。 【株価指数オプション取引にかかる費用】 株価指数オプション取引委託手数料:売買代金の売買代金の0.18%(税込:0.1944%)※ただし最低 手数料:180円(税込:194.4円)がかかります。 【委託証拠金等について】 株価指数先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証 拠金はSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)によって計算され、 「(SPAN証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」 となります。※先物両建て証拠金=(建玉枚数-ネットデルタの絶対値)×0.5×日経225先 物取引1枚あたりのSPAN証拠金×当社が定める証拠金掛目※日経225ミニ取引は、日経225先 物取引の1/10の証拠金でお取引が可能です。 •商号等:楽天証券株式会社 •金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者 •加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、 一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会システムトレーディングは儲かるか?
●システムトレードで儲けるのは取引商品の「分散」が必要 ●システムトレードの成績がわるくなるとやり方を変えようとする投資家が ほとんどだが、そういった行為は終わりなき最適化(Optimization)の地 獄に陥り、運用成績がさらに悪化する ●システムトレードで安定した成績を上げるには、 ①システムに対する絶対的な信頼性をもつ ②世界のあらゆる市場に分散投資し、基本25品目、理想的には40~50品目 の商品を取引する という2点がトレードシステムの中身と同じくらい重要 ●順張り系のモデルでシステムトレードを行い、長期にわたって収益を上げ るには、ある程度の商品分散(すくなくとも株や債券、コモディティなど、 10商品以上への投資・ウォッチする商品は25品目以上)が必要であると思 われる(市場に対して常にロングとショートを組み合わせる多角的運用) ●成功するには、自分のシステムに対する信頼性と、負けても根気強くト レードを続ける忍耐が必要(負けが込んでくると、ほとんどの投資家はシス テムを変更するか、自由裁量の投資家に変身してしまう) ●システム売買で成功するにはシステムの中身が重要であることは言うまで もないが、実際にはそれを継続できるかどうか、その意志が重要 5相場予測の方法
相場予測は大雑把に言うと、2つに分けられる。
(1) ファンダメンタルズ分析
(2) テクニカル分析
私は
ファンダメンタルズ分析を比較的重視
するが、それは
「銘柄や投
資対象を絞りこむため(=マーケットテーマを探すため)」
であり、
現実の売り・買いはすべてテクニカル分析でおこなっている。
予測が当たるここと、相場で儲けることは何の関係もない。
相場はぼんやりとした相場の方向を当てるゲームではなく、売買のタ
イミングを当てるゲームだからだ。したがって、ファンダメンタルズ
をいくら研究しても相場で儲けることは容易ではない。なぜなら、そ
こには“タイミングの測定”がないからである。
6相場感が当たっても儲からない
相場は売買のタイミングがすべて
(出所:『DVD 相場で 道をひらく7つの戦略 ~標準偏差ボラティリティ トレード~」石原順) 「適切な基本哲学を持っていれば、事態が変わることは結局利益になる。最悪でも、長い目で 見れば生き残れるだろう。しかし、適切な基本哲学を持っていなければ、そのうち変化に殺さ れるので成功しない。私は、自分が予測なんてできないと分かっていた。だからトレンドにつ いていくことにしたし、だからこそ大成功し続けているのだ。私たちはただトレンドについて いく。そのトレンドが初めのうちどれほどバカげて見えても、またどれほど続いても、あるい は終わりがどれほど筋が通らないように見えても、私たちはトレンドについていく」 (ジョン・ヘンリー) 8
ポンド/円(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±1シグマ(青)
ユーロ/円(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±1シグマ(青)
ドル/円(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±1シグマ(青)
日経平均(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±1シグマ(青)
・25日エンベロープ±5%(赤)・±10%(青)
マザーズ指数は時価総額上位銘柄の寄与度が高い
マザーズ先物と日経平均先物の比較
マザーズ指数(日足)
上段:1日ATR(赤)・14日ATR(青) 下段:オプションボラティリティ(青)
マザーズ先物の損益計算
日経平均先物(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±0.6シグマ(青)
マザーズ指数先物(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±0.6シグマ(青)
マザーズ指数先物(週足)
上段:14週修正平均ADX(赤)・26週標準偏差ボラティリティ(青) 中段:21週ボリンジャーバンド±0.6シグマ(青)・9週RSIの売買シグナル
下段:9週RSI(赤)
マザーズ指数(週足)
上段:200週EMAフィルター付きストキャスティクス5.3.3の売買シグナル 下段:ストキャスティクス5.3.3
マザーズ指数(週足)
ボラティリティが高ければ・・
上段:MACDの売買シグナル 下段:MACD
マザーズ指数(日足)
ボラティリティが高ければ・・
上段:DMIの売買シグナル
下段:DMI(+DI赤・-DI青・14日ADX(赤太線)
日経平均先物(日足)
上段:25日エンベロープ±5%(青)・±10%(赤) 下段:3日修正平均ADX
。
マザーズ指数(日足)
上段:3日修正平均ADX
下段:25日エンベロープ±10%(青)・±15%(赤)
マザーズ指数(日足)
トレンドラインオートマティック
マザーズ指数(日足)
トレンドラインオートマティック
マザーズ指数(日足)
ラリーウィリアムズ・エキスパート
マザーズ指数(週足)
ラリーウィリアムズ・エキスパート
NYダウ(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±0.6シグマ(青)
S&P500(日足)
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青) 下段:21日ボリンジャーバンド±0.6シグマ(青)
グリーンストリート商業用不動産価格指数
(2001年~2016年)
商業用不動産はバブル?31
(出所:マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート<The Gloom, Boom & Doom Report> 2016年4月号『中央銀行はマッチポンプがお好き』パンローリング)
家計純資産と住宅価格指数(1990年~2015年)
32
(出所:マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート<The Gloom, Boom & Doom Report> 2016年6月号『行き詰まる資産市場』)
S&P500(週足)
FRBはS&P500が2,134を上回れば利上げするし、 1,800を下回れば利下げする?
NYダウ(月足)と米国の景気後退期
35 史上最高の投資家、ジェシー・リバモアは「長期的には相場では決して勝てない」と言った と伝えられている。相場に決して勝てないという考え方は驚くべき見方だ。 だからこそ私の哲学は巧みな防御なのだ。自分が超人的な洞察力を持っているなどと思って はいけない。常に自信を持っていなくてはならないが、注意を怠ってはいけない。 (ポール・チューダー・ジョーンズ)