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千葉大学における心理学研究と教育の紹介

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Academic year: 2021

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DOI: http://doi.org/10.14947/psychono.35.29

千葉大学における心理学研究と教育の紹介

一 川   誠

千葉大学文学部

Departments of Basic Psychology in Chiba University

Makoto Ichikawa

Faculty of Letters, Chiba University

は じ め に 本記事では,特に,基礎的な心理学を学ぶことができ る学部や大学院を探している『基礎心理学研究』の読者 に千葉大学の心理学系の研究室を紹介するものです。千 葉大では,さまざまな部局に心理学系の研究室が研究拠 点を作っていて,それらの間の研究や教育における交流 も盛んに行われているのが特徴です。本稿ではそのそれ ぞれの研究室の特徴や,共同のプロジェクトについて紹 介しようと思います。 千葉大における基礎心理学系研究室の沿革 著者は文学部の心理学専修に所属していますが,千葉 大学で心理学の教育,研究を行っている研究室,講座 は,文学部だけではなく,教育学部,工学部,国際教養 学部と,複数の学部にわたっています。このうち,文学 部と工学部,国際教養学部においては基礎心理学的手法 に基づいて,また,教育学部においては教育心理学的手 法に基づいて教育,研究が行われています。 これら文学部や,工学部の一部の心理学系の研究室は, 1949年 (昭和24年) の新制大学発足とともに設立された 心理学研究室の流れを汲んでいます。その頃,心理学研 究室を主宰したのが盛永四郎教授(1908∼1964)でした (Figure 1)。盛永教授は,フランクフルト大学のMetzger, コペンハーゲン大学のRubinとともに視覚を中心とした 研究を行ったゲシュタルト心理学者でした (大山,2009)。 千葉大での研究においても,知覚心理学の分野において 世界的に評価された研究成果が報告されました。 当時は,2年生向けの実験演習などで,実験現象学に 関する,かなり独創的な指導が行われていたそうです。 たとえば,白紙に大きく書かれた正円の中心をしばらく 固視していると,やがて,正円ではなく多角形として見 えてくるので,その知覚的変化の過程を観察するという テーマもあったそうです(卒業生の椎名健筑波大学名誉 教授からの伝聞)。類似の知覚の変化が近年になって新 しい錯視現象として報告されています(Ito, 2012)が, もしかしたら当時の千葉大心理学講座の教員,学生は, この現象を,授業の一環としてすでに観察していたのか もしれません。 この時期の研究室には,実験施設としてもユニークな ものがいくつもあったそうです。例えば,「キリンの部 屋」と呼ばれる,二階を吹き抜きにした,天井の高い実 験室がありました。そこでは,垂直方向での距離と大き さの関係の知覚に関する実験が行われました。残念なが ら,校舎の改修のため,当時の実験室はすでに残ってい

Copyright 2017. The Japanese Psychonomic Society. All rights reserved. Corresponding address: Department of Psychology, Faculty

of Letters, Chiba University, 1–33 Yayoi, Inage, Chiba 263– 8522, Japan. E-mail: michikawa@chiba-u.jp

Figure 1. Group photograph of department of Psychol-ogy at Chiba University, March, 1954. Professor Mori-naga is the fourth person from left in front row.

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ませんが,現在も,暗室やシールドルーム,行動観察室 など,基礎系の心理学研究のための研究環境が整えられ ています。 文学部の後の大学院としては,人文社会科学研究科 の総合文化研究専攻人間行動教育研究分野(修士課程。 2017年度から人文公共学府基盤文化コースに改組予定), 融合科学研究科の情報科学専攻知能情報コース(博士課 程。2017年度から融合理工学府情報科学コースに改組) と続きます。これらの大学院では,後述するように,文 理融合的な教育が行われています。修士課程と博士課程 とで研究科の名称が変わるために,学部から修士課程, 博士課程という流れがわかりにくいかもしれません。し かしながら,千葉大内部からの大学院進学者は学部時代 からの研究を発展させて研究を行う者がほとんどです。 また,千葉大以外の大学からの進学者も数多くいます。 工学部にも心理学系の研究室があります。千葉大学工 学部の前身は,東京高等工芸学校です。この学校は,工 業学校と美術学校との境界領域である産業デザインの専 門学校として1921年に設立されたものでした。そのた め,工学部では伝統的に画像やデザインに関する教育研 究が盛んに行われており,今でもその流れを継承する研 究室が多くあります。こうした研究室として,デザイン や画像工学,イメージング科学を専門としている研究室 では,心理物理学などの基礎心理学的手法に基づく研究 を行っている研究室が多くあります。 工学系の大学院としては,工学研究科と融合科学研究 科があります(どちらに進学するかは,研究室の専門性 に対応して決められます。また,後述するように,2017 年度からはこれらの研究科は融合理工学府に統合されま す)。融合科学研究科は,上述したように,文学部の学 生が博士課程で進学する研究科でもあります。 工学研究科,融合科学研究科のどちらにおいても,心 理系のコースでは文理融合的な教育,研究が行われてい ます。たとえば,文系,工学系の基礎心理系研究室に所 属する教員がともに担当する,人間の知覚認知特性と画 像を中心としたものづくりとをつなげる専門科目などが 設けられています。 ここまで紹介してきたように,千葉大の基礎心理学系 の研究室は複数の部局にわたって存在しています。千葉 大の基礎系の心理学研究室の特徴は,これら複数の部局 に所属する教員,研究者,大学院生間での教育,研究交 流も活発に行われている点でしょう。たとえば,これら の部局に所属する教員が参加して,学際的な研究プロ ジェクトがいくつも展開されています。 また,視覚に関する千葉大内の研究者が運営する千葉 視覚研究会 (http://vision-lab.tp.chiba-u.jp/~mizokami/Chiba Shikaku.htm) では,月一度のペースで,千葉大学内外か ら招聘した講演者による講演が行われています。海外の 研究者に講演を依頼することもあります。千葉大学内の 教員,学生だけではなく,学外からの参加者も多く参加 しています。人文公共学府,融合理工学府の心理学関連 の研究室に所属する大学院生が主催する研究会Cognitive Science Meeting (略称CSM. https://sites.google.com/site/chiba csm/)もおおよそ月一回のペースで開かれています。こ の研究会は,大学院生自身が大学内外の研究者に講演を 依頼し,自由な議論を交えることのできる雰囲気で運営 されているもので,こちらにも,他大学の大学院生が参 加しています。さらには,文学部の研究室の中には,認 知行動療法を学ぶ医学研究院「千葉大学子どものこころ の発達教育研究センター」の運営や研究にも参加してい るところもあります。 このように,千葉大学内の異なる部局間での教育,研 究をめぐる交流は盛んです。そのような状況が出来上がっ た原因の一つは,上述したように,大学院教育において 積極的に文理融合が図られてきたことだと思われます。 2017年度からは工学研究科,融合科学研究科と理学研 究科が統合され,融合理工学府が創設されます。今後, さらに文理融合的で学際的な教育,研究が発展すること になると期待されています。 各研究室の紹介 文系の基礎心理学系研究室 a)心理学専修 日本には文学部や文系の学部で心理学を専攻できる大 学が数多くありますが,千葉大の心理学関係の研究室で は,特に実証科学的な基礎心理学を重視しています。学 部,大学院ともに,単に既存の知識を習得するだけでは なく,科学的な研究法を理解し,自ら実験や調査などを 行って新しい知見を見出すことができる人の養成を目指 した体系的なカリキュラムを用意しています。 学部生は,1年次,行動科学コースとして入学し,心 理学だけではなく,哲学,社会学,文化人類学,認知情 報科学の基礎を学びます。2年生進学の段階で専修が決 定されます。心理学専修の2年生は,基礎心理学実験の 基礎や,心理学一般の知見について英語の概説書を読み ながら学ぶ演習を履修します。また,知覚,認知,高次 認知,人格,社会といった心理学の諸分野の基本的問題 や研究の方法論について学びます。3年の前半で研究室 に配属し,卒業論文に向けた実験研究を開始します。 3年次の終了時には,1年の研究成果を「中級論文」と

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してまとめます。4年次には,3年次の研究を発展させ る形で卒業論文研究が展開されます。このカリキュラム では,実質的には1年よりも長い期間にわたって卒業論 文研究を実施することになるため,レベルの高い論文が 書かれることもあります。 2年次から実験演習などで苦労するため,各学年の学生 はとても仲が良くなります。また,それぞれの研究室の ゼミなどを通して,教員や上級生,院生が実験プログラ ムや装置の作成,実験の実施をサポートするため,学生 間の縦のつながりも,他の文学系の専修より強いように 思います。こうした学生間のつながりは,文学部棟5階 にある,学生の溜まり場となっている「小集団実験室」 (通称「控え室」)などで形成されます(Figure 2)。 心理学専修の学生の参加する行事としては,硬いもの から柔らかいものまでさまざまあります。春は学部や大 学院の新しい参加者を歓迎する歓迎会,中級論文発表会 があります。これは,3年の間に実施した実験(卒業論 文研究の予備的な内容になることが多い)の成果を新4 年生が発表するものです。秋は卒業論文中間発表会があ り,冬は修士論文発表会,卒業論文発表会と続きます。 このうち,特に卒業論文発表会は講座にとって一番大事 な行事で,学部卒業生,大学院修了生も参加することの ある,外部にもオープンにしている研究のお披露目の場 となっています (Figure 3)。発表会の後は,講座メンバー 全員が集まっての打ち上げとなります。 3 年次以降の学生に対する研究指導は,6 名の教員 (Figure 4)が研究室ゼミの形で行っています。以下,そ れぞれの教員の研究の概略を紹介しておきます。 須藤昇教授は,記憶を中心に,思考,意思決定など高 次の認知過程を研究しています。研究テーマとしては, 建物や公園などの事物と経路の記憶の分離,経験してい ないはずのできごとを記億していると感ずる虚記憶現 象,多くの情報に基づく決定に期待や不安などの感情が 及ぼす影響などがあります。 若林明雄教授は個人差心理学が専門です。認知的能力 や性格などの個人差の測定とそのメカニズムを解明する ことを目的として,実験的アプローチによって検討して います。最近の研究テーマとしては,表情の判断や視線 の方向の検出,心の理論関連能力,認知スタイルなどの 個人差と生理的指標との対応関係,社会的な認知処理を 行うときの脳の状態の変化,などがあります。平成28年 度から5年間の予定で科研費新学術領域研究として,生 物・神経・医学・工学領域との学際共同研究の「多様な 個性を創発する脳システムの統合的理解」(代表・東北 大学医学系研究院教授大隅典子)の計画研究代表として 「ヒトの認知機能の個性の基本構造のモデル化と脳画像 解析による脳神経基盤の解明」を試みています。 木村英司教授の専門は知覚心理学です。人間の視知 覚,なかでも両眼情報の統合過程,明るさや色を見る仕 組みなどを研究しています。人間がさまざまな刺激に対 Figure 2. Activity in “Small Group Lab,” February, 2017.

Figure 3. Presentation of graduation theses at the 1st Laboratory in department of psychology, February 15th, 1958.

Figure 4. Department of Psychology, Chiba University, February, 2017. From left to right, Assistant Professor Junji Yanagi, Associate Professor Chikae Isobe, sor Akio Wakabayashi, Professor Noboru Suto, Profes-sor Eiji Kimura, and ProfesProfes-sor Makoto Ichikawa.

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して行う意識的な反応と,刺激によって瞳孔に生じる不 随意的な反応を測定するという手法を用いて,視覚処理 メカニズムの解明を目指しています。 柳淳二助教も知覚心理学を専門としています。人間の 視覚,特に動きや奥行きを見ることについて実験的に調 べています。たとえば,動いている対象の速さや向きな どがどのように見えているのかを詳しく調べてみると, 実際の動き方と違っていることがあります。この見えの ずれ方の特徴や法則性を手がかりにして,人間の視覚シ ステムの働きやメカニズムを探っています。 礒部智加衣准教授の専門は社会心理学です。なかでも 集団内–外の関係を専門としています。特に,どのよう な時に,仲間もしくは他の集団(の人)を受け入れるか を検討しています。人は,どのような状況でどのように 自分自身を捉えるのか,またそれが集団における行動に どのような影響を及ぼすのかといった視点からアプロー チしています。 最後に,著者(一川)は,実験心理学的手法を用いて 人間の知覚認知過程や感性の特性について研究していま す。特に,体験される時間や空間の特徴についてさまざ まな手法で検討しています。また,能動的行動が知覚や 認知に及ぼす影響,注意や意識と印象形成過程との相互 作用,視覚や聴覚間の相互作用などについて調べていま す。 b)認知情報科学専修 文学部の認知情報科学専修においても,基礎心理学的 な方法論で教育,研究が行われています。心理学専修と ともに,心理学研究・心理学周辺領域研究拠点における 大きな多様性を形成しています。 伝康晴教授は言語情報処理が専門で,言語学・心理学・ 情報学にまたがる複合領域で研究を行っています。人間 の対面コミュニケーションについて,文法や韻律に加え, 身振りや視線などの非言語行動も含めた多様な側面から 研究しています。松香敏彦教授は計算モデルが専門で, 特に,人間の高次認知情報処理過程を,行動実験を用い て研究しています。また,そのデータと計算モデルを用 いたシミュレーションによって認知モデルの構築や人工 知能の開発も行っています。阿部明典教授は人工知能が 専門で,知的推論の研究をしています。また,将来のリ スクや利益となるものを発見するチャンス発見,ことば の感性的側面(詩の創作,キャッチコピーなど)に注目 したことば工学も研究しています。牛谷智一准教授と渡 辺安里依助教の専門は比較認知です。ヒトの認知機能が どのような適応のために進化してきたのか理解するため, 認知機能の動物種間比較を通じ,その多様性を調べてい ます。例えば,動物がどのように世界を見ているか,空 間をどのように認識しているかといった問題や,メタ認 知やエピソード記憶などの高次認知に関して調べていま す。 これら文学部の心理系の研究室での修士,博士の学位 取得者は社会の各方面で活躍しています。一般企業にお いて人間のデータを取り扱うセクションで活躍している 修了者も数多くいます。大学や公共機関,企業の研究所 などで心理学関連の仕事に従事する卒業生も数多くいま す。また,心理学の専門知識が必要とされる家庭裁判所 や少年院,児童相談所などで国家公務員,地方公務員と して働く卒業生が数多くいます。 工学系の基礎心理系研究室 上述したように,工学系にも,デザイン科学やイメー ジング科学分野のコースに,基礎心理学系の研究室があ ります。学部や研究科における基礎心理学者の数は文系 の専攻ほど多くありませんが,それぞれの研究室では, 心理物理学など,基礎心理学的な研究手法での研究が行 われており,文系の基礎心理学系の研究室との交流も盛 んです。 a)デザイン科学専攻 デザイン科学専攻デザイン科学コースには,日本で唯 一のデザイン心理学研究室があります。心理系の教員 が,「ユーザ視点のデザイン」を目指して研究・制作活 動を行っています。 日比野治雄教授は,デザインを心理学的な視点 (特に 知覚心理学) から考察する研究を行っています。環境や 製品全般を心理学の観点から扱っていて,その評価およ び改善・開発が目指されています。小山慎一准教授は, 触覚と痛み,顔と表情の認知,都市景観・工場景観, パッケージや広告の視認性,広告に関する消費者行動に ついて研究しています。また,脳損傷患者に見やすい表 示のデザイン,光に過敏な人にやさしい表示のデザイ ン,片頭痛に伴う視覚症状,読字障害 (dyslexia)といっ た,神経心理学的な研究も行っています。 デザイン工学系の研究室の大学院修了生は,一般企業 において,デザイン,人間特性に関連した研究所やデザ インに関連した部署で数多く活躍しています。また,大 学や公共機関(特に留学生)に従事する修了生も数多く いますし,特許庁などの国家公務員,地方公務員として 働く卒業生も数多くいます。 b)創成工学専攻 創成工学専攻デザインコースのコミュニケーションデ ザイン研究室の桐谷佳恵准教授は,コミュニケーション

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支援研究,情報ゲシュタルトの切り出しと可視化の研究, 化粧における色誘導の研究,実験現象学の今日的意義の 検討など行っています。研究室の大学院修了生は,広告 代理店やメーカーのデザイン部のほか,さまざまな一般 企業で活躍しています。 また,創成工学専攻イメージング科学コースの視覚情 報工学研究室の溝上陽子准教授の専門は視覚心理物理学 や視覚情報処理で,色覚を中心に研究を行っています。 特に,色の恒常性,照明認識と色知覚,自然の色分布, 色弁別のメカニズム,色の見えモデルなどのテーマにつ いて研究を行っています。カメラ,印刷,複写機,精密 機器関係の企業で,カラーマネージメントや画像処理, 視感評価に関わる部署で数多く活躍しています。また, 大学などで視覚科学に関連した分野の研究職に就いてい る修了生もいます。 お わ り に このように,千葉大学では,さまざまな研究分野で基 礎心理学の方法論に則った教育,研究が実践されていま す。異なる研究室間の交流も盛んです。普段からさまざ まな研究会なども行われているので,もし千葉大学の基 礎心理学系の研究に興味を持たれた読者は,研究会など に参加したり,教員にコンタクトを取ったりしていただ ければと思います。 文   献

Ito, H. (2012). Cortical shape adaptation transforms a circle into a hexagon: A novel afterimage illusion. Psychological

Science, 23, 126–132.

大山 正 (2009).盛永四郎の生涯と業績 基礎心理学 研究,28, 109–112.

Figure 1. Group photograph of department of Psychol- Psychol-ogy at Chiba University, March, 1954
Figure 3. Presentation of graduation theses at the 1st  Laboratory in department of psychology, February  15th, 1958.

参照

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